JP2564696B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP2564696B2
JP2564696B2 JP2250893A JP25089390A JP2564696B2 JP 2564696 B2 JP2564696 B2 JP 2564696B2 JP 2250893 A JP2250893 A JP 2250893A JP 25089390 A JP25089390 A JP 25089390A JP 2564696 B2 JP2564696 B2 JP 2564696B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、表示画面上で指定した文字配置領域に文
字を自動的に配置することができる文字処理装置に関す
る。
(従来の技術) 指定した文字配置領域(以下文字枠と記す)内に文字
を均等に配置する(以下均等割付と記す)技術は知られ
ている。
第11図は従来の文字処理装置で均等割付を行なった結
果を示す説明図である。
同図(a)は、高さAH=10mm、幅AW=50mmの文字枠A
内に、「亜位宇」なる3文字を28.5ポイント(字高10m
m)の標準字体(字高と字幅が等しい字体)で均等割付
したものである。
同じ文字枠A内に「亜位宇絵緒」の5文字を同じ字体
で均等割付すると、同図(b)に示すように文字の間隔
(以下字間と記す)は0mmとなる。
同図(c)に示すように、字間を負の値(例えば−3.
3mm)に設定することにより、各文字を重ね合わせて多
くの文字の配置を可能にした文字処理装置も知られてい
るが、文字が重なり合っていると一般に読みずらい。
このような場合、ベクトルフォントまたはアウトライ
ンフォントを用いた文字処理装置では、文字の縦横比を
適宜設定しなおすことで、同図(d)〜(f)に示すよ
うに文字幅を標準字体の例えば3/4,2/4,1/4と幅狭にし
て、字間を確保することができる。
また、同図(g)に示すように、文字枠A内に配置す
る文字数が少ない場合は、文字幅を広げることで字間を
小さくすることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の文字処理装置で所望の字間を得るに
は、配置する文字数に応じて字幅の設定替えが必要で、
その操作が煩わしい。
この発明はこのような課題を解決するためになされた
もので、その目的は所定の条件を一度設定するだけで文
字枠内に文字列を自動的に配置することのできる文字処
理装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため請求項1に係る文字処理装置
は、文字幅の変更許容範囲を指定する字幅許容範囲設定
手段を備えるとともに、文字配置領域の長さと文字列の
文字数とを入力として文字幅の偏向許容範囲内で均等配
置可能な最大の文字幅を算出する字幅算出手段と、算出
された文字幅に基づいて文字列を均等に配置する文字配
置手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る文字処理装置は、文字の間隔を設定す
る字間設定手段を備えるとともに、設定した文字の間隔
と文字配置領域の長さおよび文字列の文字数とを入力と
して均等配置可能な字幅を算出する字幅算出手段と、算
出した字幅および設定した文字の間隔に基づいて文字列
を配置する文字配置手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る文字処理装置は、文字幅の変更許容範
囲を指定する字幅許容範囲設定手段と、文字間隔の変更
許容範囲を指定する字間許容範囲設定手段とを備えると
ともに、文字配置領域の長さおよび文字列の文字数を入
力として文字幅許容範囲および字間許容範囲の双方の条
件を満足する字幅および字間を算出する字幅・字間算出
手段と、その算出結果に基づいて文字列を配置する文字
配置手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に係る文字処理装置は、請求項1記載の文字
処理装置において、指定された文字列内に空白文字が含
まれている場合にはその空白文字を区切り記号として判
断し、字幅許容範囲設定手段で設定された最大字幅を用
いても文字配置領域の長さに余りが生ずるときは、その
