JPH05314108A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH05314108A
JPH05314108A JP3145073A JP14507391A JPH05314108A JP H05314108 A JPH05314108 A JP H05314108A JP 3145073 A JP3145073 A JP 3145073A JP 14507391 A JP14507391 A JP 14507391A JP H05314108 A JPH05314108 A JP H05314108A
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JP
Japan
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Application number
JP3145073A
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English (en)
Inventor
Yoshitake Inoue
喜勇 井上
Junichiro Takeyama
潤一郎 武山
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Masayoshi Kuroda
昌芳 黒田
Yasumasa Matsuda
泰昌 松田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05314108A publication Critical patent/JPH05314108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】イメージデータを交換する操作を簡単化する。 【構成】少なくとも文章データとイメージデータとを含
む文書データを作成し、編集する編集手段を有する文書
編集装置において、文書データ中の指定されたイメージ
データ(以下、旧イメージデータと称す。)の大きさに
なるように、指定された別のイメージデータ120(以
下、新イメージデータと称す。)の大きさを拡大または
縮小し、拡大または縮小された新イメージデータ120
を、上記旧イメージデータの位置に設定することによ
り、上記旧イメージデータを上記新イメージデータ12
0に交換するイメージデータ交換手段を有するようにし
ている。 【効果】領域サイズを変更せずに、イメージデータのみ
を交換することができ、サイズの合わせ直しが不要とな
るので、ユーザは、イメージデータを簡単に交換でき、
バリエーションに富んだ文書を容易に作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文章とイメージデータ
とを組み合わせた文書を作成し、編集することが可能な
文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な文書編集装置としては、
日立製作所のBP−10がある。本文書編集装置に代表
される現在の一般的な文書編集装置では、文章中に文字
だけでなくイメージデータを配置することが可能であ
る。イメージデータは、イメージデータ取り込み装置に
よって文書編集装置内に取り込んだり、装置付属のフロ
ッピディスクから読み出すことができる。ユーザは、そ
れを文書中の任意の位置に配置できる。さらに、配置し
たイメージデータの大きさを、縦方向や横方向に、用紙
の余白にはみ出さない範囲で、拡大したり縮小したりす
ることができる。
【0003】さて、文書作成の手間を減らして、簡単な
入力で体裁のよい文書を作成するために、既成の文書を
修正する方法がある。この目的で使用することを想定し
て、予め用意された、文書のサンプルや、事例ごとに異
なる内容を記する部分を空白にした半完成の文書を文例
と呼ぶ。そこで、いろいろな用途向けの文例を集めて文
例集として提供することにより、文書編集に慣れない初
心者でも、体裁のよい文書を作成することが可能とな
る。
【0004】このように、文例に加筆または修正を加え
ることで文書作成を行う場合に、文章の修正操作および
イラスト等のイメージデータの交換操作が編集の基本と
なる。ところが、従来の文書編集装置では、交換すべき
イメージデータを変形して配置する手段を持たなかっ
た。
【0005】従って、例えば、図44(A)に示すよう
に、文章の周りにイメージデータによる枠飾りを配置し
た文書で、この枠のイメージデータを別のイメージデー
タに変えようとすると、図44(B)に示すように、一
旦、元のイメージデータを消し、図44(C)に示すよ
うに、新しいイメージデータを読み出すことになる。し
かも、交換後のイメージデータの大きさが元のイメージ
データと同じ大きさであるとは限らないため、図44
(D)に示すように、読み出し後、読み出したイメージ
データの大きさを、元のイメージデータに合わせる操作
が必要であった。
【0006】また、従来の文書編集装置では、イメージ
データを読み出す際に、ファイルの名称の一覧を表示
し、その中の1つを選択する方式を採っていた。この方
式では、フロッピディスクに格納されているイメージデ
ータのファイル数が多くなると、1度にファイル名の一
覧表示が行えなくなり、何回かに分けて表示しなければ
ならない。文例集やイメージデータ集では、必然的にフ
ァイル数が多くなるため、ユーザが目的とするファイル
を探し出すのに手間がかかるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の文書編集装置は、イメージデータを交換する場合の操
作について余り考慮されておらず、例えば、文例を手直
しして文書を作成する際に、イメージデータの交換に手
間がかかるという問題があった。
【0008】従って、本発明は、このような点を鑑み、
イメージデータをユーザが簡単に交換できるようにする
ことにより、バリエーションに富んだ文書を容易に作成
できる文書編集装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の文書編集装置は、文書データ中の指定され
たイメージデータ(以下、旧イメージデータと称す。)
の大きさになるように、指定された別のイメージデータ
(以下、新イメージデータと称す。)の大きさを拡大ま
たは縮小し、拡大または縮小された新イメージデータ
を、上記旧イメージデータの位置に設定することによ
り、上記旧イメージデータを上記新イメージデータに交
換するイメージデータ交換手段を有するようにしてい
る。
【0010】すなわち、本発明は、少なくとも文章デー
タとイメージデータとを含む文書データを作成し、編集
する編集手段を有する文書編集装置において、編集中の
文書データおよびイメージデータを記憶している第1の
記憶手段と、少なくともイメージデータを1つ以上記憶
している第2の記憶手段と、編集中の文書データに含ま
れている1つ以上のイメージデータのうちから、別のイ
メージデータと交換されるべきイメージデータ(以下、
旧イメージデータと称す。)の指定を受付ける第1の受
付け手段と、上記第2の記憶手段に記憶されている1つ
以上のイメージデータのうちから、上記旧イメージデー
タと交換すべきイメージデータ(以下、新イメージデー
タと称す。)の指定を受付ける第2の受付け手段と、上
記第1の受付け手段により受付けられた旧イメージデー
タを、上記第1の記憶手段から消去する消去手段と、上
記第2の受付け手段により受付けられた新イメージデー
タを、上記第2の記憶手段から読み出す読み出し手段
と、上記新イメージデータを、上記旧イメージデータと
同じ位置に、同じ大きさで、設定する設定手段とを備え
たイメージデータ交換手段を有するようにしている。
【0011】上記第1の記憶手段に記憶されている文書
データは、該文書データに含まれているイメージデータ
の位置を示す情報を保持するようにし、上記第1の記憶
手段および上記第2の記憶手段に記憶されているイメー
ジデータは、該イメージデータの大きさを示す情報を保
持するようにし、上記設定手段は、上記旧イメージデー
タの位置を示す情報を上記第1の記憶手段から取得し、
上記旧イメージデータの大きさを示す情報を上記第1の
記憶手段から取得し、上記新イメージデータの大きさを
示す情報を上記第2の記憶手段から取得する取得手段
と、上記取得手段により取得された新イメージデータの
大きさを、上記取得手段により取得された旧イメージデ
ータの大きさになるように、拡大または縮小して、上記
取得手段により取得された旧イメージデータの位置に出
力する出力手段とを備えるようにしている。
【0012】また、上記第2の記憶手段に記憶されてい
る1つ以上のイメージデータは、それぞれ、該イメージ
データの識別名と、該イメージデータの内容を表す少な
くとも1つのキーワードとを保持するようにし、さら
