JPH0619894A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0619894A
JPH0619894A JP4175555A JP17555592A JPH0619894A JP H0619894 A JPH0619894 A JP H0619894A JP 4175555 A JP4175555 A JP 4175555A JP 17555592 A JP17555592 A JP 17555592A JP H0619894 A JPH0619894 A JP H0619894A
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Tatsuo Ito
達夫 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数ファイルで構成される文書の構造を容易
に把握する。 【構成】 文書メモリ14やフロッピーディスクに、フ
ァイル名およびその接続関係および/または包含関係を
示す属性情報を文書の構造情報として記憶しておき、キ
ーボード11からの指示により表示器19に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に、文章を項目単位で文書処理するアウトラインプロ
セッサに好適な文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理装置では文書を作成する
場合、文書データをページ単位で表示し、オペレータは
この表示を見ながら文書の作成,編集,操作を実行す
る。作成編集された文書データには文書名(ファイル
名)が付され、フロッピーディスクに保存格納される。
フロッピーディスクからの文書データの読出しや印刷に
はその文書名により文書データの指定を行う。
【0003】オペレータの編集処理を簡素化するため
に、文書を項目毎の文書データで保存管理/編集する文
書処理装置(アウトラインプロセッサと呼ばれる)も提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置では、ブックタイプの文書情報を保存する場合、複数
のファイルで1つの文書を構成することがある。この文
書は複数のファイル名で管理されるのであるが、文書を
作成したものしか、文書ファイルの接続順序や、包含関
係が判らず、他のオペレータが印刷等を行う場合、1度
各ファイルの文書データを表示させてファイルの接続順
序や包含関係を確認しなければならないという不具合が
あった。
【0005】そこで、本発明の目的は、複数ファイルで
構成される文書の管理の容易な文書処理装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、文書ファイル単位で第1文書を記
憶する第1記憶手段と、該第1記憶手段上の複数の文書
ファイルで構成される第2文書の構造を、入力する第1
入力手段と、当該入力された文書の構造を前記複数の文
書ファイルに対応して名付けられたファイル名およびそ
の接続関係および/または包含関係を示す属性情報によ
り記憶しておく第2記憶手段と、前記文書の構造の表示
を指示する第1指示手段と、当該指示に応じて前記第2
記憶手段のファイル名および属性情報を可視表示する表
示手段とを具えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記第2文書全体に関わ
る文書処理を指示する第2指示手段と、当該指示に応じ
て、前記第2記憶手段のファイル名および属性情報に基
き、前記第1記憶手段の複数の第1文書を読出し1つの
文書として統合する第1文書処理手段とをさらに具えた
ことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、前記第2記憶手段のフ
ァイル名および属性情報に対する修正情報を入力する第
2入力手段と、当該入力された修正情報に基き、前記第
2記憶手段のファイル名および/または属性情報を修正
する第2文書処理手段とをさらに具えたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明は、複数のファイルで構成する文書の構
造を表示手段に表示できるようにしたので、オペレータ
は各文書ファイルの内容を読出し表示させる必要はな
く、オペレータの操作が容易となる。また、文書構造を
ファイル名およびその属性情報の形態で第2記憶手段に
記憶しておくようにしたので、この記憶情報に基き、印
刷処理などにおいて、複数の文書ファイルを1つの文書
に統合して、順次印刷することが可能となる。
