JP2576228Y2 - カップホルダ装置 - Google Patents

カップホルダ装置

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JP2576228Y2
JP2576228Y2 JP1991113619U JP11361991U JP2576228Y2 JP 2576228 Y2 JP2576228 Y2 JP 2576228Y2 JP 1991113619 U JP1991113619 U JP 1991113619U JP 11361991 U JP11361991 U JP 11361991U JP 2576228 Y2 JP2576228 Y2 JP 2576228Y2
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JP
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holder arm
arm
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cup holding
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JP1991113619U
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JPH0556607U (ja
Inventor
英広 村上
均 石川
Original Assignee
小島プレス工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は引出し形式のカップホ
ルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、引出し形式のカップホルダ装置に
は、例えば実公平3−12592号公報に開示されたも
のが知られている。このような引出し形式のカップホル
ダ装置は、図4に示すように、インストルメントパネ
ル、コンソールボックス等の車室内装部材1´の収納室
に引出し可能に収納されるホルダ本体11´の奥側寄り
にホルダアーム21´の基端部が支軸19´を中心とし
て開閉可能に組付けられ、これらホルダ本体11´とホ
ルダアーム21´との間には、ホルダアーム21´を開
放方向へ弾発するばね15´が配設されている。そし
て、ホルダ本体11´が引出し位置まで引出され、ホル
ダアーム21´がばね15´の弾発力によって拡開位置
まで開かれることで、前記ホルダ本体11´の側部に設
けられた第1カップ保持部12´とホルダアーム21´
の内側面に設けられた第2カップ保持部22´とにより
カップ保持孔20´が構成される。
【0003】また、引出し位置にあるホルダ本体11´
が収納位置まで押込まれるときにホルダアーム21´の
基端部外側面26´が収納室の前端開口部の側面に設け
られた案内面5´に押圧されながら同ホルダアーム21
´がばね15´の弾発力に抗して閉じられるようになっ
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のものにあっては、ホルダ本体11´を収納位置に向
けて押込む初期において、ホルダアーム21´の基端部
外側面26´が案内面5´に押圧されながらホルダアー
ム21´が閉じられる構造上、ホルダアーム21´の開
閉中心(支軸19の中心)から同ホルダアーム21´の
作用点(ホルダアーム21´と案内面5´との接触点)
までの距離が非常に短くなる。このため、ホルダアーム
21を付勢手段の弾発力と抗して閉じながらホルダ本体
11´を押込むときに大きい操作力が必要となった。
【0005】この考案の目的は、前記した従来の問題点
に鑑み、ホルダアームを付勢手段の弾発力に抗して閉じ
ながらホルダ本体を軽快に押込むことができるカップホ
ルダ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案は、車室内装部材の収納室に対し、その前
端開口部より引出し可能に収納されかつ側部に第1カッ
プ保持部を有するホルダ本体と、前記ホルダ本体に開閉
可能に組付けられかつ拡開位置まで開かれたときに前記
第1カップ保持部と協働してカップ保持孔を構成する第
2カップ保持部を内側面に有するホルダアームと、前記
ホルダアームを拡開方向へ弾発する付勢手段と、を備
え、前記ホルダアームは、その基端部が前記ホルダ本体
の側部前端寄りに支軸を中心として開閉可能に組付けら
れ、前記ホルダアームの自由端寄り外側面には、前記ホ
ルダ本体が引出し位置まで引出されかつ前記ホルダアー
ムが拡開位置まで開かれた状態にあるときに、前記収納
室の前端開口部の側面に設けられた案内面に対し傾斜状
に対面する滑走面が形成されている。
【0007】
【作用】前記したように構成されるカップホルダ装置に
おいて、前記ホルダ本体の押込み初期において、ホルダ
アームの自由端寄り外側面の滑走面が案内面に押圧され
ながらホルダアームが、その基端部の支軸を中心として
閉じられる構造上、ホルダアームの開閉中心Oから同ホ
ルダアームの作用点(ホルダアームと案内面との接触
点)までの距離を可及的に長くすることができる。この
ため、ホルダアームをばねの弾発力に抗して閉じながら
ホルダ本体を押込むときの操作が軽快になされる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1〜図3に従
って説明する。カップホルダ装置を斜視図で表した図1
及び平断面で表した図2において、インストルメントパ
ネルやコンソールボックスのような車室内装部材1の前
面パネルには前側が開口された収納室3を有する箱形状
のホルダケース2が内装されている。
【0009】ホルダケース2の収納室3には、その前端
開口部の両側部に設けられた案内部材4に案内されてホ
ルダ本体11が前方へ引出し可能に収納されている。ホ
ルダ本体11は、ホルダケース2の収納室3に引出し可
能に収納される大きさでかつ両側方が開口された薄箱形
状に形成され、その両側部の前後方向略中央部には、平
面形状が略半円弧状をなす第1カップ保持部12がそれ
ぞれ切欠状に形成されている。
