JP3718983B2 - 画像編集装置、画像編集方法および画像編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像編集装置、画像編集方法および画像編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、DTPシステム、プリンタシステム、ワードプロセッサ等に用いられ、コンピュータ上で画像の編集を行うための画像編集装置および画像編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カタログ、チラシ、雑誌、新聞等の印刷物を作成するとき、用紙上に配置する複数の画像のレイアウトを設定する必要がある。このような作業は、通常、パソコンやワークステーション等のコンピュータを使用したDTPシステム等を用いて行われる。
【0003】
例えば、印刷する用紙のサイズに対応した画像編集領域を、コンピュータの記憶回路上に設定し、この画像編集領域をディスプレイに表示する。そして、作業者は、ディスプレイを見ながら、画像(画像データ)をこの画像編集領域の所望の位置に貼り付けることにより、画像のレイアウトを設定する。この画像編集領域は、印刷用紙のサイズに対応しているため、作業者は、印刷用紙に実際の絵や写真を貼り付けるのと同様の間隔で、画像編集領域に画像を貼りつけることができる。このように、DTPシステム等を用いれば、画像のレイアウト設定を簡単に行うことができ、画像編集作業の効率を高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような画像編集作業において、作業者は、画像編集領域に複数の画像を貼り付け、各画像のレイアウトを設定する。ここで、画像編集領域に貼り付けられた画像の数が増えてくると、画像編集領域の空き領域が、既に貼り付けられた画像によって様々に分断され、空き領域が画像編集領域に散在した状態となる。そして、貼り付けられた画像の位置、面積および画像の縦幅と横幅の比(以下、これを「縦横比」という)等によって、空き領域の面積や縦横比はまちまちである。
【0005】
このような状態で、この画像編集領域にさらに新たな画像を貼り付けるとき、この新たな画像をできるだけ拡大して見やすく貼り付けられるような空き領域を見つけ出すことは、作業者にとって困難である。このため、画像編集作業に多大な時間がかかってしまい、作業効率が低下するという問題がある。
【0006】
また、複数の画像が貼り付けられて空き領域が少なくなった画像編集領域に、新たな画像を見やすく貼り付けるときには、比較的面積の大きい空き領域を選択し、その空き領域内において可能な限り新たな画像を拡大して貼り付ける方法が考えられる。しかしながら、新たな画像の縦横比と、各空き領域の縦横比を考慮すれば、新たな画像をさらに一層拡大して貼り付けることが可能な空き領域が存在する場合がある。ところが、このような空き領域を見つけ出すことは非常に困難であるという問題がある。
【0007】
本発明は、上述した問題に鑑みなされたものであり、複数の画像が貼り付けられた画像編集領域に、新たな画像を大きくかつ効率よく拡大して挿入することができ、画像編集作業の作業性を向上させることができる画像編集装置および画像編集方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、記録回路上に形成された画像編集領域に配置する複数の画像を編集する画像編集装置であって、画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手段と、画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手段と、矩形領域算出手段により算出された複数の矩形領域の中から、画像指定手段により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手段と、選択手段により選択された矩形領域に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手段とを備えている。
【0009】
即ち、画像指定手段は、画像編集領域に新たに挿入する画像を指定する。そして、矩形領域算出手段は、画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域、即ち、未だ画像が配置されていない空き領域を演算により見つけ出す。そして、選択手段は、矩形領域算出手段により算出された複数の矩形領域(空き領域)の中から、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する。ここで、挿入画像の縦横比とは、挿入画像の縦幅と横幅の比を意味する。また、最も拡大した状態とは、最も大きい状態の意であり、挿入画像の基準となる大きさがある場合には、その基準となる大きさからもっとも大きな拡大率で拡大した状態、および、その基準となる大きさから最も小さい縮小率で縮小した状態の双方を含む意である。そして、画像配置手段は、選択手段により選択された矩形領域に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する。これにより、画像編集領域に、既に複数の画像が貼り付けられた状態でも、挿入画像を大きくかつ効率よく拡大して挿入できる領域を即座に見つけ出すことができ、挿入画像を見やすい状態で自動的に挿入することができる。
【0010】
