JP2001084246A - 電子文書管理装置および電子文書管理方法 - Google Patents

電子文書管理装置および電子文書管理方法

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JP2001084246A
JP2001084246A JP25684199A JP25684199A JP2001084246A JP 2001084246 A JP2001084246 A JP 2001084246A JP 25684199 A JP25684199 A JP 25684199A JP 25684199 A JP25684199 A JP 25684199A JP 2001084246 A JP2001084246 A JP 2001084246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数文書を合成してできたバインダ内の文書
単位で各種処理を実行可能な電子文書管理装置および電
子文書管理方法を提供する。 【解決手段】 バインダ構成により、従来の合成文書と
は異なる束ねた文書を独立に処理することを可能とし
た。バインダ・オブジェクトと文書オブジェクトをリン
クによって関連付け、文書をバインダ内に束ねた後も独
立にオブジェクトとして存続させることにより、バイン
ダ中の文書を文書単位で削除、追加等の処理が可能とな
る。バインダ・オブジェクトの属性データ更新により、
バインダの文書のぺージ単位のページ送りのみならず、
文書単位でまとめた束送りが可能となる。さらに、バイ
ンダの綴じ代位置を印刷時の綴じ代位置として反映させ
た印刷処理を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子文書管理装置
および電子文書管理方法に関する。さらに、詳細には、
文書を表象するアイコン(絵文字)等の表示オブジェク
トを所定の表示領域に表示し、表示オブジェクトに対す
る操作により文書の結合、分割、印刷処理等を行う電子
文書管理装置および電子文書管理方法に関する。さら
に、詳細には、複数文書を束ねたバインダの概念を導入
し、単なる文書の合成処理とは異なるバインダ独自の文
書の結合、分割、印刷処理等を可能とした電子文書管理
装置および電子文書管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文書を一覧して目的とするファイルを発
見しようとするとき、一覧すべきファイルの全てを対話
的エディタにロードするのはコスト的に無理がある。ま
たディスプレイ画面の大きさに制限があるので一覧して
表示可能な文書の個数にも限りがある。このようなこと
から、文書を一覧するときに文書ファイルのアイコンを
ディスプレイ上に並べる手法が一般に採用されている。
【0003】このような手法に関連する技術としてはす
でに特開昭62−34272号公報のファイル検索制御
方式、特開平1−276347号公報の情報処理装置、
特開平6−4258号公報の情報処理装置、および特開
平8−171561号公報の電子文書管理装置が提案さ
れている。
【0004】文書ファイルのアイコンの表現について、
特開昭62−34272号公報のファイル検索制御方式
はイメージファイルの表紙を縮小してアイコンとしてい
る。縮小されたイメージの集合をまとめて画面にできる
ようにして、検索効率を高めるようにしている。特開平
1−276347号公報の情報処理装置は特開昭62−
34272号公報のファイル検索制御方式を改善して表
紙に限らず適当なページを選んで縮小イメージアイコン
とし、これを画面上に並べるようにしている。
【0005】これらの方式に従えば、ファイルの存在を
示したのみのアイコンを使うのに比べて、ファイルの選
別はしやすくなる。しかし、文書群から適当なページを
選別して一つの文書にまとめるといった作業を考えた場
合、文書をエディタで開いてみたら1ページしかなかっ
たということもある。この場合、文書を開く手間は、不
必要だったことになる。つまり、ある文書が1ページの
みから構成されているものか、あるいは複数ページから
なっているのか、アイコンの状態では判別できないと、
ユーザに無駄な労力を費やしてしまう。
【0006】特開平6−4258号公報の情報処理装置
によれば、ファイルの属性に応じてアイコンの表示を変
化させてユーザのファイルの選別に役立てている。これ
を利用してファイルに含まれるページ数を属性とし、こ
の属性に応じてアイコンの表示を変えれば、ページが単
数か複数かを区別することができる。
【0007】さらに、特開平10−124489号に
は、表示オブジェクトとして表示した文書が複数頁から
なるのか単数頁からなるのかを例えばクリップのような
表示オブジェクトでユーザに表示し、さらに、文書が複
数ページからなる場合において、ページめくり用の表示
オブジェクトを提示し、この表示オブジェクトに対して
所定の操作を行うことにより文書を各ページに分割して
編集することを可能とした構成が示されている。すなわ
ち、文書を構成する各ページについてのページオブジェ
クトを構成することで、ページオブジェクトに対する操
作によるページの編集を可能な構成としたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特開平
10−124489号に見られるような、ページオブジ
