JP2589855Y2 - マウント - Google Patents

マウント

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JP2589855Y2
JP2589855Y2 JP1992045753U JP4575392U JP2589855Y2 JP 2589855 Y2 JP2589855 Y2 JP 2589855Y2 JP 1992045753 U JP1992045753 U JP 1992045753U JP 4575392 U JP4575392 U JP 4575392U JP 2589855 Y2 JP2589855 Y2 JP 2589855Y2
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修一 松本
洋 西村
修 猪股
英之 谷田
隆紀 中村
義明 岸
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エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防振のためのマウント
であって、例えば、自動車においてプロペラシャフトを
支持するセンターベアリングサポートを取り付けるため
に使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のプロペラシャフトは、図16に
示すようなセンターベアリングサポート10によって回
転自在に支持されており、このセンターベアリングサポ
ート10は、ブラケット20及びこのブラケット20の
両端の、防振機能を有するマウント30を介して車体下
部に取り付けられている。
【0003】マウント30は、図17に示すように、ア
ッパーブッシュ30Aと、ロアーブッシュ30Bからな
り、このうち、アッパーブッシュ30Aは、内径からス
リーブ31aが一体的に延設された上端の第一の座金3
1と、前記スリーブ31aの外周に配置された第一の保
持リング32と、これら第一の座金31と第一の保持リ
ング32の間に加硫成形かつ接着された第一のエラスト
マーリング33を有する。またロアーブッシュ30B
は、第一の保持リング32に対向する第二の保持リング
34と、前記スリーブ31aの下端に嵌め込まれる第二
の座金35と、この第二の座金35と第二の保持リング
34の間に加硫成形かつ接着された第二のエラストマー
リング36とを有する。そしてこのマウント30は、ロ
アーブッシュ30Bが前記スリーブ31aの外周に圧入
され、図18に示すように、第一及び第二の保持リング
32,34間に形成される溝状部に、相手側支持部材で
ある前記ブラケット20に形成した取付孔21の周縁部
を挟み込んだ状態で、スリーブ31aに挿通したボルト
40によって組み付け固定される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のマウント30は、センターベアリングサポート
10のブラケット20に対する第一及び第二の保持リン
グ32,34の挟持力を、第一及び第二のエラストマー
リング33,36の圧縮に対する反発力にのみ依存して
いるため、前記挟持力を十分に強力なものとすることが
困難であり、しかもエラストマーリング33,36の経
時的な永久歪の発生によっても前記挟持力が低下するた
め、自動車走行中の振動の入力に伴って、これらブラケ
ット20と保持リング32,34が互いに衝接し、耳障
りな金属音を発生する恐れがあった。
【0005】本考案は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その技術的課題とするところは、振動入力
時に、第一及び第二の保持リングと、その間に保持され
る相手側支持部材との衝接による金属音の発生を防止す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題は、本考
案によって有効に解決することができる。すなわち本考
案に係るマウントは、第一の保持リングは第一の座金の
筒状スリーブと同方向に延びる内径軸方向部を有し、前
記第一及び第二の保持リングの対向端面が相手側支持部
材の取付孔の周縁部を圧接挟持した状態で、前記内径軸
方向部の外周面と前記第二の保持リングの内周面が径方
向に互いに重なり合った圧接嵌合状態にあること、ある
いは、第一及び第二の保持リングの内径軸方向部と、相
手側支持部材の取付孔を、互いに圧接嵌合してなるこ
と、あるいは、相手側支持部材に形成した複数の突起
と、第一の保持リング又は第二の保持リングの外縁部
を、互いに圧接させてなること、あるいは、第一及び第
二の保持リングのうち少なくとも一方又は前記相手側支
持部材の取付孔周囲に形成した複数の突起と、前記相手
側支持部材の取付孔周囲又は前記第一及び第二の保持リ
ングのうち少なくとも一方に開設した嵌合孔を、互いに
圧入嵌合してなること、あるいは、第一及び第二の保持
リングは相手側支持部材の取付孔に挿入される内径軸方
