JP2579021Y2 - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JP2579021Y2
JP2579021Y2 JP1992048021U JP4802192U JP2579021Y2 JP 2579021 Y2 JP2579021 Y2 JP 2579021Y2 JP 1992048021 U JP1992048021 U JP 1992048021U JP 4802192 U JP4802192 U JP 4802192U JP 2579021 Y2 JP2579021 Y2 JP 2579021Y2
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hydraulic power
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忠彦 加藤
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株式会社フジユニバンス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両の駆動力配分に使
用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式動力伝達継手としては、例
えば図9に示すようなものがある。図9において、1は
内側面に2つ以上の山を有するカム面2を形成したカム
であり、カム1は図示しない出力軸に連結され、出力軸
と一体で回転する。また、カム1は溶接部3でカムハウ
ジング4に固定され、カム1はカムハウジング4と一体
で回転する。
【0003】5はカムハウジング4内に回転自在に収納
されたロータであり、ロータ5は入力軸6に結合され、
入力軸6と一体で回転する。ロータ5には、軸方向に複
数個のプランジャー室7が形成され、プランジャー室7
内は複数個のプランジャー8がリターンスプリング9を
介して摺動自在に収納されている。また、ロータ5には
複数の吸入吐出孔10が各プランジャー室7に通じるよ
うに形成されている。
【0004】11は表面に図示しない吸入ポート、吸入
路および吐出ポート14が形成されたロータリバルブで
あり、このロータリバルブ11の裏面には吐出ポート1
4のそれぞれに連通する連通溝15が形成されている。
また、前記裏面には密着して蓋部材16が設けられてい
る。そして、吐出ポート14にはオリフィス(流動抵抗
発生手段)17が形成されている。
【0005】また、ロータリバルブ11はカムハウジン
グ4の内周に形成した切欠き18に係合する位置決め用
の突起19を有する。ロータリバルブ11は、吸入吐出
孔10の開閉タイミングを決定するタイミング部材を構
成し、切欠き18と突起19がカム1とロータリバルブ
11の位相関係を規制する位置決め機構を構成してい
る。
【0006】プランジャー8が吸入行程にある場合は、
ロータリバルブ11の吸入ポートとロータ5の吸入吐出
孔10が通じる位置関係となり、オリフィス17、吸入
ポート、吸入路、ロータ5の吸入吐出孔10を通じて、
プランジャー室7にオイルを吸入することができる。ま
た、プランジャー8が吐出行程にある場合は、吸入行程
と逆の関係となり、ロータ5の吸入吐出孔10はロータ
リバルブ11の吐出ポート14を介して連通溝15に通
じる。
【0007】20はカムハウジング4と一体で回転する
ベアリングリテーナーであり、ベアリング21を介して
入力軸6を支持している。ベアリングリテーナー20と
ロータリバルブ11との間にはニードルベアリング22
が介装され、このニードルベアリング22側のフリクシ
ョントルクはロータ5とロータリバルブ11の間のフリ
クショントルクより小さくなるように設定されている。
したがって、差動回転の方向が変わると、ロータリバル
ブ11はロータ5とともにつれ回りし、ロータリバルブ
11の位置決め用の突起19がカムハウジング4の切欠
き18に当たるまで回転した後、カムハウジング4と一
体で回転する。これにより、正転時または逆転時にも所
定のタイミングで吸入吐出孔10を強制的に開閉する。
【0008】ベアリングリテーナー20と入力軸6の内
にはオイルシール23が設けられ、また、入力軸6の内
部にはオイルの熱膨張を吸収するためのアキュムレータ
ピストン24が摺動自在に収納されている。25はアキ
ュムレータピストン室への泥水の侵入を防止するリテー
