JPH10198813A - 編集方法及びその装置並びにプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

編集方法及びその装置並びにプログラムを記録した記憶媒体

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JPH10198813A
JPH10198813A JP9000445A JP44597A JPH10198813A JP H10198813 A JPH10198813 A JP H10198813A JP 9000445 A JP9000445 A JP 9000445A JP 44597 A JP44597 A JP 44597A JP H10198813 A JPH10198813 A JP H10198813A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷物の原稿の編集時のオブジェクト配置作
業を効率良く行なう。 【解決手段】 原稿に設定されたアタリ図形に隣接配置
するオブジェクトを指定し、アタリ図形とそのアタリ図
形に対する指定オブジェクトとが接するそのアタリ図形
(または外接矩形)AZの接線を指定する。指定された
接線の長さに基づいて、指定オブジェクトの倍率を決
め、決められた倍率で拡大・縮小した指定オブジェクト
を、指定された接線に接して配置させる配置位置を決め
る。指定オブジェクトを決められた倍率で拡大・縮小
し、拡大・縮小した指定オブジェクトKOJを決められ
た配置位置に配置させて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チラシやパンフレ
ットなどの印刷物の原稿を編集する編集方法及びその装
置並びにプログラムを記録した記憶媒体に係り、特に
は、チラシやパンフレットなどの印刷物の原稿を編集す
る際の、原稿内にレイアウトされたアタリ図形に対する
オブジェクトの配置作業を効率良く行なうための技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】チラシやパンフレットなどの印刷物の原
稿の編集では、例えば、商品名やその商品の説明、価格
等の文字列などを原稿内にレイアウトするためのアタリ
図形が設定され、そのアタリ図形に対して、商品の写真
やロゴマーク等の絵柄や図形などのオブジェクトを配置
することがしばしばある。
【0003】このオブジェクトの配置は、従来、オブジ
ェクトの配置位置と、オブジェクトを拡大・縮小する倍
率とを、原稿内に配置するオブジェクトごとに指定して
行なわれていた。
【0004】また、オブジェクトの配置領域を、原稿内
に配置するオブジェクトごとに指定して、その配置領域
の大きさに合わせてオブジェクトを拡大・縮小する技術
が特開平3-194649号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配置位
置と倍率、あるいは、配置領域を、原稿内に配置するオ
ブジェクトごとに指定しなければならない上記各従来例
の場合、配置位置や倍率、あるいは、配置領域の指定が
適切でないと、オブジェクトが不所望な位置に配置され
たり、アタリ図形とオブジェクトとの大小のバランスが
悪くなるなどの不都合を招来する。しかしながら、配置
位置や倍率、あるいは、配置領域の指定を1回で正確に
行なうのは難しく、不適切な指定を行なったが故に編集
作業をやり直すこともしばしば起こり、オブジェクトの
配置作業はオペレータにとって手間なものであった。
【0006】特に、チラシやパンフレットなどでは、原
稿内に配置するオブジェクトの個数は数十ないし数百と
多数にのぼることもあり、それら多数のオブジェクトの
配置を従来例に係る方式で行なっていれば、作業者への
負担は大きく、作業効率の悪さから作業時間が長引くこ
とにもなっていた。
【0007】一方で、チラシやパンフレットなどでは、
オブジェクトはアタリ図形に隣接配置されるのが一般的
である。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、オブジェクトの配置作業を効率良く行
なうことができる編集方法及びその装置並びにプログラ
ムを記録した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、印刷物の原稿を編集する
編集方法であって、原稿に設定されたアタリ図形に隣接
配置するオブジェクトを指定するオブジェクト指定工程
と、前記アタリ図形とそのアタリ図形に対して指定され
たオブジェクト(以下、このオブジェクトを「指定オブ
ジェクト」とも言う)とが接するそのアタリ図形または
そのアタリ図形の外接矩形の接線を指定する接線指定工
程と、前記指定された接線の長さに基づいて、前記指定
オブジェクトの倍率を決める倍率決定工程と、前記決め
られた倍率で拡大・縮小した前記指定オブジェクトを、
前記指定された接線に接して配置させる配置位置を決め
る配置位置決定工程と、前記指定オブジェクトを前記決
められた倍率で拡大・縮小し、前記決められた配置位置
に配置させて出力する出力工程と、を備えたものであ
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の編集方法において、前記指定オブジェクトを前記
アタリ図形の外側に配置するか内側に配置するかの配置
方向を指定する配置方向指定工程をさらに備え、前記配
置位置決定工程では、前記決められた倍率で拡大・縮小
した前記指定オブジェクトを、前記指定された接線に接
して、前記指定された配置方向に配置させる配置位置を
決めることを特徴とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の編集方法において、前記アタリ図形内に
文字列を組版する文字列組版工程をさらに備え、前記出
力工程では、前記アタリ図形内に文字列を組版した結果
の出力も行なうことを特徴とするものである。
【0012】請求項4に記載の発明は、上記請求項2に
記載の編集方法において、前記アタリ図形内に文字列を
組版する文字列組版工程をさらに備え、前記出力工程で
は、前記アタリ図形内に文字列を組版した結果の出力も
行い、かつ、前記配置方向指定工程で前記指定オブジェ
クトを前記アタリ図形の内側に配置することが指定され
ている場合には、前記アタリ図形の内側に配置された前
記指定オブジェクトの上に重ねて組版した文字列を出力
することを特徴とするものである。
【0013】請求項5に記載の発明は、印刷物の原稿を
編集する編集装置であって、原稿に設定されたアタリ図
形に隣接配置するオブジェクトを指定するオブジェクト
指定手段と、前記アタリ図形とそのアタリ図形に対して
指定されたオブジェクト(以下、このオブジェクトを
「指定オブジェクト」とも言う)とが接するそのアタリ
図形またはそのアタリ図形の外接矩形の接線を指定する
接線指定手段と、前記指定された接線の長さに基づい
て、前記指定オブジェクトの倍率を決める倍率決定手段
と、前記決められた倍率で拡大・縮小した前記指定オブ
ジェクトを、前記指定された接線に接して配置させる配
