JP2001260735A - 自動車用アクセサリ - Google Patents

自動車用アクセサリ

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JP2001260735A
JP2001260735A JP2000076787A JP2000076787A JP2001260735A JP 2001260735 A JP2001260735 A JP 2001260735A JP 2000076787 A JP2000076787 A JP 2000076787A JP 2000076787 A JP2000076787 A JP 2000076787A JP 2001260735 A JP2001260735 A JP 2001260735A
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Takeshi Nakajima
武司 中島
Hiroshi Arisaka
洋 有坂
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R7/00Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
    • B60R7/08Disposition of racks, clips, holders, containers or the like for supporting specific articles
    • B60R7/10Disposition of racks, clips, holders, containers or the like for supporting specific articles for supporting hats, clothes or clothes hangers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動部材20のふらつきを防止し、物品の保
持状態を安定して維持するとともに、保持部(例えば、
コインホルダ30やフック)と差込み保持片40の同時
使用を可能とし、さらに、保持部に保持された物品の脱
落を防止できるようにする。 【解決手段】 凹所11を有する本体10に回動部材2
0を回動自在に軸支する。回動部材20の表面20aに
は、回動軸より下方位置に物品の保持部を形成する。さ
らに、回動部材20の表面20aであって保持部よりも
上方位置に、カードやチケットなどの平面状物品41を
保持する差込み保持片40を形成する。そして、この差
込み保持片40を、回動部材20の表面20aと協同し
て平面状物品41を差込み保持可能な位置から保持部と
対向する位置にかけて回動自在とすれば、後者の位置で
は、物品の保持部からの脱落を差込み保持片40によっ
て防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の室内壁に
設けられ、コインなどの物品やカード,チケットなどの
平面状物品を保持するための自動車用アクセサリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用アクセサリとし
て、実公平5−29958号公報に開示されたカード及
びコインの保持装置がある。このカード及びコインの保
持装置は、具体的には図示しないが、凹所を有するパネ
ルにホルダを回動自在に取り付け、該ホルダの表面にカ
ード保持用の保持ベルトを設けるとともに、ホルダの裏
面に断面半円状のコイン受け溝を上下二段にわたって形
成した構成を備えている。
【0003】コイン受け溝は、ホルダの回動操作によっ
てパネルの凹所に出没自在となっており、該コイン受け
溝が凹所に収納された状態においては、表面に設けた保
持ベルトが露出してカードを保持可能となっている。一
方、パネルの回動操作によって裏面のコイン受け溝を凹
所から露出させることで、コイン受け溝に対するコイン
の収納と取り出しが可能となる。なお、コイン受け溝に
収納したコインの倒れを防止するために、コイン受け溝
の中間部には仕切壁が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカード及び
コインの保持装置にあっては、コイン受け溝をパネルの
凹所に収納することで、車両走行中の振動などによりコ
イン受け溝に収納したコインが脱落する不都合を防止す
ることができる。しかしながら、コイン受け溝が上下二
段にわたって形成された構造上、ホルダが回動しやすく
安定性に欠ける問題があった。特に上段のコイン受け溝
へコインを収納したとき、該コインの受け溝がホルダの
回動支軸よりも上方に位置するために、ホルダが回動し
やすい。
【0005】そこで、この問題を解消するために、凹所
