JP2559408Y2 - ホルダー - Google Patents

ホルダー

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JP2559408Y2
JP2559408Y2 JP1992009393U JP939392U JP2559408Y2 JP 2559408 Y2 JP2559408 Y2 JP 2559408Y2 JP 1992009393 U JP1992009393 U JP 1992009393U JP 939392 U JP939392 U JP 939392U JP 2559408 Y2 JP2559408 Y2 JP 2559408Y2
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JP
Japan
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holder
case body
mounting fixture
inner case
outer case
Prior art date
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Application number
JP1992009393U
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English (en)
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JPH0562335U (ja
Inventor
昭博 中田
Original Assignee
株式会社ナポレックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車などに装備され
ている空調機器の吹き出し口に配置され、この吹出口か
らの温風、冷風を利用して乗せ置いた容器内の飲料を暖
めたり冷やしたりするホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホルダーは吹き出し口の
前面に配置されていて、これに缶などの飲料容器を置
き、飲料を冷やしたり、暖めたりするために利用されて
いる。このホルダーは、例えば実開平3−82232号
公報に示されているように、空調吹き出し口のフィンに
掛け止める取付固定具と、この取付固定具を背面に位置
させて出し入れ可能に連結させるホルダー本体とから構
成されていて、このホルダー本体の背面開口部から温風
や冷風を入れるようにしたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たホルダーにあっては、缶状の飲料容器を乗せ置くよう
にした専用のものであったことから、箱状の小形液体紙
容器(例えばブリスターパック容器)や他形状の小物を
乗せ置いて保持させることができず、利用範囲が限定さ
れるという問題があった。
【0004】そこで本考案は上記した事情に鑑みて、ホ
ルダー本体の収容前後幅を変更して缶状容器以外の物品
を保持できるようにすることを課題とし、ホルダーの利
用範囲を広げることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記した課題を
考慮してなされたもので、車両車室内の空調吹き出し口
の前部に配置され、前記空調吹き出し口に取り付けられ
る取付固定具と、この取付固定具が出し入れ可能に連結
されるホルダー本体とを具備したホルダーにおいて、前
記ホルダー本体は、背面と上面と前面が開放され、両側
壁の上端間に渡し部が設けられている外ケース体と、背
面と上面とが開放され、前記外ケース体の前面から前後
方向に出し入れ可能にしてこの外ケース体に配置された
内ケース体とからなり、前記内ケース体の前面は、上記
渡し部に平行な平面状部と前方に膨出した曲面部とが設
けられていて、前記平面状部と曲面部とに複数の透孔が
開口されていることを特徴とするホルダーを提供して、
上記した課題を解消するものである。
【0006】
【作用】本考案においては、内ケース体が前後に移動す
ることによりホルダー本体の収容スペースが変化するよ
うになる。缶状容器を乗せ置く場合には内ケース体の曲
面部と渡し部とにより挟み込んで保持し、箱状の容器や
小物は内ケース体の平面部と渡し部とにより挟み込んで
保持する。
【0007】
【実施例】つぎに本考案を図1から図6に示す一実施例
に基づいて詳細に説明する。図中1はホルダーで、該ホ
ルダー1は図1に示すように、空調吹き出し口Aに取り
付けられる取付固定具2とこの取付固定具2が出し入れ
可能に連結されるホルダー本体3とから設けられてい
る。
【0008】上記ホルダー本体3は、底面部30と左右
の側壁31とこの側壁31の上端後部間を繋ぐ渡し部3
2を有して背面と上面と前面が開放された外ケース体3
3と、底面部34と左右の側壁35と前面部36とを有
して背面と上面とが開放され前記外ケース体33の前面
から前後方向に出し入れ可能にしてこの外ケース体33
に配置された内ケース体37からなるものである。前記
外ケース体33は、図1に示すように、側壁31それぞ
れの後部側に上下方向に亘る縦長孔31aが開口され、
外面側には後述するように取付固定具2の上下移動範囲
に亘るようにして複数の横リブ31bが設けられてい
る。またこの側壁31の内面側には、内ケース体37を
出し入れ方向に案内するガイド31cが設けられてお
り、その下部には、後述するように、内ケース体37の
抜けを規制する段部31dがある。
【0009】一方、内ケース体37は、両側壁35の下
部側に上記ガイド31cが入る溝35aが設けられてい
るとともに、その下部には後方に延設されて端部外面に
係止爪35bを突設した係止部35cが設けられてい
て、この係止部35cが上記端部31dに係止するよう
に設けられている。またこの内ケース体37の前面部3
6は、両側が上記渡し部32と平行な平面部36aとし
て設けられ、その間に前方に膨出した状態で曲面部36
bが設けられている。そしてこの平面部36aと曲面部
36bとに亘って複数の透孔36cが開口されており、
ホルダー本体3の空調吹き出し口Aからホルダー本体内
に送り込まれた温風や冷風がこの透孔36cを通して前