置位置を決める配置位置決定手段と、原稿の編集結果を
出力する出力手段と、前記指定オブジェクトを前記決め
られた倍率で拡大・縮小し、前記決められた配置位置に
配置させて前記出力手段に出力させる出力制御手段と、
を備えたものである。
【0014】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載の編集装置において、前記指定オブジェクトを前記
アタリ図形の外側に配置するか内側に配置するかの配置
方向を指定する配置方向指定手段をさらに備え、前記配
置位置決定手段は、前記決められた倍率で拡大・縮小し
た前記指定オブジェクトを、前記指定された接線に接し
て、前記指定された配置方向に配置させる配置位置を決
めることを特徴とするものである。
【0015】請求項7に記載の発明は、上記請求項5ま
たは6に記載の編集装置において、前記アタリ図形内に
文字列を組版する文字列組版手段をさらに備え、前記出
力制御手段は、前記アタリ図形内に文字列を組版した結
果も前記出力手段に出力させることを特徴とするもので
ある。
【0016】請求項8に記載の発明は、上記請求項6に
記載の編集装置において、前記アタリ図形内に文字列を
組版する文字列組版手段をさらに備え、前記出力制御手
段は、前記アタリ図形内に文字列を組版した結果も前記
出力手段に出力させ、かつ、前記配置方向指定手段で前
記指定オブジェクトを前記アタリ図形の内側に配置する
ことが指定されている場合には、前記アタリ図形の内側
に配置された前記指定オブジェクトの上に重ねて組版し
た文字列を前記出力手段に出力させることを特徴とする
ものである。
【0017】請求項9に記載の発明は、印刷物の原稿を
編集する処理をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録した記憶媒体であって、原稿に設定されたア
タリ図形に隣接配置するオブジェクトを指定するオブジ
ェクト指定工程と、前記アタリ図形とそのアタリ図形に
対して指定されたオブジェクト(以下、このオブジェク
トを「指定オブジェクト」とも言う)とが接するそのア
タリ図形またはそのアタリ図形の外接矩形の接線を指定
する接線指定工程と、前記指定された接線の長さに基づ
いて、前記指定オブジェクトの倍率を決める倍率決定工
程と、前記決められた倍率で拡大・縮小した前記指定オ
ブジェクトを、前記指定された接線に接して配置させる
配置位置を決める配置位置決定工程と、前記指定オブジ
ェクトを前記決められた倍率で拡大・縮小し、前記決め
られた配置位置に配置させて出力する出力工程と、を含
む編集処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記憶媒体に記録したものである。
【0018】なお、本発明における「アタリ図形」は、
文字列や図形などを印刷物の原稿内に配置(レイアウ
ト)するための領域(枠)を指す。
【0019】また、本発明における「オブジェクト」
は、印刷物の原稿に貼付けるために予め作成しておい
た、例えば、絵柄(写真をデジタル変換した画像を含
む)や図形、文字など、あるいは、それらを組み合わせ
た部品を指す。
【0020】
【作用】請求項1に記載の発明に係る編集方法の作用は
次のとおりである。原稿に設定されたアタリ図形に隣接
配置するオブジェクトが指定される(オブジェクト指定
工程)。
【0021】一方で、アタリ図形とそのアタリ図形に対
する指定オブジェクトとが接するそのアタリ図形または
そのアタリ図形の外接矩形の接線が指定される(接線指
定工程)。この指定される接線は、アタリ図形またはア
タリ図形の外接矩形の外周の辺のうち、アタリ図形とそ
のアタリ図形に対する指定オブジェクトとが接する少な
くとも1辺の線分である。アタリ図形が例えば矩形であ
ればその矩形のアタリ図形の少なくとも1辺の線分が接
線として指定され、アタリ図形が例えば円や楕円のよう
に外周に線分を有しない場合などには、円や楕円のアタ
リ図形の外接矩形の少なくとも1辺の線分が接線として
指定される。また、接線の指定は、アタリ図形またはア
タリ図形の外接矩形の外周の辺のうち、予め決めておい
た少なくとも1辺の線分をデフォルトとして指定してお
いてもよいし、編集作業の都度、オペレータが所望する
アタリ図形またはアタリ図形の外接矩形の少なくとも1
辺の線分を編集作業を行なうオペレータが指定するよう
にしてもよい。
【0022】オブジェクト、接線の指定がなされると、
指定された接線の長さに基づいて、指定オブジェクトの
倍率が決められ(倍率決定工程)、決められた倍率で拡
大・縮小した指定オブジェクトを、指定された接線に接
して配置させる指定オブジェクトの配置位置が決められ
る(配置位置決定工程)。そして、指定オブジェクト
が、決められた倍率で拡大・縮小され、決められた配置
位置に配置されて出力される(出力工程)。
【0023】請求項2に記載の発明に係る編集方法によ
れば、指定オブジェクトをアタリ図形の外側に配置する
か内側に配置するかの配置方向がさらに指定され(配置
方向指定工程)、配置位置決定工程では、決められた倍
率で拡大・縮小した指定オブジェクトを、指定された接
線に接して、指定された配置方向に配置させる指定オブ
ジェクトの配置位置が決められる。
【0024】配置方向の指定は、指定オブジェクトをア
タリ図形の外側に配置するか内側に配置するかを予め決
めておいてその配置方向をデフォルトとして指定してお
いてもよいし、編集作業の都度、オペレータが所望する
配置方向を編集作業を行なうオペレータが指定するよう
にしてもよい。
【0025】請求項3に記載の発明に係る編集方法によ
れば、さらにアタリ図形内に文字列が組版され(文字列
組版工程)、出力工程では、決められた倍率で決められ
た配置位置に指定オブジェクトが出力されるとともに、
アタリ図形内に文字列を組版した結果も出力される。一
連の工程が終了すると、文字列が組版されたアタリ図形
に隣接されて、適切な倍率でオブジェクトが配置された
編集結果が出力される。
【0026】請求項4に記載の発明に係る編集方法によ
れば、請求項2に記載の発明に係る編集方法に加えて、
さらにアタリ図形内に文字列が組版され(文字列組版工
程)、出力工程では、アタリ図形内に文字列を組版した
結果の出力も行なわれるとともに、配置方向指定工程で
指定オブジェクトをアタリ図形の内側に配置することが
指定されている場合には、アタリ図形の内側に配置され
た指定オブジェクトの上に重ねて、組版した文字列が出
力される。
【0027】請求項5に記載の発明に係る編集装置は、
請求項1に記載の発明に係る編集方法を好適に実施する
ものであって、その作用は次のとおりである。
【0028】オブジェクト指定手段によって原稿に設定
されたアタリ図形に隣接配置するオブジェクトが指定さ
れ、接線指定手段によってアタリ図形とそのアタリ図形
に対する指定オブジェクトとが接するそのアタリ図形ま
たはそのアタリ図形の外接矩形の接線が指定される。
【0029】オブジェクト、接線の指定がなされると、
倍率決定手段は、指定された接線の長さに基づいて、指
定オブジェクトの倍率を決め、配置位置決定手段は、決
