JP2603275B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、組版機能を有し、文字編集、図形編集、画
像編集が可能な文書処理装置に関する。
[従来技術] 従来、ワードプロセッサにおいては、画像、図形の入
力、編集は、一旦文字編集を中止し、画面を変えて画像
の入力を行うか、又、更に画面を変えて図形を入力する
という様に操作が非常に繁雑であった。従って、文書の
横に画像を貼り付けたり図形を貼り付けたりする場合
は、まず文書作成中に枠を空け、いちいち画面の切換え
操作が繁雑で非常に使いずらいものであった。
又、上記の様にして同一画面上に文字と図形、或は文
字と画像を表示する場合では、例えば、図形や画像は予
め設けられた枠内にのみ入力が可能で、そうでなくとも
文字と図形、文字と画像が重なり合う様に編集すること
は到底できなかった。
従って、同じ領域に簡単な操作で文字と図形、更には
画像、或はそれらの背景としてのフォームデータを同時
的に表示させることは到底不可能であった。身の回りに
は、例えば第2−2図に示した様な文書を印刷したもの
は無数にあるが、その様な印刷物は通常のワードプロセ
ッサでは、到底容易に作成し得るものではなく、この様
なパンフレット、チラシ等は専門の印刷会社等に依頼し
ているのが現状である。
印刷結果を画面に表示しながら、リアルタイムに入
力、編集を行う{WYSIWYG(What You See Is What You
Get)と呼ばれる}ことを文書処理装置にあっては指向
しているが、上記のパンフレット、チラシ等に代表され
るものは、到底リアルタイムに入力編集を行いながら得
られるものではなかった。
上記の様に、従来では文字、図形、画像がいわばバラ
バラに取り扱われていたため、上記の各種データの整合
が全くとられていなかった。
次にグリッド(寸法情報)について説明する。文字や
図形を作成、編集する時、その位置や大きさを決める支
援機能として、寸法情報を示すグリッド・メジャー(物
差しのような目盛)は、文字、図形をそれぞれ別々の領
域で表示されていた(言うまでもなく、文字作成領域で
はメジャーは表示されない)。つまり、文字と図形は全
く独立に寸法情報が定義されていた。従って、文字と図
形の関連を考えて寸法情報を表示することはできなかっ
た。
次に書式について説明する。文書の書式の定義は、従
来文書全体に有効なため、複数頁の文書でも一旦書式を
決めると最終頁まで一貫した書式であった。従って複数
頁の文書を作成する場合は、まず表紙(1頁目)と裏表
紙を所定の書式で作成、印刷後、その間の頁に合った書
式を設定し、作成、印刷する方法がとられていた。しか
しこの場合、2度の印刷を行わなければならず、又、頁
番号を合わせるのにも多くの労力を必要としていた。
次に複数頁にわたり、表示すべきイメージとして用い
られる第2−3図に示すフオームイメージ22について説
明する。従来、文字入力編集中にフォームイメージを作
成し表示したい時は、文字と図形の作成編集を同一領域
で行うことができなかったので、フォームイメージを図
形イメージとしてまず作成する際は、現在編集中の文字
入力編集領域外に別の領域を新たに定義し、作成してい
た。第11図は以上の様なフォーム登録をし、それを編集
中のページに表示させるという従来の操作手順を示した
流れ図であり、これについて以下説明する。
まずオペレータがフォーム登録を開始する時は、ステ
ップ11−1でフォーム作成のための領域を定義し、ステ
ップ11−2でフォームデータとなる図形データを作成す
る。そしてステップ11−3でそれをフォーム登録し、終
了後文書編集をステップ11−4で開始し、ステップ11−
5でステップ11−3で登録したフォームを書式定義中の
フォーム指定で変更または指定すると画面にフォームが
表示されるという手順で、登録したフォームの表示が行
われていた。
又、上記のフォームイメージは、一度文書に設定する
と、最後まで一貫したフォームイメージが文書の背景と
して設定されていた。更には、奇数(先頭)頁からの指
定しかできなかった。従って、偶数頁からフォームイメ
ージを設定したい場合などに対応できず、又複数のフォ
ームイメージを設定することもできなかった。
従来、高度な文書処理が可能な装置においては、ワー
ドプロセッシング、データプロセッシング、及びグラフ
ィックプロセッシングのような複数のアプリケーション
の各々において完成された文書を、各々のアプリケーシ
ョンで作成された文書をブロック単位で切り貼りするよ
うに統合し、1つの文書に併合した形で出力するものは
あった。
しかしながら、このような装置は複数のアプリケーシ
ョン各々において完成された文書のレイアウトを操作し
て出力する程度のものであって、各文書を統合し、一つ
の文書に併合した後、複数のアプリケーションにより作
成された各データの中身を自在に編集可能とするもので
はなく、各文書の整合をとりたい場合には、各アプリケ
ーションにおいて各ブロックの文書を作成する段階で、
他のアプリケーションで作成する文書の位置を計算しな
がらブロックのサイズから配置まで決定しなければなら
ず、複雑な文書になればなるほど各種データの整合を取
ることは容易ではなかった。
〔目的〕
上記従来技術の欠点に鑑み、本発明の目的は、文書の
特定の領域及びデータ入力編集メニューを表示画面上に
表示し、複数の種類のデータのいずれか1つの種類を入
力編集するために、表示画面上のデータ入力編集メニュ
ーの共通メニューに設けられた複数のデータ入力編集コ
マンドのいずれか1つを指定し、指定されたデータ入力
編集コマンドに応じて、データ入力編集メニューの複数
の主メニューのうち、指定されたデータの種類に対応し
た種類の主メニューを表示し、この主メニュー内のコマ
ンドを指示することで、指定された種類のデータの入力
編集を行うと共に、データ入力編集メニューの画面制御
コマンドの指定に応じて、複数の種類のデータに対応し
た複数のデータ表示コマンドが設けられた画面制御副メ
ニューを表示画面上に表示し、この画面制御副メニュー
のデータ表示コマンドを複数指示することにより、表示
画面上に表示された文書の特定の領域における前記指示
された複数の種類のデータを重ねて表示する文書処理方
法を提供することにある。
[実施例] 以下、図面に従って本発明に好適な一実施例を詳細に
説明する。なお、本発明でいう文書処理装置は、各種機
器から成るシステムであっても、1つの単体の機器であ
っても、さらにネットワークから成るシステムであって
もよいことは言うまでもない。
実施例を詳細に説明するにあたり、本発明の基本とな
る事項にまず先に触れておく。
1)本発明でいう「文書編集」とは、文字入力編集だけ
でなく、図形入力編集、画像入力編集を含めるものとす
る。この3つの入力編集に、フォームと呼ばれる表示パ
ターンを加えると4種類の表示パターンをもつことにな
る。
尚、フォームとは、文書の背景としてよく重ね合わせ
て使う表示パターンのことであり、図形入力編集で作成
した図形イメージをフォームイメージとして一旦登録す
ると、その後何度も文書の背景に使用できるという便宜
をそなえたものである。
2)以後この4種類の表示パターンを、文字イメージ・
図形イメージ・画像イメージ・フォームイメージとよび
説明をすすめるが、この4種類のイメージは、作成手順
が異なる点、別々のイメージ(表示パターン)ではある
が表示画面上の同じ領域上に表示可能な点については先
に述べておく。
3)説明を進めるにあたり、「オペレータの指示」とい
う言葉を用いる。後の説明には省略するが、オペレータ
の指示は第1図に示すポインティングデバイス9、もし
くはキーボード8からのキー入力によるものとする。本
発明を分かり易く説明するために13の図を用いた。以
下、ひとつずつ簡単に図解を加えておく。
システムブロック図 第1図は本発明に係る一実施例の文書処理装置のシス
テムブロック図である。図に於いて1はラスタスキャン