余りの長さを前記空白文字の幅とする空白文字幅算出手
段を備えたことを特徴とする。
(作用) 請求項1に係る文字処理装置内の字幅算出手段は、文
字配置領域の長さと文字列の文字数とを入力として、字
幅許容範囲設定手段で設定した文字幅の偏向許容範囲内
で均等配置可能な最大の文字幅を算出する。文字配置手
段は、算出された文字幅に基づいて文字列を均等に配置
する。
請求項2に係る文字処理装置内の字幅算出手段は、字
間設定手段で設定した文字の間隔と文字配置領域の長さ
および文字列の文字数とを入力として、均等配置可能な
字幅を算出する。文字配置手段は、算出した字幅および
設定した文字の間隔に基づいて文字列を配置する。
請求項3に係る文字処理装置内の字幅・字間算出手段
は、字幅許容範囲設定手段で設定した文字幅の変更許容
範囲と、字間許容範囲設定手段で設定した文字間隔の変
更許容範囲と、文字配置領域の長さおよび文字列の文字
数とを入力として、文字幅許容範囲および字間許容範囲
の双方の条件を満足する字幅および字間を算出する。文
字配置手段は、字幅・字間算出手段の算出結果に基づい
て文字列を配置する。
請求項4に係る文字処理装置は、指定された文字列内
に空白文字が含まれている場合、字幅許容範囲設定手段
で設定された最大字幅を用いても文字配置領域の長さに
余りが生ずるときは、その余りの長さを空白文字の幅と
する空白文字幅算出手段を備えたので、文字配置領域内
に配置する文字数が少ない場合でも、その文字列内に空
白文字を適宜挿入することにより、バランスの良い文字
配置を行なうことができる。
(実施例) 以下、この本発明の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図は請求項1に係る文字処理装置のブロック構成
図である。
請求項1に係る文字処理装置1は、文字配置領域指定
手段2、文字列情報記憶手段3、字高(標準字幅)設定
手段4、字幅許容範囲設定手段5、字幅算出手段6、文
字配置手段7、および、フォントデータ記憶手段8から
なる。
文字配置位置指定手段2は、図示しない表示装置の画
面上に、カーソルの移動もしくはマウス等のポインティ
ングデバイスの操作によって指定された文字配置領域A
(第2図参照)を表示するとともに、指定された文字配
置領域Aの高さAHおよび長さAWに係るデータを出力する
よう構成している。
文字列情報記憶手段3は、文字配置領域A内に配置す
る文字列に係るデータMDを一時記憶するとともに、その
文字数に係るデータNおよび文字列に係るデータMDを出
力するよう構成している。
字高(標準字幅)設定手段4は、文字配置領域指定手
段2から出力される文字配置領域Aの高さに係るデータ
AHに基づいて、配置する文字の高さMHを設定するもの
で、この実施例では文字配置領域Aの高さAHと等しい文
字高さを設定するとともに、設定した字高に係るデータ
MHを出力するとともに、その字高MHに対応する標準字幅
に係るデータHWを出力するよう構成している。なお、こ
の実施例においては、字高MHと字幅MWが等しい字体を標
準字体としている。
なお、この字高(標準字幅)設定手段4は,文字配置
領域Aの高さAHに予め設定した定数(例えば0.8)を乗
じた値を字高MHとするよう構成してもよい。また、字高
MHを設定するための乗数を図示しないキーボード等で入
力できるよう構成してもよい。
字幅許容範囲設定手段5は、標準字幅HWに対して文字
配置領域Aに配置する文字の幅MWの変更許容範囲を設定
するものである。この実施例では、標準字幅HWの0.2倍
〜5倍の範囲で下限(文字幅を狭くしてよい限界)と上
限(文字幅を広くしてよい限界)を任意に設定できるよ
う構成している。そして、この字幅設定手段5は、設定
された字幅許容範囲に係るデータKWを出力するよう構成
している。
なお、字幅許容範囲の設定は図示しないキーボード等
から入力する構成としてもよいし、ロータリ型のデジタ
ルスイッチ等を用いて上限、下限の各々の値を設定する
構成としてもよい。
字幅算出手段6は、文字配置領域指定手段2から与え
られる文字配置領域Aの幅AW内に、文字列情報記憶手段
3から与えられる配置文字数Nの文字を配置する際の1
文字の字幅MWを算出するとともに、算出した字幅MWが標
準字幅HWに対して字幅変更許容範囲KW内にあるか否かを
判定し、字幅許容範囲KW内にあるときは算出した字幅MW
