JP3650831B2 - カップホルダ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車のインスツルメントパネル等に設けられ、運転者や搭乗者が飲むドリンク類の缶又はカップ等を保持するカップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のホルダとしては、非使用時に収納できる利点を有したものとして、例えば実開平5−80870号公報に示される引出し式のものが知られている。これは、車体のインスツルメントパネル内等に固設されるケーシングと、缶等を遊挿して載置できる孔が形成され前記ケーシングに対して出没自在な引出し体(インナケース)と、前記孔の上方片側を覆うようにスライド自在に設けられて缶等を受容するための開口の大きさを変化させる振止め部材(スライド片)と、この振止め部材を缶等の大きさに合わせて異なる位置で選択的に保持するための選択的保持手段(ガイドスロット等)とを備え、前記振止め部材の位置を缶等の外径に応じて変えることで、外径の異なる缶やカップ類をそれぞれガタつき少なく振れ止めして保持するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のホルダは、缶等を受容するための開口を振止め部材によって少なくとも2種類の大きさに画定するものであるため、振止め部材が比較的大型になるとともに、振止め部材を位置変更可能に保持する選択的保持手段も複雑な構成となる。すなわち、前記公報の実施例に具体的に開示されたホルダでは、振止め部材は缶等の外周に沿う円弧状部分を有した比較的大型なスライド片により構成され、また、選択的保持手段はリンク片やねじりコイルばね及びインナケースに形成されたガイドスロット等の複数の要素よりなっている。さらに上記ホルダでは、振止め部材が大型でスライドするものであるため、指先や缶等の底部で軽く押すといった操作では振止め部材が移動せず、缶等の大きさに応じて振止め部材の位置を変更する操作が比較的めんどうであるという短所もあった。
【0004】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、外径の異なる複数種の缶等をそれぞれ最小のガタつきで保持できるカップホルダであって、しかも構成が簡単で操作が容易なカップホルダを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存する。
[1] 缶又はカップ類の底部を遊挿して載置できる保持孔(3)が形成されたホルダ本体(2)を有するカップホルダにおいて、
前記ホルダ本体(2)は、ハウジング(1)に引出し可能に支承され、
前記ホルダ本体(2)の保持孔(3)の一側部に前記保持孔(3)に遊挿された缶等の側面を先端側で押える方向に揺動可能に軸支された押え片(6)と、前記ホルダ本体(2)においてこの押え片(6)を起き上がる方向に付勢する付勢部材(7)と、前記ホルダ本体(2)に設けられ前記押え片(6)の基端側に当接することで前記付勢部材(7)の付勢力を受け止めて前記押え片(6)を揺動端位置に保持するストッパ(5b)と、前記ホルダ本体(2)に設けられ前記押え片(6)の基端側に弾接することで前記付勢部材(7)の付勢力を受け止めて前記押え片(6)を前記揺動端位置とは異なる揺動中間位置に乗り越え可能に保持する弾性体(8)とを設け、
前記弾性体(8)は、中央板状部(81)の上下両側がそれぞれ後方又は前方に折り曲げられて後部湾曲部(82)と前部湾曲部(83)が形成された断面略S字状の板ばね(8)であって、前記ホルダ本体(2)の保持孔(3)の後部に形成された凹部(5)の後端側壁の上端面に板ばね(8)の後部湾曲部(82)と中央板状部(81)とをはめ込むよう構成され、
前記押え片(6)の揺動軸(6a)は、前記凹部(5)の底面両側の軸受け(9)に支持され、
前記揺動端位置又は揺動中間位置を、前記押え片(6)の先端側と前記保持孔(3)の他側部内面との距離が前記缶等の各種外径にそれぞれ略等しくなるよう設定したことを特徴とするカップホルダ。
[2] 前記ホルダ本体(2)とハウジング(1)とには、可撓片(10)と該可撓片(10)に係合してホルダ本体(2)を引出し位置に保持するための係止孔(12)との一方と他方とが形成されたことを特徴とする項1に記載のカップホルダ。
[3] 前記ホルダ本体(2)の前端には、押込み時に前記ハウジング(1)の前端縁(1a)に当接する引出用幅広部(2a)が形成され、前記ホルダ本体(2)の後端部下面には、前記ハウジング(1)の前部底板端面(1b)に当接するストッパ(13)が形成されたことを特徴とする項1又は2に記載のカップホルダ。
【0006】
【作用】
