JP2509417Y2 - ドリンクホルダ― - Google Patents

ドリンクホルダ―

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JP2509417Y2
JP2509417Y2 JP1991104636U JP10463691U JP2509417Y2 JP 2509417 Y2 JP2509417 Y2 JP 2509417Y2 JP 1991104636 U JP1991104636 U JP 1991104636U JP 10463691 U JP10463691 U JP 10463691U JP 2509417 Y2 JP2509417 Y2 JP 2509417Y2
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JP
Japan
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tray
base
fins
air
drink holder
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JP1991104636U
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English (en)
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JPH0558457U (ja
Inventor
基史 香西
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Car Mate Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Car Mate Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両室内等に取付けた
エアコン等の吹出口に取付け飲料缶等を載置するととも
にエアコン等から吹出す送風を利用して清涼飲料水等を
冷却したり、暖めたりするドリンクホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン吹出口に取付けるドリン
クホルダーは存在したが、従来のものの構造はベース部
分にエアコンからの送風を送る送風路を形成し、エアコ
ンの吹出口のルーバーに取付けるものであった。
【0003】ところで、上記従来のものは風向はエアコ
ンのルーバーの方向に左右され、一定方向にしか送風で
きず、飲料缶等をホルダーに載置した場合は助手席乗者
等には送風が当たらないという問題、また風向も変更で
きないという問題があった。そこで、ドリンクホルダー
の側方部に、エアコンのルーバーのごとき特別のルーバ
ーを設けることも考えられるが、ルーバーの複数のフィ
ンが各々独立しているため、例えばリンク構造やギヤ等
の構成部品を必要とし、部品数の増加、組立時間の増
加、ひいては組立工賃等が高騰し、コスト高になるとい
う問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記事情に
鑑みてなされたもので、エアコンのルーバーの方向、飲
料缶の載置の有無に拘らず、トレーに対して略水平方向
に風向部材が回動し、しかも部品点数や組立時間等も変
わらず、製品を安価に提供できるドリンクホルダーを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、飲料缶等を載置するトレーと、前記トレ
ーに載置された飲料缶等の側方を支持する側方部材と、
前記トレーを保持し、エアコン等の吹出口に取付ける
ースとを有するドリンクホルダーにおいて、前記トレー
の、前記ベースと略反対側の周縁部に円弧状に配置、立
設した複数のフィンと、これら複数のフィンを前記円弧
に沿って一体的に移動させる回動機構とを有し、前記ベ
ースにはエアコン等からの送風を通過させる通風路が形
成されてなる構成としたものである。
【0006】
【実施例】以下この考案に係るドリンクホルダーの第1
実施例について図面を参照しながら説明する。図1は該
実施例のドリンクホルダーAを示す斜視図である。図中
符号1はトレー支持部材である。前記トレー支持部材1
の周縁は平面視で略U字状をなし、前記トレー支持部材
1の後端側は後述のベース2の基端部に取付けられてい
る。またトレー支持部材1の周縁上部には前記トレー支
持部材1の周縁と略同一形状の側方部材である枠体3が
設けられている。該枠体3の後半部には二重壁を有する
側壁3a、3aが形成され、両側壁3a、3aの後端部
は前記ベース2と一体として形成されている。該枠体3
