JPH08332710A - 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法 - Google Patents

表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法

Info

Publication number
JPH08332710A
JPH08332710A JP14082695A JP14082695A JPH08332710A JP H08332710 A JPH08332710 A JP H08332710A JP 14082695 A JP14082695 A JP 14082695A JP 14082695 A JP14082695 A JP 14082695A JP H08332710 A JPH08332710 A JP H08332710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
information
internal
typesetting
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14082695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetada Yamaura
秀忠 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP14082695A priority Critical patent/JPH08332710A/ja
Publication of JPH08332710A publication Critical patent/JPH08332710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】組版領域のサイズ変更に伴い内部組版領域のサ
イズを自動的に変更する。 【構成】CPU1がメモリ5から内部組版領域3a,4
aの内部組版領域情報を読み出すと、「@」の指定によ
って内部組版領域3a,4aの組幅x3,x4は組版領
域Aにより定まることが判る。その後、メモリ5から読
み出された第2の関係情報を参照して、組幅x3,x4
を組版領域Aの組幅xxの1/2に設定する。また、メ
モリ5から読み出された第1の関係情報を参照すると、
内部組版領域4aの組高y4は、内部組版領域3aの組
高y3に従属することが判る。その後、組高y3をメモ
リ5から読み出し、これにより内部組版領域4aの組高
y4を決定する。そして、内部組版領域3a,4aに関
する文字テキスト情報をメモリ5から読み出し、各内部
組版領域3a,4aに文字テキスト情報を書き込んでデ
イスプレイ7に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チラシ、カタログ等の
組版を行うのに好適な表示情報レイアウト装置および表
示情報レイアウト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チラシやカタログのように複雑な印刷物
の組版を行う場合には、印刷物全体を複数の小組に分割
して、小組単位で組版を行なう。そして、組版の対象と
なる小組の領域を組版領域と呼んでいる。また、大きさ
や書体の異なる文字を用いて小組を構成する場合には、
小組をさらに分割した複数の内部組版領域毎に組版を行
っている。例えば、図10に示す組版領域Aの組版は、
図11に示すように組版領域Aを複数の内部組版領域1
a〜5aに分割し、各内部組版領域1a〜5aについ
て、その組幅と組高、およびそこに用いる文字テキスト
等を独立して設定することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チラシ等の
印刷物には、印刷直前になってその一部に修正が生じる
ことがままある。このような場合に修正部分に該当する
内部組版領域を変更すると、印刷物全体のバランスが崩
れるため、変更部分と関連する他の内部組版領域も併せ
て変更できれば便利である。例えば、図11に示す内部
組版領域3aの文字テキストを「うずらの卵」から「う
ずらの卵パック」に変更する場合には、図12に示すよ
うに内部組版領域3aと内部組版領域4aとの組幅を揃
え、自然な印象を与える印刷物に仕上げることが望まし
い。また、図13(A)に示す組版領域Aにおいて、こ
れを横方向に拡大すると、同図(B)に示すような体裁
となる。この場合には、内部組版領域3a,4aの組幅
を夫々組版領域Aの組幅の1/2とし、また、内部組版
領域5aの組幅を組版領域Aの組幅と一致させ、図14
に示すような自然な体裁とすることが望ましい。
【0004】しかしながら、上記した従来の組版では、
内部組版領域毎に独立して組幅と組高を設定していたの
で、一部の内部組版領域や組版領域そのものの組幅,組
高に変更が生じた場合に、これらと関連する内部組版領
域について再度検討する必要があり、作業効率が極めて