表示方式で使用されるCRT表示部、2は一画面分の表示
パターン情報を記憶するビデオRAM(VRAM)、3はVRAM2
に対するパターン情報の書き込み、CRTへの読み出しの
制御をする表示制御部である。5は第7図に示す制御プ
ログラムや文書データを格納するエリアを有する主メモ
リ、4はマイクロプロセッサ(MPU)でこの装置の主制
御を行なう。MPU4には文字データ等の入力を行なうキー
ボード8、及びCRT上の位置の指定を行い、図形データ
の入力編集等を行うポインティングデバイス(PD)9が
接続されている。6はハードディスク装置でこの中に文
書ファイルや文字フォントが格納される。10は作成され
た文書を出力するためのプリンタ、11は画像等のイメー
ジを読み込むためのイメージスキャナ、12は文書ファイ
ル等の保存等を行うためのフロッピーディスク装置であ
る。これらの各構成ブロックはI/Oバス7で接続されて
いる。
文書例 第2図(第2−1図、第2−2図、第2−3図をあわ
せ以下こう呼ぶ)は、本発明で作成することのできる文
書の例である。第2−1図は文書全体を表したもの、1
頁目と8頁目は表紙・裏表紙で、その間にはさまれた2
頁から7頁は文書としての書式のうえで、段数・段幅・
頁番号・フォーム等の定義が異なっている。さらに、2
頁から7頁の間でも奇数頁・偶数頁かによって、フォー
ムが異なっている。両面印刷後、表紙の裏に2頁、3頁
の裏に4頁という見開きの文書となる。
第2−2図、第2−3図にはこの文書の表紙・2頁目
を記した。この図で15、19は文字イメージ、16、20は図
形イメージ、17、21は画像イメージ、18、22はフォーム
イメージである。4種のイメージが重なっているところ
は、文字イメージ、図形イメージ、画像イメージ、フォ
ームイメージの順に優先して重ねられ、表示されてい
る。
入力編集画面 第3−1図は、第2図で示したような文書編集を可能
にするために、新規に文書編集を開始した後、画面の下
部に表示される入力編集メニュー(オペレータはここに
提示されるコマンドを選択することにより、入力の種
類、処理の種類を選択できる)を示す図である。第3−
1図において、Aは文字入力編集メニュー、Bは図形入
力編集メニュー、Cは画像入力編集メニューであり、こ
れらのメニューを入れ換えることにより同一の文書の中
に3種のイメージの入力を可能にしている。これらのメ
ニューは文書編集中にいつでも選択できる共通メニュー
28と、定められた入力種のなかでの可能な処理を示す主
メニュー25、26、27とにわけられる。主メニュー25、2
6、27よりコマンドを選択すると第3−3図の23のよう
な副メニューが主メニュー25、26、27に置き代って表示
される場合や、副メニュー中のコマンドを指示すること
によりさらに分岐した副メニューが置き代って表示され
る場合もある。また、副メニューは別枠として主メニュ
ー25、26、27の表示領域以外の画面上に表示される場合
がある。「画面制御」コマンド32は、入力編集の種類に
関わらずもうけられており、いつでも第3−3図に示す
「画面制御」を行うための副メニュー28が表示できるこ
とを示している。
第3−2図は入力編集の種類変更によって、主メニュ
ー25、26、27及びグリッドの表示がかわることをしめし
ている。グリッドとは、文字、図形の位置や大きさを定
めるための支援機能であり印刷はされない。40は文字入
力編集中グリッドであり、42は図形入力編集中グリッド
で、図形入力編集中グリッド42は相対的原点位置と間隔
さらにグリッドに「適合」するか否かを定義することが
でき、定義内容を変更することが可能である。41は、文
字入力のためのカーソルである。43は図形入力のための
カーソルで、ポインテイングデバイス9に同期して動
き、図形の入力はこのカーソルを通しておこなわれる。
この際、グリッドに「適合」を指示してあれば、正確な
図形の入力が速やかに行える。
第3−3図は図形入力編集中に主メニューより「画面
制御」コマンド32を指示、画面制御副メニュー23を表示
し、既に入力されたイメージのうち文字イメージを不表
示に指示したあとの図である。この画面制御処理によ
り、現在の入力編集(この場合は図形入力編集)がしや
すくなるという利点を持っている。
操作手順 第4図、第5図は、第2図で示したような文書編集を
行う際の操作手順を示した流れ図である。第4図は大ま
かな操作手順を示した図であり、入力編集を行った後に
表示を確認し、いつでも入力種を変更できることを示し
ている。第5図は、第4図のS4−1において選択され得
る入力種ごとの選択手順を記した図である。A文字入力
編集はS4−2A、B図形入力編集はS4−2B、C画像入力編
集はS4−2Cにあたる。(詳細は後述する。) 作成中の文書 第6図は、第4図・第5図にそって、第2図のような
文書を作成していく際に画面上に表示される副メニュー
および作成中の文書の図である。第6−1図A・第6−
2図Aは、グリッド定義を行うための別枠の副メニュー
を表し、第6−1図B・第6−2図Bは定義されたグリ
ッド79−4に適合して作成された図形イメージ49、79−
2を表わしている。どちらも原点を文書48、79−1の版
面(文字の印字される領域)の角64、72を基準に原点を
決め、書式に依存した行ピッチ・文字ピッチ単位でグリ
ッド間隔が定義されグリッドが表示されている。文字イ
メージ79−3はグリッド79−4に適合されていない。
第6−3図Aで示すフォームライブラリは、図形イメ
ージを作成後、フォームとして登録する時及び書式定義
でフォームイメージを読み出す時に別枠に表示される。
80、81、82は図形イメージを作成後、既にフォームとし
て登録済のものが、縮小された絵文字の形で示されてい
る。また、第6−3図Bはフォーム指定のための副メニ
ューで、書式定義でフォームイメージを読み出す時に別
枠に表示される。第6−4図は第2−3図で示す文書の
2頁目を編集中に、画面制御を行うための副メニュー23
より入力編集中以外の任意のイメージに対する表示・不
表示の指示をあたえたときの文書の状態を示している。
この例では文字入力編集中に画像イメージと図形イメ
ージを不表示にする指示をあたえた。(詳細は後述す
る。) データ構造 第7−1図、第7−2図は本発明のデータ構造を示し
た図である。
第7−1図は第2図のような文書が、第1図のハード
ディスク装置6またはフロッピーディスク装置12から主
メモリ5に読み込まれたあとの状態を表わしている。B
ヘッダ部のCカレント編集情報部には、本発明ともっと
も関りのある100の稼動中フラグ、101の表示中フラグ、
Dカレント編集データアドレス等、が格納されており、
第7−2図は第2図のような文書作成後の第7−1図D
カレント編集データアドレス・テーブルを示しており、
2頁目表示中の場合である。(詳細は後述する) 表示処理 第8−1図、第8−2図は、 1再表示の指示 2任意のイメージ表示・不表示の指示 3入力種変更の指示 等がオペレーターにより与えられた時に行われる内部
的な表示処理を記した図である。入力種を問わず、表示
上の優先順位(第2−2図、第2−3図の説明参照)の
逆、つまりフォームイメージ・画像イメージ・図形イメ
ージ・文字イメージの順に表示が行われることを示して
いる。(詳細は後述する。) 別書式定義(フォーム変更を含む) 第9−1図、第9−2図は別書式定義(フォームの変
更を含む)に関する図である。
第9−1図は、第5図S5−2において行われる表紙と
裏表紙の間に差込む「別書式」の定義中の図である。図
において、Bは標準書式、Cはこれから差込む別書式の
図である。この図においては、既に登録されているEフ
ォーム1・Fフォーム2・Gフォーム3のデータはDフ
ォーム情報に格納されている。オペレータにより、標準
書式とは異なる項目のみが指定され、125の段数126の段
幅127の段間130奇数頁フォーム名131の偶数頁フォーム
名等は変更されたデータがのっている。
第9−2図は別書式の定義を終え、実際に差込む旨の