は飲料缶等を支持する役割をも有するものである。
【0007】前記トレー支持部材1の上部には、図2及
び図3に示すような飲料缶等を載置するトレー4が設け
られている。該トレー4は略円形状に形成され、トレー
4の中心部を前記トレー支持部材1の中心部に回動自在
(矢印イ)に軸着して取付けられている。該トレー4の
外周の略前面側には風向部材である縦方向の複数個のフ
ィン5が適宜間隔を置いて立設されている。前記トレー
支持部材1の後端面側にはベース2が設けられ、ベース
2の中央部にはエアコン等の吹出口からの送風を通過さ
せる通風路6が形成されている。
【0008】また前記ベース2の上面前端には略半円弧
状の切欠部が形成され、該切欠部にはサポートリング7
が上下方向(図1矢印ロ)に回動可能に取付けられてい
る。該サポートリング7はトーションバネ等により上方
向に付勢されており、通常はベース2上面の裏側に係止
され水平状態を保たれ、飲料缶の太缶を挿入した場合に
下方へ押し下げられ、挿入後は缶の側方を押圧するよう
に形成されている。また細缶を挿入する場合はサポート
リング7を押下げる必要はない。
【0009】またベース2の後部側には角度調節機構8
を有する取付部材9が設けられている。前記取付部材9
は平面視で略コ字状の支持枠からなり、この支持枠は横
枠9aと略三角形状の側枠9b、9bとから形成されて
おり、側枠9b、9bの頂上部を前記ベース2の基端部
にピン枢着等により前後方向に回動自在に取付けられて
いる。前記横枠9aには横長の二つのスリット10、1
0が形成されており、このスリット10にはエアコンの
ルーバに差込むグリップ11、11が取付けられてい
る。
【0010】また前記角度調節機構8は、図4に示すよ
うに、前記側枠9bに形成された複数個の係止切欠部1
2aを有するガイド溝12と、前記枠体3の両側壁3
a、3a内に設けられたストッパ機構13とから構成さ
れている。前記ストッパ機構13は図5に示すように前
記側壁3aの二重壁内に摺動可能に掛渡されたプッシュ
軸14と、プッシュ軸14に突設され、前記係止切欠部
に係止される突起部15と、プッシュ軸14の奥方部に
設けられ、プッシュ軸14を外方向に付勢するスプリン
グ16とから構成されている。そしてプッシュ軸14を
押し、突起部15を係止切欠部12aから外し、適宜の
角度でプッシュ軸14を離すとスプリング16の付勢力
により係止切欠部12aに突起部15をスライド係止さ
せてドリンクホルダーAの傾斜角度を適宜に調整するこ
とができる。
【0011】上記第1実施例のドリンクホルダーAによ
ると、ベース2に通風路6が形成されているので、エア
コンからの送風によりトレー4に載置した飲料缶等を冷
却あるいは暖めることができる。そしてドリンクホルダ
ーA内を通った送風はフィン5どうしの間を通過すると
ともにフィン5の向きにより送風方向が決まる。従って
フィン5を回動させることにより送風方向を適宜の方向
に変更でき、助手席乗者にも送風を当てることができ
る。
【0012】またフィン5はリンク機構やギア等の部品
を必要とせず部品点数が増えないので、組立時間、組立
工程等も従来と変わらずコスト高となることはない。
【0013】次に、この考案の第2実施例について説明
する。この実施例に係るドリンクホルダーが上記第1実
施例と主として異なる点は、上記第1実施例のトレー4
がその中心点をトレー支持部材1に回動自在に軸着され
るとともに、トレー4の外周に一体としてフィン5を設
けているのに対し、この第2実施例のものはトレー支持
部材1をトレー17とするとともに、トレー17の外周
前面側に独立に回動する風向部材18を設けたことであ
る。なお同一構成部分については同一符号を用いてその
説明を省略する。すなわち該第2実施例のドリンクホル
ダーは、枠体3及びベース2と一体として形成されたト
レー17の前面周縁に、図6に示すような風向部材18
が回動自在(矢印ハ)に設けられている。該風向部材1
8は略半円弧状の縁材19と、この縁材19上に適宜間
隔で立設された縦方向の複数個のフィン5とから形成さ
れている。そして縁材19は図7及び図8に示すように
その底面に形成されたガイド突条19aをトレー17の
周縁に形成されたガイド溝17aに摺動自在にはめ込
み、ガイド溝17aに沿って回動自在に形成されてい
る。従って風向部材18は自由に回動するとともに、フ
ィン5の方向も任意方向に向けることができ、助手席乗
者にも送風が当たることになる。ベース2や枠体3、取
付部材9、角度調節機構8等その他の構成は第1実施例
と同様であり、その他の作用効果も同様である。
【0014】なお、上記第1、第2実施例における風向
部材5(18)は図9に示すように枠体3の外方に突出
するように形成してもよい。また図10に示すようし風