の開口部近傍に形成した突起と、ホルダに形成した突起
との係合により、ホルダの不本意な回動を規制している
が、これら突起どうしが係合する状態にあっても、ホル
ダは僅かながら回動方向にがたつきを有し安定性に欠け
ていた。
【0006】また、上記従来のカード及びコインの保持
装置は、ホルダの表面にカード保持用の保持ベルトを設
けられ、一方、ホルダの裏面にコイン受け溝が形成して
あったので、カード保持用の保持ベルトとコイン受け溝
との同時使用ができなかった。しかも、車両走行中など
ホルダに振動などが伝わる状況下にあっては、コイン受
け溝を露出させたままでは、該コイン受け溝からコイン
が飛び出して脱落するおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来技
術の課題を解決するためになされたもので、請求項1の
発明は、表面が開口する凹所を有し自動車の室内壁に設
けられる本体と、この本体に組み込まれ横方向に延びる
軸を中心として回動自在な回動部材とを備え、回動部材
の表面でかつ回動軸より下方位置に物品の保持部を形成
するとともに、回動操作により該保持部を本体の凹所へ
収納自在とし、且つ、回動部材の表面であって前記保持
部より上方位置に、回動部材の表面と協同して平面状物
品を差込み保持可能な位置から前記保持部と対向する位
置にかけて回動自在な、平面状物品の差込み保持片を形
成したことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の記載を前提
として、回動部材の表面を本体の凹所へ収納する回動操
作に伴い、前記差込み保持片を前記保持部と対向する位
置まで回動させるとともに、本体の凹所から回動部材の
表面を露出させる回動操作に伴い、前記差込み保持片を
回動部材の表面と協同して平面状物品を差込み保持可能
な位置まで回動させる手段を備えたことを特徴とする。
【0009】したがって、請求項1の発明にあっては、
回動部材の表面を本体の凹所から露出させた状態におい
て、保持部に物品を保持可能となる。このとき、物品の
保持部及びそこに保持された物品による荷重の作用点が
回動軸より下方位置におかれるため、回動部材の姿勢が
安定する。しかも、保持部に加えて差込み保持片を形成
したので、カードやチケットをはじめ、レシート、領収
書、メモ片、地図などの平面状物品をも保持することが
可能となり、一層快適なドライブ空間を実現できる。こ
こで、保持部と差込み保持片は、共に回動部材の表面に
形成されているので同時使用が可能である。また、差込
み保持片は、保持部よりも上方位置に形成してあるの
で、平面状物品を差し込む際に、保持部が邪魔になるこ
とがない。さらに、差込み保持片を保持部と対向する位
置に回動させることで、保持部に保持された物品の脱落
防止手段として機能し、一層確実に物品を保持部に保持
させることが可能となる。
【0010】請求項2の発明にあっては、回動部材の表
面を本体の凹所へ収納する回動操作に連動して、差込み
保持片が保持部と対向する位置まで回動し、凹所内にて
保持部に対する物品の脱落防止手段として機能するの
で、凹所内での物品の脱落が防止される。また、本体の
凹所から回動部材の表面を露出させる回動操作に連動し
て、差込み保持片が平面状物品を差込み保持可能な状態
を形成するので、いちいち差込み保持片の位置を調節す
ることなく、平面上物品の保持が可能となる。勿論、回
動部材の表面が本体凹所から露出した状態で、差込み保
持片を回動操作することにより、保持部に対する脱落防
止手段として機能させることも可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1乃至図6はこ
の発明の実施形態に係る自動車用アクセサリを示す図で
ある。本実施形態に係る自動車用アクセサリは、自動車
の室内壁(例えば、運転席の前部パネルやリッド)に装
着されるもので、本体10及び回動部材20を備えてい
る。
【0012】本体10は、図2に示すごとく、表面が開
口する断面半円状の凹所11を有しており、開口縁部1
0aが自動車の室内壁1に嵌め込み固定される。本体1
0の開口縁部10aは、自動車の室内壁1に沿った形状
に成形されており、室内壁1と一体化してすっきりとし
た外観を呈する。
【0013】回動部材20は、本体10の開口部に対応
した外形寸法の平たい駒状に成形されている。この回動
部材20の両側中央部からは、図3に示す回動軸21が
横方向に延出しており、この回動軸21が本体10に回
動自在に軸支されている。したがって、回動部材20は
回動軸21を中心に回動自在であり、本体10の凹所1
1はその回動許容する空間を形成している。
【0014】回動軸21を軸支する軸受部には、図3に
示すごとく、弾力性を有する板ばね12が配設してあ
