JPH056025U - 補修材注入器具の取付座片 - Google Patents

補修材注入器具の取付座片

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JPH056025U JP6164491U JP6164491U JPH056025U JP H056025 U JPH056025 U JP H056025U JP 6164491 U JP6164491 U JP 6164491U JP 6164491 U JP6164491 U JP 6164491U JP H056025 U JPH056025 U JP H056025U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート建造物の壁部などの剥離やクラ
ックの補修材を自動注入させるのに用いる補修材注入器
具の取付座片である。 【構成】 補修目的箇所に加圧式の補修材注入器具を装
着させる取付座片10は、座板11の表面上に設けられる複
数の係止部15が、注入器具のケーシング30開口端に設け
られる係止爪32を受け入れる係止溝17を有し、この係止
部15の係止溝17が座板11表面よりも高く形成されて、か
つその係止部の側部に座板11の周縁部を張り出させて漏
液の流入阻止部11' が形成されている。 【効果】 補修材の注入操作時に補修材の漏出があって
も、係止部に設けられるケーシング側の係止爪が係止溝
から外脱容易にされ、取付座片を目的位置に取り付ける
際何等考慮しなくとも補修工事終了後注入器具を撤去す
るのに支障はない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物、擁壁、トンネルなど既設コンクリート構造物で発生された微 細なクラックに補修注入材を注入させる補修材注入器具が、簡便に着脱できる補 修材注入器具の取付座片に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート構造物で発生されたクラックの補修には、エポキシ樹脂系 注入材やセメント系注入材などの補修材を、クラック内に加圧注入させる補修材 加圧注入器具を目的注入位置で、所要間隔で取り付けられる各取付座に装着させ て自動注入できる方式が採用されている。そして、この補修材の自動注入器は、 (a) 目的注入位置に固着された取付座片の注入口に対して、内部に所要量の補修 材が収容できる容器を、その先端に備えた注出口を装着させて、この容器の背後 から押圧力が付勢できる加圧機構を所有する小形の注入器を用いる方式。 (b) 目的注入位置に固着された取付座片の注入口に対して装着できる注出口をそ なえたシリンダ内に補修材を入れて、シリンダピストンに加圧力が付加されるよ うにされた小形の注入器を用いる方式。 などが知られている。
【0003】 前記の公知手段として、(a) の方式では、例えば特開昭61−4566号公報 、特開昭61−109866号公報などで知られている。また、(b) の方式では 、特開昭58−123971号公報などで知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述のようなコンクリート構造物におけるクラックの補修工事に用いられてい る補修材注入器とその取付座にあっては、多くの問題点がある。たとえば、 (a) の方式では、補修材の注入器具全体の重量を、補修されるコンクリート構 造物の壁面に付着された取付座片のボスに対して、接続管を螺合装着させて支持 されるので、構造は簡単であるが、補修材注入器具においてこの補修材の注入直 前に接続管に対して補修材入り容器の出口と接手を介して連結組み立てられた後 に、前記取付座片に取り付けられるので、漏液のないように組み立てねばならな い。したがって、作業性が悪い。また、注入器具の全体重量が重くなるので、取 付座片も強度的に頑丈なものが要求される。
【0005】 (b) の方式では、取付座片に加圧操作用のゴム条帯を引き掛ける係止片を必要 とする。また注入器具としては、シリンダ型になっているので、補修材がセメン ト系補修材のように固形成分を有するものでは、内壁面が摩耗してピストンの動 きが円滑でなくなる。しかも、加圧操作に用いられるゴム条帯が外気温の影響を 受けて安定した加圧力を得ることが困難である。
【0006】 本考案者は、従来の補修材注入器具にあっては前述のような問題点を有してい るので、これをより合理化して簡単に取り扱えて、しかも補修材の材質にかかわ りなく加圧注入できて、全体構造が軽量簡易化できる補修材注入器具として、前 記(a) の形式におけるケーシングの一端部を開放形にし、その開放端部に係止爪 を備えた図9に表されるような形状のものを先に得たのである。
