JPH0732255Y2 - 自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホルダー - Google Patents
自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホルダーInfo
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- JPH0732255Y2 JPH0732255Y2 JP549693U JP549693U JPH0732255Y2 JP H0732255 Y2 JPH0732255 Y2 JP H0732255Y2 JP 549693 U JP549693 U JP 549693U JP 549693 U JP549693 U JP 549693U JP H0732255 Y2 JPH0732255 Y2 JP H0732255Y2
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- Japan
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- holder
- drinking water
- water container
- louver
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の冷暖気（エア
コン）吹出し口、即ち、ルーバーに簡易に取付け、その
冷暖気を利用して飲料水を適温に保持することを主目的
とする飲料水容器ホルダーに関するものである。
コン）吹出し口、即ち、ルーバーに簡易に取付け、その
冷暖気を利用して飲料水を適温に保持することを主目的
とする飲料水容器ホルダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種飲料水容器ホルダーとして
は、種々の構造のものが市販されており、主目的の飲料
水の適温保持の他に、マスコット、小物用の簡易容器と
して重宝されている。
は、種々の構造のものが市販されており、主目的の飲料
水の適温保持の他に、マスコット、小物用の簡易容器と
して重宝されている。
【０００３】そして、当該飲料水容器ホルダーに関する
技術文献としては、実開平３−８２２３２号の自動車用
の飲料水容器ホルダーがある。その要旨は、後面に空気
吸込み口を有し、かつ、上面が開口した有底のホルダー
本体と、該ホルダー本体を保持し、かつ、前記空気吸込
み口を塞がないように立上面の吸込み側に設けられる自
動車の冷暖気噴出し口のルーバーに着脱可能なクリップ
を取付けた枠部材と、からなる構成である。
技術文献としては、実開平３−８２２３２号の自動車用
の飲料水容器ホルダーがある。その要旨は、後面に空気
吸込み口を有し、かつ、上面が開口した有底のホルダー
本体と、該ホルダー本体を保持し、かつ、前記空気吸込
み口を塞がないように立上面の吸込み側に設けられる自
動車の冷暖気噴出し口のルーバーに着脱可能なクリップ
を取付けた枠部材と、からなる構成である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】前記技術文献の考案
は、ルーバーより吹出されるエアコンの冷暖気を有効利
用する点、及び構造が簡略化されている点、等において
特徴を備えている。しかしながら、ホルダー本体に飲料
水容器が保持されていない状況下で、かつルーバーの吹
出し口からの冷暖気を車内に導き入れたい場合、即ち、
前記吹出し口を解放したい場合においては、前記技術文
献の考案は、ホルダー本体の吹出し側を構成する開閉部
材を立ち上げる構造となっている。したがって、開閉部
材の立設状態では、当該ホルダー本体の上面が閉塞され
ることと、大変に不体裁である、また場合により邪魔と
なる欠点がある。またホルダー本体に飲料水容器が収容
された状態では、前記開閉部材の立ち上げはできず、大
変不都合である。更に枠部材の出没がワンタッチでな
く、その取り扱い、及びホルダー本体の移動等に手間と
注意力が要望される難点がある。
は、ルーバーより吹出されるエアコンの冷暖気を有効利
用する点、及び構造が簡略化されている点、等において
特徴を備えている。しかしながら、ホルダー本体に飲料
水容器が保持されていない状況下で、かつルーバーの吹
出し口からの冷暖気を車内に導き入れたい場合、即ち、
前記吹出し口を解放したい場合においては、前記技術文
献の考案は、ホルダー本体の吹出し側を構成する開閉部
材を立ち上げる構造となっている。したがって、開閉部
