JPS63231228A - 定量盛り合わせ計量器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、一定量の重量を組み合わせにより求める定量
盛り合わせ計量器に関する。

（従来の技術） 惣菜類等の食料品を一定重量分まとめてバッキングする
際に、定量盛り合わせ計量器が用いられる場合がある。

この定量盛り合わせ計量器は、複数の秤の計量皿に、そ
れぞれ揚物や加工食品等の少量の食料品を取り分けて、
また魚介類であれば１〜数匹（個）ずつ載置して各科か
ら得られる重量を演算装置に送り、演算装置はこれ〜ら
各計量器が得られる各重量値に基づき組み合わせ演算を
実行し、設定値に対する最適組み合わせを求めて、該当
する計量器に付設した指示器に信号を送り、最適組み合
わせに選定された計量器であることを表示する。

作業者は、この指示器の表示により、当該秤に載置され
ている品物を除去して容器等へバッキングする。

（発明が解決しようとする問題点） このような盛り合わせ計量装置を長時間使用した場合、
温度ドリフトやゴミの付着によりゼロ点がシフトしてし
まうことがある。このゼロ点のずれが正量方向であると
、秤には品物が載置されていないにもかかわらず組み合
わせ計量に参加してしまう場合があり、最適組み合わせ
の秤であることを表示する指示器、例えば表示灯が点灯
されたまま（点灯のホールド状態）となり、盛り合わせ
計量器が不正確な秤量を行なって、本来の動作をしなく
なるという問題があった。

そこで、本発明は、このような従来技術の問題点の解消
を目的とした、定量盛り合わせ計量器を提イ共するもの
である。

（問題点を解決するための手段） 本発明の定量盛り合わせ計量器は、次のように構成され
る。即ち、予め目標重量を設定する目標重量設定手段、
複数の計量秤に載置される品物の重量を各々検出する手
段、検出された重量に基づき所定の組み合わせパターン
により組み合わせ演算を実行する手段、各秤量に設けら
れ、組み合わせ演算により最適組み合わせに選択された
ことを表示する指示手段、８稈の検出重量の下限値を設
定する手段、下限値を超える重量が得られた秤のみを組
み合わせ計量に参加させる制御手段、を具備することを
特徴とするものである。

（作用） 本発明の定量盛り合わせ計量器は、複数の秤で品物の重
量を求め、組み合わせ演算する際に、予め下限重量を設
定しておき、下限重量以上の重量が得られた秤のみを用
いて組み合わせ演算を行なうので、組み合わせ演算の誤
動作を防止できる。

（実施例） 以下、図により本発明の実施例について説明する。

第１図は、本発明の盛り合わせ計量器の概略構成図であ
る。

図において、Ｗ１〜Ｗ１゜は品物を計量する秤、Ｌ１〜
ＬＩＯは表示灯等の指示器、Ａは各秤量に設けられるロ
ードセル等の重量センサ、ＢはＡ／Ｄ変換器、ＣはＩ１
０ボート、ＣＰＵ、メモリ、パスライン等が設けられて
いる制御装置、Ｄはキーボード等の入力装置、Ｅは表示
装置、Ｆｌは衆人コンベア、Ｆ２は搬出コンベア、Ｇｌ
、Ｇ２　は作業台、Ｐ、、Ｆ２は作業者である。

この盛り合わせ計量器は、次のように動作する。最初、
入力装置からファンクシミンキーにより制御装置を登録
モードに設定しておき、計量される品物毎に、品名コー
ドと目標重量を設定し、品名コード、目標重量をメモリ
の登録エリアに記１７ρさせる。計量を開始する前に人
力装置は品名コードを入力して目標重量を呼出しておき
、制御装置を計量モードに設定する。