に、上述した構成に加えて、上記キーワードの指定を受
付ける第3の受付け手段と、上記第3の受付け手段によ
り受付けられたキーワードと、上記第2の記憶手段に記
憶されている1つ以上のイメージデータが保持している
キーワードとを比較し、一致するキーワードを保持して
いるイメージデータの識別名を一覧表示する一覧表示手
段とを備えるようにしてもよい。この場合は、上記第2
の受付け手段は、上記一覧表示手段により一覧表示され
たイメージデータの識別名のうちから、上記新イメージ
データの指定を受付けることとなる。
【0013】なお、上記第2の記憶手段は、外部記憶媒
体であるようにすることができる。
【0014】そして、以上のようなイメージデータ交換
手段の指定を受付ける第4の受付け手段を備えるように
する。
【0015】
【作用】イメージデータは、該イメージデータが含まれ
ている文書データが保持しているイメージデータの位
置、および、該イメージデータが保持している大きさを
示す情報に基づいて、印刷されたり、画面表示される。
【0016】上記第4の受付け手段により、イメージデ
ータ交換手段の指定を受付けると、本発明のイメージデ
ータ交換手段が実行される。
【0017】まず、上記第1の受付け手段により、旧イ
メージデータの指定を受付け、続いて、上記第3の受付
け手段により、キーワードの指定を受付けると、上記一
覧表示手段により、指定されたキーワードを保持してい
るイメージデータの識別名を一覧表示する。
【0018】なお、キーワードには、「指定なし」とい
う項目を含むようにし、この項目が指定された場合は、
上記一覧表示手段により、上記第2の記憶手段に記憶さ
れている全てのイメージデータの識別名を一覧表示す
る。
【0019】次に、上記第2の受付け手段により、一覧
表示されたイメージデータの識別名のうちから、新イメ
ージデータの指定を受付けると、上記消去手段により、
旧イメージデータを上記第1の記憶手段から消去し、上
記読み出し手段により、新イメージデータを上記第2の
記憶手段から読み出し、上記設定手段により、新イメー
ジデータを、旧イメージデータと同じ位置に、同じ大き
さで、設定する。
【0020】これにより、新イメージデータが旧イメー
ジデータと入れ替わって画面表示され、印刷される。
【0021】なお、1つ以上の文例データが予め上記第
2の記憶手段に記憶されて用意されている場合には、こ
れらの文例データのうちから、任意の1つの文例データ
を読み出し、読み出した文例データ中の任意のイメージ
データを、別のイメージデータと交換することもでき
る。
【0022】従って、ユーザは、編集中の文書データに
含まれているの任意のイメージデータを、簡単に、別の
イメージデータと交換することができるので、初心者ユ
ーザでも、バリエーションに富んだ文書を容易に作成す
ることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0024】図3は本実施例の文書編集装置のハードウ
ェア構成図である。
【0025】図3において、2は演算処理装置、3は主
メモリ、4は表示メモリ、5は表示制御装置、6は表示
装置、7はフロッピディスク・ドライブ、8はフロッピ
ディスク制御装置、9はキーボード、10はキーボード
制御装置、11はプリンタ、12はプリンタ制御装置で
あり、1はそれらを統合する共通バスである。
【0026】フロッピディスク13は、フロッピディス
ク・ドライブ7にセットする記憶媒体であり、交換可能
である。
【0027】キーボード9の配置例を図4に示す。キー
ボード9は、図4に示すように、文字キー15のほか
に、数値を簡単に入力するため、数字キーを1箇所にま
とめたテンキー16と、実行キー17,取消キー18,
終了キー19,印刷キー20等の専用キーと、画面上で
ユーザの処理対象を示すカーソルを、ユーザが上下左右
方向に動かすために設けたカーソルキー21とを備えて
いる。また、1つのキーに複数の意味を持たせるため
に、機能切り替えキー24が用意されている。機能切り
替えキー24を押下した状態では、キーボード9のキー
の機能が切り替わり、例えば、文字キーのキー23は検
索指示キーとなり、カーソルキー21はスクロールキー
となる。
【0028】表示メモリ4は、表示すべき画面情報を格
納し、表示制御装置5は、周期的に表示メモリ4の情報
を読み出して、それらを映像信号に変換し、表示装置6
に送出する。これにより、表示装置6には、常に、表示
メモリ4の画面情報を反映した表示が行われる。
【0029】主メモリ3には、本実施例に係るプログラ
ムおよびデータが格納され、演算処理装置2が主メモリ
3上のプログラムおよびデータを解釈し、各制御装置に
処理を要求することにより、文書の入力,表示,印刷,
フロッピディスク13への登録等の文書処理を行う。
【0030】本実施例では、このような文書編集装置上
で、用紙上に文字,図形,イメージデータ等を自由に配
置した文書が作成できるレイアウト編集システムを実現
する。
【0031】本レイアウト編集システムにおいて作成さ
れる文書は、例えば、図5に示すような形式をとる。
【0032】図5において、150は文書の用紙を示
す。用紙150には、上下左右の余白151が存在し、
余白151を除いた部分に、破線で示す矩形の領域15
2を設定し、各領域152ごとに、その中に、様々な形
式のデータを入れることができる。具体的には、文章領
域152−1,イメージ領域152−2,図形領域15
2−3等を用意する。
【0033】各領域152は、自由に重なることが可能
で、余白151を除いた用紙150内に、自由な位置お
よび大きさで設定することができる。
【0034】また、本レイアウト編集システムにおいて
は、ユーザがよく作成する文書のひな形を文例として用
意する。
【0035】文例は、基本的には、一般の文書と同じ構
成をとっており、タイトルや本文にあたる各領域152
において、内容が未入力であったり、一部しか入力され
ていないようになっており、いわゆる、半完成品の文書
である。なお、文例は、本レイアウト編集システムによ
り予め用意されているものである。
【0036】文例における領域152の構成は、ユーザ
が目的とする文書によって異なる。例えば、「年賀はが
き」であれば、「謹賀新年」等のタイトル,挨拶等の本
文,自分の住所氏名欄,イラストといった領域152か
らなる。また、「案内状」であれば、タイトル,タイト
ルの枠飾り,案内状の本文,地図,イラストといった領
域152からなる。
【0037】また、ユーザが文書でよく使うイラスト,
枠飾り,写真等を含むイメージデータを用意する。イメ
ージデータは、本レイアウト編集システムにより予め用
意されていているものであっても、ユーザにより作成さ
れたものであってもよい。
【0038】なお、本レイアウト編集システムにおいて
は、文書,文例,イメージデータは、それぞれ、フロッ
ピディスク13に格納される。
【0039】図6に主メモリ3上での文書のデータ構造
を示す。
【0040】図6に示すように、文書データ100は、
文章データ630,図形データ631,イメージデータ
120等の各データと、その構成を管理するレイアウト
データ633とから構成されている。
【0041】レイアウトデータ633は、図7に示すよ
うに、用紙サイズ640,用紙方向641,余白の大き
さ642,領域数643等の書式情報と、文書中に設定
されている領域152の種別645,用紙上の位置64
6,範囲647,各データへのポインタ648を保持す
る配列649とから構成されている。各領域152のデ
ータは、レイアウトデータ633中の配列649の順
に、主メモリ3上に配置される。
【0042】図8にフロッピディスク13上での文書の
ファイル構造を示す。
【0043】図8に示すように、文書データ100が文
書ファイル634としてフロッピディスク13に記録さ
れるときには、文書データ100のファイル名640,
データ容量641,検索用のキーワード616,フロッ
ピディスク13上の格納位置を示すファイルポインタ6
44からなるファイル管理情報635が付加される。
【0044】また、文例についても、主メモリ3上での
文例データ110のデータ構造およびフロッピディスク
13上でのファイル構造は、文書データ100と同じ構
造であるが、キーワード616の内容のみが文書データ
100と異なる。
【0045】すなわち、キーワード616は、図9に示
すように、「はがき」,「カード」,「案内状」といっ
た種類を表す文字列616aと、季節を表す文字列61
6bとからなり、文書データ100では、空白となって
おり、文例データ110では、その内容に応じた文字列
が設定されている。
【0046】図10に主メモリ3上でのイメージデータ
のデータ構造を示す。
【0047】図10に示すように、イメージデータ12
0は、ビットパターンデータ650と、データの縦の大
きさ652,横の大きさ653,画像取り込み時または
