JP4818660B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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本発明は、野菜、果実や魚等を袋詰め等するために所定重量となるように計量する組合せ計量装置に関する。
従来、野菜、果実や魚等を例えば袋詰めして販売する際に、所定重量に計量する組合せ計量装置がある(例えば、特許文献1,2参照)。
このような組合せ計量装置では、複数の収納部と、計量する物品の合計重量を一括して測定する重量計とを備えている。そして、作業者が重量計上から物品を取り出して収納部に収納すると、物品を収納する前後における合計重量の変化量に基づいて、収納部に収納された物品の重量が求められる。全ての収納部に物品が収納されると組合せ演算がなされ、所定重量範囲となる組合せが1つ求められ、その組合せの収納部が報知される。作業者は、報知された組合せの収納部から物品を取り出して袋詰め等を行い、取り出した収納部へ物品を収納するという作業を繰り返す。
特開昭63−95234号公報 特許第3561160号公報
上記従来の組合せ計量装置では、1回の組合せ演算により1つの組合せが求められ、作業者はその1つの組合せの収納部から物品を取り出して包装等を行う度に、取り出した物品の収納部へ次の物品を収納するようになっているため、作業能率が悪かった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、作業能率を向上することができる組合せ計量装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の組合せ計量装置は、それぞれ物品が収納される複数の収納部と、それぞれの前記収納部に収納される物品の重量を求める物品重量測定部と、前記物品の重量とその物品が収納される前記収納部とを対応付けて管理する収納位置・重量管理部と、それぞれの前記収納部に収納されている物品の重量に基づいて組合せ演算を行うことにより合計重量が所定重量範囲内となる物品の組合せを全て求め、それぞれの前記組合せを適量組合せに決定する第1の処理と、全ての前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定する第2の処理と、前記排出組合せに含まれる物品が含まれない前記適量組合せが存在する場合にさらに前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定することを繰り返す第3の処理とを行う組合せ演算部と、前記組合せ演算部で決定されたそれぞれの前記排出組合せの物品が収納されている前記収納部を報知する報知手段とを備え、前記複数の収納部のそれぞれに予め番号が順番に付されており、前記報知手段は、それぞれの前記排出組合せに含まれる物品の前記収納部に付された最も小さい前記番号が小さいものから順番に、それぞれの前記排出組合せの物品の前記収納部を順次報知するように構成されている。
この構成によれば、1回の組合せ演算の結果から複数の排出組合せを求めることができ、作業者は、物品が収納されていない収納部に物品を収納した後、求められた全ての排出組合せの物品を収納部から取り出して例えば包装等の処理を行うという作業を繰り返すことになる。すなわち、複数の各排出組合せの物品を収納部から取り出して包装等の処理を行うことを連続して繰り返した後、物品が収納されていない複数の収納部へ連続して物品を収納することが可能となる。したがって、一つの適量な組合せの物品を取り出して包装等の処理を行う度に、取り出した物品の収納部へ次の物品を収納するという場合と比較して、非常に作業能率が向上する。
また、前記報知手段は、それぞれの前記排出組合せの物品の前記収納部を、順次、報知するように構成されているので、作業者は、報知される順番に排出組合せの物品を収納部から取り出し、例えば包装等の処理を行えばよい。
また、前記複数の収納部のそれぞれに予め番号が順番に付されており、前記報知手段は、それぞれの前記排出組合せに含まれる物品の前記収納部に付された最も小さい前記番号が小さいものから順番に、前記排出組合せの物品の前記収納部を報知するように構成されているので、作業者は、順次報知される各排出組合せの物品の収納部の1つを予想でき、収納部から物品を取り出す作業をしやすくなる。
また、前記組合せ演算部は、前記決定する排出組合せの数が最大となるように前記第2および第3の処理を行うように構成されていてもよい。これにより、1回の組合せ演算の結果から、より多くの排出組合せを求めることができ、より作業能率を向上させることが可能となる。