ェクトの操作を行う文書処理システムにおいては、複数
の文書を合成して得られる新たな合成文書は、プレーン
なページ並びを持つ新規な複数ページ文書として構成さ
れるだけで、その新規合成文書がどんな文書の複合体で
あるのか、例えば文書A,文書B、文書C等、どのオリ
ジナル文書が束ねられて合成されたのかという情報がな
く、その新規合成文書を分解しようとしても文書単位で
はなく、1ぺ一ジ単位でしか分解できなかった。特開平
10−124489号には、合成された文書間に付箋オ
ブジェクトを張り付けることによって、複数ページをジ
ャンプする構成は示されているが、分割処理について
は、1ページ単位でしか処理できないという問題が残
る。
【0009】さらに、特開平7−200222号は、イ
ンデクスと次のインデクスの間に複数のページを持つ構
成としたGUI提供方法およびコンピュータ・システム
を開示している。この特開平7−200222号で開示
のシステムはアドレスブックの形態に限定されるが、イ
ンデクスと次のインデクスの間のページをひとつの文書
とみなせば、インデクス間に存在するページの集まりか
らなる単一文書を複数集めた文書系列として識別するこ
とが可能である。
【0010】この特開平7−200222号に記載の構
成は、データ構造の表現からみれば、複数の文書を識別
することを可能としている。しかしながら、この構成に
おいても、ページの取り出しによる編集処理において
は、一旦合成された文書からは1ページ単位でしか分割
して取り出すことができないという問題が残る。実際
上、特開平7−200222号に記載の構成は、連続し
たページ中にインデクスを挟み込んだ構成にすぎない。
また、ここで開示の方式では、バインダの内部構成を変
更するたびに、バインダを表現するオブジェクトの開閉
作業が必要なところも煩わしい。
【0011】本発明の電子文書管理装置および電子文書
管理方法は、上述のような従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、合成文書の元となるオリジナル文書
をひとつのコンテナオブジェクトとして表現するととも
に、複数文書を合成してできた文書群(以下、バインダ
と呼ぶ)を抽象的なアイコンで表示し、元の文書の束構
造を保持しておくことにより、従来、ぺージ単位でしか
行えなかった操作をバインダ内の文書束単位でも同様に
行えるようにした電子文書管理装置および電子文書管理
方法を提供することを目的とする。
【0012】さらに、本発明の電子文書管理装置および
電子文書管理方法は、従来のぺ一ジ操作ができるシステ
ムの上では、バインダも、従来通りのプレーンな並び順
の文書として表示・操作できるようにし、バインダに
は、従来の文書と一目で区別できるように、綴じ代のよ
うな標識を設け、束単位での一覧サムネイル表示や入れ
替え操作などができるユーザ・インタフェースを提供
し、文書サムネイルのドラッグやドロップ(Drag
& Drop)の動作等によって、バインダに次々と文
書を追加していく動作、さらにバインダ内の文書単位で
のページ送りが可能な電子文書管理装置および電子文書
管理方法を提供することを目的とする。
【0013】さらに、本発明の電子文書管理装置および
電子文書管理方法は、バインダの綴じ代方向を設定可能
とし、設定した綴じ代方向を印刷処理における綴じ処理
に反映させることを可能とした電子文書管理装置および
電子文書管理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされたものであり、その第1の側面
は、電子文書の管理を行なう電子文書管理装置におい
て、管理対象となる文書の各々について、各文書の文書
属性データを含む文書識別データを文書オブジェクトと
して記憶するともに、1以上の文書を束ねた文書の束と
しての概念を有するバインダの各々について、各バイン
ダのバインダ属性データを含むバインダ識別データをバ
インダ・オブジェクトとして記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶したバインダ・オブジェクトまたは文書
オブジェクトを個別に読み出し可能なオブジェクト管理
手段と、前記オブジェクト管理手段によって読み出され
たバインダ・オブジェクトまたは文書オブジェクトにつ
いて、異なる表示態様の表示情報を生成する表示情報作
成手段と、前記表示情報作成手段において作成された表
示情報を表示する表示手段と、を有することを特徴とす
る電子文書管理装置にある。
【0015】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記バインダ属性データには、サブ文書リンクフィ
ールドを有し、前記サブ文書リンクフィールドには、当
該バインダに束ねられた文書に対応する文書オブジェク
トにリンクするリンクデータが設定された構成であるこ
とを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記文書オブジェクトは、バインダ内に束ねられた
文書であるか、バインダ内に束ねられていない文書であ
るかに関わらず同様の文書属性データを有する文書オブ
ジェクトとして前記記憶装置に記憶される構成を有する
ことを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記文書オブジェクトの文書属性データ中には、当