向部材18の上部に更に縁材20を設け、該縁材20の
上端面に形成されたガイド突条20aを、枠体3の下面
に形成されたガイド溝3bに摺動自在にはめ込み、風向
部材18を枠体3とトレー17との間に挟み回動するよ
うに形成してもよい。このように構成すると、側方部材
18のがたつき等がなくなる。
【0015】またこのガイド溝3b、17aをそれぞれ
縁材20及び19に形成するとともに、ガイド突条20
a、19aを、上記のものとは逆にそれぞれ枠体3の下
面及びトレー17の外周上面に設け、回動自在に形成し
てもよい。
【0016】またフィン5の両端に突起等を形成すると
ともに枠体3の下面及びトレー17の上面に穴を形成
し、前記突起等を前記穴に回動自在にはめ込み、フィン
5を単独に回動するように形成してもよい。このように
構成するとフィン5のみを回動させ風向を変更すること
もできる。またフィン5の形成方向も縦方向に限られず
斜め方向に取付けてもよい。
【0017】なおベース2、枠体3、トレー4、フィン
(風向部材)5、18、通風路6、角度調節機構8、取
付部材9等の形状、構造等は上記実施例、変形例のもの
に限られるものではない。また枠体3は平面視で先端部
の弧条を省略し略平行状態に形成してもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係るド
リンクホルダーは、飲料缶等を載置するトレーと、前記
トレーに載置された飲料缶等の側方を支持する側方部材
と、前記トレーを保持し、エアコン等の吹出口に取付け
ベースとを有するドリンクホルダーにおいて、前記ト
レーの、前記ベースと略反対側の周縁部に円弧状に配
置、立設した複数のフィンと、これら複数のフィンを前
記円弧に沿って一体的に移動させる回動機構とを有し、
前記ベースにはエアコン等からの送風を通過させる通風
路が形成されてなる構成としたので、エアコンからの送
風方向をフィンの回動により自由に変更でき、ドリンク
ホルダーをエアコン吹出口に取付けても助手席乗者等に
も送風が当る。しかもフィンを取付けるための特別な部
品をも不要で、組立工程等も短縮でき安価に提供するこ
とができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るドリンクホルダーの斜視図で
ある。
【図2】上記実施例のフィン付きトレーを示す斜視図で
ある。
【図3】上記フィン付きトレーの正面図である。
【図4】第1実施例のドリンクホルダーの側面図であ
る。
【図5】ストッパーの内部構造を示す一部断面図であ
る。
【図6】第2実施例に係る風向部材を示す斜視図であ
る。
【図7】第2実施例の風向部材の底面図である。
【図8】図6a−a部の断面図である。
【図9】変形例に係る風向部材を取付けたドリンクホル
ダーを示す斜視図である。
【図10】風向部材とトレーと枠体との接触部分の変形
例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 ベース 4、17 トレー 5、18 風向部材(フィン)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料缶等を載置するトレーと、前記トレ
    ーに載置された飲料缶等の側方を支持する側方部材と、
    前記トレーを保持し、エアコン等の吹出口に取付ける
    ースとを有するドリンクホルダーにおいて、前記トレー
    の、前記ベースと略反対側の周縁部に円弧状に配置、立
    設した複数のフィンと、これら複数のフィンを前記円弧
    に沿って一体的に移動させる回動機構とを有し、前記ベ
    ースにはエアコン等からの送風を通過させる通風路が形
    成されてなることを特徴とするドリンクホルダー。
JP1991104636U 1991-11-25 1991-11-25 ドリンクホルダ― Expired - Lifetime JP2509417Y2 (ja)

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JPH0558457U JPH0558457U (ja) 1993-08-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0686676B2 (ja) * 1985-10-18 1994-11-02 旭化成工業株式会社 メツキ用電極部

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JPH0558457U (ja) 1993-08-03

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