悪いものとなっていた。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、複数の領域の一部を変更した場合に他の領域
を自動的に変更する表示情報レイアウト装置および表示
情報レイアウト方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の構成にあっては、処理対象となる主領
域を分割した内部領域毎に表示情報のレイアウトを行う
表示情報レイアウト装置において、上記各内部領域の縦
横方向について未定を含む大きさを表す領域情報、上記
内部領域間の縦横方向の大きさの関係を表す第1の関係
情報および上記主領域と上記内部領域間の縦横方向の大
きさの関係を表す第2の関係情報を入力する入力手段
と、この入力手段によって入力された上記領域情報と上
記第1,第2の関係情報とを記憶する記憶手段と、この
記憶手段から読み出した上記第1,第2の関係情報に基
づいて、上記領域情報中で未定とされた縦横方向の大き
さを設定する領域設定手段と、この領域設定手段によっ
て設定された縦横方向の大きさと上記領域情報によって
特定される縦横方向の大きさとに基づいて上記各内部領
域に、上記表示情報を夫々表示する表示手段を有するこ
とを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の構成にあっては、
領域設定手段は、最初に第2の関係情報に基づいて、領
域情報中で未定とされた縦横方向の大きさを設定し、次
に第1の関係情報に基づいて、上記領域情報中で未定と
された縦横方向の大きさを設定することを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載の構成にあっては、
領域情報および第1,第2の関係情報の一部を予め記憶
手段に記憶していることを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の構成にあっては、
表示情報の一部または全部が文字情報であることを特徴
とする。
【0010】また、請求項5に記載の構成にあっては、
処理対象となる主領域を分割した内部領域毎に表示情報
のレイアウトを行う表示情報レイアウト方法において、
上記各内部領域の縦横方向について未定を含む大きさを
表す領域情報、上記内部領域間の縦横方向の大きさの関
係を表す第1の関係情報および上記主領域と上記内部領
域間の縦横方向の大きさの関係を表す第2の関係情報を
設定する第1のステップと、上記第1,第2の関係情報
に基づいて、上記領域情報中で未定とされた縦横方向の
大きさを設定する第2のステップと、この第2のステッ
プによって設定された縦横方向の大きさと上記領域情報
によって特定される縦横方向の大きさとに基づいて、上
記各内部領域に上記表示情報を夫々表示する第3のステ
ップとを有する。
【0011】
【作用】請求項1に係る構成にあっては、領域情報は、
各内部領域の縦横方向について未定を含む大きさを表
し、第1の関係情報は、内部領域間の縦横方向の大きさ
の関係を表し、第2の関係情報は、主領域と内部領域間
の縦横方向の大きさの関係を表す。そして、オペレータ
が領域情報と第1,第2の関係情報を入力すると、記憶
手段が上記領域情報と上記第1,第2の関係情報とを記
憶する。そして、領域設定手段が、この記憶手段から読
み出した上記第1,第2の関係情報に基づいて、上記領
域情報中で未定とされた縦横方向の大きさを設定する
と、表示手段は、この領域設定手段によって設定された
縦横方向の大きさと上記領域情報によって特定される縦
横方向の大きさとに基づいて、上記各内部領域に上記表
示情報を夫々表示するから、主領域や一部の内部領域が
拡大縮小された場合であっても自動的に表示情報のレイ
アウトが行われる。
【0012】また、請求項2に記載の構成にあっては、
領域設定手段は、最初に第1の関係情報に基づいて、領
域情報中で未定とされた縦横方向の大きさを設定し、次
に第2の関係情報に基づいて、上記領域情報中で未定と
された縦横方向の大きさを設定するから、短時間で未定
部分を確定することができる。
【0013】また、請求項3に記載の構成にあっては、
記憶手段は、領域情報または第1,第2の関係情報の一
部を予め記憶しているから、領域情報および第1,第2
の関係情報の全てを入力する必要がない。
【0014】また、請求項4に記載の構成にあっては、
表示情報の一部または全部が文字情報となるから、印刷
物の組版に好適である。
【0015】また、請求項5に記載の構成にあっては、
第1のステップは、各内部領域の縦横方向について未定
を含む大きさを表す領域情報、上記内部領域間の縦横方
向の大きさの関係を表す第1の関係情報および上記主領
域と上記内部領域間の縦横方向の大きさの関係を表す第
2の関係情報を設定する。そして、第2のステップにお
いて、上記第1,第2の関係情報に基づいて、上記領域
情報中で未定とされた縦横方向の大きさを設定すると、