指定がなされたときの内部的な処理を具体的に表わして
いる。
第9−3図は実際に別書式の定義を行うことによって
作成できる文書の例である。文書の途中で書式変更がさ
れ、その後もどっている。このような文書は(第2図の
ような文書も含む)従来は一回の印刷では作成すること
ができなかった。(詳細は後述する。) グリッド表示処理(書式依存) 第10図は書式依存で定義されたグリッドの表示処理を
示した図である。
第10図のAはオペレータが図形入力編集メニュー中の
「グリッド定義」コマンド35を指定し第6−1図Aグリ
ッド定義の別枠の副メニュー表示後、グリッド定義方法
を「書式依存」52に指示した後のデータ処理について流
れ図を示したものでBはグリッドを書式に依存して表示
するのに参照するデータがセットされている書式データ
であり、Cは第7−2図に示した各頁の図形データの先
頭部分にあるメジャーテーブルの詳細である。(詳細
は、後述する。) (従来)フォーム登録と表示 第11図は、従来のオペレータが作成した図形をフォー
ム登録し、そのフォーム文字作成領域に表示するまでの
操作手順を流れ図によって示したものである。(詳細は
後述する。) (本発明)フォーム登録と表示 第12図は本発明によるフォーム登録に関する図であ
る。Aはオペレータが作成した図形をフォーム登録し、
そのフォーム編集中の文書に表示するまでの操作手順を
示した流れ図である。B、C、Dはオペレータが作成し
た図形をフォーム登録すると指示した時受け渡しされる
データの構造を図化したものである。(詳細は後述す
る。) フォーム変換 第13図は本発明によるフォーム変換に関する図であ
る。Aはオペレータが作成した図形をフォーム変換する
と指示した時のデータ処理を示した流れ図である。B、
C、D、Eは作成した図形をフォーム変換する時のデー
タの管理を図化したものである。(詳細は後述する。) 操作の概略 次に第4図、第5図及び第6図(以下、第6−1図、
第6−2図、第6−3図、第6−4図を含めてこう呼
ぶ)にしたがって、第2図のような文書編集を行う場合
の操作の手順を説明する。第4図については順を追って
の説明は省略するが、いくつかの特筆すべき点のみ述べ
ておく。
1)新規に文書編集を開始するとまず、S4−1は問われ
ず、文書の1頁目に文字入力編集のメニューとグリット
が表示される。
2)新規の頁作成も文字入力編集で行うが、入力編集の
種類の選択肢(S4−1)は常に用意されている。
3)S4−1で入力種を指定すると表示されるメニューが
これから編集にはいる入力編集用のメニュー(25、26、
27)に変わり、次いで表示処理が行われる 4)S4−2では入力編集の種類に関わらず、「画面制
御」のコマンド23を指示できるので、入力編集中以外の
イメージの表示・不表示を含めた表示確認を行うことが
できる。入力編集中のイメージを不表示に指示しても、
無視される。
5)文字・図形・画像・フォームのイメージに表示・不
表示の指示をした時、再表示の指示をした時、及び入力
種を変更した時等に行われる表示処理についてはS4−3
A、S4−3B、S4−3Cの際に行われる表示処理として第8
−1図に記す。
6)イメージが複合的に表示される領域はすべて1つの
文書内であり、その文書上での新たな領域の定義(枠空
け)は行わないものとする。
以上のような前提をふまえた上で、第2図のような文
書編集を行う場合の操作の手順を第5図及び第6図に従
って説明する。
まず、新規に文書編集を開始し、第2図の表紙(1頁
目)の文字イメージの作成・編集をするため文字入力編
集を行う。
S5−1は、文字入力主メニュー25より「書式定義」の
コマンド34を指定してあらかじめ設定された文書の書式
定義を変更できることを示している。書式定義には本文
や見出しの文字の大きさ、書体、用紙の大きさ、上下左
右の余白の大きさ、ページ番号や編集した文書を印刷し
た時の体裁等の最も一般的な値が「標準書式」として定
義されており、この標準書式より変更したい項目につい
て設定し直すことができる。
S5−2では第2図の表紙の書式として、上記の標準書
式より変更する項目を設定し直す。但し、まだ第2図の
表紙(1頁目)として表示するフォームイメージは登録
されていないので、表示するフォームイメージ18を書式
の項目として指定することはできない。ここでは、ノン
ブル(ページ番号)は出さないという定義をする。
S5−3においてS5−2で定義された文書の書式をもと
に第2図の表紙(1頁目)の文字イメージ15の作成・編
集を行う。
この様にして文字入力編集を終了後、文書全体に必要
とするフォームイメージを作成するために、図形入力編
集に移行する。そこでS4−1に戻って入力種を図形入力
編集30に指示すると第3−1図B図形入力編集メニュー
とグリッド42が表示される。
S5−4は独立に定義されている図形入力編集の標準グ
リッド42の定義を変更できることを示している。
図形入力編集グリッド定義(書式依存) S5−5で現在編集中の書式にあったフォームを正確且
つ容易に作成するために、独立に定義されている標準グ
リッド42から書式に依存したグリッドに再定義する。図
形入力主メニュー26より「グリッド定義」を指示する
と、第6−1図Aのようなグリッド定義のための別枠の
副メニューが画面上に表示される。ここでは書式の版面
64を基準にしたフォームを作成したいのでこのようなパ
ラメータを設定し、グリッドの再定義を終了する。尚、
グリッド定義を書式に依存して行う場合の詳細について
は、後述する。
次いでS5−6で図形イメージの作成・編集を行うがS5
−5で再定義したグリッドに適合して第6−2図Bのよ
うに図形を編集頁の書式にあわせて作成・編集すること
ができる。
フォーム登録・フォーム変換 S5−7で作成した図形イメージをフォームイメージと
して登録するか否かを判断する。頻繁に文書の背景とし
て使うイメージはフォームイメージとして登録しておく
ことができる。
S5−8ではS5−7で図形入力主メニュー26より「フォ
ーム登録」37を指示した場合、登録するフォームにフォ
ーム名をつけ第6−3図Hフォームライブラリに登録す
る。尚、ここではフォーム名を「本文用紙・左頁」とし
登録しておく。このフォームは後に再びS5−2で書式定
義を変更する時フォームイメージとして指定し読み出す
ことができる。
同様に第2図の右頁のフォームを登録するために図形
イメージ作成・編集を続け、フォーム名を「本文用紙・
右頁」として第6−3図Hフォームライブラリに登録す
る。この様にして第2図の本文用紙(2頁目〜7頁目)
の2つのフォームの登録後、現在編集中の頁(1頁目)
に第2図の表紙(1頁目)として用いるフォームイメー
ジ18を図形イメージとして作成し図形入力主メニュー26
より「フォーム変換」のコマンド37を指示しフォーム名
を「スキー情報・表紙」とつけて第6−3図Hフォーム
ライブラリに登録する。この「フォーム変換」により編
集中の頁(1頁目)に定義された書式(文書の背景)と
して指定したことになり、作成した図形イメージはフォ
ームイメージ18にかわる。フォームイメージは画像イメ
ージより、表示上の優先順位が低いため、画像イメージ
が読み込まれる際には、フォームイメージの上に重ねら
れることになる。この「フォーム変換」についての詳細
は後に説明する。
この様にして文書全体に必要となるフォームを作成・
登録し、さらに図形入力編集により、図形イメージ16を
作成する。つぎに、第2図の表紙(1頁目)にのせる画
像イメージ17を編集するため画像入力編集に移行する。
そこで、S4−1に戻って入力種を画像入力編集31を指示
すると画像入力編集メニュー第3−1図Cが表示され
る。
画像入力編集の操作に関してはまず、S5−9で画像イ
メージを読み込むか否かを判断する。
S5−10では、読み込む画像をイメージスキャナにセッ
トして画像イメージを読み込む。
S5−11では既に読み込んだ画像イメージを移動したり
部分的に削除するなどの編集を行う。このようにして、
