JPH0628351A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0628351A
JPH0628351A JP4183889A JP18388992A JPH0628351A JP H0628351 A JPH0628351 A JP H0628351A JP 4183889 A JP4183889 A JP 4183889A JP 18388992 A JP18388992 A JP 18388992A JP H0628351 A JPH0628351 A JP H0628351A
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JP
Japan
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paragraph
attribute
style
individual
format data
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Application number
JP4183889A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Ando
康仁 安東
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】書式データファイルのファイル管理を容易に行
うことのできる文書処理装置を提供する。 【構成】標準値保存領域410,基本スタイル保存領域
420,個別段落スタイル保存領域430,個別段落属
性保存領域440にはそれぞれに対応する書式データが
保持される。標準値取得部320、基本スタイル取得部
330、個別段落スタイル取得部340、個別段落属性
取得部350は、該当する保存領域から、属性を取得
し、該当するデータ領域に展開する。重ね合わせ処理部
360は、記憶部40内に一時記憶領域450を確保す
るとともに、各データ展開領域321〜351に展開さ
れている属性データを参照し、本文の場合は、開領域3
31、341、351に展開されているデータについて
重ね合せ,本文以外の場合は、領域321、341、3
51に展開されているデータについて重ね合せを施し,
この結果を領域450に記憶する。レイアウト処理部5
0はこのデータに基づいて構造化文書をレイアウトし,
その結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、論理構造及びレイア
ウト構造を持つ構造化文書を編集する文書処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサなどの文書作成
機能を有する装置においては、文字列の移動、複写、削
除、検索などの編集機能に加えて、文字データを読み易
くするためレイアウト属性(書式)設定機能が備えられ
ているのが一般的である。この機能を用いたレイアウト
属性の設定としては、ディフォルト値の変更や、属性値
を記述(選択)するなどがある。こうして設定されたレ
イアウト属性(書式データ)を再利用するために、それ
をファイルとして記憶するようにした装置も実現されて
いる。したがって、設定した書式の数に応じた書式デー
タファイルが保存され、その中から所望の書式データを
利用することができる。
【0003】なお、書式データを変更可能な装置として
は、特開平2−91758号公報に開示されたものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、作成された書式データ(レイアウト属性
データ)毎に書式データを保存するようにしているの
で、更新数に応じた複数の書式データ(ファイル)を作
成し保存しなければならず、そのファイル管理が繁雑と
なると共にメモリ資源のムダであった。
【0005】この発明は、書式データファイルのファイ
ル管理を容易に行うことのできる文書処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、論理構造及びレイアウト構造を持つ
構造化文書を編集する文書処理装置において、前記構造
化文書に共通の書式データである基本スタイルと、前記
構造化文書内の任意の段落に共通の段落書式データであ
る個別段落スタイルと、特定の段落の段落書式データで
ある個別段落属性とを保持する保持手段と、前記個別段
落属性を最優先させ、次に、前記個別段落スタイル、前
記基本スタイルの優先順位で書式データを決定する書式
データ決定手段と、該書式データ決定手段により決定さ
れた書式データを参照してレイアウトを行うレイアウト
処理手段とを具えている。
【0007】第2の発明は、論理構造及びレイアウト構
造を持つ構造化文書を編集する文書処理装置において、
複数の前記構造化文書に共通の書式データである標準値
と、1つの前記構造化文書に共通の書式データである基
本スタイルと、1つの前記構造化文書内の任意の段落に
共通の段落書式データである個別段落スタイルと、特定
の段落の段落書式データである個別段落属性とを保持す
る保持手段と、前記個別段落属性を最優先させ、次に前
記個別段落スタイル、更にその次に、本文の場合は前記
基本スタイル、また本文以外の場合は前記標準値の優先