められた倍率で拡大・縮小した指定オブジェクトを、指
定された接線に接して配置させる指定オブジェクトの配
置位置を決める。そして、出力制御手段は、指定オブジ
ェクトを、決められた倍率で拡大・縮小し、決められた
配置位置に配置させて出力手段に出力させる。
【0030】請求項6に記載の発明に係る編集装置は、
請求項2に記載の発明に係る編集方法を好適に実施する
ものであって、配置方向指定手段によって指定オブジェ
クトをアタリ図形の外側に配置するか内側に配置するか
の配置方向の指定がさらに行なわれ、配置位置決定手段
は、決められた倍率で拡大・縮小した指定オブジェクト
を、指定された接線に接して、指定された配置方向に配
置させる指定オブジェクトの配置位置を決める。
【0031】請求項7に記載の発明に係る編集装置は、
請求項3に記載の発明に係る編集方法を好適に実施する
ものであって、文字列組版手段はアタリ図形内に文字列
を組版し、出力制御手段は、決められた倍率で決められ
た配置位置に指定オブジェクトを出力手段に出力すると
ともに、アタリ図形内に文字列を組版した結果も出力手
段に出力する。
【0032】請求項8に記載の発明に係る編集装置は、
請求項4に記載の発明に係る編集方法を好適に実施する
ものであって、上記請求項6に記載の発明の作用に加え
てさらに、文字列組版手段によってアタリ図形内へ文字
列が組版され、その組版結果が出力制御手段によって出
力手段に出力されるが、配置方向指定手段によってオブ
ジェクトをアタリ図形の内側に配置することが指定され
ている場合には、出力制御手段は、アタリ図形の内側に
配置されたオブジェクトの上に重ねて、組版した文字列
を出力手段に出力させる。
【0033】請求項9に記載の発明によれば、記憶媒体
に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませる
ことにより、そのコンピュータが請求項1に記載の編集
方法に係る編集処理を実行する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
編集装置の構成を示すブロック図である。
【0035】本実施例装置はコンピュータシステムで構
成されている。チラシやパンフレットなどの印刷物の原
稿の編集処理を実行するCPU10が、バスライン20
を介してRAMで構成された内部メモリ30に接続され
ている。この内部メモリ30には、編集処理を実行する
際にプログラムが移植されるプログラムメモリ31、オ
ブジェクトデータを記憶するオブジェクトメモリ32、
編集データを記憶する編集データメモリ33などの各領
域がそれぞれ設定されている。また、CPU10は入出
力インターフェイス40を介して、外部記憶装置用のド
ライバ41、表示器42、キーボード43、マウス4
4、出力器45などと接続されている。
【0036】ドライバ41には外部記憶装置46が装填
される。この外部記憶装置46には予め作成された編集
処理プログラムや、予め作成された1または複数個のオ
ブジェクトデータが保存されている。また、外部記憶装
置46は、編集データなどの各種のデータ保存用にも用
いられる。オブジェクトデータは個別のオブジェクト名
(ファイル名)が付けられ、後述するフォーマットで外
部記憶装置46に記憶されている。外部記憶装置46
は、光磁気ディスク、CD−ROM、フロッピーディス
ク、ハードディスク、磁気テープその他の記憶媒体で構
成される。なお、編集処理プログラム、オブジェクトデ
ータ、編集データなどは同一の記憶媒体に記憶するよう
に構成してもよいし、複数の記憶媒体に分けて記憶する
ように構成してもよい。装置の電源がONされ、本実施
例に係る編集処理が起動されると、外部記憶装置46か
ら編集処理プログラムが読み込まれてプログラムメモリ
31に記憶され、CPU10がその編集処理プログラム
に従って後述する編集処理を実行する。
【0037】表示器42には、印刷物の原稿の編集を行
なう編集画面や、各種の設定、指定を行なう種々の設定
・指定画面などの画面(ウィンドウ)が表示される。編
集画面には、編集した結果が順次反映されて表示され、
オペレータは編集画面を見ながら原稿の編集の仕上がり
状態を確認することができる。
【0038】キーボード43およびマウス44は、各種
の設定や指定、指示などを行なうためのものである。
【0039】出力器45は、編集途中の原稿や編集済の
原稿を印刷物として印刷するためのもので、プリンタや
記録用スキャナなどで構成され、本実施例装置に直接、
あるいは、ネットワークを介して本実施例装置に接続さ
れている。
【0040】上述した実施例装置における表示器42や
出力器45は本発明における出力手段に、キーボード4
3やマウス44は本発明におけるオブジェクト指定手
段、接線指定手段、配置方向指定手段に、CPU10は
倍率決定手段、配置位置決定手段、出力制御手段、文字
列組版手段にそれぞれ相当する。また、編集処理プログ
ラムが記憶された外部記憶装置46は、本発明における
プログラムを記録した記憶媒体に相当する。
【0041】本実施例装置では、後述するオブジェクト
の配置処理やアタリ図形内への文字列の組版処理を含む
編集処理によってチラシやパンフレットなどの印刷物の
原稿の編集を行う。編集する原稿のサイズ(A4やB4
など)や方向(横置き、縦置き)などはオペレータによ
って指定される。指定された原稿には、図2に示すよう
に、その原稿G内の位置を把握するための座標(XY座
標)が設定される。このXY座標は、例えば、原稿Gの
左下点を原点OGとし、横方向をX軸、縦方向をY軸と
した座標系である。図2(a)は横置きが指定された場
合を、図2(b)は縦置きが指定された場合をそれぞれ
示す。指定された原稿Gのサイズ、方向は、編集データ
メモリ33に登録される。編集データメモリ33の一例
の構成を図4に示す。指定された原稿Gのサイズ、方向
は、「原稿サイズ」、「原稿方向」にそれぞれ登録され
る。編集データメモリ33のその他の構成については、
後で順次説明する。
【0042】また、編集処理は表示器42に表示された
編集画面上で行われる。編集画面は、例えば、図3に示
すように、編集領域HAやスクロールバーSBX、SB
Yなどを備えている。編集画面の編集領域HAには、指
定された原稿Gの全部または一部の領域が表示される。
スクロールバーSBX、SBYは、編集領域HAに表示
させる原稿Gの領域を横(X軸)方向、縦(Y軸)方向
にスクロールさせるためのものである。編集領域HA上
の各点の位置と、原稿G上のXY座標値とは相互に対応
している。従って、例えば、編集領域HAで任意の点を
指定するとその点のXY座標値が得られ、逆に、配置位
置をXY座標値で表したアタリ図形(外接矩形)、オブ
ジェクト、文字列などを、原稿G上の配置位置に対応さ
せて編集領域HAに表示させることができる。また、編
集領域HAに原稿Gを拡大表示したり縮小表示させる場
合も、原稿Gのどの領域が何倍で拡大、縮小されている
かが把握されているので、編集領域HA上の各点の位置
と、原稿G上のXY座標値とは相互に対応している。
【0043】以下、本実施例装置によるオブジェクトの