画像イメージ17の編集を終える。
新規に文書作成を開始後、以上のような操作で第2図
の表紙(1頁目)への文字イメージ15・フォームイメー
ジ18・図形イメージ16・画像イメージ17の4種のイメー
ジの作成、及び本文用紙(2頁目〜7頁目)の2つのフ
ォームイメージの登録(第6−3図Hフォームライブラ
リ80、81に縮小化され、登録済であることが示されてい
る)が完了した。
次に再びS4−1に戻って入力種を文字入力編集29を指
示すると、第3−1図A文字入力編集メニューとグリッ
ド40が表示される。
再びS5−1で書式定義の変更を行うことにし、書式定
義のコマンド34を指示する。
別書式(フォーム含む)差込 S5−2で書式を再定義するがここでは第2図の表紙
(1頁目)と裏表紙(8頁目)の間に差込みをする「別
書式」を副メニューを介して定義したあと、別書式の差
込を指定する。(これにより、2頁目より異なった書式
のもとで組版がなされる)ここでは、「別書式」を定義
するさい、1頁目の書式と異なるものだけ(フォーム、
段数、段幅等)を定義し直す。なお、フォームを指定、
変更する際には、第6−3図に示したHフォームライブ
ラリと印刷形式まで含めIフォームを指定するための別
枠の副メニューが表示される。そこで、本文の奇数ペー
ジの蘭90には「本文用紙・右頁」を(92には81)を、偶
数ページの蘭93には「本文用紙・左頁」を(94には80
を)Hフォームライブラリに登録済の80、81、82より選
択、フォームとして指定する旨の指示をする。この際に
用紙形式80のなかの片面形式84、両面形式85、袋とじ形
式86のなかで両面形式85を選択しておく。別書式の定義
として、他の項目も設定し終えたとき、差し込む旨の指
示をする。定義された別書式が差込まれると現在編集中
の文書の頁は改頁され2頁目となる。尚、別書式差込に
ついての詳細は、後述する。
以後、第2図の本文(2頁目〜7頁目)の文書編集は
S5−2で定義された別書式定義に基いて文字・図形・画
像の3種の入力編集を自由に指示し文書編集を行ってい
く。
4層の存在 また、編集中「画面制御」コマンドの指定によって文
字イメージ・図形イメージ・画像イメージ・フォームイ
メージの4種イメージのうち編集中以外のイメージを便
宜上不表示にすれば各種の編集がよりしやすくなる。そ
の具体例は第3−3図・第6−4図で文書の2頁目を編
集中に、画像制御副メニュー23より入力編集中以外の任
意の数のイメージを表示・不表示に指示をあたえたとき
の文書の状態を示している。第3−3図は図形入力編集
30中に文字不表示44、グリッド不表示48を指示した。こ
れにより図形入力が確認しやすくなっている。
第6−4図では文字入力編集中に画像イメージと図形
イメージを不表示にした例である。文字入力編集29のコ
マンドが白黒反転しており、文字入力主メニュー25中の
「画面制御」コマンド32を指示したため表示された画面
制御副メニュー23であることを示している。文字表示44
のコマンドを指示しても入力編集中イメージなので無視
される。オペレータは現在の入力編集種以外のイメージ
を複合的に表示・不表示の指示をしたうえでの入力編集
中のイメージを画面を見ながら確認できる。
また、図形入力編集中グリッド42の表示に関しても書
式に依存して定義した場合(S5−12)定義された編集頁
内の書式に基いて表示される。そこで、書式に依存して
グリッドを表示しそれに適合させて作成した図形の具体
例を第6−2図に示した。グリッドの定義をこのように
グリッドの原点位置を版面の角より少しずらしグリッド
間隔を行ピッチ・文字ピッチの1/2に指定することがで
きるので文字イメージとして作成不可能な特殊記号など
が文字に対してバランスよく図形イメージを作成するこ
とができる。
以上のようにして第2図の表紙(1頁目)及び本文
(2頁目〜7頁目)の編集後、裏表紙(8頁目)を編集
するためS4−1に戻って入力種を文字入力編集を指示
し、書式の「リセット」コマンドによりもとにもどす。
これにより、差込まれた「別書式」から1頁目の書式に
戻され、表紙(1頁目)と同様の書式に基いて裏表紙
(8頁目)の編集をすることができる。
処理の詳細 4層の統合 次に第7図に従い説明を加える。第7−1図な第2図
のような文書が、ハードディスク装置6またはフロッピ
ーディスク装置12から主メモリ5に読み込まれたあとの
状態を表わしている。A全体構成はヘッダ部95、データ
部96及びその他の部分からなり、ヘッダ部95は作成する
ファイル全体の制御を行う部分であり、拡大図がBヘッ
ダ部として示されている。データ部96には、第7−2図
で示すJ文字データ・頁情報、K図形データ、L画像デ
ータのような実際のデータが格納されている。また、B
ヘッダ部のCカレント編集情報部には、本発明ともっと
も関りのある100の稼動中フラグ、101の表示中フラグ、
Dカレント編集データアドレス等、が格納されており、
100、101の2つのフラグの詳細を記したのがFのカレン
ト編集情報部フラグである。Dカレント編集データアド
レスの詳細は後述する。
Gの稼動中を示すフラグは、文字稼動中を示すビット
107、図形稼動中を示すビット108、画像稼動中を示すビ
ット109等があり、これらのうち現在入力編集中を示す
ビットだけがON、他の2つのビットはOFFの状態になっ
ている。第3−1図における共通メニュー28より、3種
あるうちの入力編集する種類をかえるために文字入力編
集28、図形入力編集30、画像入力編集31のそれぞれのコ
マンドをオペレータにより指示されたときに、このフラ
グを入れ替える。
Hの表示中を示すフラグには、文字イメージ表示中を
示すビット110、図形イメージ表示中を示すビット111、
画像イメージ表示中を示すビット112、フォームイメー
ジ表示中を示すビット113、グリッドイメージ表示中を
示すビット114等があり、これらは第3−1図における
文字入力主メニュー28、図形入力主メニュー29、画像入
力主メニュー30より「画面制御」のコマンド32が指示さ
れたあと表示する画面制御副メニュー23中の文字表示4
4、図形表示45、画像表示46、フォーム表示47、グリッ
ド表示48に各々対応している。第3−3図を例に取る
と、文字イメージ表示中を示すビット110は文字表示44
のコマンドが白黒反転していないのでOFF、図形イメー
ジ表示中を示すビット111は図形表示45のコマンドが白
黒反転しているのでON、画像イメージ表示中を示すビッ
ト112は画像表示46のコマンドが白黒反転しているのでO
N、フォームイメージ表示中を示すビット113は、フォー
ム表示47のコマンド白黒反転しているのでON、グリッド
イメージ表示中を示すビット114はグリッド表示48のコ
マンドが白黒反転していないのでOFFとなっており、こ
れらのビットはオペレータにより不表示の指示が与えら
れないかぎり、すべてのビットがONの状態となってい
る。また、一旦不表示の指示が与えられOFFとなった後
も、再び指示されればONの状態に変ることになる。オペ
レータは入力編集中以外のイメージを任意の数、画面上
表示・不表示の指示をあたえることができるのはこのた
めである。(内部的には表示中を示すフラグBのビット
を、任意の数OFFの状態に変えることだが、もちろんオ
ペレーターの操作はそれを意識しない簡単な入力であ
る)Gの稼動中を示すフラグのビットがONになっている
ものに対しては、現在入力編集中なので、不表示の指示
を与えられても無視する。(第3−3図では、図形入力
編集30のコマンドが白黒反転しており、図形入力編集中
である。図形表示45のコマンドを指示しても無視され
る) Dのカレント編集データアドレス・テーブルには、現
在編集中の領域に関連するデータの絶対アドレスがセッ
トされている。
第7−2図は第7−1図のDカレント編集データアド
レス・テーブルにセットされるアドレスの内容を具体的
に表わしている。
Iの標準書式データはこの文書全体の書式を表わした
ものであり、用紙に関する情報108や組体裁に関する情