第3のステップに進み、この第2のステップによって設
定された縦横方向の大きさと上記領域情報によって特定
される縦横方向の大きさとに基づいて、上記各内部領域
に上記表示情報を夫々表示する。これにより、主領域や
一部の内部領域が拡大縮小された場合であっても自動的
に表示情報のレイアウトが行われる。
【0016】
【実施例】
1.実施例の構成 以下、図1を参照してこの発明の一実施例の構成を説明
する。図1はこの発明の一実施例である文字レイアウト
装置のハードウエア構成を示すブロック図である。図に
おいて、1はCPUであり、バス2を介して種々の構成
部分に接続されており、これによって装置全体の制御が
行なわれる。また、3はマウス、4はキーボードであ
り、これらによって各種のデータが入力される。また、
5はメモリであり、CPU1の制御の下、組版の処理に
関する情報が格納される。また、6はカラープリンタで
あり、CPU1の制御の下、各種のカラー画像データを
印刷する。また、7は各種の画像データを表示するデイ
スプレイであり、8は大量の文字テキストや画像データ
が格納する外部記憶装置である。
【0017】2.実施例の動作 図2は文字レイアウト装置の動作を示すフローチャート
である。以下、同図を参照して実施例の動作を説明す
る。図8(A)に示す組版領域Aの組版を行う場合にお
いて、キーボード4を用いて所定の操作を行うと、CP
U1は図2に示す処理を開始する。そして、キーボード
4の操作によって、組版領域情報が入力されると、CP
U1は組版領域情報をメモリ5に格納する(ステップS
1)。
【0018】この組版領域情報は、組版領域A全体につ
いての組幅X(横方向の大きさ)と組高Y(縦方向の大
きさ)、および各内部組版領域1a〜5aについての組
幅Xと組高Yを表す情報を有する。例えば、組版領域A
についての組版領域情報は、図4に示すようになる。図
において、「BASESIZE X:1500」と「BASESIZE Y:2700」
は、組版領域A全体の組幅Xと組高Yとを表し、また、
「内部組版領域1a{SIZE X:800 SIZE Y:-1}」は、内
部組版領域1aの組幅Xと組高Yとを表す。ただし、
「SIZE Y:-1」中の「-1」は、組版領域情報の入力時に
は未定であり、他の内部組版領域または組版領域Aの組
幅X,組高Y、あるいは、最終的にその内部組版領域に
適用される文字テキストによって定まるという意味であ
る。以下、このことを成りゆきで定まるという。また、
「内部組版領域3a{SIZE X:@ SIZE Y:-1}」は、内
部組版領域1aの組幅Xと組高Yとを表す。ただし、
「SIZE X:@」中の「@」は、組版領域情報の入力時に
は未定であり、組版領域Aと当該内部組版領域との関係
によって定まるという意味である。
【0019】次に、マウス3やキーボード4の操作によ
って、各内部組版領域1a〜5aについて、組版規則情
報が入力されると、CPU1は、この組版規則情報をメ
モリ5に格納する(ステップS2)。この組版規則情報
は、例えば、図5に示すように、組版規則名称、文字の
種類に応じた書体名、文字の種類に応じた基本文字サイ
ズ、各文字の間隔を表す字間値および各行の間隔を表す
行間値等の情報を有する。
【0020】ステップS3に進み、CPU1は、外部記
憶装置8から文字テキストを読み出す。この読み出され
た文字テキストは、マウス3やキーボード4の操作によ
って、各内部組版領域1a〜5aに適用される単位に分
割される。その後、キーボード4の操作によって、分割
された文字テキストに応じて文字テキスト名称を定義す
る。CPU1は、このようにして得た文字テキストを図
6に示すデータ形式でメモリ5に格納する。図におい
て、区切コードである〈TEXT NAME=TEXT?〉と〈/TEXT N
AME〉との間に介挿される情報は文字テキストである。
また、「TEXT NAME=TEXT?」は、これに続く文字テキス
トの文字テキスト名称を定義する。例えば、「〈TEXT N
AME=TEXT3〉うずらの卵パック〈/TEXT NAME〉」は、文
字テキスト名称が「TEXT3」で、文字テキストが
「うずらの卵パック」であることを規定する。
【0021】次に、マウス3やキーボード4の操作によ
り、関連情報が入力されると、CPU1は、この関連情
報をメモリ5に格納する(ステップS4)。ここで、関
連情報は、各内部組版領域1a〜5a毎に適用される文
字テキストの文字テキスト名称と組版規則の組版規則名
称とを有し、内部組版領域、組版規則および文字テキス
ト間相互の関係を表す。また、この関連情報のデータ形
式は図7に示すものとなる。例えば、「内部組版領域1
a{TEXT:TEXT1 RULE:規則A}」は、内部組版領域
1aについて、文字テキスト名称がTEXT1である文
字テキストを、組版規則Aを用いて適用することを規定
する。
【0022】この後、マウス3やキーボード4の操作に
よって、第1,第2の関係情報が入力されると、CPU
1は、この第1,第2の関係情報をメモリ5に格納する
