JPH0640520Y2 - 自動車用ドリンクホルダ - Google Patents

自動車用ドリンクホルダ

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JPH0640520Y2
JPH0640520Y2 JP1989144090U JP14409089U JPH0640520Y2 JP H0640520 Y2 JPH0640520 Y2 JP H0640520Y2 JP 1989144090 U JP1989144090 U JP 1989144090U JP 14409089 U JP14409089 U JP 14409089U JP H0640520 Y2 JPH0640520 Y2 JP H0640520Y2
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automobile
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俊雄 宮島
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星光産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、自動車の冷暖気噴出し口に取り付け、その噴出
し口より放出される冷気ないし暖気によって飲料容器を
冷却ないし加温する場合に使用する自動車用のドリンク
ホルダに関する。
従来の技術 一般に缶コーヒーのような清涼飲料水を飲む場合に、冬
期においてはこれを温めた状態で、また夏期においては
これを冷やした状態とするのが極めて好ましいが、車両
内で上記した好ましい状態で飲料水を飲料しようとする
ときは、例えばクーラー等特別の冷暖用ボックスを備え
る必要があった。
考案が解決しようとする課題 本願考案は、車内を空調するために自動車に備え付けら
れている空調装置から噴出される空気を利用して、飲料
物を冷却ないし加温すること、さらには飲料容器を一定
の姿勢で安定的に保持することができる自動車用ドリン
クホルダを提供することを目的としたものである。
課題を解決するための手段 本願考案は、上記した目的を達成するために、飲料容器
を収納する有底ホルダ本体と、該ホルダ本体を保持し、
かつ、自動車の冷暖気噴出し口のルーバーに着脱可能な
複数のクリップを備えた保持部材とから構成し、前記各
クリップの挟持部と、前記ホルダ本体の前記冷暖気噴出
し口またはその周辺部と当接する当接部とを含む面の傾
斜角度を変更し得るよう構成したことを特徴とするもの
である。
具体的には、下記(1)ないし(10)に示す通りであ
る。
(1)風向きを調節するために回動可能に設置されたル
ーバーを有する自動車の冷暖気噴出し口に装着して使用
する自動車用ドリンクホルダであって、 後面に空気取入口、前面に空気放出口を有するととも
に、上面に開口を有し、飲料容器を収納する有底のホル
ダ本体と、該ホルダ本体を保持し、前記ルーバーに着脱
可能な複数のクリップを備えた保持部材とで構成され、 前記各クリップの挟持部と、前記ホルダ本体の後面下部
に形成され、前記冷暖気噴出し口またはその周辺部と当
接する当接部とを含む面の傾斜角度を変更し得るよう構
成したことを特徴とする自動車用ドリンクホルダ。
(2)前記クリップの水平方向の離間距離を調節し得る
クリップ調節機構を有する請求項1に記載の自動車用ド
リンクホルダ。
(3)前記クリップ調節機構は、前記保持部材に形成さ
れた水平方向に直線状に伸びる長孔を有し、該長孔に沿
って前記クリップを移動可能に取付けたものである請求
項2に記載の自動車用ドリンクホルダ。
(4)前記保持部材に対する前記ホルダ本体の前後方向
の位置を調整する一対の調整機構を、前記ホルダ本体の
両側部に対向して設けた請求項1ないし3のいずれかに
記載の自動車用ドリンクホルダ。
(5)前記調整機構は、前記ホルダ本体の両側面に夫々
