JP2548700Y2 - 衣類カバー - Google Patents

衣類カバー

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JP2548700Y2
JP2548700Y2 JP1990115203U JP11520390U JP2548700Y2 JP 2548700 Y2 JP2548700 Y2 JP 2548700Y2 JP 1990115203 U JP1990115203 U JP 1990115203U JP 11520390 U JP11520390 U JP 11520390U JP 2548700 Y2 JP2548700 Y2 JP 2548700Y2
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JP
Japan
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side edge
front body
clothing
clothes
cover
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JP1990115203U
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JPH0471585U (ja
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幸子 木島
正樹 佐藤
千映子 臼井
由美子 平川
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Nitoms Inc
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Nitoms Inc
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は上着やコート等の衣類を覆う衣類カバーに
関し、特に詳しく言うと、洋服ダンスや衣類棚あるいは
クローゼット等にハンガーにより掛けた衣類を埃や虫あ
るいはカビから保護するための衣類カバーに関する。
〔従来の技術〕
洋服ダンスや開閉式のドアを備えた衣類棚あるいはク
ローゼット等に使用しない衣類ハンガー等に掛けて長期
間保存しておくと、埃が付着していわゆる埃焼けした
り、虫が付いたりすることがある。また、ポリエチレン
シートのような通気性のないカバーで衣類を覆っておく
と、衣類に虫が付いたり、カビが発生することがある。
このような埃やカビから衣類を守るために通気性のある
布や不織布製の衣類カバーが従来より使用され、近来は
この衣類カバーに防虫や防カビ効果を有する薬剤を不織
布等に滲み込ませて、虫やカビから衣類を守るようにし
た衣類カバーも提供されている。このような衣類カバー
においては、単に埃焼け防止のためには底部を開口し、
上縁部中央にハンガーのフックを通すだけの開口部を設
けた袋状のカバーでもよいが、防虫や防カビ効果を有す
る衣類カバーの場合は、なるべく開口部がなく覆う方が
好ましい。またこのような袋状のカバーの場合は、丈の
長いコート等に用いる場合、カバーの丈も長くなり、使
い勝手が良くない。
そこで、従来より衣類カバーの下部もシールし、前身
ごろをあわせるようにして、この合わせ目から衣類の出
し入れを行なうようにした衣類カバーも提案されてい
る。このような衣類カバーの一例を第3図により説明す
ると、衣類カバー1は1枚の後身ごろ(図示しない)
と、後身ごろと略同じ丈を有する第1および第2前身ご
ろ2,3とから構成されている。第1前身ごろ2は後身ご
ろの略半分を覆う大きさで、上縁部4、一方の側縁部5
そして下縁部6は後身ごろの上縁部、一方の側縁部そし
て下部に熱接着等によりシールされている。第2前身ご
ろ3は第1前身ごろ2で覆われなかった後身ごろの部分
を覆うよう略3分の2の大きさを有しかつ第1前身ごろ
2の自由端部7をその自由端部8が覆うように前部に位
置している。第2前身ごろ3の上縁部9、一方の側縁部
10そして下部11は後身ごろの上縁部、他方の側縁部そし
て下部に熱接着等によりシールされている。後身ごろの
上縁部の略中央およびこの中央部に位置する第2前身ご
ろ3の上縁部は、ハンガー12のフック13を通すため開口
部14が形成されている。
したがって、ハンガー12に掛けられた衣類15を衣類カ
バー1に入れる場合は、第2前身ごろ3の自由端部8と
第1前身ごろ2の自由端部7と合わせ目を広げて開口部
を作り、この開口部からハンガー12とともに衣類15を内