【0010】さらに、第2記憶手段のファイルおよび/
または属性情報を修正可能とすることにより多種多様な
文書構造の統合文書を作成でき、また文書ファイル自体
には何等の修正を必要としない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1は本発明実施例の基本構成を示す。
【0013】本実施例では後述するが文書処理を中央演
算処理装置(CPU)の演算プログラムの実行により実
現しているので、図1ではCPUの実行する文書処理機
能をハードのように表現している。
【0014】図1において、第1記憶手段1000は文
書ファイル単位で第1文書を記憶する。
【0015】第1入力手段1100は該第1記憶手段上
の複数の文書ファイルで構成される第2文書の構造を入
力する。
【0016】第2記憶手段1200は当該入力された文
書の構造を前記複数の文書ファイルに対応して名付けら
れたファイル名およびその接続関係および/または包含
関係を示す属性情報により記憶しておく。
【0017】第1指示手段1300は前記文書の構造の
表示を指示する。
【0018】表示手段1400は当該指示に応じて前記
第2記憶手段のファイル名および属性情報を可視表示す
る。
【0019】第2指示手段2100は前記第2文書全体
に関わる文書処理を指示する。
【0020】第2文書処理手段2200は、当該指示に
応じて前記第2記憶手段のファイル名および属性情報に
基き、前記第1記憶手段の複数の第1文書を読出し統合
する。
【0021】第2入力手段3100は前記第2記憶手段
のファイル名および属性情報に対する修正情報を入力す
る。
【0022】第2文書処理手段3200は、当該入力さ
れた修正情報に基き、前記第2記憶手段のファイル名お
よび/または属性情報を修正する。
【0023】本発明文字処理装置の1実施例として、項
目単位での文書処理の可能なアウトラインプロセッサの
回路構成を図2に示す。
【0024】ここで、11はキーボードであり、文章の
入力や他の文字処理に必要な処理を指示するキーを有す
る。
【0025】12は、例えば、マイクロプロセッサ形態
の中央演算処理装置(CPU)であり、リードオンリメ
モリ(ROM)13に記憶された処理手順に従って、文
字処理に必要な制御を行なっている。ROM13は、図
16以降に示す処理手順を記憶しているメモリである。
【0026】ランダムアクセスメモリ(RAM)14
は、書き込み可能なメモリであり、文書メモリ15、カ
ーソルレジスタ16、先頭表示レジスタ17、および文
字処理に必要なその他のメモリ領域18を含む。
【0027】文書メモリ15は、文字コードによる文字
情報および格納される文字情報に関する情報が格納され
る。
【0028】カーソルレジスタ16はカーソル位置を記
憶する。表示先頭レジスタは、表示される行の第1桁の
文字位置を記憶する。
【0029】19は表示器であり、例えば48桁*15
行の文書情報とカーソルが表示される。20は、各部の
制御に必要なアドレス信号、データ信号、およびコント
ロール信号の転送を行なうバスラインである。
【0030】バスラインにはフロッピーディスクに対し
て情報の読み/書きを行うフロッピーディスク記憶装置
(不図示)がさらに接続されている。
【0031】このような構成における、発明に関わる動
作およびオペレータの操作について説明する。
【0032】本実施例では文書データを保存する際に1
つの全体文書と、その中に含める複数の項目ファイルを
作成し、保存する。全体文書の中では項目ファイル名お
よびそのファイルの挿入位置を示す文書命令のみを記載
しておく。
【0033】また、このような文書の構造をファイル名
を相互に関連付けたツリー(ネットワークとも称す)の
形態で記憶しておくと共に、オペレータの指示に応じて
表示する。
【0034】このような処理を実行するための処理手順
を図3〜図16を参照して説明する。
【0035】図2の文書メモリ15上には図3に示すよ
うな、文書名が『特許明細書』という文書が展開されて
いる。この文書には、「表紙」をはじめ、「発明の名
称」、「特許請求の範囲」といった内容の文書データが
数ページにわたり展開されていて、更に大量の文書デー
タを作成しようとしている状態にあるものとする。
【0036】この「特許明細書」という文書に対して、
各項目単位に文書データを分割し、各項目ごとに「特許
明細書」を構造化していく様子を、ここで示す。
【0037】以後の説明において、「 」で囲まれた
文書識別名は、その名称の文書データを示すことにす
る。また、識別名自体を示すときにはその識別名を『
』記号で囲むようにする。