【0007】 この形式では、取付座片10a 表面にケーシング30側の係止爪32が係合して係止 できる係止部15a を備え、この取付座片10a と補修材容器20とを除く他の部分は 繰り返し使用されるようになっているので、注入操作後ケーシング30の係止爪32 が取付座片10a の係止部係止溝17a から取り外されるようにされている。ところ がこの先に考案されたものでは、その係止溝17a が座板11a の表面と同じ高さで 形成されているので、注入時座板11a とコンクリート建造物の面のクラックとの 間に生じた隙間から補修材が漏出して取付座片10a の係止溝17a に侵入して、補 修作業終了後に取付座片10a からケーシング30の係止爪32を取り外せなくなるト ラブルが生じることが判った。その一因は、取付座片10a を被補修部のクラック C に対して係止部15a が沿うように取り付けられると、図10(a) で示されるよう にクラックC が係止部15a の下側に位置して閉鎖されている。しかし、図10(b) で示されるようにクラックC に対して係止部15a がずれた位置になるとクラック C 表面を充分シールしておかないとこのクラックC と座板11a との僅かな隙間か ら注入されている補修材が漏れて、この漏出した補修材が係止溝17a 部に侵入す ることになる。
【0008】 本考案では、前述のような問題点を解決して、簡素化された補修材注入器を安 定状態に支持できて、しかも作業終了後は無理なく取り外せるようにされた構成 の補修材注入器具の取付座片を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、補修目的箇所に固着されて補修材を注 入させる加圧式筒状の注入器具を係止装着保持させる補修材注入器の取付座片に おいて、 この取付座片の表面上に設けられる複数の補修材注入器の係止部は、前記補修 材注入器のケーシング開口端部に設けられる係止爪が、一方向に回動させること により受け入れ得る切込みを有して、かつこの係止爪に軸線方向の押圧力を加え つつ逆回動させると外脱できる機構を備え、この係止部が取付座表面より高くな るように設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
このような構成の本考案補修材注入器具の取付座片は、コンクリート構造物の 補修目的位置の表面に貼着された取付座片に対して補修材が充填された容器の出 口部を取り付けた後、予め加圧体を蓄勢状態にして組み込まれてある補修材注入 器具のケーシングを、この内部に前記容器が収容されるようにして、取付座片の 係止部に係止爪を係合させることにより装着される。この際取付座片のケーシン グ係止部が、座板表面よりも高く設けられているので、注入される補修材が漏れ 出して座板表面に付着されるようなことになっても、係止部の切込みまで侵入す ることがなく、したがってケーシングの取り外しが損なわれることがない。また 、ケーシングの係止爪が受け入れられる切込みの両側で、座板が張り出している 形状にしてあることが、補修材の切込み部への侵入を阻止するのに好ましい。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の補修材注入器具の取付座片を一実施例について、図面を参照し つつ詳細に説明する。 図1に示されるのは、本考案の取付座片と補修材注入器具とを組み合わせた一 具体例縦断面図であり、図2に示されるのは図1のII−II視断面図であり、図3 に示されるのは本考案取付座片の正面図、図4に示されるのは取付座片の係止部 とケーシングの係止爪との係合関係を表す要部拡大断面図であり、図5は図4の V−V 視図であり、図6乃至図8は使用態様を示す図である。
【0012】 図1乃至図5において示されるように、本考案の取付座片10は、合成樹脂製で あって、円形状の座板11表面中央部に注入口12が設けられ、この注入口12と同心 でボス13が突設されてあり、このボス13には補修材注入器1 の補修材容器20のネ ジ首部21が螺合装着できるネジ孔14を備えている。また、座板11の周縁に少なく とも2箇所で、ケーシング30装着用の係止部15が設けられている。
【0013】 この係止部15は、座板11上で外周側に受け止め部分16を備えた半径方向の縦断 面L字状の係止溝17が、円周方向(具体例では時計方向)に形成されている。ま た、この係止部15の受け止め部分16の係止面16' には、図5で示されているよう に係止凹部18が設けられる。さらに、この係止部15は図4で明らかなように、座 板11の表面から適宜量高くされて係止溝17が設けられている。しかも、係止部15 の側部は外周縁を張り出させて、座の裏面からはみ出す補修材が座板11の表面側 に乗り上げて、係止溝17に移行しないように阻止する流入阻止部11' を形成され ている。
【0014】 前記取付座片10に設けられる注入口12については、取り扱われる補修材によっ て口径が選択される。すなわち、エポキシ樹脂系の補修材を用いる場合に比べて 、セメント系の補修材を用いる場合には、注入口12の口径が大きいものを用いる ことが好ましい。また、図3に表れている4個の透かし孔19は、取付座片10をコ ンクリート構造物の面に接着させる際に、接着剤が入り込んで固着状態を高める 作用をさせるためのものである。
