JP3003420U - 重量選別指示装置 - Google Patents

重量選別指示装置

Info

Publication number
JP3003420U
JP3003420U JP1994005606U JP560694U JP3003420U JP 3003420 U JP3003420 U JP 3003420U JP 1994005606 U JP1994005606 U JP 1994005606U JP 560694 U JP560694 U JP 560694U JP 3003420 U JP3003420 U JP 3003420U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
container
grade
article
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994005606U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 松尾
崇 世利
Original Assignee
株式会社ちくし号農機製作所
株式会社ドイ電産
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ちくし号農機製作所, 株式会社ドイ電産 filed Critical 株式会社ちくし号農機製作所
Priority to JP1994005606U priority Critical patent/JP3003420U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003420U publication Critical patent/JP3003420U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 農作物の根菜果実・魚等の物品を、重量別等
級の格納容器に一人でも容易に選別格納が効率的に行
え、しかも構造が簡単で安価に製作できるという重量選
別指示装置を提供する。 【構成】 種々の重量のカンショ9を多数収容した未選
別容器1の重量を計測する重量計2と、同未選別容器1
からカンショ9を一個取り出した際の重量計2の計測重
量値の変化量を増巾器30,測定波形分析部31,A−
D変換部32,CPU演算部33とによって計算して取
り出し物品の重量とし、取り出されたカンショ9の重量
値と等級重量範囲設定部35の等級設定重量値との比較
によって、そのカンショ9を重量別に等級選別するコン
ピュータ処理装置3と、等級別に物品を格納する複数の
格納容器と、CPU演算部33で判断した等級の格納容
器4の位置で取り出し物品を格納する光による指示警報
を与えるポール灯5とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カンショ,バレーショ,サトイモ,ニンジン,タマネギ,ナシ,リ ンゴ,キウイフルーツ,モモ等の根菜果実及び魚・加工食品等の重量にバラツキ のある物品を重量別に選別して格納するための重量選別指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
根菜果実は容器に種々の重量のものが混在した状態で収穫洗滌され、出荷する 段階で重量別に等級に分けて別々の格納容器に収容されて出荷される。 従来、重量別に等級に分けて格納容器に収容する作業は、手作業によって一個 毎重量計で計測し、その重量からその等級を判断して該当の格納容器に手作業で 格納していた。このように計測、等級判断、格納容器の特定、格納作業を全部作 業者の手作業によって一般になされている。そのため、作業者の労力の負担が大 きく、作業効率が悪いものであった。 これを解消すべく、根菜果実を投入すれば、自動的に重量を計測し、搬送して 自動的にその重量の等級の格納容器の位置で、根菜果実を排出して格納容器に入 れる自動選別装置が知られている。 しかしながら、この自動選別装置は計量部に乗せると、自動的に搬送され指定 された位置で、各等級毎にシューターにころがり、集まることになる。この場合 選果された物がころがる為に、柔らかい物を選果する場合、傷が付くことになる 。さらに出荷用箱に手作業で入れていく必要があり、人手が投入口と選別作業処 理の位置で、複数名作業に当たっている。1個人で選果作業を行う場合、機械を 一時止める必要があり、効率が非常に悪い状態であった。