材の立設状態では、当該ホルダー本体の上面が閉塞され
ることと、大変に不体裁である、また場合により邪魔と
なる欠点がある。またホルダー本体に飲料水容器が収容
された状態では、前記開閉部材の立ち上げはできず、大
変不都合である。更に枠部材の出没がワンタッチでな
く、その取り扱い、及びホルダー本体の移動等に手間と
注意力が要望される難点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、ホル
ダー本体にフラップ機構を取り入れ、当該ホルダー本体
に飲料水容器が収容されているか否かとの無関係に、エ
アコンの冷暖気を車内に導入できること、ホルダー本体
の機能の向上を一層拡充し、使用者の満足度の向上を図
ること、等を目的として、下記の構成を採用する。
ダー本体にフラップ機構を取り入れ、当該ホルダー本体
に飲料水容器が収容されているか否かとの無関係に、エ
アコンの冷暖気を車内に導入できること、ホルダー本体
の機能の向上を一層拡充し、使用者の満足度の向上を図
ること、等を目的として、下記の構成を採用する。
【０００６】即ち、本考案の自動車ルーバー取付式の飲
料水容器ホルダーは、自動車ルーバーのフィンに取付け
られたクリップ金具を備えた、かつ空気吸込み口を有す
る有底構造でなる飲料水容器のホルダー本体であって、
このホルダー本体の立上面の吹出し側に通風路を開設
し、この通風路に、かつこの通風路を開閉するフラップ
を設けてなる構成である。
料水容器ホルダーは、自動車ルーバーのフィンに取付け
られたクリップ金具を備えた、かつ空気吸込み口を有す
る有底構造でなる飲料水容器のホルダー本体であって、
このホルダー本体の立上面の吹出し側に通風路を開設
し、この通風路に、かつこの通風路を開閉するフラップ
を設けてなる構成である。
【０００７】また本考案は多種類の飲料水容器を、確実
かつ安定的に収容できることを目的として、下記の構成
を採用した。
かつ安定的に収容できることを目的として、下記の構成
を採用した。
【０００８】即ち、本考案の自動車ルーバー取付式の飲
料水容器ホルダーは、自動車ルーバーのフィンに取付け
られたクリップ金具を備えた、かつ空気吸込み口を有す
る有底構造でなる飲料水容器のホルダー本体であって、
このホルダー本体の立上面の主体部上面側に差渡し設け
られた差渡水平面に容器規制補助片を枢着し、この容器
規制補助片は枢着部を支点として、立設可能とするとと
もに、当該容器規制補助片に前進後退可能なスライダー
を付設してなる構成である。
料水容器ホルダーは、自動車ルーバーのフィンに取付け
られたクリップ金具を備えた、かつ空気吸込み口を有す
る有底構造でなる飲料水容器のホルダー本体であって、
このホルダー本体の立上面の主体部上面側に差渡し設け
られた差渡水平面に容器規制補助片を枢着し、この容器
規制補助片は枢着部を支点として、立設可能とするとと
もに、当該容器規制補助片に前進後退可能なスライダー
を付設してなる構成である。
【０００９】
【作用】以下、本考案の作用（使用方法）を説明する
と、飲料水容器ホルダーのクリップ金具を、ルーバーの
フィンに挾持することによって、当該飲料水容器ホルダ
ーはエアコンの吹出し口に取付けられる。しかしなが
ら、周知の如く、吹出し口（噴出し口）の構造は製造会
社又は車種等により、区々となることから、当該クリッ
プ金具及び／又は架承補助板のホルダー本体からの引出
し寸法を変更する必要に迫られる。具体的には、クリッ
プ金具の場合は、ホルダー本体の立上面の主体部（以
下、単に主体部とする。）にそれぞれ突設されている緊
締片を押し込む（ホルダー本体の室内側へ移動させ
る。）。これにより、架承手段の両枠体に多数設けた係
合孔のいずれか一つの係合孔（限定されない。以下同
じ）との係合が解除されるので、当該架承手段を引出
し、所定寸法引出された状態で、前記各緊締片に対する
押し込みを解放する。この解放により係合片は自動復帰
し（ホルダー本体の主体部側へ移動し）、前記係合孔の
内、係合片位置に移動してきた係合孔に係合され、前記
架承手段は引出し寸法位置で固定される。尚、同時に架
承補助板を引出す場合は（勿論、不要の場合は、この操
作は要しない。）、架承補助板の係止片又は当該架承補
助板に指先を掛け、力を入れて引出すと、当該ホルダー
本体の底面に多数設けた係合凹のいずれか１つの係合凹
（限定されない。以下同じ）との係合が解除されるとと
もに、架承補助板が前進されるので、前記架承手段の引
出し寸法に合わせるか、又は車輛のルーバー枠体又はフ
ロントプレートに当接する寸法に合わせる。
と、飲料水容器ホルダーのクリップ金具を、ルーバーの