(ステップS5)。まず、第1の関係情報は、一の内部
組版領域と他内部組版領域との間の組幅Xおよび組高Y
の関係について規定する。例えば、図8(A)におい
て、内部組版領域2aの組高y2を内部組版領域1aの
組高y1に連動させ、また、内部組版領域4aの組高y
4を内部組版領域3aの組高y3に連動させるように設
定する場合、その第1の関係情報は、図9(A)に図示
するデータ形式となる。すなわち、「内部組版領域2a
{関係するサイズ:Y 領域対象名:内部組版領域1
a}」は、内部組版領域2aの組高Yを、内部組版領域
1aの組高Yと一致するように設定することを規定す
る。また、「内部組版領域4a{関係するサイズ:Y
領域対象名:内部組版領域3a}」は、内部組版領域4
aの組高Yを、内部組版領域3aの組高Yと一致するよ
うに設定することを規定する。この第1の関係情報を用
いることにより、その内部組版領域の組幅Xや組高Yが
拡大縮小する場合に、これに連動して他の内部組版領域
の組幅Xや組高Yを自動的に変更することが可能とな
る。
【0023】次に、第2の関係情報は、組版領域Aとそ
の中にある一の内部組版領域との間の組幅Xおよび組高
Yの関係について規定する。例えば、図8(A)におい
て、内部組版領域3a,4aの組幅x3,x4を組版領
域Aの組幅xxの1/2とし、また、内部組版領域5a
の組幅x5を組版領域Aの組幅xxと一致させるように
設定する場合、その第2の関係情報は、図9(B)に図
示するデータ形式となる。すなわち、「内部組版領域3
a{組版領域に影響を与えるサイズの方向:X上記サイ
ズの計算式:xx/2}」は、内部組版領域3aの組幅
x3を、組版領域Aの組幅xxの1/2とするように設
定することを規定する。また、「内部組版領域5a{組
版領域に影響を与えるサイズの方向:X上記サイズの計
算式:xx}」は、内部組版領域5aの組幅x5を、組
版領域Aの組幅xxと等しくするように設定することを
規定する。この第2の関係情報を用いることにより、組
版領域Aの組幅Xや組高Yが拡大縮小する場合に、これ
に連動して内部組版領域の組幅Xや組高Yを自動的に変
更することが可能となる。
【0024】次に、ステップS6(図2参照)におい
て、CPU1がディスプレイ7に組版領域Aの変更を行
うか否かを問う表示を行う。ここで、オペレータがマウ
ス3を操作して、組版領域Aのサイズ変更を行うと、ス
テップS7に進み、CPU1は組版領域情報中の組版領
域Aのサイズ、すなわち、図4に示す「BASESIZE X:150
0」または「BASESIZE Y:2700」を、変更後のサイズに書
き換える。上記したステップS1からステップS7にお
いて、組版に必要な全てのデータの入力が終了し、これ
に続くステップS8以降は内部組版領域毎に自動的に処
理を行う。
【0025】ステップS6において組版領域Aの変更を
行わなかった場合またはステップS7が終了すると、ス
テップS8に進み、全ての内部組版領域1a〜5aにつ
いて処理が終了したか否かを判定し、その判定結果が
「NO」ならば、ステップS9に進む。ステップS9に
おいて、CPU1は、メモリ5から組版領域情報を読み
出し、未処理の内部組版領域の中から処理順番が最先の
ものを処理対象とする。その後、CPU1は、処理すべ
き内部組版領域に対応する関連情報をメモリ5から読み
出して、その文字テキスト名称と組版規則名称を特定す
る(ステップS10)。そして、CPU1は、文字テキ
スト名称と対応する文字テキストをメモリ5から読み出
すと(ステップS11)、これに続いて組版規則名称に
対応する組版規則をメモリ5から読み出す(ステップS
12)。
【0026】この後、図3に示すステップS13に進
み、組版領域情報の当該内部組版領域のサイズに正数値
が指定されているか否かを組幅、組高について夫々判定
し、指定があるならば「YES」と判定して、指定され
た正数値を当該内部組版領域のサイズとし(ステップS
14)、ステップS15に進む。一方、指定がなかった
場合には「NO」と判定して、直接ステップS15に進
む。例えば、内部組版領域2aについて処理を進める場
合に、図4に示す組版領域情報が設定されていたとする
と、組幅Xについては正数値「700」が指定されるた
め、これにより内部組版領域2aの組幅Xが確定される
が、ただし、組高Yについては「−1」であるため、そ
のサイズはこの時点で未定である。
【0027】そして、ステップS15では(図3参
照)、組版領域情報の当該内部組版領域のサイズに@の
指定があるか否かを組幅X、組高Yについて夫々判定す
る。そして、@の指定がある場合は「YES」と判定し
て、ステップS16に進み、CPU1は当該内部組版領
域に関する第2の関係情報をメモリ5から読み出して、
その組幅Xまたは組高Yを夫々算出し、この後、ステッ
プS17に進む。一方、@の指定がないならば「NO」
と判定して、直接ステップS17に進む。
【0028】例えば、図8(A)に示す内部組版領域3
aについて上記ステップS15,16の処理を進める場