また、本発明の組合せ計量装置は、それぞれ物品が収納される複数の収納部と、それぞれの前記収納部に収納される物品の重量を求める物品重量測定部と、前記物品の重量とその物品が収納される前記収納部とを対応付けて管理する収納位置・重量管理部と、それぞれの前記収納部に収納されている物品の重量に基づいて組合せ演算を行うことにより合計重量が所定重量範囲内となる物品の組合せを全て求め、それぞれの前記組合せを適量組合せに決定する第1の処理と、全ての前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定する第2の処理と、前記排出組合せに含まれる物品が含まれない前記適量組合せが存在する場合にさらに前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定することを繰り返す第3の処理とを行う組合せ演算部と、前記組合せ演算部で決定されたそれぞれの前記排出組合せの物品が収納されている前記収納部を報知する報知手段とを備え、前記組合せ演算部は、前記決定する排出組合せの数が最大となるように前記第2および第3の処理を行うように構成されている。
本発明は、以上に説明した構成を有し、組合せ計量装置において、作業能率を向上することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態の組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。この組合せ計量装置は、複数の収納部10を有するテーブル1と、重量計2と、表示器3と、制御装置4とを備えている。
テーブル1には、各収納部10に対して収納位置の番号が付されている。図2は、テーブル1の収納位置の番号を示す図である。図2に示すように、テーブル1は、例えばマトリックス状に20個の収納部10に分割され、各収納部10に、「01」、「02」、「03」、・・・、「20」の収納位置の番号が付与されている。また、各収納部10には、光電式あるいは感圧式の検出器等で構成された物品検出部11を備えている。各物品検出部11は、その収納部10に物品Sが収納されていない状態では未収納状態を示す情報を制御部9へ出力し、収納部10に物品Sが収納されている状態では収納状態を示す情報を制御部9へ出力する。
重量計2には、コンテナ,輸送箱,梱包箱等に入れられた複数の物品Sが載置される。重量計2は、複数の物品の全体重量を計量し、計量データ2aを出力する。制御装置4は、物品重量測定部5と、収納位置・重量管理部6と、組合せ演算部7と、組合せ条件設定部8と、制御部9とを備えている。
物品重量測定部5は、重量計2から供給される計量データ2aの変化量に基づいて重量計2上に載置されている物品Sの取出しを検出するとともに、取り出された物品Sの重量を求める。物品重量測定部5は、先の計量データ2aが例えば5000グラムであったものが、例えば4900グラムに変化した場合は、100グラムの物品Sが取り出されたものと判断する。なお、物品重量測定部5は、計量データ2aの減少値が予め設定した物品取り出し判定値を越えた場合に、物品が取り出されたものと判断する。また、物品重量測定部5は、計量データ2aが増加した場合には新たな物品が重量計2の上に補充されたものと判断する。この計量データ2aが増加した場合、増加した重量から物品取り出し判定値を越える重量が減少した際に、物品Sが取り出されたものと判断するようにしている。物品重量測定部5は、計量データ2aの変化に基づいて物品Sが取り出されたことを検出すると物品取り出し情報5aを制御部9へ出力するとともに、取り出された物品Sの重量データ5bを収納位置・重量管理部6へ出力する。
物品Sを取り出した作業者は、物品Sが収納されていない収納部10のうち、収納位置の番号が最も小さい収納部10に取り出した物品Sを収納する(載せる)。
制御部9は、物品重量測定部5から物品Sの取り出し情報5aが供給された時点で、取り出した物品Sの収納部10への収納が完了したものと判断する。収納位置・重量管理部6は、物品Sの収納位置とその重量とを対応付けて一時記憶する。ここで、本実施の形態では、収納部10に物品Sを収納する場合、物品が未収納の収納部10のうち、収納位置の番号が最も小さい収納部10から順に物品Sを収納するようにしており、収納位置・重量管理部6は、重量計2上に載置されている物品Sの取出しが行われる前に、制御部9から物品が未収納である収納部10の収納位置の番号が与えられており、物品Sの収納位置とその重量とを対応付けることが可能である。