加えて、搬送機構等が 必要であり、自動選別装置は構造が大型で高価であるという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、一人でも 容易に選別格納が効率的に行え、しかも構造が簡単で安価に製作できるという重 量選別指示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1)種々の重量の物品を多数収容した未選別容器の重量を計測する重量計と、同 未選別容器から物品を一個取り出した際の重量計の計測重量値の変化量を計算し て取り出し物品の重量とする取り出し物品重量計算手段と、同取り出し物品重量 計算手段の取り出された物品の重量値から物品を重量別に等級選別する重量等級 判断手段と、等級別に物品を格納する複数の格納容器と、重量等級判断手段で判 断した等級の格納容器の位置において取り出し物品を格納する光又は音による指 示警報を与える格納容器指定手段とを備えた重量選別指示装置 2) 重量計から作業者が歩かないで手の届く位置に複数の格納容器と未選別容 器とを配置した前記1)記載の重量選別指示装置 3) 重量計の近くにディスプレイ装置を設け、ディスプレイ装置のディスプレ イに各格納容器の格納状態を表示する格納状態表示手段を備えた前記1)記載の 重量選別指示装置 4) 重量計の近くにディスプレイ装置を設け、ディスプレイ装置のディスプレ イに各格納容器の格納状態を表示する格納状態表示手段を備えた前記2)記載の 重量選別指示装置 にある。 ここで、格納容器指定手段の指示警報を与える光・音の方法としては、電灯・ ダイオード等の光の点滅・点灯、ブザー音による警報、スピーカによる容器指定 の音声、等がある。
【0005】
【作用】
本考案では、種々の重量の物品を多数収容した未選別容器を重量計に置き、こ の状態で未選別容器から物品を1個ずつ取り出す。未選別容器から物品を取り出 すと、重量計の重量値が変化する。取り出し重量計算手段は重量計の重量値を入 力し、その重量変化値を算出し、この重量変化値をもって取り出された物品の重 量値とする。次にこの物品の重量値から、既め設定された重量の範囲で区分され た等級から、どの等級の物品となるかを重量等級判断手段で判断される。同重量 等級判断手段で判断された等級の情報は格納容器指定手段に入力され、等級に該 当する格納容器の近くにおいて、その取り上げた物品を格納すべき容器であるこ とを、光又は音によって作業者に警報して指示する。 作業者は、上記の光又は音の容器指定に従って、その指定された格納容器に取 り出した物品を手作業で収容する。 以上の操作を未選別容器から1個物品を取り出す毎に行って、その収容物品を 所定の等級の格納容器へ移し換える。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例は、重量計としてはロードセルセンサーを使い、又取り出し物品重量 計算手段,重量等級判断手段及び格納状態表示手段をコンピュータを使って処理 するものであり、又重量計の下方にディスプレイ装置を置き、又格納容器指定手 段として、各格納容器の後方に一例としてポール型の光を点灯又は点滅させるポ ール灯又はクリップに取付けた光を配置し、ディスプレイ装置のディスプレイに 各格納容器の格納状態をパーセンテージでもって棒グラフ的に表示した例である 。 図1は本考案の実施例の平面図、図2は実施例の重量計とディスプレイ装置を 示す斜視図、図3は実施例の格納容器指定手段の一例としてポール灯を示す斜視 図、図4は実施例の取り出し重量計算手段と重量等級判断手段とを示すブロック 図、図5は実施例のCPU演算装置におけるプログラムフローを示すフローチャ ート図である。
【0007】 図中、1は未選別容器、2はロードセルセンサーを用いた重量計、3は物品重 量計算手段と重量等級判断手段と格納状態表示手段であるコンピュータ処理装置 、4は出荷容器でもある格納容器、5は格納容器指定手段である点滅動作できる ポール灯、6はディスプレイ装置、7は作業者、8は作業者の為のイス、9は選 別する物品の一例であるカンショである。 又、図中30〜44はコンピュータ処理装置3に関する構成部分であり、30 は重量計2の信号の増巾器、31は同増巾器で増巾された重量計2の振動する信 号を分析して重量信号を取り出す測定波形分析部、32は同測定波形分析部のア ナログ信号をデジタル信号に変換するA−D変換部、33はCPU演算部、34 は等級ランク格納容器に格納するカンショの総重量の格納重量入力部、35は等 級ランクのカンショの重量範囲を設定する等級重量範囲設定部、36,37は設 定の為のスイッチ、38はチャンネル制御部、39は格納容器指定制御部、40 はインターフェース制御部、41は欠番、42は各種分析装置、43はメモリ、 44はインデックスRである。
【0008】 この実施例では、まず一例としてカンショ9を収容していない空の未選別容器 1を重量計2上に置く。重量計2のロードセルセンサーの信号は、まず増巾器3 0で増巾され、コンピュータ処理装置3に入力され、その入力された信号を測定 波形分析部31で分析し、空の未選別容器1の重量をアナログデータとして出力 する。 次に測定波形分析部31で出力された計測アナログデータは、A−D変換部3 2によってデジタル信号に変換され、CPU演算部33へ入力される。ここにお いて、未選別容器1自体の重量としてメモリ43に記憶する。又、デジタルスイ ッチ36,37を用いて、一例としてカンショの重量等級の重量範囲を等級重量 範囲設定部35に入力し、CPU演算部33を介してメモリ43に記憶する。又 同時に各格納容器4のカンショ収納全重量の設定値もメモリ43に記憶する。 この初期設定の後、種々の重量のカンショ9を多数未選別容器1に収容された 容器を重量計2に乗せる。重量計2の信号は前記同様に増巾器30で増巾され、 測定波形分析部31、A−D変換部32を経てCPU演算部33に入力される。 このCPU演算部33において計測重量値から既め記憶された空の未選別容器1 の重量値を差し引き、その差し引き分をカンショ9の総重量としてメモリ43に 記憶される。