合には、その組版領域情報は図4に示すように「内部組
版領域3a{SIZE X:@ SIZE Y:-1}」となる。ここ
で、組幅Xについては「@」が指定されるため、第2の
関係情報を参照して、この組幅Xを定める。また、この
場合の第2の関係情報は図8(B)に示すように「内部
組版領域3a{組版領域に影響を与えるサイズの方向:
X 上記サイズの計算式:xx/2}」となるので、組
幅Xは、「xx/2」すなわち組版領域Aの組幅xxの
1/2となる。一方、内部組版領域3aの組高Yについ
ては、組版領域情報中に「−1」と指定されているた
め、そのサイズはこの時点で未定である。
【0029】次に、ステップS17(図3参照)では、
組版領域情報の当該内部組版領域のサイズに「−1」の
指定がなされており、かつ、当該内部組版領域に関する
第1の関係情報があるか否かを組幅、組高について夫々
判定する。これに該当するならば「YES」と判定し
て、ステップS18に進み、CPU1は当該内部組版領
域に関する第1の関係情報をメモリ5から読み出し(ス
テップS18)、この後、読み出された第1の関係情報
に基づいて当該内部組版領域の組幅Xまたは組高Yを決
定する(ステップS19)。
【0030】例えば、上記ステップS13の時点で未定
とされた内部組版領域2aの組高Yについて、ステップ
S17〜19の処理を進める場合、その組版領域情報は
図4に示すように「内部組版領域2a{SIZE X:700 SIZ
E Y:-1}」となる。ここで、組高Yについては「−1」
の指定があり、また、第1の関係情報は図9(A)に示
すように「内部組版領域2a{関係するサイズ:Y 領
域対象名:内部組版領域1a}」となるので、その組高
Yは内部組版領域1aの組高と一致するように設定され
る。
【0031】このように第1の関係情報を用いて一の内
部組版領域の組幅Xまたは組高Yとを定める場合がある
が、これには、当該一の内部組版領域と対応する他の内
部組版領域の組幅Xまたは組高Yが既知であることが前
提となる。このため、ステップS1での組版領域情報の
入力は、まず非従属の内部組版領域について行い、次に
非従属の内部組版領域に直接従属する内部組版領域につ
いて行い、この領域にさらに従属する内部組版領域につ
いて行う。すなわち、ステップS1では、従属関係の元
になる内部組版領域を、従属する内部組版領域より先に
入力する。これにより、上記ステップS9で行う処理対
象の特定は組版領域情報の入力順に行う。
【0032】一方、ステップS17において、組版領域
情報の当該内部組版領域のサイズに「−1」の指定がな
いか、または、当該内部組版領域に関する第1の関係情
報がないと判定されると、直接ステップS20に進む。
例えば、上記ステップS15の時点で未定とされた内部
組版領域3aの組高Yについて、ステップS17の処理
を進める場合、その組版領域情報は図4に示すように
「内部組版領域3a{SIZE X:@ SIZE Y:-1}」とな
る。ここで、組高Yについては「−1」の指定がある
が、図9(A)に示す第1の関係情報には、内部組版領
域3aの規定はないから、この組高Yについてはサイズ
を定めることができず、ステップS17から直接ステッ
プS20に進む。このように、ステップS19までの処
理が進行した時点で、未定となった内部組版領域の組幅
Xまたは組高Yは、最終的な組版結果によって決定され
る。具体的には、「−1」で指定される組幅Xまたは組
高Yについて、CPU1で処理可能な最大限の大きさを
ステップS17で一旦設定し、ステップS20で行われ
る文字テキストをその内部組版領域に流し込んだ結果に
よって、組幅Xまたは組高Yの大きさを決定する。
【0033】この点について、図15に示す内部組版領
域を一例として説明する。仮に、組幅Xを「うずらの
卵」が表示され得るぎりぎりで設定すると、文字テキス
トを「うずらの卵」から「うずらの卵パック」に変更し
た場合には、一行に納まらないので、変更後の「うずら
の卵パック」の表示は「うずらの卵」と「パック」が分
割され2段の表示となってしまう。しかし、同図に示す
ように組幅Xについて「X=−1」、すなわち、成りゆ
きで定めるようにすると、文字テキストを「うずらの
卵」から「うずらの卵パック」に変更しても自動的に組
幅Xを拡大することができる。
【0034】図3に示すステップS20では、当該内部
組版領域に対して、上記ステップS11で得た文字テキ
ストをステップS12で得た組版規則に基づいて、文字
組版演算処理を行う。このようにして、一の内部組版領
域の組版が終了すると、ステップS8に戻り、ステップ
S8からステップS20の処理を繰り返す。そして、全
ての内部組み版領域について組版が終了すると、ステッ
プS8において「NO」と判定し、当該小組についての
組版処理を終了して、組版結果をディスプレイ7に表示
する。このように第1,第2の関係情報を設定して、自
動処理を施すと、図8(A)に示す内部組版領域1a〜
5aを、図8(B)に示すように自然な体裁にすること
ができる。
