JP3022628U - 衣服ハンガ− - Google Patents
衣服ハンガ−Info
- Publication number
- JP3022628U JP3022628U JP1995010684U JP1068495U JP3022628U JP 3022628 U JP3022628 U JP 3022628U JP 1995010684 U JP1995010684 U JP 1995010684U JP 1068495 U JP1068495 U JP 1068495U JP 3022628 U JP3022628 U JP 3022628U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- insect repellent
- clothes
- hanger body
- fragrance
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣服をハンガーにかけるだけで、防虫機能等
が得られるハンガーを提供する。 【解決手段】 例えば防虫剤としての樟脳を不織布等で
包装した包装体4を、ハンガー本体1の両端部の内面に
両面テープ等で接着する。これにより、防虫剤がハンガ
ー本体1に一対的に保持され、このハンガー本体1に衣
服がかけられれば、それだけで防虫効果が得られる。
が得られるハンガーを提供する。 【解決手段】 例えば防虫剤としての樟脳を不織布等で
包装した包装体4を、ハンガー本体1の両端部の内面に
両面テープ等で接着する。これにより、防虫剤がハンガ
ー本体1に一対的に保持され、このハンガー本体1に衣
服がかけられれば、それだけで防虫効果が得られる。
Description
【0001】
本考案は、衣服を保管、収納する際に、衣服を吊り下げる衣服ハンガ−に関す る。
【0002】
衣服を保管、収納する場合、衣服をハンガ−に吊るし、洋服タンス等に収納す るが、衣服の虫食い防止等のため、防虫剤等が洋服タンス内に吊り下げられる。
【0003】
その場合、衣服が洋服タンス内に収納されている時には防虫効果等が及ぶが、 衣服を洋服タンスからハンガ−とともに取り出した時には、衣服に防虫効果等が 及ばなくなってしまう。 本考案の課題は、衣服を洋服タンス等から取り出した場合でも、防虫等の効果 が常時得られる衣服ハンガ−を提供することにある。
【0004】
本考案は、上記の課題を解決するため、ハンガ−本体に、防虫剤又は芳香剤を 包装した状態(以下、包装体という。)で一体的に保持したことを特徴とする。 包装体をハンガ−に一体的に保持することにより、衣服をハンガ−に掛けてさえ いれば、洋服タンス内と同様に、防虫等の効果を常時得ることが可能となる。ハ ンガ−は、例えばプラスチック製のものが用いられるが、鉄製、木製等であって もよい。
【0005】 包装体の包装材料は、防虫剤等が飛散しないものであればよいが、防虫剤等の 効果が有効に得られるような通気性のある包装材、例えば不織布のような多孔質 体であることが好ましい。防虫剤、芳香剤は、防虫、芳香効果のあるものならば よく、例えば樟脳、各種香料等がある。
【0006】 包装体を一体的に保持する方法としては、接着剤、両面テ−プ等による接着、 ハンガ−本体に包装体の収納空間を設けて保持する等の方法がある。ハンガ−本 体の上記収容空間を区画する壁等は、ハンガ−成形の際の一体成形であっても、 後付けであっても構わない。包装体のハンガ−本体への保持部分は、ハンガ−本 体の内面であればどこでもよく、ハンガ−本体の一端部、両端部、中央部等の内 面がある。
【0007】
以下、図面に示す実施例を参照しつつ、本考案の実施の形態を説明する。 図1は、衣服ハンガ−の全体図を示したものであり、ハンガ−本体1の両端部 の内面に、図2の樟脳2を不織布3で包装した包装体4を、図3のように両面テ −プ5で接着したものである。両面テ−プ5を用いて包装体4をハンガ−本体1 に接着することにより、本考案品が容易に製造できる。
【0008】 図2に示す不織布3は、樟脳2の破砕粉が外に漏れない程度の目の細かさを有 し、樟脳2の蒸散成分が外部へ出ることは許容する。なお、図3では包装体4が ハンガ−本体1の側部内面に接着されているが、上側の内面P1 に接着してもよ いし、下側の内面を延長してその延長内面P2 に接着してもよい。
【0009】 図4は、包装体4を収容するために、ハンガ−本体1の内面自体に、包装体4 の収容部分を壁で区画する収容空間6を設けたものである。この収容空間6は、 ハンガ−本体1との一体成形により、その内面から突出する複数の壁部7で形成 され、都合4つの壁部7を縦と横にそれぞれ向い合わせて、包装体4を入れる4 角形空間としたものである。この収容空間6の底面には包装体4を接着する両面 テ−プ5が設けられている。このような収容空間6を設けることにより、包装体 4の位置決めができ、接着作業が容易となる。
【0010】 図5は、包装体4を上下方向から位置決めする一対の壁部7により、より簡易 な収容空間6を設けたものである。逆に図6は、図4の収容空間6の各壁部7を つないでボックス状とした例である。
【0011】 図7は、図6のボックス状の収容空間壁部7に、その壁部7と一体の蓋8を付 けて収容容器としたものである。この蓋8には樟脳の成分を蒸散させるための複 数の通気孔9が形成され、開閉のための蝶番部10は薄肉に形成されている。ま た、蓋8の閉状態を保つため壁部7のスットパ部11に、蓋8のフック部12が 係合するようになっている。