【0015】 本考案で組み合わせて使用される補修材注入器具1 は、図1に1例を示される ように、被補修面に対して取り付けられる本考案の前記取付座片10と、この取付 座片10の表面中央のボス13部にネジ首部22を螺合装着できる蛇腹状の補修材容器 20と、操作桿45の先端に取り付く面板47を介して前記補修材容器20に押圧力を加 えるコイルバネ40と、このコイルバネ40並びに前記補修材容器20を収容できて加 圧反力を受支できるケーシング30とで構成されている。
【0016】 補修材容器20は、胴部21が軸線方向に伸縮自在な蛇腹状に形成された合成樹脂 製で、この容器20のネジ首部22先端面23が、前記取付座片10のボス13部ネジ孔14 に螺合させた状態で、そのネジ孔14底の突状環14' に接触されてシール機能が発 揮される環状平面に形成されている。
【0017】 ケーシング30は、合成樹脂で有蓋円筒状に形成され、開口端縁31には相対向す る位置に、係止爪32が鍵部32' を外向きにされて対称に設けられている。そして 、蓋部33の中心には、操作桿45が貫通される孔34を有し、かつこの孔34を横断し て両側へ操作桿45付設の係止羽根46が通り得るスリット35が設けられている。な お、蓋部33外面には、前記スリット35位置からほぼ90°変位された位置に、前 記操作桿45付設の係止羽根46が受け止められる浅い係止溝が孔34を横断して設け られている。
【0018】 前記ケーシング30の係止爪32には、その鍵部32' 上面に、前記取付座片10の係 止部15における受け止め部分16に設けられる係止凹部18と係合したならば、自由 回動が阻止される係止突起37が付設されている。
【0019】 コイルバネ40は、自由長が組立状態で前記補修材容器20を最大限圧縮させ得る 寸法に形成されている。このコイルバネ40を蓄勢保持状態と加圧状態とに切り替 え操作される操作桿45の基端には、加圧面板47が取り付いており、この操作桿45 の先端側に、操作ハンドル48が軸線に直交されて付設されている。なお、符号49 は操作桿45の基部で四方に突出されてコイルバネ40の横ずれを防止するガイド片 である。
【0020】 本考案の取付座片10は、使用に際して、まず図6に示されるように、補修しよ うとするコンクリート建造物のクラックC 発生箇所の表面に、従来と同様に所要 の間隔をおいて、この取付座片10の注入口12が位置されるように接着剤(例えば エポキシ樹脂系接着剤)で接着させる。この際、取付座片10の座板11には、複数 個の透かし孔19に接着剤が入り込んで、接着性が高められる。
【0021】 次に所要の補修材を収容された補修材容器20のネジ首部22を取付座片10のボス 13内にねじ込んで装着させる。その後に、ケーシング30を、その内端部に操作桿 45と一体の面板47によってコイルバネ40が圧縮蓄勢された状態に保たせて、この ケーシング30開口端部から、図7で示されるように、前記取付座片10に装着され る補修材容器20を内部に収容させるべく被嵌させて、このケーシング30開口端縁 31に突設される複数の係止爪32を、取付座片10の係止部15に、この係止部15の係 止溝17に対して、鍵形をした係止爪32の鍵部32' を係合させて取り付けられる。 この際、この係止爪32は鍵部32' 前端面を取付座片10の座板11表面に押し付ける ようにして一方向(この具体例では時計方向)に回動させれば、各係止部15の係 止溝17内に係止爪32の鍵部32' が導入され、この鍵部32' が係止溝17の終端に接 するまで回動させて押圧力を除くと、図5で示されるように係止部の受け止め部 分16の係止面16' に設けられた係止凹部18に、係止爪32の鍵部32' 表面に設けら れる係止突起37が係合される。
【0022】 この状態で先に取付座片10に装着されている補修材容器20がケーシング30内に 収容されて図1で表されているように、ケーシング30とこれに組み込まれている コイルバネ40、並びにこのコイルバネ40を蓄勢状態に係止させる操作桿45内端の 面板47が同一軸線上に揃えられる。
【0023】 そこで、ケーシング30外に突き出している操作桿45端の操作ハンドル48を、前 記コイルバネ40の推力に抗して引き、その操作桿45をほぼ90°回動させて係止 羽根46が蓋部33のスリット35内に挿入されるように操作させる。
【0024】 この際、取付座片10の係止部15に係合係止されているケーシング30の係止爪32 は、係止部15の受け止め部分16における係止凹部18に、係止爪32の鍵部32' に設 けられている係止突起37がコイルバネ40の蓄勢反力でより強く係止力が作用して 、操作ハンドル48の回動によるコイルバネ40の捻り反発力での係止爪32が係止溝 からの解脱作用を阻止できて、ケーシング30は取付座片10に確実に連結される。
【0025】 以後、コイルバネ40の圧縮係止力が除かれるので、このコイルバネ40の蓄勢力 が面板47を介して補修材容器20後端に付勢され、収容されている補修材が出口か ら取付座片10の注入口12を通ってクラックC 内に注入されることになる。このコ イルバネ40による推力に対する反力は、ケーシング30の係止爪32と取付座片10の 係止部15とでの係止力によってコンクリート建造物A に受け止められ、前述した ように取付座片10とケーシング30とが同一軸線上に合致して組み立てられている ので、当然、補修材容器20と操作桿45との軸心線も合致することになって、コイ ルバネ40の推力が確実に伝達され、クラックC 側の状態に対応されて継続的に注 入される。もちろん、この注入操作中は、全く人手を加えることはない。
