JP2584268Y2 - 補修材注入器具の取付座片 - Google Patents

補修材注入器具の取付座片

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物、擁壁、トンネル
など既設コンクリート構造物で発生された微細なクラッ
クに補修注入材を注入させる補修材注入器具が、簡便に
着脱できる補修材注入器具の取付座片に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物で発生された
クラックの補修には、エポキシ樹脂系注入材やセメント
系注入材などの補修材を、クラック内に加圧注入させる
補修材加圧注入器具を目的注入位置で、所要間隔で取り
付けられる各取付座に装着させて自動注入できる方式が
採用されている。そして、この補修材の自動注入器は、 (a) 目的注入位置に固着された取付座片の注入口に対し
て、内部に所要量の補修材が収容できる容器を、その先
端に備えた注出口を装着させて、この容器の背後から押
圧力が付勢できる加圧機構を所有する小形の注入器を用
いる方式。 (b) 目的注入位置に固着された取付座片の注入口に対し
て装着できる注出口をそなえたシリンダ内に補修材を入
れて、シリンダピストンに加圧力が付加されるようにさ
れた小形の注入器を用いる方式。などが知られている。
【0003】前記の公知手段として、(a) の方式では、
例えば特開昭61−4566号公報、特開昭61−10
9866号公報などで知られている。また、(b) の方式
では、特開昭58−123971号公報などで知られて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述のようなコンクリ
ート構造物におけるクラックの補修工事に用いられてい
る補修材注入器とその取付座にあっては、多くの問題点
がある。たとえば、 (a) の方式では、補修材の注入器具全体の重量を、補修
されるコンクリート構造物の壁面に付着された取付座片
のボスに対して、接続管を螺合装着させて支持されるの
で、構造は簡単であるが、補修材注入器具においてこの
補修材の注入直前に接続管に対して補修材入り容器の出
口と接手を介して連結組み立てられた後に、前記取付座
片に取り付けられるので、漏液のないように組み立てね
ばならない。したがって、作業性が悪い。また、注入器
具の全体重量が重くなるので、取付座片も強度的に頑丈
なものが要求される。
【0005】 (b) の方式では、取付座片に加圧操作用のゴム条帯を引
き掛ける係止片を必要とする。また注入器具としては、
シリンダ型になっているので、補修材がセメント系補修
材のように固形成分を有するものでは、内壁面が摩耗し
てピストンの動きが円滑でなくなる。しかも、加圧操作
に用いられるゴム条帯が外気温の影響を受けて安定した
加圧力を得ることが困難である。
【0006】本考案者は、従来の補修材注入器具にあっ
ては前述のような問題点を有しているので、これをより
合理化して簡単に取り扱えて、しかも補修材の材質にか
かわりなく加圧注入できて、全体構造が軽量簡易化でき
る補修材注入器具として、前記(a) の形式におけるケー
シングの一端部を開放形にし、その開放端部に係止爪を
備えた図9に表されるような形状のものを先に得たので
ある。
【0007】この形式では、取付座片10a 表面にケーシ
ング30側の係止爪32が係合して係止できる係止部15a を
備え、この取付座片10a と補修材容器20とを除く他の部
分は繰り返し使用されるようになっているので、注入操
作後ケーシング30の係止爪32が取付座片10a の係止部係
止溝17a から取り外されるようにされている。ところが
この先に考案されたものでは、その係止溝17a が座板11
a の表面と同じ高さで形成されているので、注入時座板
11a とコンクリート建造物の面のクラックとの間に生じ
た隙間から補修材が漏出して取付座片10a の係止溝17a
に侵入して、補修作業終了後に取付座片10a からケーシ
ング30の係止爪32を取り外せなくなるトラブルが生じる
ことが判った。その一因は、取付座片10a を被補修部の
クラックC に対して係止部15a が沿うように取り付けら
れると、図10(a) で示されるようにクラックC が係止部
15a の下側に位置して閉鎖されている。しかし、図10
(b)で示されるようにクラックC に対して係止部15a が
ずれた位置になるとクラックC 表面を充分シールしてお
かないとこのクラックC と座板11a との僅かな隙間から
注入されている補修材が漏れて、この漏出した補修材が
係止溝17a 部に侵入することになる。
【0008】本考案では、前述のような問題点を解決し
て、簡素化された補修材注入器を安定状態に支持でき
て、しかも作業終了後は無理なく取り外せるようにされ
た構成の補修材注入器具の取付座片を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案は、伸縮自在の補修材容器と、この補修材容
器に押圧力を加える加圧体と、これら補修材容器および
