JPH0556607U - カップホルダ装置 - Google Patents

カップホルダ装置

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JPH0556607U
JPH0556607U JP11361991U JP11361991U JPH0556607U JP H0556607 U JPH0556607 U JP H0556607U JP 11361991 U JP11361991 U JP 11361991U JP 11361991 U JP11361991 U JP 11361991U JP H0556607 U JPH0556607 U JP H0556607U
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holder arm
arm
cup holding
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JP11361991U
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英広 村上
均 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホルダアームを付勢手段の弾発力に抗して閉
じながらホルダ本体を軽快に押込む。 【構成】 車室内装部材1の収納室3に引出し可能に収
納されかつ側部に第1カップ保持部12を有するホルダ
本体11と、ホルダ本体11に開閉可能に組付けられか
つ拡開位置まで開かれたときに第1カップ保持部12と
協働してカップ保持孔20を構成する第2カップ保持部
22を内側面に有するホルダアーム21と、ホルダアー
ム21を拡開方向へ弾発する付勢手段15と、を備え
る。ホルダアーム21は、その基端部がホルダ本体11
の側部前端寄りに支軸19を中心として開閉可能に組付
けられる。ホルダアーム21の自由端寄り外側面には、
ホルダ本体11が引出し位置まで引出されかつホルダア
ーム21が拡開位置まで開かれた状態にあるときに、収
納室3の前端開口部の側面に設けられた案内面5に対し
傾斜状に対面する滑走面23が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は引出し形式のカップホルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、引出し形式のカップホルダ装置には、例えば実公平3−12592号公 報に開示されたものが知られている。 このような引出し形式のカップホルダ装置は、図4に示すように、インストル メントパネル、コンソールボックス等の車室内装部材1´の収納室に引出し可能 に収納されるホルダ本体11´の奥側寄りにホルダアーム21´の基端部が支軸 19´を中心として開閉可能に組付けられ、これらホルダ本体11´とホルダア ーム21´との間には、ホルダアーム21´を開放方向へ弾発するばね15´が 配設されている。そして、ホルダ本体11´が引出し位置まで引出され、ホルダ アーム21´がばね15´の弾発力によって拡開位置まで開かれることで、前記 ホルダ本体11´の側部に設けられた第1カップ保持部12´とホルダアーム2 1´の内側面に設けられた第2カップ保持部22´とによりカップ保持孔20´ が構成される。
【0003】 また、引出し位置にあるホルダ本体11´が収納位置まで押込まれるときにホ ルダアーム21´の基端部外側面26´が収納室の前端開口部の側面に設けられ た案内面5´に押圧されながら同ホルダアーム21´がばね15´の弾発力に抗 して閉じられるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来のものにあっては、ホルダ本体11´を収納位置に向 けて押込む初期において、ホルダアーム21´の基端部外側面26´が案内面5 ´に押圧されながらホルダアーム21´が閉じられる構造上、ホルダアーム21 ´の開閉中心(支軸19の中心)から同ホルダアーム21´の作用点(ホルダア ーム21´と案内面5´との接触点)までの距離が非常に短くなる。 このため、ホルダアーム21を付勢手段の弾発力と抗して閉じながらホルダ本 体11´を押込むときに大きい操作力が必要となった。
【0005】 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、ホルダアームを付勢手段の 弾発力に抗して閉じながらホルダ本体を軽快に押込むことができるカップホルダ 装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、車室内装部材の収納室に対し、その 前端開口部より引出し可能に収納されかつ側部に第1カップ保持部を有するホル ダ本体と、前記ホルダ本体に開閉可能に組付けられかつ拡開位置まで開かれたと きに前記第1カップ保持部と協働してカップ保持孔を構成する第2カップ保持部 を内側面に有するホルダアームと、前記ホルダアームを拡開方向へ弾発する付勢 手段と、を備え、前記ホルダアームは、その基端部が前記ホルダ本体の側部前端 寄りに支軸を中心として開閉可能に組付けられ、前記ホルダアームの自由端寄り 外側面には、前記ホルダ本体が引出し位置まで引出されかつ前記ホルダアームが 拡開位置まで開かれた状態にあるときに、前記収納室の前端開口部の側面に設け られた案内面に対し傾斜状に対面する滑走面が形成されている。
【0007】
【作用】
前記したように構成されるカップホルダ装置において、前記ホルダ本体の押込 み初期において、ホルダアームの自由端寄り外側面の滑走面が案内面に押圧され ながらホルダアームが、その基端部の支軸を中心として閉じられる構造上、ホル ダアームの開閉中心Oから同ホルダアームの作用点(ホルダアームと案内面との 接触点)までの距離を可及的に長くすることができる。このため、ホルダアーム をばねの弾発力に抗して閉じながらホルダ本体を押込むときの操作が軽快になさ れる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1〜図3に従って説明する。 カップホルダ装置を斜視図で表した図1及び平断面で表した図2において、イ ンストルメントパネルやコンソールボックスのような車室内装部材1の前面パネ ルには前側が開口された収納室3を有する箱形状のホルダケース2が内装されて いる。
【0009】 ホルダケース2の収納室3には、その前端開口部の両側部に設けられた案内部 材4に案内されてホルダ本体11が前方へ引出し可能に収納されている。 ホルダ本体11は、ホルダケース2の収納室3に引出し可能に収納される大き さでかつ両側方が開口された薄箱形状に形成され、その両側部の前後方向略中央 部には、平面形状が略半円弧状をなす第1カップ保持部12がそれぞれ切欠状に 形成されている。