形成された垂直方向に延びる複数の係合溝と、前記保持
部材の両側面に夫々形成された垂直方向に延びる係合突
条とを有し、前記係合突条が前記係合溝に選択的に挿入
されるよう構成したものである請求項4に記載の自動車
用ドリンクホルダ。
(6)前記ホルダ本体は、単一の飲料容器を載置する底
板と、該底板の少なくとも両側縁に立設され、ホルダ本
体の前面および後面を解放する周壁と、該周壁の後部上
方に設置された上部片とを有するものであり、 前記底板は、平面方形状の後部と、平面半円形状の前部
とから成る請求項1ないし5のいずれかに記載の自動車
用ドリンクホルダ。
(7)前記ホルダ本体の前面に、前記空気放出口を開閉
する開閉部材が起伏自在に設置されており、該開閉部材
により前記空気放出口を開いた状態を保持する手段を有
する請求項1ないし6のいずれかに記載の自動車用ドリ
ンクホルダ。
(8)前記ホルダ本体の前面に、前記空気放出口を開閉
する開閉部材が設置されており、該開閉部材により前記
空気放出口を閉じた状態で、飲料容器の冷却または加温
を行うと共に飲料容器の出し入れを行うことが可能な請
求項1ないし7のいずれかに記載の自動車用ドリンクホ
ルダ。
(9)前記ホルダ本体の後部上方に、ホルダ本体上面の
前記開口に突出して該開口を縮小し得る制限部片が、起
伏自在に、かつその姿勢にかかわらず前記空気取入口の
開口面積を減少させることがないよう設置されている請
求項1ないし8のいずれかに記載の自動車用ドリンクホ
ルダ。
(10)前記ホルダ本体の後部上方に、ホルダ本体上面の
前記開口に突出して該開口を縮小し得る制限部片が設置
されており、前記制限部片には通気口が形成されている
請求項1ないし9のいずれかに記載の自動車用ドリンク
ホルダ。
作用 保持部材に設置された各クリップを自動車の冷暖気噴出
し口のルーバーに挟着すると、ドリンクホルダは、冷暖
気噴出し口に対し、各クリップと、ホルダ本体の冷暖気
噴出し口またはその周辺部と当接する当接部とで支持、
固定される。このとき、車種の相違により、冷暖気噴出
し口およびその周辺の構成は異なるので、例えば保持部
材に対するホルダ本体の前後方向の位置を調整すること
により、各クリップの挟持部と、ホルダ本体の当接部と
を含む面の傾斜角度を調節してホルダ本体を水平状態に
保持し、この状態で、飲料容器をホルダ本体内に収納す
る。
すると、自動車の冷暖気噴出し口より噴出する冷暖気
は、空気取入口よりホルダ本体内に流入し、これによっ
て飲料容器は冷却ないし加温される。
なおクリップ調節機構を有する場合、冷暖気噴出し口の
ルーバーの形状、配置等に応じてクリップの水平方向の
位置を調整する。
また、起伏自在な制限部片を有する場合、収納する飲料
容器が小径のときには、制限部片を伏倒して、ホルダ本
体の上面開口を縮小し、収納する飲料容器が大径のとき
には、制限部片を起立して、ホルダ本体の上面開口を広
くする。
また空気放出口を開閉する起伏自在な開閉部材を有する
場合、ホルダ本体内に飲料容器を収納しない不使用状態
では、開閉部材を起立状態にして空気放出口を開放し、
ホルダ本体に流入する冷暖気を空気放出口から車室内に
放出する。
実施例 以下本願考案の実施例を図面にもとづいて詳述する。本
願考案は、飲料物を封入した缶や瓶などの飲料容器を保
持し、後面に空気取入口を設けたホルダ本体(1)と、
前記ホルダ本体(1)の後部上面に回動自在に取り付け
られて、ホルダ本体(1)の上面開口(35)を制限する
制限部片(2)と、前記ホルダ本体(1)を保持して、
自動車の冷暖気噴出し口に取り付ける保持部材(3)と
から構成されている。
前記ホルダ本体(1)は、主部材(4)と、開閉部材
(5)とから成る。前記主部材(4)は、単一の飲料容
器を載置する底板(6)と、該底板(6)の外周に沿っ
て垂直状に立設された周壁(7)とで構成される。底板
(6)は、前部が半円形状を呈し、後部が方形状を呈す
る全体として半截小判状のものである。周壁(7)の後