加圧体を収容し略円筒状で先端開口部に係止爪を有する
ケーシングとを備える補修材注入器具を補修目的箇所に
固着する補修材注入器具の取付座片であって、この取付
座片の表面上には、中央部に前記補修材容器を螺合装着
するボス部が設けられるとともに、周縁部に前記ケーシ
ングを係止する複数の係止部が設けられ、この係止部
は、前記係止爪を一方向に回動させることにより受け入
れ得る切込みを有して、かつこの係止爪に軸線方向の押
圧力を加えつつ逆回動させると外脱できる機構を備え、
この係止部が取付座片の座板表面より高くなるように設
けられていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このような構成の本考案補修材注入器具の取付
座片は、コンクリート構造物の補修目的位置の表面に貼
着された取付座片に対して補修材が充填された補修材容
器が装着された後に、予め例えばコイルバネ等の加圧体
が蓄勢状態にされて組み込まれているケーシングを、こ
のケーシングの内部に補修材容器が収容されるようにし
て取付座片の係止部にケーシング開口端部の係止爪を一
方向に回動させて係合させる。次いで、加圧体が付勢状
態とされ、この加圧体の作用によりケーシング内部の補
修材容器が圧縮されて補修材が補修目的箇所に注入され
る。この補修材の注入後においてはケーシングは取付座
片から取り外されて再利用される。この際取付座片のケ
ーシング係止部が、座板表面よりも高く設けられている
ので、注入される補修材が漏れだして座板表面に付着さ
れるようなことになっても、係止部の切込みまで侵入す
ることがない。また、ケーシングの係止爪が受け入れら
れる切込みの両側で、座板が張り出している形状にして
あることが、補修材の切込みへの侵入を阻止するのに好
ましい。こうして、ケーシングの取り外しが損なわれる
ことがなくなるため、ケーシングの再利用化を促進する
ことができる。また、取付座片にケーシングを係止する
係止部と補修材容器を螺合装着するボス部とがそれぞれ
設けられることにより、全体構造が軽量簡易化されてい
る補修材注入器を容易に装着することができるととも
に、安定状態に支持することができる。
【0011】
【実施例】次に、本考案の補修材注入器具の取付座片を
一実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示されるのは、本考案の取付座片と補修材注入器
具とを組み合わせた一具体例縦断面図であり、図2に示
されるのは図1のII−II視断面図であり、図3に示され
るのは本考案取付座片の正面図、図4に示されるのは取
付座片の係止部とケーシングの係止爪との係合関係を表
す要部拡大断面図であり、図5は図4のV−V 視図であ
り、図6乃至図8は使用態様を示す図である。
【0012】図1乃至図5において示されるように、本
考案の取付座片10は、合成樹脂製であって、円形状の座
板11表面中央部に注入口12が設けられ、この注入口12と
同心でボス13が突設されてあり、このボス13には補修材
注入器1 の補修材容器20のネジ首部21が螺合装着できる
ネジ孔14を備えている。また、座板11の周縁に少なくと
も2箇所で、ケーシング30装着用の係止部15が設けられ
ている。
【0013】この係止部15は、座板11上で外周側に受け
止め部分16を備えた半径方向の縦断面L字状の係止溝17
が、円周方向(具体例では時計方向)に形成されてい
る。また、この係止部15の受け止め部分16の係止面16'
には、図5で示されているように係止凹部18が設けられ
る。さらに、この係止部15は図4で明らかなように、座
板11の表面から適宜量高くされて係止溝17が設けられて
いる。しかも、係止部15の側部は外周縁を張り出させ
て、座の裏面からはみ出す補修材が座板11の表面側に乗
り上げて、係止溝17に移行しないように阻止する流入阻
止部11' を形成されている。
【0014】前記取付座片10に設けられる注入口12につ
いては、取り扱われる補修材によって口径が選択され
る。すなわち、エポキシ樹脂系の補修材を用いる場合に
比べて、セメント系の補修材を用いる場合には、注入口
12の口径が大きいものを用いることが好ましい。また、
図3に表れている4個の透かし孔19は、取付座片10をコ
ンクリート構造物の面に接着させる際に、接着剤が入り
込んで固着状態を高める作用をさせるためのものであ
る。
【0015】本考案で組み合わせて使用される補修材注
入器具1 は、図1に1例を示されるように、被補修面に
対して取り付けられる本考案の前記取付座片10と、この
取付座片10の表面中央のボス13部にネジ首部22を螺合装
着できる蛇腹状の補修材容器20と、操作桿45の先端に取
り付く面板47を介して前記補修材容器20に押圧力を加え
るコイルバネ40と、このコイルバネ40並びに前記補修材
容器20を収容できて加圧反力を受支できるケーシング30
とで構成されている。
【0016】補修材容器20は、胴部21が軸線方向に伸縮
自在な蛇腹状に形成された合成樹脂製で、この容器20の