【0026】 また、本考案の取付座片10は、係止部15が座板11の表面よりも高い位置にて係 止溝17を設け、かつこの係止部15の側部での座板部分が周縁に張り出して流入阻 止部11' を設けているので、この取付座片10をクラックC 部に取り付ける際に、 その取付の向きがどのような方向であっても、補修材の注入が行われている間に 、補修材の漏出による係止溝17に対する補修材の侵入は防止され、組み立てられ ているケーシング30の係止爪32が係止溝17から取り外しできなくなることはない 。
【0027】 注入操作が終わって所要時間経過して注入器具の撤去に際しては、図8にて示 されるように補修材容器20の胴部21が押し縮められた状態になっているので(補 修材の充填量が少ない場合には容器の胴部21が図示よりも長い状態で内容物が硬 化されていることもある)、ケーシング30を押し付けるようにすれば、係止爪32 の鍵部32' に設けられている係止突起37と係止凹部18との係止力が弱まって、そ のまま逆回転させると係止部15から係止爪32が脱出されて、取付座片10とケーシ ング30との連結が解かれる。したがつて、ケーシング30と付属しているコイルバ ネ40及び操作桿45はそのまま次の作業に使用され、取付座片10並びに補修材容器 20は再使用困難であるから撤去廃棄される。
【0028】
【考案の効果】
上述のように、本考案によれば、取付座片は補修材注入器具のケーシングを取 り付ける係止部が、座板の表面よりも高い位置に係止溝を設けるようにされてい るとともに、その係止溝に対して座板の周縁部を外に張り出すようにして、目的 位置に取り付ける際に特別何等の配慮をしなくても問題を生じないように構成さ れているので、簡単な構成にされた補修材注入器具の装着を容易にできて、この 種作業の経済性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付座片と補修材注入器具とを組み合
わせた一具体例の縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II視断面図である。
【図3】本考案取付座片の正面図である。
【図4】取付座片の係止部とケーシングの係止爪との係
合関係を表す要部拡大断面図である。
【図5】図4のV−V視図である。
【図6】本考案の補修材注入器具の取付座片使用態様を
示す図であって、壁体面に取付座片が取り付けられ、そ
のボス部に補修材容器が装着されている図である。
【図7】本考案の補修材注入器具の取付座片使用態様を
示す図であって、壁体面に取り付けられる取付座片に、
ケーシングを連結させようとしている図である。
【図8】本考案の補修材注入器具の取付座片使用態様を
示す図であって、補修材容器から補修材が注入された状
態を表している図である。
【図9】先に考案された補修材注入器の縦断面図であ
る。
【図10】従来の取付座片使用態様を示す図であって、
(a) は係止部がクラックに沿って取り付けられている場
合、(b) は係止部がクラックに対してずれた位置に取り
付けられている場合、を示している。
【符号の説明】
1 補修材注入器具 10 取付座片 11 座板 11’ 流入阻止部 12 注入口 13 ボス部 14 ネジ孔 15 係止部 16 受け止め部分 16’ 係止面 17 係止溝 18 係止凹部 20 補修材容器 21 胴部 22 ネジ首部 30 ケーシング 32 係止爪 32’ 鍵部 33 蓋部 34 操作桿の挿通される孔 35 スリット 36 係止溝 37 係止突起 40 コイルバネ 45 操作桿 46 係止羽根 47 面板 48 操作ハンドル C クラック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補修目的箇所に固着されて補修材を注入
    させる加圧式筒状の注入器具を係止装着保持させる補修
    材注入器の取付座片において、 この取付座片の表面上に設けられる複数の補修材注入器
    の係止部は、前記補修材注入器のケーシング開口端部に
    設けられる係止爪が、一方向に回動させることにより受
    け入れ得る切込みを有して、かつこの係止爪に軸線方向
    の押圧力を加えつつ逆回動させると外脱できる機構を備
    え、この係止部が取付座表面より高くなるように設けら
    れていることを特徴とする補修材注入器具の取付座片。
  2. 【請求項2】 前記取付座片に設けられる係止部は、ケ
    ーシングの開口端部に設けられる係止爪が受け入れられ
    る切込みの側部で座板が張り出して流入阻止部が形成さ
    れている、請求項1に記載の補修材注入器具の取付座
    片。
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