JP3507353B2 - オーバレイ印刷制御方法及び装置及びコンピュータ読取り可能なプログラムが格納された記憶媒体 - Google Patents

オーバレイ印刷制御方法及び装置及びコンピュータ読取り可能なプログラムが格納された記憶媒体

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JP3507353B2
JP3507353B2 JP02294699A JP2294699A JP3507353B2 JP 3507353 B2 JP3507353 B2 JP 3507353B2 JP 02294699 A JP02294699 A JP 02294699A JP 2294699 A JP2294699 A JP 2294699A JP 3507353 B2 JP3507353 B2 JP 3507353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフォームデ
ータと印字データとを別々に作成し、重ね合わせて印刷
するオーバーレイ印刷を制御するための方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ内部でフォームデータと
印字データとを合成するオーバレイ印刷が実現されてい
る。オーバレイ印刷を行うためには、フォームデータ
(フォームファイル)からフォーム用のプリンタ言語で
記述されたプリントデータファイルを作成し、プリンタ
に転送する必要がある。従来のシステムにおいては、こ
のフォーム用のプリンタ言語のファイル(フォームプリ
ントデータ)を明示的に作成し、使用するユーザの環境
に配布する必要があった。もしくは、フォームプリント
データを、それをプリンタに転送する際に、フォームフ
ァイルから毎回作成していた。
【0003】フォームデータは帳票などに利用されるこ
とが多く、複雑な帳票を多量に設計する場合、会社のマ
ークやあて先など、同じ情報が複数の帳票に使用される
場合が多い。会社のマーク等、共通に利用される画像
を、個々のフォームデータにそれぞれ貼り付けた場合に
は、その変更のためには各フォームデータを変更する必
要がある。そこで、複合フォームと呼ばれる技術が開発
されている。複合フォームデータには、フォームデータ
そのものではなく、どのフォームデータをどのように組
み合わせて、ひとつあるいは複数のページにわたるフォ
ームを構成するかが記述されている。この場合、複数の
複合フォームデータで利用されるフォームデータそのも
のはひとつ作成すれば良く、変更する場合にも、そのフ
ォームデータだけを変更すればよい。なお、複合フォー
ムデータを構成するフォームデータを部品フォームデー
タと呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような複合フォー
ムを用いてオーバレイ印刷を行なう場合、複合フォーム
データ、あるいは部品フォームデータが更新されていて
も、それがフォーム用のプリンタ言語のファイル(フォ
ームプリントデータと呼ぶ)に反映されているとは限ら
ないと言う問題があった。
【0005】これを解消するためには、とくに、複合フ
ォームの場合には、そこで利用されている部品フォーム
全部について、最新のフォームプリントデータが存在し
ているか確認するか、あるいは、複合フォームデータ全
体についてフォームプリントデータを作成する必要があ
った。いずれにしても、オペレータが多大な手間をかけ
るか、あるいは、コンピュータによる処理に多大な時間
をかけねばならず、印刷作業の生産性を損なうという問
題点があった。
【0006】また、利用者にフォームプリントデータを
配布する場合にも、配布するためのコストがかかるとい
う問題があった。
【0007】さらに、プリンタやその制御プログラムに
よっては、オーバーレイするために格納できるフォーム
の数に制限があり、その制限に従うためには、複数のフ
ォームをマージしてまとめなければならなかった。マー
ジされたデータは大きくなって送信時間が長くなるし、
マージ処理そのものにも時間がかかるために、この点で
も結局オーバレイ印刷の生産性を低下させることになっ
ていた。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、オーバレイ印刷の生産性を高めたオーバレイ印刷制
御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】また、ユーザがフォーム用のプリンタ言語
のデータを明示的に作成することなしに、最新のフォー
ムデータを利用できるオーバレイ印刷制御方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0010】また、複合フォームを使ったオーバレイ印
刷においては、使用できるフォーム用のプリンタ言語の
データ数に制限がある場合でも、その制限内で高速にオ
ーバレイ印刷を行えるオーバレイ印刷制御方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成からなる。
【0012】プリンタによりフォームと印字データとを
重ね合わせて出力するオーバレイ印刷の制御方法であっ
て、フォームデータの作成時刻と、前記プリンタに送信
するための、プリンタ言語形式に変換されたフォームプ
リントデータの作成時刻とを比較する第1の比較工程
と、前記第1の比較工程による比較の結果、前記フォー
ムデータの作成時刻の方が新しい場合には、該フォーム
データをプリンタ言語形式に変換してフォームプリント
データを生成する生成工程とを備える。
【0013】また好ましくは、前記フォームプリントデ
ータを前記プリンタに送信する工程を更に備える。
【0014】また好ましくは、印字データは、前記フォ
ームデータを少なくともひとつ含むページごとにフォー
ムデータと重ね合わされ、そのページにより複合フォー
ムデータが構成されており、さらに、複合フォームデー
タの作成時刻を、それに含まれる各ページについて生成
されているフォームプリントデータの作成時刻と比較す
る第2の比較工程を備え、該第2の比較工程により前記
複合フォームデータの作成時刻の方が新しい場合には、
該複合フォームデータに含まれるフォームデータについ
て、前記第1の比較工程以下の工程を施す。
【0015】また好ましくは、前記生成工程は、複合フ
ォームデータに含まれるフォームデータ数と、オーバイ
