JPH0769210B2 - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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JPH0769210B2
JPH0769210B2 JP62219886A JP21988687A JPH0769210B2 JP H0769210 B2 JPH0769210 B2 JP H0769210B2 JP 62219886 A JP62219886 A JP 62219886A JP 21988687 A JP21988687 A JP 21988687A JP H0769210 B2 JPH0769210 B2 JP H0769210B2
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JP62219886A
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孝敏 村岡
晟 河本
仁 近藤
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は電子天びんに関し、更に詳しくは、精・粗の表
示レンジを自動的に切換えることのできる電子天びんに
関する。
<従来の技術> 天びんひょう量までを所定の読み取り限度で表示する粗
レンジと、その粗レンジ内の一部領域においてより小さ
い読み取り限度で表示し得る精レベルを備えた電子天び
んにおいては、一般に、レンジ切換キー等を設けて、こ
れをオペレータが操作することによっていずれかのレン
ジを選択するよう構成されたものが多い。
<発明が解決しようとする問題点> ところで、このようなレンジ切換用キー等を備えた電子
天びんにおいて、新たな姉妹機種の追加等の何らかの理
由により、他に天びん機能の切換手段が必要となった場
合、新たにキーを追加する必要が生じる。例えばグラム
表示のみ可能であった天びんに選択的にカラット等の他
の質量単位による表示機能をも追加する必要が生じた場
合がこれに相当する。
新たなキーの追加はコストアップにつながるばかりでな
く、ハード上の設計変更や工程変更を伴い、納期的な面
での問題も生ずる。
このような場合、既設のレンジ切換用のキーを振り当
て、レンジの切換えを自動化することが上記の問題点を
解決する手段となり得る。
精・粗レンジの切換えを自動的に行うに際して最も一般
的に考えられる手法は、精レンジでの表示が可能な範囲
の上限値をしきい値とし、荷重値がその値以下で精レン
ジ、その値を越えていれば粗レンジを原則的に選択する
とともに、レンジの切換えのタイミングを、荷重データ
が安定した時点とすることである。ところが、この手法
によると以下に示すような不具合が生じる。
例えば粗レンジに対して精レンジをデジタル表示器にお
ける小数点位置を1桁づらすことによって表示する天び
んにおいて、精レンジでは表示し得ない上位桁を含む荷
重値の試料が負荷されたとき、現レンジが精レンジであ
る場合、負荷後荷重データが安定するまでの間、上位桁
が表示されない状態での不自然な表示がなされ、オペレ
ータに違和感を与えてしまう。
また、他の手法としては、同様なしきい値を設定し、荷
重値がそのしきい値内にあって、かつ、データが安定し
ている場合に限って精レンジとし、それ以外は粗レンジ
とすることであるが、この手法によると、精レンジで表
示が行われている状態で間欠的なノイズや外乱が作用す
ると、レンジが精と粗の間を往復し、不自然な表示とな
ってしまう。
本発明の目的は、精・粗レンジの自動切換えに際して不
自然な表示を行うことのない電子天びんを提供すること
にある。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための構成を第1図に示す基本概
念図を参照しつつ説明すると、本発明は、荷重検出部a
からのデジタル変換データDiを刻々と採り込んで荷重値
Wを算出する演算手段bと、その算出された荷重値Wを
粗レンジもしくはその粗レンジよりもレンジが小さく、
かつ、読み取り限度の小さい精レンジのいずれかのレン
ジでデジタル表示し得る計量値表示手段cと、デジタル
データDiが安定しているか否かを判別してその結果に基
づいて安定表示器dを点・消灯する安定判別手段eを備
えた天びんにおいて、算出された荷重値Wが、精レンジ
の公称表示範囲の上限値Pの近傍にあらかじめ設定され
た4つの基準値W1,W2,W3およびW4(0<W1<W2<W3<W4
<当該天びんのひょう量、なおかつW1<P<W4)に対し
てどのレベルにあるかを判別する荷重値レベル判別手段
fと、その荷重値レベル判別手段fと安定判別手段eの
判別結果に応じて計量値表示手段cによる表示レンジを
下記の条件のもとに決定するレンジ決定手段gを備えた
ことによって、特徴づけられる。
(A)WがW1より小さい場合は精レンジ (B)WがW4より大きい場合は粗レンジ (C)WがW1とW2の間にあるときは、データが安定して