描画時の画素密度を表す取込密度654からなるイメー
ジデータ管理情報651とから構成されている。
【0048】ビットパターンデータ650は、図11に
示すように、イメージデータ120を8ビット単位で分
割し、順に並べたものである。
【0049】図12にフロッピディスク13上でのイメ
ージデータのファイル構造を示す。
【0050】図12に示すように、イメージデータ12
0がイメージデータファイル632としてフロッピディ
スク13に記録されるときには、イメージデータ120
のファイル名640,データ容量641,検索用のキー
ワード616,フロッピディスク13上の格納位置を示
すファイルポインタ644からなるファイル管理情報6
35が付加される。
【0051】フロッピディスク13上では、これらの文
書ファイル(文例ファイル)634,イメージデータフ
ァイル632は、それぞれ、固有の文書番号612およ
びファイル名640が付与されて、記録される。なお、
文書番号612は、文書作成時に自動的に付加される。
【0052】さて、次に、本レイアウト編集システムに
おける操作体系および各編集状態の画面表示の例を、図
13〜図19を用いて説明する。
【0053】文書編集装置を起動すると、まず、表示装
置6の表示画面に基本メニュー画面30が表示される。
【0054】基本メニュー画面30は、図14に示すよ
うな表示画面となっており、基本メニュー画面30での
メニューの指示は、メニューの配置に対応するテンキー
16を押下することによって行う。基本メニュー画面3
0には、文書編集装置に用意されている機能が、絵文字
およびタイトルで表示されている。
【0055】基本メニュー画面30で、レイアウト編集
メニュー31を指示すると、本レイアウト編集システム
が起動され、レイアウト編集メニュー画面40が表示さ
れる。
【0056】レイアウト編集メニュー画面40は、図1
5に示すような表示画面となっており、レイアウト編集
メニュー画面40には、文書データ100を白紙の状態
から作成する際に指示する新規作成メニュー41,フロ
ッピディスク13に格納された文例データ110を呼び
出し、それをベースに編集を行い、文書データ100を
完成させる際に指示する文例選択メニュー42,既に作
成された文書データ100をフロッピディスク13から
呼び出し、編集/印刷を行う際に指示する文書更新/印
刷メニュー43,文例選択メニュー42の一種で、ユー
ザが作る文書データ100の目的に応じた文例データ1
10を呼び出す際に指示するはがきメニュー44,カー
ドメニュー45,案内状メニュー46が表示されてい
る。
【0057】ここで、新規作成メニュー41に対応する
テンキー16を押下して、新規作成メニュー41を指示
すると、書式設定画面50が表示される。
【0058】書式設定画面50は、図16に示すような
表示画面となっており、書式設定画面50では、用紙サ
イズ,用紙方向,上下左右の余白値を設定することがで
き、ここで、実行キー17を押下すると、レイアウト編
集画面60が表示される。
【0059】レイアウト編集画面60は、図19に示す
ような表示画面となっており、レイアウト編集画面60
では、レイアウト表示エリア61にレイアウト62が表
示され、また、各種レイアウト編集機能を実行する際に
指示する機能メニュー65,ユーザが次に行うべき操作
をガイダンスするガイダンス63が表示されている。新
規作成メニュー41を指示して、レイアウト編集を開始
した場合には、レイアウト表示エリア61には、白紙の
状態のレイアウト62が表示される。
【0060】また、レイアウト編集メニュー40で、文
例選択メニュー42を指示すると、文例一覧画面70が
表示される。
【0061】文例一覧画面70は、図17に示すような
表示画面となっており、文例一覧画面70では、フロッ
ピディスク13に格納された文例データ110を、文例
番号を付加して一覧表の形で表示し、ここで、呼び出し
たい文例データ110の文例番号をキーボード9から入
力すると、レイアウト編集画面60が表示される。文例
選択メニュー42を指示を指示して、レイアウト編集を
開始した場合には、レイアウト表示エリア61には、呼
び出した文例データ110のレイアウト62が初期表示
される。
【0062】また、レイアウト編集メニュー画面40
で、はがきメニュー44,カードメニュー45,案内状
メニュー46のいずれかを指示すると、フロッピディス
ク13に格納された文例データ110のうちから、指示
された内容(「はがき」,「カード」,「案内状」)に
応じた文例データ110の文例一覧画面70が表示され
る。これは、指示された内容に応じたキーワード616
が付加された文例データ110を抽出して表示すること
により行われ、例えば、はがきメニュー44が指示され
たならば、「はがき」というキーワード616が付加さ
れた文例データ110が抽出され、文例一覧画面70に
表示される。
【0063】このとき、例えば、はがきサイズの案内状
の文例データ110については、文例データ110に
「はがき」および「案内状」の2つのキーワード616
を設定しておき、ユーザが、はがきメニュー44および
案内状メニュー46のいずれのメニューを指示しても、
その文例データ110が文例一覧画面70に表示される
ようにしてもよい。
【0064】また、レイアウト編集メニュー画面40
で、文書更新/印刷メニュー43を指示すると、文書一
覧画面80が表示される。
【0065】文書一覧画面80は、図18に示すような
表示画面となっており、文書一覧画面80では、フロッ
ピディスク13に格納された文書データ100を、文書
番号を付加して一覧表の形で表示し、ここで、呼び出し
たい文書データ100の文書番号をキーボード9から入
力し、実行キー17を押下すると、レイアウト編集画面
60が表示される。文書更新/印刷メニュー43を指示
して、レイアウト編集を開始した場合には、レイアウト
表示エリア61には、呼び出した文書データ100のレ
イアウト62が表示される。
【0066】このレイアウト編集画面60では、機能メ
ニュー65のうちの該当するものを指示することによ
り、領域の移動/複写/削除/サイズ変更/修飾等の領
域編集機能,領域を新たに作成して領域内のデータの編
集を開始する領域作成機能,作成済みの領域内のデータ
を編集する領域編集機能,他の文書から領域のデータを
読み出す呼び出し機能,既に設定されているイメージ領
域を、サイズを変更せずに、ユーザが指定したイメージ
データに置き換えるイメージデータ交換機能,用紙のサ
イズや用紙方向を変える書式変更機能,文書の印刷機
能,文書の登録機能,文書の編集終了機能といった、様
々なレイアウト編集機能を実行することができる。
【0067】ここで、領域作成機能および領域編集機能
のいずれかを指示すると、その領域の内容に応じた文
章,図形,グラフ等の領域内編集画面90に移行する。
領域内編集画面90で、終了キー19を押下すると、レ
イアウト編集画面60に戻ることができ、戻ったときの
レイアウト62の表示には、領域内編集画面90での領
域編集結果が反映される。
【0068】また、レイアウト編集画面60で、印刷キ
ー20を押下するか、該当する機能メニュー65を指示
すると、作成した文書データ100をプリンタ11で印
刷する。
【0069】また、レイアウト編集画面60で、終了キ
ー19を押下するか、該当する機能メニュー65を指示
すると、作成した文書データ100をフロッピディスク
13に登録し、レイアウト編集を終了して、基本メニュ
ー画面30に戻る。
【0070】また、本実施例では、レイアウト編集画面
60において、上述したようなレイアウト編集機能が全
て実行できる高機能編集画面と、レイアウト編集機能を
初心者向けに絞って、文書作成に必要な最小限の機能だ
けを見せる簡単操作編集画面との2種類の画面を用意
し、これらの画面を切り替える切り替え機能を設けてい
る。そして、この切り替え機能を指示するために、機能
メニュー65の中に、「環境設定」というメニュー項目
を用意している。
【0071】そこで、ユーザは、習熟レベルに応じ、
「環境設定」を指示することにより、2つの画面を切り
替えることができる。
【0072】また、図20に示すような操作体系も考え
られる。
【0073】基本メニュー画面35は、図21に示すよ
うな表示画面となっており、基本メニュー画面35で、
作成したい文書の種類を最初に指示すると、それに対応
する書式メニュー画面36−1〜36−4が表示され
る。書式メニュー画面36−1〜36−4は、図22に
示すような表示画面となっており、書式メニュー画面3
6−1〜36−4で、用紙サイズおよび用紙方向を指示
すると、目的の書式で文書作成を開始することができ
る。
【0074】また、図20の例においても、レイアウト
編集画面60に、高機能編集画面と簡単操作編集画面と
の2種類を用意し、これらの画面を切り替えるようにし
てもよい。
【0075】さらに、図13および図20に示した操作
