JPH0240805Y2 - - Google Patents

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JPH0240805Y2
JPH0240805Y2 JP1984099442U JP9944284U JPH0240805Y2 JP H0240805 Y2 JPH0240805 Y2 JP H0240805Y2 JP 1984099442 U JP1984099442 U JP 1984099442U JP 9944284 U JP9944284 U JP 9944284U JP H0240805 Y2 JPH0240805 Y2 JP H0240805Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bag
pocket
insect
pest control
proof
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984099442U
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JPS6113623U (ja
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Publication date
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は防虫性の付与された防虫鞄に関する。
技術的背景 鞄、特にスーツケース、オープンケース、スー
ツパツク、旅行カバン及び着物パツクなどのよう
に比較的使用頻度が低く、押入れなどに長期間保
管されることの多い鞄に於ては、長期保管の間に
その内部にダニ、ナンキン虫その他の害虫が侵入
し、内装部分の布帛や収納されたままになつてい
る衣類などに棲み付き、これでは非常に非衛生で
あるのみならず虫喰いなどの原因となる。また旅
行携帯時などに内部にごきぶり、アリなどの害虫
が侵入することがあり、不快感を受けることがあ
る。
考案の目的 本考案はこのような従来の問題を一掃すること
を目的としてなされたものである。
考案の構成 本考案は、密閉型鞄であつて、鞄本体に付属す
る内装材の適所に、実質的に非通気性のフイルム
又はシートから構成されたフアスナ開閉式ポケツ
ト部を設け、このポケツト部内に害虫防虫材を収
納し、上記防虫材より揮散した薬剤ガスをポケツ
ト部内よりフアスナ部を通じ鞄本体内に放散する
よう構成したことを特徴とする防虫鞄に係る。
考案の実施例 以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
図に於て、1は密閉型鞄本体、2はその内装材
の適所に設けられたポケツト部、3はポケツト部
2内に収納された害虫防除材である。
第1図は密閉型スーツケースの本体1の底面に
ポケツト部2を設けた場合を、また第2図は密閉
型旅行カバンの本体1の内側面にポケツト2を設
けた場合を、更に第3図は密閉型スーツパツクの
本体1の内布11内面にポケツト部2を設けた場
合を、それぞれ示している。鞄としては、その他
密閉型着物パツク、オープンケースなどであつて
もよい。
ポケツト部2内に収納される害虫防除材3とし
ては、家具用などに市販されている公知の各種の
ものを用いることができ、例えばシート基材に下
記の薬剤を含浸保持せしめたシート状の害虫防除
材3を使用できる。このような害虫防除材3とし
ては、できるだけ薬効持続期間の長いものを用い
ることが好ましい。薬効持続期間の延長を計るた
めに、ポケツト部2の構成材としてガス透過率の
低い実質的に非通気性のフイルム又はシートを用
いる。また薬剤ガスをポケツト部2のフアスナー
部21よりのみ放散するような構成になつてい
る。ポケツトの構成部材としては、第4図に示す
ようにガス透過率の低い合成樹脂フイルム4と布
帛5を、適宜のガス透過率を有する接着剤層6を
介して接着した複合シートを例示できる。また第
5図に示すようにポケツト構成材として布帛7と
アルミ箔8と内張り9からなる、非ガス透過性の
複合シートを用い、薬剤ガスをフアスナー部21
よりのみ放散するよう構成してもよい。
害虫防除材3より揮散した薬剤ガスは、ポケツ
ト部2のフアスナ部21を通じ密閉型鞄本体1内
に入りこもるので、鞄本体1は、害虫防除に必要
な気中濃度に達し且つ保持され、よつて、本体1
内に害虫が侵入したり、棲み付いたりすることが
なくなる。
本考案において、害虫防除性薬剤としてはピレ
スロイド系化合物(ピレトリン、アレスリン、レ
スメトリン、ペルメトリン、フエノトリン、テト
ラメスリン、フラメトリン、テラレスリン、エム
ペンスリン、デカメスリン、サイパ−メスリン、
フエンバレレート、フエンプロパスリン、1−エ
チニル−2−メチル−2−ペンテニル−2,2,
3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシ
レート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテ
ニル−2,2−ジメチル−3−(2′,2′−ジクロ
ルビニル)−シクロプロパン−1−カルボキシレ
ート等の機何、光学異性体の少なくとも1種以
上)有機リン系化合物(フエニトロチオン、
DDVP、ピリダフエンチオン、マラソン、ダイ
アジノン、サイアノツクス)、カーバメート系化
合物(カルバリル)、パラジクロルベンゼン、ナ
フタリン、樟脳等が挙げられるが、ピレスロイド
系化合物が好ましい。
本考案において、上記害虫防除性薬剤の使用量
は構成部材1m2当り10mg〜100gが好ましい。10
mg未満では効力が不十分となり、100g以上では
効力は十分なるも必要以上の量となり、コスト的
にも無駄となり好ましくない。
上記薬剤には更に各種共力剤、忌避剤、防カビ
剤、香料等を添加することも出来る。
考案の効果 本考案防虫鞄は、内部にポケツト部2内に害虫
防除材3が収納され且つ該防除材3より揮散した
薬剤ガスが密閉型鞄本体1内にこもるような構成
になつているので、内部に害虫が侵入したり、棲
み付いたりすることがなくなり、特に手入れをし
なくとも内部を長期間美麗に且つ良好な衛生状態
に維持できる。また旅行携帯時などに於ても内部
に害虫が侵入することがないので、不快感を受け
ることもなくなる。更に害虫防除材3はフアスナ
部21からのみ薬剤ガスが放散されるようにポケ
ツト部内に収納されているので、薬効持続期間が
長くなり、取換え頻度を低くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案の相異なる実施例
をそれぞれ示す斜面図、第4図及び第5図はポケ
ツト構成材の一例を示す縦断面図である。 図に於て、1は鞄本体、2はポケツト部、3は
害虫防除材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉型鞄であつて、鞄本体に付属する内装材の
    適所に、実質的に非通気性のフイルム又はシート
    から構成されたフアスナ開閉式ポケツト部を設
    け、このポケツト部内に害虫防虫材を収納し、上
    記防虫材より揮散した薬剤ガスをポケツト部内よ
    りフアスナ部を通じ鞄本体内に放散するよう構成
    したことを特徴とする防虫鞄。
JP9944284U 1984-06-29 1984-06-29 防虫鞄 Granted JPS6113623U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9944284U JPS6113623U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 防虫鞄

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JP9944284U JPS6113623U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 防虫鞄

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Publication Number Publication Date
JPS6113623U JPS6113623U (ja) 1986-01-27
JPH0240805Y2 true JPH0240805Y2 (ja) 1990-10-31

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JP9944284U Granted JPS6113623U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 防虫鞄

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04107325U (ja) * 1991-03-01 1992-09-16 株式会社かな和工業 雨樋吊具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440900U (ja) * 1977-08-26 1979-03-17

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JPS5440900U (ja) * 1977-08-26 1979-03-17

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JPS6113623U (ja) 1986-01-27

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