り、この板ばね12によって回動軸21を挟み込むよう
に支持している。回動軸21の周面には、中心に対して
対称な所定の2箇所に平坦部21a,21aが形成して
ある。この平坦部21a,21aは、回動部材20の表
面20a又は背面20bが本体10の開口部を閉塞する
回動位置にきたとき、板ばね12に挟持される。板ばね
12の間隔は、平坦部21a,21a間の幅に略対応し
ており(図3(a)参照)、平坦部21a,21a以外
を挟持するときは外方に膨らみをもって弾性変形する
(図3(b)参照)。この構成は請求項2の手段に相当
するもので、これにより回動部材20の表面20a又は
背面20bが凹所11から露出する状態を、クリック感
をもって保持することができる。
【0015】回動部材20の表面20aには、図1
(a)及び図2に示すごとく、保持部としてのコインホ
ルダ30が設けられている。コインホルダ30は、本体
10の表面側に露出した状態(図1(a)の状態)で、
回動部材20における下部位置、詳しくは回動軸21よ
りも下方の位置から前方に突出して形成してある。した
がって、コインホルダ30及びそこに収納されたコイン
による荷重の作用点が、回動軸21よりも下方位置にお
かれるため、回動部材20は安定して該姿勢を保つこと
ができる。
【0016】このコインホルダ30には、断面半円状の
コイン受溝31が形成してあり、該コイン受溝31内に
複数枚のコイン32を並べて収納可能となっている。コ
イン受溝31内には、コイン31を押圧するためのコイ
ルばね33(付勢手段)が基端部を支持端として配設し
てある。コイン受溝31内に収納されたコイン32は、
このコイルばね33によって前端壁方向へ押圧され、そ
の押圧力をもってコイン受溝31内での倒れやコイン受
溝31からの脱落が防止される。
【0017】また、コイン受溝31の前端部には、図2
に示すごとく、コインの差込み空間31aが形成してあ
る。コイン32は、この差込み空間31aに差し込むだ
けで、円滑にコイン受溝31内に収納でき、極めて使い
勝手がよい。特に自動車の走行中は、外部からの振動を
受けるため、コイン32の収納操作がしにくくなるが、
差込み空間31aを形成したことにより、そのような状
況下においてもコイン32の収納が容易となる。
【0018】さらに、回動部材20の表面20aには、
図1(a)及び図2に示すごとく、カードやチケットな
どの平面状物品41を保持する差込み保持片40が設け
られている。この差込み保持片40は、本体10の表面
側に露出した状態(図1(a)の状態)で、コインホル
ダ30の上方に位置しており、その基端部は回動部材2
0に軸支されて回動自在となっている。差込み保持片4
0を軸支する回動軸42は、回動部材20の表面中央部
に形成した凹部22内で、回動部材20を本体10に軸
支する回動軸21と略同一軸上に配設してある。
【0019】差込み保持片40は、この回動軸42を中
心に回動し、回動部材20の表面20aと協同して平面
状物品41を保持可能な位置(図2参照)、及びコイン
ホルダ30のコイン受溝31と対向する位置(後述する
図5(b)参照)に配置可能となっている。そして、前
者の位置では、図1(a)に示すごとく、回動部材20
の表面20aと差込み保持片40の間に差し込まれた平
面状物品41を、回動部材20の表面20a側へ弾力的
に押し付けて保持する。また、後者の位置では、コイン
ホルダ30のコイン受溝31に収納されたコイン32を
対向位置で保持し、コイン32の脱落を防止する。
【0020】図2に示すごとく、差込み保持片40の基
端部には、係合突片43が形成してあり、一方、回動部
材20の凹部22内には、この係合突片43が係合する
突起23,24が2箇所に形成してある。このうち一方
の突起23は、差込み保持片40が回動部材20の表面
20aと協同して平面状物品41を保持する位置にある
とき、係合突片43と係合し、差込み保持片40の該位
置を保持する。また他方の突起24は、差込み保持片4
0がコインホルダ30のコイン受溝31と対向する位置
あるとき、係合突片43と係合し、差込み保持片40の
該位置を保持する。この構成は請求項9の手段に相当す
るものである。なお、係合突片43は、差込み保持片4
0に回動方向の一定以上の力が加えられると、弾力的に
撓んで突起23を乗り越えて、差込み保持片40の回動
動作を許容する。
【0021】さて、本体10の凹所11には、その上部
開口端付近に突起13が形成してあり、回動部材20を
回動操作したとき、差込み保持片40の先端がこの突起
13と係合するようになっている。この突起13の機能
を、図4乃至図6を参照して説明する。まず、図4
(a)に示すごとく、回動部材20の表面20aが本体
10の表面側に露出した状態から、図示時計方向に回動
部材20を回動させると、差込み保持片40も回動部材