請求項2の発明による画像編集装置における選択手段は、矩形領域算出手段により算出された各矩形領域内に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手段と、拡大率算出手段により算出された各拡大率を比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の矩形領域の中から、挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手段とを備えている。
【0011】
即ち、矩形領域算出手段は、画像編集領域内に存在するすべての矩形領域(空き領域)を算出する。拡大率算出手段は、これら複数の矩形領域のそれぞれに挿入画像を挿入したと仮定し、各矩形領域内において、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大し、そのときの拡大率をそれぞれ算出する。これにより、すべての矩形領域に対応する複数の拡大率が算出される。そして、比較手段は、これら複数の拡大率をそれぞれ互いに比較する。さらに、矩形領域選出手段は、比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の拡大率の中から、最も大きい拡大率を選出し、その拡大率に対応する矩形領域を選出する。これにより、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することができる矩形領域を容易に見つけ出すことができる。
【0012】
請求項3の発明による画像編集装置における拡大率算出手段は、挿入画像の縦幅と横幅の比と、前記各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手段と、縦横比比較手段の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、挿入画像の縦幅が矩形領域の縦幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出し、縦横比比較手段の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、挿入画像の横幅が矩形領域の横幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手段とを備えている。これにより、各矩形領域において、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大したときの拡大率を容易に求めることができる。
【0013】
請求項4の発明は、記録回路上に形成された画像編集領域に配置する複数の画像を編集する画像編集方法であって、画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手順と、画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手順と、矩形領域算出手順により算出された複数の矩形領域の中から、画像指定手順により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手順と、選択手順により選択された矩形領域に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手順とを備えている。
【0014】
これにより、請求項1の発明と同様に、画像編集領域に、既に複数の画像が貼り付けられた状態でも、挿入画像を大きくかつ効率よく拡大して挿入できる領域を即座に見つけ出すことができ、挿入画像を見やすい状態で自動的に挿入することができる。
【0015】
請求項5の発明による画像編集方法における選択手順は、矩形領域算出手順により算出された各矩形領域内に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手順と、拡大率算出手順により算出された各拡大率を比較する比較手順と、比較手順の比較結果に基づいて、複数の矩形領域の中から、挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手順とを備えている。
【0016】
これにより、請求項2の発明と同様に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することができる矩形領域を容易に見つけ出すことができる。
【0017】
請求項6の発明による画像編集方法における拡大率算出手順は、挿入画像の縦幅と横幅の比と、各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手順と、縦横比比較手順の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、挿入画像の縦幅が矩形領域の縦幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出し、縦横比比較手順の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、挿入画像の横幅が前記矩形領域の横幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手順とを備えている。
【0018】
これにより、請求項3の発明と同様に、各矩形領域において、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大したときの拡大率を容易に求めることができる。
【0019】
また、請求項7の発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された画像編集処理プログラムをコンピュータによって実行すれば、コンピュータを、請求項1の発明による画像編集処理として機能させることができる。
【0020】