向部を有し、この第一及び第二の保持リングの対向端面
及び前記内径軸方向部の外周面とこれに対向する前記取
付孔の周縁部及び内周面との間に、エラストマー膜を介
在させてなること、を特徴とする。
【0007】
【作用】本考案のマウントによれば、第一の保持リング
の内径軸方向部と第二の保持リングの内周面を圧入嵌合
して互いに一体化することによって、センターベアリン
グサポートのブラケット等の相手側支持部材に対する
持力が高まって支持が安定し、相手側支持部材の変位に
追随するため、振動入力時におけるこの相手側支持部材
と第一及び第二の保持リングの相対的な遊動による衝接
動作及びこれによる金属音の発生を防止することができ
る。また、第一及び第二の保持リングの内径軸方向部
と、相手側支持部材の取付孔を互いに圧接嵌合するか、
あるいは、相手側支持部材に形成した複数の突起と、第
一の保持リング又は第二の保持リングの外縁部を互いに
圧接させるか、あるいは、第一及び第二の保持リングの
うち少なくとも一方又は相手側支持部材の取付孔周囲に
形成した複数の突起と、相手側支持部材の取付孔周囲又
は第一及び第二の保持リングのうち少なくとも一方に開
設した嵌合孔を、互いに圧入嵌合することによって、相
手側支持部材が第一及び第二の保持リングのうち少なく
とも一方に拘束されるので、前記衝接動作を防止するこ
とができる。また、第一及び第二の保持リングの対向端
面及び内径軸方向部の外周面とこれに対向する前記取付
孔の周縁部及び内周面との間に介在させたエラストマー
膜は、緩衝性を有するスペーサとして機能することによ
って第一及び第二の保持リングと相手側支持部材の金属
接触を防止するものである。
【0008】
【実施例】次に、本考案のマウントを、図示の典型的な
実施例を参照しながら説明する。なお、先に述べた図3
の従来構造と重複する部分は同一符号をもって示し、そ
の個々の説明は省略する。
【0009】まず図1に示す第一実施例は、アッパーブ
ッシュ30Aにおける第一の保持リング32を、軸心を
通る平面で切断した断面形状が略L字形、すなわち径方
向に張り出した鍔部32aとその内径端から延びる内径
軸方向部32bからなる形状とする一方、ロアーブッシ
ュ30Bにおける第二の保持リング37を扁平なワッシ
ャ状に形成し、この第二の保持リング37の内径と前記
軸方向部32bの外径を適当な締め代をもって互いに圧
入嵌合したものである。また、この嵌合状態において、
相手側支持部材であるブラケット20の取付孔21の周
縁部が、前記第一の保持リング32の鍔部32aと第二
の保持リング37との互いの対向端面に圧接した状態に
挟持されている。
【0010】すなわち、この構成によると、ブラケット
20に対して第一の保持リング32の鍔部32a及び第
二の保持リング37の対向端面が圧接した挟持状態は、
第一の保持リング32の内径軸方向部32bの外径と第
二の保持リング37の内径の圧接力によって保持され
る。しかも、ブラケット20に対する第一及び第二の保
持リング32,37の拘束力は、第一及び第二のエラス
トマーリング33,36の圧縮に対する反発力に依存す
るものではないので、このエラストマーリング33,3
6の経時的な永久歪の発生による影響を受けない。この
ため、振動入力によってブラケット20、第一の保持リ
ング32及び第二の保持リング37が互いに遊動して衝
接するようなことはなく、金属音の発生が起こらない。
【0011】図2は、上述の第一実施例の変形例とし
て、ロアーブッシュ30Bにおける第二の保持リング3
7も、軸心を通る平面で切断した断面形状を略L字形と
し、すなわち径方向に張り出した鍔部37aとその内径
端から延びる内径軸方向部37bからなる形状とし、こ
の内径軸方向部37bの内径と、アッパーブッシュ30
Aにおける第一の保持リング32の軸方向部32bの外
径とを、適当な締め代をもって互いに圧入嵌合したもの
であり、ブラケット20に対する拘束力を一層高めるこ
とができる。
【0012】図3に示す第二実施例は、第一及び第二の
保持リング32,37を軸心と直交する平面に対して互
いに対称な断面略L字形とし、両保持リング32,37
の内径軸方向部32b,37bと、ブラケット20の取
付孔21を互いに圧接嵌合してなるものである。この構
成によれば、ブラケット20と第一及び第二の保持リン
グ32,37は、前記取付孔21と内径軸方向部32
b,37bの圧接力によって互いに拘束された状態にな
るので、振動が入力されても、ブラケット20と第一及
び第二の保持リング32,37が互いに遊動して衝接す
るのを防止することができる。
【0013】取付孔21と内径軸方向部32b,37b
の圧接嵌合状態は、第一及び第二の保持リング32,3
7の鍔部32a,37aを適当な治具1で矢印F方向に
挟み込むように押圧し、前記内径軸方向部32b,37
bを取付孔21に強制的に圧入することによって得るこ
とができる。この場合、ブラケット20の取付孔21
を、例えば図4(A)に示すような長孔状とし、その短
径部の内面21aと内径軸方向部32b,37bの外周