報(天109、のど110、段数111、段高112、段幅113、段
間114等)がいくつかの項目ごとに分かれて入ってい
る。この先頭アドレスは書式データアドレス102にセッ
トされている。J文字データ、K図形データ、L画像デ
ータは各々のデータ毎、さらに頁毎にまとめられて管理
されており、頁情報アドレス103、文字データアドレス1
04、図形データアドレス105、画像データアドレス106に
は現在編集中の領域に関連するデータの絶対アドレスが
セットされている。ここでは、現在編集中の頁が2頁目
としたので2頁目頁情報120、2頁目文字データ121、2
頁目図形データ123、2頁目画像データ124の区切りにお
けるアドレスがセットされている。頁情報120にはその
ページの区切りにおける文字サイズ、書体、行ピッチ、
文字ピッチ、ページ番号等が入っておりこれらはそれま
でのページの中でもとの書式のものから、種々のコマン
ドで変更されている可能性があるため、任意のページを
それ以前のページを参照せずに組版し表示する場合に必
要となってくる。任意のページを表示する際には、この
頁情報と書式データを参照・比較し(頁情報にある項目
は優先して参照、頁情報にない項目は書式データを参照
後、組版して)組版がなされる。(詳細は後述する。) 以上のように独立したデータ管理、さらにG稼働中を
示すフラグ及びH表示中を示すフラグの存在により、イ
メージの独立を確固たるものにし、新たに領域を定義す
ることなく、文書上の任意の位置を指定し文字・画像・
図形の入力編集を行うことができる。
次に第8−1図、第8−2図に従って、 1)再表示の指示 2)任意のイメージ表示・不表示の指示 3)入力種変更の指示 等がオペレーターにより与えられた時に行われる内部
的な表示処理について説明する。第4図のS4−3A、S4−
3B、S4−3Cの際に任意のイメージ表示・不表示の指示あ
るいは再表示の指示が行なわれるか、S4−1の際に入力
種変更の指示がなされると内部的には第8−1図に示す
表示処理が行なわれる。フォームイメージ・画像イメー
ジ・図形イメージ・文字イメージの順に表示を行うが、
この時の内部的な表示処理をここではまとめて説明する
ことにする。
1)入力編集種を問わず(S4−3A、S4−3B、S4−3Cのい
ずれでも)表示順位が定まっており、フォームイメー
ジ、画像イメージ、図形イメージ、文字イメージと優先
順位の低い順に表示する。これは、第2図におけるフォ
ームイメージ22・画像イメージ21・図形イメージ20・文
字イメージ19の関連と同様、下から順(文字は一番最後
なので一番上になる)に重ねていく。
2)編集中のイメージは必ず表示中なので表示は必ず行
う。(S8−7、S8−9、S8−10が抜かされる事はない)
これは、先に述べた第7−1図のG稼動中を示すフラグ
中の、文字稼動中を示すビット107、図形稼動中を示す
ビット108、画像稼動中を示すビット109により判断す
る。
3)編集中以外のイメージは第7−1図のH表示中を示
すフラグの文字イメージ表示中を示すビット110、図形
イメージ表示中を示すビット111、画像イメージ表示中
を示すビット112、フォームイメージ表示中を示すビッ
ト113、グリッドイメージ表示中を示すビット114を参照
して判断し、(これらの判断は文字入力編集中の表示処
理を例にとるとS8−1、S8−3、S8−5で行なわれ
る。)ONならばそのイメージの表示を行う。
4)フォームイメージ、画像イメージ、図形イメージは
STORE、文字イメージはORの操作で順に重ねていく。
5)グリッドは、表示処理の際にはEXORにより最後に表
示する。
以上のように独立したデータ管理をおこなったうえ
で、表示の際の優先順位をもうけ、4種の表示パターン
の独立した管理を可能にした。優先順位の存在は、入力
順序・入力中のデータの種類に関わらず、文字編集の文
字が画像や図形の入力によって消されることを妨げ、組
版された文書の状態を見ながら、画像イメージ、図形イ
メージ、フォームイメージを配置することや文字イメー
ジを不表示にした入力ができ、さらに操作性の向上をも
たらした。また、ここでは表示を例にとって説明した
が、この編集された文字イメージ、画像イメージ、図形
イメージ、フォームイメージを印刷する際にも同様の優
先順位があることは言うまでもない。
次に第8−2図に従い、第8−1図におけるサブルー
チン(表示処理の詳細)をS8−11入力編集中のイメージ
とS8−15入力編集中以外のイメージにわけ、説明する。
S8−11入力編集中のイメージ表示処理が行なわれるのは
S4−3A文字編集中表示処理ならば、S8−7文字表示処理
の際であり、S4−3B図形編集中表示処理ならば、S8−9
図形表示処理の際であり、S4−3C画像編集中表示処理な
らば、S8−10画像表示処理の際である。
まず、S8−12で、まずVRAM2へ展開するイメージのデ
ータのみを表示イメージの保存用エリアへ移送し保存す
る。
S8−13で、作成したデータをもとにVRAM2へイメージ
を展開表示する。
つぎにS8−15入力編集中以外の表示処理について説明
する。S8−15入力編集中以外のイメージ表示処理が行な
われるのはS4−3A文字編集中表示処理ならば、S8−2フ
ォームイメージ表示処理、S8−4画像イメージ表示処
理、S8−6図形イメージ表示処理の際である。S4−3B図
形編集中表示処理ならば、図形表示処理(S8−9)以外
のイメージ表示処理、S4−3C画像編集中表示処理なら
ば、画像表示処理(S8−10)以外のイメージ表示処理の
際である。
まず、S8−16で表示イメージがVRAM2上にあるか否か
を判定し、もしイメージがなければ以下の処理は行わな
い。
S8−17で表示イメージが既に保存してあるか否かを判
定し、もしイメージが保存してなければ、S8−12、S8−
13と同様の処理を行う。
S8−18で、まずVRAM2へ展開するイメージのデータの
みを表示イメージの保存用エリアへ移送し保存する。
S8−19で、作成したデータをもとにVRAM2へイメージ
を展開表示する。
S8−20は、S8−4でもしイメージが保存してあれば、
保存してあるイメージをVRAM2へ移送する。
一旦保存した後、表示することにより、次の表示処理
にそなえ速やかな表示処理を可能にしている。
次に第6−4図における表示処理を例にとり具体的に
ステップ毎の説明をする。文字入力編集中の表示処理で
あるので、まずS4−3AよりS8−1でフォームイメージ表
示を示すビット113がONであるので、S8−2でフォーム
イメージの表示を行う。入力編集中以外のイメージ表示
処理なので、S8−15でフォームイメージの表示を行う。
S8−16でフォームイメージ以上のように本発明による文
書処理装置では新たに領域を定義することなく、組版さ
れた文書の状態を見ながら、画像イメージ、図形イメー
ジ、フォームイメージを文書上の任意の位置を指定し編
集、作成を行うことができる。また、編集中以外のイメ
ージを、任意の数不表示にした入力が行え、単純な操作
で編集結果の表示確認が確実かつ速やかにできる。
別書式差込・フォーム変更 次に第9−1図、第9−2図、第9−3図に従って、
説明を進める。
第9−1図は第2−1図における表紙を作成後、第3
−2図のA文字入力編集メニューより書式定義34のコマ
ンドを指示された後表示す副メニュー中より「別書式差
込」のコマンドが指示され、さらに分岐して表示する副
メニュー中のパラメータ(これはBもしくは第7−2図
Iの標準書式データの項目に対応している)をオペレー
タにより変更されている最中のデータ構造を示す図であ
る。(操作図では、第5図S5−2にあたる)図におい
て、Aは第7−2図で示したカレント編集データアドレ
スでありBは同じく第7−2図で示した標準書式デー
タ、Cはこれから差込む(頁単位に書式を変更する)別
書式データの図である。これらは、いずれも主メモリ5
上にとられている。Dフォーム情報には、Eフォーム