配置処理とアタリ図形内への文字列の組版処理の操作処
理手順の一例を図5、図6のフローチャートを参照して
説明する。
【0044】ステップS1では、オペレータは、編集画
面の編集領域HA上の点をマウス44で指定して原稿G
上の所望の配置位置にアタリ図形を設定(レイアウト)
する。
【0045】矩形のアタリ図形を設定する場合は、図7
(a)に示すように、左下点PLDと右上点PRUを指定す
る。円形のアタリ図形を設定する場合は、図7(b)に
示すように、中心点PCOと、半径rを指定する点Pr
を指定する。点Pr を指定する代わりに、半径rをキー
ボード43から直接入力してもよい。楕円のアタリ図形
を設定する場合には、図7(c)、(d)に示すよう
に、中心点PDOと、X軸長XLを指定する点PXLと、Y
軸長YLを指定する点PYLとを指定する。点PXL、PYL
を指定する代わりに、X軸長XL、Y軸長YLをキーボ
ード43から直接入力してもよい。図7(c)は、X軸
方向を長径とした楕円のアタリ図形を設定した場合を示
し、図7(b)は、X軸方向を短径とした楕円のアタリ
図形を設定した場合を示している。なお、図7(b)〜
図7(d)の点線で示す矩形は、円形や楕円のアタリ図
形の外接矩形を示す。また、アタリ図形の形状は、矩
形、円形、楕円に限らず、外接矩形が指定し得る限りそ
の他の形状であってもよい。
【0046】設定されたアタリ図形には、それぞれNo
1、2、3、…のように番号が付けられる。
【0047】先に説明したように、編集領域HA上で指
定した点の原稿G上の位置(XY座標値)を得ることが
できる。従って、アタリ図形の設定のために指定された
各点のXY座標値などが、編集メモリ33(図4参照)
の「アタリ図形数」、各アタリ図形の編集データ内の
「アタリ図形設定データ」に登録される。
【0048】「アタリ図形数」は設定されているアタリ
図形の個数である。Noi(iは、1、2、3、…)の
「アタリ図形設定データ」には、設定されたアタリ図形
の形状によって登録される内容が相違する。例えば、矩
形のアタリ図形の場合は図4(b)に示すように左下点
のXY座標値(XLD,YLD)と右上点のXY座標値(X
RU,YRU)が登録され、円形のアタリ図形の場合は図4
(c)に示すように中心点のXY座標値(XCO,YCO
と半径r、楕円のアタリ図形の場合は図4(d)に示す
ように中心点のXY座標値(XDO,YDO)とX軸長XL
とY軸長YLがそれぞれ登録される。また、各「アタリ
図形設定データ」には共通して、各エリアに登録された
アタリ図形の種類(矩形、円、楕円などの種類)を判別
するための種別コードを登録する「種別コード」欄が設
けられている。
【0049】設定されたアタリ図形は、編集画面の編集
領域HA上に、指定された位置に配置させて表示され
る。
【0050】図5に戻って、ステップS2でオブジェク
ト名・採字データを作成する。オペレータは、キーボー
ド43を使ってアタリ図形に隣接配置するオブジェクト
のオブジェクト名(ファイル名)と、そのアタリ図形内
に組版する文字列データ(採字データ)とを含むオブジ
ェクト名・採字データを作成する。
【0051】図8は、オブジェクト名・採字データの一
例を示す説明図である。オブジェクト名・採字データ
は、複数個まとめて作成することができる。各オブジェ
クト名・採字データには、アタリ図形の番号に対応する
番号(No1、2、3…)が付けられる。すなわち、Noi
(i=1、2、3…)のオブジェクト名・採字データ内
のオブジェクト名のオブジェクトがNoiのアタリ図形に
隣設配置される。つまり、作成されたオブジェクト名・
採字データ内のオブジェクト名をもってアタリ図形に隣
接配置するオブジェクトを指定するものである。また、
同じNoiのオブジェクト名・採字データ内の採字データ
を構成する文字列群がNoiのアタリ図形内に組版され
る。
【0052】オペレータは、必要な個数のオブジェクト
名・採字データを作成する。図では、3個のアタリ図形
に対応するために3個のオブジェクト名・採字データが
作成された状態を示している。各オブジェクト名・採字
データは、「リターンコード」で区切られている。ま
た、個々のオブジェクト名・採字データ内では、オブジ
ェクト名と先頭の文字列との間が所定の「区切りコー
ド」で区切られ、各文字列間も所定の「区切りコード」
で区切られている。
【0053】作成されたオブジェクト名・採字データ
は、編集メモリ33(図4参照)の同一の番号のアタリ
図形の編集データ内の「オブジェクト名・採字データ」
に登録される。
【0054】ここまでで、指定原稿へのアタリ図形の設
定、オブジェクト名・採字データの作成(各アタリ図形
に隣接配置するオブジェクトの指定を含む)が完了した
ことになる。なお、アタリ図形の設定(ステップS1)
とオブジェクト名・採字データの作成(ステップS2)
はいずれを先に行ってもよい。また、予め設定して外部
記憶装置46に記憶しておいたアタリ図形設定データを
読み出すように構成してもよいし、本実施例装置とは別
の装置でアタリ図形を設定して携帯型の外部記憶装置
(フロッピーディスクなど)46に格納し、本実施例装
置で読み込むように構成してもよい。オブジェクト名・
採字データについても、アタリ図形と同様に変形実施す
ることができる。ただし、本実施例では、オブジェクト
名・採字データ内のオブジェクト名をもってアタリ図形
に隣設配置するオブジェクトを指定しているので、上記
変形例の構成の場合、オブジェクト名・採字データを記
憶した外部記憶装置46が本発明におけるオブジェクト
指定手段を構成することになる。
【0055】図5に戻って、ステップS3ではオブジェ
クトの配置処理を行う。この処理の詳細を図6のフロー
チャートを参照して説明する。
【0056】図6のステップS11では、設定したアタ
リ図形とそのアタリ図形に対する指定オブジェクトとが
接するそのアタリ図形またはそのアタリ図形の外接矩形
の接線の指定と、指定オブジェクトをアタリ図形の外側
に配置するか内側に配置するかの配置方向の指定を行
う。
【0057】これら接線と配置方向の指定は、例えば、
図9に示すような接線・配置方向指定画面からマウス4
4などを用いて選択指定することで行われる。図9の上
段は、オブジェクトOJをアタリ図形(またはその外接
矩形)AZの外側に配置するための選択項目であり、下
段は、オブジェクトOJをアタリ図形(外接矩形)AZ
の内側に配置するための選択項目である。各選択項目に
おいて選択する接線を太線で示している。上段、下段そ
れぞれ左から順に、アタリ図形(外接矩形)AZの上
辺、左辺、下辺、右辺を指定接線とするの選択項目であ
る。また、下段の右端の選択項目は、2辺の指定接線を
選択するためのものである。
【0058】オペレータは、図9の接線・配置方向指定
画面の選択項目から所望の選択項目(接線と配置方向)
をマウス44で選択し、選択した項目を確定させてその
選択項目に対応する接線と配置方向を指定する。
【0059】なお、接線と配置方向の指定は上記方式に
限定されない。例えば、接線の指定と配置方向の指定を
それぞれ別個の指定画面で行うなど各指定を別々に行う