順位で書式データを決定する書式データ決定手段と、該
書式データ決定手段により決定された書式データを参照
してレイアウトを行うレイアウト処理手段とを具えてい
る。
【0008】
【作用】この発明の文書処理装置によれば、保持手段に
は、個別段落属性、個別段落スタイル、基本スタイル及
び標準値にそれぞれ対応する書式データが保存され、書
式データ決定手段は、それらの書式データに基づいて、
予め設定された優先順位に従ってレイアイト時の書式を
決定し、レイアウト処理手段は、その決定された書式に
基づいて構造化文書をレイアウトする。即ち、レイアウ
ト処理手段は、本文であった場合は、個別段落属性、個
別段落スタイル、基本スタイルの優先順位に従って得ら
れる属性に基づいて構造化文書をレイアウトと、これに
対し、本文以外の場合は、個別段落属性、個別段落スタ
イル、標準値の優先順位に従って得られる属性に基づい
て構造化文書をレイアウトする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0010】図1は本発明に係る文書処理装置の一実施
例を機能ブロック図で示したものである。同図におい
て、文書処理装置は、入力部10、ユーザインタフェー
ス部20、編集処理部30、記憶部40、レイアウト処
理部50、表示部60を備えて構成されている。
【0011】入力部10は、キーボードやマウスから構
成されており、書式データを設定したり、データの入力
や指令を与えるためのものである。
【0012】ユーザインタフェース部20は、入力部1
0からのユーザによって入力されたデータや指令、及び
文書に対する操作情報をシステムに通知するためのもの
である。
【0013】記憶部40には、複数の構造化文書に共通
の書式データである標準値を保持する標準値保存領域4
10と、1つの構造化文書に共通の書式データである基
本スタイルを保持する基本スタイル保存領域420と、
1つの構造化文書内の任意の段落に共通の段落書式デー
タである個別段落スタイルを保持する個別段落スタイル
保存領域430と、特定の段落の段落書式データである
個別段落属性を保持する個別段落属性保存領域440と
が設けられている。また記憶部40には、編集処理部3
0によって領域450が確保される。
【0014】なお標準値、基本スタイル、個別段落スタ
イル、個別段落属性の詳細については後述する。
【0015】編集処理部30において、処理部310
は、ユーザインタフェース部20からの書式設定情報に
基づいて、記憶部40の該当する保存領域に属性データ
を設定するとともに、ユーザインタフェース部20から
の文字の挿入、削除、複写、移動などの編集操作情報に
基づいて編集操作を行う。
【0016】標準値取得部320は、文書の表示又は印
刷要求があると、標準値保存領域410から標準値の書
式データを取得して、データ展開領域321に展開す
る。
【0017】基本スタイル取得部330は、文書の表示
又は印刷要求があると、基本スタイル保存領域420か
ら基本スタイルの書式データを取得して、データ展開領
域331に展開する。
【0018】個別段落スタイル取得部340は、文書の
表示又は印刷要求があると、個別段落スタイル保存領域
430から個別段落スタイルの書式データを取得して、
データ展開領域341に展開する。
【0019】個別段落属性取得部350は、個別段落属
性保存領域440から個別段落スタイルの書式データを
取得して、データ展開領域351に展開する。
【0020】重ね合わせ処理部360は、文書の表示又
は印刷要求があると、記憶部40に一時記憶領域450
を確保するとともに、データ展開領域321、331、
341、351に展開されたデータを参照し、これらの
データについて、予め設定された優先順位に従って重ね
合わせ処理を実行する。またこの結果を一時記憶領域4
50に記憶する。さらに文書の表示又は印刷を終了する
旨の指示があった場合は、確保した一時記憶領域450
を解放する。なお重ね合わせ処理部360は、重ね合わ
せ処理を終了したら、その旨をレイアウト処理部50に
通知する。
【0021】レイアウト処理部50では、その旨の通知
を受け取ると、一時記憶領域450を参照し、この領域
に設定されている書式データに基づいて構造化文書のレ
イアウトを行う。具体的には、構造化文書の論理構造に
基づく文書内容(内容部)をレイアウトすることが可能
な領域を計算し、この領域内に、文書内容をレイアウト
すると共に、その文書内容を、一時記憶領域450内の
書式データに基づいてレイアウトする。このレイアウト
結果は表示部60に入力され、ここで表示される。
【0022】なお、この実施例では、上述した保持手段
は記憶部40を有して構成され、上述した書式データ決
定手段は編集処理部30を有して構成され、上述したレ
イアウト処理手段はレイアウト処理部50を有して構成
されている。ここで、編集処理部30、レイアウト処理
部50は、中央処理装置やプロセッサなどの制御手段で
実現することができるということは言うまでもない。勿
論、各部の機能を遂行させるソフトウェア(プログラ
ム)を上記制御手段が実行することにより実現するよう
にしても良い。さらにファームウェアで構成するように
しても良い。
【0023】次に、標準値、基本スタイル、個別段落ス
タイル、個別段落属性について説明する。
【0024】標準値は構造化文書の基本的な書式を定義
