JP3213547U - フィルム製袋 - Google Patents

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正男 奥田
正男 奥田
秀実 松村
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秀実 松村
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Abstract

【課題】袋本体とフラップとを備えたフィルム製袋において、袋本体の開口が開きやすい構造を有したフィルム製袋を提供する。【解決手段】フィルム製袋Aを、対をなす一方、他方の矩形シート11、12間に収納空間spが形成され一方、他方の矩形シート11、12の対応する一辺間に収納空間spを外部に連通させる開口を備えた袋本体1と、袋本体1における一方の矩形シート11の一辺に折り線部分fを介して設けられたフラップ2とを具備してなり、フラップ2が他方の矩形シート12と略平行に重なり合うように、折り線部分fに折り癖が付与されているものとした。【選択図】図1

Description

本考案は、種々の物品を収納し得るフィルム製袋に関する。
物品を収納するためのフィルム製袋が種々存在している(例えば、特許文献1を参照)。
従来のフィルム製袋Bの概要について、図8及び図9を参照しつつ説明することにする。従来のフィルム製袋Bは、収納空間skを形成した袋本体7と、袋本体7に連設されたフラップ8とを具備してなる。袋本体7は、対をなす矩形シート71、72間に収納空間skを形成している。袋本体7には、対をなす矩形シート71、72の対応する上辺r1、r2間に収納空間skを外部に連通させる開口Qを備えている。フラップ8は、袋本体7を構成する一方の矩形シート71と一体をなしているものであり、且つ、当該一方の矩形シート71の上辺r1から連続して同じ方向に延びている。
袋本体7を構成している矩形シート71、72の内面同士は、合成樹脂製のフィルムの性質上密着しやすいものとなっている。これは、一方の矩形シート71にフラップ8が延設されているものであっても同様であり、開口Qが開きにくいものとなっている。
換言すれば、従来のフラップを有したフィルム製袋は、構造上、開口が開きにくいものであり、収納空間内に手や物品を挿入し難いという不具合があった。
実用新案登録第3136925号公報
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、袋本体とフラップとを備えたフィルム製袋において、少なくとも袋本体の開口が開きやすい構造を有したフィルム製袋を提供することにある。
すなわち、本考案は次の構成をなしている。
請求項1に係る考案は、対をなす一方、他方の矩形シート間に収納空間が形成され前記一方、他方の矩形シートの対応する一辺間に前記収納空間を外部に連通させる開口を備えた袋本体と、この袋本体における前記一方の矩形シートの前記一辺に折り線部分を介して設けられたフラップとを具備してなるフィルム製袋であって、前記フラップが前記他方の矩形シートと略平行に重なり合うように、前記折り線部分に折り癖が付与されているフィルム製袋である。
請求項2に係る考案は、前記折り線部分が、前記袋本体と前記フラップとの境界及びその近傍に設定された帯状領域をプレスすることにより形成されている請求項1記載のフィルム製袋である。
以上説明したように本考案によれば、袋本体とフラップとを備えたフィルム製袋において、袋本体の開口が開きやすい構造を有したフィルム製袋を提供することにある。
本考案の一実施形態を示す背面図。 図1における概略的なX−X線断面図。 同実施形態における部分拡大背面図。 同実施形態における一使用例を示す斜視図。 同実施形態における一使用例を示す概略断面図。 同実施形態における一使用例を示す概略背面図。 同実施形態における一使用例を示す概略背面図。 従来例のフィルム製袋を示す図1対応の背面図。 図8における概略的なY−Y線断面図。
以下、本考案の一実施形態を、図1〜7を参照して説明する。
この実施形態は、本考案を、種々の物品Gを収納し得るフィルム製袋Aに適用したものである。なお、図2及び図5は、フィルム製袋Aの概略的な断面図であるが、説明の便宜上、形状や厚み寸法等を誇張して示している。
フィルム製袋Aは、原反である有色又は無色のプラスチックフィルムを加工することにより形成されたものである。フィルム製袋Aは、物品Gを収納し得る収納空間spを形成した袋本体1と、袋本体1を構成する一方の矩形シート11の一辺である上辺11aに折り線部分fを介して設けられたフラップ2とを備えてなるものである。