【0010】ホルダ本体11の両側部には左右の両ホル
ダアーム21が組付けられている。これらホルダアーム
21は略半円弧状に形成され、その基端部がホルダ本体
11の側部前端部寄りにおいて支軸19を中心として開
閉可能に組付けられるとともに、常には付勢手段として
のばね15によって拡開方向へ弾発されている。
【0011】この実施例において、付勢手段としてのば
ね15は、支軸19回りに巻回されたばね力蓄積部16
と、該ばね力蓄積部16の一端から延出されその延出端
がホルダ本体11に係止された第1の脚片17と、ばね
力蓄積部16の他端から延出され、その延出端がホルダ
アーム21に係止めされた第2の脚片18とを備えてい
る。
【0012】前記両ホルダアーム21の内側面には、こ
れらホルダアーム21が支軸19を中心として拡開位置
まで開かれたときに、前記第1カップ保持部12と協働
して略円形のカップ保持孔20を構成する第2のカップ
保持部22が形成されている。
【0013】前記ホルダアーム21の自由端寄り外側面
には、前記ホルダ本体11が引出し位置まで引出され、
かつホルダアーム21が拡開位置まで開かれた状態にあ
るときに、前記収納室3の案内部材4の側面に設けられ
た案内面5に対し傾斜状に対面する滑走面23が形成さ
れている。
【0014】また、前記ホルダアーム21の基端寄り外
側面には、ホルダ本体11が収納位置まで押込まれたと
きに案内部材4の案内面5に面当接してホルダアーム2
1を閉じ位置に保持する平坦な保持面24が形成されて
いる。さらに、ホルダアーム21の外側面には前記滑走
面23と保持面24とを連接する円弧面25が形成され
ている。
【0015】この実施例は上述したように構成される。
従って、ホルダ本体11を引出し位置まで引出すと、ホ
ルダアーム21はばね15の弾発力によって拡開位置ま
で開かれる。このとき、ホルダアーム21の自由端寄り
外側面の滑走面23の先端部が案内部材4の案内面5の
前端部に当接し、これによって、ホルダアーム21が拡
開位置に保持される。そして、ホルダ本体11の第1カ
ップ保持部12とホルダアーム21の第2カップ保持部
22とにより略円形のカップ保持孔20が構成される。
【0016】ホルダ本体11を押込むと、ホルダアーム
21は、その外側面の滑走面23、円弧面25及び保持
面24が案内面23の前端部に順次に押圧されながら滑
走するとともに、ばね15の弾発力に抗して支軸19を
中心に閉じ方向へ回動される。そして、図3に示すよう
に、ホルダ本体11が元の収納位置まで押込まれること
で、ホルダアーム21は、その保持面24が案内部材4
の案内面5に面当接した状態で元の閉じ位置に保持され
る。
【0017】さて、前記ホルダ本体11の押込み初期に
おいて、ホルダアーム21の自由端寄り外側面の滑走面
23が案内部材4の案内面5に押圧されながらホルダア
ーム21がその基端部の支軸19の中心として閉じられ
る構造上、図2に示すように、ホルダアーム21の開閉
中心をなす(支軸19の中心)Oから同ホルダアーム2
1の作用点(ホルダアーム21と案内面5との接触点)
Pまでの距離Rを可及的に長くすることができる。この
ため、ホルダアーム21をばね15の弾発力に抗して閉
じながらホルダ本体11を軽快に押込むことができる。
【0018】また、ホルダアーム21は、その基端部が
ホルダ本体11の前端寄り部分に支軸19によって開閉
可能に組付けられ構造上、案内部材4の案内面5の長さ
Lを可及的に短くすることができ、案内部材4の材料費
を軽減することもできる。なお、前述した実施例におい
ては、車室内装部材1とホルダケース2とが別個に形成
される場合を例示したが、車室内装部材1に収納室3を
形成することでホルダケース2を削除してもよい。
【0019】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
引出し位置にあるホルダ本体を収納位置に向けて押込む
初期において、ホルダアームの自由端寄り外側面の滑走
面が案内面に押圧されながらホルダアームが付勢手段の
弾発力に抗して閉じられるようになっているから、ホル
ダアームの基端部外側面が案内面に押圧されながらホル
ダアームが付勢手段の弾発力に抗して閉じられる従来の
ものと異なり、ホルダ本体の押込み操作を軽快に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すカップホルダ装置の
斜視図である。
【図2】同じくホルダ本体を引出し位置まで引出した状
態を示す平断面図である。
【図3】同じくホルダ本体を収納位置まで押込んだ状態
を示す平断面図である。
【図4】従来のものを示す平面図である。
【符号の説明】
1 車室内装部材 3 収納室 5 案内面 11 ホルダ本体 12 第1カップ保持部 15 ばね(付勢手段) 19 支軸 20 カップ保持孔 21 ホルダアーム 22 第2カップ保持部 23 滑走面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内装部材の収納室に引出し可能に収
    納されかつ側部に第1カップ保持部を有するホルダ本体
    と、 前記ホルダ本体に開閉可能に組付けられかつ拡開位置ま
    で開かれたときに前記第1カップ保持部と協働してカッ
    プ保持孔を構成する第2カップ保持部を内側面に有する
    ホルダアームと、 前記ホルダアームを拡開方向へ弾発する付勢手段と、を
    備え、 前記ホルダアームは、その基端部が前記ホルダ本体の側
    部前端寄りに支軸を中心として開閉可能に組付けられ、 前記ホルダアームの自由端寄り外側面には、前記ホルダ
    本体が引出し位置まで引出されかつ前記ホルダアームが
    拡開位置まで開かれた状態にあるときに、前記収納室の
    前端開口部の側面に設けられた案内面に対し傾斜状に対
    面する滑走面が形成されていることを特徴とするカップ
    ホルダ装置。
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JPH0556607U JPH0556607U (ja) 1993-07-27
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