【0009】 次に重量計2上に置かれた未選別容器1内のカンショ9から1個だけ取り出す と、重量計2の信号は変化し、前記同様にCPU演算部33によって未選別容器 1の重量が計算されて、これとメモリ43に記憶され重量値との変化分が計算さ れる。 CPU演算部33が取り出したカンショ9の重量を計算すると、その重量とメ モリ43に記憶された等級の重量範囲の設定値と比較し、その取り出したカンシ ョ9がどの重量の等級にあるかを決定し、その等級にある格納容器4を指定し、 格納容器指定制御部39に指定信号を送り、インターフェース制御部40を介し て、その等級の格納容器4の後方に置いたポール灯5を点滅又は点灯させる。 作業者はそのポール灯5の点灯又は点滅から、格納すべき格納容器4を知り、 取り出したカンショ9をそのポール灯5の点灯又は点滅する格納容器4に収納す る。
【0010】 その後、作業者7が未選別容器1から次のカンショ9を取り出すと、ポール灯 5の点灯又は点滅は消灯し、又、その等級の格納容器4にそのカンショ9が収納 され、格納容器4に収納されたカンショ9の重量がCPU演算部33で加算され 、又設定された各格納容器4の収納設定重量と比較され、現在のカンショの収納 重量の充足状態をパーセンテージでディスプレイ装置6で表示する。もし、格納 容器4内にカンショ9が設定重量を超えるとディスプレイ装置6の表示が赤字と なり、その格納容器が満杯となり、作業者は格納容器4を空のものと交換する。
【0011】 このように、作業者7は、未選別容器1からカンショ9を1個毎取り出して、 歩かないで手の届く位置に設けた等級別の格納容器にポール灯の指定に従って格 納すれば、選別できるようになるものである。
【0012】
【考案の効果】
以上の様に、本考案によれば、未選別容器から物品を取り出せば自動的に格納 容器指定手段が格納すべき格納容器を指示するので、作業者は重量値の読み取り と等級判断する必要なく、その指示に従った格納作業のみで済むので迅速且つ容 易に物品の重量選別を行うことができる。しかも物品の搬送装置が不要であるの で小型で場所も問わずどこでも選別作業が行え、しかも安価に製作できるものと した。 格納容器と未選別容器とを手の届く位置に置けば、更にその作業は容易に迅速 に行える。 加えて、格納状態表示手段を備えたものでは、格納容器の重量充足状態をディ スプレイ装置で表示でき、格納容器の充填状態、容器交換の時期を知ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】実施例の重量計とディスプレイ装置を示す斜視
図である。
【図3】実施例の格納容器指定手段の一例としてのポー
ル灯を示す斜視図である。
【図4】実施例の取り出し重量計算手段と重量等級判断
手段とを示すブロック図である。
【図5】実施例のCPU演算装置におけるプログラムフ
ローを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 未選別容器 2 重量計 3 コンピュータ処理装置 4 格納容器 5 ポール灯 6 ディスプレイ装置 7 作業者 8 イス 9 カンショ 10 欠番 30 増巾器 31 測定波形分析部 32 A−D変換部 33 CPU演算部 34 格納重量入力部 35 等級重量範囲設定部 36 デジタルスイッチ 37 デジタルスイッチ 38 チャンネル制御部 39 格納容器指定制御部 40 インターフェース制御部 41 欠番 42 各種分析装置 43 メモリ 44 インデックスR

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の重量の物品を多数収容した未選別
    容器の重量を計測する重量計と、同未選別容器から物品
    を一個取り出した際の重量計の計測重量値の変化量を計
    算して取り出し物品の重量とする取り出し物品重量計算
    手段と、同取り出し物品重量計算手段の取り出された物
    品の重量値から物品を重量別に等級選別する重量等級判
    断手段と、等級別に物品を格納する複数の格納容器と、
    重量等級判断手段で判断した等級の格納容器の位置にお
    いて取り出し物品を格納する光又は音による指示警報を
    与える格納容器指定手段とを備えた重量選別指示装置。
  2. 【請求項2】 重量計から作業者が歩かないで手の届く
    位置に複数の格納容器と未選別容器とを配置した請求項
    1記載の重量選別指示装置。
  3. 【請求項3】 重量計の近くにディスプレイ装置を設
    け、ディスプレイ装置のディスプレイに各格納容器の格
    納状態を表示する格納状態表示手段を備えた請求項1記
    載の重量選別指示装置。
  4. 【請求項4】 重量計の近くにディスプレイ装置を設
    け、ディスプレイ装置のディスプレイに各格納容器の格