面の一部が適当な締め代をもって圧接するようにした
り、あるいは同図(B)に示すように、取付孔21の内
面に複数の圧接部22を突設し、各圧接部22の内端と
内径軸方向部32b,37bの外周面の一部が適当な締
め代をもって圧接する形状とすることによって、取付孔
21への内径軸方向部32b,37bの圧入を容易にす
ることができる。
【0014】また、図5(A)に示すように、まず前記
取付孔21と内径軸方向部32b,37bを遊嵌状態に
してから、突起2aを有する治具2を用いてブラケット
20の一部20aを面方向に押圧し、該部20aを同図
(B)に示すように強制的に変形させることによって、
取付孔21と内径軸方向部32b,37bの圧接嵌合状
態を得ることもできる。
【0015】図6に示す第三実施例は、第一及び第二の
保持リング32,37を、軸心と直交する平面に対して
互いに対称な断面略L字形に形成すると共に、ブラケッ
ト20の取付孔21の周囲に、アッパーブッシュ30A
における第一の保持リング32の鍔部32a外縁と適当
な締め代をもって内接するような、ハーフピアスによる
複数(例えば周方向4等配)の突起23を打ち出し形成
し、これら複数の突起23の間に前記第一の保持リング
32を圧入嵌合したものである。この構成によれば、ブ
ラケット20と第一の保持リング32は、その鍔部32
a外縁と突起23の圧接力によって互いに拘束された状
態になるので、振動入力によってブラケット20と第一
及び第二の保持リング32,37が互いに遊動して衝接
するのを防止することができる。なお、突起23を図示
と反対側へ打ち出すことによって、ロアーブッシュ30
Bにおける第二の保持リング37の鍔部37a外縁と圧
接させた構造としても、同様の作用効果が得られる。
【0016】図7及び図8に示す第四実施例は、第一の
保持リング32の鍔部32aの外縁に、複数(例えば周
方向2等配)の突片321を突設すると共に、この突片
321にそれぞれ嵌合孔322を開設し、ブラケット2
0の取付孔21の周りの板面の一部を、ハーフピアス用
の打ち出し治具3(図10参照)を用いて前記嵌合孔3
22内へ突起24を打ち出し形成することによって、こ
の突起24と嵌合孔322とを互いに圧入嵌合状態にし
たものである。この構成によれば、ブラケット20と第
一の保持リング32が、突起24と嵌合孔322の嵌合
によって互いに拘束された状態になる。なお、突片32
1及び嵌合孔322を第二の保持リング37の鍔部37
a側に設け、突起24を図示と反対側へ打ち出して互い
に圧入嵌合させた構造としても、同様の作用効果が得ら
れる。
【0017】図9に示す第五実施例は、ブラケット20
の取付孔21の周囲に、複数(例えば周方向2等配)の
嵌合孔25を開設する一方、第一及び第二の保持リング
32,37の鍔部32a,37aの外縁に、互いに対向
する複数の突片321,371を突設し、図10に示す
ように、この突片321,371の板面の一部を、それ
ぞれハーフピアス用の打ち出し治具3を用いて前記嵌合
孔25内へ突起323,372を打ち出し形成すること
によって、この嵌合孔25と突起323,372とを互
いに圧入嵌合状態にしたものである。この構成によれ
ば、ブラケット20と両保持リング32,37が、嵌合
孔25と突起323,372の嵌合によって互いに拘束
された状態になる。
【0018】図11ないし図13に示す第六実施例は、
アッパーブッシュ30Aにおける第一の保持リング32
の鍔部32aの外縁に、ロアーブッシュ30B側へほぼ
直角に屈曲して延びる複数(例えば周方向2等配)の突
起324を突設し、同様に、ロアーブッシュ30Bにお
ける第二の保持リング37の鍔部37aの外縁に、アッ
パーブッシュ30A側へほぼ直角に屈曲して延びる複数
(例えば周方向2等配)の突起373を突設し、ブラケ
ット20の取付孔21の周囲に、突起324と対応する
嵌合孔26及び突起373と対応する嵌合孔27を開設
したもので、第一の保持リング32の突起324とブラ
ケット20の嵌合孔26、及び第二の保持リング37の
突起373とブラケット20の嵌合孔27は、互いに異
なる位相で圧入嵌合される。突起324,373の先端
には、嵌合孔26,27への圧入を容易にするための面
取りが施されており、ブラケット20と両保持リング3
2,37は、嵌合孔26と突起324の圧接面324a
及び嵌合孔27と突起373の圧接面373aの圧接に
よって互いに拘束された状態になる。
【0019】上述の突起324,373は、図14に示
す変形例のように、その突出方向に延びるスリット32
4b,373bによって、先端側が複数の分割片に分割
された構造にしても良い。この場合は、同図(A)に示
すように、まず嵌合孔26,27に突起324,373
を圧入又は挿入してから、同図(B)に示すように、例
えばマイナス形ドライバのような先鋭な治具4をスリッ
ト324b,373bに割り込ませて前記分割片を開く
ように変形させ、これによって、ブラケット20と保持
リング32,37を、確実に拘束することができる。
【0020】図15に示す第七実施例は、第一及び第二