体系において、高機能編集画面と簡単操作編集画面との
2種類を用意した場合には、次のような操作体系も考え
られる。
【0076】(1)文例選択メニュー42から編集開始
した場合のみ、簡単操作編集画面を初期表示し、新規作
成メニュー41,文書更新/印刷メニュー43から編集
開始した場合は、高機能編集画面を初期表示する。
【0077】(2)高機能編集画面および簡単操作編集
画面のどちらのレイアウト編集画面60であるかを示す
表示モードを、作成する文書データ100の属性として
文書データ100内に保持し、フロッピディスク13に
登録した文書データ100を更新したときには、編集終
了時に設定されていた表示モードで編集を開始する。
【0078】(3)高機能編集画面と簡単操作編集画面
との2種類が「環境設定」で切り替えられることに加え
て、文例加工専用画面を設け、文例選択メニュー42か
ら編集開始した場合に、文例加工専用画面を初期表示す
る。この画面では、文例データ110を流用して簡単に
文書を作りたい人のために、文例データ110内のイメ
ージデータ120を交換したり、文章を訂正し、印刷す
る程度のごく基本的なレイアウト編集機能のみを表示す
る。この画面から高機能編集画面または簡単操作編集画
面へは、「環境設定」を指示することにより、移行する
ことができる。
【0079】また、高機能編集画面と簡単操作編集画面
との2種類を用意しない場合でも、次のような操作体系
も考えられる。
【0080】(1)文例選択メニュー42から編集開始
した場合に、呼び出した文例データ110に設定されて
いる各領域152について、領域152内の編集を順次
実行する。「案内状」であれば、タイトル,タイトルの
枠飾り,本文,地図,イラスト等の各領域152につい
て、順次ガイドしながら編集を行う。それらが一通り終
了すれば、レイアウト編集画面60で自由な編集が行え
るようになる。
【0081】(2)文例選択メニュー42から編集開始
した場合に、設定されている各文章領域152−1につ
いては、文章領域152−1内の編集を順次実行し、イ
メージデータ120については、それぞれ、イメージデ
ータ交換機能を順次実行する。
【0082】次に、本実施例のレイアウト編集機能の重
要な機能の1つであるイメージデータ交換機能について
詳細に説明する。
【0083】イメージデータ交換機能とは、文書中に既
に設定されたイメージ領域152−2の内容を、別に指
定したフロッピディスク13のイメージデータ120に
置き換える機能である。本機能の特徴は、交換後のイメ
ージデータ120が、交換前のイメージデータ120と
同じ位置および同じ大きさで設定されることである。
【0084】イメージデータ交換を行う操作は次のよう
になる。
【0085】イメージデータ120を含む文例データ1
10を呼び出したり、既に作成済みのイメージデータ1
20が設定された文書データ100を更新する場合に、
図23に示すように、機能メニュー65で「イメージを
交換する」を選択すると、文書データ100中のイメー
ジ領域152−2の1つに、カーソル601が表示され
る。カーソル601はカーソルキー21を押下すること
により表示画面上を移動する。目的の領域位置にカーソ
ル601を移動操作後、実行キー17を押下することに
より、そのイメージ領域152−2がイメージデータの
交換を行う対象として指定される。指定後、交換するイ
メージデータ120を指定するための一覧表示画面61
0が表示される。その一例を図24に示す。
【0086】図24において、一覧表示画面610に
は、フロッピディスク13に含まれる全てのイメージデ
ータ120の名称のうち、表示可能な個数だけが表示さ
れる。表示画面に入りきらなかったときには、機能切り
替えキー24とカーソルキー21とを同時に押下するこ
とにより、残りの部分を見ることができる。画面に表示
されるのは、イメージデータ120の名称611,文書
番号612である。
【0087】ここで、キーボード9上の機能切り替えキ
ー24と文字キー23とを同時に押下すると、検索条件
設定画面615が表示される。その表示例を図25に示
す。
【0088】検索条件とは、一覧表示画面610にイメ
ージデータ120の名称611を表示するための条件で
ある。検索条件設定画面615には、検索可能なキーワ
ード616がキーワードの種別ごとに分けて表示され、
ユーザは、各項目619に数字を入力することにより、
実際に検索するキーワード616と、他の条件との演算
関係(論理積/論理和)を設定できる。検索条件として
不要なキーワード種別については、0を入力すること
で、指定なしとすることができる。
【0089】本実施例においては、各イメージデータ1
20内にキーワード616として、イメージの種類61
6aと、そのイメージに関連が深い季節616bとが記
録されており、このキーワード616を検索条件として
利用している。このほかにも、作成日付,作者,データ
のサイズ等を検索条件とすることも可能である。
【0090】検索条件設定画面615で、各項目619
に番号を入力して実行キー17を押下すると、当該キー
ワード616を持つイメージデータ120が一覧表示画
面610に選択的に表示される。なお、検索条件を変え
たい場合は、再度、切り替えキー24と文字キー23と
を同時に押下すればよい。また、検索を解除する場合に
は、検索条件設定画面615の設定条件617の項目6
19に0を設定する。
【0091】このようにして、一覧表示画面610で、
目的にあったイメージデータ120を求め、名称611
の横に表示された文書番号612を入力することによ
り、先に指定したイメージ領域152−2と入れ替える
イメージデータ120を指定する。指定後、実行キー1
7を押下すると、元のレイアウト表示に戻り、交換した
イメージデータ120が、交換前のイメージデータ12
0と同じ位置に同じ大きさで表示される。
【0092】例えば、図26(A)に示すように、文章
領域152−1を縁どる枠として、イメージ領域152
−2aが設定されているような場合、枠を変更する際
に、図26(C)に示すように、元のイメージ領域15
2−2aと大きさの異なるイメージデータ120を指定
しても、サイズを合わせ直すことなく、図26(B)の
152−2bに示すような交換が行われる。つまり、本
イメージデータ交換機能を用いることにより、文例を簡
単に手直ししてオリジナルの文書を作る場合に、ユーザ
の手間が省かれるという点で大きな効果が得られる。
【0093】また、ユーザにより新たに作成されたイメ
ージ領域152−2に、イメージデータ120を呼び出
すイメージデータ呼び出し機能においても、本イメージ
データ交換機能と同様に、呼び出されたイメージデータ
120が、ユーザにより新たに作成されたイメージ領域
152−2内に表示されるようにすることもできる。
【0094】次に、本レイアウト編集システムのプログ
ラムの構成および処理について、順次説明する。
【0095】図27はレイアウト編集システムのプログ
ラム構成の概要を示した図である。
【0096】図27において、メインプログラム200
は、電源ON時に起動され、直ちに基本メニュー制御プ
ログラム201を起動して、基本メニュー画面30を表
示する。ここで、ユーザがメニューを指示すると、基本
メニュー制御プログラム201は、メニューに対応する
次の段階のメニューが定義されていれば、そのメニュー
を表示し、メニューに対応するアプリケーションプログ
ラムが定義されていれば、それをメインプログラム20
0に通知する。メインプログラム200は、それに対応
するプログラムを起動する。
【0097】この実施例では、基本メニュー画面30で
レイアウト編集メニュー31が指示されると、基本メニ
ュー制御プログラム201が、それに対応して定義され
ているレイアウト編集メニュー画面40を表示する。ま
た、レイアウト編集メニュー画面40で、文例選択メニ
ュー42が指示されると、メインプログラム200は、
それに対応して定義されたレイアウト編集処理プログラ
ム210を起動し、レイアウト編集処理が開始される。
【0098】レイアウト編集処理プログラム210が起
動されると、レイアウト編集画面60を表示し、機能メ
ニュー制御プログラム211を実行する。機能メニュー
制御プログラム211は、機能メニュー65の表示を行
う。
【0099】ここで、ユーザが機能メニュー65を指示
すると、指示したメニュー項目に対応する個別の各編集
処理プログラム212が実行される。
【0100】また、領域の作成または領域の更新をメニ
ューで指示した場合には、領域内編集開始処理プログラ
ム213が起動され、編集する領域の種別に応じて、文
章編集処理プログラム220,図形編集処理プログラム
221,イメージ編集処理プログラム222等の領域内
編集処理プログラム213が実行される。
【0101】スクロールや縮尺変更等の機能が指示され
た場合には、レイアウト表示処理プログラム223が実