該文書に含まれるページデータを有するページ・オブジ
ェクトにリンクするページリンク・データフィールドを
有することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記表示情報作成手段は、バインダに束ねられた文
書に含まれるページの縮小画像を含む表示情報を作成す
る構成を有することを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記表示情報作成手段は、前記バインダ属性データ
に基づいて、バインダ表示情報を作成する構成であるこ
とを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記バインダ属性データには、バインダに含まれる
文書数、およびバインダに束ねられた文書の総ページ数
を示すデータを含むことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記バインダ属性データには、表示手段において表
示すべきページ識別子としてのカレントページデータ、
および該カレントページを含む文書を示す文書識別子と
してのカレント文書データを含むことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記バインダ属性データには、バインダの表示態様
を示す表示態様データを含むことを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記表示態様データには、バインダの表示態様とし
ての綴じ代位置を示す綴じ代位置データを含むことを特
徴とする。
【0024】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記電子文書管理装置は、前記表示手段に表示され
た表示オブジェクトに対する処理を入力する入力手段を
有し、前記入力手段は、前記表示手段に表示されたバイ
ンダ表示オブジェクトに示された縮小ページのページ送
り指示入力が可能な構成を有し、前記オブジェクト管理
手段は、前記入力手段からのページ送り指示に基づい
て、表示バインダに対応するバインダ属性データ中のカ
レントページデータ、およびカレント文書データの更新
処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記入力手段によるページ送り指示は、前記表示情
報作成手段によって作成され、表示手段に表示されるペ
ージ送りコントロール識別マークを選択して実行される
処理によって行われる構成であることを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の電子文書管理装置は、前
記表示手段に表示された表示オブジェクトに対する処理
を入力する入力手段を有し、前記入力手段は、前記表示
手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに示された
縮小ページの文書単位での束送り指示入力が可能な構成
を有し、前記オブジェクト管理手段は、前記入力手段か
らの文書単位での束送り指示に基づいて、表示バインダ
に対応するバインダ属性データ中のカレントページデー
タ、およびカレント文書データの更新処理を実行する構
成であることを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記入力手段による文書単位での束送り指示入力
は、前記表示情報作成手段によって作成され、表示手段
に表示される文書単位での束送りコントロール識別マー
クを選択して実行される処理によって行われる構成であ
ることを特徴とする。
【0028】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記表示情報作成手段によって作成され、前記表示
手段に表示される文書単位での束送りコントロール識別
マークは、縮小画像によって示されるページ画像から外
部に突出するタグによって構成され、前記入力手段によ
る文書単位での束送り指示入力は、前記タグを選択して
実行される処理によって行われる構成であることを特徴
とする。
【0029】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記表示情報作成手段によって作成され、前記表示
手段に表示される文書単位での束送りコントロール識別
マークは、バインダ表示オブジェクト自体またはその近
傍に表示される前方および後方の2つの方向への文書単
位での束送りの指示可能な2つのコントロール識別マー
クによって構成され、前記入力手段による文書単位での
束送り指示入力は、前記2つのコントロール識別マーク
のいずれかを選択して実行される処理によって行われる
構成であることを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記2つのコントロール識別マークは、バインダの
綴じ代表示位置に表示される構成であることを特徴とす
る。
【0031】さらに、本発明の電子文書管理装置は、前
記表示手段に表示された表示オブジェクトに対する処理
を入力する入力手段を有し、前記入力手段は、前記表示
手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに文書表示