また、請求項8の発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された画像編集処理プログラムをコンピュータによって実行すれば、コンピュータを、請求項2の発明による画像編集処理として機能させることができる。
【0021】
また、請求項9の発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された画像編集処理プログラムをコンピュータによって実行すれば、コンピュータを、請求項3の発明による画像編集処理として機能させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0023】
本実施形態では、本発明による画像編集装置および画像編集方法を適用した装置としてDTPシステムを例に挙げて説明する。
【0024】
図1は、本実施形態によるDTPシステム10の全体構成を示している。図1に示すように、DTPシステム10は、CPU11、ROM12、RAM13、ディスプレイ14、キーボード15、マウス16、ハードディスク17およびプリンタ18等を備えている。
【0025】
CPU11は、DTPシステム10全体の制御を行うものである。また、CPU11は、後述するように、図2に示す画像編集処理プログラムを実行する。
【0026】
ROM12には、DTPシステム10全体を制御するためのプログラム、図2に示す画像編集処理プログラム、その他、各種データ等が記憶されている。RAM13は、CPU11が画像編集処理等を行うときに作業領域として使用される。さらに、RAM13には、後述の画像編集領域Sが形成される。
【0027】
ディスプレイ14は、CRTディスプレイまたは液晶ディスプレイ等から構成されている。このディスプレイ14には、画像編集領域Sが表示される。また、ハードディスク17には、画像編集に用いる画像データが記憶されている。さらに、プリンタ18は、画像編集領域Sを、当該画像編集領域Sに配置された画像と共に、印刷用紙上に印刷するものである。即ち、プリンタ18は、画像編集領域Sに配置された各画像を、互いの配置関係を維持したまま印刷する。
【0028】
ここで、DTPシステム10のRAM13に形成される画像編集領域Sについて説明する。画像編集領域Sは、図4に示すように、画像の編集を行うための領域である。この画像編集領域Sは、X−Y座標平面であり、図4中において、画像編集領域Sの左上頂点が原点(0,0)であり、図4中の右側に行くほど、画像編集領域SのX座標値が増加し、図4中の下側に行くほど、画像編集領域SのY座標値が増加する。また、画像編集領域Sの大きさは、印刷用紙のサイズに対応するように設定されている。従って、印刷用紙のサイズを変更すると、これに連動して、画像編集領域Sの大きさが変更される。
【0029】
この画像編集領域Sにおいて画像編集処理を行うとき、CPU11は、画像編集領域Sに配置された画像の対角線上に向かい合う2点の座標を少なくとも認識しており、これに基づいて、CPU11は、必要に応じて、画像の位置、大きさ、各辺の位置や長さ等を演算によって求めることができる。
【0030】
また、画像編集領域Sに配置された画像は、その外形が矩形である。カタログ、チラシ、雑誌、新聞等の印刷物を作成するとき、印刷用紙上に配置する画像の外形は通常、矩形であるため、本実施形態によるDTPシステム10においては、外形が矩形の画像を編集することを前提としている。なお、本実施形態によるDTPシステム10において、矩形以外の形状を有する画像を編集することも可能である。この場合には、その画像を囲む矩形の枠を想定し、この矩形の枠と画像とを一体化させて取り扱う。これにより、矩形以外の形状を有する画像であっても、矩形画像と同様に編集することができる。
【0031】
このように構成されたDTPシステム10によって画像編集を行うとき、作業者は、印刷用紙のサイズを設定することにより、画像編集を行う画像編集領域Sの大きさを設定する。そして、作業者は、ハードディスク17に記憶された画像データを呼び出し、この画像データを、キーボード15およびマウス16を操作して、ディスプレイ14に表示された画像編集領域Sに貼り付ける。さらに、作業者は、マウス16を操作することにより、画像編集領域Sに貼り付けた画像(画像データ)を移動させることができる。また、キーボード15を用いて画像編集領域S中の座標を入力することによっても、画像を移動させることができる。また、ディスプレイ14に表示された画像編集領域Sの大きさは、印刷用紙のサイズに対応するように設定されているため、作業者は、用紙上に実際の絵や写真を貼り付けるのと同様の感覚で、画像のレイアウト設定等の画像編集作業を行うことができる。そして、プリンタ18によって、ディスプレイ14に表示された各画像をそのまま印刷用紙上に印刷することができる。
【0032】
次に、図2および図3に示す画像編集処理プログラムについて説明する。この画像編集処理プログラムは、画像編集領域Sに新たな画像(以下、「挿入画像」という)を挿入するときに、挿入画像の縦横比を維持しながら最も大きく拡大して挿入することができる空き領域を見つけ、その空き領域に挿入画像を自動挿入する処理を行うものである。
【0033】
ここでは、図4に示す画像Aおよび画像Bが既に配置された画像編集領域Sに、図5に示すように挿入画像Cを挿入する場合を例に挙げて説明する。
【0034】
DTPシステム10に電源が投入されると、図2に示すメインプログラムが起動される。まず、ステップ11では、画像編集領域Sに挿入する挿入画像があるか否か判定する。即ち、作業者がキーボード15やマウス16を使用して、画像編集領域Sに新たに貼り付けたい画像を選び、画像編集領域Sにその画像を貼り付ける旨の指示をしたとき、ステップ11では、画像編集領域Sに挿入する挿入画像Cがあると判定する。そして、CPU11は、挿入画像Cに対応する画像データを指定し、その画像データの縦横比の情報等を得る。そして、ステップ12に移行する。
