JPH056500Y2 - - Google Patents

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JPH056500Y2
JPH056500Y2 JP1987013659U JP1365987U JPH056500Y2 JP H056500 Y2 JPH056500 Y2 JP H056500Y2 JP 1987013659 U JP1987013659 U JP 1987013659U JP 1365987 U JP1365987 U JP 1365987U JP H056500 Y2 JPH056500 Y2 JP H056500Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は電子天びんに関し、特に例えば薬局等
における調剤作業等の、定量はかり取り作業に適
した電子天びんに関する。
<従来の技術> 計量値を表示する1個のデジタル表示器を備え
た、通常の電子天びんを用いて薬剤等の定量はか
り取り作業を行う場合、従来、作業者ははかり取
り予定量を記憶しておいて、その値とデジタル計
量表示値とを比較しつつ作業を進める必要がある
等、その作業性は悪かつた。
その後、特開昭60−27821号において、2個の
デジタル表示器を設け、その一方には皿上荷重に
基づく計量値を、他方にはあらかじめ設定された
はかり取り予定量を表示するよう構成するととも
に、両表示値の差をアナログ的に表示するアナロ
グ表示装置を備えた電子天びんが提案され、上記
の作業性は著しく改善された。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、上述の提案に基づく電子天びんにお
いても、はかり取り予定量が使用する電子天びん
のひよう量を越えている場合、そのはかり取り予
定量をひよう量の範囲内の複数の量に分割する計
算を行い、その分割後の各はかり取り予定量を順
次設定しつつ、各設定量に対してはかり取り作業
を進める必要があり、ひよう量を大幅に超える重
量をはかり取る場合には、何回ものはかり予定量
の設定作業や、残量の確認作業を必要とする等、
その作業性は良好であるとは云い難い。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記に鑑み、ひよう量を超える重量の
はかり取り作業の作業性を改善すべくなされたも
ので、その構成を第1図に示す基本概念図を参照
しつつ説明すると、本考案は、皿上荷重を検出す
る荷重検出部aと、任意の設定重量値を入力する
ための入力装置bと、重量値を記憶するためのメ
モリcと、荷重検出部aからの出力に基づいて計
量値Wを算出する計量値算出手段dと、荷重検出
部aからの出力が安定しているか否かを判別する
安定判別手段eと、計量値算出手段dによる計量
値Wが零近傍にあるか否かで皿上荷重が除去され
たことを判定する荷重除去判定手段fと、メモリ
cの内容と計量値Wの加算により累計計量値Wt
を算出するとともに、安定判別手段eにより荷重
検出部aからの出力が安定したと判別された時点
の累計計量値Wtを新たなはかり取り済重量値Wr
としてメモリcの内容を更新し、かつ、荷重除去
判定手段fにより皿上荷重が除去されたと判定さ
れたときに更新後のメモリの内容を以後の計量値
Wの加算対象として保持させる演算手段gと、こ
の演算手段gにより算出された累計計量値Wt
表示する第1のデジタル表示器hと、この第1の
デジタル表示器hに隣接して設けられ、入力装置
bににより入力された設定重量値を表示する第2
のデジタル表示器iを備えたことによつて特徴付
けられる。
<作用> 荷重検出部aの出力に基づく計量値は、この荷
重検出部aの出力が安定した時点でメモリc内に
加算格納され、その後、皿上荷重を除去すること
により、そのメモリcの内容が次回の計量時に累
積計量値Wtの算出のために計量値Wと加算され
るべき新たなはかり取り済重量Wrとして保持さ
れた状態となるとともに、この間、累積計量値
Wtは第1のデジタル表示器hに表示される。
従つて、皿上に薬剤等の試料を投入し、ひよう
量値未満の任意の時点で試料の投入を停止して荷
重データの安定を持ち、その後皿上からその試料
を降ろす、という行為を任意回数繰り返すことに
より、各回の試料投入重量値が順次累計されつつ
第1のデジタル表示器hに表示されることにな
る。この第1のデジタル表示器hに隣接配置され
た第2のデジタル表示器iには、はかり取り設定
重量値が表示されているから、上記した行為を何
回か繰り返しつつ、累計計量値が設定重量値の許
容範囲内に収まつた時点ではかり取り動作を停止
することにより、天びんのひよう量を超えるはか
り取り作業でも、はかり取り予定量を事前に分割
計算することなく、所期の目的を達成できる。
<実施例> 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第2図は本考案実施例のシステム構成を示すブ
ロツク図である。
荷重検出部1は皿11上の荷重を検出し、その
デジタル変換データは所定の微小時間ごとに制御
部2に採り込まれる。
制御部2はマイクロコンピユータによつて構成