フィンに挾持することによって、当該飲料水容器ホルダ
ーはエアコンの吹出し口に取付けられる。しかしなが
ら、周知の如く、吹出し口（噴出し口）の構造は製造会
社又は車種等により、区々となることから、当該クリッ
プ金具及び／又は架承補助板のホルダー本体からの引出
し寸法を変更する必要に迫られる。具体的には、クリッ
プ金具の場合は、ホルダー本体の立上面の主体部（以
下、単に主体部とする。）にそれぞれ突設されている緊
締片を押し込む（ホルダー本体の室内側へ移動させ
る。）。これにより、架承手段の両枠体に多数設けた係
合孔のいずれか一つの係合孔（限定されない。以下同
じ）との係合が解除されるので、当該架承手段を引出
し、所定寸法引出された状態で、前記各緊締片に対する
押し込みを解放する。この解放により係合片は自動復帰
し（ホルダー本体の主体部側へ移動し）、前記係合孔の
内、係合片位置に移動してきた係合孔に係合され、前記
架承手段は引出し寸法位置で固定される。尚、同時に架
承補助板を引出す場合は（勿論、不要の場合は、この操
作は要しない。）、架承補助板の係止片又は当該架承補
助板に指先を掛け、力を入れて引出すと、当該ホルダー
本体の底面に多数設けた係合凹のいずれか１つの係合凹
（限定されない。以下同じ）との係合が解除されるとと
もに、架承補助板が前進されるので、前記架承手段の引
出し寸法に合わせるか、又は車輛のルーバー枠体又はフ
ロントプレートに当接する寸法に合わせる。
【００１０】以上で詳述した架承手段及び／又は架承補
助板の引出し操作が終了したならば（勿論、前記引出し
をせず、そのまま前述と同様に取付ける場合も有り得
る。）、架承手段の差渡部に設けたクリップ金具をルー
バーのフィンに挾持するとともに、架承補助板を、例え
ば、ルーバー枠体に当接する（勿論、前記引出しをせ
ず、そもまま前述と同様に取付ける場合も有り得
る。）。これによって、エアコンの吹出し口に飲料水容
器ホルダーが取付け（装着）される。尚、ルーバーより
の取外し、及び架承手段等の収容等は、前記操作又は手
順の逆によりなし得る。
助板の引出し操作が終了したならば（勿論、前記引出し
をせず、そのまま前述と同様に取付ける場合も有り得
る。）、架承手段の差渡部に設けたクリップ金具をルー
バーのフィンに挾持するとともに、架承補助板を、例え
ば、ルーバー枠体に当接する（勿論、前記引出しをせ
ず、そもまま前述と同様に取付ける場合も有り得
る。）。これによって、エアコンの吹出し口に飲料水容
器ホルダーが取付け（装着）される。尚、ルーバーより
の取外し、及び架承手段等の収容等は、前記操作又は手
順の逆によりなし得る。
【００１１】次に、フラップの使用と、エアコンの冷暖
気（以下、空気とする。）の流れを説明すると、ホルダ
ー本体に枢着したフラップの後部（フラップのルーバー
側）を指先で押圧し、当該後部を室内側の押し込みと、
このフラップは枢着部を支点として、かつホルダー本体
の水平面において揺動し（回転し）、その前部（車内
側）が反室内側に揺動される。当該前部の揺動により、
前記ホルダー本体に開設した通風路の一方（ルーバー
側）が開放され、この開放部及びフラップの内面を利用
して空気を送り出す。即ち、ルーバーより吹出された空
気は、このホルダー本体の吸込み口→室内→通風路の開
放部を経由して（但し、空気の一部は、後述するホルダ
ー本体の透孔を経由する。以下同じ）、車内に達し、車
内の温度調整に役立てる。
気（以下、空気とする。）の流れを説明すると、ホルダ
ー本体に枢着したフラップの後部（フラップのルーバー
側）を指先で押圧し、当該後部を室内側の押し込みと、
このフラップは枢着部を支点として、かつホルダー本体
の水平面において揺動し（回転し）、その前部（車内
側）が反室内側に揺動される。当該前部の揺動により、
前記ホルダー本体に開設した通風路の一方（ルーバー
側）が開放され、この開放部及びフラップの内面を利用
して空気を送り出す。即ち、ルーバーより吹出された空
気は、このホルダー本体の吸込み口→室内→通風路の開
放部を経由して（但し、空気の一部は、後述するホルダ
ー本体の透孔を経由する。以下同じ）、車内に達し、車
内の温度調整に役立てる。
【００１２】以上で説明したフラップの活用は、ホルダ
ー本体の室内に飲料水容器が収容されているか否かにか
かわらず使用できるので、大変重宝することと、飲料水
容器が収容されている場合は、空気は当該飲料水容器の
周辺部を迂回しながら室内に入り、その後、前記開放部
を経由して、車内に達する。
ー本体の室内に飲料水容器が収容されているか否かにか
かわらず使用できるので、大変重宝することと、飲料水
