JP2569873Y2 - ヒューズソケット - Google Patents

ヒューズソケット

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JP2569873Y2
JP2569873Y2 JP1991033534U JP3353491U JP2569873Y2 JP 2569873 Y2 JP2569873 Y2 JP 2569873Y2 JP 1991033534 U JP1991033534 U JP 1991033534U JP 3353491 U JP3353491 U JP 3353491U JP 2569873 Y2 JP2569873 Y2 JP 2569873Y2
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fuse
socket
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self
upright wall
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JP1991033534U
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JPH0568057U (ja
Inventor
明子 稲木
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明子 稲木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラップトップ型更には
ノート型等と称せられる小型の電子機器における電源ヒ
ューズ装着のためのソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノート型コンピュータなどの携帯用電子
機器では、その小型軽量化のために、装置構成上に種々
の制約が生じる。その一つに、電源ヒューズの取付け構
造がある。即ち、この種の電子機器では、その電流回路
の特性から、比較的大きなラッシュカレントに対処して
フローはんだ方式の自立型ヒューズが用いられる。
【0003】ところで、面実装ヒューズならば、ヒュー
ズ交換時などにこれを基板上より比較的容易に取外し及
び取付ることが可能ではあるが、この場合には再装着し
たヒューズの温度管理が極めて困難であることから、こ
の種の機器の電源ヒューズとしては、高さ10mm、横
幅6mm程度の箱型ケースに封入したピン差し一体爪型
の前記自立型ヒューズが用いられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然るに、自立型ヒュー
ズはそのケース体の下方から突出したリード接片を装置
の組付け基板に直接差し込んで鑞付けして用いているの
で、ヒューズ断線等した際にこれを取替える為には、該
基板を器具本体から一旦取外し、その裏面からはんだ鏝
ではんだを熔かして、ヒューズ本体を摘みながらそのリ
ードを引き抜かねばならず、従って、その取替え作業が
容易ではなかった。
【0005】そこで本考案は、自立型ヒューズをその装
着基板を取外すことなく、抜き差し自在に装脱交換を可
能にする装置の開発を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】係る目的は、本考案の構
成によれば、熱硬化性合成樹脂成形体にて底部と起立壁
により、自立型ヒューズの嵌合部を構成し、起立壁には
対向位置に切り込みを設け起立壁を有弾性に形成させる
と共に、起立壁の切り込みと交差する内側壁にヒューズ
挾持用突起を夫々設けたヒューズソケットを用いること
によって、一挙に解決することが出来る。
【0007】
【作用】熱硬化性合成樹脂成形体からなるソケット本体
は、幾分の素材弾力を有する電気的絶縁性の嵌合ケース
を構成することが出来る。従って、その嵌合部における
内側壁の対向位置に夫々形成した突起は、この嵌合部に
挿入されたヒューズケースの外側を、前記素材弾力に基
く挾持力で持って圧着保持するように機能する。
【0008】同時に、嵌合部に挿入された自立型ヒュー
ズは、そのリード接片を該嵌合部の底位置に設けたヒュ
ーズコンタクト接片に差し入れて、これ等の間の電気的
接続が計られると共に、該ヒューズコンタクト接片は自
動押入機等によって処理される装着基板への機械的並び
に電気的な取付足として機能する。
【0009】又、ソケットにおける前記嵌合部側壁の一
部を切除したことによって、前記ヒューズ挾持用突起に
おける挾持圧を先の素材弾力に構造による弾力を加え
て、より強力にすることが出来ると共に、この切除によ
る嵌合部外周の角形形状が自動押入機のチャックによる
掴み用切り込みとしても機能する。
【0010】
【実施例】以下、図示せる本考案のソケットの実施例に
ついて詳細に説明する。ソケット本体を熱硬化性ポリ
エステル或はポリフェノール等の合成樹脂成形体で構成
してある。そして、このソケット本体は肉厚の底板部