ナーである。カム1とロータ5との間に回転差が生じな
いときは、プランジャー8は作動せず、トルクは伝達さ
れない。なお、このとき、プランジャー8はリターンス
プリング9によりカム面2に押しつけられている。
【0009】次に、カム1とロータ5との間に回転差が
生じると、吐出行程にあるプランジャー8はカム1のカ
ム面2により軸方向に押し込まれる。この時、吸入吐出
孔10は吐出ポート14と通じているため、プランジャ
ー8はプランジャー室7のオイルを吸入吐出孔10から
ロータリバルブ11の吐出ポート14に押し出す。
【0010】吐出ポート14に押し出されたオイルは、
連通溝15、オリフィス17を通って吸入ポートに供給
される。このとき、オリフィス17の抵抗により連通溝
15、吐出ポート14およびプランジャー室7の油圧が
上昇し、プランジャー8に反力が発生する。このプラン
ジャー反力に逆ってカム1を回転させることによりトル
クが発生し、カム1とロータ5との間でトルクが伝達さ
れる。なお、吐出ポート14は連通溝15で連通されて
いるため、吐出行程にあるすべてのプランジャー室7の
油圧は等しくなる。
【0011】さらに、カム1が回転すると、吸入行程と
なり、吸入吐出孔10は吸入ポートと通じるため、吸入
路のオイルは、吸入ポート、吸入吐出孔10を介してプ
ランジャー室7に吸入され、プランジャー8はカム1の
カム面2に沿って戻る。このときのトルク特性を図10
のAに示す。すなわち、差動回転数ΔNの2乗に比例し
たトルク特性となる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、本体が回転
するために、制御系を設置することがむずかしく、1つ
のトルク特性しか得られなかった。そのため、ABSと
の干渉が生じるという問題点があり、また、より細かく
車両制御を行うことができないという問題点があった。
【0013】本考案は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、ABSとの干渉を防止し、よ
り細かい車両制御を行うことができる油圧式動力伝達継
手を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、
前記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと; 該油圧ポンプの出口部に設けた流動抵抗発生手段とを備
え、前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油
圧式動力伝達継手において、前記入出力軸の一方に連結
されるハウジングの外周に軸方向に移動可能に設けら
れ、先端側にテーパ部を有するコントロールカバーと、
該コントロールカバーとハウジングの間に設けられるリ
ターンスプリングと、前記ハウジングに形成され前記流
動抵抗発生手段としてのオリフィスと、前記ハウジング
に形成され高圧室に連通する収納孔内に前記テーパ部に
当接して摺動自在に収納され前記オリフィスの開口面積
を可変とするスプールバルブと、前記コントロールカバ
ーを軸方向に移動させるオンオフソレノイドバルブとを
備えたものである。
【0015】また、他の考案は、相対回転可能な入出力
軸間に設けられ、前記両軸の差動回転によって駆動され
る油圧ポンプと; 該油圧ポンプの出口部に設けた流動抵抗発生手段とを備
え、前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油
圧式動力伝達継手において、前記入出力軸の一方に連結
されるハウジングの外周に軸方向に移動可能に設けら
れ、先端側にテーパ部を有するコントロールカバーと、
該コントロールカバーとハウジングの間に設けられるリ
ターンスプリングと、前記ハウジングに形成され前記流
動抵抗発生手段としてのオリフィスと、前記ハウジング
に形成され高圧室に連通する収納孔内に前記テーパ部に
当接して摺動自在に収納され前記オリフィスの開口面積
を可変とするスプールバルブと、前記コントロールカバ
ーを軸方向に連結的に移動させるソレノイドコイルと、
前記コントロールカバーの位置を検出する位置検出手段
と、該位置検出手段の出力に基づいて前記ソレノイドコ
イルへの電流値を制御する制御手段とを備えたものであ
る。
【0016】
【作用】前者の場合には、ソレノイドバルブのオン、ま
たはオフにより、コントロールカバーを軸方向に移動さ
せ、スプールバルブをテーパ部に沿って摺動させること