20と一体に回動する。そして、差込み保持片40の先
端が突起13の形成位置まで回動してくると、同先端が
突起13に係合して回動を妨げられる(図4(b))。
回動部材20はそのまま回動するため(図4(c))、
差込み保持片40は回動部材20に対して相対的に反時
計方向へ回動することになる。その結果、図5(a)に
示すごとく、差込み保持片40がコインホルダ30のコ
イン受溝31と対向する位置におかれ、コイン受溝31
内に収納されたコイン32を対向位置から保持する状態
が形成される。
【0022】さらに回動部材20が図示時計方向へ回動
すると、差込み保持片40はコインホルダ30に押され
るため、弾力的に撓んで突起13を乗り越え、その後は
回動部材20と一体に回動する。凹所11の内面には、
回動部材20の背面が本体10の表面20a側に露出し
た状態となったとき(すなわち、回動部材20が略18
0゜回動したとき)、図5(b)に示すごとく差込み保
持片40の先端を係止する係止突起14が形成してあ
り、この係止突起14に差込み保持片40の先端が係止
された位置で、回動部材20の図示時計方向への回動が
阻止される。
【0023】図5(b)に示すごとくコインホルダ30
を凹所11へ収納した状態では、差込み保持片40がコ
イン受溝31の対向位置に保持されるため、該差込み保
持片40によってコイン32の脱落が確実に防止され
る。
【0024】回動部材20の背面20bが本体10の表
面側に露出した状態では、コインホルダ30が本体10
の凹所11内に収納されて外部から視認できないように
なるため、コイン32の盗難予防に効果を発揮する。ま
た、回動部材20の背面20bは、図1(b)に示すご
とく自動車の室内壁に沿った意匠面を形成しており、し
たがって、この背面20bが本体10の外部に露出する
状態では、自動車の室内壁から突き出るもの(コインホ
ルダ30)がなくなり、すっきりとした外観品質を保つ
ことが可能となる。
【0025】次に、コインホルダ30が本体10の凹所
11に収納された状態(図5(b))から、回動部材2
0を図示反時計方向へ回動させると、差込み保持片40
も回動部材20と一体に回動する。そして、差込み保持
片40の先端が突起13の形成位置まで回動してくる
と、同先端が突起13に係合して回動を妨げられる(図
5(c))。回動部材20はそのまま回動するため(図
6(a))、差込み保持片40は回動部材20に対して
相対的に時計方向へ回動することになる。その結果、図
6(b)に示すごとく、差込み保持片40が回動部材2
0の表面20aに当接する。
【0026】さらに回動部材20が図示反時計方向へ回
動すると、差込み保持片40は回動部材20の表面20
aに押されるため、弾力的に撓んで突起13を乗り越
え、その後は回動部材20と一体に回動する。そして、
回動部材20の表面20aが本体10の表面側に露出し
た状態となったとき、図6(c)に示すごとく回動部材
20の下端部が本体10の下部開口端と干渉して、それ
以上の回動が阻止される。
【0027】これにより、回動部材20の表面20aが
本体10の表面側に露出した状態となるが、このとき差
込み保持片40は、回動部材20の表面20aと協同し
て平面状物品41を保持可能な、図1(a)に示す位置
に配置されている。なお、差込み保持片40は、手動操
作をもって回動させることもでき、必要に応じて回動部
材20の表面20aと協同して平面状物品41を保持可
能な位置、又はコイン受溝31と対向してコイン32の
脱落を防止する位置へ配置可能であることは勿論であ
る。
【0028】図7及び図8は本発明の他の実施形態を示
す図である。なお、先に示した実施形態と同一部分には
同一符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。こ
れらの図に示す実施形態では、物品の保持部として、コ
インホルダ30に代えて鈎状のフック50を回動部材2
0の表面20aに形成してある。このフック50も、本
体10の表面側に露出した状態で、回動部材20におけ
る下部位置、詳しくは回動軸21よりも下方の位置から
前方に突出して形成してある。したがって、フック50
及びそこに掛止された物品51による荷重の作用点が、
回動軸21よりも下方位置におかれるため、回動部材2
0は安定して該姿勢を保つことができる。
【0029】差込み保持片40は、先の実施形態と同様
に構成されており、回動軸42を中心に回動し、回動部
材20の表面20aと協同して平面状物品41を保持可
能な位置(図7参照)、及びフック50の開口部と対向
する位置(図8参照)に配置可能となっている。そし
て、前者の位置では、図7(a)に示すごとく、回動部
材20の表面20aと差込み保持片40の間に差し込ま
れた平面状物品41を、回動部材20の表面20a側へ