レイ可能な所定のフォーム数とを比較する第3の比較工
程を更に含み、フォームデータ数の方が多い場合には、
フォームデータから変換されたフォームプリントデータ
を、その複合フォームデータに含まれるページ毎にマー
ジしてひとつのデータにまとめる。
【0016】また好ましくは、前記生成工程は、複合フ
ォームデータに含まれるフォームデータ数と、オーバイ
レイ可能な所定のフォーム数とを比較する第3の比較工
程を更に含み、フォームデータ数の方が多い場合には、
複数のページにおいて組としてのみ表れるフォームデー
タを複合データファイルから検索し、存在していれば、
フォームデータから変換されたフォームプリントデータ
のうち、前記組として表れるフォームデータに対応する
フォームプリントデータをマージしてひとつのデータに
まとめる。
【0017】また好ましくは、前記フォームプリントデ
ータはプリンタに格納されており、前記第1の比較工程
は、プリンタに格納されたフォームプリントデータから
作成時刻を読み出して、前記フォームデータの作成時刻
と比較する。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図2は、本
発明の一実施例であるフォーム作成及びオーバレイ印刷
の制御方法が適用されるコンピュータの構成図である。
【0019】<コンピュータの構成>本コンピュータ
は、基本I/Oプログラム、OS、および、図形操作制
御プログラムをCPU(201)が実行することによっ
て動作する。基本I/OプログラムはROM(202)
に書き込まれており、OSは、HD(206)に書き込
まれている。そして、本制御装置の電源がONされたと
きに、基本I/Oプログラム中のIPL(イニシャルプ
ログラムローディング)機能によりHD(206)から
OSがRAM(203)に読み込まれ、OSの動作が開
始される。
【0020】フォーム作成・オーバレイ印刷制御プログ
ラムは、図1あるいは図11〜13などに示される制御
手順のフローチャートに基づいてプログラムコード化さ
れたものである。
【0021】本実施例の場合には、制御プログラムおよ
び関連データはFD(205)中に記録されており、そ
の記録されている内客の構成を図4に示す。
【0022】FD(205)に記録された図形操作制御
プログラム、および、関連データは、図5に示すように
FDドライブ(204)を通じて本コンピュータシステ
ムにロードすることができる。このFD(205)をF
Dドライブ(204)にセットすると、OS、および、
基本I/Oプログラムの制御のもとに、本図形操作制御
プログラム、および、関連データがFD(205)から
読み出され、RAM(203)にロードされて動作可能
となる。図3は、本図形操作制御プログラムが、RAM
(203)にロードされ実行可能となった状態のメモリ
マップを示す。
【0023】このほか、後述する画面が表示されるディ
スプレイ208や、編集及び印刷の指示等をオペレータ
が入力するためのキーボード207、オーバレイ印刷を
実行するためのプリンタを備えている。さらに、通信イ
ンターフェース211によって通信網212に接続さ
れ、ハードディスク214を持つパーソナルコンピュー
タ213に接続されている場合もある。このハードディ
スク214は、通信網212に接続されたコンピュータ
から内容を読み出し可能であり、後述するように、フォ
ームプリントデータを格納して、複数のコンピュータに
より共有するために利用される。
【0024】本実施例では、FD(205)から、フォ
ーム作成・オーバレイ印刷制御プログラム、および、関
連データを直接RAM(203)にロードして実行させ
る例を示したが、この他に、FD(205)からフォー
ム作成・オーバレイ印刷制御プログラム、および関連デ
ータを、いったんHD(206)に格納(インストー
ル)しておき、その制御プログラムを動作させる時点で
HD(206)からRAM(203)にロードするよう
にしてもよい。また、本制御プログラムを記録する媒体
は、FD以外にCD−ROM、ICメモリカード等であ
ってもよい。更に、本制御プログラムをROM(20
2)に記録しておき、これをメモリマップの一部となる
ように構成し、直接CPU(201)で実行することも
可能である。
【0025】フォーム編集プログラムによって作成され
たフォームデータはHD214あるいは206に格納さ
れて、オーバレイ印刷を実行するアプリケーションプロ
グラム等によりプリンタ209に送信され、印字データ
と重ね合わされて、プリンタ209から出力される。
【0026】<フォームオーバーレイ処理の概要>本発
明に係るフォーム編集機能について説明する前に、フォ
ームオーバレイ処理全体についてそのあらましを述べ
る。図14は、フォーム作成及びオーバレイ印刷制御プ
ログラムを含む、オーバーレイ印刷全体についての処理
の流れを示している。フォーム編集プログラム(以後フ
ォームエディタと呼ぶこともある)311により作成さ
れたフォームあるいは複合フォームは、HD206など
に用意されたフォームデータ格納部312に格納され
る。フォームは、オーバーレイされる画像データで、図
形や文字、あるいはドットイメージを含む。また複合フ
ォームは、ページを単位として構成されるフォームで、
各ページは部品となるフォームを重ね合わせて構成され
る。また、ページには両面や複写といった特殊なページ
も定義できる。各フォーム(複合フォームを含む)は、
フォームそのものを表すフォームデータ312aと、フ
ォームと合成される印字データについて、その位置や文
字種等を表したフィールド属性データ312bとを含
む。なお、これ以降、複合フォームデータをFCXデー
タ、複合されておらず、最小の単位となるフォームデー
タをFCPデータと呼ぶことがある。また、以下ではF
CXデータを単に画像データ、FCPデータを部品画像
データと呼ぶこともある。
【0027】これらフォームデータは、所定のランタイ
ムライブラリ315によってプリンタ32が解釈可能な
形式のフォームプリントデータ316aに変換されて、
HD15内に確保されたプリンタデータ格納部316に
格納される。このランタイムライブラリ315が、オー
バーレイ印刷を制御するための、後述する手順を含む。
【0028】一方、フォームオーバーレイ印刷される印
字データは、適当な業務ファイル313により生成さ
れ、テキストデータ格納部314に格納される。このデ