容器が収容されている場合は、空気は当該飲料水容器の
周辺部を迂回しながら室内に入り、その後、前記開放部
を経由して、車内に達する。
【００１３】尚、フラップの一方側を説明したが、他方
のフラップも同様に操作されるし、又当該フラップの揺
動は、一方側のみ又は双方側を同時になす等自由にでき
る。、このような操作を、適宜選択することによって、
空気の流れを多目的に利用できる利点がある。また図示
の如く、空気の流れの主体は、前記通風路の車内側の開
放部からが望ましいが、通風路のルーバー側の開放部か
らフラップの背面を利用して空気を送り出すことも有り
得る、さらに通風路の車内側及びルーバー側の開放部か
ら併用の場合も有り得る等当該フラップの操作は、前述
の例の外に、極めて多用な使用方法が考えられる。勿論
フラップの操作を介して、前記通風路の開放部を閉塞す
れば、空気は、ホルダー本体の立上面の吹出し側に設け
た透孔より、車内に送り出される。
のフラップも同様に操作されるし、又当該フラップの揺
動は、一方側のみ又は双方側を同時になす等自由にでき
る。、このような操作を、適宜選択することによって、
空気の流れを多目的に利用できる利点がある。また図示
の如く、空気の流れの主体は、前記通風路の車内側の開
放部からが望ましいが、通風路のルーバー側の開放部か
らフラップの背面を利用して空気を送り出すことも有り
得る、さらに通風路の車内側及びルーバー側の開放部か
ら併用の場合も有り得る等当該フラップの操作は、前述
の例の外に、極めて多用な使用方法が考えられる。勿論
フラップの操作を介して、前記通風路の開放部を閉塞す
れば、空気は、ホルダー本体の立上面の吹出し側に設け
た透孔より、車内に送り出される。
【００１４】続いて、容器規制補助片について説明する
と、当該容器規制補助片は、ホルダー本体の差渡水平面
に枢着されており、この枢着部を支点として、前記差渡
水平面に立設される。よって、この立設状態では、室内
には、方形の大型飲料水容器等が収容されるスペースが
形成される。また容器規制補助片の立設状態から、当該
容器規制補助片を、前記差渡水平面と面一（最初から面
一の場合も当然有り得る。）と、かつスライダーがスラ
イダーガイドに収容されている場合は、方形の小型飲料
水容器又は大型の缶、同ドリンクボトルが収容されるス
ペースが形成される。更にスライダーをスライダーガイ
ドより引出した場合は、小形の缶、同ドリンクボトルが
収容されるスペースが形成される。以上の如く、容器規
制補助片の利用及び活用により、多種多様の飲料水容器
が、確実かつ安定的に収容できる。
と、当該容器規制補助片は、ホルダー本体の差渡水平面
に枢着されており、この枢着部を支点として、前記差渡
水平面に立設される。よって、この立設状態では、室内
には、方形の大型飲料水容器等が収容されるスペースが
形成される。また容器規制補助片の立設状態から、当該
容器規制補助片を、前記差渡水平面と面一（最初から面
一の場合も当然有り得る。）と、かつスライダーがスラ
イダーガイドに収容されている場合は、方形の小型飲料
水容器又は大型の缶、同ドリンクボトルが収容されるス
ペースが形成される。更にスライダーをスライダーガイ
ドより引出した場合は、小形の缶、同ドリンクボトルが
収容されるスペースが形成される。以上の如く、容器規
制補助片の利用及び活用により、多種多様の飲料水容器
が、確実かつ安定的に収容できる。
【００１５】以上で説明した、各操作又は手順は一例で
あるので、この例に限定されないことと、前述の如く、
多用な使用方法又は各操作の併用も有り得るなど、本考
案の使用の一例を既述した。
あるので、この例に限定されないことと、前述の如く、
多用な使用方法又は各操作の併用も有り得るなど、本考
案の使用の一例を既述した。
【００１６】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明すると、大別すると、ホルダー本体Ａと、このホルダ
ー本体ＡをルーバーＸのフィンＹ又はルーバー枠体Ｘ１
に取付ける架承手段Ｂ及び架承補助板Ｃと、前記ホルダ
ー本体Ａに装備されるフラップＤ及び容器規制補助片Ｅ
と、で構成されている。そして、これらの架承手段Ｂ及
び架承補助板Ｃ、並びにフラップＤ及び容器規制補助片
Ｅは、個別又は組み単位で設けられるが、一体構造にと
して構成される場合も有り得る。
明すると、大別すると、ホルダー本体Ａと、このホルダ
ー本体ＡをルーバーＸのフィンＹ又はルーバー枠体Ｘ１
に取付ける架承手段Ｂ及び架承補助板Ｃと、前記ホルダ
ー本体Ａに装備されるフラップＤ及び容器規制補助片Ｅ
と、で構成されている。そして、これらの架承手段Ｂ及