このようにして、未収納の収納部10に順次物品Sが収納されて全ての収納部10に物品Sが収納された状態になると、制御部9は組合せ演算開始指令を組合せ演算部7へ出力して、組合せ演算を開始させる。ここで、制御部9は、全ての収納部10に物品Sが収納された状態になったことを、最初に未収納である収納部10の個数と物品重量測定部5から物品Sの取り出し情報5aが与えられた回数との一致により認識するようにしてもよいし、全ての物品検出部11から収納状態を示す情報が与えられたときに認識するようにしてもよい。
組合せ条件設定部8は、物品Sの組合せ個数、組合せ重量範囲(所定重量範囲)を設定するためのキーボード等を備えている。作業者等は、組合せ条件設定部8を用いて、組合せ個数、組合せ重量範囲を予め設定しておく。例えば、魚の切り身等を2個の組合せで200グラムとし、袋詰めして販売する場合、組合せ個数を2に設定し、組合せ重量範囲の下限値を例えば204グラムに設定し、組合せ重量範囲の上限値を例えば196グラムに設定する。設定された組合せ個数,組合せ重量範囲の下限値,組合せ重量範囲の上限値は、組合せ条件設定部8に一時記憶されるとともに、組合せ演算部7へ与えられる。
尚、組合せ個数の設定は省略することができる。組合せ個数が設定されない場合、組合せ演算部7は組合せ重量範囲となる組合せを求める。また、組合せ重量の目標値を設定することで、予め登録した計算式等に基づいて組合せ重量範囲の下限値,組合せ重量範囲の上限値を自動的に設定するようにしてもよい。
組合せ演算部7は、制御部9から組合せ演算開始指令が入力されると、収納位置・重量管理部6に一時記憶されている収納位置・重量データ群に基づいて組合せ演算を行い、組合せ条件設定部8で設定された組合せ個数,組合せ重量範囲の条件を満足する組合せを全て求め、求めたそれぞれの組合せを適量組合せとし、さらに、適量組合せの中から排出組合せを決定する。例えば、3つの適量組合せの各収納位置が、(01,02)すなわち「01」と「02」、(01,12)すなわち「01」と「12」、(02,08)すなわち「02」と「08」である場合、収納位置が(01,02)の適量組合せを排出組合せに選択すると、3つの適量組合せの中から1つの排出組合せしか得られないが、収納位置が(01,12)と(02,08)の適量組合せを排出組合せに選択すると、3つの適量組合せの中から2つの排出組合せが得られることになる。ここでは、排出組合せの数が多くなるように適量組合せの中から排出組合せを選択するものとするが、組合せ重量の目標値あるいは組合せ重量範囲の下限値に近いものから順に排出組合せに選択していくようにしてもよい。組合せ個数の設定をする場合には、排出組合せの数が多くなるように適量組合せの中から排出組合せを選択するようにした方が後述の作業能率の点からより好ましい。
組合せ演算部7は、決定した全ての排出組合せの各収納位置情報を制御部9へ出力する。
制御部9は、各排出組合せの収納位置情報に基づいて、各排出組合せの収納位置を順次、表示器3に表示させる。この場合、例えば、各排出組合せにおける複数の収納位置のうち最も小さい収納位置の番号が小さいものから順番に、排出組合せの収納位置を1組ずつ表示させるようにすれば、作業者は、表示器3に順次表示される各排出組合せの物品の収納部10の1つを予想でき、収納部10から物品を取り出す作業をしやすくなり、作業性が向上する。
表示器3による表示例を図3(a)、(b)、(c)に示す。例えば、表示器3に、まず、図3(a)に示すように、収納位置が(01,12)の物品が排出組合せに選択されていることを表示させる。作業者は、収納位置が(01,12)の収納部10の物品Sを取り出し、それらの物品を商品としてパック詰め等の包装をする。収納位置が(01,12)の収納部10の物品Sが取り出されると、該当する物品検出部11から未収納状態を示す情報が制御部9へ出力される。制御部9は、前述の物品検出部11から出力される未収納状態を示す情報に基づいて、収納位置が(01,12)の収納部10から物品Sが取り出されたことを認識する。
次に、制御部9は表示器3に未表示の排出組合せが存在するか否かを判断し、存在すれば、未表示の排出組合せのうちの1つの排出組合せの収納位置を同様にして表示器3に表示させる。例えば、表示器3に、図3(b)に示すように、収納位置が(02,08)の物品が排出組合せに選択されていることを表示させる。上述と同様に、作業者によって、排出組合せに選択されている収納位置が(02,08)の収納部10の物品Sが取り出されると、該当する物品検出部11から未収納状態を示す情報が制御部9へ出力され、制御部9では、収納位置が(02,08)の収納部10から物品Sが取り出されたことを認識する。以下、同様にして、制御部9は、全ての排出組合せの収納位置を表示器3に順次表示させ、最後に表示された排出組合せに該当する収納部10から物品Sが取り出されたことを認識すると、表示器3に、例えば図3(c)に示すように、全ての排出組合せの物品Sが取り出されたことを示す表示を行わせる。また、制御部9は、前述の全ての排出組合せの収納位置、すなわち物品が未収納状態になった収納部10の収納位置の情報を収納位置・重量管理部6へ出力する。