ータはオーバーレイされる各フィールドを区分できる形
式であればよく、例えばCSV形式と呼ばれる、一般的
に利用されている形式を用いることができる。この印字
データも、ランタイムライブラリ315によってプリン
タ32が解釈できる形式の印字プリントデータ316b
に変換され、プリントデータ格納部316に格納され
る。
【0029】このようにして作成されたフォームプリン
トデータ及び印字プリントデータは、オペレーティング
システム317及びプリンタドライバ318によってプ
リンタ21に出力され、そこで合成されて印刷される。
【0030】図15は、フォームデータ及び印字データ
それぞれの例と、プリンタ32に渡される印刷コマンド
のシーケンスの例を示す。図15(c)は、コマンドシ
ーケンスの例である。まず、印刷ジョブを開始するため
のコマンド列に続いてフォームプリントデータの登録開
始コマンド411があり、それに、図4(a)に示した
ようなフォームプリントデータ412が続く。この例で
はフォームは1ページだが、複数のフォームを組み合わ
せた複合フォームでもよい。その後、フォームプリント
データの登録終了コマンド413があり、それからオー
バーレイ印刷開始コマンド414とオーバーレイ印刷終
了コマンド417とに挟まれた印字データ415,41
6が続く。印字データの例を図4(b)に示す。図4
(c)の例では、印字プリントデータは2ページ分ある
ため、フォームプリントデータも2ページ分の複合フォ
ームである。
【0031】このようなコマンドシーケンスがプリンタ
32に送られると、プリンタでは、フォームプリントデ
ータをいったんフォームキャッシュ321に格納し、印
字データとフォームデータをそれぞれラスタライズして
ページバッファ323上で合成する。このデータがプリ
ントエンジン324から印刷出力されて、目的の印刷物
が得られる。
【0032】<フォームエディタの機能>以上がフォー
ムオーバーレイ印刷のあらましであるが、ここで図面を
参照しながらフォーム作成プログラム(フォームエディ
タ)について説明する。
【0033】図16は、フォームエディタ起動後、フォ
ームの新規作成を利用者が指定した場合の表示画面の例
である。ウインドウ501の内部には、その上部にメニ
ュー行が表示され、その下に新規作成するオブジェクト
が何であるかを選択するウインドウ502が表示され
る。ここでは、フィールドデータ、フォーム、複合デー
タの3種が選択できる。フィールドデータ欄403が選
択されると、それ以降は、図14のフィールド属性ファ
イル312bを編集する手順に入る。フォーム欄404
が選択されると、1ページの部品フォームデータを編集
する手順に入る。部品フォームデータは、それ単独でも
1ページ分のフォームデータとなり得る。
【0034】複合フォーム欄405が指定されると、図
17に示す複合フォームデータ編集画面に移る。複合フ
ォームデータ編集画面では、編集対象となっている複合
フォームデータの構造がツリー表示欄602に表示され
る。この画面上では、ポインティングデバイスを用い
て、画面上の指定したオブジェクトを移動したり、消去
したり、あるいは挿入したり、といった操作を行うこと
や、キーボードから、オブジェクトの名称を変更するな
どといった操作ができる。すでにある複合フォームを編
集する場合には、その複合フォームデータファイルの名
を指定してフォームエディタを呼び出せばよい。それに
よりフォームデータ格納部312から複合フォームデー
タが読み出され、その構造を反映したツリーが表示され
る。また、プレビュー欄601には、複合フォーム中に
おいて、選択されているページの画像が表示される。こ
の詳細については後述する。
【0035】図18(a)は、複合フォームを表す複合
フォームデータファイルの一例の構造を表す。図18で
は、複合フォームデータ「Test.fcx」は、
「c:¥Program Files¥Fcpro¥F
ORMWORK」なるディレクトリに保存されている。
その内容は、ページ数フィールド101が3であり、全
部で3印刷ページを含むことが示される。ページ名10
2は、定義された印刷ページの名称であり「Nenki
n01」である。繰返し回数は、そのページを繰り返す
回数を表す。ページ種別フィールド104は標準ページ
となっており、両面や複写などではない、通常のページ
であることを示している。ファイル名フィールドはフル
パスで表示されており、その最後にファイル名「Nen
kin01.fcp」が書き込まれている。すなわち、
この印刷ページは、部品フォームとして「Nenkin
01.fcp」だけを含むことがわかる。
【0036】次の印刷ページNenkin02は、3つ
の部品フォーム「Nenkin02.fcp」「Nen
kin03.fcp」「Nenkin04.fcp」を
含む。
【0037】複合フォームデータに含まれるフォームデ
ータは、その実体を複合フォームデータとは別個に定義
されており、HD206などに格納されている。
【0038】図18(a)の複合フォームデータをツリ
ーで表現した図が図18(b)である。ツリービュー
は、複合フォームデータの内容を正確に表現しており、
その構造を直感的に理解しやすい形式で表現している。
【0039】<オーバーレイ制御手順>図1は、本発明
の第1の実施例におけるオーバーレイ制御プログラム
(ランタイムライブラリ315)における動作の流れを
示すフローチャートである。
【0040】本実施例においては、フォームファイル
(FILE_A)は補助記憶装置上に保存されているも
のとし、フォームプリントデータすなわちフォーム用の
プリンタ言語のファイル(FILE_B)は、補助記憶
装置上に保存されている場合と保存されていない場合が
あるものとする。また、フォーム用のプリンタ言語のフ
ァイルは、その元になるフォームファイルと、同じ名前
と異なる名前拡張子をもつものとする。図6は主記憶装
置(RAM)及び補助記憶装置(ハードディスク)に格
納されたファイルやその名所及び作成時刻データを示す
図である。
【0041】まず、ユーザの指定によるフォームファイ
ル名(FILE_A_NAME)で保存されている補助
記憶装置上のフォームファイルの更新日時を取得し、主
記憶装置上の領域(FILE_A_DATE)に格納す
る(ステップS1)。次にフォームファイルを主記憶装
置上に読み込み(ステップS2)、フォームファイルの
特定の領域に格納されているフォーム用のプリンタ言語
のファイルの名前(FILE_B)を取得し、主記憶装
