JPH0717007A - 指定領域内での文字の配列を調整する電子組版装置 - Google Patents

指定領域内での文字の配列を調整する電子組版装置

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JPH0717007A
JPH0717007A JP18915993A JP18915993A JPH0717007A JP H0717007 A JPH0717007 A JP H0717007A JP 18915993 A JP18915993 A JP 18915993A JP 18915993 A JP18915993 A JP 18915993A JP H0717007 A JPH0717007 A JP H0717007A
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Hideki Naka
秀樹 中
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字を配置するための流し込み領域に過度の
余白やはみ出しを生じないように、流し込み領域内に文
字列を整然と配置する。 【構成】 所定の文字サイズTで文字列を一列にならべ
た仮想一行領域を考え、仮想一行領域と流し込み領域C
Rの面積比の平方根Rを計算する。そして、文字サイズ
をT/Rに設定すれば、流し込み領域CR内にすべての
文字をぴったりと配置できる。さらに、行間と字間とを
調整すれば、さらに整然と文字列を流し込み領域CR内
に配置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子組版装置に関
し、特に指定された領域内において文字の配列を調整す
る電子組版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子組版装置は、コンピュータを用いて
印刷画面上に文字列や図形を配置する装置である。印刷
物においては、文字列を配置したい領域(以下、「流し
込み領域」と呼ぶ)の位置と大きさは、1頁の画像内に
おける図形や絵柄などの画像要素と流し込み領域との関
係を考慮して指定される。一方、流し込み領域内に配置
すべき文字の数は、流し込み領域の大きさをあまり深く
考慮せずに決定される。これは、行間や字間を調整すれ
ば、一定の流し込み領域内に収納可能な文字数をかなり
の幅で変更できるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、指定された
流し込み領域に文字列を所望の文字サイズで配置する
(この処理を「流し込み」と呼ぶ)と、流し込み領域内
に空白部分を生じたり、流し込み領域内に収まりきらな
い文字が生じたりすることが多い。
【0004】従来の電子組版装置では、このような場合
に電子組版装置のオペレータが文字の追加や削除を行な
ったり、字間や行間を指定し直すことによって、流し込
み領域内に文字列をぴったりと配置するようにしてい
た。文字の追加や削除を行なうと、印刷物のデザイナが
決定した文字列とは異なる文字列が配置されることにな
るので好ましくないという問題がある。また、字間や行
間を指定し直す作業はかなりの時間と手間を要するとい
う問題がある。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、流し込み領域に
過度の余白やはみ出しを生じないように、流し込み領域
内に文字列を整然と配置する電子組版装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明による電子組版装置は、文字列を配置する
ための流し込み領域を指定する領域指定手段と、前記流
し込み領域内に流し込む文字列を入力するための採字手
段と、前記採字手段によって入力された文字列の各文字
を所定の文字サイズに設定し、前記所定の文字サイズの
前記文字列が占める仮想領域の面積を算出する面積算出
手段と、前記仮想領域の面積と前記流し込み領域の面積
の比の平方根で前記所定の文字サイズを除算することに
より、前記文字列を前記流し込み領域内に配置する際の
流し込み用文字サイズを決定する文字サイズ決定手段
と、前記文字列を前記流し込み用文字サイズで前記流し
込み領域内に配置する文字配置手段と、を備える。
【0007】
【作用】文字サイズ決定手段は、仮想領域の面積と流し