【0035】3.変形例 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、以
下に述べる種々の変形が可能である。 上記実施例において、ステップS1では、従属関係の
元になる内部組版領域を従属する内部組版領域より先に
入力し、入力順に処理対象とする内部組版領域を決定し
ていたが(ステップS9)、第1,第2の関係情報に基
づいてCPU1が論理処理を施すことにより、内部組版
領域の処理順序を自動的に決定しても良い。
【0036】上記実施例においては、文字情報を一例
として説明したが、本発明は内部組版領域の一部または
組版領域そのものに修正が生じた場合に、これと関連す
る内部組版領域の組幅Xと組高Yとを自動的に変更する
ものであるから、文字情報に限定されず、記号,線図,
写真等の文字を含む表示情報であっても良い。
【0037】上記実施例において、組版領域情報,組
版規則情報,関連情報または第1,第2の関係情報の一
部が予めメモリ5に記憶されていても良い。この場合に
は、定型的な書式で組版を行う際に好適である。
【0038】上記実施例において、一の内部組版領域
の組幅Xまたは組高Yを複数の他の内部組版領域に連動
させることも可能である。例えば、内部組版領域5aの
組幅Xを内部組版領域1aと内部組版領域2aの組幅の
合計とする場合には、対象領域名に続けて、加算の対象
となる内部組版領域を記載すれば良い。また、四則演算
を組み合わせた関数としても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至5に記
載の構成によれば、ある内部領域の内容が修正された場
合や主領域が拡大縮小された場合であっても、自動的に
各内部領域の横方向と縦方向の大きさを自動的に変更で
きるので、作業効率を大幅に改善することができる。
【0040】また、請求項2に記載の構成によれば、主
領域の縦横方向の大きさから、内部領域中で未定の縦横
方向の大きさを定め、この後、各内部領域間の関係から
未定の縦横方向の大きさを定めるので、既知の縦横方向
の大きさから、順次未定の大きさを定めることができる
ので、処理時間を大幅に短縮することができる。
【0041】また、請求項3に記載の構成によれば、必
要な情報のみ入力すれば表示情報をレイアウトすること
ができるので、定型的な書式で表示情報のレイアウトを
行う場合等に、作業効率をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】一実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】一実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】組版領域情報のデータ形式を示す説明図であ
る。
【図5】組版規則情報のデータ形式を示す説明図であ
る。
【図6】文字情報のデータ形式を示す説明図である。
【図7】関連情報のデータ形式を示す説明図である。
【図8】一実施例の動作説明図である。
【図9】第1,第2の関係情報のデータ形式を示す説明
図である。
【図10】従来の組版を説明するための概念図である。
【図11】内部組版領域を説明するための概念図であ
る。
【図12】従来の組版を説明するための概念図である。
【図13】組版領域を拡大した場合の従来の組版を説明
するための概念図である。
【図14】組版領域を拡大した場合の理想とする体裁を
説明するための概念図である。
【図15】一実施例の動作説明図である。
【符号の説明】 1 CPU(領域設定手段、表示手段) 3 マウス(入力手段) 4 キーボード(入力手段) 5 記憶手段(メモリ) 7 デイスプレイ(表示手段) A 組版領域(主領域) 1a〜5a 内部組版領域(内部領域)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象となる主領域を分割した内部領
    域毎に表示情報のレイアウトを行う表示情報レイアウト
    装置において、 上記各内部領域の縦横方向について未定を含む大きさを
    表す領域情報、上記内部領域間の縦横方向の大きさの関
    係を表す第1の関係情報および上記主領域と上記内部領
    域間の縦横方向の大きさの関係を表す第2の関係情報を
    入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された上記領域情報と上記第
    1,第2の関係情報とを記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読み出した上記第1,第2の関係情報
    に基づいて、上記領域情報中で未定とされた縦横方向の
    大きさを設定する領域設定手段と、 この領域設定手段によって設定された縦横方向の大きさ
    と上記領域情報によって特定される縦横方向の大きさと
    に基づいて上記各内部領域に、上記表示情報を夫々表示
