JP3108194B2 - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JP3108194B2 JP04119465A JP11946592A JP3108194B2 JP 3108194 B2 JP3108194 B2 JP 3108194B2 JP 04119465 A JP04119465 A JP 04119465A JP 11946592 A JP11946592 A JP 11946592A JP 3108194 B2 JP3108194 B2 JP 3108194B2
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悟 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動力配分に使
用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平3−338215号
において、下記のような油圧式動力伝達継手を提案して
いる。すなわち、この油圧式動力伝達継手は、相対回転
可能な入出力軸間に設けられ、前記両軸の差動回転によ
って駆動される油圧ポンプと;該油圧ポンプの出口部に
設けられ吐出油の流動抵抗を制御する制御弁と;外部か
らの信号によって、該制御弁を作動させるアクチュエー
タを備え;前記両軸の回転速度差および外部からの制御
信号に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手にお
いて;外部の部材に固定され、ソレノイドコイルを取り
巻いて継手と非接触状態に保持される磁気枠と、継手内
部に軸方向への移動および傾斜可能に支持されるととも
に、前記コイルへの通電によって磁気吸引力を発生する
可動磁性体と、により前記アクチュエータを構成し、前
記可動磁性体の継手軸中心から離れた対称位置に、前記
制御弁としての第1の制御弁と、第2の制御弁を設ける
とともに、前記第1の制御弁に対しては弱く作用し、第
2の制御弁に対しては強く作用するように、前記可動磁
性体を吸引方向とは逆方向に付勢するリターンスプリン
グを設け、前記コイルへの電流を非通電状態にすること
により前記制御弁を作動させない状態と、弱通電状態に
することにより前記第1の制御弁のみを作動させる第2
の制御状態と、強通電状態にすることにより前記第1,
第2両方の制御弁を作動させる第3の制御状態の3段階
に制御するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、アクチュエ
ータの荷重特性が図11に示すように、制御弁のストロ
ーク量を大きくすると発生荷重が急激に小さくなる為、
必要な荷重を得るためのコイル電流及びコイルサイズが
大きくなる。
【0004】一方、コイル電流及びコイルサイズを小さ
くしようとすると、制御弁のストローク量が充分とれな
いため、制御弁からのリークが多くなる。また、充分に
フリー性能が得られなくなる。本発明は、このような従
来の問題点に鑑みてなされたものであって、小さな電流
で必要なトルクを得ることができ、小型軽量で制御性能
が優れた油圧式動力伝達継手を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、相対回転可能な第1、第2の回転軸間に
設けられ、前記両軸の差動回転によって駆動される油圧
ポンプと; 該油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制
御する制御弁と; 外部からの信号によって、該制御弁を作動させるアクチ
ュエータを備え; 前記両軸の回転速度差および外部からの制御信号に応じ
たトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において; 前記第1の回転軸と一体で回転するとともに、前記制御
弁が位置決め固定される部材と、継手内部に同心状に配
置され、前記部材との間で所定の角度回転可能に位置決
めされるとともに、回転角に応じて前記制御弁を制御す
る前記アクチュエータと、前記制御弁に縮設され、該ア
クチュエータを原位置に戻すべく付勢するばね部材を備
えるとともに、外部の部材に継手と同心に固定され、ソ
レノイドコイルを取り巻いて継手と非接触状態に保持さ
れる磁気枠と、前記ソレノイドコイルへの通電に応じて
前記アクチュエータと第2の回転軸との間で摩擦トルク
を発生するトルク発生部材とを備え、ソレノイドコイル
への通電電流に応じて前記アクチュエータが所定の角度
変位するとともに、アクチュエータの角度変位に応じて
前記制御弁が制御されるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明においては、ソレノイドコイルへの通電
に応じて、アクチュエータと第2の回転軸との間で摩擦
トルクを発生させ、通電電流に応じてアクチュエータを