ように構成してもよいし、編集領域HAに表示されてい
るアタリ図形(外接図形)の所望の辺をマウス44で直
接指定して接線を指定し、編集領域HAに表示されてい
るアタリ図形(外接図形)の内側領域か外側領域かをマ
ウス44で直接指定して配置方向を指定するように構成
してもよい。また、アタリ図形(外接矩形)のどの辺を
接線とするかを予め決めておいて、そのデフォルトの接
線情報を外部記憶装置46に記憶しておき、そのデフォ
ルトの接線情報を読み出すことで、接線を指定するよう
に構成してもよい。その場合、外部記憶装置46に記憶
しているデフォルトの接線情報を変更可能にしてもよ
い。配置方向についても同様にデフォルトの配置方向情
報を外部記憶装置46に記憶しておき、そのデフォルト
の配置方向情報を読み出すことで、配置方向を指定する
ように構成してもよい。また、配置方向は外側にするか
内側にするかを固定させておいてもよい。なお、デフォ
ルトの接線情報、配置方向情報を外部記憶装置46に記
憶する構成の場合は、外部記憶装置46が本発明におけ
る接線指定手段、配置方向指定手段を構成することにな
る。
【0060】図6のステップS12では、上記ステップ
S11で指定した接線、配置方向でオブジェクトの配置
処理を行う処理対象のアタリ図形を編集領域HAに表示
されているアタリ図形から指定する。アタリ図形を複数
個設定している場合、設定したアタリ図形の全てを指定
してもよいし、そのうちの一部のアタリ図形を指定して
もよい。以降の処理では、指定された処理対象のアタリ
図形に対して上記指定した接線、配置方向でオブジェク
トの配置処理が行われる。また、編集データメモリ33
(図4参照)の各アタリ図形の編集データのうち、処理
対象として指定された全てのアタリ図形の編集データ内
の「オブジェクトの配置方向」欄には上記ステップS1
1で指定された配置方向が登録される。
【0061】図6のステップS13〜S17の各処理
は、処理対象として指定されたアタリ図形ごとに行わ
れ、処理対象として指定された全てのアタリ図形に対す
る処理が終了するまで繰り返される(ステップS1
8)。
【0062】ステップS13では、Noj(jは指定され
たアタリ図形のうち現在の処理対象のアタリ図形の番
号)のアタリ図形(または外接矩形)の外周の辺のう
ち、ステップS21で指定された接線に相当する辺の長
さSLを、編集データメモリ33のNojのアタリ図形の
編集データ内の「アタリ図形設定データ」に登録されて
いるデータに基づいて以下のように求める。
【0063】1.Nojのアタリ図形が矩形の場合 (1)指定接線が上辺または下辺であるとき:SL=X
RU−XLD (2)指定接線が左辺または右辺であるとき:SL=Y
RU−YLD
【0064】2.Nojのアタリ図形が円の場合 (1)全指定接線共通:SL=r×2
【0065】3.Nojのアタリ図形が楕円の場合 (1)指定接線が上辺または下辺であるとき:SL=X
軸長 (2)指定接線が左辺または右辺であるとき:SL=Y
軸長
【0066】なお、XRU、YRUは矩形のアタリ図形の右
上点のXY座標値、XLD、YLDは矩形のアタリ図形の左
下点のXY座標値であり、図7より明らかなように、X
RU>XLD、YRU>YLDであるから、XRU−XLD、YRU
LDの結果は常に正値になる。アタリ図形が円、楕円の
場合は、その外接矩形の指定接線の長さSLを求める算
出式などを示している。
【0067】ステップS14では、編集データメモリ3
3のNojのアタリ図形の編集データ内の「オブジェクト
名・採字データ」(Nojのオブジェクト名・採字デー
タ)に登録されているオブジェクト名のオブジェクトデ
ータを外部記憶装置46から読み出し、オブジェクトメ
モリ32に格納する。以下では、このオブジェクト(デ
ータ)をNojのオブジェクト(データ)とも称する。
【0068】オブジェクトデータは、例えば、図10
(a)のようなフォーマットで構成される。「全データ
容量」はこのオブジェクトデータの全データ容量であ
る。「X軸方向長さ」、「Y軸方向長さ」は、図10
(b)に示すように、オブジェクトOJの横方向、縦方
向(原稿に配置されたときX軸方向、Y軸方向になる)
の長さである。なお、図10(b)、(c)では、オブ
ジェクトOJのサイズを示すために外周を点線で囲んで
いるが、オブジェクトOJには外枠が付くものと付かな
いものとがある。オブジェクトは、通常、絵柄(写真な
どをデジタル変換した画像を含む)であるので、「オブ
ジェクトデータ内容」にはオブジェクトを構成する各画
素の画素データで登録されている。図10(c)に示す
ように、オブジェクトに矩形、円、楕円、文字などを含
む場合は、矩形、円、楕円、文字などが配置された状態
のものを1つの絵柄として扱い、その絵柄を構成する各
画素の画素データを「オブジェクトデータ内容」に登録
してもよいし、絵柄を構成する各画素の画素データとは
別に、矩形、円、楕円、文字などをオブジェクトに配置
するための配置情報を並列的に登録して「オブジェクト
データ内容」を構成してもよい。後者の場合は、絵柄を
構成する各画素の画素データに基づき絵柄を再現し、そ
の上に重ねて、矩形、円、楕円、文字などの配置情報に
基づき、矩形、円、楕円、文字などを再現して、図10
(c)のようなオブジェクトを表示器42に表示した
り、出力器45から出力させる。矩形の配置情報は、オ
ブジェクト上に設定されたxy座標系での矩形の左下点
座標、右上点座標などであり、円の配置情報は、xy座
標系での円の中心点座標、半径情報などである。楕円の
配置情報は、xy座標系での楕円の中心点座標、x軸長
情報、y軸長情報などであり、文字の配置情報は、xy
座標系での文字の配置位置座標、文字(列)データ、書
体(明朝体やゴシック体など)、文字サイズ、配置方向
(縦配置か横配置か)、文字列の場合は各文字の間隔な
どである。
【0069】図6のステップS15では、ステップS1
3で求めた指定接線の長さSLに基づき、Nojのオブジ
ェクトの倍率Kを以下のように決める。
【0070】A.指定接線が上辺または下辺である場
合:K=SL/X軸方向長さ B.指定接線が左辺または右辺である場合:K=SL/
Y軸方向長さ
【0071】なお、「X軸方向長さ」、「Y軸方向長
さ」は、オブジェクトメモリ32に格納されているNoj
のオブジェクトデータ内のデータを用いる(図10参
照)。
【0072】指定接線が1辺の場合は、X軸方向、Y軸
方向の各倍率はともに、上記A.またはB.で求めた倍
率Kとする。すなわち、オブジェクトはX軸方向、Y軸
方向に同じ倍率Kで拡大・縮小される。一方、図9の下
段右端の選択項目を指定(接線を2辺指定)した場合に
は、X軸方向の倍率を上記A.で求めるとともに、Y軸
方向の倍率を上記B.で求める。ただし、この場合のX
軸方向の倍率の算出ではSLとしてX軸方向の指定接線
の長さを用い、Y軸方向の倍率の算出ではSLとしてY
軸方向の指定接線の長さを用いる。この場合には、オブ
ジェクトはX軸方向、Y軸方向で個々の倍率(KX、K
Y)で拡大・縮小され、オブジェクトはX軸方向、Y軸
方向に変倍されることもある。
【0073】決定された倍率K(KX、KY)は、編集