1、Fフォーム2、Gフォーム3のデータアドレスとフ
ォーム名が格納されている。これらのDフォーム情報、
Eフォーム1データテーブル、Fフォーム2データテー
ブル、Gフォーム3データテーブルはいずれもハードデ
ィスク装置6にとられており、図形データが作成されS5
−8で「フォーム登録」コマンド36を指示された後、フ
ォームデータとしてハードディスク装置6に保存し、さ
らにDフォーム情報にセットする。このあと、第6−3
図で示したHフォームライブラリに縮小化したイメージ
をのせる。また、B標準書式データにセットされている
フォーム3は、第2−1図の表紙にフォームイメージと
して表示されているものであり、これは「フォーム変
換」コマンド37指示による。(フォーム登録・フォーム
変換についての詳細は後述する) 定義が行なわれる前のC別書式データは、そのパラメ
ータを第2−1図における表紙を組版したときの第7−
2図I標準書式データと同じものを設定する。別書式定
義のための副メニュー中のパラメータ(書式の項目ごと
の値)をオペレータにより再定義されたとき、段数135
段幅137段間138奇数頁フォーム名142偶数頁フォーム名1
43等は変更されたデータに入れ替える。オペレータはB
標準書式データとは異なる項目だけを指定すればよいの
はこのためである。また、奇数頁フォーム名129偶数頁
フォーム名130のC別書式データへのセットは、別書式
定義のための副メニューより、フォームを読みだす旨の
指示がなされた時に表示する第6−3図で示したHフォ
ームライブラリとIフォーム指定副メニューを介して行
う。実際には、Hフォームライブラリからオペレータに
より選択されIフォーム指定副メニューにフォーム1、
フォーム2のフォーム名が結び付けられた時に別書式デ
ータへのセットを行うことになる。
このような別書式が定義されたあと、実際に定義終了
が指示された時の処理を第9−2図にそって順に説明す
る。差込む別書式の定義を終了する旨の指示があると S9−1指定されたI別書式データとJ標準書式データ
を項目ごとに比較し S9−2変更のある(標準書式とは、異なった)項目の
み次の頁の頁情報に加える。
という処理を行なう。2頁目以降の書式が変更される
のは、2頁目以降頁情報に付け加えられる書式変更の項
目のためである。以下、このときの処理を具体的に示す
と、まずI別書式データとJ標準書式データの用紙情報
131を比較し、同一であるのでそのまま処理を行わな
い。天132・のど134についても同様、次にI別書式デー
タとJ標準書式データの段数135を比較し、異なるので
図で見るように2頁目頁情報145後部に付け加える。こ
のように順々に比較をし、変更のある項目、段数135段
幅137段間138奇数頁フォーム名142偶数頁フォーム名143
等を2頁目頁情報145後部に付け加える。このように頁
情報作成後2頁目以降を組版する際には、頁情報にある
項目は頁情報を優先し、頁情報にないものは標準書式を
参照する。よって、2頁目以降は、A4の用紙に天30mm・
のど10mm・段数2段というような書式をもとに組版を行
うことになる。また、フォームは2頁目以降頁情報に各
々2つずつ加わっているので、フォームイメージを表示
する際には 1)頁情報にある頁番号を参照し表示頁が奇数頁か偶数
頁かにより、表示するフォームを判定する。(たとえば
表示頁が2頁のとき、2頁目頁情報を参照する。2頁目
頁情報には、2頁というデータがのっている) 2)第9−1図B標準書式データ(書式に変更のあった
2頁目のような場合には2頁目頁情報145)のフォーム
名よりDフォーム情報に登録済のフォームデータを得
る。
3)フォームデータを保存エリアに作成する。
4)VRAM2へフォームイメージを展開する。
という処理を行い、表示頁が2頁ならばEフォーム1
データテーブルにある本文用紙・左頁を画面に表示す
る。
このようにして別書式データの差込によって、第2−
1図における2頁目以降の書式の変更を行う。さらに、
7頁目が作成された後、「リセット」のコマンドが挿入
されたときには、2頁目以降の頁情報後部に付け加えて
ある項目を8頁目の頁情報後部からは取り除く処理を行
なう。これにより8頁目は1頁目の書式にもどして組版
を行う。
以上のようにして、第2−1図のような統合文書作成
に際して、頁単位の書式変更を可能にした。また、フォ
ームイメージを2通り指定する際は、偶数頁からの指定
も行えることにより編集頁の文字・画像・図形にそった
フォームイメージの指定をいずれの頁からでも行うこと
ができるようになった。印刷時に際しても、第9−3図
のような4種のイメージがイメージ単位・頁単位に混在
した文書を作成可能にし、統合文書作成が一回の印刷で
可能になった。
図形入力グリッド定義 本発明では図形編集を複数頁にわたって行うことが可
能であり各頁のグリッド表示に必要なデータがセットさ
れている第10図のCのメージャーテーブルは第7−2図
のK図形データに各頁単位に記憶されセットされている
ので頁毎にグリッドを定義し表示することができる。
また、さらに本発明によって図形編集中に編集中頁の
書式データを参照可能となったのでグリッドを書式に依
存して定義することができる。
そこで以下、第2−3図の19の図形イメージ及び22の
フォームイメージを作成するにあたってそれを拡大して
表した第6−1図の49のような現在編集中の書式にあっ
たフォーム(作成中は図形イメージ)、第6−2図の79
−2のような文字とのバランスがとれた大カッコ(77の
円弧と78の直線で作成した図形イメージ)を作成するの
に正確になお且つ容易にし、操作性を高める支援となっ
た書式に依存して定義したグリッドの表示する際の処理
について第10図をもとにして説明する。
第10図のAはオペレータが第3−1図のBの図形入力
編集のためのメニュー中の35の「グリッド定義」コマン
ドを指定後、画面に表示される第6−1図のAのグリッ
ド定義の別枠の副メニュー中の50のグリッド定義方法を
52の「書式依存」にすると指定した場合のデータ処理に
ついて流れ図を示したものでBはグリッドを書式に依存
して表示するのに参照するデータがセットされている書
式データであり第7図−2のIと同じものである。また
Bは第7−2図のKに示した各頁の図形データの先頭部
分にあるメジャーテーブルの詳細である。
ではまずAに示したの書式に依存したグリッドの表示
処理をSごとに参照するLの書式データとBのメジャー
テーブルCについての説明を交えながら説明していく。
S10−1ではオペレータにより第6−1図のAのグリ
ッド定義の別枠の副メニュー中の50のグリッド定義方法
を52の「書式依存」にするとの指示があると現在編集中
の書式のデータのうちグリッド表示に必要なデータをB
の書式データテーブルより得る。この必要なデータとは
斜線で示した161の天・162ののど・163の文字ピッチ・1
63の行ピッチ・46、165の組方向である。
S10−2ではBの書式データより参照したデータをも
とにCのメジャーテーブルにセットする。このメジャー
テーブルはオペレータが第6−1図のAのグリッド定義
の別枠の副メニュー中の50のグリッド定義方法の指定が
160の定義方法フラグに、グリッド定義の別枠の副メニ
ュー中の53のグリッドの原点が167の原点フラグに、グ
リッド定義の別枠の副メニュー中の56で指示のあたった
グリッド原点位置が座標として168のグリッド原点位置
に、グリッド定義の別枠の副メニュー中の59で指示のあ
ったグリッド原点間隔が172のグリッド原点間隔に、ま
たグリッド定義の別枠の副メニュー中の62のグリッド適
合「する」「しない」の指示が174のグリッド適合フラ
グにそれぞれ指示どおりにデータをセットする。
ここでCのメジャーテーブルにセットするデータを具
体的に説明すると167のグリッド定義方法を示すフラグ
のうち「書式依存」のフラグビットをONにし書式依存で
あることを記録して、167の原点フラグはBの書式デー
タの組方向を参照する。165の組方向が「横組」なら原