    納状態を表示する格納状態表示手段を備えた請求項2記
    載の重量選別指示装置。
JP1994005606U 1994-04-21 1994-04-21 重量選別指示装置 Expired - Lifetime JP3003420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994005606U JP3003420U (ja) 1994-04-21 1994-04-21 重量選別指示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994005606U JP3003420U (ja) 1994-04-21 1994-04-21 重量選別指示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3003420U true JP3003420U (ja) 1994-10-18

Family

ID=43139368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994005606U Expired - Lifetime JP3003420U (ja) 1994-04-21 1994-04-21 重量選別指示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003420U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277502A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Takara Keiki Seisakusho:Kk ワーク分配方法と装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54144662A (en) * 1978-04-28 1979-11-12 Omron Tateisi Electronics Co Fruit selecting device
JPS57119884A (en) * 1981-01-16 1982-07-26 Canon Kk Chit classifying totalizer
JPH0333391A (ja) * 1989-06-29 1991-02-13 Shinka:Kk 避難梯子の引掛金具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54144662A (en) * 1978-04-28 1979-11-12 Omron Tateisi Electronics Co Fruit selecting device
JPS57119884A (en) * 1981-01-16 1982-07-26 Canon Kk Chit classifying totalizer
JPH0333391A (ja) * 1989-06-29 1991-02-13 Shinka:Kk 避難梯子の引掛金具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277502A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Takara Keiki Seisakusho:Kk ワーク分配方法と装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023011654A (ja) 製品取扱及び包装システム
CN110239794B (zh) 包装方法、装置、系统及存储介质
JP5981128B2 (ja) クレーン用重量ランク判定装置
JP3003420U (ja) 重量選別指示装置
US11119019B2 (en) Cutting force analyser
JP6086756B2 (ja) 重量選別機
JP4818660B2 (ja) 組合せ計量装置
JPH0549562B2 (ja)
JP4405828B2 (ja) 組合せ計量装置
JP2571605B2 (ja) 手動式組合せ秤
JPH01242304A (ja) 注文物品の集荷装置
CN113591594A (zh) 称重处理方法、装置及电子设备
CN202606414U (zh) 分选秤
KR100190275B1 (ko) 자동선별전자계중장치
KR100450336B1 (ko) 음성출력식 선과기 및 그 구동방법
JP5523981B2 (ja) 計量装置及び組合せ計量方法
JPH0610627B2 (ja) 組合せ秤
JP2011133309A (ja) 組合せ計量装置
JP3898276B2 (ja) ワーク分配方法と装置
KR100604254B1 (ko) 선과기
JP2003128215A (ja) 物品数検査装置
CN215390898U (zh) 分拣用多格秤
CN117152540B (zh) 考虑陈列位置、销量和分类精度的生鲜商品智能计价方法
JP2014016265A (ja) 計量装置及び計量システム
JP7365984B2 (ja) 情報管理システム