データメモリ33(図4参照)のNojのアタリ図形の編
集データ内の「オブジェクトの倍率」欄に登録される。
【0074】図6のステップS16では、ステップS1
5で決めた倍率で拡大・縮小したNojのオブジェクト
を、指定接線に接して配置させる配置位置を決める。
【0075】図11(a)は、倍率Kで拡大・縮小した
NojのオブジェクトKOJをアタリ図形(外接矩形)A
Zの外側に配置する場合を示している。X軸方向、Y軸
方向ともにK倍に拡大・縮小した後のオブジェクトKO
Jの配置位置を左下点とすると、アタリ図形(外接矩
形)AZの上辺に接して配置する場合の配置位置はアタ
リ図形(外接矩形)AZの左上点Pcであり、右辺に接
して配置する場合の配置位置はアタリ図形(外接矩形)
AZの右下点Pbである。また、左辺に接して配置する
場合の配置位置はアタリ図形(外接矩形)AZの左下点
PaからX軸(左方向)にKXLだけずれた点であり、
下辺に接して配置する場合の配置位置はアタリ図形(外
接矩形)AZの左下点PaからY軸(下方向)にKYL
だけずれた点である。KXLは、拡大・縮小した後のオ
ブジェクトのX軸方向の長さ(K×〔オブジェクトの元
のX軸方向長さ〕)であり、KYLは、拡大・縮小した
後のオブジェクトのY軸方向の長さ(K×〔オブジェク
トの元のY軸方向長さ〕)である。また、アタリ図形
(外接矩形)AZの点Pa、Pb、Pcを含む四隅の点
の座標は、編集データメモリ33のNojのアタリ図形の
編集データ内の「アタリ図形設定データ」に登録されて
いるNojのアタリ図形設定データから容易に特定でき
る。従って、倍率Kで拡大・縮小したNojのオブジェク
トKOJをアタリ図形(外接矩形)AZの外側に配置す
る場合の配置位置を決めることができる。
【0076】また、同様に、拡大・縮小したNojのオブ
ジェクトKOJをアタリ図形(外接矩形)AZの内側に
配置する場合、左辺、下辺、2辺に接して配置するとき
はいずれもアタリ図形(外接矩形)AZの左下点Pa
が、拡大・縮小した後の配置位置となる。上辺に接して
配置するときは、図11(b)に示すように、アタリ図
形(外接矩形)AZの左上点PcからY軸(下方向)に
KYLだけずれた点が、拡大・縮小した後の配置位置と
なり、右辺に接して配置するときは、図11(c)に示
すように、アタリ図形(外接矩形)AZの右下点Pbか
らX軸(左方向)にKXLだけずれた点が、拡大・縮小
した後の配置位置となる。従って、拡大・縮小したNoj
のオブジェクトKOJをアタリ図形(外接矩形)AZの
内側に配置する場合の配置位置も決めることができる。
【0077】決定された配置位置は、編集データメモリ
33(図4参照)のNojのアタリ図形の編集データ内の
「オブジェクトの配置位置」欄に登録される。
【0078】図6のステップS17では、Nojのオブジ
ェクトを、ステップS15で決めた倍率で拡大・縮小
し、ステップS16で決めた配置位置に配置させて表示
器42の編集領域HAに表示する。編集領域HAに表示
されたアタリ図形AZに対して、指定接線の長さに基づ
いて決めた倍率で拡大・縮小されたオブジェクトKOJ
が、指定接線、指定配置方向により決めた配置位置に配
置された状態で表示器42の編集領域HAに表示され
る。
【0079】以後、順次、処理対象のアタリ図形に対し
て上記ステップS13〜S17の処理が実行され、オブ
ジェクトの配置結果が表示器42の編集領域HAに表示
されていく。オペレータは、表示器42の表示内容を見
て、オブジェクトの配置が所望のものとなっているか確
認することができる。
【0080】図5に戻って、ステップS4では、ステッ
プS1で設定された全てのアタリ図形内に、各アタリ図
形に対応する(同じNoの)オブジェクト・文字列データ
に登録された各文字列を組版する。オペレータは、組方
向(縦組か横組か)、文字間隔、文字サイズ、書体など
を設定する。CPU10は、設定された情報に基づき、
オブジェクト・採字データに登録された各文字列を、対
応するアタリ図形内に組版して、各文字列の配置位置
(XY座標値)を決定する。この組版方法は、従来種々
の方法が採られており、適宜の組版方法を採用すること
ができる。例えば、本願出願人が提案している特願平8
−277443号や特願平8−289136号などに開
示した組版方法で組版してもよい。
【0081】組版の結果決定された各文字列の配置位置
や、設定された組方向、文字間隔、文字サイズ、書体な
どの組版情報は、編集メモリ33(図4参照)の各アタ
リ図形の編集データ内の「組版結果」欄に登録される。
【0082】図5のステップS5では、組版した結果を
表示器42の編集領域Aに表示する。このとき、オブジ
ェクトの配置方向がアタリ図形の内側に指定されている
場合には、図12に示すように、アタリ図形AZの内側
に配置されたオブジェクトの上に重ねて、組版した文字
列を表示させる。
【0083】ここまでの編集によって、表示器42の編
集領域Aには、例えば、図13に示すような編集結果が
表示される。
【0084】最後に、図5のステップS6で終了処理を
実行して処理を終了する。この終了処理は、オペレータ
からの指示に応じて、編集データメモリ33に登録した
編集データを外部記憶装置46に格納して処理を終了す
るか、あるいは、編集データを外部記憶装置46に格納
せずに処理を終了する。表示器42の表示内容が所望の
編集結果になっていれば、オペレータは編集データを外
部記憶装置46に格納するように指示して処理を終了
し、一方、不所望であれば、編集データを外部記憶装置
46に格納しないように指示して処理を終了する。
【0085】なお、同じ原稿内で、異なる接線、配置方
向を指定してオブジェクトを配置させるような場合など
には、上記図5、図6の処理を再度実行する。2回目以
降の処理の実行の際には、その原稿に対する編集データ
を外部記憶装置46から読み出して編集データメモリ3
3に記憶させる。このとき、外部記憶装置46から読み
出した編集データに基づいて、これまでの編集途中結果
が表示器42に表示され、その編集途中結果に続けて以
降の編集を行う。なお、1原稿内へのアタリ図形が全て
設定されている場合にはステップS1を省略し、1原稿
に対するオブジェクト名・採字データが全て作成されて
いる場合には、ステップS2も省略する。さらに、1原
稿内への文字列の配置(組版)も全て終了している場合
には、ステップS4、S5を省略する。なお、組版結果
が表示器42に既に表示されているアタリ図形に対して
オブジェクトの配置結果を後で表示器42に表示する場
合は、編集メモリ33のそのアタリ図形の「配置方向」
の登録データに基づき、オブジェクトをそのアタリ図形
の内側に配置するときには、オブジェクトの上に重ねて
文字列の組版結果を表示する。
【0086】このようにして1枚の印刷物の原稿内の、
オブジェクトの配置と、オブジェクトを隣接配置するア
タリ図形内への文字列の組版処理が行われていく。以
後、その他の必要な編集処理がなされ、編集データが作
成されて、1枚の印刷物の原稿が完成されていく。印刷
物の原稿が完成すると、オペレータはキーボード43や
マウス44から印刷指示を与える。印刷指示が与えられ