を文字配置手段7へ出力し、算出した字幅MWが字幅許容
範囲KW外であるときは再設定要求出力Rを出力するよう
構成している。
文字配置手段7は、文字列情報記憶手段3から与えら
れる文字列に係るデータMDに基づいて、該当する各文字
のフォントデータFDをフォントデータ記憶手段8から読
出すとともに、字高(標準字幅)設定手段4から与えら
れる字高に係るデータMHと字幅算出手段6から与えられ
る文字幅に係るデータMWに基づいて、読出したフォント
データFDを処理し、設定した字高MHで、算出した字幅MW
の文字を文字列データMDに従って配置し、その配置出力
OUTを図示しない表示装置または印字装置等へ出力する
よう構成している。
第2図は文字配置結果の1例を示す説明図である。
文字配置領域指定手段2によって、第2図(a)に示
すように、例えば高さAHが10mm、幅AWが40mmの文字配置
領域Aを設定し、字幅許容範囲設定手段5には0.25倍〜
2倍の字幅許容範囲KWを設定し、文字列情報記憶手段3
に例えば「亜位宇絵」なる4文字の文字列データMDを入
力した場合、同図(b)に示すように字高MHが10mmで、
字幅MWが10mmの標準字体の文字が配置される。
同じ条件で文字列情報記憶手段3に「亜位」なる2文
字を入力した場合は、同図(c)に示すように標準字幅
HW(10mm)の2倍の文字幅の文字が配置される。
同様に文字列情報記憶手段3に「亜位宇絵緒華器句」
なる8文字を入力した場合は、標準文字幅HWの半分の字
幅の文字が配置される。
このようにこの文字処理装置1は、配置する文字数N
に対応して算出した文字幅MWが許容範囲KW内にあれば、
算出した文字幅MWに基づいて文字を配置するので、文字
枠A内に文字を均等に配置することができる。
第3図は請求項2に係る文字処理装置のブロック構成
図である。
この文字処理装置11は、文字配置領域A内に配置する
文字の間隔を設定する字間設定手段15と、この字間設定
手段15で設定された字間に係るデータMPに基づいて文字
配置領域A内に配置する文字の幅MWを算出する字幅算出
手段16と、文字配置手段17を備える。
字間設定手段15は、図示しないキーボード等から入力
された字間に係るデータMPを記憶するとともに、その字
間に係るデータMPに基づいて算出した字間を出力するよ
う構成している。
この実施例では字間に係るデータMPを字高MHに対する
比率(例えば何%)で入力するよう構成している。な
お、字幅に対して予め定められた標準字間を有する構成
の場合は、その標準字間に対する変更比率を指定する構
成としてもよい。また、字間に係るデータMPは、物理的
な寸法(例えば何mm)を指定する構成でもよい。
また、この字間設定手段15はロータリ型のデジタスイ
ッチ等を用いて構成してもよい。
字幅算出手段16は、字間設定手段15から与えられる字
間に係るデータMPに、文字列情報記憶手段3から与えら
れる配置文字数Nによって定まる字間の箇所数(N−
1)を乗じた総字間幅を算出し、文字配置領域指定手段
2から与えられる文字配置領域Aの幅WHから算出した総
字間幅を減算して文字配置幅の総計を求め、この文字配
置幅の総計を配置文字数Nで除算することで1文字の幅
MWを算出し、算出した字幅MWを出力するよう構成してい
る。
文字配置手段17は、文字列情報記憶手段3から与えら
れる文字列に係るデータMDに基づいて、該当する各文字
のフォントデータFDをフォントデータ記憶手段8から読
出すとともに、字高(標準字幅)設定手段4から与えら
れる字高に係るデータMHと字幅算出手段16から与えられ
る文字幅に係るデータMWに基づいて、読出したフォント
データFDを処理し、設定した字高MHで、算出した字幅MW
の文字を字間に係るデータMPで指定された間隔に従って
配置し、その配置出力OUTを図示しない表示装置または
印字装置等へ出力するよう構成している。
第4図は文字配置結果の1例を示す説明図である。
第4図(a)に示すように、幅AWが60mm、高さAHが10
mmの文字配置領域Aを設定し、字間に係るデータMPを25
%(2.5mmに相当)に設定し、文字列情報記憶手段3に
5文字分のデータを入力した場合は、字幅MWが10mmの文
字が配置される。
また、文字列情報記憶手段3に6文字分のデータを入
力し、字間に係るデータMPを0%(0mmに相当)に設定
した場合は、同図(b)に示すように、字幅MWが10mmの