び架承補助板Ｃ、並びにフラップＤ及び容器規制補助片
Ｅは、個別又は組み単位で設けられるが、一体構造にと
して構成される場合も有り得る。
【００１７】そこで、先ず、ホルダー本体Ａを説明する
と、当該ホルダー本体は立上面１、底面２及び前記立上
面１の吸込み側Ａ１（ホルダー本体Ａの取付け時におい
て、ルーバー側に位置する側を云う。）に空気導入用の
吸込み口３と、その吹出し側Ａ２（ホルダー本体Ａの取
付け時において、車内側に位置する側を云う。）に空気
送出し用の透孔４、並びに前記立上面１の上面で、かつ
吸込み側Ａ１に差渡した差渡水平面５で構成され、図示
の如く、飲料水容器が収容できる室内６を備えている。
と、当該ホルダー本体は立上面１、底面２及び前記立上
面１の吸込み側Ａ１（ホルダー本体Ａの取付け時におい
て、ルーバー側に位置する側を云う。）に空気導入用の
吸込み口３と、その吹出し側Ａ２（ホルダー本体Ａの取
付け時において、車内側に位置する側を云う。）に空気
送出し用の透孔４、並びに前記立上面１の上面で、かつ
吸込み側Ａ１に差渡した差渡水平面５で構成され、図示
の如く、飲料水容器が収容できる室内６を備えている。
【００１８】尚、図中７、７（以下、単に７とする。）
は後述するフラップＤを装着し、かつ空気の通過を許す
機能を備えた当該ホルダー本体Ａの立上面１の両側で、
かつ吹出し側Ａ２に開設した通風路である。また８は後
述する架承手段Ｂの出没（引出し、押し込みを云う。以
下同じ）を規制する緊締で、この緊締片８は両立上面１
の主体部１１１にそれぞれ（左右に設けられていること
を云う。以下同じ、尚原則として、単に８とする。）連
絡板９を介して設けられており、この立上面１と連絡板
９及び緊締片８とで構成されるそれぞれ隙間１０には、
後述する架承手段Ｂの左右枠体が挿設される。１１は前
記各連絡板９の下端で、かつ緊締片８との連絡箇所に形
成された係合片（形状の限定なし。）で、後述する架承
手段Ｂの左右枠体で、かつその内面下端に多数設けた
（数は限定されない。以下同じ）係合孔に係合され、も
って前記架承手段Ｂのホルダー本体Ａからの引出し寸法
を長短する構成となっている。
は後述するフラップＤを装着し、かつ空気の通過を許す
機能を備えた当該ホルダー本体Ａの立上面１の両側で、
かつ吹出し側Ａ２に開設した通風路である。また８は後
述する架承手段Ｂの出没（引出し、押し込みを云う。以
下同じ）を規制する緊締で、この緊締片８は両立上面１
の主体部１１１にそれぞれ（左右に設けられていること
を云う。以下同じ、尚原則として、単に８とする。）連
絡板９を介して設けられており、この立上面１と連絡板
９及び緊締片８とで構成されるそれぞれ隙間１０には、
後述する架承手段Ｂの左右枠体が挿設される。１１は前
記各連絡板９の下端で、かつ緊締片８との連絡箇所に形
成された係合片（形状の限定なし。）で、後述する架承
手段Ｂの左右枠体で、かつその内面下端に多数設けた
（数は限定されない。以下同じ）係合孔に係合され、も
って前記架承手段Ｂのホルダー本体Ａからの引出し寸法
を長短する構成となっている。
【００１９】またホルダー本体Ａの底面２には、後述す
る架承補助板Ｃが出没自在に挿設される一対の挾持片１
２、１２（以下、１２とする。）が設けられており、当
該挾持片１２の内方で、かつ前記底面２には多数の係合
凹１３（形状の限定なし。）が設けられており、この係
合凹１３には、後述する架承補助板の先端上面に設けた
多数の係合凸が係合される。
る架承補助板Ｃが出没自在に挿設される一対の挾持片１
２、１２（以下、１２とする。）が設けられており、当
該挾持片１２の内方で、かつ前記底面２には多数の係合
凹１３（形状の限定なし。）が設けられており、この係
合凹１３には、後述する架承補助板の先端上面に設けた
多数の係合凸が係合される。
【００２０】次に架承手段Ｂを説明すると、当該架承手
段Ｂは、一対のクリップ金具１４が設けられた差渡部１
５と、この差渡部１５の両端より延設一対の枠体１５１
とで構成され、平面視してコ字形をなす。そして、この
架承手段Ｂの一対のクリップ金具１４は、前述の如く、
ルーバーＸのフィンＹに挾持される。また枠体１５１、
１５１（以下、１５１とする。）は、前述の如く、ホル
ダー本体Ａの立上面１の内側に設けた各隙間１０に出没
自在に挿入されるとともに当該枠体１３１をこの各隙間
１０に挿入した枠体１５１の内面１５１ａにそれぞれ設
けた多数個の係合孔１６（形状の限定なし。）は、前記
連絡板９に設けた係合片１１に係合される。したがっ
て、各緊締片８を押し込み、前記係合片１１と係合孔１
６との係合を解除すると、前記架承手段Ｂとホルダー本