により、オリフィスをオープンにする。これにより、通
常特性とフリー特性の2つのトルク特性を得ることがで
きる。また、通常特性とフリー特性に限らず、通常特性
とロック特性を得ることもできる。
【0017】このように、フリー特性を得ることによ
り、ABSとの干渉を防止することができ、より細かい
車両制御を行うことができる。後者の場合には、コント
ロールカバーの位置を位置検出手段により検出し、位置
に基づいて制御手段により、ソレノイドコイルに対する
電流値を可変として、コントロールカバーの移動量を制
御する。
【0018】スプールバルブはオリフィスの開口面積を
調整し、フリーからロックまでのトルク特性を制御する
ことができる。このように、簡単な構造で、低コストで
トルク特性を可変とすることができ、より細かい車両制
御を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図5は本考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図1において、31はカムハ
ウジング(ハウジング)であり、カムハウジング31の
内側面には2つ以上の山を有するカム面32が一体に形
成されている。カムハウジング31は出力軸33に連結
され、出力軸33と一体で回転する。
【0020】34はカムハウジング31内に回転自在に
収納されたロータであり、ロータ34は図示しない入力
軸に連結され、入力軸と一体で回転する。ロータ34に
は軸方向に複数個のプランジャー室35が形成され、プ
ランジャー室35内には複数個のプランジャー36がリ
ターンスプリング37を介して摺動自在に収納されてい
る。また、ロータ34には各プランジャー室35に連通
する複数の吸入吐出孔38が形成されている。
【0021】39は表面に図示しない吸入ポート、吸入
路および吐出ポート40が形成されたロータリバルブで
あり、ロータリバルブ39の裏面には吐出ポート40の
それぞれに連通する連通溝41が形成されている。連通
溝41の開口部は蓋部材42より閉止されている。ま
た、吐出ポート40に連通する高圧室43によりバルブ
に形成されている。
【0022】カムハウジング31の内周には突起44と
切欠き45が形成され、切欠き45に係合する位置決め
用の図示しない突起がロータリバルブ39に形成されて
いる。カムハウジング31の突起44には、ロータリバ
ルブ39の高圧室43に連通する収納孔46が形成さ
れ、収納孔46と低圧室47とを連通する連通孔48が
形成されている。
【0023】収納孔46内には、スプールバルブ49が
挿入され、スプールバルブ49の頭部は、コントロール
カバー50に形成したテーパ部51に当接している。コ
ントロールカバー50が軸方向に移動しないときは、ス
プールバルブ49は連通孔48の間に面積を一定値に保
持しオリフィス85を形成する。コントロールカバー5
0が矢印Bで示すように、左方向に移動すると、スプー
ルバルブ49は図中上方に摺動し、連通孔48をオープ
ンにする。
【0024】52はケースであり、ケース52にはボル
ト53Aで支持部材53が固定され、支持部材53には
ソレノイドバルブ54がボルト53Bで固定されてい
る。ソレノイドバルブ54がオフのときは、コントロー
ルカバー50は移動せず、所定の位置を保持する。ソレ
ノイドバルブ50がオンになると、コントロールカバー
50はコントロールカバー50とカムハウジング31の
間に介装した皿ばね(リターンスプリング)56により
図中左方向に移動する。コントロールカバー50はソレ
ノイドバルブ54により位置決めされ、また、軸方向に
移動するが、回転はしないようになっている。また、ソ
レノイドバルブのバルブ50のオン、オフは逆でも良
い。
【0025】なお、前記皿ばね56の代りに、図2に示
すように、スパイラルウェーブスプリング57を設けて
も良い。カムハウジング31とコントロールカバー50
の間には、ニードルベアリング58が介装され、また、
ダストカバー59が設けられている。支持部材53の端
部はカムハウジング31の段部に係合し、支持部材53
に当接してスナップリング60がカムハウジング31に
設けられ、カムハウジング31の軸方向の位置決めを行
っている。
【0026】ケース52と出力軸33の一方との間には
オイルシール81が介装されている。なお、82はOリ
ング、83はスナップリング、84はニードルベアリン
グである。次に、動作を説明する。
【0027】ソレノイドバルブ54に通電しないオフの