文字が配置される。
また、文字列情報記憶手段3に4文字分のデータを入
力し、字間に係るデータMPを100%(10mmに相当)に設
定した場合は、同図(c)に示すように、字幅MWが7.5m
mの文字が配置される。
また、文字列情報記憶手段3に9文字分のデータを入
力し、字間に係るデータMPを−50%(−5mmに相当)に
設定した場合は、同図(d)に示すように、字幅MWが10
mmの文字が重なり合って配置される。
第5図は請求項3に係る文字処理装置のブロック構成
図である。
この文字処理装置21は、字幅許容範囲設定手段5と、
字間許容範囲設定手段25と、字幅・字間算出手段26と、
文字配置手段27とを備える。
字間許容範囲設定手段25は、文字配置領域A内に配置
する文字の間隔の上限値および下限値を設定するととも
に、各設定値に係るデータKPを出力するよう構成してい
る。
字幅・字間算出手段26は、文字配置領域指定手段2か
ら与えられる文字配置領域Aの幅AWと、文字列情報記憶
手段3から与えられる配置文字数Nと、字高(標準字
幅)設定手段4から与えられる標準字幅HWと、字幅許容
範囲設定手段5から与えられる字幅変更許容範囲に係る
データKWと、字間許容範囲設定手段25から与えられる字
間許容範囲に係るデータKPとを入力として、文字配置領
域Aに配置する文字の幅MWおよび文字の間隔MP、ならび
に後述する余りの値Xを算出するよう構成している。
字幅MWおよび字間MPの双方に許容範囲が設定された場
合、そのいずれを優先するかが問題となる。この実施例
では、いずれか一方へ固定値に設定された場合(上限と
下限とを同じ値に設定)、その固定値を優先的に使用し
て他方の値を算出するよう構成している。
次に、第5図のフローチャートを参照にこの文字処理
装置21の動作例を説明する。
なお、ここでは字間許容範囲KPの値が例えば0〜5mm
と字間0を含む設定がされており、字幅変更許容範囲KW
内でできるだけ幅広の文字を配置するよう動作させる場
合について説明する。
また、文字配置領域A、文字列情報NおよびMD、字幅
変更許容範囲KW、字間許容範囲KPは既に設定されている
ものとする。
字高(標準字幅)設定手段4は、文字配置領域の高さ
AHに基づいて字高MHを求める(S1)。
字幅・字間算出手段26は、標準字幅HWで指定された文
字数Nを配置するに必要な幅Lを求める(S2)。文字配
置領域Aの幅AWと文字数Nを配置するに必要な幅Lとの
差(AW−L)を求める(S3)。その差が0の場合は、標
準字幅HWで文字の配置を行なう。その差が負の場合は、
字幅変更許容範囲KW内で字幅MWを狭く設定する(S4)。
その差が正の場合は、字幅変更許容範囲KW内で字幅MWを
広く設定する(S5)。
再設定した字幅MWで文字配置領域Aの幅HWと文字数N
を配置するに必要な幅Lとの差(AW−L)を求める(S
6)。
その差が0の場合は、設定した字幅MWで文字の配置を
行なう(S12)。その差が負の場合は字間許容範囲KP内
で字間MPを狭く設定する(S7)。その差が正の場合は字
間許容範囲KP内で字間MPを広く設定する(S8)。
そして、文字配置領域Aの幅AWと字間MPを含めて文字
数Nを配置するに必要な幅Lとの差(AW−L)を再度求
める(S9)。
その差が0の場合は、設定した字幅MWおよび字間MPで
文字の配置を行なう(S12)。その差が負の場合は字間
・字幅算出手段26は、文字配置に関する条件の再設定を
要求する出力Rを発生する(S10)。その差が正の場合
は、その余りの値Xを予め設定されている寄せのルール
に従って配分する(S11)。
そして、文字配置手段27は、字高(標準字幅)設定手
段4から与えられる字高MH、ならびに、字間・字幅算出
手段26で算出した字幅MW、字間MPおよび余りXに基づい
て、文字列データMDを配置しその結果を出力する(S1
2)。
なお、この実施例では余りXが生じた時に、その余り
Xを文字配置領域Aの右端に配分して文字列を左側へ寄
せる左揃えと、その逆の右揃え、余りXを左右に振り分
ける中央揃え、余りXを各字間に均等に割付ける均等割
付の各モードを選択できるよう構成しており、第5図に
は示していないがこれらのモード指定信号は文字配置手
段27へ入力される構成としている。
第7図は請求項4に係る文字処理装置のブロック構成
図である。
この文字処理装置31は、字幅算出手段36内に空白文字