ると、CPU10は、外部記憶装置46に記憶されてい
る編集データを読み出し、その編集データに基づき、原
稿の編集結果の印刷を出力器45に行わせる。
【0087】また、編集の途中段階で印刷指示を与える
と、編集途中の原稿が印刷でき、途中段階の編集状態を
印刷物で確認することもできる。オブジェクトの配置と
アタリ図形内への文字列の組版処理が全て完了した状態
の印刷結果例を図14に示す。配置方向が内側に指定さ
れているアタリ図形はオブジェクトの上に重ねて、組版
された文字列が印字される。また、印刷物にはアタリ図
形は印刷されない。なお、個々の接線、配置位置につい
ての図5、図6の処理を終了した状態を印刷して編集状
態を確認してもよい。
【0088】上記実施例では、オブジェクトの配置処理
(ステップS3)の後に文字列の組版処理(ステップS
4)を行っているが、これら処理は、いずれを先に行っ
てもよい。
【0089】また、上記実施例では、アタリ図形に隣接
配置するオブジェクトの指定をオブジェクト名・採字デ
ータを介して行うように構成したが、オブジェクトの指
定方法はこれに限定されない。例えば、外部記憶装置4
6に記憶されているオブジェクトデータのオブジェクト
名の一覧を表示器42にリスト表示し、そのリストから
各アタリ図形に隣接配置するオブジェクトを選択して指
定するなど、種々の指定方法を採用できる。
【0090】また、上記ステップS1で設定されたアタ
リ図形全てを、上記ステップS11で指定した接線と配
置方向に対する処理対象のアタリ図形と決めておいて、
上記ステップS12の処理対象のアタリ図形の指定処理
を省略してもよい。この場合、オペレータは、ステップ
S11で指定する接線と配置方向の処理対象のアタリ図
形だけをステップS1で設定すればよい。
【0091】また、上記実施例や上記変形例では、指定
接線、指定配置方向が同じであるアタリ図形に対するオ
ブジェクトの配置処理を一作業単位として一括処理する
ように構成することで処理効率を向上させているが、本
発明はそのような方法に限定されない。例えば、アタリ
図形を設定するごとにそのアタリ図形に接線と配置方向
を個別に指定するように構成してもよいし、設定された
アタリ図形を指定して、そのアタリ図形の接線と配置方
向を個別に指定するように構成してもよい。
【0092】また、例えば、あるアタリ図形の上辺と左
辺に接して別個のオブジェクトを隣接配置したり、アタ
リ図形の外側と内側に別個のオブジェクトを隣接配置す
るなど、1つのアタリ図形に複数個のオブジェクトを隣
接配置するように構成してもよい。
【0093】また、上記実施例では、オブジェクトの配
置処理と組版処理を続けて行うように構成しているが、
例えば、オブジェクトの配置処理を行うプログラムと組
版処理を行うプログラムを別々にして、各処理を別々に
行うように構成してもよい。この場合、オブジェクトの
配置処理ではオブジェクトの配置結果に関する編集デー
タを編集し、一方、組版処理では組版結果に関する編集
データを編集して、表示器42への編集結果の表示や編
集結果の印刷は、これら双方の編集データを参照して行
う。
【0094】上記実施例や各変形例によれば、商品名や
その商品の説明、価格などの文字列を配置するためのア
タリ図形に隣接配置するオブジェクト(その商品の写真
画像など)を指定し、接線と配置方向を指定、すなわ
ち、オブジェクトをそのアタリ図形内に配置される文字
列の上下、左右(外側)か内側のどこに配置するかを指
定するだけで、図14に示すように、アタリ図形内に配
置された文字列とのバランスが良い倍率でオブジェクト
が自動的に拡大・縮小され、その拡大・縮小されたオブ
ジェクトが、チラシやパンフレットなどで慣例となって
いる配置位置に自動的に配置(貼り込み)される。従っ
て、多数のオブジェクトの貼り込みを行うチラシやパン
フレットなどの印刷物の原稿の編集の際のオブジェクト
の配置作業を効率よく行うことができる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の方法発明によれば、アタリ図形に隣接配置す
るオブジェクトの指定と、アタリ図形と指定オブジェク
トとが接する接線の指定という簡単で誤りが起き難い指
示を行なうだけで、チラシやパンフレットなどで慣例と
なっているオブジェクトの配置位置、すなわち、アタリ
図形に隣接させた配置位置が自動的に決められるととも
に、指定オブジェクトの倍率も自動的に決められる。し
かも、指定オブジェクトの倍率は、アタリ図形とオブジ
ェクトとが接する接線の長さに基づいて決めるので、ア
タリ図形に隣接配置する指定オブジェクトの大きさは設
定されたアタリ図形に対してバランスが良いものとな
る。従って、チラシやパンフレットなどの印刷物の原稿
の編集の際のオブジェクトの配置作業を効率良く行な
え、作業者の手間を軽減できる。また、多数のオブジェ
クトの配置を行なう場合にも、編集作業を短時間で行な
え、作業者への負担を大幅に軽減することができる。
【0096】請求項2に記載の方法発明によれば、指定
オブジェクトをアタリ図形の外側に配置させたり、内側
に配置させることができ、アタリ図形に対する指定オブ
ジェクトの配置方向を種々変えた多彩な編集を行なうこ
とができる。
【0097】請求項3に記載の方法発明によれば、適切
な配置位置に適切な倍率で配置された指定オブジェクト
に隣接されているアタリ図形内に、商品名や商品の説
明、価格などの文字列を組版することができる。
【0098】請求項4に記載の方法発明によれば、アタ
リ図形の内側に配置した指定オブジェクトの上に重ねて
文字列を組版することができる。例えば、チラシなどで
は、商品の写真の上に重ねて商品名や商品の説明、価格
などの文字列を組版することがよくあるが、そのような
印刷物の原稿の編集を簡単に行なうことができる。
【0099】請求項5ないし8に記載の各発明によれ
ば、請求項1ないし4に記載の各方法発明を好適に実施
することができる編集装置を実現できる。
【0100】請求項9に記載の発明によれば、オブジェ
クトの配置処理を含む印刷物の原稿の編集処理をコンピ
ュータに実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る編集装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】原稿に設定されるXY座標系を示す図である。
【図3】編集画面の概略構成を示す図である。
【図4】編集データメモリの一例の構成を示す図であ
る。
【図5】オブジェクトの配置処理と、アタリ図形内への
文字列の組版処理の操作処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図6】オブジェクトの配置処理の詳細な手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】アタリ図形の設定方法を説明するための図であ
る。
【図8】オブジェクト名・採字データの構成を示す図で
ある。
【図9】接線・配置方向指定画面を示す図である。
【図10】オブジェクトデータの構成を示す図である。