所定の角度回転させる。これにより、オリフィスが閉止
され、また、開放孔が開放されるため、ロックまたはフ
リーの特性が得られる。ソレノイドコイルに通電しない
ときは、通常の特性が得られる。
【0007】アクチュエータとトルク発生部材とのエア
ギャップはほとんどゼロであるため、小さな電流で大き
なトルクを発生させることができる。したがって、アク
チュエータの回転量を大きくとることができ、充分なフ
リー特性を得ることができる。その結果、小型軽量で、
かつ、制御性能が優れた継手を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図9は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図1において、1はハウジン
グであり、ハウジング1は図示しない出力軸に連結さ
れ、出力軸と一体的に回転する。
【0009】2はカムであり、カム2はハウジング1の
内側面に所定の角度回転可能に支持される。カム2は、
複数のカム山とカム谷からなるカム面2Aを有し、その
外周であって、側面にカム山があるところに位置決め兼
トルク伝達用の複数の突起2Bを有する。カム2は、そ
の突起2Bがハウジング1に形成した切欠き1Aに係合
して、ロータ3の回転方向にハウジング1と一体で回転
し、ロータ3の回転方向が変わると、カム2はロータ3
とともにつれ回りし、カム2の突起2Bがハウジング1
の切欠き1Aに当るまで回転した後に、ハウジング1と
一体で回転する。
【0010】ロータ3はハウジング1内に回転自在に収
納され、入力軸4に結合され、入力軸4と一体で回転す
る。ロータ3には、軸方向に複数個のプランジャー室5
が形成され、プランジャー室5内は複数個のプランジャ
ー6がリターンスプリング7を介して摺動自在に収納さ
れている。また、ロータ3には複数の吸入吐出孔8が各
プランジャー室5に通じるように形成されている。
【0011】9はバルブ(弁体)であり、バルブ9には
吸入路10および吐出ポート11が形成されている(図
2、参照)。バルブ9は、ハウジング1の切欠き1Aに
突起9Aを係合させることにより、ハウジング1に位置
決め固定されている。また、吐出ポート11は高圧室1
2に連通し、高圧室12には、吐出路13が連通してい
る。
【0012】また、図3および図4に示すように、バル
ブ9の裏面側には溝14が形成され、溝14内にはリタ
ーンスプリング15が収納される。リターンスプリング
15の突起15Aは、アクチュエータ16の長孔16A
に挿入され、アクチュエータ16を原位置に戻すように
付勢する(図5および図6、参照)。アクチュエータ1
6には、バルブ9の吐出路13に連通可能な流動抵抗発
生手段としてのオリフィス17と複数の開放孔18がそ
れぞれ形成されている(図8、参照)。
【0013】19は第1の磁気枠、21は第2の磁気枠
であり、第2の磁気枠21はハウジング1に固定されて
いる。第2の磁気枠21内には、外部の部材に継手と同
心に固定された第1の磁気枠19が非接触状態に保持さ
れ、第1の磁気枠19内にはソレノイドコイル22が収
納される。第2の磁気枠21の開口部は非磁性の蓋部材
23により閉止されている。
【0014】24は入力軸4に固定された摩擦部材(ト
ルク発生部材)であり、摩擦部材24は複数の孔25を
有し、アクチュエータ16との間でソレノイドコイル2
2への通電電流に応じた摩擦トルクを発生する。ソレノ
イドコイル22に通電すると、第1の磁気枠19、第2
の磁気枠21、摩擦部材24、アクチュエータ16、摩
擦部材24、第2の磁気枠21および第1の磁気枠19
の磁気回路が形成される。
【0015】すなわち、ソレノイドコイル22への通電
に応じてアクチュエータ16と摩擦部材24の間で摩擦
トルクが発生し、リターンスプリング15とのバランス
によりアクチュエータ16が所定の角度回転する。な
お、20はベアリング、26はスプライン、27,28
はオイルシール、29,35はニードルベアリング、3
0,31はスナップリング、32は注油孔、33はOリ
ングである。
【0016】次に、動作を説明する。まず、通常の特性
について説明する。ソレノイドコイル22に通電しない
ときは、摩擦部材24とアクチュエータ16の間に摩擦
トルクが発生せず、リターンスプリング15の作用によ
りアクチュエータ16は回転せず原位置を保持する(図
7、(A)、参照)。
【0017】このため、図8(A)に示すように、高圧
室12は吐出路13を介してオリフィス17に連通し、
開放孔18はバルブ9により閉止される。すなわち、吐
出ポート11に押し出されたオイルは、高圧室12、吐
出路13、オリフィス17を通って低圧室34に供給さ
れる。このとき、オリフィス17の抵抗により高圧室1
2、吐出路13、吐出ポート11およびプランジャー室
5の油圧が上昇し、プランジャー6に反力が発生する。
このプランジャー反力に逆ってカム2を回転させること
によりトルクが発生し、カム2とロータ3との間でトル