点位置「左上」のフラグを「縦組」なら原点位置「右
上」のフラグのビットをそれぞれONする。168のグリッ
ドの原点位置はオペレータが第6−1図のAのグリッド
定義の別枠の副メニュー中の56のグリッドの原点位置を
57の「用紙の角」あるいは58の「版面の角」と指定した
場合はBの書式データの161の天及び162ののどのデータ
を参照し算出してグリッドの原点位置を決定しその座標
を169のX方向、170のY方向の値をメジャーテーブルに
セットする。次に171のグリッド間隔はBの書式データ
の163の文字ピッチ・164の行ピッチ・165の組方向のデ
ータを参照して決定する。165の組方向が「横組」の指
定中はメジャーテーブルの172のX方向には文字ピッ
チ、173のY方向には行ピッチのデータを、165の組方向
が「縦組」の指定中は172のX方向には行ピッチ、173の
Y方向には文字ピッチをそれぞれBの書式データより参
照してグリッド間隔を決定してパラメータをメジャーテ
ーブルにセットする。また、174はグリッド適合を示す
フラグでオペレータが行うグリッド定義の別枠の副メニ
ューのグリッド適合「する」または「しない」の指定に
よりそれぞれのフラグのビットがたてられる。オペレー
タがが第6−1図のAのグリッド定義の別枠の副メニュ
ー中の59のグリッド適合を「する」と指定した場合、図
形の作成・編集をグリッドに適合させて(スナッピング
させて)処理するので文字サイズにあわせての図形作成
・編集より正確に行うことができる。
このようにして、グリッド定義方法を「書式依存」に
すると指示した場合に行われるS10−2での書式データ
からCのメジャーテーブルにグリッドの定義へのパラメ
ータのセットを終了する。
S10−3ではグリッド定義方法を「書式依存」にした
場合さらに168のグリッドの原点位置や171のグリッド間
隔を変更することができるのでここでS10−2でBのメ
ジャーテーブルにセットしたパラメータに変更があるか
を判断をしている。
ここで第6−1図のAのグリッド定義の別枠の副メニ
ュー中の50のグリッド定義方法を52の「書式依存」と指
定しグリッドの原点位置を58の「版面の角」と指定した
場合の58のグリッドの原点位置の指定や59のグリッド間
隔の指定をさらに変更できることについて第6−1図及
び第6−2図をもとに説明する。第6−1図のAのグリ
ッド定義の別枠の副メニューに定義内容を示したとおり
56のグリッドの原点位置は58の「版面の角」とし59のグ
リッド間隔は60の文字ピッチ・61の行ピッチを基準に定
義されている。画面には文書Bのようにグリッドを表示
する。次に第6−2図でグリッドの原点位置の指定やグ
リッド間隔の指定をさらに変更した場合を示した。Aの
グリッド定義の別枠の副メニューに定義内容のようにグ
リッドの原点位置は「版面の角」からグリッドの原点ま
での距離をオペレータは69に数値入力により指定するこ
とができ、グリッド間隔を文字ピッチ・行ピッチの何分
の1の間隔にするかを指定を70及び71に数値入力するこ
とにより可能なので、第6−2図は文書Bに示したよう
に74のグリッドの原点を72の「版面の角」よりずらし74
の位置を原点とし、グリッド間隔を75の文字ピッチの1/
2・76の行ピッチの1/2のようにさらに細かくしてグリッ
ドを表示することができる。
S10−4ではS10−3でグリッド定義に変更があった場
合やはりBの書式データテーブル内の必要なデータを参
照し算出してグリッドの原点位置やグリッド間隔を決定
し、Cのメジャーテーブルに各パラメータをリセットす
る。
S10−5ではこのように定義されCのメジャーテーブ
ルにセットされたデータをもとに画面上にグリッドを表
示する。
フォーム登録 次に第2−3図の22のフォームイメージが図形データ
として作成されフォームとして登録され文書にそれを表
示するまでの処理について第12図に従って、説明する。
第12図のAは本発明においてフォームを登録しそれを
指定し画面に表示する際の操作手順を示した流れ図で
B、C、Dはオペレータが作成した図形をフォーム登録
すると指示した時のデータの管理を図化したものであ
る。
では、Aの操作手順にステップごとに説明する。
オペレータは文書編集を開始してS12−1で図形入力
編集で登録するフォームを図形で作成する。S12−2で
図形編集中に表示される第3−1図のBの図形入力編集
メニュー中の36の「フォーム登録」のコマンドを指定し
これによりデータの「フォーム登録」処理が開始する。
この詳細についてB、C、Dをもとに説明する。
Dのフォーム情報には画面には第6−3図のHのフォ
ームライブラリとして表示するデータが管理されてお
り、それまでに登録されたまたは変換(変換については
後述)されたフォームの登録順に登録数分の181のフォ
ーム名182のそのフォームデータのファイルアドレスが
セットされている。新規にフォームが登録された時はこ
のフォーム情報の最後部にそのフォーム名とフォームデ
ータのファイルアドレスがセットされる。
次にBのメモリ上にある登録する180の図形データが
Cのフォームデータテーブルに179のフォームデータと
してセットされる。
このようにして「フォーム登録」処理終了後、S12−
3では図形入力編集から文字入力編集に処理を移行し第
3−1図のAの文字入力編集メニュー表示後、34の「書
式定義」のコマンドしてを指定し画面上に表示される第
6−3図のIのフォーム指定副メニューにHのフォーム
ライブラリより登録したフォームを選択し指定すればS1
2−2の「フォーム登録」でセットされた画面表示指定
されたフォームについてのデータをDのフォーム情報と
Cのフォームデータテーブルより得て画面にフォームを
表示しフォーム表示が終了する。
フォーム変換 さらに、本発明において図形入力編集中でも編集中文
書の書式データを参照あるいは書式データテーブルへの
データセットが可能であるので先述したフォーム登録す
るという操作と1つの書式定義でそのフォーム画面上に
表示する操作の2つの操作をオペレータが1つのコマン
ドを指定するという操作により可能となった。つまりフ
ォームを登録するとそのフォームを自動的に現在編集中
の文書の書式データのフォーム名にセットするというも
のでこの処理を「フォーム変換」処理とし以下第13図を
もとに説明する。
「フォーム変換」はオペレータはフォームにする図形
作成後、第3−1図のBの図形入力編集メニュー中の37
の「フォーム変換」コマンドを指定することによりその
処理を開始する。第13図のAは「フォーム変換」処理を
流れ図により示したものである。またB、C、D、Eは
「フォーム変換」処理の際のデータ管理と受渡しについ
て図化したもので以下Aの流れ図とステップごとにB、
C、D、Eを交えて説明する。尚、流れ図のS13−1〜S
13−4と第13図の〜は対応している。また「フォー
ム変換」は「フォーム登録」を含んだ処理なのでデータ
処理については「フォーム登録」時のデータの受渡しに
ついて示した第12図の、と「フォーム変換」時のデ
ータの受渡しについて示した第13図の、と処理内容
は全く同じものであることを先に述べておくと同時に第
13図のBメモリ、Cフォームデータテーブル、Dフォー
ム情報に関しても第12図のB、C、D全く同じものであ
り個々の詳細についての説明はここでは省略する。
オペレータにより「フォーム変換」の指示があると S13−1でDのフォーム情報の最後部にフォーム変換
した181のフォーム名と182のフォームデータアドレスを
セットする。
S13−2でフォームするBのメモリ上にある180の図形
データを181のフォームデータとしてCのフォームデー
タテーブルにセットする。
ここまではフォーム登録と同じ処理である。
S13−3では画面上に表示している180の図形データを
削除し画面上に表示するのは179のフォームデータに変
換したものを表示していることを示している。
S13−4ではEの書式データの1に現在編集無中の頁
が奇数頁であれば183の奇数頁フォーム名に、偶数頁で