【0038】なお、説明の1例として、ページ単位に各
項目を分割し、各項目の項目データには部分的に保存さ
れた文書の文書名をそのまま利用する場合についての説
明を行うが、本発明においては、このような制約に関係
なく処理を実行することができる。例えば、ページ内の
各ブロック単位に項目を設定することもできるし、文書
の1センテンスごとに項目を区切ることもできる。ま
た、各項目の項目データには、保存する文書の文書名だ
けでなく、項目データ用に文字列を自由に入力・管理す
ることもできる。
【0039】まず、図4において、「特許明細書」のあ
る部分を1つの項目として、部分的に保存する場合につ
いての例を示す。ここでは、2ページ目の記載『発明の
名称』を1つの項目としてその項目に関する文書データ
を部分保存する場合を例に示す。
【0040】項目保存された文書データは、図5に示す
通りとなる。ここでは、「特許明細書」の下位項目にい
ま項目部分保存された「発明の名称」の項目データがセ
ットされたことを示している。
【0041】さらに図6と図7において、先頭ページに
ある「表紙」が項目部分保存された場合を例に示す。な
おここでは、「表紙」が項目部分保存される場合に「発
明の名称」と「表紙」の項目データの順番が交換され、
「表紙」が「特許明細書」の下位項目の先頭にセットさ
れた状態で示してある。なお、ここでのオペレータの作
業は、表示された項目データの順序を交換するだけの簡
単な操作のみである。
【0042】次に、2階層下の項目データを作成する場
合の例を示す。
【0043】操作を開始する前の状態は、図3に示すよ
うな文書状態であるとする。
【0044】図3においてオペレータは4ページ目以降
のデータを一括して下位項目へ項目部分保存を行う操作
を実行する。この時の項目データは、「発明の詳細な説
明」である。
【0045】項目保存された結果は、図10に示す通り
となる。
【0046】今度は、「発明の詳細な説明」の中のデー
タをさらに下位項目へ項目部分保存する操作を実行す
る。これを示したのが図11である。
【0047】また、「産業上の利用分野」という項目デ
ータで、「発明の詳細な説明」という項目データの下位
項目に項目保存された結果は、図12に示す通りとな
る。
【0048】その他、図13と図14においては、「産
業上の利用分野」内の6ページ目以降のデータを同列項
目へ項目部分保存する操作について示す。ここでは、
「産業上の利用分野」の同列項目に「従来の技術」の項
目データがセットされる。
【0049】以上示した処理の流れを、各項目間の関係
をツリー構造により表示される図15の項目関係図によ
り対応付けする。
【0050】表示A−1は図3の文書における最初の項
目関係状態を示す。
【0051】表示A−2は図5における項目関係状態を
示したもので、「特許明細書」の下位項目データとして
「発明の名称」が設定された状態を示している。
【0052】表示A−3と表示A−4は、図6と図7の
状態に対応しており、新たに「表紙」が下位項目に設定
されたのと、「表紙」と「発明の名称」の項目データの
順番を交換したこと、とを示している。
【0053】さらに、表示B−1〜表示B−4において
は、図8から図14に対応した項目の関係が示されてい
る。
【0054】次に、オペレータの操作と関連付けて、本
発明に関わる処理を説明する。
【0055】(1)新規文書の作成 オペレータはキーボード11からの指示でモード選択画
面をCPU12に表示させ、従来の文書処理モードを選
択した後、文書情報を図3のように作成して行く。な
お、このとき、別ファイルとして記憶する文書データに
ついては項目ファイルの挿入位置を示す挿入位置情報の
みを入力する。
【0056】CPU12は図17のS4内において、従
来同様の処理手法により、文書メモリ15上に作成文書
を展開記憶して行く。
【0057】次にオペレータはカーソルキー等の位置指
定キーにより挿入位置情報にカーソルを合わせ、位置指
定および挿入文書の範囲指定を行った後、保存キーを押
下し、カーソルの位置に挿入する別ファイル名(項目
名)を入力する。
【0058】CPU12では位置指定キーの押下の検知
により、図20の制御手順を開始する。
【0059】保存キー,実行キーの押下により、CPU
12は項目文書の構造情報の入力とみなし、次に入力さ
れる項目名情報および予め入力されている文書名に基
き、文書の構造をツリー形態で表わす構造・情報(以
下、ツリー情報)を作成する。具体的には全体文書ファ
イル名の次に、この文書に含まることを示すコード情報
を付加し、このコード情報の次に含まる側の文書ファイ
ル名を接続する図20のステップS3.3.1→S3.
