JP2571598Y2 - 防虫材 - Google Patents

防虫材

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JP2571598Y2
JP2571598Y2 JP5429192U JP5429192U JP2571598Y2 JP 2571598 Y2 JP2571598 Y2 JP 2571598Y2 JP 5429192 U JP5429192 U JP 5429192U JP 5429192 U JP5429192 U JP 5429192U JP 2571598 Y2 JP2571598 Y2 JP 2571598Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は防虫材に関し、特に、
防虫効果の消滅時点を表示する機能を有する防虫材に関
するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】従来からのナ
フタリン、樟脳等の昇華性の固形の防虫材に代わって、
最近では基板材に常温揮散性の液体防虫剤を含浸させた
防虫材が多く用いられている。
【0003】このような基板材に液体防虫剤を含浸させ
た防虫材は、固形の防虫材に比べて加工が容易で、取扱
いが簡単である反面、従来のナフタリン、樟脳等の様に
昇華するとその形状が変化するものではなく、外観から
防虫効果を確認することが困難であった。
【0004】また、このような基板材に液体防虫剤を含
浸させた防虫材は、容器に収納されて洋服ダンスのパイ
プに吊設されたり、和ダンスのコーナーに設けられて使
用されることが多く、このような場合、防虫材を交換す
るにはパイプに吊設された容器を取り外し、或いは、和
ダンスのコーナーに設けられた容器を取り出して防虫材
を交換する必要があり、設置した状態で交換できる防虫
材の開発が望まれていた。
【0005】この考案は前記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、基板材に含浸される防
虫薬剤の残存量を認識することができるとともに、容器
に収納されて使用される際に、設置された容器を取り出
すことなく、容器を設置した状態で交換できる防虫材を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この考案は基板材に防虫薬剤を含浸させた薬剤揮
散部と、この薬剤揮散部に対して角度をもって形成され
たインジケータ部とからなり、このインジケータ部は基
板材の上面に表示層を積層してインジケータ薬剤を含浸
させたもので、この表示層にインジケータ薬剤が浸透す
ると、その地色が消失して基板材の地色が露呈し、表示
層の存在が目視不可能となり、一方、前記表示層にイン
ジケータ薬剤が存在しなくなると、前記表示層の地色が
露呈してその存在が目視可能となる。また、基板材に防
虫薬剤を含浸させた薬剤揮散部と、別の基板材の上面に
表示層を積層してインジケータ薬剤を含浸させたインジ
ケータ部とを角度をもって接合した防虫材であって、前
記表示層にインジケータ薬剤が浸透すると、その地色が
消失して基板材の地色が露呈し、表示層の存在が目視不
可能となり、一方、前記表示層にインジケータ薬剤が存
在しなくなると、前記表示層の地色が露呈してその存在
が目視可能となる。また、前記薬剤揮散部とインジケー
タ部とを直交させ、パイプに吊設されるための吊設部材
が設けられ、前記インジケータ部を揮散調整部材で覆
い、また、一端に開口部が形成された容器に、その開口
部から薬剤揮散部を挿入してその端部にインジケータ部
を位置させて収納される。また、前記防虫薬剤が常温揮
散性の液体防虫剤であり、前記防虫薬剤が常温昇華性の
固体防虫剤であり、前記インジケータ薬剤が常温揮散性
の液体防虫剤であるという手段を採用したものである。
【0007】
【作用】この考案は上記の手段を採用したことにより、
薬剤揮散部の端部に設けられたインジケータ部の表示層
が目視によって確認できるか否かによって、薬剤揮散部
に防虫薬剤が含浸されているか否かを確認することがで
きる。また、この防虫材は基板材から一体に形成されて
いるため、容器に収納されて使用されると、容器の開口
部から容易に挿脱することができ、容器を設置した状態
で防虫材を交換することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示すこの考案の実施例について
説明する。図1〜図3にはこの考案による防虫材の第1
の実施例が示されていて、この防虫材1は薬剤揮散部2
とインジケータ部3とからなり、一枚の方形状の基板材
4から一体に形成されている。
【0009】前記薬剤揮散部2は平板状の基板材4に常
温揮散性の液体防虫剤が含浸して形成されたもので、こ
の薬剤揮散部2の端部にインジケータ部3が形成されて
いる。
【0010】このインジケータ部3は、前記基板材4の
端部を屈曲させて、前記薬剤揮散部2に直交させ、この
直交する部分の基板材4の上面に円形の表示層6を積層