するものであり、システムで用意された標準値の属性値
である。
【0025】基本スタイルは段落の種別によって、次の
いずれかが自動的に適用される。 (1)本文スタイルとして定義された属性値。この本分
スタイルは段落属性を含む文書書式全般の属性を定義す
るものであり、この属性値は、本文段落、見出し段落、
注釈段落に適用される。 (2)システムで決められたデフォルト値。このデフォ
ルト値は、枠見出し段落、枠外テキスト域段落、テキス
ト枠段落に適用される。
【0026】基本スタイルは3番目の優先順位であるの
で、優先順位が2番目である個別段落スタイルあるいは
優先順位が1番目である個別段落属性が指定されていな
い場合には、文字に関する属性は全てこの基本スタイル
から参照される。しかし、個別段落スタイルあるいは個
別段落属性が設定されていた場合は、基本スタイルの内
容は打ち消される(適用されない)ようになっている。
【0027】個別段落スタイルは、スタイル機能によっ
て構造化文書内の個別段落のスタイルとして定義された
属性値であり、構造化文書内に複数定義(任意の複数の
段落に定義)することができる。強調したい文字を同一
の修飾指定で表現したいときは一様に個別段落スタイル
によって属性を設定する。実際の属性値の設定や変更
は、その個別段落スタイルの属性値を操作することによ
り行う。なお、ある文字に対して指定できる個別段落ス
タイルは唯一であり、複数の個別段落スタイルを重複し
て指定することはできない。このような個別段落スタイ
ルは、個別段落属性が設定されていない場合には適用さ
れるが、個別段落属性が設定されていた場合は適用され
ない(打ち消される)ようになっている。
【0028】個別段落属性は段落毎の個別の段落属性で
あり、属性シートやファンクションキー・ウィンドウな
どを用いた文字編集操作によって指定された属性値であ
る。この個別段落属性は最も優先度が高く、指定した属
性値は基本スタイルと個別段落スタイルを打ち消して必
ず反映されるようになっている。
【0029】なお、標準値、基本スタイル、個別段落ス
タイル、個別段落属性には、属性が設定されているか否
かを示す情報が処理部310によって付加され、上述し
た各取得部はその情報を参照して属性値を取得しに行く
か否かを判断する。
【0030】この実施例においては、重ね合せ処理は2
通りある。 (1)個別段落属性、個別段落スタイル、基本スタイル
を、その順番の優先順位で重ね合せる。 (2)個別段落属性、個別段落スタイル、標準値を、そ
の順番の優先順位で重ね合せる。
【0031】上述した様な2通りの重ね合せ処理が必要
な例としては、1つの文書内において、本文の段落属性
と、本分以外の特定の段落属性とについて、それぞれ段
落属性を考慮しなければならないときである。何故なら
ば、本文では、例えば先頭行字下げが2じさ文字必要な
場合であっても、本分以外の段落例えばテキスト枠内の
段落においては、その必要がないという場合には、基本
スタイルに対して、先頭行字下げについての設定が必要
だからである。
【0032】すなわち、本文の場合は上記(1)の重ね
合せが適用され、本文以外(テキスト枠内の段落など)
の場合は上記(2)の重ね合せが適用されることにな
る。
【0033】なお、基本スタイル、個別段落スタイル、
個別段落属性については、ユーザが属性値を設定するこ
とができる。また同一の属性について、基本スタイル、
個別段落スタイル、個別段落属性を用いて属性値を重複
して指定することもできる。その場合は、上記(1)、
(2)の重ね合せ処理で説明した優先順位によって適用
される属性値が決定されるようにないる。
【0034】また基本スタイル、個別段落スタイルにつ
いては書式データをスタイルというファイルで管理され
るようになっている。
【0035】図2は、複数の属性に対して、基本スタイ
ル、個別段落スタイル、個別段落属性を用いて所望の属
性について値を設定した場合に、段落に反映される属性
値の様子を示している。なお図2において、行方向に
は、上の行を第1行目として第1行目から第3行目へと
順に、個別段落属性、個別段落スタイル、基本スタイル
が設定されている。また列方向には、最も左側の列を第
1列目として第1列目から第8列目へと順に、属性A、
属性B、…、属性Hが設定されている。さらに、列と行
とが交差する領域には実際の属性値が設定される。例え
ばA1、B2等の記号が記述されている場合は、当該領
域に対応するスタイル又は個別段落属性による属性値の
設定が行われていることを示しており、また空白の場合
は、当該領域に対応するスタイル又は個別段落属性によ
る属性値の設定が行われていないことを示している。図
2に示すような各属性への属性値の設定において実際に
段落に反映される属性値は、斜線の塗り潰しが施されて
いる領域(列と行とが交差する領域)に設定されている
値となる。
【0036】図3は、具体的な段落属性を挙げて段落属
性の優先順位を視覚的に示したものである。図3(a)
は本文以外の段落属性に関する情報を示したものであ
り、この例では、行方向には各属性が設定され、列方向
には、最も左側の列を第1列目として第1列目から第3
列目へと順次、標準値、個別段落スタイル、個別段落属
性が設定されている。
【0037】また図3(b)は本文の段落属性に関する
情報を示したものであり、この例では、行方向には各属