本発明のカップホルダは、揺動自在な押え片(6)、この押え片(6)を付勢する付勢部材(7)、この付勢部材(7)の付勢力を受け止めて押え片(6)を保持するストッパ又は弾性体(8)といった、小型で簡単な部材により実現できる要素からなる構成でありながら、外径の異なる少なくとも2種類の缶等を最小のガタ付きで良好に保持することができる。押え片(6)は、保持孔(3)の後部の凹部(5)の底面両側の軸受け(9)により支持された揺動軸(6a)を中心に起倒可能で付勢部材(7)により起き上がる方向に付勢されているので、引き出せば自然に起き上がる。弾性体(8)は、ホルダ本体(2)の保持孔(3)の後部の凹部(5)の後端側壁の上端面に板ばね(8)の後部湾曲部(82)と中央板状部(81)とをはめ込んで最小のスペースで取付けられている。そして、押え片(6)の基端側をホルダ本体(2)に形成されたストッパ(5b)により揺動端位置に保持するか、あるいは弾性体(8)の前部湾曲部(83)により揺動中間位置に保持することにより、押え片(6)の先端側と保持孔(3)の他側部(3a)内面との距離が缶等の各種外径にそれぞれ略等しくなるようにして、缶等を最小のガタ付きで保持できる。しかも、押え片(6)の保持位置の切換えは、押え片(6)の基端側が弾性体(8)を乗越えるよう弾性体(8)を変形させる力で押え片(6)を押すだけで容易に操作できる。
ホルダ本体(2)を引き出した状態で、可撓片(10)と係止孔(12)とが係合して、引出し位置に保持される。ホルダ本体(2)の前端の引出用幅広部(2a)は、押込み時にハウジング(1)の前端縁(1a)に当接してさらに押し込まれるのを阻止する。引き出したとき、ホルダ本体(2)の後端部下面のストッパ(13)がハウジング(1)の前部底板端面(1b)に当接するので、ホルダ本体(2)が抜き出されることが防止される。
なお、前記弾性体(8)の弾接部を複数形成する等の実施態様にすることにより、前記揺動中間位置を複数種設定すれば外径の異なる3種類以上の缶等にも対応できる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
図1は本実施例のカップホルダを上面側から見た分解斜視図であり、図2は同カップホルダを裏面側から見た分解斜視図である。本実施例のカップホルダは、図1,2に示すように傾斜引出式のカップホルダであって、自動車等の車体に固定されるハウジング1と、缶又はカップ類の底部を遊挿できる保持孔3を二つ有してハウジング1内に引出し可能に支承されるホルダ本体2と、このホルダ本体2の下面側に揺動可能に枢着されて保持孔3に挿入された缶等の底部を載置支持する受け体4と、ホルダ本体2の保持孔3の一側部に形成された凹部5に軸支され、保持孔3に載置された缶等の側面を先端側で押える方向に揺動可能に軸支された押え片6と、ホルダ本体2においてこの押え片6を先端側が起上がる方向に付勢するコイルばね7(付勢部材)と、ホルダ本体2に設けられ押え片6の基端側に弾接することでコイルばね7の付勢力を受け止めて押え片6を後述する揺動中間位置に保持する板ばね8(弾性体)とを備える。
【0008】
ハウジング1は、少なくとも前端面が開口した箱型のもので、前部底面にはホルダ本体2に設けられた可撓片10が係合してホルダ本体2を引出し位置に保持するための係止孔12が形成されている。このハウジング1は、例えば自動車のインスツルメントパネル内にビス止め等により固定される。
【0009】
ホルダ本体2は、全体としてハウジング1内に摺動自在に嵌入できる薄板リブ構造のもので、前端には押込み時にハウジング1の前端縁1aに当接する引出用幅広部2aが形成され、後端部下面には、図2の如く切り欠き11が形成されて前記可撓片10が設けられるとともに、ハウジング1の前部底板端面1bに当接してホルダ本体2の抜け出しを防止するストッパ13が形成されている。また、各保持孔3の前部には、缶等の側面前部を押える円弧状幅広部3aが形成され、各保持孔3の後部に形成された凹部5の後端側壁の上端面には、図1の如く板ばね8をはめ込む切欠き5aが形成され、さらに凹部5の底面両側には押え片6の揺動軸6aを支持する軸受け9が設けられている。そして本実施例の場合、凹部5の底面5bが、押え片6の基端側に当接することでコイルばね7の付勢力を受け止めて押え片6を後述する揺動端位置に保持する本発明のストッパとして機能している。
【0010】
受け体4は、基端に形成されたピン状部が図2に示す如くホルダ本体2の側壁や裏面の軸受け突起2bに嵌入されることで、ホルダ本体2の下面側に略平行に収納された状態から先端側が保持孔3の下方に位置する傾斜状態まで揺動自在とされたもので、ホルダ本体2が引出されると自重又は図示省略したばね等により自動的に前記傾斜状態となって停止するものである。
【0011】
押え片6は、全体として略帯板状で缶等の外径に比し小幅なもので、基端側に設けられた揺動軸6aが前記軸受け9に回転自在に支持されることで、ホルダ本体2の上面側に略平行に倒れた状態から、基端がホルダ本体2の凹部5の底面5bに当接し先端側が図4の如く起上がった位置(揺動端位置)まで揺動自在とされたものである。またコイルばね7は、押え片6の揺動軸6aの外周に取り付けられ、一端が押え片6の下面に他端が凹部5の底面5bに弾接することにより、押え片6を起上がる方向に付勢している。