面には、空気取入口(8)が、また半円形状の前面に
は、上向きに切り欠かれた空気放出口(9)が夫々設け
てある。
前記周壁(7)の左右両外側面には、その後方下部に下
向きL字状の段部(10)を介して、これにより囲まれた
方形状の窪み部(11)が形成されている。両窪み部(1
1)のさらに後部下部位置には、垂直方向に延びて少な
くとも下端が開口した前後方向に並列する複数の係合溝
(12)が設けてある。これにより、周壁(7)の一方の
側面に形成された各係合溝(12)と、他方の側面に形成
された各係合溝(12)とは、対向して平行に配置され
る。
また前記周壁(7)の上面後部位置には、前縁が底板
(6)の湾曲した前縁とほぼ等しい曲率半径で切り欠か
れ、かつ、中央部上面に嵌合凹部(13)を有した上部片
(14)が設けてある。
前記周壁(7)の上部中間位置の対向する内側面には、
夫々係合孔(15)が設けてあり、前記嵌合凹部(13)の
対向する側面には、夫々係合孔(16)が設けてある。
また開閉部材(5)は、前記空気放出口(9)を塞ぐよ
うに横断面が半円形状に湾曲した例えば透明の合成樹脂
板から成り、この両端部の外周上部に設けた係合軸(1
7)を前記係合孔(15)に係合することにより、主部材
(4)に対し起伏自在に取り付けられている。開閉部材
(5)を第1図に示すように伏倒して空気放出口(9)
を塞いだ状態で、飲料容器(b)の出し入れを行う。
なお本実施例では、制作上の関係から、ホルダ本体
(1)の主部材(4)を上部材(1a)と下部材(1b)と
から構成し、これらを、止ネジ(18)により連結して成
る場合を示している。
前記制限部片(2)は、その前縁が前記ホルダ本体
(1)の底板(6)の湾曲した前縁よりも小さい曲率半
径で湾曲し、かつ、中央位置後部に通気口として後方向
きに切り欠かれた切欠部(18)を形成した板片から成
り、その板片の後部左右側縁には、夫々袖片(19)を介
して、その外面に前記係合孔(16)と係合する係合突部
(20)が設けてある。
この制限部片(2)は、前記係合孔(16)と係合突部
(20)との係合により、上部片(14)の嵌合凹部(13)
内において起伏自在に取り付けられている。制限部片
(2)が伏倒状態では、その湾曲した前縁(小径の飲料
容器の胴部に当接する部分)が上面開口(35)内に突出
して上面開口(35)を縮小する(第1図参照)。制限部
片(2)が起立状態では、その湾曲した前縁が上方へ向
き、上部片(14)の湾曲した前縁が上面開口(35)の輪
郭となる。この場合、制限部片(2)の姿勢が伏倒状
態、起立状態またはその中間の状態等、いかなる状態で
あっても、制限部片(2)により空気取入口(8)の開
口面積を減少させることはないので、収納される飲料容
器の冷却または加温能力が低下することはない。
前記保持部材(3)は、水平部分と垂直部分とから成る
下向きL字状を呈し、ホルダ本体(1)の幅とほぼ等し
い間隔で対向配置された左右一対の側片(21)と、両側
片(21)の後端同士を連結する垂直状の後部連結片(2
2)と、両側片(21)の下端同士を連結する水平状の下
部連結片(23)とで構成される枠状の部材である(第4
図参照)。
両側片(21)の垂直部分の内面には、前記ホルダ本体
(1)の係合溝(12)の一つに選択的に挿入される垂直
方向に長く延びた一対の係合突条(24)が夫々設けてあ
る。この係合突条(24)及び係合溝(12)により、保持
部材(3)に対する前記ホルダ本体(1)の前後方向の
位置を調整する調整機構が構成される。このような構成
によれば、両側片(21)によりホルダ本体(1)を挟む
ように保持し、かつ、ホルダ本体(1)の対向する両側
部において夫々係合突条(24)と係合溝(12)とが係合
するため、自動車の走行に伴う振動や揺れ、あるいは加
減速時やカーブの際に使用する前後または左右方向の力
が加えられた場合でも、ホルダ本体(1)の保持部材
(3)に対する位置ずれが生じたりすることはない。
