JP2006213100A - 車両用物品保持具。 - Google Patents

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賢士 赤石
Kazuki Tajima
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Abstract

【課題】車両のエアコン吹き出し口のルーバーに取り付ける物品保持具において、運転操作の邪魔にならず複数の物品を保持可能で、更に飲料容器の加熱及び冷却を行う事が出来、携帯電話やリモートコントローラーなどの加熱及び冷却を防止する。
【解決手段】車両のエアコン吹き出し口のルーバーへの取り付け部を有し単独で第1物品保持部を形成する固定保持体と、前記固定保持体に軸支され前記固定保持体と重なった状態で第2物品保持部を形成する格納位置と、前記固定保持体とは異なる位置に単独で第3物品保持部を形成する展開位置との双方の位置に旋回可能に構成された可動保持体とを備え、少なくとも前記第1物品保持部はエアコン吹き出し口から吹き出す空気の取り入れ部を有し、又、前記第2物品保持部若しくは前記第3物品保持部は、エアコン吹き出し口から吹き出す空気の取り入れ部を有さない構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は車両のエアコン吹き出し口のルーバーへ取り付け可能な物品保持具において、特に飲料容器、携帯電話、リモートコントローラー、灰皿、タバコ、サングラス等を保持する物品保持部の数を切換可能な物品保持具に関するものである。
従来の車両用物品保持具においては、図16、図17に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバーへ取り付け可能で且つ、物品保持部の数を切換可能な物品保持の構造が知られている。
この、従来の車両用物品保持においては、車両のエアコン吹き出し口のルーバーにクリップ20で取り付け、固定保持部21に対して、可動保持部22を前方に開放した状態において、たばこ容器及び携帯電話及び飲料容器等の物品を、同時に双方に収納保持できる構成となっている。
又、従来の他の車両用物品保持具においては、図18に示すように、保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材23aと、保持物品の下面を支持する底部材24aと、枠部材23aと底部材間24bを上下方向につなぐ壁部材25を有し、フロントコンソール26の側面に固定され単独で第1物品保持部を形成する固定保持体27と、保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材23bと、保持物品の下面を支持する底部材24bとを有し、前記固定保持体27に軸支され、固定保持体27と重なった状態で第2物品保持部を形成する格納位置と、固定保持体27とは異なる位置に単独で第3物品保持部を形成する展開位置との双方の位置に、略水平方向に旋回可能に構成された可動保持体28を備えた車両用物品保持具が知られている。
意匠登録第1138524号 特開平10−95267号
然しながら、車両のエアコン吹き出し口のルーバーにクリップ等の取り付け具で取り付けるタイプの物品保持具で、物品保持部の数を切換可能な物は、保持可動部を前方に開放する事により、物品保持部の数を切換る構造であるため、保持可動部を前方に開放した際に、物品保持部が前方に大きく張り出し、コンソールボックス等に収納されている機器の操作の障害になるばかりでなく、運転操作に係わる、コラムシフトレバー、ワイパーレバー等の操作に支障を来たす恐れがあった。
又、エアコン吹き出し口のルーバーに対しクリップ等の取り付け具を利用して車両用物品保持具を取り付ける場合は、フロントコンソールの側面などに固定される場合と比較して、ルーバーと取り付け具間のガタツキや、ルーバー自身の撓みにより、物品保持具自体の固定状態が不安定であり、一般的に保持物品の中でも、重量の重い飲料容器と、携帯電話など重量が軽いの物品の保持位置を夫々適切に設定する必要がある。
更に、保持物品の中でも飲料容器は、エアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気による加熱及び冷却効果を与える事が望まれ、逆に、携帯電話や、リモートコントローラーなどは、エアコンから吹き出す空気が直接当たると、加熱による温度上昇や、冷却による露の付着などが起こり、故障の原因となっていた。
本発明は、上記のような不具合を除き、課題を解決したものである。
本発明の車両用物品保持具は、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、固定保持体4とは異なる位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aとを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、ルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置にエアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な取り入れ口14aが形成されることを特徴とする。
又、ルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと少なくとも一部が重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第2物品保持部6内に取り入れ可能な取り入れ口14bが形成される様にすると良い。
更に、ルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成されるようにすると良い。
尚、ルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第3物品保持部7内に取り入れ可能な取り入れ口14cが形成される様にしても良い。