【0012】
板ばね8は、ばね鋼等よりなる帯板材をプレス加工又は曲げ加工等により加工してなるもので、図5〜7に示す如く、中央板状部81の上下両側がそれぞれ後方又は前方に折り曲げられて後部湾曲部82と前部湾曲部83が形成された断面略S字状の形状となっている。また、中央板状部81の両側には後方への切起し84が形成され、後部湾曲部82と中央板状部81との間隔がホルダ本体2における凹部5の後端側壁が嵌入できる大きさに設定されるとともに、後部湾曲部82の幅寸法が前記後端側壁の前述した切欠き5aよりも若干小幅とされ、これにより、後部湾曲部82と中央板状部81をホルダ本体2の前記後端側壁における切欠き5aが形成された部分にはめ込んで、切起し84の弾接力と切欠き5aの段部により上下左右への位置ずれを防止しつつ、ホルダ本体2の凹部5の後面に取り付けることができる。そしてこの板ばね8の前部湾曲部83は、このようにホルダ本体2の凹部5の後面に取り付けられた状態において、押え片6が起上がり図4に示す揺動端位置まで揺動する途中で、押え片6の基端が乗り越え可能に弾接して図3に示す揺動中間位置に押え片6が保持されるように山形に前方に張出した形状となっている。
【0013】
なお、この板ばね8の前部湾曲部83のばね強さは、コイルばね7の付勢力によるモーメントと載置された缶等の振れによるモーメントのみでは、押え片6の基端がこの前部湾曲部83を乗り越えて揺動できない値であって、押え片6に人の指の力を加えれば容易に前部湾曲部83を乗り越える値に設定されている。また、この板ばね8の押え片6の基端への弾接により実現される前記揺動中間位置は、図3に示す如く、押え片6の先端側とホルダ本体2における円弧状幅広部3aの内面(他側部内面)との距離が小型な缶C1の外径L1に略等しくなるように設定され、一方、ホルダ本体2における凹部5の底面5b(ストッパ)と押え片6との当接により実現される前記揺動端位置は、図4に示す如く、押え片6の先端側とホルダ本体2における円弧状幅広部3aの内面との距離が大型な缶C2の外径L2に略等しくなるように設定されている。
【0014】
次に作用を説明する。
まず、ホルダ本体2がハウジング1内に収納された状態においては、受け体4及び押え片6はホルダ本体2内に略平行に倒れて収った状態にある。そして、引出用幅広部2aに指を掛けることによりホルダ本体2が引出されると、図3に示す如く、受け体4は図3の如く傾動してその先端が保持孔3の下方にくる位置で停止し、また押え片6は、コイルばね7の付勢力により起上がり基端が板ばね8の前部湾曲部83に弾接する揺動中間位置に停止する。なお、ホルダ本体2のこの引出し状態は、ホルダ本体2の可撓片10がハウジング1の係止孔12に係合することで車両の振動等に抗して保持される。
【0015】
このため車両の運転者等の使用者は、小型な缶C1であれば、ホルダ本体2を引出して図3の如く保持孔3(押え片6と円弧状幅広部3aとの間)に缶C1底部をはめ込んで受け体4の先端上に載せるという簡単な操作で、この缶C1を本ホルダに保持させることができ、この状態では、缶C1は押え片6と円弧状幅広部3aとの間で少ない隙間で挟持されて、車両の振動等があっても大きくガタつくことなく振れ止めされて維持される。
【0016】
一方、大型な缶C2であっても、指先又は手に持った缶C2の底側隅部等で押え片6の先端を起上がる方向に押せば、押え片6の基端が板ばね8の前部湾曲部83の山形部分を乗り越えてコイルばね7の力で確実に図4に示す揺動端位置に押え片6が停止するから、小型な缶C1と同様に、図4の如く保持孔3に缶C2の底部をはめ込んで受け体4の先端上に載せることで、缶C2は押え片6と円弧状幅広部3aとの間で少ない隙間で挟持されて、車両の振動等があってもやはり大きくガタつくことなく振れ止めされて維持される。そして、缶を保持する役目を果した後は、受け体4や押え片6が傾斜している状態のままホルダ本体2を単に押込めばよい。すると、受け体4や押え片6はハウジング1の前端縁1a等に押されて自動的に元の収納状態に戻る。
【0017】
このように、本実施例のホルダであると、揺動自在な押え片6、この押え片6を付勢するコイルばね7、このコイルばね7の付勢力を受け止めて押え片6を保持する板ばね8といった、小型で簡単な部材により、外径の異なる2種類の缶を最小のガタ付きで良好に保持することができる。しかも、押え片6の保持位置の切換えは、押え片6の基端側が板ばね8を乗越えるよう押え片6を押すだけで容易に操作できる。なお、上記実施例の場合は、押え片6を揺動端位置で停止させるストッパがホルダ本体2の一部(凹部5の底面5b)により構成されているため、2種類の缶を最小のガタ付きで保持するための部品点数が特に少なくなっている。
