JPH0649478Y2 - 自動車用カップホルダー - Google Patents

自動車用カップホルダー

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JPH0649478Y2
JPH0649478Y2 JP1987148017U JP14801787U JPH0649478Y2 JP H0649478 Y2 JPH0649478 Y2 JP H0649478Y2 JP 1987148017 U JP1987148017 U JP 1987148017U JP 14801787 U JP14801787 U JP 14801787U JP H0649478 Y2 JPH0649478 Y2 JP H0649478Y2
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JP
Japan
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cup
holder
insertion hole
holding member
holder body
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JP1987148017U
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JPS6451540U (ja
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直史 大村
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Kojima Industries Corp
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Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車の室内においてジュースの缶といっ
たカップ等を保持するカップホルダーに関するものであ
る。
[従来の技術] この種のカップホルダーの従来例を第13図に示す。
この例では、カップホルダー本体700はインストルメン
トパネルに組込まれるリテーナ701に対し引き出し自在
に収納されている。つまり、ホルダーとして使用しない
場合には、インストルメントパネル内に収納されている
が、使用する場合には、引き出してカップ差込み孔702
へカップ等を差込んでこれを保持するのである。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 ところが、ホルダー本体700にくり抜いてあるカップ差
込み孔702の大きさは予め規制されているため、カップ
差込み孔の径より小さい径のカップ等を安定して保持で
きないといった問題点があった。
考案の目的 上記の問題点に鑑み本考案は、様々な径のカップ等を安
定して保持できるカップホルダーを提供せんとするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本件考案は、カップ等が挿
入される差込み孔が形成されたホルダー本体と、該差込
み孔の一部若しくは全部を閉塞するように付勢されると
ともに、該差込み孔の一部若しくは全部を閉塞する部分
には、カップ等の側面と適合する保持部が形成されたカ
ップ保持材とからなり、かつ、該カップ保持材は、前記
カップ等が該カップ保持材自体に当接することにより、
弾性的に変位可能であるとともに、当該変位状態から元
の位置に復元しようとする付勢力を伴って前記カップ類
の側面を保持する自動車用カップホルダーとした。
[作用] 本件考案に係わるカップホルダーは上述の構成を有して
いるので、カップ等を挿入した場合、カップ等の径に対
応してカップ保持材が弾性体に変位しし、差込み孔の内
縁部とカップ保持材の保持部端縁でカップ等の胴部が支
持されるのでカップ等を安定的に保持できる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した実施例を図面に従って詳細に
説明する。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例に係わるもので
ある。
図面において、自動車のインスツルメントパネルの適所
に組込まれるリテーナ1は、室内側に開口するボックス
状に形成されている。
上記リテーナ1に収納可能かつ引出し可能に設けられた
ホルダー本体2は、例えば合成樹脂材にて一体に形成さ
れており、その前端部には下面に適当な長さに亘って手
掛け溝3aを有する取手部3が形成されている。またホル
ダー本体2の室内側には、カップ等を差込むための円形
の差込み孔4が貫設されており、さらにホルダー本体2
の裏側には、後述するカップ保持材7を回動自在に設置
するため枢支部5が枢支孔6をともなって一体に設けら
れている。
7は、ホルダー本体2に対し、回動可能に枢支されるカ
ップ保持材である。このカップ保持材7は、その前端部