クが伝達される。
【0018】このときのトルク特性は、図9のAに示さ
れ、差動回転数ΔNの2乗に比例したトルクTとなる。
次に、ロックの特性について説明する。ソレノイドコイ
ル22に弱通電すると、通電電流に応じてアクチュエー
タ16と摩擦部材24との間で所定の摩擦トルクが発生
し、リターンスプリング15とのバランスにより所定の
角度θ1アクチュエータ16が回転する(図7、
(B)、参照)。
【0019】このため、図8(B)に示すように、アク
チュエータ16のオリフィス17はバルブ9により閉止
され、また、アクチュエータ16の開放孔18もバルブ
9により閉止されたままである。このときのトルク特性
は、図9のBに示され、ロックの状態になる。次に、フ
リーの特性について説明する。
【0020】ソレノイドコイル22に対する通電電流が
前記のロック特性の場合より大きいときは、その通電電
流に応じてアクチュエータ16と摩擦部材24との間に
所定の大きな摩擦トルクが発生し、アクチュエータ16
は所定角度θ2回転する(図7、(C)、参照)。この
ため、図8(C)に示すように、アクチュエータ16の
オリフィス17はバルブ9により閉止されたままである
が、アクチュエータ16開放孔18がバルブ9の吐出路
13に連通する。
【0021】したがって、高圧室12のオイルは吐出路
13、開放孔18を通って低圧室34に供給される。こ
のときのトルク特性は、図9のCに示されフリーの状態
になる。このように、本実施例においては、アクチュエ
ータ16と摩擦部材24のエアギャップがほとんどゼロ
であるため、小さな電流で大きな摩擦トルクを発生させ
ることができる。
【0022】このため、アクチュエータ16の回転量を
充分大きくできるので、吐出路13及び開放孔18の断
面積を大きくでき、充分なフリー性能を得ることができ
る。その結果、小型軽量で、制御性能が優れた継手を得
ることができる。次に、図10は本発明の他の実施例を
示す図である。図10において、41はバルブ(制御弁
を備えた部材)であり、バルブ41にはロック用のスプ
ールバルブ(制御弁)42をリターンスプリング43を
介して収納する収納孔44と、フリー用のスプールバル
ブ(制御弁)45をリターンスプリング46を介して収
納する収納孔47が、それぞれ形成されている。
【0023】収納孔44と吸入路48との間には、流動
抵抗発生手段としてのオリフィス49が形成され、ま
た、収納孔47と吸入路10の間には開放孔50が、そ
れぞれ形成されている。バルブ41に対してリターンス
プリング15により所定の位置に位置決めされるアクチ
ュエータ16には、ロック用のスプールバルブ42が摺
動するカム面51と、フリー用のスプールバルブ45が
摺動するカム面52が、それぞれ形成されている。
【0024】ソレノイドコイル22への通電がない通常
特性時には、アクチュエータ16と摩擦部材24の間に
は摩擦トルクが発生せず、アクチュエータ16は回転し
ない。この状態においては、両スプールバルブ42,4
5は作動せず、高圧室12のオイルは、オリフィス49
を通って吸入路48に流れる。
【0025】ソレノイドコイル22に対する弱通電によ
り、その通電電流に応じて、アクチュエータ16と摩擦
部材24との間に摩擦トルクが発生し、アクチュエータ
16が所定角度回転する。このため、フリー用のスプー
ルバルブ45は開放孔50を閉止した状態で、ロック用
のスプールバルブ42がオリフィス49を閉止する。こ
うして、ロック特性が得られる。
【0026】また、ソレノイドコイル22に対する通電
を前記より大きくすると、その通電電流に応じて、アク
チュエータ16と摩擦部材24との間に大きな摩擦トル
クが発生し、アクチュエータ16が前記角度より回転す
る。このため、ロック用のスプールバルブ42がオリフ
ィス49を閉止した状態で、フリー用のスプールバルブ
45が開放孔50を開放する。こうして、フリー特性が
得られる。
【0027】本実施例においても、アクチュエータ16
と摩擦部材24とのエアギャップは、ほとんどゼロであ
り、小さな電流で大きなトルクを得ることができる。本
実施例においても、前記実施例と同様な効果を得ること
ができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、アクチュエータと摩擦部材とのエアギャップがほと
んどゼロであるため、小さな電流で大きなアクチュエー
タトルクを発生させることができ、その結果、制御機構
が小型軽量で、制御性能が優れた継手を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】バルブの表面図
【図3】バルブの裏面図
【図4】バルブの斜視図
【図5】アクチュエータの正面図
【図6】アクチュエータの斜視図
【図7】アクチュエータによる各特性の説明図
【図8】バルブとアクチュエータによる各特性の説明図
【図9】トルク特性を示すグラフ
【図10】本発明の他の実施例を示すグラフ