体Ａとはフリー状態となるので、当該架承手段Ｂの出没
が自由となり、換言すれば、架承手段Ｂの引出し寸法が
変更できる。
段Ｂは、一対のクリップ金具１４が設けられた差渡部１
５と、この差渡部１５の両端より延設一対の枠体１５１
とで構成され、平面視してコ字形をなす。そして、この
架承手段Ｂの一対のクリップ金具１４は、前述の如く、
ルーバーＸのフィンＹに挾持される。また枠体１５１、
１５１（以下、１５１とする。）は、前述の如く、ホル
ダー本体Ａの立上面１の内側に設けた各隙間１０に出没
自在に挿入されるとともに当該枠体１３１をこの各隙間
１０に挿入した枠体１５１の内面１５１ａにそれぞれ設
けた多数個の係合孔１６（形状の限定なし。）は、前記
連絡板９に設けた係合片１１に係合される。したがっ
て、各緊締片８を押し込み、前記係合片１１と係合孔１
６との係合を解除すると、前記架承手段Ｂとホルダー本
体Ａとはフリー状態となるので、当該架承手段Ｂの出没
が自由となり、換言すれば、架承手段Ｂの引出し寸法が
変更できる。
【００２１】また架承補助板Ｃは、板状をしており、そ
の先端上面Ｃ１に数個の（数は限定されない。以下同
じ）係合凸１７（形状の限定なし。）が設けられてい
る。したがって、当該架承補助板Ｃをホルダー本体Ａの
底面２に設けた挾持片１２に挿設した際、前記各係合凸
１７が係合凹１３に係合するとともに、当該架承補助板
Ｃを引出し又は押し込むときに、ラチェット方式の如く
係合又は係合解除され、自由に架承補助板Ｃは引出し又
は押し込まれる。また前記操作を介して、引出し又は押
し込まれた後は、その引出し又は押し込み位置で固定さ
れる構成となっている。また前述の如く、通常は、前記
架承手段Ｂとともに調整されることが多いが、場合によ
り単独で操作されることも有り得る。
の先端上面Ｃ１に数個の（数は限定されない。以下同
じ）係合凸１７（形状の限定なし。）が設けられてい
る。したがって、当該架承補助板Ｃをホルダー本体Ａの
底面２に設けた挾持片１２に挿設した際、前記各係合凸
１７が係合凹１３に係合するとともに、当該架承補助板
Ｃを引出し又は押し込むときに、ラチェット方式の如く
係合又は係合解除され、自由に架承補助板Ｃは引出し又
は押し込まれる。また前記操作を介して、引出し又は押
し込まれた後は、その引出し又は押し込み位置で固定さ
れる構成となっている。また前述の如く、通常は、前記
架承手段Ｂとともに調整されることが多いが、場合によ
り単独で操作されることも有り得る。
【００２２】続いて、フラップＤについて説明すると、
フラップＤはホルダー本体Ａの立上面１の両側で、かつ
吹出し側Ａ２に設けられた通風路７に枢着１８されてお
り、このフラップＤを枢着部を支点として水平面で揺動
し、当該通風路７を開閉する構成となっている。図中Ｄ
１はフラップの前部、Ｄ２は背面を示している。また１
７１は通風路７の開放部を示す。図示の他に、吹出し側
Ａ２のみの場合も有り得る。
フラップＤはホルダー本体Ａの立上面１の両側で、かつ
吹出し側Ａ２に設けられた通風路７に枢着１８されてお
り、このフラップＤを枢着部を支点として水平面で揺動
し、当該通風路７を開閉する構成となっている。図中Ｄ
１はフラップの前部、Ｄ２は背面を示している。また１
７１は通風路７の開放部を示す。図示の他に、吹出し側
Ａ２のみの場合も有り得る。
【００２３】そして、最後に容器規制補助片Ｅを説明す
ると、当該容器規制補助片Ｅは、ホルダー本体Ａの差渡
水平面５に枢着１９されるアリ溝２０（形状の限定な
し。）を備えた一対のスライダーガイド２１、２１（以
下、単に２１とする。）と、このスライダー２１間に摺
動自在に設けられたガイド片２２、（以下、単に２２と
する。また形状の限定なし。）を備えたスライダー２３
と、このスライダー２３の移動位置を規制する突起２４
（形状の限定なし。）とで構成されている。
ると、当該容器規制補助片Ｅは、ホルダー本体Ａの差渡
水平面５に枢着１９されるアリ溝２０（形状の限定な
し。）を備えた一対のスライダーガイド２１、２１（以
下、単に２１とする。）と、このスライダー２１間に摺
動自在に設けられたガイド片２２、（以下、単に２２と
する。また形状の限定なし。）を備えたスライダー２３
と、このスライダー２３の移動位置を規制する突起２４
（形状の限定なし。）とで構成されている。
【００２４】この容器規制補助片Ｅの目的は、各種寸法
の飲料水容器（図示せず）を、ホルダー本体Ａの立上面
１の吹出し側Ａ２との間で保持する目的にある。具体的
には、スライダーガイド２１及びスライダー２３が差渡
水平面５と同一面状にあるとき、即ち、水平状態（略で