行される。
【0102】また、印刷が指示された場合には、印刷処
理プログラム215が実行され、編集終了が指示された
場合は、編集終了処理プログラム216を実行した後、
レイアウト編集処理プログラム210を終了し、メイン
プログラム200に制御を戻す。
【0103】以上のようにして、図13で述べたレイア
ウト編集システムの操作体系が実現される。
【0104】次に、高機能編集画面と簡単操作画面との
2種類の画面を用意した場合に、それぞれの画面におけ
る機能メニュー65の表示処理について説明する。
【0105】図28は機能メニュー制御プログラム21
1の処理の流れを示すフローチャートである。
【0106】図28において、機能メニュー制御プログ
ラム211は、まず、環境設定情報内に格納されている
表示モードを参照し、表示する第1のメニューを判定す
る(ステップ401)。
【0107】表示モードが高機能編集画面を表示する表
示モードであった場合は、図29に示すような第1のメ
ニュー301を表示し(ステップ402)、表示モード
が簡単操作編集画面を表示する表示モードであった場合
は、図30に示すような第1のメニュー351を表示す
る。(ステップ403) レイアウト編集処理プログラム210は、初期状態で
は、高機能編集画面を表示する。ただし、編集画面に至
るまでの経路によっては、簡単操作編集画面を表示する
場合がある。両者は表示や選択できる機能数が異なるだ
けで、処理方法は同じである。
【0108】高機能編集画面は、図29に示すように、
レイアウト表示エリア61,機能メニュー65,ガイダ
ンス63からなっている。操作できる機能は、機能メニ
ュー65内にメニュー項目として表示され、「対象名」
を記述したメニュー項目を有する第1のメニューと、
「機能名」を記述したメニュー項目を有する第2のメニ
ューとに階層化されている。ただし、階層化を必要とし
ない機能の場合、すなわち、対象名と機能名とが1対1
に対応している場合は、第1のメニューだけが存在す
る。
【0109】そこで、機能メニュー制御プログラム21
1は、初期状態では、ステップ402へ進み、第1のメ
ニュー301を表示することとなる。
【0110】図29に示すように、第1のメニュー30
1は、個々のデータの作成,編集等を行う「領域」30
2と、領域の配置や書式等を操作する「レイアウト」3
03と、レイアウト文書全体の操作を行う「文書」30
4との3ブロックに分離され、さらに、画面の表示モー
ドを変更する「環境設定」305が設けられている。
【0111】また、図30に示すように、簡単操作編集
画面における第1のメニュー351には、必要最小限の
メニュー項目352が表示され、さらに、画面の表示モ
ードを変更する「環境設定」305が設けられている。
【0112】なお、第1のメニューを表示するとき、カ
ーソルキー21等により指示されているメニュー項目
は、選択状態にあることを示すために、反転や網かけ等
により、他と区別されるようになっており、初期状態で
は、例えば、最上位にあるメニュー項目が選択状態にあ
るようにしてもよい。また、図31に示すように、例え
ば、助詞「を」のような、第1のメニューと第2のメニ
ューとを結び付ける接続部を付加し、第2のメニューの
存在をユーザに知らしめるようにしてもよい。
【0113】次に、機能メニュー制御プログラム211
は、第1のメニューを表示後、キー入力待ちとなり(ス
テップ404)、ユーザにより押下されたキーに応じ
て、それぞれ、次のような処理を行う。
【0114】すなわち、まず、押下されたキーが実行キ
ー17等の処理を進めるキーであるか否かを判定し(ス
テップ405)、該当する場合は、ステップ409に進
む。
【0115】上記以外のキーであった場合は、カーソル
キー21等のメニュー項目の選択を変更するキーである
か否かを判定し(ステップ406)、該当する場合は、
変更されたメニュー項目を選択状態に切り替え(ステッ
プ407)、該当しない場合は、異常音を鳴らして(ス
テップ408)、ステップ404に戻る。
【0116】ステップ409では、第2のメニューが存
在するか否かを判定し、該当しない場合は、ステップ4
16に進む。
【0117】該当しない場合、つまり、第2のメニュー
が存在しない場合として、「印刷」,「保存」,「編集
終了」,「環境設定」がある。
【0118】第2のメニューが存在する場合は、第1の
メニューの表示はそのままで、第2のメニューを表示す
る。(ステップ410) 表示される第2のメニューは、選択されたメニュー項目
によって異なり、例えば、高機能編集画面で「文章」が
選択された場合は、図31に示すようなメニュー311
を、「イメージ」が選択された場合は、図32に示すよ
うなメニュー312を、「図形」が選択された場合は、
図33に示すようなメニュー313を、「グラフ」が選
択された場合は、図34に示すようなメニュー314
を、「数式」が選択された場合は、図35に示すような
メニュー315を、「作成済領域」が選択された場合
は、図36に示すようなメニュー316を表示し、ま
た、例えば、簡単操作編集画面で「文章」が選択された
場合は、図37に示すようなメニュー361を、「イメ
ージ」が選択された場合は、図38に示すようなメニュ
ー362を表示する。
【0119】第2のメニューを表示後、再び、キー入力
待ちとなり(ステップ411)、ユーザにより押下され
たキーに応じて、それぞれ、次のような処理を行う。
【0120】すなわち、押下されたキーが実行キー17
等の処理を進めるキーであるか否かを判定し(ステップ
412)、該当する場合は、ステップ416に進む。
【0121】上記以外のキーであった場合は、カーソル
キー21等のメニュー項目の選択を変更するキーである
か否かを判定し(ステップ413)、該当する場合は、
変更されたメニュー項目を選択状態に切り替え(ステッ
プ414)、該当しない場合は、異常音を鳴らして(ス
テップ415)、ステップ411に戻る。
【0122】ステップ416では、指定されたメニュー
項目に対応するプログラムを起動する。特に、「環境設
定」305が指定された場合には、自プログラムを起動
する。
【0123】そこで、ユーザは、「環境設定」305を
指定することにより、高機能編集画面および簡単操作画
面を自由に切り換えることができる。また、ユーザは、
第1のメニューで、機能を行いたい対象をカーソルキー
21等で指定し、実行キー17等を押下することによ
り、対象を選択し、さらに、第2のメニューで、行いた
い機能をカーソルキー21等で指定し、実行キー17等
を押下することにより、選択した機能を実行することが
できる。
【0124】次に、本レイアウト編集システムの重要な
機能の1つであるイメージデータ交換機能の処理につい
て説明する。
【0125】まず、文書データ100のレイアウト表示
処理について説明する。
【0126】図39にレイアウト表示処理に関わるプロ
グラムの構成を示す。
【0127】レイアウト編集処理プログラム210は、
文書データ100のレイアウトを表示する場合には、レ
イアウト表示処理プログラム223を起動する。
【0128】レイアウト表示処理プログラム223は、
文書データ100中のレイアウトデータ633から、表
示範囲に含まれる領域152を判定し、表示する領域デ
ータ(文章データ630,図形データ631,イメージ
データ120等)へのポインタと、表示する位置および
範囲とをパラメータとして、領域種別に対応する領域表
示処理プログラム656を起動する。
【0129】領域表示処理プログラム656は、パラメ
ータで指定されたポインタに基づいて、領域データを読
み出し、画面の表示解像度に合うように拡大/縮小し、
パラメータで指定された位置および範囲に表示する。
【0130】この際、イメージ領域152−2に関して
は、イメージ領域表示プログラム656aは、レイアウ
トデ−タ633が保持している領域の大きさ646とイ
メージデ−タ120のイメージデ−タ管理情報651が
保持しているイメージデ−タの大きさ652、653と
が異なる大きさである場合には、まずレイアウトデ−タ
の領域の大きさ646に合うように拡大/縮小した後、
画面の表示解像度に合うように拡大/縮小して画面上の
パラメータで指定された位置、範囲に表示する。 次
に、文書データ100の印刷処理について説明する。
【0131】図40に印刷処理に関わるプログラムの構
成を示す。
【0132】レイアウト編集処理プログラム210は、
文書データ100を印刷する場合には、印刷処理プログ
ラム215を起動する。
【0133】印刷処理プログラム215は、文書データ
100中のレイアウトデータ633から、印刷する頁内
に含まれる領域152を判定し、印刷する領域データへ
のポインタと、印刷する位置および範囲とをパラメータ
として、領域種別に対応する領域イメージ展開処理プロ
グラム658を起動する。
【0134】領域イメージ展開処理プログラム658