置上の領域に保存する(FILE_B_NAME)(ス
テップS3)。
【0042】次に取得した(FILE_B_NAME)
で保存されている補助記憶装置上のフォーム用のプリン
タ言語のファイルがあるかどうか判定する(ステップS
4)。もし、その名前のフォーム用のプリンタ言語のフ
ァイル(FILE_B)が補助記憶装置上にある場合に
は、そのファイルの更新日時(FILE_B_DAT
E)を取得する(ステップS5)。もし、その名前のフ
ォーム用のプリンタ言語のファイル(FILE_B)が
補助記憶装置上にない場合には、無条件に、フォームフ
ァイル(FILE_A)からフォーム用のプリンタ言語
のファイルを生成し、補助記憶装置上の(FILE_
B)に保存する(ステップS7)。
【0043】フォームファイルの更新日時である(FI
LE_A_DATE)とフォーム用のプリンタ言語のフ
ァイルの更新日時である(FILE_B_DATE)と
を比較し(ステップS6)、もし、(FILE_A_D
ATE)の方が新しい場合には、フォームファイル(F
ILE_A)からフォーム用のプリンタ言語のファイル
を生成し、補助記憶装置上の(FILE_B)に保存す
る(ステップS7)。もし、(FILE_B_DAT
E)が新しい場合には、何もしない。
【0044】このようにして、最新のフォームファイル
に対応するプリンタ言語で記述したファイルを作成した
なら、次に図15(c)に示したように、従来のオーバ
レイ印刷方式に従って、フォーム用のプリンタ言語のフ
ァイルを印刷装置に転送する(ステップS8)。続けて
印字データを印刷装置に転送する(ステップS9)。こ
の結果、印刷装置内でフォームと印刷データが合成さ
れ、印刷される。
【0045】以上のようにして、使用するフォームデー
タに対応するフォームプリントデータが、フォームデー
タよりも先に作成されている場合、すなわち、フォーム
プリントデータ作成後に対応するフォームデータの更新
を行っている場合には、フォームデータからフォームプ
リントデータを作成して、最新のフォームデータを利用
したオーバーレイ印刷を行う。これにより、オペレータ
がフォームプリントデータが最新であるか調査する必要
もないし、最新のフォームプリントデータがすでに存在
しているにも関わらず、あらためてフォームプリントデ
ータを作成し直すこともなくなる。これにより、オペレ
ータの作業負荷が軽減されるとともに、オーバレー印刷
の生産性が向上する。
【0046】なお、本実施形態において、フォーム用の
プリンタ言語のファイルの名前はフォームファイルの中
に格納してあり、その名前を使用しているが、補助記憶
装置上の特定の場所(特定のディレクトリ)のフォーム
ファイルと同じ名前のファイルをフォーム用のプリンタ
言語のファイルとしても、フォーム用のプリンタ言語の
ファイルを特定することが可能である。
【0047】また、本実施形態において、フォーム用の
プリンタ言語のファイルは、補助記億装置上にあること
を前提にしているが、印刷装置上のフラッシュメモリ等
の補助記憶装置に格納されている場合においても、同様
の効果がある。ただし、その場合、コンピュータからフ
ォーム用のプリンタ言語のファイルを印刷装置に転送す
るのではなく、コンピュータからフォーム用のプリンタ
言語のファイルを特定するフォーム名などの識別データ
を転送する。また、フォーム用のプリンタ言語のファイ
ルの更新日時は、既存の技術であるSMNP等のプロト
コルを使用し、印刷装置に問い合わせて取得する。ま
た、フォーム用のプリンタ言語のファイルの更新は、プ
リンタ言語の登録命令を使用し、ダウンロードすること
によって行なう。
【0048】また、本実施形態において、フォーム用の
プリンタ言語のファイルは、中央処理装置にバスやSC
SI等で接続されているローカルな補助記憶装置を使用
しているが、ネットワーク上にある複数人で共有してい
るファイルサーバにフォーム用のプリンタ言語のファイ
ルを保存することもできる。すなわち、図1におけるH
D214にフォーム用のプリンタ言語のファイルを格納
する。このようにすることにより、フォームファイルが
変更された場合に、更新する作業が全体で1回で済むた
めに、全体でフォーム用のプリンタ言語のファイルを更
新する回数が減り、印刷時間が短くなる効果が増大する
ことになる。
【0049】[第2の実施の形態]第2の実施形態とし
て、複合フォームを用いてオーバレイ印刷する場合の制
御手順を説明する。
【0050】本実施形態においては、図7で示されるよ
うに、複合フォームファイル(FILE_X)及びフォ
ームファイル(FILE_A1,FILE−A2,FI
LE_A3)は補助記憶装置上に保存されているものと
し、フォーム用のプリンタ言語のファイル(PAGE
1,PAGE2)は、補助記憶装置上に保存されている
場合と保存されていない場合があるものとする。またペ
ージ名称は、フォーム用のプリンタ言語のファイルの名
称に一致することを前提とする。
【0051】さらに、本実施例において、プリンタドラ
イバの制限により、使用できるフォーム用のプリンタ言
語のファイルの数は、2つまでであるとする。このた
め、フォーム用のプリンタ言語のファイルは、本例では
ページ毎にマージされている。この制限に係る制御につ
いては後述する。
【0052】この例においては、印刷されるページは2
ページあり、図8で示されるように、1ページ目(PA
GE1)は、FILE_A1とFILE−A2で構成さ
れ、PAGE1で示されるフォームプリントデータにな
り、2ページ目はFILE_A3で構成され、PAGE
2で示されるフォームプリントデータになる。これらに
より描かれる画像の例が図9に示されている。
【0053】この複合フォームFORM_Xを用いてオ
ーバレイ印刷を行う際の手順が図11に示されている。
なお、図11の手順において用いる主記憶上の変数を図
10に示す。上から、PAGE_NUMは複合フォーム
データに含まれるページの数(ここでは2)、PAGE
_NAMEは各ページの名称、FORM_NUMは各ペ
ージに含まれる部品フォーム数、FORM_NAME
は、各ページに含まれる部品フォームの名称のリストで
ある。同じ部品が複数のページで使用される場合には、
複数のフォーム名称がリストに含まれることになる。な
お、PAGE_NUM以外は複数のエントリがあるた
め、それらを[i]なるインデックスで表している。イ
ンデックスiは各項目の先頭からのオフセットを表す。