3.2→S3.3.3→S3.3.4)。
【0060】また、CPU12は、作成したツリー情報
を文書メモリ内の管理情報テーブルに保存記憶する(図
20のステップS3.3.5)。
【0061】オペレータはこのような操作を順次に行っ
て、所望の位置に挿入する項目ファイルのファイル名を
登録する。
【0062】なお、範囲指定を行った中で別のファイル
の範囲指定を行ってもよいこと勿論である。
【0063】このような処理後、オペレータは作成した
文書(ファイル名『明細書』)のフロッピーディスクへ
の保存記憶をキーボード11からCPU12に対して指
示すると、CPU12は従来同様、文書メモリ14から
作成文書およびその管理情報テーブルを読出し、フロッ
ピーディスク記憶装置(不図示)を介してフロッピーデ
ィスクに書き込む。
【0064】なお、従来装置と異なる点は、文書構造を
示すツリー情報が管理情報に含まれていることにある。
【0065】この際、フロッピーディスク上では、『明
細書』と名付けられたファイル領域と、『発明の名称』
等オペレータにより保存指定された項目名のファイル領
域が作成される。
【0066】この処理におけるキーボード11が本発明
第1形態の第1入力手段,フロッピーディスク,フロッ
ピーディスク記憶装置および書き込みを行うCPU12
が第1記憶手段,第2記憶手段として動作する。
【0067】(2)別ファイルの項目文書の作成 オペレータはモード選択画面において、項目編集モード
を選択し、文書ファイル名『明細書』を入力した後、次
に呼び出しキーを押下する。
【0068】CPU12は上述のキー操作により処理手
順を図17のステップS2→S3→図18のステップS
3.1→S3.2→図19のステップS3.2.1へと
進める。
【0069】このステップで、CPU12は、指示され
た文書ファイル名に対応する文書をフロッピーディスク
上で検索した後、管理情報の中からツリー情報(たとえ
ば、図15の表示A4に対応)を読出し、表示画面に表
示する。
【0070】このときのキーボード11が本発明第1形
態の第1指示手段として動作し、CPU12および表示
器19が表示手段として動作する。
【0071】オペレータは表示画面上でカーソルを項目
名に位置することで、作成したい項目ファイルを指定す
る。この指定によりCPU12はフロッピーディスクか
ら指定された項目名のファイル情報を文書メモリ14に
呼出す(図19のステップS3.2.2)。
【0072】CPU12は従来と同様文書メモリ14の
ファイル情報を表示画面に表示し、以下、オペレータか
ら入力される文書処理の指示に従って、文書メモリ上に
項目文書を作成する。
【0073】また、オペレータから、項目文書の保存を
指示されたときは、文書メモリ上の項目文書をフロッピ
ーディスクの対応領域に転送する。
【0074】(3)文書印刷 印刷対象の文書が文書名によりキーボード11から指示
されたときは、CPU12はその文書に付加して保存さ
れているツリー情報を読出し、このツリー情報に従って
フロッピーディスクから文書を読出し、文書メモリ15
上で一つの文書に統合する。具体的には、全体文書をま
ず文書メモリ15に格納した後、この文書中で指定され
ている項目ファイル名をCPU12の検索により検出し
た後、項目ファイル名の文書ファイルをフロッピーディ
スクから読出し、文書メモリ15の文書中に挿入する。
この後、統合された文書を読出し、印刷装置により出力
する。
【0075】このときのキーボード11が本発明第2形
態の第2指示手段として動作し、CPU12および文書
メモリ15が第2文書処理手段として動作する。
【0076】(4)文書構造の修正処理 オペレータはモード選択画面を表示させた後、項目編集
モードを選択した後、項目変更キーにより文書構造の修
正モードを指示する(図17のステップS2→S3→図
18のステップS3.1→3.4)。
【0077】この結果、CPU12では図21の制御手
順が実行される。
【0078】すなわち、CPU12はキーボード11か
ら入力されたファイル名を受け付け、このファイル名に
対応するツリー情報をフロッピーディスクから読出し、
メモリ14内のワークメモリ18に転送した後、たとえ
ば図15のA3のように表示する。オペレータはキーボ
ード1のカーソルキーを用いて、位置指定を行って構造
を修正したいファイル名およびその構造情報を入力す
る。
【0079】修正には、ファイルの削除,挿入,置換,
新規追加等がある。
【0080】CPU12はこの修正情報の入力に応じ
て、ワークメモリ18上のツリー情報を変更すると共
に、フロッピーディスク情報のファイルに対する修正を
施す。
【0081】たとえば、ファイルの削除命令に対して
は、ツリー表示から該当ファイル名を消去すると共に、
フロッピーディスクから該当ファイルを消去する。
【0082】挿入命令については、全体文書を表示さ
せ、その中で、ファイルの挿入位置をオペレータに指示
入力させる。
【0083】置換命令については、フロッピーディスク
の全体文書中の該当ファイル名をCPU12により相互
に置換する。
【0084】これらの修正情報を入力するときのキーボ
ード11が本発明第3形態の第2入力情報手段として動
作し、ツリー情報を記憶したフロッピーディスクが第2
記憶手段,CPU12およびワークメモリ18が第2文
書処理手段として動作する。
【0085】また、文書中の単語の挿入,置換,削除の
処理等は周知であり、これら処理と同様にファイル名に
ついての処理を行えばよいので、これらの処理について
詳細な説明を省略する。
【0086】以上、説明したように、本発明では、複数
の文書ファイルで構成される文書をツリー情報の形態で
文書に付加してフロッピーディスクに記憶し、必要に応
じて表示させることができる。
【0087】このため、オペレータは、従来のように複
数の文書を表示させなくても、このツリー情報の表示だ
けで文書の構造を知ることができる。
【0088】本実施例の他に次の例が挙げられる。
