JP2569818B2 - 有極性電子部品およびキャリアテープ - Google Patents

有極性電子部品およびキャリアテープ

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JP2569818B2
JP2569818B2 JP1205903A JP20590389A JP2569818B2 JP 2569818 B2 JP2569818 B2 JP 2569818B2 JP 1205903 A JP1205903 A JP 1205903A JP 20590389 A JP20590389 A JP 20590389A JP 2569818 B2 JP2569818 B2 JP 2569818B2
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努 嶋田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有極性電子部品およびキャリアテープに関
し、特に逆挿入防止構造を有する有極性電子部品および
それを収納するキャリアテープに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の有極性電子部品の例として、樹脂モー
ルドチップタンタルコンデンサについて図面をもって説
明する。第7図は従来技術のキャリアテーピング時の樹
脂モールドチップタンタルコンデンサとキャリアテープ
の状態を示す断面図、第8図は従来技術による樹脂モー
ルドチップタンタルコンデンサの一例の斜視図、第9図
は従来技術によるキャリアテープの製品挿入部の一例の
斜視図である。
第7図に示すごとく、樹脂モールドチップタンタルコ
ンデンサは、左右対称の略長方形の断面をしたキャリア
テープ製品挿入部2に陽・陰極端子4を下にした状態で
挿入される。また、第8図に示すごとく樹脂モールドチ
ップタンタルコンデンサは略直方体の形状をした絶縁樹
脂3の両端面より陽・陰極端子4をとり出し、L字型に
成型した左右対称の形状であり、また第9図に示すごと
く、キャリアテープ製品挿入部2も樹脂モールドチップ
タンタルコンデンサに合わせた略直方体の形状となって
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の樹脂モールドタンタルコンデンサのキ
ャリアテーピングでは、樹脂モールドチップタンタルコ
ンデンサの外装樹脂3およびキャリアテープ製品挿入部
2が左右対称の形状であるため、キャリアテーピング時
に、樹脂モールドチップタンタルコンデンサの方向が18
0゜変化していても、キャリアテープ製品挿入部2には
正常に挿入される。しかし樹脂モールドチップタンタル
コンデンサは、陽極・陰極をもつ有極性のコンデンサの
ため、万一方向が逆のままテーピングされ、プリント基
板上に実装された場合には、信頼性が著しく低下し、短
絡故障に至ることになる。
本発明の目的は、捺印面側の極性表示からだけでな
く、電極端子側の形状からも極性を判断することができ
る有極性電子部品と、この有極性電子部品のキャリアテ
ーピングではすべて同一方向に挿入でき逆挿入による不
具合を防止することができるキャリアテープとを提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の発明の有極性電子部品は、有極性の電
子部品素子を絶縁性樹脂により柱状体に成形外装した電
子部品であって、柱状体の軸に平行な面を実装用の底面
として、外部の回路と前記素子とを接続するための陽極
端子および陰極端子を、前記実装用底面に垂直な一組の
対向端面から軸方向互いに逆向きに外装樹脂体の外部に
引き出し、それぞれの端子引出し面に沿って実装用底面
の方向に折り曲げ、再度、実装用底面に沿って内向きに
折り曲げた構造のチップ型の有極性電子部品において、
前記外装樹脂体に対し、前記陽極端子および陰極端子の
うちのいずれか一方の端子引出し面と実装用底面とで作
る稜に限って、端子で覆われる部分を残して隅切りを施
し、端子引出し面と実装用底面とが傾斜面で連なるよう
にして、外装樹脂体の端子引出し面及び実装用底面に垂
直な切断面の断面形状が、陽極端子側と陰極端子側とで
非対称であるようにしたことを特徴として構成される。
また、本発明の第2の発明のキャリアテープは、一定
間隔で同一形状の箱型の製品挿入部を有するキャリアテ
ープにおいて、それぞれの製品挿入部に請求項1に記載
の有極性電子部品が軸方向の向きを全て同一にして挿入
されるようにするために、前記製品挿入部の前記有極性
電子部品の端子引出し面に接すべき二つの側面のうちの
一方に限りその側面と底面とを、前記有極性電子部品に
設けられた傾斜面に当接すべき内側方向に傾斜する傾斜
面で連結することにより、製品挿入部の前記傾斜面及び
底面に垂直な切断面の断面形状を左右非対称としたこと
を特徴として構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1
図は本発明によるキャリアテーピング時の樹脂モールド
チップタンタルコンデンサと、キャリアテープの状態を
示す断面図、第2図は本発明による樹脂モールドチップ
タンタルコンデンサの斜視図、第3図は本発明によるキ
ャリアテープ製品挿入部の斜視図である。第1図および
第2図に示すごとく、樹脂モールトチップタンタルコン