性が設定され、列方向には、最も左側の列を第1列目と
して第1列目から第3列目へと順次、基本スタイル、個
別段落スタイル、個別段落属性が設定されている。
【0038】なお図3(a)、(b)に示した例におい
ては、列と行とが交差する領域には実際の属性値が設定
されており、特に、斜線の塗り潰しが施されている領域
に設定されている属性値が実際に使用される値である。
例えば、図3(b)に示される本文の段落属性に関する
情報においては、基本スタイル、個別段落スタイル、個
別段落属性のいずれにも、属性「フォントサイズ」に属
性値が設定されているが、実際に段落属性として適用さ
れるのは、個別段落属性により設定された「フォントサ
イズ」の属性値である。他の属性についても同様のこと
が言える。
【0039】係る構成において、文書処理装置の処理動
作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0040】最初に、本文の場合と、本文以外の場合と
に応じて、標準値取得部320、基本スタイル取得部3
30、個別段落スタイル取得部340、個別段落属性取
得部350による属性の取得が行われる。
【0041】すなわち、編集処理部30に存在する図示
しない判断部によって、本文か否かが判断される(ステ
ップ101)。
【0042】ステップ101において、上記図示しない
判断部によって本文以外(例えばテキスト枠内の段落)
であると判断された場合は、標準値取得部320は標準
値取得保存領域410から、標準値において設定されて
いる属性を取得する(ステップ102)。この場合、標
準値には、段落属性以外の文書書式一般の属性も含まれ
ており、またユーザによって設定(変更)できない属性
も含まれているので、属性が設定されている旨を示す情
報が必ず付加されている。従って、必ず標準値の属性の
取得が行われることとなる。
【0043】一方、ステップ101において、上記図示
しない判断部によって本文の段落であると判断された場
合は、基本スタイル取得部330は、基本スタイル保存
領域420から、基本スタイルにおいて設定されている
属性全てを取得して(ステップ103)、この属性デー
タをデータ展開領域321に展開する。
【0044】次に個別段落スタイル取得部340は、個
別段落スタイルに付加されている、属性が設定されてい
るか否かを示す情報に基づいて、個別段落スタイルが適
用されているか否かを判断する(ステップ104)。属
性が設定されている旨を示す情報であった場合は、個別
段落スタイルが適用されていると判断し、個別段落スタ
イル保存領域430から、個別段落スタイルにおいて設
定されている属性全てを取得して(ステップ105)、
この属性データをデータ展開領域331に展開する。ス
テップ104において個別スタイルが適用されていない
場合は何もしない。
【0045】続いて個別段落属性取得部350は、個別
段落属性に付加されている、属性が設定されているか否
かを示す情報に基づいて、個別段落属性が適用されてい
るか否かを判断する(ステップ106)。属性が設定さ
れている旨を示す情報であった場合は、個別段落属性が
適用されていると判断し、個別段落属性保存領域440
から、個別段落属性において設定されている属性全てを
取得して(ステップ107)、この属性データをデータ
展開領域341に展開する。ステップ106において個
別段落属性が適用されていない場合は何もしない。
【0046】そして、重ね合わせ処理部360は、記憶
部40内に一時記憶領域450を確保すると共に、上記
各データ展開領域321、331、341、351を参
照して、これらのデータについて、本文の場合あるいは
本文以外の場合の優先順位に従って重ね合わせ処理を実
行する(ステップ108)。この場合は、本文の場合
は、データ展開領域331、341、351に展開され
ているデータについての3つの段落属性の重ね合せが施
され、一方、本文以外の場合は、データ展開領域32
1、341、351に展開されているデータについての
3つの段落属性の重ね合せが施される。
【0047】また重ね合わせ処理の実行結果を一時記憶
領域450に記憶すると共に、その重ね合わせ処理結果
を記憶した場合は、重ね合せ処理が終了した旨をレイア
ウト処理部50に通知する。
【0048】レイアウト処理部50では、その旨の通知
を受け取ると、一時記憶領域450を参照し、この領域
に設定されている書式データに基づいて構造化文書のレ
イアウト処理を実行する(ステップ109)。この実行
結果は、表示部60に入力され、ここで表示される(ス
テップ110)。
【0049】以上説明したように本実施例によれば、構
造化文書にデフォルトで定義されている段落属性に、ユ
ーザが文書毎に設定した基本スタイル、個別に設定した
段落スタイル、直接段落に設定した個別段落属性を重ね
合わせることによって、最終的な段落属性を決定するよ
うにしたので、ユーザは各種のスタイルあるいは個別段
落属性を用いて書式を試すことができる。また、基本ス
タイル、個別スタイルをファイルで保存しておくことに
より、オリジナルの書式を保存しておくことができる。
こうしてオリジナルの書式を保存しておいた状態で、個
別段落属性を設定することができるので、段落毎に特定
な属性設定が可能となる。
【0050】また基本スタイル、段落スタイル、個別段
