JP2571605B2 - 手動式組合せ秤 - Google Patents

手動式組合せ秤

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JP2571605B2 JP63135240A JP13524088A JP2571605B2 JP 2571605 B2 JP2571605 B2 JP 2571605B2 JP 63135240 A JP63135240 A JP 63135240A JP 13524088 A JP13524088 A JP 13524088A JP 2571605 B2 JP2571605 B2 JP 2571605B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は組合せ秤、詳しくは被計量物の供給及び取集
めを作業者の人手により行う手動式の組合せ秤に関す
る。
(従来技術とその技術的課題) 従来、組合せ秤は被計量物(商品)の供給から計量,
選択,排出までを自動化した全自動式、供給作業を手作
業により行う半自動式、供給及び排出作業を手作業によ
り行う手動式が実用化されているが、その手動式は特に
傷みやすい商品などの場合に適している。
上記手動式従来秤は、機枠上に配設した複数の計量皿
に被計量物(商品)を夫々手動により供給し、それら複
数の被計量物の計量値データから目標重量又はそれに近
い重量の組合せを演算処理により選択させ、それによっ
て選択された計量皿上の商品を手動により取集めるよう
にしている(実開昭56−170728号,実開昭57−8530号公
報)。
しかるに、組合せ秤の作業性を考えると、1回目の組
合せを選択した後に、まだ組合せが成立する場合には、
その組合せも選択すれば作業効率が向上する。
斯る考え方を特開昭56−168512号公報が開示している
が、そこに記載された組合せ秤は全自動式の場合であ
る。
しかし、手動式秤の場合には、商品の排出動作が作業
者の手作業による取集め作業によって行われるため、1
回目の組合せが成立し、選択した計量皿を表示したのち
所定時間後に、2回目の組合せを選択し表示する様にす
ると、1回目の商品がまだ取集められていない場合に
は、1回目の選択か2回目の選択かを作業者が判別する
ことは不可能である。
そのため、手動式秤に前記従来技術の如く複数回の組
合せ選択の考え方を採用する場合には、1回目に選択さ
れた計量皿上の商品を全て取集めた後、作業者がペダル
スイッチ等のスイッチ操作をし、2回目の組合せ表示を
出力させる信号を入力する必要が生じる。
しかるに、作業者は手作業により商品を供給及び排
出、すなわち計量皿上に商品を載せおろしする作業を頻
繁にくり返し行っており、その作業中にさらにスイッチ
操作を行うことは作業者にとって非常に負担となり、ま
た誤操作の原因となって誤って前記スイッチ操作をした
場合には、1回目の商品取集め作業が完了する前に2回
目の組合せ表示がされる等、作業が混乱する不具合を生
ずる。
そのため、従来、手動式秤においては複数回の組合せ
選択の考え方を採用していなかった。
本発明は斯る従来不具合を解消すべくなされたもの
で、作業者の操作を何ら必要とすることなく1回の商品
供給後に2以上の組合せ結果を得て、作業者が混乱する
ことなく商品の取集め作業を行い得る様にし、作業効率
の高い手動式組合せ秤を提供することを目的とする。
(課題を達成するための技術的手段) 斯る本発明の組合せ秤は、組合せに選択された計量皿
を表示する手段と、前記計量皿の計量値の変動に基づい
て組合せに選択された各計量皿ごとに空になったことを
検出する手段と、組合せに選択された全ての計量皿上の
被計量物が空になったことを判断する手段と、該判断手
段により組合せに選択された計量皿の全てが空であると
判断した場合において、残りの計量皿上の被計量物で組
合せが成立している時にはその組合せに選択された計量
皿を表示し、且つその組合せが成立していない時には空
になった計量皿の少なくとも1つ以上に被計量物が供給
されるごとに組合せ演算を行ない、組合せが成立すると
その組合せに選択された計量皿を表示する手段とを備え
たことを特徴とする。
上記残りの計量皿上の組合せの成立を判断する演算処
理のタイミングには2つの態様があり、その1つは請求
項第2項の如く、最初の組合せ演算のときであり、他の
1つの請求項第3項の如く、前記判断手段により組合せ
に選択された計量皿の全てが空であること、すなわち作
業者による商品取集め作業が完了した後である。