【0010】 ホルダ本体11の両側部には左右の両ホルダアーム21が組付けられている。 これらホルダアーム21は略半円弧状に形成され、その基端部がホルダ本体11 の側部前端部寄りにおいて支軸19を中心として開閉可能に組付けられるととも に、常には付勢手段としてのばね15によって拡開方向へ弾発されている。
【0011】 この実施例において、付勢手段としてのばね15は、支軸19回りに巻回され たばね力蓄積部16と、該ばね力蓄積部16の一端から延出されその延出端がホ ルダ本体11に係止された第1の脚片17と、ばね力蓄積部16の他端から延出 され、その延出端がホルダアーム21に係止めされた第2の脚片18とを備えて いる。
【0012】 前記両ホルダアーム21の内側面には、これらホルダアーム21が支軸19を 中心として拡開位置まで開かれたときに、前記第1カップ保持部12と協働して 略円形のカップ保持孔20を構成する第2のカップ保持部22が形成されている 。
【0013】 前記ホルダアーム21の自由端寄り外側面には、前記ホルダ本体11が引出し 位置まで引出され、かつホルダアーム21が拡開位置まで開かれた状態にあると きに、前記収納室3の案内部材4の側面に設けられた案内面5に対し傾斜状に対 面する滑走面23が形成されている。
【0014】 また、前記ホルダアーム21の基端寄り外側面には、ホルダ本体11が収納位 置まで押込まれたときに案内部材4の案内面5に面当接してホルダアーム21を 閉じ位置に保持する平坦な保持面24が形成されている。さらに、ホルダアーム 21の外側面には前記滑走面23と保持面24とを連接する円弧面25が形成さ れている。
【0015】 この実施例は上述したように構成される。従って、ホルダ本体11を引出し位 置まで引出すと、ホルダアーム21はばね15の弾発力によって拡開位置まで開 かれる。このとき、ホルダアーム21の自由端寄り外側面の滑走面23の先端部 が案内部材4の案内面5の前端部に当接し、これによって、ホルダアーム21が 拡開位置に保持される。そして、ホルダ本体11の第1カップ保持部12とホル ダアーム21の第2カップ保持部22とにより略円形のカップ保持孔20が構成 される。
【0016】 ホルダ本体11を押込むと、ホルダアーム21は、その外側面の滑走面23、 円弧面25及び保持面24が案内面23の前端部に順次に押圧されながら滑走す るとともに、ばね15の弾発力に抗して支軸19を中心に閉じ方向へ回動される 。そして、図3に示すように、ホルダ本体11が元の収納位置まで押込まれるこ とで、ホルダアーム21は、その保持面24が案内部材4の案内面5に面当接し た状態で元の閉じ位置に保持される。
【0017】 さて、前記ホルダ本体11の押込み初期において、ホルダアーム21の自由端 寄り外側面の滑走面23が案内部材4の案内面5に押圧されながらホルダアーム 21がその基端部の支軸19の中心として閉じられる構造上、図2に示すように 、ホルダアーム21の開閉中心をなす(支軸19の中心)Oから同ホルダアーム 21の作用点(ホルダアーム21と案内面5との接触点)Pまでの距離Rを可及 的に長くすることができる。このため、ホルダアーム21をばね15の弾発力に 抗して閉じながらホルダ本体11を軽快に押込むことができる。
【0018】 また、ホルダアーム21は、その基端部がホルダ本体11の前端寄り部分に支 軸19によって開閉可能に組付けられ構造上、案内部材4の案内面5の長さLを 可及的に短くすることができ、案内部材4の材料費を軽減することもできる。 なお、前述した実施例においては、車室内装部材1とホルダケース2とが別個 に形成される場合を例示したが、車室内装部材1に収納室3を形成することでホ ルダケース2を削除してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、引出し位置にあるホルダ本体を収納位 置に向けて押込む初期において、ホルダアームの自由端寄り外側面の滑走面が案 内面に押圧されながらホルダアームが付勢手段の弾発力に抗して閉じられるよう になっているから、ホルダアームの基端部外側面が案内面に押圧されながらホル ダアームが付勢手段の弾発力に抗して閉じられる従来のものと異なり、ホルダ本 体の押込み操作を軽快に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すカップホルダ装置の
斜視図である。
【図2】同じくホルダ本体を引出し位置まで引出した状
態を示す平断面図である。
【図3】同じくホルダ本体を収納位置まで押込んだ状態
を示す平断面図である。
【図4】従来のものを示す平面図である。
【符号の説明】
1 車室内装部材 3 収納室 5 案内面 11 ホルダ本体 12 第1カップ保持部 15 ばね(付勢手段) 19 支軸 20 カップ保持孔 21 ホルダアーム 22 第2カップ保持部 23 滑走面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内装部材の収納室に引出し可能に収
    納されかつ側部に第1カップ保持部を有するホルダ本体
    と、 前記ホルダ本体に開閉可能に組付けられかつ拡開位置ま
    で開かれたときに前記第1カップ保持部と協働してカッ
    プ保持孔を構成する第2カップ保持部を内側面に有する
    ホルダアームと、 前記ホルダアームを拡開方向へ弾発する付勢手段と、を
    備え、 前記ホルダアームは、その基端部が前記ホルダ本体の側
    部前端寄りに支軸を中心として開閉可能に組付けられ、 前記ホルダアームの自由端寄り外側面には、前記ホルダ
    本体が引出し位置まで引出されかつ前記ホルダアームが
    拡開位置まで開かれた状態にあるときに、前記収納室の
    前端開口部の側面に設けられた案内面に対し傾斜状に対
    面する滑走面が形成されていることを特徴とするカップ
    ホルダ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014113846A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd カップホルダー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0282634U (ja) * 1988-12-14 1990-06-26

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JP2576228Y2 (ja) 1998-07-09

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