落属性を重ね合わせることにより、構造化文書の書式を
設定するようにしたので、常時は、基本スタイル、段落
スタイル、個別段落属性の各属性を記憶するのみで良
く、表示又は印刷など出力する際に、上述した様に重ね
合わせにより得られる文書の書式データを一時記憶し、
また出力処理の終了を示す旨があったときに、その一時
記憶した文書の書式データを解放すれば良いの、メモリ
資源を有効に利用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
文か本文以外かによって、個別段落属性、個別段落スタ
イル、及び基本スタイル又は標準値の優先順位で書式デ
ータを決定し、その優先順で決定された書式データに基
づいて構造化文書をレイアウトするようにしたので、個
別段落属性、個別段落スタイル、基本スタイル、標準値
の各属性データのみを保存しておき、表示又は印刷など
の出力の際に、それらの属性データを優先順に従って重
ね合わせ、その結果である最終的な書式を一時的に記憶
すれば良いこととなり、メモリ資源を有効に利用するこ
とができる。
【0052】また従来の如く、複数の書式データのファ
イルを管理する必要はなく、個別段落属性、個別段落ス
タイル、基本スタイル、標準値を管理すればよいことと
なり、ファイル管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書処理装置の一実施例を示す機
能ブロック図。
【図2】段落属性の優先順位を視覚的に示した図。
【図3】具体的な段落属性を挙げ、その段落属性の優先
順位を視覚的に示した図。
【図4】この実施例の処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…入力部、20…ユーザインタフェース部、30…
編集処理部、40…記憶部、50…レイアウト処理部、
60…表示部、310…処理部、320…標準値取得
部、321、331、341、351…データ展開領
域、330…基本スタイル取得部、340…個別段落ス
タイル取得部、350…個別段落属性取得部、360、
重ね合わせ処理部、410…標準値保存領域、420…
基本スタイル保存領域、430…個別段落スタイル保存
領域、440…個別段落属性保存領域、450…一時記
憶領域。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理構造及びレイアウト構造を持つ構造化
    文書を編集する文書処理装置において、 前記構造化文書に共通の書式データである基本スタイル
    と、前記構造化文書内の任意の段落に共通の段落書式デ
    ータである個別段落スタイルと、特定の段落の段落書式
    データである個別段落属性とを保持する保持手段と、 前記個別段落属性を最優先させ、次に、前記個別段落ス
    タイル、前記基本スタイルの優先順位で書式データを決
    定する書式データ決定手段と、 前記書式データ決定手段により決定された書式データを
    参照してレイアウトを行うレイアウト処理手段とを具え
    たことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】論理構造及びレイアウト構造を持つ構造化
    文書を編集する文書処理装置において、 複数の前記構造化文書に共通の書式データである標準値
    と、1つの前記構造化文書に共通の書式データである基
    本スタイルと、1つの前記構造化文書内の任意の段落に
    共通の段落書式データである個別段落スタイルと、特定
    の段落の段落書式データである個別段落属性とを保持す
    る保持手段と、 前記個別段落属性を最優先させ、次に前記個別段落スタ
    イル、更にその次に、本文の場合は前記基本スタイル、
    また本文以外の場合は前記標準値の優先順位で書式デー
    タを決定する書式データ決定手段と、 前記書式データ決定手段により決定された書式データを
    参照してレイアウトを行うレイアウト処理手段とを具え
    たことを特徴とする文書処理装置。
JP4183889A 1992-07-10 1992-07-10 文書処理装置 Pending JPH0628351A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7188311B2 (en) 2001-09-14 2007-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Document processing method and apparatus, and print control method and apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7188311B2 (en) 2001-09-14 2007-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Document processing method and apparatus, and print control method and apparatus

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