したがってPAGE_NAME,FORM_NUMにつ
いては、インデックスiは(ページ番号−1)を表すこ
とになる。
【0054】このほかに、複合フォームの作成日時を表
すFORM_X_DATE,作成時刻を比較されるフォ
ームプリントデータの作成時刻を表すPDL_DAT
E,処理の終えたページに含まれる部品フォームの合計
数を表すTOTAL_NUM,カウンタ変数i,jなど
が主記憶に確保される。
【0055】図11において、まず、ユーザの指定によ
る複合フォームファイル名(FORM_X_NAME)
で保存されている補助記憶装置上のフォームファイルの
更新日時を取得し、主記憶装置上の領域(FORM_X
_DATE)に格納する(ステップS11)。次に複合
フォームファイルを主記憶装置上に読み込み(ステップ
S12)、ページ名とページを構成するフォームファイ
ル名を図10で示すように主記憶装置上に取得する。ペ
ージの数をPAGE_NUMに格納し、ページ名をペー
ジ名の配列PAGE−NAME[]に格納する。また、
フォームファイル名は、フォームファイル名の配列FO
RM_NAME[]に格納し、それぞれのページが使用
するフォームファイルの数を配列FORM_NUM[]
に格納する(ステップS13)。インデックスは、複合
フォームデータの先頭のページから順に0,1…と振ら
れる。ただし、FORM_NAME[]に関しては、複
合フォームデータの先頭の部品フォームから順に0,1
…と振られる。
【0056】次に、ページ単位でフォームファイルとフ
ォーム用のプリンタ言語のファイルの更新日時を比較す
る。まず、カウンタiを0で初期化し、処理の終えたペ
ージに使用されていた部品フォームの数TOTAL_N
UMを0で初期化する(ステップS14)。
【0057】ページ名PAGE_NAME[i]で保存さ
れている補助記憶装置上のフォーム用のプリンタ言語の
ファイル(フォームプリントデータ)があるかどうか判
定する(ステップS16)。
【0058】もし、PAGE−NAME[i]のフォーム
プリントデータが補助記憶装置上にない場合には、PA
GE_NAME[i]のページで使用されているフォーム
ファイル(すなわちFORM_NAME[TOTAL_
NUM]からFORM−NAME[TOTAL_NUM+
FORM_NUM[i]−1]までの部品フォーム)から
フォーム用のプリンタ言語のファイルを生成し、マージ
して補助記憶装置上の(PAGE_NAME[i])に保
存する(フォーム用のプリンタ言語のファイルの更新処
理:ステップS23)。更新処理が実行された場合に
は、オーバレイ印刷を行なう(ステップS24)。この
後、ステップS25に分岐して、次のページについて同
様の処理を繰り返す。
【0059】一方、PAGE−NAME[i]のフォーム
プリントデータが補助記憶装置上にある場合には、その
ファイルの更新日時をPDL_DATEに保存する(ス
テップS17)。次に複合フォームファイルの更新日時
FORM_X_DATEとフォーム用のプリンタ言語の
ファイルの更新日時PDL_DATEを比較し(ステッ
プS18)、FORM_DATEが新しい場合には、そ
のページ含まれるフォーム用のプリンタ言語のファイル
の更新処理を行なう(ステップS23)。
【0060】もし、PDL_DATEが新しい場合に
は、PAGE_NAME[i]のページで使用されている
先頭のフォームファイルFORM_NAME[TOTA
L_NUM]から順に、FORM_NAME[TOTA
L_NUM+FORM_NUM[i]−1]まで確認しな
がら(ステップS20)、各部品フォームデータの更新
日時を取得し(ステップS21)、それぞれPDL_D
ATE、すなわちそのページのフォームプリントデータ
の作成時刻と比較する(ステップS22)。更新日時が
PDL_DATEより新しいフォームファイルがひとつ
でもある場合には、そのページのフォーム用のプリンタ
言語のファイルの更新処理を行なう(ステップS2
3)。
【0061】一方、PAGE_NAME[i]のページで
使用されている全てのフォームファイルよりPDL_D
ATEが新しい場合には何もせずに、TOTAL_NU
MにPAGE_NUM[i]を加え、カウンタiをカウン
トアップする(ステップS25)。そして、最後のペー
ジまで処理を行なったかどうか判断し(ステップS1
5)、終わっていなければ次のページの処理を行なう。
【0062】最後に従来のオーバレイ印刷方式に従っ
て、フォーム用のプリンタ言語のファイルと印刷データ
を印刷装置に転送し(ステップS24)、印刷装置内で
フォームと印刷データが合成されて印刷される。
【0063】以上説明したように、本実施形態のオーバ
レイ制御プログラムは、複合フォームデータの日付とそ
れに含まれる各ページの日付とを比較し、複合フォーム
データよりも古い日付のぺーじについては、そのページ
に含まれるすべての部品フォームについて、フォームプ
リントデータを作成してマージする。
【0064】また、各ページに含まれる部品フォームデ
ータについて、ひとつでも対応するフォームプリントデ
ータよりも古いものがないか判定し、もしあれば、その
ページに含まれる部品フォームすべてについてフォーム
プリントデータを作成してマージする。
【0065】こうすることで、常に最新のページ、部品
フォームに対応するフォームプリントデータを用いてオ
ーバレイ印刷を実行することができる。
【0066】なお、本実施の形態では、プリンタがプリ
ンタ言語のフォームデータファイルを2つしか記憶でき
ないものとしたため、ページ毎に部品フォームをマージ
してひとつのフォームプリントデータにするものとし
た。しかしながら、プリンタの容量が大きくなれば、ペ
ージ毎に部品フォームをマージする必要がなくなるた
め、マージする作業を節約できる。また、最新のフォー
ムプリントデータがあるにもかかわらず、同じページに
古いフォームプリントデータしかない部品フォームがあ
るために、プリントフォームデータを作成し直す必要も
なくなる。この技術を、次の第3の実施の形態として説
明する。
【0067】[第3の実施の形態]本実施形態は、第2
実施形態における図11のステップS23を変更し、プ
リンタあるいはプリンタ制御プログラムによる、フォー
ムプリントデータのキャッシュ能力に応じて、部品フォ
ームのページの制御を行う。
【0068】図12は、図11のステップS23に変え
て行われる手順である、他のステップは図11の通りで