幅算出手段36aを設けた点を除いては、第1図に示した
文字処理装置1と同じである。
空白文字幅算出手段36aは、文字列データMDを入力と
して空白文字(スペース)が含まれている場合はその位
置および空白文字の個数を検出するとともに、字幅変更
許容範囲KW内で設定した最大字幅KWを用いても文字配置
領域Aの幅(長さ)AWに余りが生じたときはその余り長
さを空白文字の幅とするよう構成している。
なお、空白文字が複数ある場合は、その余りの長さを
均等に配分する構成としている。
なお、字幅算出部36は空白文字幅算出手段36aから空
白も字数Nからその空白文字の個数を減じた文字数で
(すなわち空白文字の字幅を0として)、空白文字以外
の文字の字幅MWを算出し、文字配置領域に余りがでない
場合は空白文字の入力がなかったものとみなして文字の
配置を行なう構成としている。
なお、文字配置手段37は字幅算出手段36から出力され
る字幅MWおよび空白文字の長さSWに基づいて文字の配置
を行なうよう構成している。
このような構成にすることにより空白を文字列内の区
切りとして使用することができる。又、文字配置領域A
に余裕がない場合には空白文字を無視することで、より
柔軟な文字配置処理を行なうことが出来る。
第8図は文字配置結果の例を示す説明図である。
この例は、中央に空白文字を含む「亜位−宇絵」(−
は空白文字を示す)なる5文字を入力した場合を示した
ものである。
第8図(a)は、字幅変更許容範囲KWを1〜1.5倍と
字幅MWが広くなる方向へ設定して文字配置領域A内に空
白文字部分の幅が狭くなるよう配置したものである。
同図(b)は、標準字幅を用いて空白文字の幅を長く
したものである。
同図(c)は、標準字幅を用いるとともに、[亜−−
−位−宇」と空白文字4個を含む文字列を入力したもの
である。
第9図は他の文字処理装置のブロック構成図である。
この文字処理装置41は字高設定手段44および字幅設定手
段45を備えて、配置する文字の高さMH、幅MWを個別に設
定可能にするとともに、文字列データMD内に空白文字が
含まれている場合は、この空白文字を除く他の文字の配
置長さが文字配置領域Aの長さよりも短いときは、その
余りのXの値を空白文字の幅に割当てる空白文字幅算出
手段46を備えたものである。
文字配置手段47は、空白文字幅算出手段46から出力さ
れる空白文字の幅に係るデータSW、ならびに、各設定手
段44,45から与えられる字高MH、字幅MWに基づいて文字
を配置し出力するよう構成している。
このような構成であるから、第10図(a)に示すよう
に、指定した字高MH、字幅MWでは文字配置領域Aに余り
が生ずる場合でも、文字列の任意の位置に空白文字を挿
入することにより、同図(b)に示すように指定した文
字配置領域A内に文字列をバランスよく配置することが
できる。
(発明の効果) 以上に説明したように請求項1に係る文字処理装置
は、字幅許容設定手段で字幅の変更許容範囲を指定する
構成としたので、文字配置領域の幅および配置する文字
数が入力されることにより、字幅算出手段はその変更許
容範囲内で均等配置可能な最大文字幅を算出し、文字配
置手段は算出した字幅の文字を均等配置することができ
る。
よって、文字配置領域の幅および配置する文字数が異
なるたびに字幅を設定しなおす必要がなくなり、均等配
置に伴う煩わしい操作を無くすことができる。
請求項2に係る文字処理装置は、字間設定手段で設定
した文字間隔を確保するよう字幅を算出しその字幅の文
字を自動的に配置する構成としたので、文字配置領域の
幅および配置する文字数が異なるたびに字幅を設定しな
おす必要がなくなり、字幅設定に関する操作を無くすこ
とができる。
請求項3に係る文字処理装置は、字幅変更許容範囲お
よび字関許容範囲を独立に設定できる構成としたので、
使用者が設定した文字配置ルールに従って文字を自動的
に配置することができる。
請求項4に係る文字処理装置は、指定された文字列内
に空白文字が含まれている場合、字幅許容範囲設定手段
で設定された最大字幅を用いても文字配置領域の長さに
余りが生ずるときは、その余りの長さを空白文字の幅と
する空白文字幅算出手段を備えたので、文字配置領域内
に配置する文字数が少ない場合でも、その文字列内に空
白文字を適宜挿入することにより、バランスの良い文字
配置を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に係る文字処理装置のブロック構成