され、各種演算やプログラムの実行および各周辺
機器の制御を行うCPU21、後述するプログラ
ムが書き込まれたROM22、および上述したデ
ジタル変換データや後述するはかり取り済重量等
をそれぞれ記憶するエリアが設定されたRAM2
3を備えている。
制御部2には、荷重検出部1のほかに、キー入
力部3および表示部4が接続されており、更に、
外部機器からのデータを入力するための外部入力
ポート5と、外部機器に計量データ等を転送する
ための外部出力ポート6が設けられている。
キー入力部3は、はかり取り予定量を設定重量
として入力するためのテンキー31と、既に入力
されている設定重量を消去し、かつ、後述するは
かり取りモードを選択するためのリセツトキー3
2が配設されている。なお、33および34は、
それぞれ手動操作による測定時に用いるメモリキ
ーおよびスタートキーであるが、本考案とは直接
的に関係がないので詳細な説明は省略する。
表示部4は、後述する累計計量値をデータ表示
するための計量表示器41と、テンキー31によ
り入力された設定重量をデータ表示するための設
定重量表示器42、およびこれら両表示器による
表示値の差をアナログ的に表示するためのアナロ
グ表示器43からなり、これらは第3図に表示部
4の外観図を示すように互いに隣接して配設され
ている。このうちアナログ表示器43は、複数個
の表示素子43a…43aを連続的に直線状に配
列して構成され、制御部2からの指令により各表
示素子43aを順次点灯または消灯することによ
つて、全体として棒グラフ状のアナログ的表示を
行うよう構成されている。
第4図はROM22に書き込まれたプログラム
のうち、はかり取りモードのルーチンを示すフロ
ーチヤートで、以下、この図を参照しつつ本考案
実施例の作用を述べる。
まず、リセツトキー32を押す(ST1)ことに
よつてこのルーチンが実行されるが、このリセツ
トキー32の入力によつてRAM23内のはかり
取り済重量Wrの値が0にクリアされる(ST2)。
次に、皿11上に風袋を載せ(ST3)、はかり取
予定量をテンキー31によつて設定重量WOとし
て入力する(ST4)と、その値WOが設定重量表
示器42に表示され(ST5)、同時に自動的に風
袋引処理が行われる(ST6)。
その状態で試料の風袋内への投入を開始する
(ST7)と、荷重検出部1からのデータに基づい
て試料の計量値Wが算出されるが(ST8)、皿1
1上の重量が当該天びんのひよう量を超えている
場合には、例えば計量表示器41を点滅させたり
あるいは別設のランプ等を点灯させる等により、
オーバーロード表示が行われる(ST9,ST10)。
このオーバーロード表示があつた場合には、作業
者はこの表示が消えるまで皿11上の風袋内の試
料を削減する(ST11)。
オーバーロード表示が消えている状態において
は、皿11上の試料の計量値WとRAM23内の
はかり取り済重量Wrを加算して累計計量値Wt
算出し(ST12)、計量表示器41に表示する
(ST13)。なお、最初のはかり取り動作時におい
てはWrが0であるから、計量値Wそのものを表
示することになる。
次に、設定重量WOに対する累計計量値Wtの差
が算出され(ST14)、その値がアナログ表示器4
3に表示される(ST15)。なお、アナログ表示器
43による差の表示の仕方は、例えばその中央の
表示素子43aを設定重量WOに対応させ、WO
中心とする所定の重量範囲を表示領域として累計
計量値Wtをアナログ的に表示する方法や、ある
いはWOを100%としてWtの率を算出し、中央の
表示素子43aを100%に対応させて所定の範囲
内でWtの過不足率を表示する方法を採用するこ
とができる。
皿11上への試料投入を停止して、やがて荷重
検出部1の出力が安定したことが判別されると
(ST18)、RAM23内のはかり取り済重量Wr
値がその時点における累計計量値Wtに更新され
る(ST19)。つまり、適当量の試料を風袋内に投
入した状態である程度の時間待機することにより
荷重データが安定すると、その時点における計量
値Wがそれまでのはかり取り済重量Wrに自動的
に加算されて格納される。
そしてその後、皿11上の試料を取り去つて再
び風袋を皿11上に載せると(ST20)、計量値W
は零またはその近傍となるが、計量値Wが零近傍
になつたと判定されると、その時点で自動的に
ST6以下へと進み、自動風袋引き処理以下、上記
したルーチンと同じ動作を行える状態となる。そ
してこの状態では、その時点におけるはかり取り
済重量Wrが引き続いてRAM23内に記憶され、
ST12におけるはかり取り済重量Wrとして用いら
れる。
従つて、作業者は、アナログ表示器43、計量
表示器41および設定重量表示器42を見て、累
計計量値Wtが設定重量WOに対してあらかじめ設
定された許容幅β内に到達していない間、オーバ
ーロード表示がされない程度の任意の試料重量の
時点で試料投入を停止して少し待機し、その後、
皿11上の風袋内の試料を取り去つて風袋を再び
皿11上に載せ(ST20)、その風袋内に試料を投
入する。この繰り返しにより、計量表示器41に
は現時点における皿11上の試料重量とそれまで
のはかり取り重量との和すなわち累計計量値Wt
が刻々と表示されるが、やがてその値が隣接する