は、パラメータで指定されたポインタに基づいて、領域
データを読み出し、パラメータで指定された位置および
範囲に基づいて、頁単位の印刷イメージを保持する主メ
モリ3上の印刷イメージ展開領域に、各領域152の印
刷イメージを展開する。
【0135】この際、イメージ領域152−2に関して
は、イメージ領域イメージ展開プログラム658aは、
レイアウトデータ633が保持している領域の大きさ6
46と、イメージデータ120のイメージデータ管理情
報651が保持している領域の大きさ652,653と
が異なる大きさである場合には、レイアウトデータ63
3の領域の大きさ646に合うように拡大/縮小し、パ
ラメータで指定された位置および範囲に展開する。
【0136】頁内の全ての領域152のイメージ展開が
完了すると、印刷処理プログラム215は、印刷ドライ
バプログラム659を起動する。
【0137】印刷ドライバプログラム659は、印刷イ
メージ展開領域に展開された印刷イメージを印刷制御コ
ードに変換して、プリンタ制御装置12に出力し、印刷
が行われる。
【0138】次に、イメージデータ120の拡大/縮小
処理について詳しく説明する。
【0139】イメージデータ120の拡大は、ビットデ
ータを一定間隔ごとに重複させることにより行う。図4
1に拡大処理手順を示す。
【0140】イメージデータを縦方向に拡大する場合、
図41(A)に示すように、イメージデータ120を一
定間隔の行に分割し、図41(B)に示すように、行ご
とに最上位1ビットを重複させる。例えば、2倍に拡大
する場合には、1ビットで行を構成し、最上位1ビット
を重複させる。9/8倍にする場合には、8ビットを1
行とし、最上位1ビットを重複させる。さらに、横方向
に拡大する場合には、このデータを横方向の一定間隔ご
とに重複させる。そして、図41(C)に示すように、
その結果を、イメージデータ120のデータ形式に合う
ように、各行を合成する。
【0141】イメージデータ120の縮小は、ビットデ
ータを一定間隔ごとに間引くことにより行う。図42に
縮小処理手順を示す。
【0142】イメージデータを横方向に縮小する場合、
図42(A)に示すように、横方向の一定間隔ごとにイ
メージデータ120を削除し、図42(B)に示すよう
にする。さらに、縦方向に縮小する場合には、図42
(C)に示すように、このデータを一定間隔の行に分割
し、各行の最上位からの2ビットを、それらの論理和
(1ビット)に置き換える。例えば、1/2に縮小する
場合には、2ビットで1行を構成し、最上位からの2ビ
ットをそれらの論理和に置き換える。8/7倍にする場
合には、8ビットごとに最上位からの2ビットをそれら
の論理和に置き換える。そして、図42(D)に示すよ
うに、その結果を、イメージデータ120のデータ形式
に合うように、各行を合成する。
【0143】ここで示した拡大/縮小の方法では、最大
2倍の拡大または1/2の縮小しか行えないが、この処
理を繰り返すことにより、任意の拡大/縮小が可能であ
る。また、ここでは、便宜上、縦方向,横方向に拡大/
縮小する処理について説明したが、縦方向に縮小する処
理や横方向に拡大する処理、または、その逆の処理も可
能である。
【0144】次に、レイアウト編集時のイメージデータ
交換処理について詳細に説明する。
【0145】機能メニュー65で「イメージを交換す
る」が選択されると、イメージ編集プログラム222
は、内部のイメージデータ交換処理プログラム660を
実行する。
【0146】図1にイメージデータ交換処理プログラム
660の処理の流れを示す。
【0147】イメージデータ交換処理プログラム660
は、まず、ステップ661で、イメージデータを交換す
る対象となるイメージ領域152−2をユーザに選択さ
せる。次に、ステップ662で、フロッピディスク13
内のイメージデータファイル632のうちから、検索条
件に該当するものを一覧表示し、ステップ663で、キ
ーボード9より入力された文書番号612を取得して、
ステップ664で、取得した文書番号612に対応する
イメージデータファイル632が存在するか否かを判定
し、存在しなければ、ステップ662に戻る。
【0148】取得した文書番号612に対応するイメー
ジデータファイル632が存在するときは、ステップ6
65で、まず、元のイメージデータ120を主メモリ3
上から削除し、続いて、ステップ666で、レイアウト
データ633中の配列649のうち、元のイメージデー
タ120に対応する項目を最後尾に移動する。そして、
ステップ667で、取得した文書番号612に対応する
イメージデータ120をフロッピディスク13から読み
出して、主メモリ3上の文書データ100の最後尾に追
加する。最後に、ステップ668で、ステップ666で
最後尾に移動した配列649の項目のポインタ648
を、ステップ667で読み出したイメージデータ120
を指すように設定する。
【0149】以上の処理で、領域サイズを変更せずに、
イメージデータ120のみが交換される。この後、上述
したようなレイアウト表示処理を行うことにより、交換
した結果が画面上に表示される。
【0150】イメージデータ交換処理プログラム660
におけるステップ662のファイル一覧表示処理の流れ
を図2に示す。
【0151】まず、ステップ670で、フロッピディス
ク13中の全イメージデータ120のファイル管理情報
635を取得する。次に、ステップ671で、取得した
ファイル管理情報635から、ファイル名640および
キーワード616を順次取得する。続いて、ステップ6
72で、検索を行うか否かを判定し、検索を行わない場
合には、ステップ675に移行する。検索を行う場合に
は、ステップ673で、検索条件の判定を行い、ステッ
プ674で、その判定結果を評価して、検索条件に一致
する場合には、ステップ675で、一覧表示を行うファ
イル名640を記憶する一覧表示リストにファイル名6
40を記録した後に、ステップ676に移行し、一致し
ない場合には、直接、ステップ676に移行する。
【0152】ステップ676では、全ファイルに対して
処理したか否かを判定し、未了の場合には、ステップ6
71に移行し、完了の場合には、ステップ677で、一
覧表示リストに記録されているファイル名640を一覧
表示して、一覧表示処理を完了する。
【0153】以上の処理により、イメージデータの交換
処理およびその際の一覧表示処理が実現される。
【0154】以上説明したように、本実施例によると、
次のような効果がある。
【0155】(1)ユーザは、イメージデータ120を
交換する際に、 「何を」…文書データ100中のイメージデータ120 「何に」…フロッピディスク13中のイメージデータ1
20 に交換するのかを指示するだけでよく、従来提供されて
いた編集機能に必要であった位置および大きさの修正が
不要なので、イメージデータ120の交換を簡単に行う
ことができる。そこで、ユーザは、予め用意されている
文例集およびイメージデータ集を元にして、簡単な操作
により、バリエーションに富んだ文書を作成することが
できる。
【0156】(2)イメージデータ120を交換して
も、文書中のレイアウトが崩れることはないので、文書
のレイアウト操作に不慣れな初心者ユーザでも、安心し
てイメージデータ120を交換することができる。
【0157】(3)イメージデータ120の交換後も、
交換前のイメージデータ120の大きさが保持されるの
で、特に、飾り枠のように、大きさを枠の中に入れるも
のに合わせて変形する必要があるものをイメージデータ
で描いた場合に、交換後のサイズの合わせ直しが不要と
なる。そこで、飾り枠機能等を新規に設けることなく、
飾り枠の設定および変更を容易に行うことができる。
【0158】(4)イメージデータ120の交換に際し
て、フロッピディスク13中の交換先のイメージデータ
120を一覧表示して選択するようにし、その表示の際
に、各イメージデータ120に付加されているキーワー
ド616による検索機能を設けている。そこで、イメー
ジデータ120が多数あっても、ユーザは、容易に目的
とするイメージデータ120を選択することができる。
【0159】なお、ユーザにより新たに作成されたイメ
ージ領域152−2内にイメージデータ120を呼び出
すイメージデータ呼び出し機能についても、本実施例の
イメージデータ交換機能を応用することができる。
【0160】次に、レイアウト編集時のイメージデータ
呼び出し処理について詳細に説明する。
【0161】機能メニュー65で「イメージを呼び出
す」が選択されると、イメージ編集プログラム222
は、イメージデータ呼び出し処理プログラム690を実
行する。
【0162】図43にイメージデータ呼び出し処理プロ
グラム690の処理の流れを示す。
【0163】イメージデータ呼び出し処理プログラム6
90は、まず、ステップ691で、イメージデータを呼
び出す対象となる新たなイメージ領域152−2をユー