いる場合は精レンジで、安定していない場合は現レンジ
を維持 (D)WがW3とW4の間にあるときは、データが安定して
いる場合は粗レンジで、安定していない場合は現レンジ
を維持 (E)WがW2とW3の間にある場合は現レンジを維持 <作用> 荷重値WがW1より小さいとき、または、W4より大きいと
きには、データ安定/非安定に拘らず無条件で精レンジ
または粗レンジにすることにより、上述した前者の手法
による不具合は解消される。W1とW4の間に荷重値Wがあ
るときには、原則的には上述の前者の手法と同様にレン
ジ切換えタイミングをデータが安定した時点とし、更に
このW1とW4の間にW2とW3を設け、WがW2より小さければ
このタイミングによる切換えを精レンジへの切換のみ
に、WがW3より大きければ粗レンジへの切換えのみと
し、WがW2とW3の間ではレンジ切換えを行わないように
することにより、むやみなレンジ切換動作が行われな
い。
<実施例> 本発明の実施例を以下、図面に基づいて説明する。
第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。
荷重検出部1は荷重センサとA−D変換器等を内蔵し、
皿11上の荷重に対応するデジタルデータを出力すること
ができる。このデータは所定の微少時間ごとに刻々と演
算制御部2採り込まれる。
演算制御部2はマイクロコンピュータによって構成され
ており、プログラムの実行や各周辺機器の制御を行うCP
U21,後述するプログラムが書き込まれたROM22,および上
述の荷重データを格納するエリアや各種レジスタとして
のエリアが設定されたRAM23等を備えている。
演算制御部2には、荷重検出部1のほかに表示部3が接
続されており、この表示部3は計量値を表示するための
多桁デジタル表示器31と、データが安定している状態で
点灯する安定インジケータ32とを備えている。
第3図はROM22に書き込まれたプログラムを示すフロー
チャートで、この図を参照しつつ以下に作用を述べる。
荷重検出部1からのデータD。は刻々RAM23内に格納さ
れるが、RAM23では最大n+1個のデータを格納するエ
リアを有し、最新のデータD。を採取するごとに既に格
納されているデータはシフトされる。(ST1,ST2)。こ
のデータD。の採取ごとに、RAM23内のn+1個のデー
タD。〜Dnの変動幅があらかじめ設定された幅B内に収
まっているか否かが判別され(ST3)、収まっている場
合に限って安定インジケータ32が点灯される(ST4)。
また、データD。を採取するごとに、n+1個のデータ
D。〜Dnの平均値にスパン係数を乗じることによって、
皿11上の荷重値Wが算出される(ST5)。ここで、求め
られる荷重値Wの分解能は、精レンジにおける読み取り
限度よりも1桁程度高度のものである。
そして、その荷重値Wが、あらかじめ設定された4つの
基準値W1,W2,W3およびW4と比較される(ST6,ST8,ST10,S
T13)。各基準値は、具体的には次のような値に設定す
ることが望ましい。
例えばひょう量が330.09gで、粗レンジの読み取り限度
が0.01gであって、精レンジでの表示が可能な上限値が
公称60gで、その読み取り限度が0.001gである電子天び
んにおいて、 W1=50.00g W2=60.10g W3=60.20g W4=70.00g と設定する。
そして、W≦W1のときには、無条件で精レンズでの表示
が行われる(ST7)。すなわち、ST5で算出された荷重値
Wは、0.001gの桁が最下位桁となるよう丸め処理が施さ
れ、かつ、表示器31は0.001gの桁まで表示できる小数点
位置に設定され、表示される。ここで、データが安定し
ていない場合は表示値の0.001gの桁の数値は有効ではな
いが、オペレータは安定インジケータ32の点/消灯によ
ってその読み取りの可/否を判別できる。
また、W>W4のときには、無条件で粗レンジでの表示が
行われる(ST9)。すなわち、ST5で算出された荷重値W
は、0.01gの桁が最下位桁となるよう丸め処理が施さ
れ、かつ、表示器31は0.01gの桁まで表示できる小数点
位置に設定され、表示される。これにより、精レンジで
表示している状態において精レンジでの表示が可能な上
限値を越える荷重が皿11上に載せられても、データが安
定するのを待つことなく直ちに粗レンジに切換わる。
W1<W≦W2のときには、ST3でのデータ安定判別結果が
“安定”であれば精レンジでの表示が行われ(ST11,ST
7)、“安定”でない場合にはレンジの切換えは行われ
ずに現レンジでの表示が継続される(ST11,ST12)。
また、W3<W≦W4のときには、同様にデータが“安定”
であれば逆に粗レンジでの表示が行われ(ST14,ST9)、
“安定”でない場合にはレンジの切換えは行われない
(ST14,ST12)。
更に、W2<W≦W3のときには、レンジの切換えは行われ
ない(ST13,ST12)。
以上のように、荷重値WがW1とW4の間にあるときには、
