JP3045155U - 開閉共有袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング済の衣服を通気性の袋に収納す
る事。 【解決手段】 重ねた２枚のシートの各一端又は両端を
適当の巾で各内側、外側に夫々方向別側に折り曲げて、
その両耳端と２重のシートの端側を接合着した開閉共有
袋。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、例えばクリーニング済の衣服を収納して保護する袋で、中身が見 えるように透明で通気性があり、陳列、展示物品の吊下袋の簡単に取出し収納可 能な袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

現在袋のフィルムに無数の孔をあけて通気性を確保している。 吊下袋の下部側から中の物品を取出し不自由である。 異なった両面の袋の場合、一度異なった種類のシートを接合する必要がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、袋の両面が一種類のシートだけではなく２種類が可能で、袋の通 気性又はクッション性、その他を要求する場合、それに応じたシートを片面に、 透明フィルムシートを他面に応用出来るようにする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

袋の開口部及び閉口部を反対側にヒックリ返すと逆の閉口、開口に変化する。 袋の両面が異なった２種類のシートで形成出来る。袋が透明で通気性を必要とす る場合、透明フィルムシートと通気性の不織布シートを又、クッション性を必要 とする袋は透明フィルムシートと発泡性フィルムシートを使用する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

この考案の開閉共有袋の実施の形態は、重ねた２枚のシートの各一端又は両端 を適当なる巾で各内側、外側に夫々方向別側に折り曲げその両耳端と２重のシー トの端側を接合着したもので異なった２種類の巻取のシートを重ねて機械化する 事により大量生産、廉価製品が生れる。

【０００６】

【実施例】

例えば図に示すように、透明と通気性を必要とするクリーニングカバーの場合 、（１）透明フィルムの巻取のシートとその上側に少し巾の狭い通気性の（２） 不織布の巻取のシートを重ねてフィルムの方だけ巻取の耳端のその一端は上側の 不織布を抱く様に上側に折り込み他端は下側に折り曲げてローラーで移動させ適 当な長さで（３）接着熔断すれば、長さは袋の巾で巻取の巾は袋の深さに相当す る開閉共有袋ができる。

【０００７】

【考案の効果】

普通の製袋機に少し折り曲げローラーを付帯するだけで一般の袋と同様の大量 生産が簡単に出来る。陳列、展示品の吊下袋も下部の閉口部をヒックリ返す事に よって取出し収納が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】袋の斜視図。

【図２】袋の断面図。

【図３】透明フィルム及び不織布の巻取のシートを重ね
て機械化した状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１ 開口部（品物を入れる） ２ 閉口部 ３ 透明フィルムシート ４ 不織布シート ５ 熔断刃

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 重ねた２枚のシートの各一端又は両端を
   適当なる巾で各内側、外側に夫々方向別側に折り曲げそ
   の両耳端と２重のシートの端側を接合着した開閉共有
   袋。