【0089】(1)文書の構造を示す場合には、1つの
文書に他の文書が含まれることを示す記号コードや、順
次接続されることを示する記号コードを定めておき、こ
れら記号コードを文字パターンで可視表示するとよい。
【0090】また、本実施例では文書構造をツリー形態
で表示するようにしているが図14に示すように文書の
レイアウトの形態で表示してもよい。
【0091】(2)本実施例では、別ファイルで記憶し
た文書を統合する例として印刷処理について説明した
が、文書の修正処理や表示処理において、実行させても
よいこと勿論である。
【0092】(3)本実施例ではツリー情報をフロッピ
ーディスクから読出しているが、全文文書が文書メモリ
14に存在するときは、ツリー情報をも文書メモリ14
に格納し、文書メモリ14からツリー情報を読出しても
よい。この場合は、文書メモリ14が本発明第1形態の
第1,第2記憶手段として動作する。
【0093】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では文書
の構造を示す情報の記憶,表示によりオペレータは複数
の文書ファイルの接続関係,包含関係を知ることができ
るので、従来のように全ての文書ファイルを表示させる
必要はない。このため、オペレータの操作性が向上し、
文書処理に対する処理時間を短縮するという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の記憶構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図4】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図5】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図6】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図7】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図8】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図9】本発明実施例の文書構造を示す説明図である。
【図10】本発明実施例の文書構造を示す説明図であ
る。
【図11】本発明実施例の文書構造を示す説明図であ
る。
【図12】本発明実施例の文書構造を示す説明図であ
る。
【図13】本発明実施例の文書構造を示す説明図であ
る。
【図14】本発明実施例の文書構造を示す説明図であ
る。
【図15】本発明実施例の文書構造を示すツリーの表示
例を示す説明図である。
【図16】本発明実施例の文書構造を示すツリーの表示
例を示す説明図である。
【図17】図2のCPU12の実行処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図18】図2のCPU12の実行処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】図2のCPU12の実行処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図20】図2のCPU12の実行処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図21】図2のCPU12の実行処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 キーボード 12 CPU 13 ROM 15 文書メモリ 19 表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書ファイル単位で第1文書を記憶する
    第1記憶手段と、 該第1記憶手段上の複数の文書ファイルで構成される第
    2文書の構造を、入力する第1入力手段と、 当該入力された文書の構造を前記複数の文書ファイルに
    対応して名付けられたファイル名およびその接続関係お
    よび/または包含関係を示す属性情報により記憶してお
    く第2記憶手段と、 前記文書の構造の表示を指示する第1指示手段と、当該
    指示に応じて前記第2記憶手段のファイル名および属性
    情報を可視表示する表示手段とを具えたことを特徴とす
    る文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2文書全体に関わる文書処理を指
    示する第2指示手段と、当該指示に応じて、前記第2記
    憶手段のファイル名および属性情報に基き、前記第1記
    憶手段の複数の第1文書を読出し1つの文書として統合
    する第1文書処理手段とをさらに具えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2記憶手段のファイル名および属
    性情報に対する修正情報を入力する第2入力手段と、当
    該入力された修正情報に基き、前記第2記憶手段のファ
    イル名および/または属性情報を修正する第2文書処理
    手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項2に記載
    の文書処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06208557A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 構造化文書処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06208557A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 構造化文書処理装置

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