ときは、図1に示すように、コントロールカバー50は
軸方向に移動しない。このため、スプールバルブ49
は、図3に示すように、上方へ移動せず、連通孔48と
の間で所定の開口面積を保持し、オリフィス85を形成
する。プランジャー36はカムハウジング31のカム面
32により軸方向に押し込まれ、プランジャー室35の
オイルを吸入吐出孔38から吐出ポート40に押し出
す。吐出ポート40に押し出されたオイルは、高圧室4
3、収納孔46、オリフィス85を通って低圧室47に
供給される。
【0028】このときのトルク特性は、図5のCに示さ
れ、差動回転数ΔNの二乗に比例するトルクTが得られ
る。次に、ソレノイドバルブ54をオンにすると、コン
トロールカバー50は皿ばね56の力により左方向に移
動する。このため、図4に示すように、スプールバルブ
49はコントロールカバー50のテーパ部51に沿って
上方に移動する。これにより、連通孔48がオープンに
なる。このときのトルク特性は、図5のDに示され、フ
リーの状態になる。この場合には、ABSとの干渉を防
止することができる。
【0029】このように、2つのトルク特性を得ること
ができ、より細かな車両制御を得ることができる。な
お、本実施例においては、通常特性とフリー特性が得ら
れる例について説明したが、これに限らず、通常特性と
ロック特性が得られるようにすることもできる。
【0030】次に、図6〜図8は本考案の他の実施例を
示す図である。図6において、61はテーパ部62を有
するコントロールカバーであり、コントロールカバー6
1は軸方向に移動するとともに、カムハウジング(ハウ
ジング)63と一体で回転する。コントロールカバー6
1にはストッパピン64が挿入され、その端部はカムハ
ウジング63に形成した溝65に入るようになっている
(図7、参照)。これにより、コントロールカバー61
の軸方向の位置決め、および回転方向の位置決めを行っ
ている。
【0031】コントロールカバー61とカムハウジング
63との間にはスプリング(リターンスプリング)66
が介装されている。カムハウジング63には切欠き67
および突起68が形成され、突起68にはスプールバル
ブ69が収納される収納孔70が形成される。スプール
バルブ69は収納孔70内を摺動し、カムハウジング6
3に形成した連通孔71の開口面積を連続的に可変とす
る。
【0032】39はカムハウジング63に回動自在に位
置決めされるロータリバルブであり、ロータリバルブ3
9には、吐出ポート40、連通溝41および高圧室43
が形成されている。高圧室43はカムハウジング63の
収納孔70に連通する。72は位置検出手段としてのポ
ジションセンサであり、ポジションセンサ72はコント
ロールカバー61の位置を検出し、検出信号をコントロ
ーラ(制御手段)73に出力する。コントローラ73は
ポジションセンサ72からの検出信号に基づいてケース
74に固定された支持部材75に支持されたソレノイド
コイル76に対する電流値を制御し、コントロールカバ
ー61の移動量を連続的に制御する。
【0033】コントローラ73からソレノイドコイル7
6に対して通電しないときは、コントロールカバー61
はスプリング66により図6中左方向に移動し、ストッ
パピン64により位置決めされる。このとき、スプール
バルブ69はテーパ部62に沿って上方に移動し、連通
孔71をオープンにする。このときのトルク特性は図8
のGに示すようにフリー状態となる。
【0034】コントローラ73からソレノイドコイル7
6に通電すると、コントロールカバー61はスプリング
66に抗して図6中右方向に移動する。コントロールカ
バー61の位置は、ポジションセンサ72により検出さ
れ、コントローラ73は検出信号に基づいて電流値を大
きくしていることにより、コントロールカバー61の移
動量を連続的に制御することができる。
【0035】スプールバルブ69はテーパ部62により
収納孔70内に押し込められ、連通孔71の開口面積を
徐々にしぼる。スプールバルブ69が連通孔71を閉止
すると、図8のEに示すようにロックの特性となる。こ
うして、図8のFに示すようにフリーからロックまで連
続的にトルク特性を可変とすることができる。このよう
に、簡単な構造で低コストでトルク特性を可変とするこ
とができ、より細かい車両制御を行うことができる。
【0036】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によれ