【0035】
ステップ12では、画像編集領域S中の空き領域Rを見つけ出す。まず、画像編集領域を複数の矩形領域に分割する。矩形領域の左上の点となり得る座標は、画像編集領域S上の左上の点(0,0)であり、画像Aの右下の点(30,35)であることを考慮すると、点(0,0)、点(30,0)、点(0,35)、点(50,35)である。
【0036】
また、矩形領域の右下の点をなり得る座標は、画像Bの左上の点(50,60)であり、画像編集領域の右下の点(80,90)であることを考慮すると、点(50,60)、点(80,60)、点(50,90)、点(80,90)である。
【0037】
よって、4個の左上点と4個の右上点をそれぞれ組み合わせることにより、合計16個の矩形領域を作り出すことができる。この16個の矩形領域のうち、画像Aまたは画像Bを内部に含んでいる矩形領域を除くと、以下に示す合計9個の矩形領域を選出することができる。この9個の矩形領域がそれぞれ空き領域Rである。なお、R1:(0,35)−(50,60)は、左上点(0,35)および右下点(50,60)を有する矩形領域R1を意味する。R2ないしR9についても同様である。
【0038】
R1:(0,35)−(50,60)
R2:(0,35)−(50,90)
R3:(0,35)−(80,60)
R4:(30,0)−(50,60)
R5:(30,0)−(50,90)
R6:(30,0)−(80,60)
R7:(30,35)−(50,60)
R8:(30,35)−(50,90)
R9:(30,35)−(80,60)
そして、ステップ13では、これら複数の空き領域R1〜R9のそれぞれに挿入画像Cを挿入すると仮定し、各空き領域R1〜R9内において、挿入画像Cを、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大し、そのときの拡大率をそれぞれ算出する。これにより、9個の空き領域R1〜R9に対応する9個の拡大率がそれぞれ算出される。この演算処理は、図3に示す拡大率算出プログラムによって行われる。
【0039】
図3中のステップ21では、挿入画像の縦横比を演算して求める。そして、ステップ22では、空き領域の縦横比を求める。ここで、縦横比とは、挿入画像または空き領域の横幅に対する縦幅の比、即ち、縦幅/横幅を意味する。
【0040】
ステップ23では、挿入画像の縦横比が空き領域の縦横比よりも大きいか否か判定する。そして、判定の結果、挿入画像の縦横比が空き領域R1の縦横比よりも大きいときには、ステップ24において、空き領域の縦幅を挿入画像の縦幅で割って拡大率を求める。一方、判定の結果、挿入画像の縦横比が空き領域の縦横比よりも大きくないときには、ステップ25において、空き領域の横幅を挿入画像の横幅で割って拡大率を求める。
【0041】
例として、上述した拡大率算出プログラムによって、挿入画像Cを空き領域R2に挿入したと仮定したときに、挿入画像Cを、その縦横比を維持しつつ最大限に拡大できる拡大率を求める場合を説明する。
【0042】
挿入画像Cの縦幅90、横幅20であるから、縦横比は、90/20=4.5である。一方、空き領域R2は、左上点(0,35)、右下点(50,90)であり、縦幅55、横幅50であるから、55/50=1.1である。よって、挿入画像Cの縦横比は、空き領域R2の縦横比よりも大きいから、空き領域R2の縦幅55を挿入画像Cの縦幅90で割ると、拡大率は、0.61となる。
【0043】
もう一つの例として、上述した拡大率算出プログラムによって、挿入画像Cを空き領域R5に挿入したと仮定したときに、挿入画像Cを、その縦横比を維持しつつ最大限に拡大できる拡大率を求める場合を説明する。
【0044】
挿入画像Cの縦横比は、上述したように4.5である。一方、空き領域R5は、左上点(30,0)、右下点(50,90)であり、縦幅90、横幅20であるから、90/20=4.5である。よって、挿入画像Cの縦横比は、空き領域R2の縦横比と等しいから、拡大率は1となる。
【0045】
このように、拡大率算出プログラムにより、9個の空き領域R1〜R9に対応する9個の拡大率を算出したら、図2に示すメインプログラムのステップ14に移行し、9個の拡大率の大きさをそれぞれ互いに比較する。そして、ステップ15で、9個の拡大率の中から最大の拡大率を求め、それに対応する空き領域R5を求める。
【0046】
ステップ16では、ステップ15で選ばれた拡大率によって挿入画像Cの大きさを変更し、ステップ15で選ばれた拡大率に対応する空き領域R5に、この挿入画像Cを挿入する。これにより、図5に示すように、挿入画像Cは、当該挿入画像Cの縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で画像編集領域S内に自動的に配置される。
【0047】
かくして、本実施形態によるDTPシステム10によれば、画像編集領域Sに既に複数の画像が貼り付けられた状態でも、挿入画像を大きくかつ効率よく拡大して挿入できる領域を即座に見つけ出すことができ、挿入画像を見やすい状態で自動的に挿入することができる。従って、画像編集作業の作業性を向上させることができる。
【0048】
例えば、画像編集領域Sに貼り付けられた画像の数が増え、画像編集領域Sの空き領域が、既に貼り付けられた画像によって様々に分断され、空き領域が画像編集領域Sに散在した状態となっても、本実施形態によるDTPシステム10によれば、挿入画像をその縦横比を維持しつつ大きく拡大して配置することができる空き領域を即座に見つけることができ、その空き領域に挿入画像を自動的に貼り付けることができる。これにより、効率のよい画像レイアウトを非常に容易に設定することができる。