がホルダー本体2の差し込み孔4より小さく円弧状に切
り欠かれた保持部7aとして形成されている。
またカップ保持材7の後端部には、孔部9を有する枢支
片8がカップ保持材7に一体に延設されている。
次に上述の構成を有するホルダー本体2とカップ保持材
7の取付け構造について説明する。
カップ保持材7はホルダー本体2の裏面に配置され、さ
らに、カップ保持材7より延設された枢支片8の間に
は、トーシヨンスプリング11が配置されている。このよ
うに配置されたカップ保持材7、スプリング11はピン10
を貫通させることにより、ホルダー本体2に一体的かつ
回動可能に取付けられる。この場合トーシヨンスプリン
グ11の一端はホルダー本体2に、もう一端はカップ保持
材7に当接しているためカップ保持材7は、復帰可能と
なる。
次に上述のように構成された第1実施例の作用および効
果について説明する。まず、カップホルダーを使用する
場合は、ホルダー本体2の取手部3に手を掛けてホルダ
ー本体2を引出し、差込み孔4にカップ等を差込む。
第3図は、小さな径のカップ等を保持する場合を示すも
のである。
この場合カップ保持材7は、下方に回動せずそのままの
状態であり、カップ等は、ホルダー本体2の差込み孔4
の内縁部と、カップ保持材7の円弧状の保持部により安
定的に保持される。
第4図は、大きな径のカップ等を保持する場合を示すも
のである。
この場合、カップ等をホルダー本体2の差込み孔4に挿
入したとき、カップ等の底面がカップ保持材7の上面に
当接する。さらにカップ等を押下げるとカップ保持材7
はトーシヨンスプリング11の付勢力に抗してピン10を支
点とし下方に回動する。カップ等が床面に着地したと
き、カップ等は、ホルダー本体2の差込み孔4の内縁部
と下方に傾斜した状態のカップ保持材7の円弧状の保持
部7aにより安定的に保持される。
ホルダー本体2をリテーナ1内に収納する場合は、カッ
プ等を取除くとカップ保持材7はトーシヨンスプリング
11の付勢力によって、元の状態に復帰する。そこでホル
ダー本体2をリテーナ内に押込めば、円滑に収納するこ
とができる。
第5図乃至第7図は、本考案のその他の実施例に係るも
のである。
第5図は、本考案の第2の実施例である。本例のもの
が、第1実施例と異なる点は、ホルダー本体2の裏側に
取付けられるカップ保持材101にイングラルヒンジ部102
を形成し、トーシヨンスプリング103とともにホルダー
本体2に熱溶着等で取付けたものである。
第6図は、本考案の第3実施例である。
本例のものは、第1実施例及び第2実施例のものがトー
シヨンスプリングを使用していたのに対し、板バネ、ゴ
ム板等の板状の弾性部材を使用したことを特徴としてい
る。カップ保持材201は、ホルダー本体2に板状の弾性
部材202を介して取付け固定されている。
第7図は、本考案の第4実施例である。
第1実施例乃至第3実施例が、カップ保持材7101及び20
1をホルダー本体2に回動可能かつ復帰可能に取付ける
ために、所定の弾性部材を介して取付けていたのに対
し、本例のものは、カップ保持材301そのものをゴム、
板バネ等の弾性部材で形成し、熱溶着等でホルダー本体
2に取付けるものである。
第2実施例乃至第4実施例のその他の構成は第1実施例
と同様である。従って、第2実施例乃至第4実施例の作
用、効果も第1実施例のものと同様である。
例えば、第8図乃び第9図は本考案の第5実施例であ
る。
前記第1実施例乃至第4実施例は、差込み孔の近傍に回
動支点を設け、該回動支点に保持部が形成されたカップ
保持材を下方に回動自在に取付けたものであるのに対
し、本実施例はカップ保持材をホルダー本体に対し前後
に摺動可能に設けたものである。
図において、ホルダー本体402には、差込み孔404が設け
られるとともに、その側部が内向きコの字状に形成され
溝部402aが形成されている。
カップ保持材407は前記溝部402aにコイルスプリング411
によって車室内方向に付勢されながら取付けてある。コ
イルスプリング411は、ホルダー本体402の後端部及びカ
ップ保持材407の後端部に形成された係止部402b,407bに
外れることがないよう取付けてある。
上述のように構成されたカップホルダーにおいて、ホル
ダー本体402の差込み孔404にカップ等を挿入すると、カ
ップ等はカップ保持材407の内縁部7aに当接し、カップ
保持材407は、コイルスプリング411の付勢力に抗しなが
ら後退する。
カップ等は、差込み孔404の内縁部とコイルスプリング4
11により付勢されたカップ保持材407の保持部407aによ
り安定的に保持される。
本例においては、付勢手段としてコイルスプリング411
を使用したが、これはトーシヨンスプリング等他の付勢
手段でもよい。
その他の構成、作用は前記実施例と同様であるため省略
する。
また、第10図に示されるように様々な径のカップ類を安
定的に保持するために、カップ保持材507の保持部507a
の形状を鋸歯状にしてもよく、さらに第11図に示される
ように、保持部607aに607bのような切り欠きを設ける、
またカップ保持材607に孔部607cを設けることにより、