作業者は、図3(c)に示された表示を見て、全ての排出組合せに該当する物品Sを取り出したことを確認すると、再び、重量計2上に載置されている物品Sを取出して、物品Sが収納されていない収納部10に対し、収納位置の番号が小さい順番に物品Sを収納する。このとき、前述のように収納位置・重量管理部6は、物品Sの収納位置とその重量とを対応付けて一時記憶する。そして、全ての収納部10に物品Sが収納された状態になると、前述のように制御部9は組合せ演算開始指令を組合せ演算部7へ出力して、組合せ演算を開始させる。これ以降の動作も、前述の通りである。
このように本実施の形態では、作業者は、テーブル1上で物品Sが収納されていない収納部10に物品Sを収納した後、組合せ演算部7により求められた全ての排出組合せの物品Sについて包装等の処理を行うという作業を繰り返すことになる。すなわち、複数の各排出組合せの物品Sを収納部10から取り出して包装等の処理を行うことを連続して繰り返した後、物品Sが収納されていない複数の収納部10へ連続して物品Sを収納することが可能となり、一つの適量な組合せの物品を取り出して包装等の処理を行う度に、取り出した物品の収納部へ次の物品を収納するという場合と比較して、非常に作業能率が向上する。
なお、上記では、全ての収納部10に物品Sが収納された後、組合せ演算部7に組合せ演算を行わせて排出組合せを求めるようにしたが、全ての収納部10に物品Sが収納されなくても組合せ演算を行って排出組合せを求めるようにしてもよい。例えば、物品Sが収納された収納部10の個数が、予め定めた組合せ開始個数(収納部10の全個数未満の複数)になったときに、組合せ演算を行わせて排出組合せを求めるようにしてもよい。この場合、例えば組合せ条件設定部8によって組合せ開始個数を設定し、その組合せ開始個数が制御部9に与えられるように構成しておき、制御部9は、最初に収納されている収納部10の個数と物品重量測定部5から物品Sの取り出し情報5aが与えられた回数との合計が組合せ開始個数と一致したときに組合せ演算開始指令を組合せ演算部7へ出力するようにしてもよいし、あるいは、収納状態を示す情報が出力されている物品検出部11の個数が組合せ開始個数と一致したときに組合せ演算開始指令を組合せ演算部7へ出力するようにしてもよい。あるいは、作業者の操作によって制御部9から組合せ演算開始指令を組合せ演算部7へ出力させるようにしてもよい。例えば、テーブル1の近傍等に、押したときに制御部9へ組合せ開始信号を出力する押しボタンスイッチ等からなる組合せ開始ボタンを設け、作業者が、組合せ開始ボタンを押したときに出力される組合せ開始信号を受けて、制御部9が、組合せ演算開始指令を組合せ演算部7へ出力するようにしてもよい。
また、表示器3に各排出組合せの収納位置を順番に表示することにより、作業者に報知するようにしたが、他の方法でもよい。例えば、各収納部10にランプあるいはLED等からなる発光部を配設して、排出組合せに該当する収納部10の発光部を順次点灯させるようにしてもよい。また、表示器3に、はじめに全ての排出組合せの各々の収納位置を表示し、各排出組合せに該当する収納部10から物品Sが取り出されたことを認識したものの表示を消去するようにしてもよい。
また、物品が収納されていない収納部10に対し、収納位置の番号が小さい順番に、物品Sを収納するようにしたが、このように収納する順番を決めないようにしてもよい。この場合、制御部9は、物品検出部11からの情報が未収納状態を示す情報から収納状態を示す情報に変更されたときに、その物品検出部11を有する収納部10に物品Sが収納されたことを認識し、その収納位置の情報を収納位置・重量管理部6へ出力することで、収納位置・重量管理部6は、物品Sの収納位置とその重量とを対応付けることが可能である。
また、各収納部10に物品検出部11を設けないようにして構成することもできる。この場合、例えば、テーブル1の近傍等に、押したときに制御部9へ取出し信号を出力する押しボタンスイッチ等からなる取出しボタンを設け、図3のように、排出組合せに選択されている収納位置が順番に表示される場合に、表示器3に例えば(01,12)の収納位置が示されており、作業者が、その収納位置の収納部10の物品Sを取り出し、取出しボタンを押す。この取出しボタンが押されたことにより出力される取出し信号を受け、制御部9は、収納位置が(01,12)の収納部10から物品Sが取り出されたことを認識するようにすればよい。