ある。ステップS120では、注目複合フォームデータ
に含まれる部品フォーム数が所定値以下であるか判定す
る。この所定値とは、プリンタあるいはプリンタ制御プ
ログラムによって決まる数で、プリンタでキャッシュ可
能なフォームプリントデータの数である。
【0069】所定値以下であれば、FORM_NUM
[j]について、そのフォームプリントデータを作成し
(ステップS121)、ステップS26へ分岐して、次
の部品フォームについても、同様に作成時刻を判定す
る。所定値より大きければ、ステップS122におい
て、注目ページに含まれる部品フォームすべてのフォー
ムプリントデータを作成してマージするという、図11
のステップS23と同じ処理を実行する。
【0070】このような手順でオーバレイ印刷を制御す
ることで、部品フォーム数がキャッシュ可能な数であれ
ば、個々の部品フォームついて作成時刻が対応するフォ
ームプリントデータよりも新しければ、フォームプリン
トデータを新たに作成し直す。このため、キャッシュ可
能である限りは、無駄な処理を行わずに、プリンタによ
るオーバレイ印刷を迅速に行うことができる。
【0071】[第4の実施の形態]本実施形態は、第2
実施形態における図11のステップS23を変更し、プ
リンタあるいはプリンタ制御プログラムによる、フォー
ムプリントデータのキャッシュ能力に応じて、部品フォ
ームのページの制御を行う。
【0072】図13(a)は、図11のステップS23
に変えて行われる手順である、他のステップはステップ
S24以外は図11の通りである。ステップS131で
は、注目複合フォームデータに含まれる部品フォーム数
が所定値以下であるか判定する。この所定値とは、プリ
ンタあるいはプリンタ制御プログラムによって決まる数
で、プリンタでキャッシュ可能なフォームプリントデー
タの数である。
【0073】所定値以下であれば、ステップS137
で、図12のステップS121と同じ処理を行う。すな
わち、FORM_NUM[j]について、そのフォームプ
リントデータを作成し、ステップS26へ分岐して、次
の部品フォームについても、作成時刻を判定する。
【0074】所定値を越えていれば、複数のページにお
いて表れる、組みになった部品フォームを検索する(ス
テップS132)。例えば、1ページ目に、A.ls4,
B.ls4,C.ls4,D.ls4なる4つの部品フォーム(ただ
しこのファイルはプリンタ言語化されている)がこの順
に含まれ、2ページ目に、A.ls4,B.ls4,D.ls4なる
3つの部品フォームがこの順に含まれ、3ページ目に、
C.ls4,D.ls4なる2つの部品フォームがこの淳仁含ま
れているとする。この場合には、「A.ls4,B.ls4」な
る部品フォームの組みが、1ページ目と2ページ目とい
う複数のページに表れている。このような組みを検索す
る。ただし、組みとなる部品フォームは条件を満たせば
マージされるため、かならず連続しており、順序も同じ
でなければならない。検索が成功したなら、その部品フ
ォームの組みと表れるページとを記憶しておく。また検
索が成功した旨も記憶しておく。
【0075】このような組みが存在するか判定し(ステ
ップS133)、なければ、ページ毎にマージするため
にステップS138へ分岐する、ステップS138は、
図11のステップS23と同じ処理を行っている。
【0076】存在すれば、検索された組みをひとつの部
品フォームとしてマージした場合に、注目複合ファイル
に含まれる部品フォームの数が前記所定値以下であるか
判定する。所定値を下回らない場合には、マージしても
すべての部品フォームをキャッシュしきれないため、ス
テップS138に進んでページ毎のマージを行う。
【0077】なお、ステップS132における検索は、
複合フォームの最初のページについて行うだけでよい。
2回目以降では、最初の判定の結果に従って、処理され
る。ステップS138あるいはステップS135に分岐
する。
【0078】所定値以下になる場合には、ステップS1
35で、FORM_NUM[j]について、そのフォーム
プリントデータを作成し、ステップS26へ分岐して、
次の部品フォームについても、同様に作成時刻を判定す
る。
【0079】このようにしてすべてのページについて最
新のフォームプリントデータの作成が終えたなら、印刷
の直前に図13(b)の処理が行われる。図13(b)
は、図11のステップS15とステップS24との間に
挿入される処理である。ここでは、ステップS132で
検索した結果に従って、組みとなる部品フォームをマー
ジしてひとつの部品フォームに変換する。
【0080】以上の手順により部品フォームの数をキャ
ッシュ可能な数にまでマージすることにより、マージす
べき部品フォーム数を最小限に抑えて処理を減らし、な
おかつ、部品フォームをキャッシュさせることでプリン
タによるオーバレイを実現することができる。これによ
り、オーバレイ印刷の生産性をより向上できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、オーバレイ印刷の
生産性を高めることができるという効果がある。
【0082】また、ユーザがフォーム用のプリンタ言語
のデータを明示的に作成することなしに、最新のフォー
ムデータを利用できる。
【0083】また、複合フォームを使ったオーバレイ印
刷においては、使用できるフォーム用のプリンタ言語の
データ数に制限がある場合でも、その制限内で高速にオ
ーバレイ印刷を行える。
【0084】また、特に複数のユーザでフォームを共有
することで、フォームの更新にかかる時間の節約と処理
負荷の削減になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるオーバレイ印刷制御の
手順のフローチャートである。
【図2】第1の実施形態におけるコンピュータのブロッ
ク図である。
【図3】オーバレイ制御プログラム実行時のメモリマッ
プ図である。
【図4】プログラム等が記録されている媒体の構成を示
す図である。
【図5】プログラム等が媒体からコンピュータシステム
に供給されることを示す図である。
【図6】第1の実施形態におけるフォームファイルとプ
リンタ言語ファイルとの関係を示す図である。
【図7】第2の実施形態におけるフォームファイルが格
納されている様子を示す図である。
【図8】第2の実施形態における複合フォームファイル
の一例を示す図である。
【図9】第2の実施形態におけるフォームファイルの例