計量される品物が搬入コンベアＦ！より作業台Ｇ、ｌ、
ｍ１ｉ１人されると、作業者Ｐ１はこの品物を適量ずつ
取り分けて秤Ｗ１〜Ｗ１０上に載置する。８秤に載置さ
れた品物の重量は重量センサＡにより検出され、Ａ／Ｄ
変換変換器上りデジタル信号に変換されて制御装置Ｃに
人力される。制御装置Ｃは、所定のパターンにより組み
合わせ演算を実行し、目標重量に対して最適の組み合わ
せとなる秤を選定し、指示器信号線より当該秤に付設さ
れている指示器Ｌ１〜Ｌ１゜に信号を送る。作業者Ｐ２
は、指示器の表示に対応する秤から品物を除去し、作業
台Ｇ２でバッキング処理を行ない、搬出コンベアＦ２よ
りバッキングされた品物を搬出する。

第２図（ａ）、（ｂ）は、本発明による誤動作防止の処
理手順を示すフローチャートである。次に、このフロー
チャートについて説明する。

第２図（ａ）は、秤で得られる計量データに下限値を設
けて計量処理を行なう例のフローチャートである。この
処理においては、重量センサにより秤データを読込み（
ステップＳｌ）、秤が安定したかどうかをチェックする
（ステップＳ２）。

秤が安定したことを確認すると、次に、重量が正量であ
るかどうかを確認しくステップＳ３）、判定がＹＥＳで
あれば、重量が下限値以上であるかどうかをチェックす
る（ステップＳ４）。この下限値は、入力装置により設
定される可変の値であり、例えば、５ｇ等に設定するこ
とができる。

秤の重量が下限値以上であれば、当該秤の組み合わせ参
加フラグをセットしくステップＳ５）、秤データを記憶
する（ステップｓｙ）。

ステップＳ４の処理において、秤で得られた重量が下限
値以上でない場合には、組み合わせ参加フラグをリセッ
トする（ステップＳａ）。

ステップＳ７において、秤データを記憶すれば、次いで
、全ての秤について人力が完了したかどうかをチェック
しくステップＳ８）、全稈の人力が完了するまで、ステ
ップ８１以下の処理を繰返す。

第２図（ｂ）の計算ルーチンにおいては、秤で得られた
重量が下限値以上であり（第１図（ａ）、ステップＳ４
）、組み合わせ参加フラグがオンとされた秤についての
み組み合わせ演算を実行して（ステップＳＩ□）、最適
組み合わせの秤を選定する。

このように、本発明においては、８秤の下限重量値を設
定し、下限重量以上の秤により組み合わせ演算を行なう
ことを特徴とするものである。

以上、本発明の主旨をその特定された実施例について説
明したが、既に述べたところに基づく本発明についての
変形あるいは修正は、種々に可能であることが明らかで
ある。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の定量盛り合わせ計量器は
、秤で検出される重量に下限値を設定し、下限値を超え
る重量が得られた秤のみで組み合わせ演算を実行するの
で、秤に品物が載置されていない状態で当該秤が組み合
わせ演算に参加するような誤動作が防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構成図、第２図（ａ）。 （ｂ）はフローチャートである。 Ｗ１〜ＷＩＯ・・・秤、Ｌ１〜ＬＩＯ・・・指示器、Ａ
・・・重量センサ、Ｂ・・・Ａ／Ｄ変換器、Ｃ・・・制
御装置、Ｄ・・・人力装置、Ｅ・・・表示装置。 特許出願人　株式会社　石田衡器製作所代　理　人　弁
理士　　辻　　　　　實第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 予め目標重量を設定する目標重量設定手段、複数の計量
   秤に載置される品物の重量を各々検出する手段、検出さ
   れた重量に基づき所定の組み合わせパターンにより組み
   合わせ演算を実行する手段、各秤毎に設けられ、組み合
   わせ演算により最適組み合わせに選択されたことを表示
   する指示手段、各秤の検出重量の下限値を設定する手段
   、下限値を超える重量が得られた秤のみを組み合わせ計
   量に参加させる制御手段、を具備することを特徴とする
   定量盛り合わせ計量器。