(実施例) 本発明の実施例を図面により説明すれば、第1図及び
第2図において(A)は秤本体部、(B)は制御ボック
スである。
秤本体部(A)は機枠(1)上に複数個(実施例では
10個)の計量皿(2)で夫々形成される計量部(a0
(a1)(a2)…(a9)(総称するときはanを用いる)を
並置して構成され、その各計量部毎に選択表示灯(3)
(3)…を配設してなる。
制御ボックス(B)はその表面盤に表示部(4)及び
入力操作部(5)を備え、必要に応じてプリンタ部(図
示せず)を設ける。
上記秤本体部(A)及び制御ボックス(B)の電気的
構成を第3図のブロック図により説明する。
第3図において、(10)は中央処理装置(CPU)であ
り、ワンチップの16ビットマイクロコンピュータにより
構成されている。
CPU(10)には外部バス(11)を介して、ROM(12)及
びRAM(13)からなるメモリ部(14),前記表示部
(4),入力操作部(5),計量部(an),表示灯駆動
部(15)およびブザー駆動部(16)が接続されている。
ROM(12)にはCPU(10)が実行する制御プログラムと
組合せ演算に使用する組合せテーブルが記憶されてお
り、このROM(12)及び前記CPU(10)により組合せ秤の
制御部を構成する。
組合せテーブルは、前記10個の計量部を用いて作られ
る全ての組合せ、あるいはそのうちの適当な組合せを順
番に記憶しているもので、後述する如く組合せ演算を実
行する場合に適宜読出して用いられる。
尚、この組合せテーブルの記憶順番及びデータ数につ
いては任意であり限定されない。
例えば1個の計量部が参加する組合せから2個,3個…
の順番に記憶する様にし、あるいは反対に10個の計量部
が参加する組合せから9個,8個…の順番に記憶する様に
し、あるいは5個の計量部の組合せから4個,6個,3個,7
個…の様に組合せ数が多いものを優先する様にし、ある
いは計量部(a0)が参加する組合せを優先させ、次いで
計量部(a1),(a2)…の様に計量部順となる様にし、
あるいは組合せに参加する計量部が平均化する様な順番
を選び出す等何れとすることもよい。本実施例では前記
10個の計量部を用いて作られる全ての組合せ(1023通
り)が前記テーブルに所定の順番で記憶されているもの
とする。
RAM(13)はCPU(10)がROM(12)の制御プログラム
を実行するに際し用いられる各種フラグ用エリア,重量
レジスタ(20)その他のレジスタ用エリア,不参加回数
カウンタ(22)その他カウンタ用エリア,プリセットデ
ータ用エリア,集計データ用エリア等が設けられている
が(第4図)、本発明に直接関連するのは前記重量レジ
スタ(20)及び不参加回数カウンタ(22)であるので、
それ以外の説明は省略する。
重量レジスタ(20)は10個のレジスタ(WA0)(WA1
(WA2)…(WA9)を備え、不参加回数カウンタ(22)は
10個のカウンタ(C0)(C1)(C2)…(C9)を備えて構
成され、それぞれが第5図に示す如く前記10個の計量部
(a0)(a1)(a2)…(a9)に対応して設けられてい
る。
重量レジスタ(20)の各レジスタ(WAn)には、対応
する計量部(an)(n=0〜9)上の商品の計量値デー
タ(正味重量)が後述の様に記憶される。不参加回数カ
ウンタ(22)の各カウンタ(Cn)には、対応する計量部
(an)(n=0〜9)が組合せに参加しなかった回数が
後述の様に記憶される。
尚、レジスタ(WAn)及びカウンタ(Cn)の初期値は
0に設定されている。
入力操作部(5)は各種指令信号及び各種データを入
力するためのもので、入力された商品番号,目標重量等
の各データは前記RAM(13)で記憶され、表示部(4)
で表示される。
表示部(4)は前記入力データの他に、RAM(13)の
記憶内容あるいは演算結果等をCPU(10)の制御に基づ
いて表示する。
計量部(an)は前記10個の計量部(a0)(a1)(a2
…(a9)で構成され、それぞれ図示しないロードセル,
増幅器及びA/D変換器を備え、計量皿(2)上に供給さ
れた商品の計量値をデジタル信号に変換し、CPU(10)
へ入力する。
表示灯駆動部(15)は、前記計量皿(2)の近傍に対
応して配設した10個の選択表示灯(3)を、CPU(10)
からの指令により点灯あるいは点滅させるものである。
ブザー駆動部(16)は、秤本体部(A)又は制御ボッ
クス(B)に配設されたブザー(6)を、CPU(10)か
らの指令により駆動して警報を発生させる。
上記組合せ秤の制御動作を第6図のフローチャートに