込み領域の面積の比の平方根に応じて文字サイズを決定
することによって、流し込み領域内に過度の余白やはみ
出しを生じさせないように文字サイズを決定する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例としての電子組版
装置を示すブロック図である。この電子組版装置は、C
PU10と、バスライン12とを備えており、バスライ
ン12には、図形データメモリ14と、採字データメモ
リ16と、組版装置20と、組版データメモリ28とが
接続されている。また、バスライン12には、入力装置
としてキーボード30とマウス32とデジタイザ34と
が接続されており、また、出力装置としてカラーCRT
36が接続されている。さらに外部記憶装置としては磁
気ディスク38が接続されている。
【0009】この発明における領域指定手段はデジタイ
ザ34によって実現されている。また、採字手段はキー
ボード30によって実現されている。なお、別個の採字
装置(ワープロなど)で採字された文字データを電子組
版装置に取り込むようにしてもよい。組版装置20は、
面積算出手段22と、文字サイズ決定手段24と、文字
配置手段26とを有している。組版装置20の各手段は
図示しないROMに記憶されたプログラムをCPU10
が実行することによって実現されている。ただし、組版
装置20の各手段をハードウエアで実現するようにして
もよい。
【0010】図2および図3は、この実施例における組
版作業の手順を示すフローチャートである。ステップS
1では、オペレータがデジタイザ34を用いて流し込み
領域を指定する。図4(A)は、流し込み領域CRの例
を示す説明図である。流し込み領域CRの位置と大きさ
は、対角線上の2点P1,P3の位置と流し込み領域C
Rの角度θを指定することによって指定する。この流し
込み領域CRは、図4(C)に示すように長さLc,高
さHcの矩形である。なお、流し込み領域CRが図4
(A)のように傾いた状態にある場合にも、文字列が配
置される際には図4(C)に示すように傾かない状態
で、すなわち流し込み領域CRの矩形の辺(この場合、
辺P1P2)に平行な状態で文字列が配置される。そし
て、文字列を含む流し込み領域CR全体が角度θだけ回
転するように処理が行なわれる。このように、流し込み
領域CR内における文字列の配置の仕方は角度θに依存
しないので、以下では、図4(C)のように角度θが0
°の場合について説明する。
【0011】流し込み領域CRを表わす図形データは、
図4(B)に示すように、流し込み領域CRの図形の種
類(矩形)と、各頂点の座標と、回転角度θとを含んで
いる。この図形データは図形データメモリ14(図1)
に記憶される。
【0012】ステップS2では、オペレータがキーボー
ド30から文字を入力することによって採字作業を行な
う。図5は採字された文字列を表わす採字データを示す
説明図である。採字データは、文字列内の文字数と各文
字の文字コードとを含んでいる。この採字データは採字
データメモリ16(図1)に記憶される。
【0013】ステップS3では、面積算出手段22が、
所定の文字サイズで文字列を一行に配列した場合の行の
長さLpと面積Spとを求める。図6は、所定の文字サ
イズTで仮想的に一行に配置された文字列を示す説明図
である。各文字はそれぞれ異なる文字幅W1,W2…を
有している。ここに各文字は文字枠(T×W1,T×W
2の矩形)内に設定されており、文字サイズはTで呼称
するものとする。各文字の間には所定の字間Fが設けら
れており、文字列の下部には行間Gが設けられている。
文字と字間と行間とを含む仮想の領域(以下、「仮想一
行領域」と呼ぶ)PRは、長さLpで高さHpの矩形の
領域である。
【0014】行間Gと仮想一行領域PRの高さHpおよ
び長さLpは、いずれも文字サイズTに比例する形で以
下の数式1に示すように与えられる。
【数1】 ここで、k1,k2は所定の定数である。なお、仮想一
行領域PRの長さLpが文字サイズTに比例するのは、
各文字の文字幅W1,W2…および字間Fが文字サイズ
Tに比例するからである。なお、文字サイズTは例えば
10mmに設定されている。
【0015】仮想一行領域PRの面積Spは次の数式2
で与えられる。
【数2】
【0016】図2のステップS4からステップS8まで
の処理は、文字サイズ決定手段24によって実行され
る。まずステップS4では、仮想一行領域PRの長さL