上記のように本発明の車両用物品保持具は、車両のエアコン吹き出し口のルーバーに、クリップ等の取り付け具で取り付けるタイプの物品保持具において物品保持部の数を切換可能な物でありながら、コンソールボックス等に収納されている機器の操作や運転操作に支障を来たす事が無く、更に上記ルーバーと取り付け具の間のガタツキや、ルーバー自身の撓みにより、物品保持具自体の固定状態が不安定になる事を防止出来、又、飲料容器などの保持物品においては、エアコンから吹き出す空気によって飲料容器の加熱及び冷却を行う事が出来る。更に携帯電話や、リモートコントローラーなどの保持物品においては、エアコンから吹き出す空気によって加熱及び冷却される事による不具合を防止出来る効果もある。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の車両用物品保持具の第1実施例は、図1〜図3に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、軸5により前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、第1物品保持部3の側方位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aと、保持物品の大きさに適合して起伏自在な制限部材13とを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、更に上下方向において前記固定保持体4の枠部材10aと底部材11aの間に可動保持体8が配置される。
そしてルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な空気の取り入れ口14aが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと少なくとも一部が重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第2物品保持部6内に取り入れ可能な空気の取り入れ口14bが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される。
本発明の車両用物品保持具の第2実施例は、図4〜図5に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、軸5により前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、第1物品保持部3の側方位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aと、保持物品の大きさに適合して起伏自在な制限部材13とを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、更に上下方向において前記可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間に固定保持体4が配置される。
そしてルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な空気の取り入れ口14aが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第2物品保持部6内に取り入れ可能な空気取り入れ口14bが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される。
本発明の車両用物品保持具の第3実施例は、図6〜図7に示すように基本的な構成は前記第1実施例と同様であるが、固定保持体4の枠部材10aが、軸5周囲を除く、第3物品保持部7と近接する位置において配置されない構成となっている。この構成により第2物品保持部6に物品を保持した状態のままで、可動保持体8を第3物品保持部7の位置に回動させる事が出来るため、いちいち保持物品を取り外す事無く、第2物品保持部6から、第1物品保持部3と第3物品保持部7にスムーズに切替出来る効果がある。
本発明の車両用物品保持具の第4実施例は、図8〜図9に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、軸5により前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、第1物品保持部3の前方位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aと、保持物品の大きさに適合して起伏自在な制限部材13とを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、更に上下方向において前記固定保持体4の枠部材10aと底部材11aの間に可動保持体8が配置される。
そしてルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な空気の取り入れ口14aが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第2物品保持部6内に取り入れ可能な空気の取り入れ口14bが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される。
前記、第1〜第4実施例においては、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有する、第1物品保持部3、及び第1物品保持部3と同位置に物品保持部が構成される第2物品保持部6に、重量の重い飲料容器等を保持し、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具から離れた位置にある第3物品保持部7を、保持物品の中でも比較的重量が軽い携帯電話や、リモートコントローラーなどの保持する事により、ルーバー1とクリップ等の取り付け部2との間のガタツキや、ルーバー1自身の撓みに起因して、物品保持具の固定状態が不安定になる事を防止すると共に、第1物品保持部3、及び第2物品保持部6には、エアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気の取り入れ口14a、14bが夫々設けられているため、飲料容器を加熱及び冷却する事ができる。又、携帯電話や、リモートコントローラーを保持する第3物品保持部7は、エアコンから吹き出す空気によって加熱及び冷却される事を防止する壁部材12bが設けてあるため、エアコンから吹き出す空気による加熱による温度上昇や、冷却による露の付着による故障を防止する効果がある。