に対して起立壁2で囲われた嵌合部3を形成してある。
この嵌合部3の内側側面に対抗する位置に挾持用のスト
ッパーとしての突起4,4を形成してあり、底板部の前
記対向する位置を結ぶ直線上に、燐青銅等の有弾性金属
からなる中空の筒状態に構成された一対のピン型コンタ
クト接片5,5を配設してある。又、前記嵌合部3の対
向する位置と直交する側の起立壁を一部切除して切り込
み6となしてある。
【0011】そして、前記ピン型コンタクト接片5,5
は自立型ヒューズ7のリード接片受け及び機器への装着
ピンとして機能し、突起4,4は嵌合部3に圧入装着す
る自立型ヒューズケースの外側を挾持するように作用
し、切り込み6は自動押入機のチャックでの挾み込み部
分として機能する他、一部を切り落したことによって起
立壁2,2にその素材弾力を利用した弾性片として機能
させるように作用する。
【0012】そこで、装置への取付は、自動押入機のチ
ャックでソケット本体の切り込み6,6側を挾み込ん
で、装置の組付け基板における取付け穴にそのコンタク
ト接片5,5を、爾後の鑞付けのために押し込むことに
よってなされる。これによって、ソケット本体が基板
に電気的及び機械的に接続固定される。
【0013】この組付け状態で、ヒューズ装着は、図2
上鎖線で示す如く、ヒューズ7をソケット本体の嵌合
部3に、その上方からリード8,8をコンタクト接片
5,5の中空部に差し入れながら圧入することによって
なされる。
【0014】これによって、コンタクト接片5,5とリ
ード8,8との電気的接続がなされると共に、ヒューズ
7のケース外側が嵌合部3の内側突起4,4に挾み込ま
れて機械的に固定される。しかも、このヒューズの装着
は、挾持する嵌合部3の起立壁2,2の素材弾力及び構
造弾性によって、弾力的になされているので、基板振動
及び外部からの衝撃に耐えて、ヒューズ7を安定に保つ
ことが出来る。
【0015】そして、ヒューズ断線時には、装置カバー
等を外した状態で基板装着のままでヒューズ7を指先で
摘んで引き抜いて取外すことが出来、又、前述の操作と
同様にして新たなヒューズ7を装着することが出来る。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、従来のノート型パソ
コン等の小型電子機器における電源ヒューズの装着を、
本考案のヒューズソケットを用いて行うことにより、自
立型ヒューズの基板への直接鑞付けを必要としないの
で、ヒューズ断線時におけるヒューズ交換を基板上で容
易に行うことが出来、しかも、生産時におけるソケット
本体の基板への組付けが切り込みをチャックで掴んでの
自動押込機処理が出来るので、生産時の作業性もよく、
しかも、この切り込み構造によって、ヒューズの弾性保
持がより効果的になされるので、装着ヒューズの安全確
保に優れているなど、本考案ソケットヒューズはこの種
のヒューズの装脱を容易にする手段として、極めて有効
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案ソケットの一実施例を示す平面図。
【図2】 本考案ソケットの一実施例を装着ヒューズと
共に示す側面図。
【符号の説明】 ソケット本体 2 起立壁 3 嵌合部 4 突起 5 コンタクト接片 6 切り込み 7 ヒューズ 8 リード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性合成樹脂成形体にて底部と起立壁
    により、自立型ヒューズの嵌合部を構成し、起立壁には
    対向位置に切り込みを設け起立壁を有弾性に形成させる
    と共に、起立壁の切り込みと交差する内側壁にヒューズ
    挾持用突起を夫々設けたことを特徴とするヒューズソケ
    ット。
JP1991033534U 1991-04-12 1991-04-12 ヒューズソケット Expired - Lifetime JP2569873Y2 (ja)

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JPH0568057U JPH0568057U (ja) 1993-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2758381B2 (ja) * 1995-08-04 1998-05-28 エス・オー・シー株式会社 コネクションヒューズ端子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222537U (ja) * 1975-08-07 1977-02-17
JPS61117441U (ja) * 1985-01-10 1986-07-24
JPH02117647U (ja) * 1989-03-08 1990-09-20
JP3012342U (ja) * 1994-12-13 1995-06-13 東邦産業株式会社 釣用錘

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Effective date: 19971202