pと流し込み領域CRの長さLc(図4(C)参照)と
を比較する。Lc<Lpの場合には、ステップS5に移
行する。なお、通常はLp<Lcが成立することが多
い。
【0017】ステップS5では、仮想一行領域PRの面
積Spと流し込み領域CRの面積Scとの比の平方根R
が次の数式3に従って算出される。
【数3】 数式3の右辺のルートの内部は定数である。従って、面
積比の平方根Rは文字サイズTに比例する。
【0018】ステップS6では、図6に示す文字列を流
し込み領域CRに隙間無く配置するための文字サイズT
fが算出される。この最終的な文字サイズTfは、以下
に説明するようにT/Rに等しい。
【0019】図7は、仮想一行領域PRの面積Spと流
し込み領域CRの面積Scとの関係を示す説明図であ
る。図7において左上に実線で示される矩形は流し込み
領域CRである。一点鎖線で示す領域PRa(以下、
「仮想流し込み領域」と呼ぶ)は、仮想一行領域PRの
面積Spと同じ面積を有しているが、形状は仮想一行領
域PRとは異なっている。
【0020】ここで、面積比の平方根Rを整数部Rnと
小数部Rdとに区分する。この時、仮想一行領域PRの
面積Spと流し込み領域CRの面積Scとの関係は、次
の数式4のように書き換えられる。
【数4】 なお、この実施例ではR=3.2,Rn=3,Rd=
0.2と仮定している。
【0021】図7では、仮想流し込み領域PRaが上部
領域URと下部領域LR(斜線を付した部分)とに区分
されている。上部領域URは、長さがRn・Lc(=3
Lc)で高さがRn・Hc(=3Hc)の矩形であり、
流し込み領域CRをRn倍に拡大した矩形である。一
方、仮想流し込み領域PRaの下部領域LRは、仮想一
行領域PRの面積Spから上部領域URの面積を引いた
面積を有している。なお、前述した数式4の右辺の第1
項は上部領域URの面積に相当し、右辺第2項は下部領
域LRの面積に相当する。
【0022】仮に、下部領域LRが無ければ、文字サイ
ズTを1/Rn倍することによって、流し込み領域CR
内にすべての文字をぴったりと配置することができる。
すなわち、面積比の平方根Rの値が整数であれば文字列
を流し込み領域CR内にぴったりと配置できる。これを
実現するためには、数式3で与えられる平方根Rの値を
整数Nに丸めればよい。数式3に示されるように、面積
比の平方根Rは文字サイズTに比例するので、文字サイ
ズTを変えることによって平方根Rを整数にすることが
可能である。なお、後述するように、平方根Rをどのよ
うな整数に置き換えても結果は変わらないが、ここで
は、R=3.2を切り捨てた整数N=3を採用する。
【0023】上述の数式3を使えば、整数Nを次の数式
5のように書き表わすことができる。
【数5】 数式5と数式3とを比べれば解るように、整数Nは、文
字サイズをN・T/Rに設定した時の仮想一行領域PR
と流し込み領域CRの面積比の平方根である。すなわ
ち、文字サイズをN・T/Rに設定すれば、図8(A)
に示すように、流し込み領域CRのN倍の仮想流し込み
領域PRbが得られる。図8(B)は、仮想流し込み領
域PRb内に仮想的に配置された文字列を示す説明図で
ある。
【0024】図8(B)に示す仮想流し込み領域PRb
の文字列の文字サイズN・T/Rを1/N倍すれば、す
べての文字列を流し込み領域CR内に収めることができ
る。この結果、最終的な文字サイズTfはT/Rで与え
られる。このように、最終的な文字サイズTfは整数N
を含まないので、上述で用いた整数Nは単に説明のため
に用いた仮想的な値であることが解る。
【0025】図2のステップS7では、流し込み領域C
R内の行数Mを算出する。行数Mは次の数式6で与えら
れる。
【数6】 数式6において、定数k1は行間Gと文字サイズTとの
関係を示す定数(数式1参照)であり、予め設定された
値である。従って、数式6の右辺を演算すれば行数Mを
求めることができる。
【0026】なお、図8(B)に示すように、仮想流し
込み領域PRbには文字サイズN・T/Rの文字がM行
に渡ってぴったりと配置されていると考える。流し込み
領域CRは、この仮想流し込み領域PRbを1/N倍し
たものなので、流し込み領域CR内に文字サイズT/R
の文字を配置した場合にも、文字はぴったりと配置され
る。従って、数式6で与えられる値Mは整数である。
【0027】図2のステップS8では、流し込み領域C
R内の最終的な行間Gfを次の数式7に従って算出す
る。