【0049】
また、挿入画像を大きく拡大して配置できる空き領域を、空き領域の面積に基づくのではなく、挿入画像の縦横比と空き領域の縦横比に基づいて見つけ出すようにしたから、挿入画像を一層拡大して貼り付けることが可能となり、挿入画像を大きく見やすいように貼り付けることができる。
【0050】
さらに、上述した拡大率算出プログラムを用いることにより、拡大率の算出が容易となり、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な空き領域を簡単に選択することができる。
【0051】
なお、前記実施形態では、挿入画像を、最も拡大して配置する場合を例に挙げたが、これに加えて、拡大率に上限を設けてもよい。例えば、挿入画像の拡大率が1を超えたときには、拡大率を1に固定するようにすれば、挿入画像が大きくなりすぎるのを防止できる。
【0052】
また、前記実施形態では、本発明の画像編集装置としてDTPシステムを例に挙げたが、本発明はこれに限らず、プリンタシステム、ワードプロセッサ等にも適用することができる。また、本発明は、印刷物を作成するための画像レイアウト設定に用いる場合に限らず、例えば、ビューア等のディスプレイに表示された画像の配置制御等に用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したとおり、請求項1の発明の画像編集装置によれば、画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手段と、画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手段と、矩形領域算出手段により算出された複数の矩形領域の中から、画像指定手段により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手段と、選択手段により選択された矩形領域に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手段とを備える構成としたから、画像編集領域に既に複数の画像が貼り付けられた状態でも、挿入画像を大きくかつ効率よく拡大して挿入できる領域を即座に見つけ出すことができ、挿入画像を見やすい状態で自動的に挿入することができる。従って、画像編集作業の作業性を向上させることができる。
【0054】
請求項2の発明の画像編集装置によれば、選択手段において、矩形領域算出手段により算出された各矩形領域内に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手段と、拡大率算出手段により算出された各拡大率を比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の矩形領域の中から、挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手段とを備える構成としたから、矩形領域算出手段によって算出された複数の矩形領域の中から、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することができる矩形領域を容易に見つけ出すことができる。
【0055】
請求項3の発明の画像編集装置によれば、拡大率算出手段において、挿入画像の縦幅と横幅の比と、前記各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手段と、縦横比比較手段の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、挿入画像の縦幅が矩形領域の縦幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出し、縦横比比較手段の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、挿入画像の横幅が矩形領域の横幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手段とを備える構成としたから、各矩形領域において、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大したときの拡大率を容易に求めることができる。
【0056】
請求項4の発明の画像編集方法によれば、記録回路上に形成された画像編集領域に配置する複数の画像を編集する画像編集方法であって、画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手順と、画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手順と、矩形領域算出手順により算出された複数の矩形領域の中から、画像指定手順により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手順と、選択手順により選択された矩形領域に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手順とを備える構成としたから、請求項1の発明と同様に、画像編集領域に、既に複数の画像が貼り付けられた状態でも、挿入画像を大きくかつ効率よく拡大して挿入できる領域を即座に見つけ出すことができ、挿入画像を見やすい状態で自動的に挿入することができる。従って、画像編集作業の作業性を向上させることができる。
【0057】