    する表示手段を有することを特徴とする表示情報レイア
    ウト装置。
  2. 【請求項2】 上記領域設定手段は、最初に上記第2の
    関係情報に基づいて、上記領域情報中で未定とされた縦
    横方向の大きさを設定し、次に上記第1の関係情報に基
    づいて、上記領域情報中で未定とされた縦横方向の大き
    さを設定することを特徴とする請求項1に記載の表示情
    報レイアウト装置。
  3. 【請求項3】 上記領域情報および上記第1,第2の関
    係情報の一部を予め上記記憶手段に記憶していることを
    特徴とする請求項1に記載の表示情報レイアウト装置。
  4. 【請求項4】 上記表示情報の一部または全部が文字情
    報であることを特徴とする請求項1、2または3のいず
    れかに記載の表示情報レイアウト装置。
  5. 【請求項5】 処理対象となる主領域を分割した内部領
    域毎に表示情報のレイアウトを行う表示情報レイアウト
    方法において、 上記各内部領域の縦横方向について未定を含む大きさを
    表す領域情報、上記内部領域間の縦横方向の大きさの関
    係を表す第1の関係情報および上記主領域と上記内部領
    域間の縦横方向の大きさの関係を表す第2の関係情報を
    設定する第1のステップと、 上記第1,第2の関係情報に基づいて、上記領域情報中
    で未定とされた縦横方向の大きさを設定する第2のステ
    ップと、 この第2のステップによって設定された縦横方向の大き
    さと上記領域情報によって特定される縦横方向の大きさ
    とに基づいて、上記各内部領域に上記表示情報を夫々表
    示する第3のステップとを有することを特徴とする表示
    情報レイアウト方法。
JP14082695A 1995-06-07 1995-06-07 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法 Pending JPH08332710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14082695A JPH08332710A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14082695A JPH08332710A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08332710A true JPH08332710A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15277627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14082695A Pending JPH08332710A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08332710A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09109351A (ja) 表示情報レイアウト装置
JP4834919B2 (ja) 自動組版システム
JPH08332710A (ja) 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法
JP3189345B2 (ja) 文字表示処理方法
JPS61148574A (ja) カタログデザインシステム
JP3275629B2 (ja) レイアウト修正装置
JP3065507B2 (ja) 画像出力装置
EP0454125B1 (en) Method of producing characters and figures using computer
JP2896544B2 (ja) 文字発生方法および装置
JPH08287267A (ja) 表示情報レイアウト装置および表示情報レイアウト方法
JP2791189B2 (ja) 図形描画装置及び方法
JP3275628B2 (ja) レイアウト修正装置
JPH03141466A (ja) 文書管理方法および文書作成装置
JPH07304148A (ja) 文字組版装置
JP3235404B2 (ja) レイアウト修正装置
JPH0337649A (ja) チラシ・カタログ類の割付装置
JPH10198813A (ja) 編集方法及びその装置並びにプログラムを記録した記憶媒体
JPH06289588A (ja) レイアウトデザイン装置
JPH08287049A (ja) データ表示装置
JPH03269665A (ja) 文字原図および文字フォント管理方式
JPH02238965A (ja) 記録装置
JPH07311790A (ja) カタログ類の図形修正装置
JPH0869485A (ja) 部品表付図面作成装置
JPH04181369A (ja) カード作成機能を有する文書処理装置
JPH0439711B2 (ja)