ある。以下同じ）において、かつスライダー２３がスラ
イダーガイド２１内に収容されている状態では、ホルダ
ー本体Ａの室内６は、略中間のスペースを保持してい
て、例えば、通常の大型の缶、又は同ドリンクボトルが
収容される。またスライダー２３を、当該スライダー２
３のガイド片２２をスライダーガイド２１のアリ溝２０
（以下、単に２０とする。また形状の限定なし）に沿っ
て引出し、突起２４、２４等（以下、単に２４とする。
また形状の限定なし）を利用して引出し位置で保持され
ているときは、最小のスペースを保持していて、例え
ば、小形の缶、又は同ドリンクボトルが収容される。更
にスライダー２３をスライダーガイド２１に収容した状
態で（限定されないが、この方式がよい。）、スライダ
ー２３及びスライダーガイド２１を、その枢着部を支点
として立設状態とすることにより、差渡水平面５の最中
に空間が形成され、最大のスペースを利用して大型の
缶、又は同紙パックが収容される。以上のスペース使用
及び飲料水容器の種々は一例であり、この例に限定され
ないことは勿論である。
の飲料水容器（図示せず）を、ホルダー本体Ａの立上面
１の吹出し側Ａ２との間で保持する目的にある。具体的
には、スライダーガイド２１及びスライダー２３が差渡
水平面５と同一面状にあるとき、即ち、水平状態（略で
ある。以下同じ）において、かつスライダー２３がスラ
イダーガイド２１内に収容されている状態では、ホルダ
ー本体Ａの室内６は、略中間のスペースを保持してい
て、例えば、通常の大型の缶、又は同ドリンクボトルが
収容される。またスライダー２３を、当該スライダー２
３のガイド片２２をスライダーガイド２１のアリ溝２０
（以下、単に２０とする。また形状の限定なし）に沿っ
て引出し、突起２４、２４等（以下、単に２４とする。
また形状の限定なし）を利用して引出し位置で保持され
ているときは、最小のスペースを保持していて、例え
ば、小形の缶、又は同ドリンクボトルが収容される。更
にスライダー２３をスライダーガイド２１に収容した状
態で（限定されないが、この方式がよい。）、スライダ
ー２３及びスライダーガイド２１を、その枢着部を支点
として立設状態とすることにより、差渡水平面５の最中
に空間が形成され、最大のスペースを利用して大型の
缶、又は同紙パックが収容される。以上のスペース使用
及び飲料水容器の種々は一例であり、この例に限定され
ないことは勿論である。
【００２５】
【考案の効果】本考案は以上で詳述した如く、ホルダー
本体の立上面に設けた通風路に、フラップを揺動自在に
設け、当該フラップの開放操作を介して、前記通風路の
開放部より、エアコンの冷暖気を車内に導く構成とした
ので、当該ホルダー本体に飲料水容器が収容されている
か否かとは無関係にエアコンの冷暖気を車内に導入でき
ること、ホルダー本体の機能の向上を一層拡充し、使用
者の満足度の向上を図り得る効果がある。フラップ機械
の開閉であるので、邪魔とならず、かつ大変体裁がよ
い。
本体の立上面に設けた通風路に、フラップを揺動自在に
設け、当該フラップの開放操作を介して、前記通風路の
開放部より、エアコンの冷暖気を車内に導く構成とした
ので、当該ホルダー本体に飲料水容器が収容されている
か否かとは無関係にエアコンの冷暖気を車内に導入でき
ること、ホルダー本体の機能の向上を一層拡充し、使用
者の満足度の向上を図り得る効果がある。フラップ機械
の開閉であるので、邪魔とならず、かつ大変体裁がよ
い。
【００２６】また本考案は、ホルダー本体の底面に出没
自在の架承補助板を設ける構成であるので、架承手段の
機能の向上及びルーバーへの当該ホルダー本体の安定的
な装着が達成される。
自在の架承補助板を設ける構成であるので、架承手段の
機能の向上及びルーバーへの当該ホルダー本体の安定的
な装着が達成される。
【００２７】更に容器規制補助片は、多用途に利用でき
る構成となっていることから、各種の飲料水容器を確実
かつワンタッチに収容できる。
る構成となっていることから、各種の飲料水容器を確実
かつワンタッチに収容できる。
【図１】全体の斜視図である。
【図２】使用状態の一例を示す斜視図である。
【図３】使用状態の一例を示す平面図である。
【図４】スライダーの使用の一例を示す平面図である。
【図５】架承手段の一例を示す拡大斜視図である。
【図６】架承手段の枠対とホルダー本体の緊締片との関
係を示す拡大断面図である。
係を示す拡大断面図である。
【図７】架承補助板とホルダー本体の挾持片との関係を
示す一部欠截かつ省略の拡大断面図である。
示す一部欠截かつ省略の拡大断面図である。
【図８】ホルダー本体のクリップ金具とルーバーのフィ