タバコホルダー、ペンスタンドとしても使用できる。
さらにまた、前記実施例のカップホルダー本体2および
カップ保持材7は、いずれも板状部材であったが、これ
をワイヤー等の線材で形成してもよい。すなわち第12図
のようなものであってもよい。又、一方が板状部材で他
方が線材で形成されてもよい。
その他一々列挙はしないが、本考案は当業者の知識に基
づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様におい
て実施され得るものであり、そのような実施態様が何れ
も本考案の範囲内に含まれるものであることは、言うま
でもないことである。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係わる自動車用カップホ
ルダーは、様々な径のカップ等を安定的に保持できるた
め、運転中、カップ等が揺動し不快な騒音を発生した
り、カップ等が転倒することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案第1実施例に係わる自動車用カップホ
ルダーの全体斜視図、 第2図は、ホルダー本体にカップ保持材を取付けた状態
を示す裏面からの斜視図、 第3図は、小さな径のカップ等を保持する状態を示す断
面図、 第4図は、大きな径のカップ等を保持する状態を示す断
面図、 第5図は、本考案第2実施例に係わる自動車用カップホ
ルダーのホルダー本体とカップ保持材の取付け状態を示
す斜視図、 第6図は、本考案第3実施例に係わる自動車用カップホ
ルダーのホルダー本体とカップ保持材の取付け状態を示
す斜視図、 第7図は、本考案の第4実施例に係わる自動車用カップ
ホルダーのホルダー本体とカップ保持材の取付け状態を
示す斜視図、 第8図は、本考案の第5実施例に係わる自動車用カップ
ホルダーの断面図、 第9図は、そのカップ等を保持する状態を示した断面
図、 第10図は、様々なカップ等の径に対応できるよう鋸歯状
の保持部を有するカップ保持材を示す斜視図、 第11図は、カップ等以外の保持機能も有するカップ保持
材の平面図、 第12図は、線材で形成された本考案に係わるカップホル
ダーの平面図、 第13図は、従来のカップホルダーの全体斜視図。 2,402……ホルダー本体 4,404……差し込み孔 7,101,201,301,407,507,607……カップ保持材 7a,407a,507a,607a……保持部 11,102……トーシヨンスプリング 202……板状の弾性部材 411……コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ等が挿入される差込み孔が形成され
    たホルダー本体と、該差込み孔の一部若しくは全部を閉
    塞するように付勢されるとともに、該差込み孔の一部若
    しくは全部を閉塞する部分には、カップ等の側面と適合
    する保持部が形成されたカップ保持材とからなり、か
    つ、該カップ保持材は、前記カップ等が該カップ保持材
    自体に当接することにより、弾性的に変位可能であると
    ともに当該変位状態から元の位置に復元しようとする付
    勢力を伴って前記カップ類の側面を保持することを特徴
    とする自動車用カップホルダー。
JP1987148017U 1987-09-28 1987-09-28 自動車用カップホルダー Expired - Lifetime JPH0649478Y2 (ja)

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JPS6451540U JPS6451540U (ja) 1989-03-30
JPH0649478Y2 true JPH0649478Y2 (ja) 1994-12-14

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ID=31418948

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640520Y2 (ja) * 1989-12-15 1994-10-26 星光産業株式会社 自動車用ドリンクホルダ
JP2553797Y2 (ja) * 1990-05-11 1997-11-12 豊田合成株式会社 容器ホルダ装置
JPH0635786Y2 (ja) * 1990-05-18 1994-09-21 星光産業株式会社 自動車用の飲料水容器ホルダ
JP2547448Y2 (ja) * 1990-09-26 1997-09-10 豊田合成株式会社 収納ボックス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624436U (ja) * 1985-06-26 1987-01-12

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JPS6451540U (ja) 1989-03-30

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