より説明すれば、作業者が秤の動作を運転モードに設定
し、入力操作部(5)により目標重量,許容偏差,商品
番号など各種所要データを入力した後、手作業によって
計量部(an)の各計量皿(2)…上に商品を供給するこ
とによってスタートする。
運転モードにおいては先ず計量処理Iが行われる
(SP1)。
この処理IはCPU(10)が計量部(a0)(a1)(a2
…(a9)からの計量信号を取込み、計量信号が安定した
状態にあり、その計量値が、所定値以下(例えば10g以
下)の場合は零点を補正し、所定値を越えた計量値の場
合に各計量部(an)に対応する重量レジスタ(WAn)に
その計量値を書込む。
次に前記RAM(12)の組合せテーブルより最初の組
合せを読出す(SP2)。
読出された組合せにより組合せ加算を行い、組合せ
重量CWを算出する(SP3)。
組合せ重量CWが許容偏差内か否かを判断する(SP
4)。
組合せ重量CWが許容偏差内、すなわち組合せが成立
した場合には、計量部(an)に対応するそれぞれのカウ
ンタ(Cn)の内容に+1を加算し記憶する(SP5)。
組合せに参加し、選択された計量部(an)の計量皿
(2)…に対応する選択表示灯(3)…を点灯させる
(SP6)。
表示灯(3)が点灯した状態は作業者による商品取集
めの作業待ちであり、この状態で表示灯(3)点灯によ
って指定された計量部(an)の計量皿(2)上から作業
者が商品を取集め処理する。
作業者が商品の取集め作業を行ったか否かを判断す
るために計量処理IIを行い、CPU(10)は各計量部
(an)からの計量信号を取込む(SP7)。
取込んだ計量値が所定値以上(例えば−10g以上)
変動したか否かを判断する(SP8)。
本実施例は作業者の取集め作業が行われたことの検出
を迅速に行い、処理速度を向上させるため、計量値が所
定値以上変動した場合に計量皿(2)上から商品が除去
されたものと判断するようにした。この判断は、計量値
が0値近傍(例えば10g以下)に復帰したことを検出す
ることによって行なうようにしてもよい。
上記SP8の判断がYES、すなわち商品の取集め作業が
行なわれて計量皿(2)が空になったと判断された場合
には、該当するカウンタ(Cn)の内容及びレジスタ(WA
n)を0にするとともに表示灯(3)を消灯させる(SP
9)。
その後に、選択された計量部(an)の計量皿(2)
…全てから商品が取集めされたか否かを判断する(SP1
0)。
その判断結果がYESの場合はSP1からの処理をくり返
し、NOの場合はSP7からの処理をくり返す。
上記SP4の判断において、判断結果がNO、すなわち
組合せ重量CWが許容範囲内にない場合には、SP3で組合
せ加算した組合せがROM(12)の組合せテーブルの最後
か否かを判断する(SP11)。
上記SP11の判断結果がNOの場合、すなわち最後でな
い場合には組合せテーブルにより次の組合せを続出し、
SP3からの処理をくり返す(SP12)。
上記SP11の判断結果がYESの場合、すなわち組合せ
テーブルに記憶されている最後の組合せまで組合せ加算
しても許容範囲内の組合せがなく、組合せが成立しない
(不成立)場合には、全ての重量レジスタ(WA0)(W
A1)…(WA9)に計量値が記憶されているか否か、すな
わち全ての計量皿(2)…上に商品が載置された状態か
否か判断する(SP13)。
上記判断結果がNO、すなわち空の計量皿(2)がある
場合には、前記SP1からの処理をくり返し、その場合、
作業者が空の計量皿(2)上に商品を供給することによ
り、この処理ループ(SP1,SP2,SP3,SP4,SP11)からぬけ
ることになる。
上記SP13の判断結果がYESの場合には、少なくとも
1つの計量皿の商品を取除き作業しない限り、以後の処
理が行い得ない状態であり、それが検出されて警報する
(SP14)。
上記警報はCPU(10)がブザー駆動部(16)を介して
ブザー(6)を所定時間鳴音させることによって行われ
る。
続いて、取除き作業をすべき計量皿を選択する処理
が行われる(SP15)。
この処理は所定基準に基づいて1ないし複数個の計量
皿(計量部)を選択するが、本実施例においては、前記
組合せ不参加回数カウンタ(22)の各カウンタ(Cn)の
うち、回数の多いもの上位2個を選択するものとし、同
数のものが3個以上あるときは計量部(an)の番号nが
小さい計量部を優先して選択する様にする。
上記SP15により選択された計量部(an)を表示手
段、すなわち計量部(an)に対応する表示灯(3)…を