請求項5の発明の画像編集方法によれば、選択手順において、矩形領域算出手順により算出された各矩形領域内に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手順と、拡大率算出手順により算出された各拡大率を比較する比較手順と、比較手順の比較結果に基づいて、複数の矩形領域の中から、挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手順とを備える構成としたから、請求項2の発明と同様に、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することができる矩形領域を容易に見つけ出すことができる。
【0058】
請求項6の発明の画像編集方法によれば、拡大率算出手順において、挿入画像の縦幅と横幅の比と、各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手順と、縦横比比較手順の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、挿入画像の縦幅が矩形領域の縦幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出し、縦横比比較手順の比較結果に基づいて挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、挿入画像の横幅が前記矩形領域の横幅と等しくなるように挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手順とを備える構成としたから、請求項3の発明と同様に、各矩形領域において、挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大したときの拡大率を容易に求めることができる。
【0059】
また、請求項7の発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された画像編集処理プログラムをコンピュータによって実行すれば、コンピュータを、請求項1の発明による画像編集処理として機能させることができ、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0060】
また、請求項8の発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された画像編集処理プログラムをコンピュータによって実行すれば、コンピュータを、請求項2の発明による画像編集処理として機能させることができ、請求項2と同様の効果を得ることができる。
【0061】
また、請求項9の発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された画像編集処理プログラムをコンピュータによって実行すれば、コンピュータを、請求項3の発明による画像編集処理として機能させることができ、請求項3と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態において画像編集処理を行うメインプログラムの処理内容を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態において拡大率算出プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態において複数の画像が既に配置された画像編集領域を示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態において複数の画像が既に配置された画像編集領域に新たに画像を挿入した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 ディスプレイ
5 キーボード
6 マウス
7 ハードディスク
10 DTPシステム
S 画像編集領域

Claims (9)

  1. 記録回路上に形成された画像編集領域に配置する複数の画像を編集する画像編集装置であって、
    前記画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手段と、
    前記画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手段と、
    前記矩形領域算出手段により算出された複数の矩形領域の中から、前記画像指定手段により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された矩形領域に、前記挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手段と
    を備えてなる画像編集装置。
  2. 前記選択手段は、
    前記矩形領域算出手段により算出された各矩形領域内に、前記挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手段と、
    前記拡大率算出手段により算出された各拡大率を比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の矩形領域の中から、前記挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手段と
    を備えている請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記拡大率算出手段は、
    前記挿入画像の縦幅と横幅の比と、前記各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手段と、