と印刷結果の一例を示す図である。
【図10】第2の実施形態におけるオーバレイ制御プロ
グラムで使用する変数を示す図である。
【図11】第2の実施形態におけるオーバレイ制御手順
のフローチャートである。
【図12】第3の実施形態における、フォームのマージ
を制御する手順のフローチャートである。
【図13】第4の実施形態における、フォームのマージ
を制御する手順のフローチャートである。
【図14】フォームオーバレイ処理の概要を示す図であ
る。
【図15】フォームデータ及び印字データの例と、オー
バーレイ印刷時の命令シーケンスを示す図である。
【図16】フォームエディタの起動画面の例を示す図で
ある。
【図17】複合フォームの編集画面の一例を示す図であ
る。
【図18】複合フォームデータの一例のツリー表示及び
その内容を示す図である。
【符号の説明】
201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 FDドライブ 205 FD等の記憶媒体 206 HDドライブ 207 キーボード 208 ディスプレイ 209 プリンタ 210 制御バス 300 プログラムが動作するときのメモリマップ 301 メモリマップ上の基本I/Oプログラム 302 メモリマップ上のOS 303 メモリマップ上の電子すかしによるデータ制御
プログラム 304 メモリマップ上の電子すかしによるデータ制御
プログラム関連データ 305 メモリマップ上のワークエリア 400 プログラム等が記録されている媒体の構成図 401 記録媒体上のボリューム情報 402 記録媒体上のディレクトリ情報 403 記録媒体上の電子すかしによるデータ制御プロ
グラムの実行ファイル 404 記録媒体上の電子すかしによるデータ制御プロ
グラムの関連データファイル 500 コンピュータシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 21/00 G06F 17/21 538 G06F 19/00 300

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタによりフォームと印字データと
    を重ね合わせて出力するオーバレイ印刷の制御方法であ
    って、 フォームデータの作成時刻と、前記プリンタに送信する
    ための、プリンタ言語形式に変換されたフォームプリン
    トデータの作成時刻とを比較する第1の比較工程と、 前記第1の比較工程による比較の結果、前記フォームデ
    ータの作成時刻の方が新しい場合には、該フォームデー
    タをプリンタ言語形式に変換してフォームプリントデー
    タを生成する生成工程とを備えることを特徴とするオー
    バレイ印刷制御方法。
  2. 【請求項2】 前記フォームプリントデータを前記プリ
    ンタに送信する工程を更に備えることを特徴とする請求
    項1に記載のオーバレイ印刷制御方法。
  3. 【請求項3】 印字データは、前記フォームデータを少
    なくともひとつ含むページごとにフォームデータと重ね
    合わされ、そのページにより複合フォームデータが構成
    されており、さらに、複合フォームデータの作成時刻
    を、それに含まれる各ページについて生成されているフ
    ォームプリントデータの作成時刻と比較する第2の比較
    工程を備え、該第2の比較工程により前記複合フォーム
    データの作成時刻の方が新しい場合には、該複合フォー
    ムデータに含まれるフォームデータについて、前記第1
    の比較工程以下の工程を施すことを特徴とする請求項1
    または2に記載のオーバレイ印刷制御方法。
  4. 【請求項4】 前記生成工程は、複合フォームデータに
    含まれるフォームデータ数と、オーバイレイ可能な所定
    のフォーム数とを比較する第3の比較工程を更に含み、
    フォームデータ数の方が多い場合には、フォームデータ
    から変換されたフォームプリントデータを、その複合フ
    ォームデータに含まれるページ毎にマージしてひとつの
    データにまとめることを特徴とする請求項3に記載のオ
    ーバレイ印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 前記生成工程は、複合フォームデータに
    含まれるフォームデータ数と、オーバイレイ可能な所定
    のフォーム数とを比較する第3の比較工程を更に含み、
    フォームデータ数の方が多い場合には、複数のページに
    おいて組としてのみ表れるフォームデータを複合データ
    ファイルから検索し、存在していれば、フォームデータ
    から変換されたフォームプリントデータのうち、前記組
    として表れるフォームデータに対応するフォームプリン
    トデータをマージしてひとつのデータにまとめることを
    特徴とする請求項3に記載のオーバレイ印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記フォームプリントデータはプリンタ
    に格納されており、前記第1の比較工程は、プリンタに
    格納されたフォームプリントデータから作成時刻を読み
    出して、前記フォームデータの作成時刻と比較すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のオーバ
    レイ印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 プリンタによりフォームと印字データと
    を重ね合わせて出力するオーバレイ印刷の制御装置であ
    って、 フォームデータの作成時刻と、前記プリンタに送信する
    ための、プリンタ言語形式に変換されたフォームプリン
    トデータの作成時刻とを比較する第1の比較手段と、 前記第1の比較手段による比較の結果、前記フォームデ
    ータの作成時刻の方が新しい場合には、該フォームデー
    タをプリンタ言語形式に変換してフォームプリントデー
    タを生成する生成手段とを備えることを特徴とするオー
    バレイ印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記フォームプリントデータを前記プリ
    ンタに送信する手段を更に備えることを特徴とする請求