【図11】問題点の説明図
【符号の説明】
1:ハウジング 1A:切欠き 2:カム 2A:カム面 2B:突起 3:ロータ(第1の回転軸) 4:入力軸 5:プランジャー室 6:プランジャー 7:リターンスプリング 8:吸入吐出孔 9:バルブ(弁体) 9A:突起 10:吸入路 11:吐出ポート 12:高圧室 13:吐出路 14:溝 15:リターンスプリング 15A:突起 16:アクチュエータ 16A:長孔 17:オリフィス 18:開放孔 19:第1の磁気枠 20:ベアリング 21:第2の磁気枠 22:ソレノイドコイル 23:蓋部材 24:摩擦部材 25:孔 26:スプライン 27,28:オイルシール 29:ニードルベアリング 30,31:スナップリング 32:注油孔 33:Oリング 34:低圧室 35:ニードルベアリング 41:バルブ 42:ロック用のスプールバルブ 43,46:リターンスプリング 44,47:収納孔 45:フリー用のスプールバルブ 48:吸入路 49:オリフィス 50:開放孔 51:ロック用カム面 52:フリー用カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−296015(JP,A) 特開 平3−56720(JP,A) 特開 平4−64726(JP,A) 特開 平2−190624(JP,A) 特開 平5−172161(JP,A) 特開 平5−172158(JP,A) 特開 平3−244835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 31/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な第1、第2の回転軸間に設
    けられ、前記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポ
    ンプと; 該油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制
    御する制御弁と; 外部からの信号によって、該制御弁を作動させるアクチ
    ュエータを備え; 前記両軸の回転速度差および外部からの制御信号に応じ
    たトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において; 前記第1の回転軸と一体で回転するとともに、前記制御
    弁が位置決め固定される部材と、 継手内部に同心状に配置され、前記部材との間で所定の
    角度回転可能に位置決めされるとともに、回転角に応じ
    て前記制御弁を制御する前記アクチュエータと、前記制御弁に縮設され、 該アクチュエータを原位置に戻
    すべく付勢するばね部材を備えるとともに、 外部の部材に継手と同心に固定され、ソレノイドコイル
    を取り巻いて継手と非接触状態に保持される磁気枠と、 前記ソレノイドコイルへの通電に応じて前記アクチュエ
    ータと第2の回転軸との間で摩擦トルクを発生するトル
    ク発生部材とを備え、 ソレノイドコイルへの通電電流に応じて前記アクチュエ
    ータが所定の角度変位するとともに、アクチュエータの
    角度変位に応じて前記制御弁が制御されることを特徴と
    する油圧式動力伝達継手。
  2. 【請求項2】相対回転可能な第1、第2の回転軸間に設
    けられ、前記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポ
    ンプを備え、 該油圧ポンプにより油を流動させ、流動抵抗を発生させ
    て、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式
    動力伝達継手において; 前記第1の回転軸と同心状でかつ一体に固定されるとと
    もに、吸入路、吐出ポートおよび高圧室を設けた弁体
    と、 継手内部に同心状に配置され、前記弁体との間で所定の
    角度回転可能に位置決めされるとともに、回転角に応じ
    て前記高圧室に非連通となるオリフィスおよび連通可能
    な開放孔を有する前記アクチュエータと、前記弁体に縮設され、 該アクチュエータを原位置に戻す
    べく付勢するばね部材を備えるとともに、 外部の部材に継手と同心に固定され、ソレノイドコイル
    を取り巻いて継手と非接触状態に保持される磁気枠と、 前記ソレノイドコイルへの通電に応じて前記アクチュエ
    ータと第2の回転軸との間で摩擦トルクを発生するトル
    ク発生部材とを備え、 ソレノイドコイルへの通電電流に応じて前記アクチュエ
    ータが所定の角度変位するとともに、アクチュエータの
    角度変位に応じて前記オリフィスを閉止または前記開放
    孔を開放することを特徴とする油圧式動力伝達継手。
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