また保持部材(3)は、クリップ調整機構を有してい
る。すなわち、後部連結片(22)の左右位置には、水平
方向に長く延びた直線状の長孔(25)が夫々設けてあ
り、この各長孔(25)には、自動車の冷暖気噴出し口の
ルーバー(a)に取付可能な2つのクリップ(26)の夫
々が、止ネジ(27)により長孔(25)の長さの範囲で水
平方向に移動可能に止着される。このようなクリップ調
整機構により、両クリップ(26)の水平方向の位置や離
間距離を取り付けるルーバー(a)の形状、配置やその
周囲の構成に合わせて最適に調節することができる。例
えばルーバーが格子状に形成されている場合、クリップ
(26)を取り付けるルーバー(a)と直交する縦方向の
ルーバーを避けるようにクリップ(26)の水平方向の位
置を調整する。
前記クリップ(26)は、第5図で示すように、互いに先
端方向に傾斜する一対の対向片(26a)と、それらの後
端同士を結ぶ基片(26b)とを有した弾片から成り、前
記各対向片(26a)の先端部は夫々所望に屈曲し、挟持
部(40)を構成している。
なお図中(28)は開閉部材(5)を伏倒状態としたと
き、これを水平状態に保持するために、その下縁と当接
する当接片であり、ホルダ本体(1)の前面の中央位置
内面に設けてある。
前記周壁(7)の左右両内側面の前部には、夫々突部
(29)が形成され、一方、開閉部材(5)の両端部外面
の係合軸(17)の下部付近には、夫々突部(29′)が形
成されている。これらの突部(29)及び(29′)は、空
気放出口(9)の解放状態を保持する手段である。すな
わち、開閉部材(5)を起立させて空気放出口(9)を
開いた状態としたとき、突部(29)と突部(29′)とが
係止して、その起立状態を保持する。
また同様に、前記嵌合凹部(13)の対向する側面には、
制限部片(2)を起立させたとき、その両側縁と当接し
て、その起立状態を保持する突部(30)が形成されてい
る。
しかして使用に際しては、主部材(4)に対し、係合孔
(15)と係合軸(17)との係合により、開閉部材(5)
を起伏自在に取り付けてホルダ本体(1)を構成し、か
つ、係合孔(16)と係合突部(20)との係合により、嵌
合凹部(13)内に制限部片(2)を起伏自在に取り付け
る。
このように構成されたホルダ本体(1)を、保持部材
(3)の両側片(21)間に、その上方から挿入して、係
合突条(24)を係合溝(12)の一つに係合すると共に、
ホルダ本体(1)の外側面の段部(10)を保持部材
(3)の側片(21)の上縁部に合致させて、ホルダ本体
(1)を、保持部材(3)に取り付ける。
このように構成された自動車用ドリンクホルダは、予め
水平方向の位置調整がされている両クリップ(26)を自
動車の冷暖気噴出し口の所定のルーバー(a)に挟着す
ることにより取り付けられる。このとき、ルーバー
(a)は、通常風向を変えるために回動可能に設置され
ているため、本考案の自動車用ドリンクホルダは、ホル
ダ本体(3)の後面下部(底板(6)の後縁)に形成さ
れた当接部(41)が冷暖気噴出し口またはその周辺部
(ダッシュボード)と当接することにより、好ましくは
水平に支持される。
上記において、車種の相違により冷暖気噴出し口やその
周辺部の形状、寸法等が異なり、ホルダ本体(1)の取
り付けに際し、例えば他のルーバー(a)が邪魔になっ
たり、冷暖気噴出し口下部のダッシュボードの傾斜角度
の大小によって、ホルダ本体(1)をその底板(6)が
水平となるように取り付けられないことがある。この場
合には、例えば第2図中仮想線で示すように、ホルダ本
体(1)の後面と保持部材(3)の後部連結片(22)と
の間隔が広がるように係合突条(24)が係合する係合溝
(12)を選択して、両クリップ(26)の挟持部(40)と
当接部(41)とを含む面(42)の傾斜角度θからθ
に変更し、ホルダ本体(1)が水平となるように調整す
る。
以上のようにして冷暖気噴出し口に取り付けられた自動