させて、インジケータ薬剤として薬剤揮散部2の液体防
虫剤と同一の液体防虫剤を含浸させたものである。
【0011】また、前記基板材4は板紙、紙材、不織
布、フェルト状織物、無機繊維等で形成され、液体防虫
剤に対して不活性で、この液体防虫剤を保持するととも
に、その揮散に応じて順次前記表示層6に液体防虫剤を
供給し得る性状を有している。
【0012】前記表示層6は、例えば、無定形シリカ、
カオリン、炭酸カルシウム等の無機材またはパルプ粉末
等の有機材の白色系着色材に適当な結合剤が混合され、
これを前記基板材4の表面に塗布することにより形成さ
れ、液体防虫剤が浸透すると、その地色が消失して、こ
の表示層6を通して前記基板材4の地色が透けて見える
ようになり、液体防虫剤が存在しなくなると、表示層6
の地色が露呈して、目視によって確認することができ
る。
【0013】なお、液体防虫剤の揮散を調整する揮散調
整部材として、前記インジケータ部3にはそれを覆うよ
うにフィルム5を設けても良い。
【0014】このフィルム5はポリプロピレン(P
P)、ポリメチルペンテン、ブタジエンアクリロニトリ
ル共重合体、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリカーボネート(PC)等で形成される。
【0015】そして、このフィルム5は、前記インジケ
ータ部3を確認できるような透明フィルムであることが
好ましいが、必ずしも透明フィルムに限定されない。ま
た、液体防虫剤の揮散速度に応じて所定の箇所に液体防
虫剤の揮散を必要に応じて調節する孔を設けることがで
きる。
【0016】上記のように構成された防虫材1を洋服ダ
ンスまたは和ダンス等に設置すれば、薬剤揮散部2に含
浸している液体防虫剤が空気と接触して揮散を開始し、
揮散ガスが洋服ダンスまたは和ダンス等の内部に充満し
て防虫効果を発揮することになる。
【0017】そして、この防虫材1は一枚の基板材4か
ら一体に形成されているため、液体防虫剤が基板材4に
含浸していると、基板材4から表示層6に浸透し、この
表示層6はその地色を消失して、この表示層6を通して
基板材4の地色が透けて見えるようになり、表示層6の
存在が確認できない状態となる。
【0018】この状態は、基板材4に液体防虫剤が含浸
している期間中は、基板材4から表示層6に液体防虫剤
が浸透するのに従って持続する。
【0019】そして、時間とともに、基板材4に含浸さ
れた液体防虫剤は、揮散して減少し、最終的に存在しな
くなると、前記表示層6に液体防虫剤が供給されなくな
り、表示層6はその地色を露呈してその存在が目視で確
認できるようになる。
【0020】このように、前記薬剤揮散部2の基板材4
に含浸している液体防虫剤の揮散が終了すると、前記イ
ンジケータ部3の表示層6の地色が目視で確認できる状
態となり、インジケータ部3から薬剤揮散部2に含浸さ
れた液体防虫剤の存在の有無を確認することができる。
【0021】そして、インジケータ部3に、これを覆う
ようにフィルム5を設けると、液体防虫剤の揮散が抑制
されるため、薬剤揮散部2に液体防虫剤が残存している
にもかかわらず、インジケータ部3が表示されるのを防
止することができ、フィルム5に孔を設けることによ
り、インジケータ部3が適性に表示されるように調整す
ることができる。
【0022】また、この防虫材1に、図4に示すような
吊設部材7を設ければ、洋服ダンス等のパイプに引っ掛
けることができ、パイプに対して直角の位置、一般的に
は、洋服ダンスの扉側からインジケータ部3を容易に確
認することができるようになる。
【0023】さらに、図5に示すような容器11に収納
されて使用することもできる。すなわち、この容器11
は、一端部が閉塞するとともに、他端部に開口部12が
形成された板状のもので、この容器11の上端部には洋
服ダンスのパイプ等に吊設するためのフック部14が設
けられ、また、側面には所定の間隔をおいて揮散ガスが
外部に揮散するための長孔13が穿設されている。
【0024】そして、この防虫材1は容器11の開口部
12に薬剤揮散部2側から挿入されて、容器11に収納
されるようになっていて、容器11の上端部に設けられ
たフック部14を洋服ダンスのパイプに引っ掛ければ、
薬剤揮散部2に含浸している液体防虫剤は空気と接触し
て揮散し、洋服ダンスの内部に充満して防虫効果を発揮
することになる。
【0025】この場合、洋服ダンスのパイプには洋服等
が掛かったハンガが掛けられていて、容器11の両側面
は洋服等によって目視することができないが、インジケ
ータ部3は容器11の手前端に表出しているので洋服等
を移動することなく、そのままの状態でインジケータ部
3を見ることができる。
【0026】また、前記防虫材1は薬剤揮散部2とイン
ジケータ部3とから一体に形成されているため、防虫材
1を容器11の開口部12から挿脱するようにすれば、
容器を洋服ダンスのパイプから取り外すとともに、容器
を開いて含浸体を交換する必要がなく、容器11を設置