点滅させて表示する(SP16)。
本実施例において表示手段は、組合せに選択された計
量皿を表示する選択表示灯(3)を兼用する場合を示
し、両者を区別するため組合せ表示の場合を点灯表示と
し、取除き表示の場合を点滅表示としている。
このSP16の後、前記SP7からの処理をくり返すことに
なる。
尚、上記フローチャートは本発明に関連しない部分の
処理については説明の便宜上省略して説明した。
例えば、上記フローチャートには、この処理からの抜
出し口が記載されていないが、実際には前記処理フロー
中に、操作部(5)からのデータを読込み、そのデータ
により他の処理に移行したり、また新しいデータに基づ
いて処理を続行するものであるが、それらは周知手段で
あるため省略して示した。
而して、上記組合せ秤の作業について説明すれば、作
業者が計量部(a0)(a1)(a2)…(a9)の計量皿
(2)…上に夫々手作業によって商品を供給し、計量値
が安定すると、その計量値に基づいて組合せ演算が実行
され(SP1,SP2,SP3,SP4,SP11,SP12)、所定重量の組合
せが成立した場合にカウンタ(Cn)を更新するととも
に、選択された計量部(an)の計量皿(2)…を表示灯
(3)の点灯により表示する(SP4,SP5,SP6)。
従って、作業者は点灯した表示灯(3)…に対応する
計量皿(2)…上から夫々商品を取集め、袋詰め、箱入
れあるいはコンベア上へ排出する等の作業を行うことに
なる。
そして、選択された計量部(an)の計量皿(2)…上
から全て商品が取集められたときに、残りの計量皿
(2)…上の商品の計量値に基づいて再び組合せ演算が
行われる(SP7,SP8,SP9,SP10→SP1)。
すなわち1回目の組合せを選択した後に、残りの計量
皿(計量部)で自動的に2回目の組合せ選択処理を行
い、その組合せが成立した場合には前述と同様にカウン
タ(Cn)を更新するとともに選択された計量皿(2)…
の表示灯(3)…が点灯するので、作業者が該当商品の
取集め作業を行う。
上記2回目の組合せ演算で組合せが不成立の場合、換
言すれば組合せが不成立で空の計量皿(2)…がある場
合には、空の計量皿(2)…上に商品が供給されるのを
処理ループ(SP11,SP13,SP1)の中で監視している。
すなわち、空の計量皿(2)…に商品が供給される
と、SP1で計量され、SP3で新しい商品の計量値を参加さ
せた組合せ演算がなされる。
一方、1回目の組合せ演算で組合せが不成立の場合、
換言すれば空の計量皿(2)…がない状態で組合せが不
成立の場合は、ブザー(6)が警報音を発するとともに
取除き選択された計量皿(2)…の表示灯(3)…が点
滅する。
従って、作業者は点滅した表示灯(3)…に対応する
計量皿(2)…上から夫々商品を取除き作業し、該計量
皿(2)…上に新たな商品を供給して次の組合せ演算の
結果を待つ。
上記説明において、商品の取除き作業とは計量皿上か
ら商品全部を取除き新たなものと交換する場合だけに限
らず、該当計量皿から商品の一部を取除く場合、あるい
は該当計量皿上へ一部追加してやる場合など、計量皿上
の商品重量を変えてやる作業をいう。
しかし、組合せが不成立の場合に取除くべき計量皿を
選択し表示する構成は本発明において必須のものではな
く、従来秤と同様に作業者の判断で任意の計量皿を選択
する様にしてもよい。
以下に上記実施例の変形例を示す。
計量部(a0)(a1)(a2)…(a9)を1つの機枠
(1)に配設した場合を示したが、それら計量部(an
を5個1組あるい3個1組、さらに1個毎の分割型と
し、それらを適宜た配置構成とすることもよい。又、制
御ボックス(B)を秤本体部(A)に一体的に組込むこ
ともよい。
実施例は、組合せ重量が許容偏差内に入ったときに
組合せ演算を終了したが、全ての組合せ演算を行い、許
容偏差内で最も目標重量に近い組合せを選択する様にし
てもよい。
実施例は1回目に選択された計量皿上の商品全てが
取集められた場合に、残りの計量皿で再び組合せ演算を
する様にしたが、1回目の組合せ演算時に、許容偏差内
の組合せで、且つ先に選択された計量皿が重複しない組
合せを全て選択しておき、2回目以降は新たに組合せ演
算することなく、それを表示する様に構成してもよい。
実施例は10個の計量皿に全て商品が載っていない場
合でも、10個用の組合せテーブルを用い組合せ重量を算
出している。
その場合でも空の計量皿に対応するRAM(22)のレジ
スタはWAn=0となるので現実的に問題はないが、無駄
な演算が多くなる。