ネジ首部22先端面23が、前記取付座片10のボス13部ネジ
孔14に螺合させた状態で、そのネジ孔14底の突状環14'
に接触されてシール機能が発揮される環状平面に形成さ
れている。
【0017】ケーシング30は、合成樹脂で有蓋円筒状に
形成され、開口端縁31には相対向する位置に、係止爪32
が鍵部32' を外向きにされて対称に設けられている。そ
して、蓋部33の中心には、操作桿45が貫通される孔34を
有し、かつこの孔34を横断して両側へ操作桿45付設の係
止羽根46が通り得るスリット35が設けられている。な
お、蓋部33外面には、前記スリット35位置からほぼ90
°変位された位置に、前記操作桿45付設の係止羽根46が
受け止められる浅い係止溝が孔34を横断して設けられて
いる。
【0018】前記ケーシング30の係止爪32には、その鍵
部32' 上面に、前記取付座片10の係止部15における受け
止め部分16に設けられる係止凹部18と係合したならば、
自由回動が阻止される係止突起37が付設されている。
【0019】コイルバネ40は、自由長が組立状態で前記
補修材容器20を最大限圧縮させ得る寸法に形成されてい
る。このコイルバネ40を蓄勢保持状態と加圧状態とに切
り替え操作される操作桿45の基端には、加圧面板47が取
り付いており、この操作桿45の先端側に、操作ハンドル
48が軸線に直交されて付設されている。なお、符号49は
操作桿45の基部で四方に突出されてコイルバネ40の横ず
れを防止するガイド片である。
【0020】本考案の取付座片10は、使用に際して、ま
ず図6に示されるように、補修しようとするコンクリー
ト建造物のクラックC 発生箇所の表面に、従来と同様に
所要の間隔をおいて、この取付座片10の注入口12が位置
されるように接着剤(例えばエポキシ樹脂系接着剤)で
接着させる。この際、取付座片10の座板11には、複数個
の透かし孔19に接着剤が入り込んで、接着性が高められ
る。
【0021】次に所要の補修材を収容された補修材容器
20のネジ首部22を取付座片10のボス13内にねじ込んで装
着させる。その後に、ケーシング30を、その内端部に操
作桿45と一体の面板47によってコイルバネ40が圧縮蓄勢
された状態に保たせて、このケーシング30開口端部か
ら、図7で示されるように、前記取付座片10に装着され
る補修材容器20を内部に収容させるべく被嵌させて、こ
のケーシング30開口端縁31に突設される複数の係止爪32
を、取付座片10の係止部15に、この係止部15の係止溝17
に対して、鍵形をした係止爪32の鍵部32' を係合させて
取り付けられる。この際、この係止爪32は鍵部32' 前端
面を取付座片10の座板11表面に押し付けるようにして一
方向(この具体例では時計方向)に回動させれば、各係
止部15の係止溝17内に係止爪32の鍵部32' が導入され、
この鍵部32' が係止溝17の終端に接するまで回動させて
押圧力を除くと、図5で示されるように係止部の受け止
め部分16の係止面16' に設けられた係止凹部18に、係止
爪32の鍵部32' 表面に設けられる係止突起37が係合され
る。
【0022】この状態で先に取付座片10に装着されてい
る補修材容器20がケーシング30内に収容されて図1で表
されているように、ケーシング30とこれに組み込まれて
いるコイルバネ40、並びにこのコイルバネ40を蓄勢状態
に係止させる操作桿45内端の面板47が同一軸線上に揃え
られる。
【0023】そこで、ケーシング30外に突き出している
操作桿45端の操作ハンドル48を、前記コイルバネ40の推
力に抗して引き、その操作桿45をほぼ90°回動させて
係止羽根46が蓋部33のスリット35内に挿入されるように
操作させる。
【0024】この際、取付座片10の係止部15に係合係止
されているケーシング30の係止爪32は、係止部15の受け
止め部分16における係止凹部18に、係止爪32の鍵部32'
に設けられている係止突起37がコイルバネ40の蓄勢反力
でより強く係止力が作用して、操作ハンドル48の回動に
よるコイルバネ40の捻り反発力での係止爪32が係止溝か
らの解脱作用を阻止できて、ケーシング30は取付座片10
に確実に連結される。
【0025】以後、コイルバネ40の圧縮係止力が除かれ
るので、このコイルバネ40の蓄勢力が面板47を介して補
修材容器20後端に付勢され、収容されている補修材が出
口から取付座片10の注入口12を通ってクラックC 内に注
入されることになる。このコイルバネ40による推力に対
する反力は、ケーシング30の係止爪32と取付座片10の係
止部15とでの係止力によってコンクリート建造物A に受
け止められ、前述したように取付座片10とケーシング30
とが同一軸線上に合致して組み立てられているので、当
然、補修材容器20と操作桿45との軸心線も合致すること
になって、コイルバネ40の推力が確実に伝達され、クラ
ックC 側の状態に対応されて継続的に注入される。もち
ろん、この注入操作中は、全く人手を加えることはな
い。
【0026】また、本考案の取付座片10は、係止部15が