この実施形態では、フィルム製袋Aを形成するためのプラスチックフィルムは、20μm〜60μmの厚み寸法に設定された略無色透明の二軸延伸ポリプロピレン(OPP)を用いている。なお、プラスチックフィルムは、用途等に応じて、種々のものを適用することができるのは言うまでもない。
以下、本実施形態において示すフィルム製袋Aについて詳述する。
袋本体1は、正面視及び背面視において縦長の矩形状をなしたものである。袋本体1は、対をなす矩形シートすなわち一方の矩形シート11と他方の矩形シート12との間に収納空間spが形成されている。一方の矩形シート11と他方の矩形シート12とは略同一の形状をなしている。一方の矩形シート11と他方の矩形シート12の左の側辺11b、12b同士、及び、右の側辺11c、12c同士は、熱溶着により接着したものとなっている。また、一方の矩形シート11と他方の矩形シート12の底辺11d、12dは、原反であるプラスチックフィルムを折り曲げることにより設けられている。一方の矩形シート11及び他方の矩形シート12の対応する一辺、すなわち向かい合う一辺である上辺11a、12a間には、収納空間spを外部に連通させる開口Kを備えている。
なお、図1に示すものは、フィルム製袋Aの背面図であり、他方の矩形シート12を手前側に位置させており、一方の矩形シート11を他方の矩形シート12の奥側に位置させている。
フラップ2は、袋本体1の収納空間spに収納された物品Gが当該収納空間spから外部に出てしまうことを抑制し得る蓋として機能し得るものである。フラップ2は、袋本体1における一方の矩形シート11の上辺11aに折り線部分fを介して設けられている。すなわち、フラップ2は、一方の矩形シート11に折り線部分fを介して連設されている。フラップ2は、物品Gを収納していない状態において、一方の矩形シート11及び他方の矩形シート12と面的に略平行をなし、他方の矩形シート12の外面側に重なり合うように配されている。
この実施形態におけるフィルム製袋Aは、袋本体1とフラップ2との間に介設された折り線部分fに所定の折り癖が付与されている。より詳しく言えば、フラップ2が、物品Gを収納空間spに収納していない状態において、一方の矩形シート11及び他方の矩形シート12と略平行をなし、且つ、他方の矩形シート12の外面に添接して重なり合うように、折り線部分fに折り癖が付与されている。折り癖が付与された折り線部分fは、直線状に延びたプラスチックフィルムを一方の矩形シート11の上辺11aとフラップ2との間の部分において約180°折り曲げ加工することにより形成されている。より具体的に説明すれば、折り癖が付与された折り線部分fは、図3に示すように、フラップ2と一方の矩形シート11との境界s及びその近傍により構成された帯状領域H(二点鎖線により示している)を図示しない折り癖付与装置を用いてプレスすることにより形成されている。
このように、本実施形態に係るフィルム製袋Aは、対をなす矩形シートたる一方、他方の矩形シート11、12間に収納空間spが形成され一方、他方の矩形シート11、12の対応する一辺たる上辺11a間に収納空間spを外部に連通させる開口Kを備えた袋本体1と、この袋本体1における一方の矩形シート11の上辺11aに折り線部分fを介して設けられたフラップ2とを具備している。そして、フラップ2が、一方の矩形シート11及び他方の矩形シート12と略平行をなし、且つ、他方の矩形シート12と重なり合うように、折り線部分fに折り癖が付与されている。このため、袋本体1とフラップ2とを備えたフィルム製袋Aにおいて、袋本体1の開口Kが開きやすい構造を有したフィルム製袋Aを提供することができるものとなる。
つまり、折り線部分fに折り癖が付与されており、フラップ2が一方及び他方の矩形シート11、12と略平行をなしているため、折り線部分fに一定のリブ的な剛性が付与されたものとなっている。
例えば、図4に示すように、物品Gを収納していない状態において、予め他方の矩形シート12と重なり合う姿勢をなすフラップ2を持ち上げて他方の矩形シート12の上辺12aに近接した折り線部分fの近傍に手指や物品Gを及ばせれば、折り線部分fを手掛かりにして袋本体1の開口Kを容易に開くことが可能となる。換言すれば、本実施形態に示すものであれば、開口Kを構成する部分である一方の矩形シート11の上辺11a近傍に一定の弾性を備えた折り線部分fが存在しているため、物品Gをフィルム製袋Aの収納空間spに収納するための作業を好適に行わせることができるものとなっている。