部に入れ、開口部14からハンガー12のフック13を外に出
した後、広げられた第2前身ごろ3の自由端部8と第1
前身ごろ2の自由端部7とを再び重ね合わせるようにす
ればよい。また、前身ごろは略全部を開くことができる
ので、コート等をいれる場合にも便利である。更に、第
2前身ごろ3の自由端部8と第1前身ごろ2の自由端部
7とを重ね合わせることにより、開口部が無くなり埃の
侵入を防ぐとともに、防虫や防カビ効果を有する薬剤を
含浸させた場合にはその薬剤で衣類を保護することもで
きる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、衣類15をこの衣類カバー1に入れる
時、第1前身ごろ2の自由端部7側は衣類15の下に位置
してしまうので、衣類15の上にこの自由端部7を位置さ
せる必要があり、この時無理な力が加わると、上下のシ
ール部を破損する可能性があり、注意深く丁寧に取り扱
う必要があり、操作性が悪い。また、第2前身ごろ3の
自由端部8と第1前身ごろ2の自由端部7との重ね合わ
せ部が少ないと、厚手の衣類を入れた場合その厚みによ
って自由端部8と自由端部7とが開いてしまう可能性が
ある。それを防止するためには、自由端部7と8との重
ね合わせ部を広くすればよいが、今度は自由端部7と8
とが開き難くなり、無理に開くと上縁部や下縁部の後身
ごろとのシール部が剥離してしまう可能性がある。
そこでこの考案の目的は、衣類の出し入れがシール部
に無理な力を加えることなく、極めて簡単に行なえ、更
に衣類の厚みの変化にも対応できる衣類カバーを提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案の衣類カバーは、
1枚の後身ごろと、この後身ごろの前面に位置し、前記
後身ごろと略同形状で少なくともその上縁部と一方の側
縁部とが前記後身ごろの上縁部と一方の側縁部に連設さ
れ、他方の側縁部が前記後身ごろの他方の側縁部ととも
に衣類挿入用の開口部を形成する自由端とされた第1前
身ごろと、前記後身ごろの裏面に位置し、その上縁部お
よび一方の側縁部が前記後身ごろの上縁部と他方の側縁
部とにそれぞれ連設されているとともに、その幅が前記
第1前身ごろの前面に重ね合わせられるように折り返し
可能な長さとされた第2前身ごろとを有することを特徴
としている。
〔作用〕
衣類カバーに衣類を入れる場合には、衣類カバーの一
方の側縁部に形成されている第1前身ごろの自由端と後
身ごろの他方の側縁部とによる開口部から衣類を挿入す
る。衣類を入れ終わった後は第2前身ごろを第1前身ご
ろの前方に位置させるように折り返せば、この第2前身
ごろによって自由端の開口部は覆われることになる。こ
のように衣類は、衣類カバーの側縁部から挿入でき、こ
の側縁部開口は衣類の肩の部分から裾までの長さに設定
できるので、コート等のように丈の長い衣類でも容易に
収納することができる。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図および第2図に示す一実施例
について説明すると、衣類カバー21は1つの後身ごろ22
と、2つの第1および第2前身ごろ23,24とから構成さ
れている。この実施例においては後身ごろ22と第2前身
ごろ24は防虫効果を有するピレスロイド系防虫剤が含浸
された通気性のある不織布で構成され、第1前身ごろ23
は内部の衣類15が外からでも見えるように透明な例えば
ポリプロピレンのような合成樹脂フィルムシートで構成
されている。
第1前身ごろ23は、略後身ごろ22と同じ大きさを有
し、その上縁部25と、一方の側縁部26そして下縁部27は
後身ごろ22の上縁部、一方の側縁部そして下縁部に熱接
着や接着剤等によりシールされ、他方の側縁部のみはシ
ールされず、自由端縁部27になっている。また、上縁部
25の略中央部は後身ごろ22とのシールを行なわず、ハン
ガー12のフック13を通すため開口部14を形成している。
第2図に示すように、後身ごろ22の裏面に位置する第
2前身ごろ24は、後身ごろ22と一体的に形成されてお
り、その幅は第1前身ごろ23より短くなっている。第2
前身ごろ24の上縁部28と下縁部29は、後身ごろ22の上縁
部と下縁部に第1前身ごろ23と同様にしてシールされて
いる。そして一方の側縁部30は後身ごろ22の他方の側縁
部との折り線で構成されている。第2前身ごろ24の他方
の側縁部は後身ごろ22の裏面で自由端縁部31となってい
る。第2前身ごろ24の幅は、その上縁部28および下縁部
29のシール部を境に第1前身ごろ23の前面に無理なく折