【図11】オブジェクトの配置位置の決定方法を説明す
るための図である。
【図12】オブジェクトをアタリ図形の内側に配置した
場合の組版結果の表示例を示す図である。
【図13】オブジェクトの配置処理と、アタリ図形内へ
の文字列の組版処理が終了した状態の表示例を示す図で
ある。
【図14】オブジェクトの配置処理と、アタリ図形内へ
の文字列の組版処理が終了した状態の印刷結果例を示す
図である。
【符号の説明】
10 CPU 30 内部メモリ 31 プログラムメモリ 32 オブジェクトデータメモリ 33 編集データメモリ 40 I/F 41 ドライバ 42 表示器 43 キーボード 44 マウス 45 出力器 46 外部記憶装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物の原稿を編集する編集方法であっ
    て、 原稿に設定されたアタリ図形に隣接配置するオブジェク
    トを指定するオブジェクト指定工程と、 前記アタリ図形とそのアタリ図形に対して指定されたオ
    ブジェクト(以下、このオブジェクトを「指定オブジェ
    クト」とも言う)とが接するそのアタリ図形またはその
    アタリ図形の外接矩形の接線を指定する接線指定工程
    と、 前記指定された接線の長さに基づいて、前記指定オブジ
    ェクトの倍率を決める倍率決定工程と、 前記決められた倍率で拡大・縮小した前記指定オブジェ
    クトを、前記指定された接線に接して配置させる配置位
    置を決める配置位置決定工程と、 前記指定オブジェクトを前記決められた倍率で拡大・縮
    小し、前記決められた配置位置に配置させて出力する出
    力工程と、 を備えたことを特徴とする編集方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の編集方法において、 前記指定オブジェクトを前記アタリ図形の外側に配置す
    るか内側に配置するかの配置方向を指定する配置方向指
    定工程をさらに備え、 前記配置位置決定工程では、前記決められた倍率で拡大
    ・縮小した前記指定オブジェクトを、前記指定された接
    線に接して、前記指定された配置方向に配置させる配置
    位置を決めることを特徴とする編集方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の編集方法にお
    いて、 前記アタリ図形内に文字列を組版する文字列組版工程を
    さらに備え、 前記出力工程では、前記アタリ図形内に文字列を組版し
    た結果の出力も行なうことを特徴とする編集方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の編集方法において、 前記アタリ図形内に文字列を組版する文字列組版工程を
    さらに備え、 前記出力工程では、前記アタリ図形内に文字列を組版し
    た結果の出力も行い、かつ、前記配置方向指定工程で前
    記指定オブジェクトを前記アタリ図形の内側に配置する
    ことが指定されている場合には、前記アタリ図形の内側
    に配置された前記指定オブジェクトの上に重ねて組版し
    た文字列を出力することを特徴とする編集方法。
  5. 【請求項5】 印刷物の原稿を編集する編集装置であっ
    て、 原稿に設定されたアタリ図形に隣接配置するオブジェク
    トを指定するオブジェクト指定手段と、 前記アタリ図形とそのアタリ図形に対して指定されたオ
    ブジェクト(以下、このオブジェクトを「指定オブジェ
    クト」とも言う)とが接するそのアタリ図形またはその
    アタリ図形の外接矩形の接線を指定する接線指定手段
    と、 前記指定された接線の長さに基づいて、前記指定オブジ
    ェクトの倍率を決める倍率決定手段と、 前記決められた倍率で拡大・縮小した前記指定オブジェ
    クトを、前記指定された接線に接して配置させる配置位
    置を決める配置位置決定手段と、 原稿の編集結果を出力する出力手段と、 前記指定オブジェクトを前記決められた倍率で拡大・縮
    小し、前記決められた配置位置に配置させて前記出力手
    段に出力させる出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の編集装置において、 前記指定オブジェクトを前記アタリ図形の外側に配置す
    るか内側に配置するかの配置方向を指定する配置方向指
    定手段をさらに備え、 前記配置位置決定手段は、前記決められた倍率で拡大・
    縮小した前記指定オブジェクトを、前記指定された接線
    に接して、前記指定された配置方向に配置させる配置位
    置を決めることを特徴とする編集装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の編集装置にお
    いて、 前記アタリ図形内に文字列を組版する文字列組版手段を
    さらに備え、 前記出力制御手段は、前記アタリ図形内に文字列を組版
    した結果も前記出力手段に出力させることを特徴とする
    編集装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の編集装置において、 前記アタリ図形内に文字列を組版する文字列組版手段を
    さらに備え、 前記出力制御手段は、前記アタリ図形内に文字列を組版
    した結果も前記出力手段に出力させ、かつ、前記配置方
    向指定手段で前記指定オブジェクトを前記アタリ図形の
    内側に配置することが指定されている場合には、前記ア
    タリ図形の内側に配置された前記指定オブジェクトの上
    に重ねて組版した文字列を前記出力手段に出力させるこ
    とを特徴とする編集装置。
  9. 【請求項9】 印刷物の原稿を編集する処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録した記憶媒体
    であって、 原稿に設定されたアタリ図形に隣接配置するオブジェク
    トを指定するオブジェクト指定工程と、 前記アタリ図形とそのアタリ図形に対して指定されたオ
    ブジェクト(以下、このオブジェクトを「指定オブジェ
    クト」とも言う)とが接するそのアタリ図形またはその
    アタリ図形の外接矩形の接線を指定する接線指定工程
    と、 前記指定された接線の長さに基づいて、前記指定オブジ
    ェクトの倍率を決める倍率決定工程と、 前記決められた倍率で拡大・縮小した前記指定オブジェ
    クトを、前記指定された接線に接して配置させる配置位
    置を決める配置位置決定工程と、 前記指定オブジェクトを前記決められた倍率で拡大・縮
    小し、前記決められた配置位置に配置させて出力する出
    力工程と、 を含む編集処理をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録した記憶媒体。
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