車用ドリンクホルダは、開閉部材(5)を第3図中実線
で示すように伏倒した状態で、上部開口よりホルダ本体
(1)内に飲料容器(b)を起立状態で収納する。自動
車の冷暖気噴出し口より噴出する冷気ないし暖気は、空
気取入口(8)よりホルダ本体(1)内に流入したの
ち、上面開口(35)及び制限部片(2)の切欠部(18)
を経て車室内に放出され、その過程において飲料容器
(b)は冷却ないし加温される。
上記において飲料容器(b)の外径が小さいときには、
第3図中実線で示すように、制限部片(2)を伏倒状態
としてホルダ本体(1)の上面開口(35)を縮小し、飲
料容器(b)の外径が大きいときには、第3図中仮想線
で示すように、制限部片(2)を回動して起立させ、ホ
ルダ本体(1)の上面開口(35)を大きく開口する。ま
た飲料容器(b)を収納しない不使用状態では、開閉部
材(5)を第3図中仮想線で示すように、回動して起立
させ、空気放出口(9)を解放し、空気取入口(8)か
らホルダ本体(1)内に流入した空気をホルダ本体
(1)の前方より放出する。
また自動車の冷暖気噴出し口においてルーバーが垂直状
に配列されており、これにクリップ(26)を挟着すると
き、止ネジ(27)の位置でクリップ(26)を90°回動し
て水平状から垂直状に変更する。
考案の効果 本願考案は叙上のように、自動車の冷暖気噴出し口に取
り付けて、該噴出し口より噴出する空調用の冷暖気を利
用する構成であるので、飲料容器の冷却及び加温に極め
て便利で、取扱いも簡単であり、しかも冷暖気噴出し口
やその周囲の構成が異なる場合、例えば、冷暖気噴出し
口の傾斜角度が車種によって異なる場合でも、ホルダ本
体を一定の姿勢、好ましくは水平状態に設置することが
できる。
請求項2、3に記載の構成によるときは、車種により冷
暖気噴出し口の構成やルーバーの配列が異なる場合で
も、ホルダ本体の姿勢を水平に維持しつつ、ホルダ本体
を冷暖気噴出し口に確実に固定することができる。
また請求項4、5記載の構成によるときは、自動車の走
行に伴う振動や揺れ等が加えられても、ホルダ本体の離
脱はもちろんのこと、ホルダ本体の保持部材に対する前
後方向の位置ずれが生じたりすることもなく、比較的重
い飲料容器でも安定的に保持することができる。
また請求項7記載の構成によるときは、不使用時におい
て、空気放出口を開いた状態とするため、冷暖気の流通
の妨げとならず、しかもこの状態を維持することができ
る。
また請求項9、10記載の構成によるときは、太さの異な
る飲料容器を安定してホルダ本体に収納でき、しかも飲
料容器の太さにかかわらず冷却または加温効率を高く維
持できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願考案の実施例を示すもので、第1図は総体斜
視図、第2図は総体側面図、第3図は縦断面図、第4図
は分解斜視図、第5図はクリップの斜視図である。 各図中、(1)はホルダ本体、(2)は制限部片、
(3)は保持部材、(4)は主部材、(5)は開閉部
材、(6)は底板、(7)は周壁、(8)は空気取入
口、(9)は空気放出口、(12)は係合溝、(13)は嵌
合凹部、(14)は上部片、(18)は切欠部、(21)は側
片、(22)は後部連結片、(23)は下部連結片、(24)
は係合突条、(26)はクリップ、(26a)は対向片、(2
6b)は基片、(29)及び(29′)は突部、(35)は上面
開口、(40)は挟持部、(41)は当接部である。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−35435(JP,U) 実開 昭62−58239(JP,U) 実開 昭61−162741(JP,U) 実開 昭64−51540(JP,U) 実開 昭62−111209(JP,U) 実開 昭64−52955(JP,U) 実開 昭55−149432(JP,U) 実開 昭62−43037(JP,U) 実開 昭61−78742(JP,U)