ザに作成させる。次に、ステップ692で、フロッピデ
ィスク13内のイメージデータファイル632のうちか
ら、検索条件に該当するものを一覧表示し、ステップ6
93で、キーボード9より入力された文書番号612を
取得して、ステップ694で、取得した文書番号612
に対応するイメージデータファイル632が存在するか
否かを判定し、存在しなければ、ステップ692に戻
る。
【0164】取得した文書番号612に対応するイメー
ジデータファイル632が存在するときは、ステップ6
95で、ユーザにより新たに作成されたイメージ領域1
52−2に対応するレイアウトデータ633中の配列6
49の項目を最後尾に設定する。そして、ステップ69
6で、取得した文書番号612に対応するイメージデー
タ120をフロッピディスク13から読み出して、主メ
モリ3上の文書データ100の最後尾に追加する。最後
に、ステップ697で、ステップ695で最後尾に設定
した配列649の項目のポインタ648を、ステップ6
96で読み出したイメージデータ120を指すように設
定する。
【0165】以上の処理で、ユーザにより新たに作成さ
れたイメージ領域152−2内に、イメージデータ12
0が呼び出される。この後、上述したようなレイアウト
表示処理を行うことにより、呼び出された結果が画面上
に表示される。
【0166】なお、イメージデータ呼び出し処理プログ
ラム690におけるステップ692のファイル一覧表示
処理は、図2に示したような、イメージデータ交換処理
プログラム660におけるステップ662のファイル一
覧表示処理と同様である。
【0167】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イメージデータの交換時に、サイズ直しが不要となるの
で、ユーザは、イメージデータを簡単に交換でき、バリ
エーションに富んだ文書を容易に作成できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージデータ交換処理プログラムの処理の流
れを示すフローチャート。
【図2】イメージファイル一覧表示処理の流れを示すフ
ローチャート。
【図3】本実施例の文書編集装置のハードウェア構成
図。
【図4】キーボードの配置例を示す説明図。
【図5】本実施例で作成される文書の形式を示す説明
図。
【図6】主メモリ上での文書のデータ構造を示す説明
図。
【図7】レイアウトデータのデータ構造を示す説明図。
【図8】フロッピディスク上での文書のファイル構造を
示す説明図。
【図9】キーワードデータのデータ構造を示す説明図。
【図10】主メモリ上でのイメージデータのデータ構造
を示す説明図。
【図11】ビットパターンデータのデータ構造を示す説
明図。
【図12】フロッピディスク上でのイメージデータのフ
ァイル構造を示す説明図。
【図13】本実施例のレイアウト編集システムの操作体
系を示す説明図。
【図14】基本メニュー画面の表示例を示す説明図。
【図15】レイアウト編集メニュー画面の表示例を示す
説明図。
【図16】書式設定画面の表示例を示す説明図。
【図17】文例一覧画面の表示例を示す説明図。
【図18】文書一覧画面の表示例を示す説明図。
【図19】レイアウト編集画面の表示例を示す説明図。
【図20】本実施例のレイアウト編集システムの操作体
系を示す説明図。
【図21】基本メニュー画面の表示例を示す説明図。
【図22】書式メニュー画面の表示例を示す説明図。
【図23】イメージデータ交換時の領域選択画面の表示
例を示す説明図。
【図24】一覧表示画面の表示例を示す説明図。
【図25】検索条件設定画面の表示例を示す説明図。
【図26】イメージデータ交換機能の概要を示す説明
図。
【図27】レイアウト編集システムのプログラム構成
図。
【図28】機能メニュー制御プログラムの処理の流れを
示すフローチャート。
【図29】高機能編集画面の表示例を示す説明図。
【図30】簡単操作編集画面の表示例を示す説明図。
【図31】「文章」を選択した場合の第2のメニューの
表示例を示す説明図。
【図32】「イメージ」を選択した場合の第2のメニュ
ーの表示例を示す説明図。
【図33】「図形」を選択した場合の第2のメニューの
表示例を示す説明図。
【図34】「グラフ」を選択した場合の第2のメニュー
の表示例を示す説明図。
【図35】「数式」を選択した場合の第2のメニューの
表示例を示す説明図。
【図36】「作成済領域」を選択した場合の第2のメニ
ューの表示例を示す説明図。
【図37】「文章」を選択した場合の第2のメニューの
表示例を示す説明図。
【図38】「イメージ」を選択した場合の第2のメニュ
ーの表示例を示す説明図。
【図39】レイアウト表示処理関連のプログラム構成
図。
【図40】印刷処理関連のプログラム構成図。
【図41】イメージデータの拡大処理の処理手順を示す
説明図。
【図42】イメージデータの縮小処理の処理手順を示す
説明図。
【図43】イメージデータ呼び出し処理プログラムの処
理の流れを示すフローチャート。
【図44】従来のイメージデータ交換時の操作手順を示
す説明図。
【符号の説明】
1…共通バス、2…演算処理装置、3…主メモリ、4…
表示メモリ、5…表示制御装置、6…表示装置、7…フ
ロッピディスク・ドライブ、8…フロッピディスク制御
装置、9…キーボード、10…キーボード制御装置、1
1…プリンタ、12…プリンタ制御装置、13…フロッ
ピディスク、17…実行キー、21…カーソルキー、2
3…文字キーの1つ(機能切り替えキーと同時に押下さ
れるにより検索キーとなる。)、24…機能切り替えキ
ー、30…基本メニュー画面、40…レイアウト編集メ
ニュー画面、50…、書式設定画面60…レイアウト編
集画面、65…機能メニュー、70…文例一覧画面、8
0…文書一覧画面、90…領域内編集画面、100…文
書データ、110…文例データ、120…イメージデー
タ、150…用紙、151…余白、152…領域、15
2−1…文章領域、152−2…イメージ領域、452
−3…図形領域、200…メインプログラム、201…
基本メニュー制御プログラム、210…レイアウト編集
処理プログラム、211…機能メニュー制御プログラ
ム、212…各編集処理プログラム、213…領域内編
集開始処理プログラム、215…印刷処理プログラム、
216…編集終了処理プログラム、220…文章編集処
理プログラム、221…図形編集処理プログラム、22
2…イメージ編集処理プログラム、223…レイアウト
表示処理プログラム、615…検索条件設定画面、61
6…キーワード、632…イメージデータファイル、6
33…レイアウトデータ、634…文書ファイル、63
5…ファイル管理情報、650…ビットパターンデー
タ、651…イメージデータ管理情報、656…領域表
示処理プログラム、658…領域イメージ展開処理プロ
グラム、659…印刷ドライバプログラム、660…イ
メージデータ交換処理プログラム、690…イメージデ
ータ呼び出し処理プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 是枝 浩行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 黒田 昌芳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも文章データとイメージデータと
    を含む文書データを作成し、編集する編集手段を有する
    文書編集装置において、 文書データ中の指定されたイメージデータ(以下、旧イ
    メージデータと称す。)の大きさになるように、指定さ
    れた別のイメージデータ(以下、新イメージデータと称
    す。)の大きさを拡大または縮小し、拡大または縮小さ
    れた新イメージデータを、上記旧イメージデータの位置
    に設定することにより、上記旧イメージデータを上記新
    イメージデータに交換するイメージデータ交換手段を有
    することを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】少なくとも文章データとイメージデータと
    を含む文書データを作成し、編集する編集手段を有する
    文書編集装置において、 編集中の文書データおよびイメージデータを記憶してい
    る第1の記憶手段と、 少なくともイメージデータを1つ以上記憶している第2
    の記憶手段と、 編集中の文書データに含まれている1つ以上のイメージ
    データのうちから、別のイメージデータと交換されるべ
    きイメージデータ(以下、旧イメージデータと称す。)
    の指定を受付ける第1の受付け手段と、 上記第2の記憶手段に記憶されている1つ以上のイメー
    ジデータのうちから、上記旧イメージデータと交換すべ
    きイメージデータ(以下、新イメージデータと称す。)