本発明の車両用物品保持具の第5実施例は、図10〜図11に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、軸5により前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、第1物品保持部3の側方位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aと、保持物品の大きさに適合して起伏自在な制限部材13とを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、更に上下方向において前記固定保持体4の枠部材10aと底部材11aの間に可動保持体8が配置される。
そしてルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な空気の取り入れ口14aが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第2物品保持部6内に取り入れ可能な空気の取り入れ口14bが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において前記第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を前記第3物品保持部7内に取り入れ可能な取り入れ口14cが形成される。
第5実施例においては、第1物品保持部3、第2物品保持部6、第3物品保持部7の全てにエアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気の取り入れ口14a、14b、14cが夫々設けられているため、どの保持部に飲料容器を保持した場合においても飲料容器を加熱及び冷却する事ができ、同時に第1物品保持部3と第3物品保持部7に飲料容器を保持した場合には、運転者と、助手席の同乗者の飲料容器を同時に加熱及び冷却する事が出来るため非常に便利である。尚、本実施例においては、エアコン吹き出し口のルーバー1と、クリップ等の取り付け具2との間のガタツキや、ルーバー1自身の撓みを防止するために、サブクリップ(図示せず)等の補助取り付け具を追加したり、取り付け具の位置を予め、若しくはスライド機構(図示せず)等により第3物品保持部7の方向にオフセット可能な構造を用いる事が出来る。
本発明の車両用物品保持具の第6実施例は、図12〜図13に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、軸5により前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、第1物品保持部3の側方位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aと、保持物品の大きさに適合して起伏自在な制限部材13とを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、更に上下方向において前記固定保持体4の枠部材10aと底部材11aの間に可動保持体8が配置される。
そしてルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な空気の取り入れ口14aが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される。
第6実施例においては、第1物品保持部3のみに、エアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気の取り入れ口14aを設けられているため、飲料容器を加熱及び冷却する事ができる。又、第2物品保持部6は固定保持体4に設けられた空気の取り入れ口14aが可動保持体8に設けられた壁部材12bにより塞がれる構造であるため、飲料容器がエアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気により、不必要に加熱又は冷却されてしまう事を防止出来る。実際には、自動販売機等で購入したばかりの冷却された飲料容器温度よりも、エアコン噴出し口から噴出す冷却された空気の方が温度が高い場合も多く、又、自動販売機等で購入したばかりの加温された飲料容器温度よりも、エアコン噴出し口から噴出す加熱された空気の方が温度が低い場合も多いため、自動販売機等で購入してから直ぐ飲む場合においては、エアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気が当たらない構造の第2物品保持部6を選択する事が出来る。又、第2物品保持部6若しくは、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具から離れた位置にある第3物品保持部7に、保持物品の中でも比較的重量が軽い携帯電話や、リモートコントローラーなどろ保持する事により、ルーバー1とクリップ等の取り付け部2との間のガタツキや、ルーバー1自身の撓みに起因して、物品保持具の固定状態が不安定になる事を防止すると共に、携帯電話や、リモートコントローラーを保持する第3物品保持部7は、エアコンから吹き出す空気によって加熱及び冷却される事を防止する壁部材12bが設けてあるため、エアコンから吹き出す空気による加熱による温度上昇や、冷却による露の付着による故障を防止する効果がある。
本発明の車両用物品保持具の第7実施例は、図14〜図15に示すように、車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、軸5により前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、第1物品保持部3の側方位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aと、保持物品の大きさに適合して起伏自在な制限部材13とを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、更に上下方向において前記固定保持体4の枠部材10aと底部材11aの間に可動保持体8が配置される。