あれば184の偶数頁フォーム名にS13−2でセットした18
1のフォーム名にセットする。尚、Eの書式データは第
7−1図のCのカレント編集情報部内のDのカレント編
集データアドレスにのっている102の書式データアドレ
スより得られるものである。
以上のような処理によって、自動的に書式定義に表示
指定したフォームはS13−5でフォームイメージをVRAM2
に転送し画面上に表示し「フォーム変換」処理を終了す
る。
このように、登録し指定するという二度手間をとらず
に作成した図をそのまま「フォーム変換」し現在編集中
の書式の定義として画面にフォーム表示するので、オペ
レータは図形入力編集中第3−1図のBの図形文字入力
編集メニュー中の37の「フォーム変換」コマンドを指定
しフォーム変換後29の「文字入力編集」コマンドを入力
し表示される第3−1図のAの文字入力編集メニュー中
の34「書式定義」コマンドを指定後、画面に第6−3図
のIのフォーム指定副メニューを表示させると、90のフ
ォーム名にフォーム変換したフォーム名がセットされて
いることを確認できる。また、書式定義で印刷する際の
形式が両面形式あるいは袋とじ形式を指定し、表示及び
印刷するフォームを左右別々に指定するとオペレータに
よる指示がある場合は、編集中の頁の奇遇数に対応して
「フォーム変換」したフォームが書式定義中のフォーム
表示として指定される。
このような処理により、新たな領域を定義せず、書式
にそった図形を現在編集中の文書領域にそのままフォー
ムイメージに速やかに変換することを可能にした。
以上のようにして組版された文書の状態を見ながら、
新たに領域を定義することなく、文書上の任意の位置を
指定し編集頁の書式にそったフォーム・画像・図形の入
力編集を正確かつ速やかに行うことができ、編集結果の
再表示も速やかである。また、表示・不表示を示すフラ
グは、各々の入力を行いやすいものとし、入力編集中の
再表示・確認の点では操作性の向上をあたえ、頁単位・
イメージ単位の独立したデータ管理は、統合文書作成に
際し、印刷後の煩わしい切貼りという手作業をも払拭し
た。尚、ここでは特に文書上の領域を分けない場合を取
り上げたが、固定ブロック、浮動ブロック等により、文
書上の領域が分かれている場合でもブロックに属さない
領域については前記実施例通りの処理で良いし、ブロッ
ク内の領域についても各ブロック毎に各々のデータを独
立に管理するようにすれば同様の処理で組版された状態
を見ながら同じ領域に画像・図形の入力編集ができる。
〔効果〕
以上詳述した様に、本発明によれば、文書の特定の領
域及びデータ入力編集メニューを表示画面上に表示し、
複数の種類のデータのいずれか1つの種類を入力編集す
るために、表示画面上のデータ入力編集メニューの共通
メニューに設けられた複数のデータ入力編集コマンドの
いずれか1つを指定し、指定されたデータ入力編集コマ
ンドに応じて、データ入力編集メニューの複数の主メニ
ューのうち、指定されたデータの種類に対応した種類の
主メニューを表示し、この主メニュー内のコマンドを指
示することで、指定された種類のデータの入力編集を行
うと共に、データ入力編集メニューの画面制御コマンド
の指定に応じて、複数の種類のデータに対応した複数の
データ表示コマンドが設けられた画面制御幅メニューを
表示画面上に表示し、この画面制御副メニューのデータ
表示コマンドを複数指示することにより、表示画面上に
表示された文書の特定の領域における前記指示された複
数の種類のデータを重ねて表示することにより、複数の
種類のデータのいずれか1つの種類の入力編集操作及び
所望する複数種類のデータの重ね合わせ表示を容易にす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の文書処理装置のシステ
ムブロック図、 第2図(第2−1、第2−2図、第2−3図をあわせ
る)は、本発明で作成することのできる文書の例の図、 第3図は入力編集画面の図であり、第3−1図は画面の
下部に表示される入力編集メニューを示す図、第3−2
図は入力編集の種類変更によって、主メニュー及びグリ
ッドの表示がかわることを示す図、第3−3図は図形入
力編集中、文字イメージを不表示に指示したあとの図、 第4図、第5図は、第2図で示したような文書編集を行
う際の操作手順を示した流れ図、 第6図は、第2図のような文書を作成していく際の画面
上に表示される副メニューおよび作成中の文書の図であ
り、第6−1図、第6−2図はグリッド定義のための副
メニューと定義されたグリッドを表示した文書の例を示
した図、第6−3図,第6−4図は登録されたフォーム
を示すフオームライブラリとフォーム指定のための副メ
ニューとそれを表示した文書の例を示した図、 第7−1図、第7−2図は本発明のデータ構造を示した
図、 第8−1図、第8−2図は、オペレータにより指示され
た時に行われる内部的な表示処理の流れ図、 第9図は、別書式定義(フォームの変更を含む)に関す
る図であり第9−1図は「別書式」の定義中のデータの
処理を示した図、第9−2図は別書式の定義を終え、実
際に差込む旨の指定がなされたときの内部的な処理を示
した図、第9−3図は実際に別書式の定義を行うことに
よって作成できる文書の例を示した図。 第10図は書式依存で定義されたグリッドの表示処理を示
した図、 第11図は、従来のフォーム登録し、そのフォームを文字
作成領域に表示するまでの操作手順を示した流れ図、 第12図は本発明によるフォーム登録に関する図、 第13図は本発明によるフォーム変換に関する図、 である。 1……CRT表示部 2……ビデオRAM 3……表示制御部 4……マイクロプロセッサ 5……主メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−206978(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書の特定の領域及びデータ入力編集メニ
    ューを表示画面上に表示し、 複数の種類のデータのいずれか1つの種類を入力編集す
    るために、 表示画面上のデータ入力編集メニューの共通メニューに
    設けられた複数のデータ入力編集コマンドのいずれか1
    つを指定し、 指定されたデータ入力編集コマンドに応じて、データ入
    力編集メニューの複数の主メニューのうち、指定された
    データの種類に対応した種類の主メニューを表示し、こ
    の主メニュー内のコマンドを指示することで、指定され
    た種類のデータの入力編集を行うと共に、 データ入力編集メニューの画面制御コマンドの指定に応
    じて、複数の種類のデータに対応した複数のデータ表示
    コマンドが設けられた画面制御副メニューを表示画面上
    に表示し、 この画面制御副メニューのデータ表示コマンドを複数指
    示することにより、表示画面上に表示された文書の特定
    の領域における前記指示された複数の種類のデータを重
    ねて表示することを特徴とする文書処理方法。
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DE3844833A DE3844833C2 (de) 1987-11-16 1988-11-17 Dokumenterzeugungsgerät
US07/782,767 US5208905A (en) 1987-11-16 1991-10-22 Document processing apparatus
US08/444,359 US5752053A (en) 1987-11-16 1995-05-18 Document processing apparatus for processing a document and associated format information

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