【数7】 なお、数式1では行間Gは文字サイズTに定数k1を乗
じた値として定義されていたが、数式7では文字サイズ
T/Rに定数k1を乗じた上に、さらにM/(M−1)
を乗じている。ここでMは行数である。図8(B)に示
すように、仮想流し込み領域PRbおよびこれを1/N
倍した流し込み領域CRでは、最後の行の下部にも行間
が存在する。そこで、最後の行の下部にある行間を、そ
の上方に存在する(M−1)個の行間に均等に割り当て
る。こうすれば、最後の行の下部には行間が無くなるの
で、流し込み領域CR内に文字列がさらに隙間無く整然
と配列されることになる。数式7で与えられる最終的な
行間Gfは、このように最後の行の下部の行間を上方の
行間に繰り込むことを考えて決定したものである。
【0028】図3のステップS9〜S17は、文字配置
手段26が流し込み領域CR内に文字列を配置する処理
である。ステップS9では行番号を示すパラメータiを
1に設定する。ステップS10では、文字サイズT/N
で各文字を一直線上に配置してゆき、各文字の終端がi
×Lcを越えるところで停止する。iは行番号、Lcは
流し込み領域CRの長さである。
【0029】図9(A)は、1行目についてステップS
10を実行した状態を示す説明図である。この状態で
は、文字列の先頭から文字「と」の後端までの長さL1
が流し込み領域の長さLcよりも大きく、文字「と」の
前までの文字列の長さはLcよりも小さい。従って、ス
テップS10では文字「と」まで文字が一直線上に配置
される。なお、図9では各文字の字間の図示を省略して
いる。
【0030】ステップS11では、i番目の行(以下、
単にi行目と記す)の長さLiが算出される。1行目の
行の長さL1 は、文字列の先頭から行の最後の文字
「と」の後端までの長さに等しい。ステップS12で
は、i行目の長さLiと流し込み領域の長さLcとが比
較される。Li<LcならばステップS14が実行さ
れ、Li≧LcならばステップS13が実行される。1
行目では、ステップS10の処理の結果として必ずLi
≧Lcとなるので、ステップS13が実行される。
【0031】Li≧Lcの場合には、図9(A)に示す
ように、1行の文字列の最後の文字が流し込み領域の長
さLcからはみ出しており、長さの不足分Ldが生じて
いる。ステップS13では、この不足長さLdをその行
の各文字の字間から均等に減ずることによって、その行
の長さを流し込み領域の長さLcに一致させる。i行目
の最終的な字間Fiは次の数式8で与えられる。
【数8】 ここで、Fは文字サイズTに対応する字間(図6)、N
ciはi行目に含まれる文字数である。
【0032】ステップS13では、さらに、最終的な字
間Fiに応じて、i行目の各文字の左下点(図9(A)
のQ1,Q2)の座標が決定される。
【0033】ステップS15では行番号iを1つ加算
し、ステップS16ではi行目の開始位置を算出する。
図9(B)に示すように、1行目の開始位置を(X1 ,
Y1 )とすると、2行目の開始位置は(X1 ,Y1 +H
p/R)で与えられる。ここで、Hpは文字サイズTと
行間Gとの和(図6)であり、Rは数式3で与えられる
面積比の平方根である。
【0034】ステップS17では、行番号iが流し込み
領域内の行数Mより大きいか否かが判断され、行番号i
が行数M以下であればステップS10に戻る。
【0035】図9(C)は、2行目においてステップS
10が実行された状態を示している。図9(C)に示す
ように、ステップS10では2番目以降に配置される文
字も仮想的に一列に配置される。文字列の先頭から文字
「い」の後端までの長さは2Lc以上である。一方、こ
の例では、2行目の長さL2 はLcよりも小さく、長さ
Leの空白部が生じている。このような場合には、ステ
ップS14において、その行の空白部の長さLeを各文
字の字間に均等に加えて空白部を無くし、その行の長さ
を流し込み領域の長さLcに一致させる。ステップS1
4においては、最終的な字間Fiは次の数式9で算出さ
れる。
【数9】 なお、ステップS14でもステップS13と同様に、最
終的な字間Fiに応じて、i行目の各文字の左下点の座
標が決定される。
【0036】文字配置手段26は、以上のようにして流
し込み領域CR内に各文字を配置してゆき、配置された
文字列を表わす組版結果データを作成する。図10は、
組版結果データの内容を示す説明図である。この組版結
果データは、組版データメモリ28(図1)に記憶され