しかも、フィルム製袋Aは、フラップ2が袋本体1と略平行に重なり合うように折り線部分fに折り癖が付与されているものであるため、例えば、図5、図6、及び、図7に示すような使用態様をも無理なく採り得るものとなっている。
すなわち、図5に示すように、フラップ2の先端側が、袋本体1の収納空間sp内に位置するように、フラップ2の姿勢を無理なく設定することができるものとなっている。このようにすれば、袋本体1内に位置させたフラップ2が逆止弁的に作用することになる。つまり、フラップ2は、折り癖が付与された折り線部分fの形状によって、袋本体1と略平行をなす姿勢が保持されているため、袋本体1の収納空間spに収納された物品Gを、別途止着テープ等を用いなくても外部に出にくいものとさせている。
また、図6に示すように、フィルム製袋Aは、フラップ2と袋本体1との間に水平方向に架け渡された紐状体Jを位置させることにより、フラップ2を容易に紐状体Jに引っ掛けることができるようになっている。つまり、本実施形態におけるフィルム製袋Aは、その収納空間sp内に物品Gを収納した状態であっても、紐状体Jに吊るして支持させ得るものとなっている。なお、フラップ2と袋本体1との間には、紐状体Jに代えて、例えば、起立させた薄板状をなす部材の上端を位置させるようにしても同様の効果が得られる。
さらに、図7に示すように、フィルム製袋Aは、その収納空間sp内に物品Gを収納した状態において開口Kを下側に位置させても、フラップ2が物品Gの落下を好適に抑制し得るものとなっている。なお、図5に示すように、フラップ2の先端側を袋本体1の収納空間sp内に位置させるようにすれば、フラップ2の開きは袋本体1によって好適に規制され得るものとなる。すなわち、フラップ2の先端側を袋本体1内に位置させた姿勢であれば、収納空間sp内に収納された物品Gの落下をより一層抑制し得るものとなる。
折り線部分fが、フラップ2と一方の矩形シート11との境界s及びその近傍により構成された帯状領域Hをプレスすることにより形成されている。このため、フラップ2が袋本体1と重なり合う姿勢を採り得るための屈折した折り線部分fが好適に形成されるとともに、フラップ2と袋本体1とが重なり合って特に密着した帯状領域Hが形成されることになるためフラップ2の初期の姿勢が安定的に維持され得るものとなっている。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
フィルム製袋は、種々の大きさに設定され得るものであることはいうまでもない。
フィルム製袋の製袋方法は、種々のものを適用することができる。上述した実施形態では、原反であるプラスチックフィルムの折り部を底辺として左右の側辺のみ熱溶着したいわゆる二方袋のフィルム製袋について説明したが、このようなものには限定されない。例えば、プラスチックフィルムである一方及び他方の矩形シートの左右の側辺同士だけでなく、底辺同士を熱溶着することにより製造したいわゆる三方袋のフィルム製袋であってもよい。
折り線部分に折り癖を付与するための折り癖付与装置は、種々のものを適用することができる。折り癖付与装置は製袋機に一体に設けられたものであってもよいし、製袋機とは別個独立に構成されたものであってもよい。
フィルム製袋の原反であるプラスチックフィルムは、種々のものを適用することができるのは言うまでもない。例えば、LDPE、MDPE、HDPE、L−LDPE、EVA、CPP、KOP、AOP、PET、KPET、ON、KON、CN、PVA、EVOH、PVC、PVDC、セロハン、ZX、PS、共押出しフィルム等、種々のものを適用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…フィルム製袋
1…袋本体
2…フラップ
11…一方の矩形シート
12…他方の矩形シート
K…開口
f…折り線部分
sp…収納空間

Claims (2)

  1. 対をなす一方、他方の矩形シート間に収納空間が形成され前記一方、他方の矩形シートの対応する一辺間に前記収納空間を外部に連通させる開口を備えた袋本体と、この袋本体における前記一方の矩形シートの前記一辺に折り線部分を介して設けられたフラップとを具備してなるフィルム製袋であって、
    前記フラップが、前記他方の矩形シートと略平行に重なり合うように、前記折り線部分に折り癖が付与されているフィルム製袋。
  2. 前記折り線部分が、前記袋本体と前記フラップとの境界及びその近傍に設定された帯状領域をプレスすることにより形成されている請求項1記載のフィルム製袋。
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