図、第2図は同文字処理装置の文字配置結果の1例を示
す説明図、第3図は請求項2に係る文字処理装置のブロ
ック構成図、第4図は同文字処理装置の文字配置結果の
1例を示す説明図、第5図は請求項3に係る文字処理装
置のブロック構成図、第6図は同文字処理装置の動作例
を示すフローチャート、第7図は請求項4に係る文字処
理装置のブロック構成図、第8図は同文字処理装置の文
字配置結果の1例を示す説明図、第9図は他の構成の文
字処理装置のブロック構成図、第10図は同文字処理装置
の文字配置結果の1例を示す説明図、第11図は従来の文
字処理装置で均等割付を行なった結果を示す説明図であ
る。 1,11,21,31,41……文字処理装置、2……文字配置領域
指定手段、3……文字列情報記憶手段、4……字高(標
準字幅)設定手段、5……字幅許容範囲設定手段、6,1
6,36……字幅算出手段、7,17,27,37,47……文字配置手
段、8……フォントデータ記憶手段、15……字間設定手
段、25……字間許容範囲設定手段、26……字幅・字間算
出手段、36a,46……空白文字幅算出手段、36b……字幅
算出部、44……字高設定手段、45……字幅設定手段、AH
……文字配置領域の高さ、AW……文字配置領域の幅(長
さ)、FD……フォントデータ、KP……字間許容範囲、KW
……字幅変更許容範囲、MD……文字列データ、MH……字
高、MP……字間、MW……字幅、N……配置文字数、OUT
……配置出力、R……再設定要求出力、SW……空白文字
の幅(長さ)、X……余りの値。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベクトルフォントまたはアウトラインフォ
    ントを使用し、表示画面上で指定した文字配置領域内に
    指定した文字列を均等に配置することのできる文字処理
    装置において、 文字幅の変更許容範囲を指定する字幅許容範囲設定手段
    を備えるとともに、前記文字配置領域の長さと前記文字
    列の文字数とを入力として前記文字幅の変更許容範囲内
    で均等配置可能な最大の文字幅を算出する字幅算出手段
    と、算出された文字幅に基づいて前記文字列を均等に配
    置する文字配置手段を備えたことを特徴とする文字処理
    装置。
  2. 【請求項2】ベクトルフォントまたはアウトラインフォ
    ントを使用し、表示画面上で指定した文字配置領域内に
    指定した文字列を均等に配置することのできる文字処理
    装置において、 文字の間隔を設定する字間設定手段を備えるとともに、
    設定した文字の間隔と前記文字配置領域の長さおよび前
    記文字列の文字数とを入力として均等配置可能な字幅を
    算出する字幅算出手段と、算出した字幅および前記字間
    設定手段で設定された文字の間隔に基づいて前記文字列
    を配置する文字配置手段を備えたことを特徴とする文字
    処理装置。
  3. 【請求項3】ベクトルフォントまたはアウトラインフォ
    ントを使用し、表示画面上で指定した文字配置領域内に
    指定した文字列を均等に配置することのできる文字処理
    装置において、 文字幅の変更許容範囲を指定する字幅許容範囲設定手段
    と、文字間隔の変更許容範囲を指定する字間許容範囲設
    定手段とを備えるとともに、前記文字配置領域の長さお
    よび前記文字列の文字数を入力として前記文字幅許容範
    囲および字間許容範囲の双方の条件を満足する字幅およ
    び字間を算出する字幅・字間算出手段と、その算出結果
    に基づいて前記文字列を配置する文字配置手段を備えた
    ことを特徴とする文字処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の文字処理装置において、指
    定された文字列内に空白文字が含まれている場合には、
    前記字幅許容範囲設定手段で設定された最大字幅を用い
    ても文字配置領域の長さに余りが生ずるときは、その余
    りの長さを前記空白文字の幅とする空白文字幅算出手段
    を備えたことを特徴とする文字処理装置。
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