    の指定を受付ける第2の受付け手段と、 上記第1の受付け手段により受付けられた旧イメージデ
    ータを、上記第1の記憶手段から消去する消去手段と、 上記第2の受付け手段により受付けられた新イメージデ
    ータを、上記第2の記憶手段から読み出す読み出し手段
    と、 上記新イメージデータを、上記旧イメージデータと同じ
    位置に、同じ大きさで、設定する設定手段とを備えたイ
    メージデータ交換手段を有することを特徴とする文書編
    集装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の文書編集装置において、 上記第1の記憶手段に記憶されている文書データは、該
    文書データに含まれているイメージデータの位置を保持
    しており、 上記第1の記憶手段および上記第2の記憶手段に記憶さ
    れているイメージデータは、該イメージデータの大きさ
    を保持しており、 上記設定手段は、 上記旧イメージデータの位置を示す情報を上記第1の記
    憶手段から取得し、上記旧イメージデータの大きさを示
    す情報を上記第1の記憶手段から取得し、上記新イメー
    ジデータの大きさを示す情報を上記第2の記憶手段から
    取得する取得手段と、 上記取得手段により取得された新イメージデータの大き
    さを、上記取得手段により取得された旧イメージデータ
    の大きさになるように、拡大または縮小して、上記取得
    手段により取得された旧イメージデータの位置に出力す
    る出力手段とを備えたことを特徴とする文書編集装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の文書編集装置にお
    いて、 上記第2の記憶手段に記憶されている1つ以上のイメー
    ジデータは、それぞれ、該イメージデータの識別名と、
    該イメージデータの内容を表す少なくとも1つのキーワ
    ードとを保持しており、 上記キーワードの指定を受付ける第3の受付け手段と、 上記第3の受付け手段により受付けられたキーワード
    と、上記第2の記憶手段に記憶されている1つ以上のイ
    メージデータが保持しているキーワードとを比較し、一
    致するキーワードを保持しているイメージデータの識別
    名を一覧表示する一覧表示手段とを備え、 上記第2の受付け手段は、上記一覧表示手段により一覧
    表示されたイメージデータの識別名のうちから、上記新
    イメージデータの指定を受付けることを特徴とする文書
    編集装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の文書編集
    装置において、 上記イメージデータ交換手段の指定を受付ける第4の受
    付け手段を備えたことを特徴とする文書編集装置。
  6. 【請求項6】請求項2,3,4または5記載の文書編集
    装置において、 上記第2の記憶手段は、少なくとも文章データとイメー
    ジデータとを文例として含む文書データ(以下、文例デ
    ータと称す。)を1つ以上記憶しており、 上記編集手段は、 上記文例データを上記第2の記憶手段から読み出して編
    集する文例データ編集手段と、 上記イメージデータ交換手段とを備えたことを特徴とす
    る文書編集装置。
  7. 【請求項7】少なくとも文章データとイメージデータと
    を含む文書データを作成し、編集する編集手段を有する
    文書編集装置において、 編集中の文書データおよびイメージデータを記憶してい
    る第1の記憶手段と、 少なくともイメージデータを1つ以上記憶している第2
    の記憶手段と、 編集中の文書データ上に、イメージデータを呼び出すべ
    き位置および呼び出し後の大きさの指定を受付ける第1
    の受付け手段と、 上記第2の記憶手段に記憶されている1つ以上のイメー
    ジデータのうちから、呼び出すべきイメージデータ(以
    下、対象イメージデータと称す。)の指定を受付ける第
    2の受付け手段と、 上記第2の受付け手段により受付けられた対象イメージ
    データを、上記第2の記憶手段から読み出す読み出し手
    段と、 上記対象イメージデータを、上記第1の受付け手段によ
    り受付けられた位置に、上記第1の受付け手段により受
    付けられた大きさで、設定する設定手段とを備えたイメ
    ージデータ呼び出し手段を有することを特徴とする文書
    編集装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の文書編集装置において、 上記第1の記憶手段に記憶されている文書データは、該
    文書データに含まれているイメージデータの位置を保持
    しており、 上記第1の記憶手段および上記第2の記憶手段に記憶さ
    れているイメージデータは、該イメージデータの大きさ
    を保持しており、 上記設定手段は、 上記第1の受付け手段により受付けられた位置および大
    きさを、上記第1の記憶手段に登録する登録手段と、 上記対象イメージデータの大きさを示す情報を上記第2
    の記憶手段から取得する取得手段と、 上記取得手段により取得された対象イメージデータの大
    きさを、上記登録手段により登録された大きさになるよ
    うに、拡大または縮小して、上記登録手段により登録さ
    れた位置に出力する出力手段とを備えたことを特徴とす
    る文書編集装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の文書編集装置にお
    いて、 上記第2の記憶手段に記憶されている1つ以上のイメー
    ジデータは、それぞれ、該イメージデータの識別名と、
    該イメージデータの内容を表す少なくとも1つのキーワ
    ードとを保持しており、 上記キーワードの指定を受付ける第3の受付け手段と、 上記第3の受付け手段により受付けられたキーワード
    と、上記第2の記憶手段に記憶されている1つ以上のイ
    メージデータが保持しているキーワードとを比較し、一
    致するキーワードを保持しているイメージデータの識別
    名を一覧表示する一覧表示手段とを備え、 上記第2の受付け手段は、上記一覧表示手段により一覧
    表示されたイメージデータの識別名のうちから、上記対
    象イメージデータの指定を受付けることを特徴とする文
    書編集装置。
  10. 【請求項10】請求項7,8または9記載の文書編集装
    置において、 上記イメージデータ呼び出し手段の指定を受付ける第4
    の受付け手段を備えたことを特徴とする文書編集装置。
JP3145073A 1991-06-18 1991-06-18 文書編集装置 Pending JPH05314108A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6336210B1 (en) 1998-02-27 2002-01-01 Sanyo Electric Co., Ltd. Panel-presentation-software creation method, computer-readable record medium recording a panel-presentation-software creation program, and panel-presentation-software creation device
JP2010206647A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体
JP2012099097A (ja) * 2010-10-25 2012-05-24 Konica Minolta Laboratory Usa Inc オブジェクトの周囲にテキストをレイアウトする際のパスフィルアルゴリズムの適用

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US6336210B1 (en) 1998-02-27 2002-01-01 Sanyo Electric Co., Ltd. Panel-presentation-software creation method, computer-readable record medium recording a panel-presentation-software creation program, and panel-presentation-software creation device
JP2010206647A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体
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