従って、その場合で演算処理の遅れが問題となる場合
には、前記ROM(20)の組合せテーブルとして、計量皿
が10個用,9個用,8個…1個用の如く複数設けてとき、計
量皿に重量があるもののみで組合せ演算する様に構成す
ることもよく、それによって演算回数が減り、演算処理
に要する時間を短縮することができる。
実施例は定量式の組合せ秤について説明したが、重
量と単位重量とから個数を算出して一定個数の組合せを
得る定数式、あるいは重量及び個数が一定な組合せを得
る定数定量式の組合せ秤であることも任意である。
(効 果) 本発明によれば、作業者が被計量物(商品)を計量皿
上に供給した後、所定重量あるいは所定個数になる組合
せの成立が2以上ある場合には、1回目に選択された計
量皿上から商品の取集め作業をすれば、作業者は何らス
イッチ操作等をすることなく該作業の完了後自動的に残
りの計量皿において次に選択された計量皿が表示され
る。
従って、手作業により商品の供給,排出作業を行なう
作業者の作業負担が軽減されるとともに、商品の取集め
作業の完了前に次の組合せ表示がなされることがないた
め、作業者は1回目に選択された計量皿と2回目に選択
された計量皿とを混同することなく商品の取集め作業を
行なうことができ、作業の混乱又は中断を防ぐことがで
きて作業効率の高い手動式組合せ秤となし得る。
また、残りの計量皿の中で組合せがない場合、空にな
った計量皿のうち一つにでも商品を供給すれば新たな組
合せによる演算を実行するので、作業の中断時間が短く
なり、作業効率を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明組合せ秤の外観を示す平面図、第2図は
その正面図、第3図は電気的構成のブロック図、第4図
はRAMの概念図、第5図はRAM中の重量レジスタ及び不参
加回数カウンタと計量部との対応構成図、第6図はフロ
ーチャート図である。 図中、 (1)は機枠,(2)は計量皿,(3)た選択表示灯,
(4)は表示部,(5)は入力操作部,(6)はブザ
ー,(a0)(a1)(a2)…(a9)は計量部,(an)はそ
れら計量部の総称である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の計量皿に被計量物を夫々手動により
    供給し、それら複数の被計量物の計量値データから目標
    重量又はそれに近い重量の組合せ、あるいは目標個数又
    はそれに近い個数の組合せを選択させ、選択された計量
    皿上の被計量物を手動により取集めると共に、組合せに
    選択されなかった残りの計量皿上の被計量物で次回の組
    合せを選択する組合せ秤であって、前記組合せに選択さ
    れた計量皿を表示する手段と、前記計量皿の計量値の変
    動に基づいて組合せに選択された各計量皿ごとに空にな
    ったことを検出する手段と、組合せに選択された全ての
    計量皿が空になったことを判断する手段と、該判断手段
    により組合せに選択された計量皿の全てが空であると判
    断した場合において、残りの計量皿上の被計量物で組合
    せが成立している時にはその組合せに選択された計量皿
    を表示し、且つ、その組合せが成立していない時には空
    になった計量皿の少なくとも1つ以上に被計量物が供給
    されるごとに組合せ演算を行ない、組合せが成立すると
    その組合せに選択された計量皿を表示する手段とを備え
    たことを特徴とする手動式組合せ秤。
  2. 【請求項2】上記残りの計量皿の組合せの成立が、最初
    の組合せ演算のときに全ての組合せを選択しておき、最
    初に組合せ表示された計量皿と重複しない組合せの中か
    ら1ないし複数組選択されている請求項第1項記載の手
    動式組合せ秤。
  3. 【請求項3】上記残りの計量皿の組合せの成立が、前記
    判断手段により組合せに選択された計量皿の全てが空で
    あることを検出した後に組合せ演算され選択される請求
    項第1項記載の手動式組合せ秤。
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JP2010249592A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Ishida Co Ltd 組合せ計量装置
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