ンとの関係の一例を示す側面模式図である。
ンとの関係の一例を示す側面模式図である。
Ａ ホルダー本体 Ａ１ 吸込み側 Ａ２ 吹出し側 Ｂ 架承手段 Ｃ 架承補助板 Ｃ１ 先端上面 Ｄ フラップ Ｄ１ 前部 Ｄ２ 背面 Ｅ 容器規制補助片 １ 立上面 １１１ 主体部 ２ 底面 ３ 吸込み口 ４ 透孔 ５ 差渡水平面 ６ 室内 ７ 通風路 １７１ 開放部 ８ 緊締片 ９ 連絡板 １０ 隙間 １１ 係合片 １２ 挾持片 １３ 係合凹 １４ クリップ金具 １５ 差渡部 １５１ 枠体 １５１ａ 内面 １６ 係合孔 １７ 係合凸 １８ 枢着 １９ 枢着 ２０ アリ溝 ２１ スライダーガイド ２２ ガイド片 ２３ スライダー ２４ 突起 Ｘ ルーバー Ｘ１ ルーバー枠体 Ｙ フィン
Claims (4)
- 【請求項１】 自動車ルーバーのフィンに取付けられた
クリップ金具を備えた、かつ空気吸込み口を有する有底
構造でなる飲料水容器のホルダー本体であって、 このホルダー本体の立上面の吹出し側に通風路を開設
し、この通風路に、かつこの通風路を開閉するフラップ
を設けてなる自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホルダ
ー。 - 【請求項２】 請求項１のクリップ金具は、平面視して
山形状の架承手段の差渡部に設けられており、この架承
手段の枠体が、ホルダー本体の立上面の吸込み側に開設
した隙間に挿設されており、しかも当該隙間に挿設され
た前記枠体の係合孔には、前記隙間に出没自在に設けら
れた係合片が係合又は脱外され、この係合片の係脱を司
る緊締片を、前記ホルダー本体の立上面の主体部に突設
する構成とした請求項１の自動車ルーバー取付式の飲料
水容器ホルダー。 - 【請求項３】 請求項２のホルダー本体にクリップ金具
を備えた架承手段が出没自在に構成されている飲料水容
器ホルダーにおいて、 前記ホルダー本体の底面に、かつその吸込み側方向に出
没自在の架承補助板を設けてなる請求項２の自動車ルー
バー取付式の飲料水容器ホルダー。 - 【請求項４】 自動車ルーバーのフィンに取付けられた
クリップ金具を備えた、かつ空気吸込み口を有する有底
構造でなる飲料水容器のホルダー本体であって、 このホルダー本体の立上面の主体部上面側に差渡し設け
られた差渡水平面に容器規制補助片を枢着し、この容器
規制補助片は枢着部を支点として、立設可能とするとと
もに、当該容器規制補助片に前進後退可能なスライダー
を付設してなる自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホル
ダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP549693U JPH0732255Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP549693U JPH0732255Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663431U JPH0663431U (ja) | 1994-09-09 |
| JPH0732255Y2 true JPH0732255Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=11612843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP549693U Expired - Lifetime JPH0732255Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 自動車ルーバー取付式の飲料水容器ホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732255Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101514323B1 (ko) * | 2014-01-07 | 2015-05-04 | 신태선 | 다용도 회전용 거치대 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP549693U patent/JPH0732255Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0663431U (ja) | 1994-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |