JP2506167Y2 - 容器保持具 - Google Patents

容器保持具

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JP2506167Y2
JP2506167Y2 JP1991026172U JP2617291U JP2506167Y2 JP 2506167 Y2 JP2506167 Y2 JP 2506167Y2 JP 1991026172 U JP1991026172 U JP 1991026172U JP 2617291 U JP2617291 U JP 2617291U JP 2506167 Y2 JP2506167 Y2 JP 2506167Y2
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JP
Japan
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holder
angle
container holder
side frame
holder body
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JP1991026172U
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JPH0546562U (ja
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亘 石田
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Car Mate Manufacturing Co Ltd
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Car Mate Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両室内、例えばイン
ストルメントパネル下方に取付けられたカーエアコンや
ヒータ等の吹出し口を利用して、飲料缶等を保持すると
ともに冷風、温風を利用して飲料水等を冷やしたり暖め
たりする容器保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の容器保持具はエアコン等
の吹出し口のルーバに取付けるもので、クリップをルー
バに差込んで取付け、そのまま固定するか、あるいは前
後方向にのみホルダ本体の位置を移動できるものがあっ
た。
【0003】ところで、上記従来のホルダ本体を移動で
きる容器保持具はホルダ本体を前後方向には移動できる
が、ホルダ本体の上下方向の傾斜角度は変えることはで
きなかった。一方、車種によってエアコン等のルーバ前
面の角度が異なり、ルーバの角度によっては容器保持具
が傾斜したり、あるいは上下方向の風向きを変えるため
にルーバを動かすとホルダ本体もルーバとともに上下に
動きホルダ本体の傾斜角度が変わり飲料水がこぼれるな
どという不都合があった。
【0004】他方、ある程度飲料水を飲み、飲料水の量
が減っている場合など、助手席乗者の身体の傾きによっ
てはかえってホルダ本体が幾分手前側に傾斜していた方
が飲料容器を取出しやすい場合もある。そのような理由
でホルダ本体の角度を単独で選択変更できる容器保持具
がかねてから望まれていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案はホルダ本体の
傾斜角度を単独して選択変更できるようにし、車種によ
ってルーバ前面の角度が異なっても対処でき、またルー
バを動かしても飲料水がこぼれないようにするととも
に、助手席乗者の身体の傾きによって必要な場合はホル
ダ本体の傾斜角度を変えて飲料水の缶等を取出しやすく
できるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本考案の容器保持具は、車両室内等の立面等に取
付られる容器保持具であって、該容器保持具はホルダ本
体と、該ホルダ本体の後面に設けられた支持部材とから
なり、前記支持部材はホルダ本体にその一端を回動自在
に枢支した側枠と、この側枠に形成した複数の係止溝
と、この係止溝の任意のものに選択的に係合するよう上
記ホルダ本体に設けたストッパーと、前記側枠の最大傾
斜角度を制限する最大傾斜角度制限機構とを備えてなる
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例に係る容器保持具につ
いて説明する。図1はこの実施例に係る容器保持具Aの
全体を示す斜視図である。図中1はホルダ本体である。
ホルダ本体1は平面視で略U字状の有底箱状に形成さ
れ、上面には飲料容器等を差入れる開口部2が形成され
ている。
【0008】また前記ホルダ本体1の周面は側壁略中央
から前面にかけて多数の通風孔を有するメッシュ体3に
より形成されている。またホルダ本体1の後半部は基端
部4が設けられ、この基端部4は二重壁の両側壁4a、
4aと、前端に半月状の切欠部5aを有する上面部5と
から形成されている。またホルダ本体1の後面にはエア
コン等からの吹出し空気を流入する流入口6が形成され
ている。
【0009】また前記上面部5の半月状の切欠部5aの
前端には、略半円弧状の切欠部7aを有するサポートリ
ング7が上下方向(図1矢印イ)に回動自在にピン枢着
されトーションバネにより上方向に付勢されている。そ
してサポートリング7は上面部5の裏面にその取付部分
を係止されて水平状に保たれ、上方から押し下げられて
ホルダ本体1内方向に回動するように形成され、太缶を
入れる場合はサポートリング7を押し下げ、細缶を入れ
る場合はサポートリング7をそのままの状態にし、太
缶、細缶の両方を挿入できるように形成されている。
【0010】またホルダ本体1の後部側には角度調節機
構を有する支持部材8が取付けられている。前記支持部
材8は、平面視及び裏面視で略コ字状をなし、両側の側
枠9、9と前記基端部4内に配設されたストッパ10と
ホルダ本体1後部の支持枠11とから構成されている。
【0011】前記側枠9、9の下部は前記ホルダ本体1
の側壁4a内の下部に回動可能に取付けられ側壁4a内
に出入可能(矢印ロ)に形成されている。また前記側枠
9、9にはガイド溝12が形成され、ガイド溝12の
下面にはホルダ本体1の傾斜角度を複数段に選択できる
ように複数の係止溝12aが形成されており、係止溝1
2aの両端は、ストッパ10の軸部に対接されてストッ
パ10に対する相対的移動が停止されるようになるホル
ダ本体1の最大傾斜角度制限機構を構成する。
【0012】前記ストッパ10は図3に示すようにピン
状に形成され、プッシュ部10aと同軸に形成され前記
ガイド溝12の係止溝12aに係止される突起部10b
とから形成されている。そしてストッパ10はガイド溝