の保持リング32,37を軸心と直交する平面に対して
互いに対称な断面略L字形とし、ブラケット20に対向
する両保持リング32,37の内面に、第一及び第二の
エラストマーリング33,36から延在されるエラスト
マー膜33a,36aをそれぞれ被着することによっ
て、ブラケット20と第一及び第二の保持リング32,
37の金属接触をなくしたものである。したがって、振
動が入力されても、これらブラケット20と保持リング
32,34が互いに金属同士で衝接することがない。エ
ラストマー膜33a,36aは、ブラケット20と第一
及び第二の保持リング32,37の間に介在しているも
のであれば良いが、本実施例の構成とすれば、第一及び
第二のエラストマーリング33,36の加硫成形時に、
そのエラストマー材料の一部を廻り込ませることによっ
て、エラストマー膜33a,36aを同時に形成するこ
とができるといった利点がある。
【0021】
【考案の効果】本考案のマウントによると、センターベ
アリングサポートのブラケット等の相手側支持部材と、
これを挟持する第一の保持リングと第二の保持リングの
うちの一方又は双方との間に、嵌合による拘束作用ある
いはエラストマー膜による緩衝作用を付与したため、振
動入力時に、前記相手側支持部材と両保持リングが金属
同士で互いに衝接することがなくなり、耳障りな金属音
の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマウントの第一実施例を示す断面
図である。
【図2】上記第一実施例の変形例を示す部分的な断面図
である。
【図3】本考案に係るマウントの第二実施例を示す断面
図である。
【図4】上記第二実施例における第一及び第二の保持リ
ングの内径軸方向部とブラケットの取付孔の圧接嵌合方
法を示す説明図である。
【図5】同じく上記第二実施例における第一及び第二の
保持リングの内径軸方向部とブラケットの取付孔の他の
圧接嵌合方法を示す説明図である。
【図6】本考案に係るマウントの第三実施例を示す断面
図である。
【図7】本考案に係るマウントの第四実施例を示す断面
図である。
【図8】上記第四実施例の平面図である。
【図9】本考案に係るマウントの第五実施例を示す断面
図である。
【図10】上記第五実施例における複数の突起の形成方
法を示す説明図である。
【図11】本考案に係るマウントの第六実施例を示す断
面図である。
【図12】上記第六実施例におけるブラケットの部分的
な平面図である。
【図13】上記第六実施例における要部分離斜視図であ
る。
【図14】上記第六実施例の変形例を示す部分的な断面
図である。
【図15】本考案に係るマウントの第七実施例を示す断
面図である。
【図16】センターベアリングサポートへのマウントの
使用例を示す説明図である。
【図17】従来のマウントの一例を示す組み立て前の状
態の断面図である。
【図18】上記従来マウントの使用状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4 治具 20 ブラケット(相手側支持部材) 21 取付孔 21a 短径部の内面 22 圧接部 23,24,323,324,372,373 突起 25,26,27,322 嵌合孔 30 マウント 30A アッパーブッシュ 30B ロアーブッシュ 31 第一の座金 31a スリーブ 32 第一の保持リング 32a,37a 鍔部 32b,37b 内径軸方向部 321,371 突片 33 第一のエラストマーリング 33a,36a エラストマー膜 35 第二の座金 36 第二のエラストマーリング 37 第二の保持リング
フロントページの続き (72)考案者 西村 洋 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式 会社内 (72)考案者 猪股 修 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式 会社内 (72)考案者 谷田 英之 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式 会社内 (72)考案者 中村 隆紀 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式 会社内 (72)考案者 岸 義明 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社 アツギユニシア内 (56)参考文献 実開 平3−25045(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 1/00 - 6/00 F16F 15/08

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の第一の座金31と第一の保持リン
    グ32の間を第一のエラストマーリング33で同軸的に
    連結したアッパーブッシュ30Aと、前記第一の保持リ