つまりWが精レンジでの表示が可能な上限値の近辺(例
では±10g)にあるときには、一旦レンジが切換われば
荷重が変化してもレンジは切換わらず、“安定”となっ
たときに始めて切換わる可能性がある、ということにな
り、むやみなレンジの切換えによる表示の不自然さが生
じない。更に、この範囲内における切換えを精レンジ,
粗レンジに限るしきい値部分に、W2とW3の2値を設け
て、Wがこの微少範囲(例では0.10g)内にあるときは
レンジ切換えを行わないので、この0.10gより小さいノ
イズや外乱が作用してもレンジが精・粗間に往復するこ
とがない。
なお、以上の実施例における荷重値Wの基準値W1〜W4
対するレベル判別動作において、符号は上述の例に限ら
ず、各基準値がいずれかの範囲に入るよう、任意側に付
し得ることは云うまでもない。
また、以上の実施例では、データD。〜Dnの平均値にス
パン係数を乗じた後に4つの基準値と比較したが、スパ
ン係数を乗じる前にレンジ判別を行ってもよいことは勿
論で、また、風袋引き処理を行う場合はST7等において
行えばよい。
更に、本発明の構成に、例えば継続的な外乱等でデータ
の安定状態が悪ければ本来精レンジで表示すべきところ
を粗レンジとして表示する等の、他の工夫を加え得るこ
とは云うまでもない。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、精・粗の2レン
ジを有する電子天びんにおいて、精レンジ公称表示範囲
の上限値Pの近傍に設定された4つの基準値W1〜W4(W1
<P<W4,0<W1<W2<W3<W4<天びんひょう量)に対す
る皿上荷重値のレベル判別を行い、荷重値がW1よりも小
さい場合には無条件に精レンジ、基準値W4よりも大きい
場合には同じく無条件に粗レンジでの表示を行うととも
に、これらの間にあるときには、W2およびW3に対する荷
重値のレベルと、荷重データの安定判別結果に従い、デ
ータが安定していない状態ではレンジの切換えを行わ
ず、安定したときに荷重値レベルに応じて定められた優
先レンジでの表示を行い、また、荷重レベルがW2とW3
間ではレンジの切換えを行わない、という表示レンジノ
決定を自動的に行うから、従来の自動レンジ切換え機能
を持つ天びんのように、例えば精レンジによる表示状態
で大荷重の飼料を負荷したとき、負荷後に荷重データが
安定するまで上位桁が表示されなかったり、あるいは、
例えば精レンジによる表示状態で間欠的なノイズや外乱
などが作用したときに、レンジが精と粗との間で往復す
るといった、不自然な表示が行われる恐れがなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、 第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図、 第3図はそのROM22に書き込まれたプログラムを示すフ
ローチャートである。 1……荷重検出部 2……演算制御部 3……表示部 21……CPU 22……ROM 23……RAM 31……多桁デジタル表示器 32……安定インジケータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷重検出部からのデジタル変換データを刻
    々と採り込んで荷重値Wを算出する演算手段と、その算
    出された荷重値Wを、粗レンジもしくはその粗レンジよ
    りもレンジが小さく、かつ、読み取り限度の小さい精レ
    ンジのいずれかのレンジでデジタル表示し得る計量値表
    示手段と、上記デジタル変換データが安定しているか否
    かを判別してその結果に基づいて安定表示器を点・消灯
    する安定判別手段を備えた天びんにおいて、上記演算手
    段により算出された荷重値Wが、上記精レンジの公称表
    示範囲の上限値Pの近傍にあらかじめ設定された4つの
    基準値W1,W2,W3およびW4(0<W1<W2<W3<W4<当該天
    びんのひょう量、かつ、W1<P<W4)に対してどのレベ
    ルにあるかを判別する荷重値レベル判別手段と、その荷
    重値レベル判別手段と上記安定判別手段の判別結果に応
    じて上記計量値表示手段による表示レンジを下記の条件
    のもとに決定するレンジ決定手段を備えたことを特徴と
    する、電子天びん。 (A)荷重値Wが上記W1より小さい場合は精レンジ (B)荷重値Wが上記W4より大きい場合は粗レンジ (C)荷重値Wが上記W1とW2の間にあるときは、データ
    が安定している場合は精レンジで、データが安定してい
    ない場合は現レンジを維持 (D)荷重値Wが上記W3とW4の間にあるときは、データ
    が安定している場合は粗レンジで、データが安定してい
    ない場合は現レンジを維持 (E)荷重値が上記W2とW3の間にある場合は現レンジを
    維持
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