    前記縦横比比較手段の比較結果に基づいて前記挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、前記挿入画像の縦幅が前記矩形領域の縦幅と等しくなるように前記挿入画像を拡大する拡大率を算出し、前記縦横比比較手段の比較結果に基づいて前記挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、前記挿入画像の横幅が前記矩形領域の横幅と等しくなるように前記挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手段と
    を備えている請求項2に記載の画像編集装置。
  4. 記録回路上に形成された画像編集領域に配置する複数の画像を編集する画像編集方法であって、
    前記画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手順と、
    前記画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手順と、
    前記矩形領域算出手順により算出された複数の矩形領域の中から、前記画像指定手順により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手順と、
    前記選択手順により選択された矩形領域に、前記挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手順と
    を備えてなる画像編集方法。
  5. 前記選択手順は、
    前記矩形領域算出手順により算出された各矩形領域内に、前記挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手順と、
    前記拡大率算出手順により算出された各拡大率を比較する比較手順と、
    前記比較手順の比較結果に基づいて、前記複数の矩形領域の中から、前記挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手順と
    を備えている請求項4に記載の画像編集方法。
  6. 前記拡大率算出手順は、
    前記挿入画像の縦幅と横幅の比と、前記各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手順と、
    前記縦横比比較手順の比較結果に基づいて前記挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、前記挿入画像の縦幅が前記矩形領域の縦幅と等しくなるように前記挿入画像を拡大する拡大率を算出し、前記縦横比比較手順の比較結果に基づいて前記挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、前記挿入画像の横幅が前記矩形領域の横幅と等しくなるように前記挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手順と
    を備えている請求項5に記載の画像編集方法。
  7. 記録回路上に形成された画像編集領域に配置する複数の画像を編集する画像編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータに、
    前記画像編集領域に挿入する挿入画像を指定する画像指定手順と、
    前記画像編集領域に既に配置された複数の画像のうちいずれの画像にも重ならない複数の矩形領域を算出する矩形領域算出手順と、
    前記矩形領域算出手順により算出された複数の矩形領域の中から、前記画像指定手順により指定された挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置することが可能な矩形領域を選択する選択手順と、
    前記選択手順により選択された矩形領域に、前記挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ最も拡大した状態で配置する画像配置手順と
    実行させるための画像編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記選択手順は、
    前記矩形領域算出手順により算出された各矩形領域内に、前記挿入画像を、当該挿入画像の縦横比を維持しつつ可能な限り拡大して配置したと仮定した場合に、当該挿入画像の拡大率をそれぞれ算出する拡大率算出手順と、
    前記拡大率算出手順により算出された各拡大率を比較する比較手順と、
    前記比較手順の比較結果に基づいて、前記複数の矩形領域の中から、前記挿入画像を最大の拡大率によって拡大して配置することが可能な矩形領域を選出する矩形領域選出手順と
    を備えている請求項7に記載の画像編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 前記拡大率算出手順は、
    前記挿入画像の縦幅と横幅の比と、前記各矩形領域の縦幅と横幅の比をそれぞれ比較する縦横比比較手順と、
    前記縦横比比較手順の比較結果に基づいて前記挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも大きいときには、前記挿入画像の縦幅が前記矩形領域の縦幅と等しくなるように前記挿入画像を拡大する拡大率を算出し、前記縦横比比較手順の比較結果に基づいて前記挿入画像の横幅に対する縦幅の比が前記各矩形領域の横幅に対する縦幅の比よりも小さいときには、前記挿入画像の横幅が前記矩形領域の横幅と等しくなるように前記挿入画像を拡大する拡大率を算出する演算処理手順と
    を備えている請求項8に記載の画像編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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