弾力的に押し付けて保持する。また、後者の位置では、
フック50に掛止された物品51のフック50からの脱
落を防止する。
【0030】回動部材20は、先の実施形態と同様、本
体10に回動自在に軸支されており、表面20a又は背
面20bを本体10の表面側へ選択的に露出させること
が可能となっている。フック50は、主として小物バッ
グや取手のついたビニール袋などの物品51を引っかけ
て保持する機能を有するため、物品51を保持したまま
本体10の凹所11へ収納されることはない。したがっ
て、先の実施形態で本体10に形成した突起13及び係
止突起14は、本実施形態では省略してある。
【0031】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、請求項1の発明は、回動部
材の表面でかつ回動軸より下方位置に物品の保持部を形
成したことを特徴とするものであり、したがって差込み
保持片40を有しない構成であってもよい。また、物品
の保持部は、コインホルダ30や鈎状のフック50以外
にも、トレイ形状の小物入れやタバコ入れなど、種々の
形態に具現化することができる。さらに、差込み保持片
40は、係合突片43と突起23,24の係合によらず
とも、例えば回動軸42との間の摩擦抵抗を大きくする
ことにより、回動部材20の表面20aと協同して平面
状物品41を差込み保持可能な位置、及び保持部と対向
する位置にそれぞれ保持可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、物
品の保持部及びそこに保持された物品による荷重の作用
点が回動軸より下方位置におかれるため、回動部材の姿
勢が安定する。また、保持部と差込み保持片は、共に回
動部材の表面に形成されているので同時使用が可能であ
る。さらに、差込み保持片を保持部と対向する位置に回
動させることで、保持部に保持された物品の脱落防止手
段として機能し、一層確実に物品を保持部に保持させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車用アクセサリの
外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る自動車用アクセサリの
断面側面図である。
【図3】回動部材を軸支する回動軸とその軸受部を拡大
して示す図である。
【図4】回動部材の回動動作を示す断面側面図である。
【図5】図4に続く、回動部材の回動動作を示す断面側
面図である。
【図6】図5に続く、回動部材の回動動作を示す断面側
面図である。
【図7】(a)は本発明の他の実施形態に係る自動車用
アクセサリの外観を示す斜視図、(b)は同じく断面側
面図である。
【図8】(a)は図7に示す差込み保持片をフックと対
向する位置に配置した状態を示す斜視図、(b)は同じ
く断面側面図である。
【符号の説明】
1:室内壁 1a:開口縁部 10:本体 11:凹所 12:板ばね 13:突起 14:係止突起 20:回動部材 20a:表面 20b:背面 21:回動軸 21a:平坦面 22:凹部 23,24:突起 30:コインホルダ(保持部) 31:コイン受部 31a:差込み空間 32:コイン 40:差込み保持片 41:平面状物品 42:回動軸 43:係合突片 50:フック(保持部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が開口する凹所を有し自動車の室内
    壁に設けられる本体と、この本体に組み込まれ横方向に
    延びる軸を中心として回動自在な回動部材とを備え、 回動部材の表面でかつ回動軸より下方位置に物品の保持
    部を形成するとともに、回動操作により該保持部を本体
    の凹所へ収納自在とし、 且つ、回動部材の表面であって前記保持部より上方位置
    に、回動部材の表面と協同して平面状物品を差込み保持
    可能な位置から前記保持部と対向する位置にかけて回動
    自在な、平面状物品の差込み保持片を形成したことを特
    徴とする自動車用アクセサリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用アクセサリにお
    いて、 回動部材の表面を本体の凹所へ収納する回動操作に伴
    い、前記差込み保持片を前記保持部と対向する位置まで
    回動させるとともに、本体の凹所から回動部材の表面を
    露出させる回動操作に伴い、前記差込み保持片を回動部
    材の表面と協同して平面状物品を差込み保持可能な位置
    まで回動させる手段を備えたことを特徴とする自動車用
    アクセサリ。
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