方に流れ出るように設けられている。
【0010】上述したように、外ケース体33から内ケ
ース体37を前後方向に出し入れできることから、例え
ば図3に示すように、ホルダー本体3を最小としたとき
には煙草などの小物の箱体aを渡し部32と平面部36
aとで挟み込んだ状態で保持し、内ケース体37を少し
引き出した場合には、箱状の液体紙容器bを保持するよ
うになり(図4参照)、形状の異なる箱状の小物を安定
して配置できる。さらに、缶状の飲料容器を乗せ置く場
合、例えば図5に示すように細缶cの場合には、前記渡
し部32と曲面部36bとで挟み込むようにして保持で
き、太缶dの場合には、内ケース体37を大きく引き出
してから挟み込むようにすることによって安定的に保持
できる(図6参照)。
【0011】取付固定具2は図1に示すように、上面か
ら見た形状が略コ字状となるように、吹き出し口Aのフ
ィンBを掴むクリップ20を横方向に移動可能に配した
ステー21とこのステー21の両端に位置する腕部22
とからなるものである。この取付固定具2は腕部22の
両内面に、上下一対のリブ22aが設けられていて、こ
のリブ22aが上記ホルダー本体3の横リブ31bにス
ライド可能に係止するように設けられていて、上下にし
て複数位置する横リブ31bのいずれにも係止するもの
である。
【0012】また前記腕部22には前後方向に亘って横
長孔22bが開口されていて、上記縦長孔31aに移動
可能に係止する締結ビス4がこの横長孔22bにも移動
可能に係止し、よって締結ビス4を介した状態で後方に
最大限に引き出した取付固定具2(腕部と横リブとの係
止関係は解除されている)が上下方向にも移動できるよ
うになっている。すなわち、前記取付固定具2は後方に
引き出した状態で適宜の高さの横リブ31bに対応する
ように位置させて、前記横リブ31bに係止するように
取付固定具2を前進させたのちに、前記締結ビス4を締
め付けることにより、この取付固定具2がホルダー本体
3に対して固定されるものであり、ホルダーを取り付け
る吹き出し口Aの傾斜に合わせて適宜にこの取付固定具
の位置を、前後方向に、および上下方向に調整して、ホ
ルダー本体を適正角度で取り付けることができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、車
両車室内の空調吹き出し口の前部に配置され、前記空調
吹き出し口に取り付けられる取付固定具と、この取付固
定具が出し入れ可能に連結されるホルダー本体とを具備
したホルダーにおいて、前記ホルダー本体は、背面と上
面と前面が開放され、両側壁の上端間に渡し部が設けら
れている外ケース体と、背面と上面とが開放され、前記
外ケース体の前面から前後方向に出し入れ可能にしてこ
の外ケース体に配置された内ケース体とからなり、前記
内ケース体の前面は、上記渡し部に平行な平面状部と前
方に膨出した曲面部とが設けられていて、前記平面状部
と曲面部とに複数の透孔が開口されているので、内ケー
ス隊を前後に移動させることによって煙草などの小物の
箱体から太缶の飲料容器(缶ジュースなど)を乗せ置い
て保持させることができ、使用用途が広がるようにな
る。また不使用時においては温風や冷風が透孔を通して
流れ出るようになり、吹き出し口からの流れを疎外する
ことがないなど、実用性に優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るホルダーの一実施例を示す説明図
である。
【図2】一実施例における吹き出し口への取付を示す説
明図である。
【図3】一実施例において煙草をホルダー本体に乗せ置
いた状態を示す説明図である。
【図4】同じく液体紙容器をホルダー本体に乗せ置いた
状態を示す説明図である。
【図5】同じく細缶をホルダー本体に乗せ置いた状態を
示す説明図である。
【図6】同じく太缶をホルダー本体に乗せ置いた状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1…ホルダー 2…取付固定具 3…ホルダー本体 32…渡し部 33…外ケース体 36…前面部 36a…平面部 36b…曲面部 36c…透孔 37…内ケース体 4…締結ビス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両車室内の空調吹き出し口の前部に配置
    され、前記空調吹き出し口に取り付けられる取付固定具
    と、この取付固定具が出し入れ可能に連結されるホルダ
    ー本体とを具備したホルダーにおいて、 前記ホルダー本体は、背面と上面と前面が開放され、両
    側壁の上端間に渡し部が設けられている外ケース体と、
    背面と上面とが開放され、前記外ケース体の前面から前
    後方向に出し入れ可能にしてこの外ケース体に配置され
    た内ケース体とからなり、 前記内ケース体の前面は、上記渡し部に平行な平面状部
    と前方に膨出した曲面部とが設けられていて、前記平面
    状部と曲面部とに複数の透孔が開口されていることを特
    徴とするホルダー。
JP1992009393U 1992-01-31 1992-01-31 ホルダー Expired - Lifetime JP2559408Y2 (ja)

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JP1992009393U JP2559408Y2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 ホルダー

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JP1992009393U JP2559408Y2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 ホルダー

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JPH0562335U JPH0562335U (ja) 1993-08-20
JP2559408Y2 true JP2559408Y2 (ja) 1998-01-19

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