    ング32に対向する第二の保持リング37と他端の第二
    の座金35の間を第二のエラストマーリング36で同軸
    的に連結したロアーブッシュ30Bとを備え、相手側支
    持部材20の取付孔21の周縁部を前記第一及び第二の
    保持リング32,37間に保持してなるマウントにおい
    て、前記第一の保持リング32は前記第一の座金31の
    筒状スリーブ31aと同方向に延びる内径軸方向部32
    bを有し、前記第一及び第二の保持リング32,37の
    対向端面が前記取付孔21の周縁部を圧接挟持した状態
    で、前記内径軸方向部32bの外周面と前記第二の保持
    リング37の内周面が径方向に互いに重なり合った圧接
    嵌合状態にあることを特徴とするマウント。
  2. 【請求項2】 一端の第一の座金31と第一の保持リン
    グ32の間を第一のエラストマーリング33で同軸的に
    連結したアッパーブッシュ30Aと、前記第一の保持リ
    ング32に対向する第二の保持リング37と他端の第二
    の座金35の間を第二のエラストマーリング36で同軸
    的に連結したロアーブッシュ30Bとを備え、相手側支
    持部材20の取付孔21の周縁部を前記第一及び第二の
    保持リング32,37間に保持してなるマウントにおい
    て、前記第一及び第二の保持リング32,37の内径軸
    方向部32b,37bと、前記相手側支持部材20の取
    付孔21が、互いに圧接嵌合してなることを特徴とする
    マウント。
  3. 【請求項3】 一端の第一の座金31と第一の保持リン
    グ32の間を第一のエラストマーリング33で同軸的に
    連結したアッパーブッシュ30Aと、前記第一の保持リ
    ング32に対向する第二の保持リング37と他端の第二
    の座金35の間を第二のエラストマーリング36で同軸
    的に連結したロアーブッシュ30Bとを備え、相手側支
    持部材20の取付孔21の周縁部を前記第一及び第二の
    保持リング32,37間に保持してなるマウントにおい
    て、前記相手側支持部材20に形成した複数の突起23
    と、前記第一の保持リング32又は第二の保持リング3
    7の外縁部を、互いに圧接させてなることを特徴とする
    マウント。
  4. 【請求項4】 一端の第一の座金31と第一の保持リン
    グ32の間を第一のエラストマーリング33で同軸的に
    連結したアッパーブッシュ30Aと、前記第一の保持リ
    ング32に対向する第二の保持リング37と他端の第二
    の座金35の間を第二のエラストマーリング36で同軸
    的に連結したロアーブッシュ30Bとを備え、相手側支
    持部材20の取付孔21の周縁部を前記第一及び第二の
    保持リング32,37間に保持してなるマウントにおい
    て、前記第一及び第二の保持リング32,37のうち少
    なくとも一方又は前記相手側支持部材20の取付孔21
    の周囲に形成した複数の突起24,323,324,3
    72,373と、前記相手側支持部材20の取付孔21
    の周囲又は前記第一及び第二の保持リング32,37の
    うち少なくとも一方に開設した嵌合孔322,25,2
    6,27を、互いに圧入嵌合してなることを特徴とする
    マウント。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、前記複数の突
    起24,323,372は、前記各嵌合孔322,25
    内に打ち出し形成されたものであることを特徴とするマ
    ウント。
  6. 【請求項6】 請求項4の記載において、前記複数の突
    起324,373は、その突出方向に延びるスリット3
    24b,373bで先端側が複数の分割片に分割されて
    いることを特徴とするマウント。
  7. 【請求項7】 一端の第一の座金31と第一の保持リン
    グ32の間を第一のエラストマーリング33で同軸的に
    連結したアッパーブッシュ30Aと、前記第一の保持リ
    ング32に対向する第二の保持リング37と他端の第二
    の座金35の間を第二のエラストマーリング36で同軸
    的に連結したロアーブッシュ30Bとを備え、相手側支
    持部材20の取付孔21の周縁部を前記第一及び第二の
    保持リング32,37間に保持してなるマウントにおい
    て、前記第一及び第二の保持リング32,37は前記取
    付孔21に挿入される内径軸方向部32b,37bを有
    し、この第一及び第二の保持リング32,37の対向端
    面及び前記内径軸方向部32b,37bの外周面とこれ
    に対向する前記取付孔21の周縁部及び内周面との間
    に、エラストマー膜33a,36aを介在させてなるこ
    とを特徴とするマウント。
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