る。
【0037】以上説明したように、上記実施例では、流
し込み領域の面積Scと仮想領域の面積Spとの比の平
方根Rで文字サイズTを割った値T/Rを求め、この値
T/Rを最終的な文字サイズとして文字列を配置するの
で、流し込み領域CRに隙間無くぴったりと文字列を配
列することができる。また、行間と字間の過不足も修正
して余分な空白やはみ出しが生じないようにしているの
で、さらに整然とした配列を実現できる。
【0038】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0039】(1)上記実施例では、ステップS8にお
いて最後の行の行間を上方の(M−1)行の行間に割り
振ることによって、最後の行の行間を削除していた。し
かし、ステップS8を省略してもよい。同様に、ステッ
プS13とS14における字間の調整Mを必ずしも行な
わなくてよい。しかし、これらのステップを実行するよ
うにすれば、余白やはみ出しがさらに少ない整然とした
文字配置を実現できるという利点がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流し込み領域に過度の余白やはみ出しを生じないよう
に、流し込み領域内に文字列を整然と配置することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての電子組版装置を示
すブロック図。
【図2】この実施例における組版作業の手順を示すフロ
ーチャート。
【図3】この実施例における組版作業の手順を示すフロ
ーチャート。
【図4】流し込み領域CRの例を示す説明図。
【図5】採字された文字列を示す採字データを示す説明
図。
【図6】所定の文字サイズTで仮想的に一行に配置され
た文字列を示す説明図。
【図7】仮想一行領域PRの面積Spと流し込み領域C
Rの面積Scとの関係を示す説明図。
【図8】流し込み領域CRとその整数倍の仮想流し込み
領域PRbとを示す説明図。
【図9】ステップS9〜S17における文字の配置処理
の内容を示す説明図。
【図10】組版結果データの内容を示す説明図。
【符号の説明】
10…CPU 12…バスライン 14…図形データメモリ 16…採字データメモリ 20…組版装置 22…面積算出手段 24…文字サイズ決定手段 26…文字配置手段 28…組版データメモリ 30…キーボード 32…マウス 34…デジタイザ 36…カラーCRT 38…磁気ディスク CR…流し込み領域 G …行間 Gf…最終的な行間 LR…下部領域 Ld…不足行長さ M …最終的な行数 PR…仮想一行領域 PRa,PRb…仮想流し込み領域 Q1,Q2…文字の左下点 R …流し込み領域と仮想一行領域の面積比の平方根 Rd…平方根Rの小数部 Rn…平方根Rの整数部 Sc…流し込み領域の面積 Sp…仮想一行領域の面積 T …所定の文字サイズ Tf…最終的な文字サイズ UR…上部領域 i …行番号パラメータ k1,k2…定数 W1,W2…文字幅 F …字間 Fi…i行目の最終的な字間 θ …回転角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された領域内に文字列を配置する電
    子組版装置であって、 文字列を配置するための流し込み領域を指定する領域指
    定手段と、 前記流し込み領域内に流し込む文字列を入力するための
    採字手段と、 前記採字手段によって入力された文字列の各文字を所定
    の文字サイズに設定し、前記所定の文字サイズの前記文
    字列が占める仮想領域の面積を算出する面積算出手段
    と、 前記仮想領域の面積と前記流し込み領域の面積の比の平
    方根で前記所定の文字サイズを除算することにより、前
    記文字列を前記流し込み領域内に配置する際の流し込み
    用文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、 前記文字列を前記流し込み用文字サイズで前記流し込み
    領域内に配置する文字配置手段と、を備える電子組版装
    置。
JP18915993A 1993-06-30 1993-06-30 指定領域内での文字の配列を調整する電子組版装置 Pending JPH0717007A (ja)

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