ば、簡単な構造で低コストで、トルク特性を可変とする
ことができ、より細かい車両制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図
【図2】スパイラルウェーブスプリングを示す図
【図3】ソレノイドバルブオフの動作説明図
【図4】ソレノイドバルブオンの動作説明図
【図5】トルク特性を示すグラフ
【図6】本考案の他の実施例を示す図
【図7】コントロールカバーとカムハウジングの部分断
面図
【図8】トルク特性を示すグラフ
【図9】従来例を示す図
【図10】従来のトルク特性を示すグラフ
【符号の説明】
31:カムハウジング(ハウジング) 32:カム面 33:出力軸 34:ロータ 35:プランジャー室 36:プランジャー 37:リターンスプリング 38:吸入吐出孔 39:ロータリバルブ 40:吐出ポート 41:連通溝 42:蓋部材 43:高圧室 44:突起 45:切欠き 46:収納孔 47:低圧室 48:連通孔 49:スプールバルブ 50:コントロールカバー 51:テーパ部 52:ケース 53A,53B:ボルト 53:支持部材 54:ソレノイドバルブ 56:皿ばね 57:スパイラルウェーブスプリング 58:ニードルベアリング 59:ダストカバー 60:スナップリング 61:コントロールカバー 62:テーパ部 63:カムハウジング(ハウジング) 64:ストッパピン 65:溝 66:スプリング 67:切欠き 68:突起 69:スプールバルブ 70:収納孔 71:連通孔 72:ポジションセンサ(位置検出手段) 73:コントローラ(制御手段) 74:ケース 75:支持部材 76:ソレノイドコイル 81:オイルシール 82:Oリング 83:スナップリング 84:ニードルベアリング 85:オリフィス

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;該
    油圧ポンプの出口部に設けた流動抵抗発生手段とを備
    え、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式
    動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結されるハウジングの外周に軸
    方向に移動可能に設けられ、先端側にテーパ部を有する
    コントロールカバーと、該コントロールカバーとハウジ
    ングの間に設けられるリターンスプリングと、前記ハウ
    ジングに形成され前記流動抵抗発生手段としてのオリフ
    ィスと、前記ハウジングに形成され高圧室に連通する収
    納孔内に前記テーパ部に当接して摺動自在に収納され前
    記オリフィスの開口面積を可変とするスプールバルブ
    と、前記コントロールカバーを軸方向に移動させるオン
    オフソレノイドバルブとを備えたことを特徴とする油圧
    式動力伝達継手。
  2. 【請求項2】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;該
    油圧ポンプの出口部に設けた流動抵抗発生手段とを備
    え、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式
    動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結されるハウジングの外周に軸
    方向に移動可能に設けられ、先端側にテーパ部を有する
    コントロールカバーと、該コントロールカバーとハウジ
    ングの間に設けられるリターンスプリングと、前記ハウ
    ジングに形成され前記流動抵抗発生手段としてのオリフ
    ィスと、前記ハウジングに形成され高圧室に連通する収
    納孔内に前記テーパ部に当接して摺動自在に収納され前
    記オリフィスの開口面積を可変とするスプールバルブ
    と、前記コントロールカバーを軸方向に連続的に移動さ
    せるソレノイドコイルと、前記コントロールカバーの位
    置を検出する位置検出手段と、該位置検出手段の出力に
    基づいて前記ソレノイドコイルへの電流値を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする油圧式動力伝達継
    手。
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