12内に挿通され、その両端をホルダ本体1の二重壁と
なっている側壁4a、4aに掛渡されるようにして取付
けられ横方向(矢印ニ)に摺動可能となっている。また
ストッパ10はスプリング13により外方向に付勢され
ている。そしてプッシュ部10aを指で押すことにより
ストッパ10がスプリング13に抗して図3で左方向に
移動し、突起部10bが係止溝12aから外れ側枠9、
9はフリーとなる。一方、プッシュ部10aから指を離
すとスプリング13の付勢力によりストッパ10は外方
へ移動し突起部10bが係止溝12a部に係止され側枠
9は所定の角度で停止する。
【0013】また前記支持枠11にはスライド溝11a
が形成され、このスライド溝11aにはエアコン等のル
ーバに差込むクリップ14、14が取付けられている。
【0014】次に上記実施例に係る容器保持具Aの使用
方法について説明する。先ずクリップ14、14をエア
コン等の吹出し口のルーバに差込んで容器保持具Aを取
付ける。次いでルーバの傾斜角度、あるいは助手席乗者
の身体の傾斜角度によって、ストッパ10のプッシュ部
10aを指で押しながらホルダ本体1の上下方向(図2
矢印ハ)の傾斜角度を選択する。次いでプッシュ部10
aから指を離しホルダ本体1の角度を固定する。このよ
うに角度調整部材8の側枠9のガイド溝12に複数の係
止溝12aが形成されているため、プッシュ部10aを
指で押すだけでホルダ本体1の角度を好みの角度に選択
できる。従ってどのような車種にも取付けることができ
るとともに飲み物がこぼれたりすることがない。また、
側枠9の傾斜はストッパ10の軸部がガイド溝12の端
縁に当たった位置で最大となり、側枠9が更に傾斜して
ホルダ本体1から脱落する等のおそれはない。
【0015】また飲料水缶の太缶の場合はサポートリン
グ7をホルダ本体1内に押すようにして缶を挿入すれば
よく、この場合は缶挿入後、サポートリング7がトーシ
ョンバネにより上方向に付勢されているとともに、サポ
ートリング7の切欠部7が半円弧状をなしているため挿
入された缶を確実にサポートする。また細缶の場合はサ
ポートリング7をそのままにして開口部2からホルダ本
体1の内部に缶を挿入すればよい。
【0016】またホルダ本体1の後面に流入口6が形成
されているとともに、ホルダ本体1の周面略前半部がメ
ッシュ体3で形成されているため、エアコン等のルーバ
前面に取付けた場合、流入口6から流入したエアコン等
の暖気、冷気はメッシュ体3の通風孔から効率よく流出
し、飲料水等が効率よく暖められ、また冷やされる。
【0017】なお上記実施例のホルダ本体1の形状、基
端部4の形状、メッシュ体3の構成等は実施例のものに
限られるものではなく、メッシュ体3は通風の効率がよ
いものならいずれの構造でもよく例えば格子状あるいは
縦桟や横桟だけのものでもよい。
【0018】また角度調節部材8の構造も実施例のもの
に限られず、ガイド溝12やストッパ10の構造も複数
段の好み角度を選択できるものであればよい。また上記
実施例では飲料水等の缶を入れることについて説明した
が、この容器保持具は小物などを入れるのにも適用でき
ることはいうまでもない。
【0019】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案に係る容器
保持具は、ホルダ本体と、該ホルダ本体の後面に設けら
れた支持部材とからなり、前記支持部材はホルダ本体の
取付角度を調節する角度調節機構を備えてなる構成とし
たので、車種によってエアコン等のルーバの傾斜角度が
異なっていても、いずれの車種にも取付けられる。また
エアコン等の吹出し角度を変えるためにルーバの角度を
変えても、ホルダ本体の角度を任意に変更できるので、
飲料水等がこぼれたりすることがなく、また助手席の乗
者の身体の角度により好みの角度を選択することができ
缶等を取り出しやすくなるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器保持具の全体を示す斜視図である。
【図2】容器保持具の側面図で角度調節機構を示す図で
ある。
【図3】角度調節機構を示す要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 ホルダ本体 8 支持部材 10 ストッパ(角度調節機構) 12 ガイド溝(角度調節機構) 12a 係止溝(角度調節機構) A 容器保持具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両室内等の立面等に取付られる容器保
    持具であって、該容器保持具はホルダ本体と、該ホルダ
    本体の後面に設けられた支持部材とからなり、前記支持
    部材はホルダ本体にその一端を回動自在に枢支した側枠
    と、この側枠に形成した複数の係止溝と、この係止溝の
    任意のものに選択的に係合するよう上記ホルダ本体に設
    けたストッパーと、前記側枠最大傾斜角度を制限する
    最大傾斜角度制限機構を備えてなることを特徴とする
    容器保持具。
JP1991026172U 1991-03-26 1991-03-26 容器保持具 Expired - Lifetime JP2506167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991026172U JP2506167Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 容器保持具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991026172U JP2506167Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 容器保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0546562U JPH0546562U (ja) 1993-06-22
JP2506167Y2 true JP2506167Y2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=12186121

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635786Y2 (ja) * 1990-05-18 1994-09-21 星光産業株式会社 自動車用の飲料水容器ホルダ

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Publication number Publication date
JPH0546562U (ja) 1993-06-22

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