そしてルーバー1への取り付け状態において第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な空気の取り入れ口14aが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される。
更にルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第3物品保持部7内に取り入れ可能な取り入れ口14cが形成される。
第7実施例においては、第1物品保持部3、及び第3物品保持部7においてエアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気の取り入れ口14a、14cが夫々設けられているため、第1物品保持部3、又は第3物品保持部7に飲料容器を保持した場合においても飲料容器を加熱及び冷却する事ができ、同時に第1物品保持部3と第3物品保持部7に飲料容器を保持した場合には、運転者と、助手席の同乗者の飲料容器を同時に加熱及び冷却する事が出来るため非常に便利である。本実施例においては、第1物品保持部3のみに、エアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気の取り入れ口14aを設けられているため、飲料容器を加熱及び冷却する事ができる。又、第2物品保持部6は固定保持体4に設けられた空気の取り入れ口14aが可動保持体8に設けられた壁部材12bにより塞がれる構造であるため、飲料容器がエアコンから吹き出す加熱若しくは冷却された空気により、不必要に加熱又は冷却されてしまう事を防止出来、更に第2物品保持部6に携帯電話や、リモートコントローラーを保持する場合にはエアコンから吹き出す空気による加熱による温度上昇や、冷却による露の付着による故障を防止する効果がある。尚、本実施例においては、エアコン吹き出し口のルーバー1と、クリップ等の取り付け具2との間のガタツキや、ルーバー1自身の撓みを防止するために、サブクリップ(図示せず)等の補助取り付け具を追加したり、取り付け具の位置を予め、若しくはスライド機構(図示せず)等により第3物品保持部7の方向にオフセット可能な構造を用いる事が出来る。
本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考断面図である。 本発明の第2実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の第1実施例を示す参考斜視図である。 本発明の従来例を示す参考斜視図である。 本発明の従来例を示す参考斜視図である。 本発明の従来例を示す参考斜視図である。
符号の説明
1 ルーバー
2 取り付け具
3 第1物品保持部
4 固定保持体
5 軸
6 第2物品保持部
7 第3物品保持部
8 可動保持体
10a 枠部材
10b 枠部材
11a 底部材
11b 底部材
12a 壁部材
12b 壁部材
13 制限部材
14a 取り入れ口
14b 取り入れ口
14c 取り入れ口
20 クリップ
21 固定保持部
22 可動保持部
23a 枠部材
23b 枠部材
24a 底部材
24b 底部材
25 壁部材
26 フロントコンソール
27 固定保持体
28 可動保持体

Claims (4)

  1. 車両のエアコン吹き出し口のルーバー1への取り付け具2を有し単独で第1物品保持部3を形成する固定保持体4と、前記固定保持体4に対して略水平方向に旋回可能に軸支され、固定保持体4と重なった状態で第2物品保持部6を形成する格納位置と、固定保持体4とは異なる位置に単独で第3物品保持部7を形成する展開位置との双方の位置に配置可能に構成された可動保持体8より成り、前記固定保持体4は保持物品の主に水平方向への移動を制限する枠部材10aと、保持物品の下面を支持する底部材11aと、前記枠部材10aと前記底部材間11aを上下方向につなぐ壁部材12aとを有し、前記可動保持体8は保持物品の水平方向への移動を制限する枠部材10bと、保持物品の下面を支持する底部材11bと、前記枠部材10bと前記底部材間11bを上下方向につなぐ壁部材12bを有し、ルーバー1への取り付け状態において前記第1物品保持部3は、固定保持体4の枠部材10aと底部材11a間の、エアコン吹き出し口と対向する位置にエアコン吹き出し口から吹き出す空気を取り入れ可能な取り入れ口14aが形成されることを特徴とする車両用物品保持具。
  2. ルーバー1への取り付け状態において第2物品保持部6は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、固定保持体4の空気取入口14aと少なくとも一部が重なる位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第2物品保持部6内に取り入れ可能な取り入れ口14bが形成される事を特徴とする請求項1記載の車両用物品保持具。
  3. ルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を遮断する壁部材12bが形成される事を特徴とする請求項1又は2記載の車両用物品保持具。
  4. ルーバー1への取り付け状態において第3物品保持部7は、可動保持体8の枠部材10bと底部材11bの間の、エアコン吹き出し口と対向する位置に、エアコン吹き出し口から吹き出す空気を第3物品保持部7内に取り入れ可能な取り入れ口14cが形成される事を特徴とする請求項1又は2記載の車両用物品保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200487664Y1 (ko) * 2017-05-08 2018-10-18 주식회사 쁘레베베 컵홀더

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