設定重量表示器42の表示値WOに対して±β内
の範囲内に収まれば、はかり取り完了とみなして
リセツトキー32を押す(ST16,ST1)。これに
より、次の設定重量を入力し得る状態となる。ま
た、累計計量値WtがWO+βを超えたときには、
皿11上の試料を適宜に削減する(ST17,
ST11)。
なお、設定重量WOをテンキー31により入力
せず、外部入力ポート5を介して外部機器からの
通信により入力するよう構成することもでき、更
に、はかり取り完了時、つまりリセツトキー32
の操作時に、外部出力ポート6を介して外部機器
にそのはかり取り量(累計計量値Wt)をデータ
転送するよう構成することもできる。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、皿上荷
重が安定した時点における計量値を自動的にメモ
リ内に加算格納するとともに、計量値が零近傍と
なつたときに試料が皿上から取り去れたと判定し
て、メモリ内の加算格納値を以後の計量時に累計
計量値の算出のため計量値に加算されるべきはか
り取り済重量として保持し、以後、同様にして
刻々の累計計量値をデジタル表示し、この累計計
量値の表示に隣接してはかり取り予定量である設
定重量をデジタル表示するように構成しているの
で、ひよう量を超える重量をはかり取る場合にお
いて、実際の作業に先立つてその予定量を複数の
はかり取り量に分割計算してその分割後の各はか
り取りごとに各予定量を設定する等の前処理作業
を必要とせず、また、はかり取り作業の実行中に
おいても残量確認作業を必要せず、表示された累
計計量値と設定重量を比較するだけではかり取り
完了の判断を容易に行い得ることになり、しか
も、この作業は試料を皿上に投入して少し待機し
た後、その試料を皿上から降ろすという動作を繰
り返すだけであるから、操作ミスの生じる恐れが
少なく、その作業性が著しく改善され、かつ、は
かり取りミスの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す基本概念図、第2
図は本考案実施例の構成を示すシステムブロツク
図、第3図はその表示部4の外観図、第4図はそ
のROM22に書き込まれたプログラムのうちは
かり取りモードのルーチンを示すフローチヤート
である。 1……荷重検出部、11……皿、2……制御
部、21……CPU、22……ROM、23……
RAM、3……入力部、31……テンキー、32
……リセツトキー、33……メモリキー、34…
…スタートキー、4……表示部、41……計量表
示器、42……設定重量表示器、43……アナロ
グ表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 皿上荷重を検出する荷重検出部と、任意の設
    定重量値を入力するための入力装置と、はかり
    取り済重量値を記憶するためのメモリと、上記
    荷重検出部からの出力に基づいて計量値を算出
    する計量値算出手段と、上記荷重検出部からの
    出力が安定しているか否かを判別する安定判別
    手段と、上記計量値算出手段による計量値が零
    近傍にあるか否かで皿上荷重が除去されたこと
    を判定する荷重除去判定手段と、上記メモリの
    内容と上記計量値の加算により累計計量値を算
    出するとともに、上記安定判別手段により上記
    荷重検出部からの出力が安定したと判別された
    時点の上記累計計量値を新たなはかり取り済重
    量値として上記メモリの内容を更新し、かつ、
    上記荷重除去判定手段により皿上荷重が除去さ
    れたと判定されたときに上記更新後のメモリの
    内容を以後の計量値の加算対象として保持させ
    る演算手段と、この演算手段により算出された
    累計計量値を表示する第1のデジタル表示器
    と、その第1のデジタル表示器に隣接して配設
    され、入力された上記設定重量値を表示する第
    2のデジタル表示器を備えてなる電子天びん。 (2) 上記設定重量値に対する上記累計計量値の差
    を算出する過不足演算手段と、その算出された
    差をアナログ的に表示するアナログ表示装置を
    備えたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電子天びん。 (3) 削除
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027821A (ja) * 1983-07-25 1985-02-12 Shimadzu Corp 電子天びん

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54100634U (ja) * 1977-12-26 1979-07-16

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027821A (ja) * 1983-07-25 1985-02-12 Shimadzu Corp 電子天びん

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