【0012】 このような蓋付きの収容容器に包装体4を収容する場合、包装体4をその底面 に両面テ−プ5等で接着することは不可欠でない。ただ、両面テ−プ5等で接着 すれば、ハンガ−の持ち運びの際に収容空間6内で包装体4が移動することを防 止できる。逆に両面テ−プ5等で包装体4を接着しない場合は、樟脳等が蒸散し つくして、これを新しい包装体4に交換する際、蓋8を開けてこの交換を簡単に 行うことができる。また蓋8を設けることにより中の包装体4が覆い隠されるた め、ハンガ−としての意匠外観・見栄えがよくなる。
【0013】 図8は、収容容器の壁部7(ボックス)と蓋13とが離脱できる例である。壁 部7(ボックス)は、ハンガ−本体1と一体成形が可能であり、蓋13は別途成 形する。蓋13の両側にはフック部15が、また壁部7(ボックス)には溝又は 突起等のスットパ部14が設けられ、包装体4を収容空間6に入れた後、蓋13 を被せれば、フック部15が弾性変形してストッパ部14に嵌まり、以後はある 程度の力を加えないと容易には脱落しない。この例でも、収容空間6の底面に両 面テ−プ5を設けるかどうかは任意である。
【0014】 なお、以上の実施例では、樟脳等の防虫剤を例示したが、これに代えて、又は 加えて、芳香剤を包装したものをハンガ−本体に一体的に設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である衣服ハンガ−の全体背
面図。
面図。
【図2】図1の包装体の拡大図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】ハンガ−本体の内面に収容空間を設けた例を示
す図。
す図。
【図5】別の収容空間の例を示す図。
【図6】さらに別の収容空間の例を示す図。
【図7】蓋付の収容空間の例を示す図。
【図8】蓋が別体に構成される例を示す図。
1 ハンガ−本体 2 樟脳(防虫剤) 3 不織布 4 包装体 5 両面テ−プ 6 収容空間 7 壁部 8,13 蓋 9 通気孔 10 蝶番部 11 ストッパ部 12,15 フック部
Claims (5)
- 【請求項1】 ハンガ−本体に、防虫剤又は芳香剤を包
装した状態で一体的に保持したことを特徴とする衣服ハ
ンガ−。 - 【請求項2】 前記ハンガ−本体の一端部又は両端部に
おいて、そのハンガ−本体の内面に、防虫剤又は芳香剤
が通気性のある包装材に収容された状態で接着されてい
る請求項1記載の衣服ハンガ−。 - 【請求項3】 前記ハンガ−本体の一端部又は両端部の
内面に、前記包装された防虫剤又は芳香剤を収容するた
めの、壁で区画された収容空間が形成され、この中に前
記包装された防虫剤又は芳香剤が収容され、かつ、その
空間の底面に接着されている請求項1又は2記載の衣服
ハンガ−。 - 【請求項4】 前記ハンガ−本体の一端部又は両端部の
内面に、前記包装された防虫剤又は芳香剤を収容するた
めの、壁で区画された収容空間が形成され、この内部に
前記包装された防虫剤又は芳香剤が収容されるととも
に、その収容空間の開口が蓋部材で開閉可能に閉じられ
るようになっている請求項1又は2記載の衣服ハンガ
−。 - 【請求項5】 前記防虫剤が樟脳である請求項1〜4の
いずれかに記載の衣服ハンガ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010684U JP3022628U (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 衣服ハンガ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010684U JP3022628U (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 衣服ハンガ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022628U true JP3022628U (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=43157928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010684U Expired - Lifetime JP3022628U (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 衣服ハンガ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022628U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITPI20100086A1 (it) * | 2010-07-08 | 2012-01-09 | Stefano Stefanelli | Gruccia appendiabiti a rilascio graduale di profumatore e/o repellente. |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP1995010684U patent/JP3022628U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITPI20100086A1 (it) * | 2010-07-08 | 2012-01-09 | Stefano Stefanelli | Gruccia appendiabiti a rilascio graduale di profumatore e/o repellente. |
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