り返すことが可能な長さに設定される。
以上のように構成されているので、衣類カバー21にハ
ンガー12に掛けた衣類15を入れる場合には、まず第2図
に示すように、衣類カバー21の一方の側縁部には、第1
前身ごろ23の自由端縁部27が現われているので、この自
由端の開口部から後身ごろ22と第1前身ごろ23との間に
衣類15を挿入する。衣類15を入れて、ハンガー12のフッ
ク13を開口部14に通して外部に位置させた後は第2前身
ごろ24を第1前身ごろ23の自由端縁部27の前方に位置さ
せれば、この第2前身ごろ24によって自由端縁部27の開
口部は覆われることになる。収納された衣類15は透明な
第1前身ごろ23によって確認することができる。このよ
うに衣類15は、衣類カバー21の側縁部から挿入でき、こ
の側縁部開口は衣類15の肩の部分から裾までの長さに設
定できるので、コート等のように丈の長い衣類でも容易
に収納することができる。
なお、上述実施例は後身ごろ22と第2前身ごろ24とを
防虫剤を含浸させた不織布で構成し、第1前身ごろ23を
透明な合成樹脂フィルムシートで構成した2枚の部材で
作られているが、後身ごろ22と第1および第2前身ごろ
23,24をそれぞれ分離して3枚で構成するようにしてよ
い。また、ある程度透けて見える不織布で全体を構成し
てもよく、この場合は1枚の不織布を裁断することによ
り構成でき、後身ごろ22と第1および第2前身ごろ23,2
4との各境界部は折り畳むだけで構成できるので、つシ
ール部は上縁部と下縁部のみ行なえばよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の衣類カバーによれば、衣類
を入れる場合には、衣類カバーの一方の側縁部に形成さ
れている第1前身ごろの自由端と後身ごろの他方の側縁
部とによる開口部から衣類を挿入した後、第2前身ごろ
を第1前身ごろの前方に位置させるように折り返せば、
この第2前身ごろによって自由端の開口部は覆うことが
できる。このように衣類は、衣類カバーの側縁部から挿
入でき、この側縁部開口は衣類の肩の部分から裾までの
長さに設定できるので、コート等のように丈の長い衣類
でも容易に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を衣類を入れた状態で示す
平面図、第2図は衣類の出し入れの際の状態を示す一部
省略斜視図、第3図は従来の衣類カバーの一例を衣類を
入れた状態で示す平面図である。 図面において、21は衣類カバー、22は後身ごろ、23は第
1前身ごろ、24は第2前身ごろ、25,28は上縁部、26,30
は一方の側縁部、27,31は自由端縁部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平川 由美子 東京都港区東新橋1丁目1番2号 秀和 レジデンスビル内 株式会社ニトムズ内 (56)参考文献 実開 平2−144548(JP,U) 実開 昭62−58343(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の後身ごろと、この後身ごろの前面に
    位置し、前記後身ごろと略同形状で少なくともその上縁
    部と一方の側縁部とが前記後身ごろの上縁部と一方の側
    縁部に連設され、他方の側縁部が前記後身ごろの他方の
    側縁部とともに衣類挿入用の開口部を形成する自由端と
    された第1前身ごろと、前記後身ごろの裏面に位置し、
    その上縁部および一方の側縁部が前記後身ごろの上縁部
    と他方の側縁部とにそれぞれ連設されているとともに、
    その幅が前記第1前身ごろの前面に重ね合わせられるよ
    うに折り返し可能な長さとされた第2前身ごろとを有す
    ることを特徴とする衣類カバー。
JP1990115203U 1990-11-01 1990-11-01 衣類カバー Expired - Lifetime JP2548700Y2 (ja)

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JPH0471585U JPH0471585U (ja) 1992-06-24
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JPH0635947Y2 (ja) * 1989-05-12 1994-09-21 株式会社生産日本社 合成樹脂製チャック付の袋体

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