座板11の表面よりも高い位置にて係止溝17を設け、かつ
この係止部15の側部での座板部分が周縁に張り出して流
入阻止部11' を設けているので、この取付座片10をクラ
ックC 部に取り付ける際に、その取付の向きがどのよう
な方向であっても、補修材の注入が行われている間に、
補修材の漏出による係止溝17に対する補修材の侵入は防
止され、組み立てられているケーシング30の係止爪32が
係止溝17から取り外しできなくなることはない。
【0027】注入操作が終わって所要時間経過して注入
器具の撤去に際しては、図8にて示されるように補修材
容器20の胴部21が押し縮められた状態になっているので
(補修材の充填量が少ない場合には容器の胴部21が図示
よりも長い状態で内容物が硬化されていることもあ
る)、ケーシング30を押し付けるようにすれば、係止爪
32の鍵部32' に設けられている係止突起37と係止凹部18
との係止力が弱まって、そのまま逆回転させると係止部
15から係止爪32が脱出されて、取付座片10とケーシング
30との連結が解かれる。したがつて、ケーシング30と付
属しているコイルバネ40及び操作桿45はそのまま次の作
業に使用され、取付座片10並びに補修材容器20は再使用
困難であるから撤去廃棄される。
【0028】
【考案の効果】上述のように、本考案によれば、取付座
片は補修材注入器具のケーシングを取り付ける係止部
が、座板の表面よりも高い位置に係止溝を設けるように
されているとともに、その係止溝に対して座板の周縁部
を外に張り出すようにして、目的位置に取り付ける際に
特別何等の配慮をしなくても問題を生じないように構成
されているので、簡単な構成にされた補修材注入器具の
装着を容易にできて、この種作業の経済性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付座片と補修材注入器具とを組み合
わせた一具体例の縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II視断面図である。
【図3】本考案取付座片の正面図である。
【図4】取付座片の係止部とケーシングの係止爪との係
合関係を表す要部拡大断面図である。
【図5】図4のV−V視図である。
【図6】本考案の補修材注入器具の取付座片使用態様を
示す図であって、壁体面に取付座片が取り付けられ、そ
のボス部に補修材容器が装着されている図である。
【図7】本考案の補修材注入器具の取付座片使用態様を
示す図であって、壁体面に取り付けられる取付座片に、
ケーシングを連結させようとしている図である。
【図8】本考案の補修材注入器具の取付座片使用態様を
示す図であって、補修材容器から補修材が注入された状
態を表している図である。
【図9】先に考案された補修材注入器の縦断面図であ
る。
【図10】従来の取付座片使用態様を示す図であって、
(a) は係止部がクラックに沿って取り付けられている場
合、(b) は係止部がクラックに対してずれた位置に取り
付けられている場合、を示している。
【符号の説明】
1 補修材注入器具 10 取付座片 11 座板 11’ 流入阻止部 12 注入口 13 ボス部 14 ネジ孔 15 係止部 16 受け止め部分 16’ 係止面 17 係止溝 18 係止凹部 20 補修材容器 21 胴部 22 ネジ首部 30 ケーシング 32 係止爪 32’ 鍵部 33 蓋部 34 操作桿の挿通される孔 35 スリット 36 係止溝 37 係止突起 40 コイルバネ 45 操作桿 46 係止羽根 47 面板 48 操作ハンドル C クラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 23/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮自在の補修材容器と、この補修材容
    器に押圧力を加える加圧体と、これら補修材容器および
    加圧体を収容し略円筒状で先端開口部に係止爪を有する
    ケーシングとを備える補修材注入器具を補修目的箇所に
    固着する補修材注入器具の取付座片であって、 この取付座片の表面上には、中央部に前記補修材容器を
    螺合装着するボス部が設けられるとともに、周縁部に前
    記ケーシングを係止する複数の係止部が設けられ、この
    係止部は、前記係止爪を 一方向に回動させることにより
    受け入れ得る切込みを有して、かつこの係止爪に軸線方
    向の押圧力を加えつつ逆回動させると外脱できる機構を
    備え、この係止部が取付座片の座板表面より高くなるよ
    うに設けられていることを特徴とする補修材注入器具の
    取付座片。
  2. 【請求項2】 前記取付座片には、前記係止爪が受け入
    れられる切込みの側部において座板が張り出すように形
    成される流入阻止部が設けられる請求項1に記載の補修
    材注入器具の取付座片。
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