なお、本実施の形態では、重量計2の上に複数の物品を載置してその全体重量を計量し、物品重量測定部5で、重量計2からの計量データ2aの変化量に基づいて重量計2上に載置されている物品の取り出しを検出して取り出された物品の重量を求めるように構成したが、この構成に限られることなく、各収納部10に収納される物品の重量が求められる構成であれば、他の構成でもよい。例えば、重量計2で物品を1個ずつ計量して取出し、収納部10へ収納する構成でもよい。この場合、1個の物品が載置されたときに重量計2から出力される計量データ2aが1個の物品の重量であるとすれば、物品重量測定部5では、計量データ2aの値(0グラムから増加した値)が予め設定した判定値を越えた場合に、物品が載置されて計量状態であるものと判断し、そのときの計量データ2aをそのまま物品Sの重量データ5bとして収納位置・重量管理部6へ出力するとともに物品取出し情報5aを制御部9へ出力するようにすればよい。
本発明は、野菜、果実、魚等を所定重量にして袋詰め等を行う際に用いる組合せ計量装置等として有用である。
本発明の実施の形態の組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の組合せ計量装置のテーブルの収納位置の番号を示す図である。 本発明の実施の形態の組合せ計量装置の表示器の表示例を示す図である。
符号の説明
1 テーブル
2 重量計
3 表示器
4 制御装置
5 物品重量測定部
6 収納位置・重量管理部
7 組合せ演算部
8 組合せ条件設定部
9 制御部
10 収納部
11 物品検出部

Claims (3)

  1. それぞれ物品が収納される複数の収納部と、
    それぞれの前記収納部に収納される物品の重量を求める物品重量測定部と、
    前記物品の重量とその物品が収納される前記収納部とを対応付けて管理する収納位置・重量管理部と、
    それぞれの前記収納部に収納されている物品の重量に基づいて組合せ演算を行うことにより合計重量が所定重量範囲内となる物品の組合せを全て求め、それぞれの前記組合せを適量組合せに決定する第1の処理と、全ての前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定する第2の処理と、前記排出組合せに含まれる物品が含まれない前記適量組合せが存在する場合にさらに前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定することを繰り返す第3の処理とを行う組合せ演算部と、
    前記組合せ演算部で決定されたそれぞれの前記排出組合せの物品が収納されている前記収納部を報知する報知手段とを備え
    前記複数の収納部のそれぞれに予め番号が順番に付されており、前記報知手段は、それぞれの前記排出組合せに含まれる物品の前記収納部に付された最も小さい前記番号が小さいものから順番に、それぞれの前記排出組合せの物品の前記収納部を順次報知するように構成された組合せ計量装置。
  2. 前記組合せ演算部は、前記決定する排出組合せの数が最大となるように前記第2および第3の処理を行うように構成された請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. それぞれ物品が収納される複数の収納部と、
    それぞれの前記収納部に収納される物品の重量を求める物品重量測定部と、
    前記物品の重量とその物品が収納される前記収納部とを対応付けて管理する収納位置・重量管理部と、
    それぞれの前記収納部に収納されている物品の重量に基づいて組合せ演算を行うことにより合計重量が所定重量範囲内となる物品の組合せを全て求め、それぞれの前記組合せを適量組合せに決定する第1の処理と、全ての前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定する第2の処理と、前記排出組合せに含まれる物品が含まれない前記適量組合せが存在する場合にさらに前記適量組合せの中の1つを排出組合せに決定することを繰り返す第3の処理とを行う組合せ演算部と、
    前記組合せ演算部で決定されたそれぞれの前記排出組合せの物品が収納されている前記収納部を報知する報知手段とを備え、
    前記組合せ演算部は、前記決定する排出組合せの数が最大となるように前記第2および第3の処理を行うように構成された組合せ計量装置。
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