    項7に記載のオーバレイ印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 印字データは、前記フォームデータを少
    なくともひとつ含むページごとにフォームデータと重ね
    合わされ、そのページにより複合フォームデータが構成
    されており、さらに、複合フォームデータの作成時刻
    を、それに含まれる各ページについて生成されているフ
    ォームプリントデータの作成時刻と比較する第2の比較
    手段を備え、該第2の比較手段により前記複合フォーム
    データの作成時刻の方が新しい場合には、該複合フォー
    ムデータに含まれるフォームデータについて、前記第1
    の比較手段以下の手段を施すことを特徴とする請求項7
    または8に記載のオーバレイ印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記生成手段は、複合フォームデータ
    に含まれるフォームデータ数と、オーバイレイ可能な所
    定のフォーム数とを比較する第3の比較手段を更に含
    み、フォームデータ数の方が多い場合には、フォームデ
    ータから変換されたフォームプリントデータを、その複
    合フォームデータに含まれるページ毎にマージしてひと
    つのデータにまとめることを特徴とする請求項9に記載
    のオーバレイ印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 前記生成手段は、複合フォームデータ
    に含まれるフォームデータ数と、オーバイレイ可能な所
    定のフォーム数とを比較する第3の比較手段を更に含
    み、フォームデータ数の方が多い場合には、複数のペー
    ジにおいて組としてのみ表れるフォームデータを複合デ
    ータファイルから検索し、存在していれば、フォームデ
    ータから変換されたフォームプリントデータのうち、前
    記組として表れるフォームデータに対応するフォームプ
    リントデータをマージしてひとつのデータにまとめるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のオーバレイ印刷制御装
    置。
  12. 【請求項12】 前記フォームプリントデータはプリン
    タに格納されており、前記第1の比較手段は、プリンタ
    に格納されたフォームプリントデータから作成時刻を読
    み出して、前記フォームデータの作成時刻と比較するこ
    とを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載のオ
    ーバレイ印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、 フォームデータの作成時刻と、前記プリンタに送信する
    ための、プリンタ言語形式に変換されたフォームプリン
    トデータの作成時刻とを比較する第1の比較手段と、 前記第1の比較手段による比較の結果、前記フォームデ
    ータの作成時刻の方が新しい場合には、該フォームデー
    タをプリンタ言語形式に変換してフォームプリントデー
    タを生成する生成手段として機能させ、プリンタにより
    フォームと印字データとを重ね合わせて出力させるため
    のコンピュータプログラムを格納することを特徴とする
    記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータプログラムは、前記
    フォームプリントデータを前記プリンタに送信する手段
    を更に実現させることを特徴とする請求項13に記載の
    記憶媒体。
  15. 【請求項15】 印字データは、前記フォームデータを
    少なくともひとつ含むページごとにフォームデータと重
    ね合わされ、そのページにより複合フォームデータが構
    成されており、さらに、前記コンピュータプログラム
    は、複合フォームデータの作成時刻を、それに含まれる
    各ページについて生成されているフォームプリントデー
    タの作成時刻と比較する第2の比較手段を実現させ、該
    第2の比較手段により前記複合フォームデータの作成時
    刻の方が新しい場合には、該複合フォームデータに含ま
    れるフォームデータについて、前記第1の比較手段以下
    の手段を施すことを特徴とする請求項13または14に
    記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記生成手段は、複合フォームデータ
    に含まれるフォームデータ数と、オーバイレイ可能な所
    定のフォーム数とを比較する第3の比較手段を更に含
    み、フォームデータ数の方が多い場合には、フォームデ
    ータから変換されたフォームプリントデータを、その複
    合フォームデータに含まれるページ毎にマージしてひと
    つのデータにまとめることを特徴とする請求項15に記
    載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記生成手段は、複合フォームデータ
    に含まれるフォームデータ数と、オーバイレイ可能な所
    定のフォーム数とを比較する第3の比較手段を更に含
    み、フォームデータ数の方が多い場合には、複数のペー
    ジにおいて組としてのみ表れるフォームデータを複合デ
    ータファイルから検索し、存在していれば、フォームデ
    ータから変換されたフォームプリントデータのうち、前
    記組として表れるフォームデータに対応するフォームプ
    リントデータをマージしてひとつのデータにまとめるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記フォームプリントデータはプリン
    タに格納されており、前記第1の比較手段は、プリンタ
    に格納されたフォームプリントデータから作成時刻を読
    み出して、前記フォームデータの作成時刻と比較するこ
    とを特徴とする請求項13乃至17のいずれかに記載の
    記憶媒体。
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