JP2506773Y2 - 衣類用防虫カバ― - Google Patents

衣類用防虫カバ―

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JP2506773Y2
JP2506773Y2 JP1990063257U JP6325790U JP2506773Y2 JP 2506773 Y2 JP2506773 Y2 JP 2506773Y2 JP 1990063257 U JP1990063257 U JP 1990063257U JP 6325790 U JP6325790 U JP 6325790U JP 2506773 Y2 JP2506773 Y2 JP 2506773Y2
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sheet
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clothing
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哲夫 坂田
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Toppan Inc
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は衣類を収納する衣類用防虫カバーに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の衣類防虫カバーは不織布と塩化ビニル
シートとを重ね合せて、それらの周縁をヒートシールし
たものが知られており、防虫性を付与するために不織布
に防虫剤を含浸させてあり、また、衣類の出し入れのた
めに前面にファスナーを取付けたものが知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来の衣類用防虫カバーは、不織布に防
虫剤を含浸したものを用いているため、不織布全体に含
浸せざる得ず、防虫剤層の大きさを調節することができ
ないだけでなく、防虫剤の揮散が早く、長期に保存する
場合には、カバー内に別に防虫剤を入れなければならな
かった。そのため、必要とする個所だけに防虫性を付与
するということはできなかった。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、重なり部を有する前面片と後面片からなる
前部シートと、該前部シートと同形状の後部シートを重
ね合せて、通し孔を除く周縁部の全周を接合し、かつ前
部シートの前面片、後面片、または後部シートのいずれ
か1つに常温で揮発性を有する殺虫剤を含有させたプラ
スチックシート、また残りの部分の少なくとも1つに不
織布を用いたことを特徴とする衣類用防虫カバーであ
る。
ここで、前記プラスチックシートを単体でなく、さら
に不織布を積層させた積層シートを用いてもよい。
また、前記構成で前部シートの前面片を巾広く、後面
片を巾狭くした防虫カバーである。
〔作用〕
本考案は以上の構成になっており、前面シートの前面
片、後面片または後部シートの少なくともいずれか1つ
に常温で揮発性を有する殺虫剤を含有させたプラスチッ
クシート、また残りの部分の少なくとも1つに不織布を
用いているので、通気性を損うことなく、衣類の大きさ
に応じてプラスチックシートの大きさを変えるだけで好
適な防虫効果が得られる。
また、揮発性を有する防虫剤を含有させたプラスチッ
クシートを用いているので防虫効果が長期間に亘って持
続する。
さらに、前部シートの前面片を後面片より巾広くした
ので、衣類の出し入れが簡単で、また重なり部分で開閉
できる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。
まず、第1図は本考案の第一の実施例の正面図、およ
び第2図は第1図A−A′の断面図を表わしており、洋
服の出し入れ口用重なり部分(1)を有する巾の広い前
面片(2A)と巾の狭い後面片(2B)とからなる前面シー
ト(2)と、この前部シート(2)と同形の後部シート
(3)とを重ね合せて、それらの周縁部(4)を接合し
てなり、前部シート(2)の前面片(2A)と後部シート
(3)に不織布を用い、後面片(2B)にピレスロイド等
の常温揮発性を有する殺虫剤を含浸させたポリエチレン
シートからなるプラスチックシートを用いた衣類用防虫
カバーである。
なお、前記前部シート(2)は、前面片(2A)または
後面片(2B)のいずれかをポリ塩化ビニル、またはポリ
エチレン等からなる透明シートを用いれば、内容物が確
認できる。
また、第1図および第2図では、プラスチックシート
を前部シートの後面片(2B)に設けたが、前面片(2A)
または後部シート(3)に用いてもよい。この場合、他
の部分の少なくとも1つを不織布を用いて通気性を損わ
ないようにする。
次に本実施例のものを使う場合はハンガーに吊した衣類
を出し入れ口用重なり部分(1)を拡げて前部シート
(2)と後部シート(3)との間に納めてハンガーのフ
ックを上端に設けた通し孔(8)から通して外に突出さ
せ、重なり部分(1)を閉じて洋服箪笥に吊下げ、収納
すればよい。
衣類を出すときは再び、重なり部分(1)を拡げれば
よい。
なお、前部シート(2)と後部シート(3)とは第1
図においては、ほぼ周縁部の全周に亘ってヒートシール
してあるが、下端のシール部は設けなくてもよい。そう
することにより衣類の出し入れがより容易となる。
第3図乃至第5図は殺虫剤を含浸させたプラスチック
シートの部位を様々変えた他の実施例であり、第3図は
前部シート(2)の前面片(2A)にのみ殺虫剤を含浸さ
せたプラスチックシートを設けた場合、第4図は後部シ
ート(3)に用いた場合、第5図は前部シート(2)の
後面片(2B)、後部シート(3)に殺虫剤を含浸させた
プラスチックシートを用いた場合をそれぞれ示してお
り、衣類の大きさ、種類に応じて適宜、選択すればよ
い。
ここで、前記実施例はいずれもプラスチックシートを
単体で用いているが、プラスチックシートに不織布を積
層した積層シートを用いてもよい。
この積層シートを不織布が外側となるように用い、他
の部分を不織布とすれば、外側全面が不織布となり、ま
た不織布が内側となるように用いれば、プラスチックシ
ートが衣類に直接触れない構成とすることができる。ま
た、重なり部分を形成する前面片または後面片の少なく
とも一方にプラスチック材料からなるシートを用いれ
ば、開閉が容易となり、洋服の出し入れが容易となる。
〈考案の効果〉 本考案は以上の構成になっているので、防虫剤の面積
を衣類の大きさに合せて設けることができ、また、出し
入れ口も単に二枚のフィルムを重なり部分からなるだけ
の簡単な構造でできる。そして、この重なり部分の前面
片または後面片の少なくとも一方をプラスチック材料か
らなるシートを用いれば、開閉がより容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図のA−A′断面図、第3図乃至第5図はそれぞれ別の
実施例を示す断面図である (1)……重なり部分 (2)……前部シート (2A)……前面片 (2B)……後面片 (3)……後部シート (4)……周縁部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】重なり部を有する前面片と後面片からなる
    前部シートと、該前部シートと同形状の後部シートを重
    ね合わせて、通し孔を除く周縁部の全周を接合し、かつ
    前部シートの前面片、後面片、または後部シートの少な
    くともいずれか1つに常温で揮発性を有する殺虫剤を含
    有させたプラスチックシート、また残りの部分の少なく
    とも1つに不織布を用いてなることを特徴とする衣類用
    防虫カバー。
  2. 【請求項2】請求項(1)のプラスチックシートにかえ
    て、プラスチックシートと不織布の積層シートを用いた
    衣類用防虫カバー。
  3. 【請求項3】前面片を巾広く、後面片を巾狭くしたこと
    を特徴とした請求項(1)または請求項(2)の衣類用
    防虫カバー。
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