した状態でインジケータ部3を摘んで容易に交換するこ
とができる。
【0027】なお、前記インジケータ部3は薬剤揮散部
2に対して直交して形成される場合に限定されず、図6
に示す防虫材21のように、薬剤揮散部2とインジケー
タ部3とが角度を持って形成されていれば良いものであ
る。
【0028】この防虫材21は、板状の基板材4に液体
防虫剤を含浸させて形成した薬剤揮散部2と、この基板
材4の端部を所定の角度で屈曲させて、屈曲した部分に
表示層6を積層し、液体防虫剤を含浸させて形成したイ
ンジケータ部3とからなっている。
【0029】或いは、インジケータ部3を、図7に示す
防虫材31のように、湾曲した状態で形成しても良いも
のである。
【0030】この防虫材31は、板状の基板材4に液体
防虫剤を含浸させて形成した薬剤揮散部2と、この基板
材4の端部を所定の曲率半径で湾曲させて、湾曲した部
分に表示層6を積層し、液体防虫剤を含浸させて形成し
たインジケータ部3とからなっている。
【0031】そして、これら防虫材21、31は前記防
虫材1と同様の作用効果を奏することは言うまでもない
ことである。
【0032】なお、一枚の基板材4から一体に形成され
ている防虫材1、21、31であっても、薬剤揮散部2
とインジケータ部3との間に両薬剤が混ざり合わない手
段を施せば、両薬剤を別々の薬剤とすることができ、例
えば、薬剤揮散部2に固体防虫剤を含浸させ、インジケ
ータ部3に液体防虫剤を含浸させることも可能となる。
【0033】図8にはこの考案による防虫材の第2の実
施例が示されていて、この防虫材は、薬剤揮散部2とイ
ンジケータ部3とが別々の基板材4a、4bから別体に
形成されて、接合部42で一体に接合されたものであ
る。
【0034】この防虫材41は、板状の基板材4aに液
体防虫剤を含浸させて形成した薬剤揮散部2と、別の板
状の基板材4bを屈曲させて、屈曲した部分に表示層6
を積層し、インジケータ薬剤として液体防虫剤を含浸さ
せて形成したインジケータ部3とを、薬剤揮散部2に対
してインジケータ部3が直交するように接合部42で接
合して一体に形成したものである。
【0035】なお、他の構成は前記第1の実施例におけ
る防虫材1と同様であるため、同一の箇所は同一の符号
を使用してその説明を省略する。
【0036】そして、薬剤揮散部2に含浸されている液
体防虫剤の揮散の終了と、インジケータ部3の表示層6
の地色の露呈する時点とを合致させれば、インジケータ
部3から防虫材41の取替え時期を容易に知ることがで
きる。
【0037】また、接合部42によって薬剤揮散部2に
含浸されている防虫薬剤とインジケータ部3に含浸され
ているインジケータ薬剤とが混ざり合わないようにする
ことが可能であり、両者を異なった薬剤とすることが可
能である。
【0038】図9にはこの考案による防虫材の第3の実
施例が示されていて、この防虫材51は、板状の薬剤揮
散部52と、この薬剤揮散部52に対して直交して設け
られたインジケータ部53とからなっている。
【0039】前記薬剤揮散部52は平板状の基板材54
に常温揮散性の液体防虫剤を含浸させて形成したもの
で、前記インジケータ部53は三角形状で、前記基板材
54の端部を前記薬剤揮散部52と直交するように屈曲
させて形成したものである。
【0040】なお、このインジケータ部53は前記第1
の実施例におけるインジケータ部3と同様であるため、
その説明は省略する。
【0041】つぎに、この防虫材51が容器61に収納
されて和ダンスのコーナー等に設置される場合の作用に
ついて説明する。
【0042】防虫材51が収納される容器61は、一端
部が閉塞するとともに、他端部に開口部62が形成さ
れ、端部が三角形状に形成された筒状で、この容器61
の三方の側面には所定の間隔をおいて揮散ガスが外部に
揮散するための長孔63が穿設されている。
【0043】そして、この防虫材51は容器61の開口
部62に薬剤揮散部52側から挿入されて、容器61に
収納されるようになっている。
【0044】そして、この容器61を和ダンスのコーナ
ーに設置すれば、薬剤揮散部52に含浸している液体防
虫剤は空気と接触して揮散し、和ダンスの内部に充満し
て防虫効果を発揮することになる。
【0045】この場合、和ダンスには和服等が収納され
ていて、容器61の側面は和服等によって目視すること
ができないが、インジケータ部53は容器61の上面に
表出しているので和服等を移動することなく、そのまま
の状態でインジケータ部53を見ることができる。
【0046】また、前記防虫材51は前記第1の実施例
と同様に、インジケータ部53の表示層56が目視でき
るか否かを視覚的に認識するだけで薬剤揮散部52に液
体防虫剤が残存しているか否かを、すなわち、取替え時
期か、あるいはまだ使用することができるかを知ること
ができる。
【0047】そして、この防虫材51は薬剤揮散部52
とインジケータ部53とから一体に形成されているた
め、防虫材51を容器61の開口部62から挿脱するよ
うにすれば、容器61を和ダンスから取り出して含浸体