デンサの絶縁樹脂3の電極端子成型側の面において、陽
極側の電極端子4両側の絶縁樹脂部分を斜めにカットし
た凹部6を設け、また、第1図および第3図に示すごと
くキャリアテープ製品挿入部2は樹脂モールドチップタ
ンタルコンデンサの凹部6に合わせた凸部5を有する構
造となっている。この樹脂モールドチップタンタルコン
デンサおよびキャリアテープを用いたキャリアテーピン
グでは、第1図に示す如く正常に挿入された場合は樹脂
モールドチップタンタルコンデンサの凹部6とキャリア
テープの凸部5が合わさるが、逆方向に挿入された場合
は樹脂モールドチップタンタルコンデンサがキャリアテ
ープ凸部5にぶつかり挿入できなくなる。
第4図は本発明の他の実施例によるキャリアテーピン
グ時の樹脂モールドチップタンタルコンデンサとキャリ
アテープの状態を示す断面図、第5図は本発明の他の実
施例による樹脂モールドチップタンタルコンデンサの斜
視図、第6図は本発明の他の実施例によるキャリアテー
プ製品挿入部の斜視図である。
この実施例は、陽極の電極端子4を二股にし、樹脂モ
ールトチップタンタルコンデンサ凹部6を電極端子4の
間に設けた例で第1の実施例と同様の機能を有する。
尚、この実施例では陽極の電極端子4が二股になるた
め第1の実施例に比べプリント基板への実装時の安定性
が向上する利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は有極性電子部品の陽極端
子側と陰極端子側の底面の形状を非対称とし、またキャ
リアテープ製品挿入部の底面の形状も合わせて非対称に
することにより、これらの有極性電子部品およびキャリ
アテープを用いたキャリアテーピングでは、樹脂モール
ドチップタンタルコンデンサの形状とキャリアテープの
形状が合わさる方向では正常に挿入することできるが、
逆の方向に挿入した場合には樹脂モールドチップタンタ
ルコンデンサハは挿入できなくなる。
これにより、有極性電子部品のキャリアテーピングで
は有極性電子部品をすべて同一方向に挿入することが可
能となり、逆挿入による不具合を防止することができ
る。
また、第1の実施例、第2の実施例のように陽極側と
陰極側の形状を非対称とすることにより、従来の捺印面
側の極性表示からだけでなく、電極端子側の形状からも
極性を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の一実施
例のキャリアテーピング時の樹脂モールドチップタンタ
ルコンデンサとキャリアテープの状態を示す断面図、樹
脂モールドチップタンタルコンデンサの斜視図、および
キャリアテープ製品挿入部の斜視図、第4図、第5図お
よび第6図はそれぞれ本発明の他の実施例によるキャリ
アテーピング時の樹脂モールドチップタンタルコンデン
サとキャリアテープの状態を示す断面図、樹脂モールド
チップタンタルコンデンサの斜視図およびキャリアテー
プ製品挿入部の斜視図、第7図,第8図および第9図は
それぞれ従来のキャリアテーピング時の樹脂モールドチ
ップタンタルコンデンサとキャリアテープの状態を示す
断面図、樹脂モールドチップタンタルコンデンサの斜視
図およびキャリアテープ製品挿入部の斜視図である。 1……テーピング送り穴、2……キャリアテープ製品挿
入部、3……絶縁樹脂、4……陽・陰極性電極端子、5
……キャリアテープ凸部、6……樹脂モールドチップタ
ンタルコンデンサ凸部、7……陽極側極性表示。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有極性の電子部品素子を絶縁性樹脂により
    柱状体に成形外装した電子部品であって、柱状体の軸に
    平行な面を実装用の底面として、外部の回路と前記素子
    とを接続するための陽極端子および陰極端子を、前記実
    装用底面に垂直な一組の対向端面から軸方向互いに逆向
    きに外装樹脂体の外部に引き出し、それぞれの端子引出
    し面に沿って実装用底面の方向に折り曲げ、再度、実装
    用底面に沿って内向きに折り曲げた構造のチップ型の有
    極性電子部品において、 前記外装樹脂体に対し、前記陽極端子および陰極端子の
    うちのいずれか一方の端子引出し面と実装用底面とで作
    る稜に限って、端子で覆われる部分を残して隅切りを施
    し、端子引出し面と実装用底面とが傾斜面で連なるよう
    にして、外装樹脂体の端子引出し面及び実装用底面に垂
    直な切断面の断面形状が、陽極端子側と陰極端子側とで
    非対称であるようにしたことを特徴とする有極性電子部
    品。
  2. 【請求項2】一定間隔で同一形状の箱型の製品挿入部を
    有するキャリアテープにおいて、それぞれの製品挿入部
    に請求項1に記載の有極性電子部品が軸方向の向きを全
    て同一にして挿入されるようにするために、 前記製品挿入部の前記有極性電子部品の端子引出し面に
    接すべき二つの側面のうちの一方に限りその側面と底面
    とを、前記有極性電子部品に設けられた傾斜面に当接す
    べき内側方向に傾斜する傾斜面で連結することにより、
    製品挿入部の前記傾斜面及び底面に垂直な切断面の断面
    形状を左右非対称としたことを特徴とするキャリアテー
    プ。
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