【0018】
なお、本発明は上記実施例に限られず各種の態様が有り得る。例えば前記板ばね8の弾接部(山形部分)を複数形成する等の実施態様にすることにより、前記揺動中間位置を複数種設定すれば外径の異なる3種類以上の缶等にも対応できる。さらに、上記実施例では本発明のストッパをホルダ本体と一体に形成しているが、例えば板ばね8と同様に機能する弾性体をホルダ本体に一体成形して、さらに部品点数を低減することも可能である。なお、本発明のカップホルダは自動車に限らず列車内の客席等、缶やカップ等を保持する必要性のあるところに広く適用して上記効果を奏することができることはいうまでもない。また、切起し84は、板ばね8の装着後の使用時にハウジング1の内面に頭を押さえられるような場合は抜ける心配がないので省略することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明にかかるカップホルダによれば、揺動自在な押え片、この押え片を付勢する付勢部材、この付勢部材の付勢力を受け止めて押え片を保持するストッパ又は弾性体といった、小型で簡単な部材により実現できる要素からなる構成でありながら、外径の異なる少なくとも2種類の缶等を最小のガタ付きで良好に保持することができる。しかも、押え片の保持位置の切換えは、押え片の基端側が弾性体を乗越えるよう弾性体を変形させる力で押え片を押すだけで容易に操作できる。このため、自動車等におけるドリンク類の缶等の保持が、缶等のサイズによらず低コストで容易かつ確実に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカップホルダを上面側から見た分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例であるカップホルダを下面側から見た分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例においてホルダ本体が引き出されて押え片が揺動中間位置に停止している状態を示す側断面図である。
【図4】本発明の一実施例においてホルダ本体が引き出されて押え片が揺動端位置に停止している状態を示す側断面図である。
【図5】本発明の一実施例における押え片を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例における押え片を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施例における押え片を示す裏面図である。
【符号の説明】
2…ホルダ本体
3…保持孔
5b…底面(ストッパ)
6…押え片(弾性体)
7…コイルばね(付勢部材)
8…板ばね(弾性体)
Claims (3)
- 缶又はカップ類の底部を遊挿して載置できる保持孔が形成されたホルダ本体を有するカップホルダにおいて、
前記ホルダ本体は、ハウジングに引出し可能に支承され、
前記ホルダ本体の保持孔の一側部に前記保持孔に遊挿された缶等の側面を先端側で押える方向に揺動可能に軸支された押え片と、前記ホルダ本体においてこの押え片を起き上がる方向に付勢する付勢部材と、前記ホルダ本体に設けられ前記押え片の基端側に当接することで前記付勢部材の付勢力を受け止めて前記押え片を揺動端位置に保持するストッパと、前記ホルダ本体に設けられ前記押え片の基端側に弾接することで前記付勢部材の付勢力を受け止めて前記押え片を前記揺動端位置とは異なる揺動中間位置に乗り越え可能に保持する弾性体とを設け、
前記弾性体は、中央板状部の上下両側がそれぞれ後方又は前方に折り曲げられて後部湾曲部と前部湾曲部が形成された断面略S字状の板ばねであって、前記ホルダ本体の保持孔の後部に形成された凹部の後端側壁の上端面に板ばねの後部湾曲部と中央板状部とをはめ込むよう構成され、
前記押え片の揺動軸は、前記凹部の底面両側の軸受けに支持され、
前記揺動端位置又は揺動中間位置を、前記押え片の先端側と前記保持孔の他側部内面との距離が前記缶等の各種外径にそれぞれ略等しくなるよう設定したことを特徴とするカップホルダ。 - 前記ホルダ本体とハウジングとには、可撓片と該可撓片に係合してホルダ本体を引出し位置に保持するための係止孔との一方と他方とが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカップホルダ。
- 前記ホルダ本体の前端には、押込み時に前記ハウジングの前端縁に当接する引出用幅広部が形成され、前記ホルダ本体の後端部下面には、前記ハウジングの前部底板端面に当接するストッパが形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカップホルダ。
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