を交換する必要がなく、容器61を和ダンスのコーナー
に設置した状態でインジケータ部53を摘んで容易に交
換することができる。
【0048】なお、実施例においては、防虫薬剤として
液体防虫剤を用いたが、これに限定されることなく、常
温昇華性の固体防虫剤を用いても良く、この場合の基板
材は固体防虫剤に対して不活性である必要があり、固体
防虫剤は融解されて基板材に含浸される。
【0049】また、前記各実施例では、インジケータ薬
剤として液体防虫剤を使用したが、常温揮散性であると
ともに、表示層の機能を発揮させる薬剤であれば良い。
【0050】
【考案の効果】この考案は前記のように、薬剤揮散部に
対して角度をもってインジケータ部を設けたため、薬剤
揮散部と異なる方向から防虫薬剤の残存量を確認するこ
とができる。
【0051】また、この防虫材を容器に収納して用いる
場合、薬剤揮散部に対して角度をもってインジケータ部
を設けたため、容器を取り出す等の操作を必要としない
で、容器を設置した状態で容器の端面側から防虫材の残
存量を知ることができる。
【0052】さらに、防虫材を基板材から一体に形成す
るとともに、容器の開口部から挿脱可能としたため、容
器を取り出す等の操作を必要としないで、容器を洋服ダ
ンスのパイプや、和ダンスのコーナー等に設置した状態
でこの防虫材を容易に交換することができるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による防虫材の第1の実施例を示す概
略図である。
【図2】防虫材のインジケータ部を示す概略図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】防虫材に吊設部材を取付けた状態を示す概略図
である。
【図5】防虫材を容器に収納した状態を示す概略図であ
る。
【図6】防虫材のインジケータ部の変形例を示す概略図
である。
【図7】防虫材のインジケータ部の別の変形例を示す概
略図である。
【図8】この考案による防虫材の第2の実施例を示す概
略図である。
【図9】この考案による防虫材の第3の実施例を示す概
略図である。
【符号の説明】
1、21、31、41、51……防虫材 2、52……薬剤揮散部 3、53……インジケータ部 4、4a、4b、54……基板材 5、55……フィルム 6、56……表示層 7……吊設部材 11、61……容器 12、62……開口部 13、63……長孔 14……フック部 42……接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01M 1/20

Claims (9)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板材に防虫薬剤を含浸させた薬剤揮散
    部と、該薬剤揮散部に対して角度をもって形成されたイ
    ンジケータ部とからなり、該インジケータ部は基板材の
    上面に表示層を積層してインジケータ薬剤を含浸させた
    もので、該表示層にインジケータ薬剤が浸透すると、そ
    の地色が消失して基板材の地色が露呈し、表示層の存在
    が目視不可能となり、一方、前記表示層にインジケータ
    薬剤が存在しなくなると、前記表示層の地色が露呈して
    その存在が目視可能となることを特徴とする防虫材。
  2. 【請求項2】 基板材に防虫薬剤を含浸させた薬剤揮散
    部と、別の基板材の上面に表示層を積層してインジケー
    タ薬剤を含浸させたインジケータ部とを角度をもって接
    合した防虫材であって、前記表示層にインジケータ薬剤
    が浸透すると、その地色が消失して基板材の地色が露呈
    し、表示層の存在が目視不可能となり、一方、前記表示
    層にインジケータ薬剤が存在しなくなると、前記表示層
    の地色が露呈してその存在が目視可能となることを特徴
    とする防虫材。
  3. 【請求項3】 前記薬剤揮散部とインジケータ部とを直
    交させた請求項1および請求項2記載の防虫材。
  4. 【請求項4】 パイプに吊設されるための吊設部材が設
    けられた請求項1および請求項2記載の防虫材。
  5. 【請求項5】 前記インジケータ部を揮散調整部材で覆
    った請求項1および請求項2記載の防虫材。
  6. 【請求項6】 一端に開口部が形成された容器に、その
    開口部から薬剤揮散部を挿入してその端部にインジケー
    タ部を位置させて収納される請求項1および請求項2記
    載の防虫材。
  7. 【請求項7】 前記防虫薬剤が常温揮散性の液体防虫剤
    である請求項1および請求項2記載の防虫材。
  8. 【請求項8】 前記防虫薬剤が常温昇華性の固体防虫剤
    である請求項1および請求項2記載の防虫材。
  9. 【請求項9】 前記インジケータ薬剤が常温揮散性の液
    体防虫剤である請求項1および請求項2記載の防虫材。
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