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】風向きを調節するために回動可能に設置さ
    れたルーバーを有する自動車の冷暖気噴出し口に装着し
    て使用する自動車用ドリンクホルダであって、 後面に空気取入口、前面に空気放出口を有するととも
    に、上面に開口を有し、飲料容器を収納する有底のホル
    ダ本体と、該ホルダ本体を保持し、前記ルーバーに着脱
    可能な複数のクリップを備えた保持部材とで構成され、 前記各クリップの挟持部と、前記ホルダ本体の後面下部
    に形成され、前記冷暖気噴出し口またはその周辺部と当
    接する当接部とを含む面の傾斜角度を変更し得るよう構
    成したことを特徴とする自動車用ドリンクホルダ。
  2. 【請求項2】前記クリップの水平方向の離間距離を調節
    し得るクリップ調節機構を有する請求項1に記載の自動
    車用ドリンクホルダ。
  3. 【請求項3】前記クリップ調節機構は、前記保持部材に
    形成された水平方向に直線状に伸びる長孔を有し、該長
    孔に沿って前記クリップを移動可能に取付けたものであ
    る請求項2に記載の自動車用ドリンクホルダ。
  4. 【請求項4】前記保持部材に対する前記ホルダ本体の前
    後方向の位置を調整する一対の調整機構を、前記ホルダ
    本体の両側部に対向して設けた請求項1ないし3のいず
    れかに記載の自動車用ドリンクホルダ。
  5. 【請求項5】前記調整機構は、前記ホルダ本体の両側面
    に夫々形成された垂直方向に延びる複数の係合溝と、前
    記保持部材の両側面に夫々形成された垂直方向に延びる
    係合突条とを有し、前記係合突条が前記係合溝に選択的
    に挿入されるよう構成したものである請求項4に記載の
    自動車用ドリンクホルダ。
  6. 【請求項6】前記ホルダ本体は、単一の飲料容器を載置
    する底板と、該底板の少なくとも両側縁に立設され、ホ
    ルダ本体の前面および後面を解放する周壁と、該周壁の
    後部上方に設置された上部片とを有するものであり、 前記底板は、平面方形状の後部と、平面半円形状の前部
    とから成る請求項1ないし5のいずれかに記載の自動車
    用ドリンクホルダ。
  7. 【請求項7】前記ホルダ本体の前面に、前記空気放出口
    を開閉する開閉部材が起伏自在に設置されており、該開
    閉部材により前記空気放出口を開いた状態を保持する手
    段を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の自動車
    用ドリンクホルダ。
  8. 【請求項8】前記ホルダ本体の前面に、前記空気放出口
    を開閉する開閉部材が設置されており、該開閉部材によ
    り前記空気放出口を閉じた状態で、飲料容器の冷却また
    は加温を行うと共に飲料容器の出し入れを行うことが可
    能な請求項1ないし7のいずれかに記載の自動車用ドリ
    ンクホルダ。
  9. 【請求項9】前記ホルダ本体の後部上方に、ホルダ本体
    上面の前記開口に突出して該開口を縮小し得る制限部片
    が、起伏自在に、かつその姿勢にかかわらず前記空気取
    入口の開口面積を減少させることがないよう設置されて
    いる請求項1ないし8のいずれかに記載の自動車用ドリ
    ンクホルダ。
  10. 【請求項10】前記ホルダ本体の後部上方に、ホルダ本
    体上面の前記開口に突出して該開口を縮小し得る制限部
    片が設置されており、前記制限部片には通気口が形成さ
    れている請求項1ないし9のいずれかに記載の自動車用
    ドリンクホルダ。
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