オブジェクトの追加処理または削除処理少なくともいず
れか一方の指示入力が可能な構成を有し、前記オブジェ
クト管理手段は、前記入力手段からの追加処理または削
除処理いずれかの指示入力に基づいて、表示バインダに
対応するバインダ属性データ中のサブ文書リンクフィー
ルドのリンクデータの更新処理を実行する構成であるこ
とを特徴とする。
【0032】さらに、本発明の電子文書管理装置におい
て、前記入力手段は、マウスであり、バインダに対する
追加処理指示は、追加処理対象となる文書表示オブジェ
クトをバインダ表示オブジェクト上にドラッグおよびド
ロップする処理によって実行され、バインダからの削除
処理指示は、削除処理対象となる文書表示オブジェクト
をバインダ表示オブジェクトからバインダ表示オブジェ
クトの外部領域にドラッグおよびドロップする処理によ
って実行されるものであることを特徴とする。
【0033】さらに、本発明の電子文書管理装置は、記
憶装置に記憶したバインダ・オブジェクトを選択し、該
バインダ内に束ねられた文書を構成するページの印刷処
理を指示可能な構成を有し、前記電子文書管理装置は、
プリンタドライバに対する印刷指示コマンド中に印刷用
紙の印刷用紙方向指定パラメータを含ませて印刷用紙方
向を設定した印刷処理を実行する場合において、印刷処
理対象として選択したバインダのバインダ属性データ中
の綴じ代位置データと、該バインダに含まれる文書の文
書オブジェクトまたは該文書オブジェクトにリンクする
ページデータから検出される用紙属性に基づいて、該綴
じ代位置データを基準とした用紙方向を設定する用紙方
向指定パラメータを生成し、該用紙方向指定パラメータ
を印刷処理コマンドに併せて前記プリンタドライバに送
信し、前記表示手段に表示されるバインダの綴じ代位置
に対する各文書の表示態様と同様の用紙方向態様での印
刷出力を得ることを可能としたことを特徴とする。
【0034】さらに、本発明の電子文書管理装置は、さ
らに、記憶装置に記憶したバインダ・オブジェクトを選
択し、該バインダ内に束ねられた文書を構成するページ
の印刷処理を指示可能な構成を有し、前記電子文書管理
装置は、プリンタドライバに対する印刷指示コマンド中
に印刷用紙の綴じ処理コマンドを含ませて印刷処理と併
せて綴じ処理を実行する場合において、印刷処理対象と
して選択したバインダのバインダ属性データ中の綴じ代
位置データに基づいて、該綴じ代位置データと同様の位
置に綴じ代を形成する処理パラメータを前記綴じ処理コ
マンドに併せて前記プリンタドライバに送信し、前記表
示手段に表示されるバインダの綴じ代位置と同様の態様
での印刷出力を得ることを可能としたことを特徴とす
る。
【0035】さらに、本発明の第2の側面は、電子文書
の管理を行なう電子文書管理方法において、管理対象と
なる文書の各々について、各文書の文書属性データを含
む文書識別データを文書オブジェクトとして記憶すると
もに、1以上の文書を束ねた文書の束としての概念を有
するバインダの各々について、各バインダのバインダ属
性データを含むバインダ識別データをバインダ・オブジ
ェクトとして記憶手段に記憶する記憶処理ステップと、
前記記憶処理ステップにおいて記憶手段に記憶したバイ
ンダ・オブジェクトまたは文書オブジェクトを個別に読
み出すオブジェクト読み出しステップと、前記オブジェ
クト読み出しステップにおいて読み出されたバインダ・
オブジェクトまたは文書オブジェクトについて異なる表
示態様の表示情報を生成する表示情報作成ステップと、
前記表示情報作成ステップにおいて作成された表示情報
を表示オブジェクトとして表示手段に表示する表示ステ
ップと、を有することを特徴とする電子文書管理方法に
ある。
【0036】さらに、本発明の電子文書管理方法は、前
記表示手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに対
する処理として、バインダ表示オブジェクトに示された
縮小ページのページ送り指示を入力するページ送り指示
ステップと、前記ページ送り指示に基づいて、前記表示
手段に表示されたバインダに対応するバインダ属性デー
タ中のカレントページデータ、およびカレント文書デー
タの更新処理を実行することを特徴とする。
【0037】さらに、本発明の電子文書管理方法は、表
示手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに対する
処理として、バインダ表示オブジェクトに示された縮小
ページの文書単位での束送り指示を入力する束送り指示
ステップと、前記束送り指示に基づいて、前記表示手段
に表示されたバインダに対応するバインダ属性データ中
のカレントページデータ、およびカレント文書データの
更新処理を実行することを特徴とする。
【0038】さらに、本発明の電子文書管理方法は、表
示手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに文書表
示オブジェクトの追加処理または削除処理の少なくとも
いずれか一方の指示入力を行なう追加または削除処理指
示ステップと、前記追加または削除処理指示に基づい
て、前記表示手段に表示されたバインダに対応するバイ
ンダ属性データ中のサブ文書リンクフィールドのリンク
データの更新処理を実行することを特徴とする。
【0039】さらに、本発明の電子文書管理方法は、記
憶装置に記憶したバインダ・オブジェクトを選択し、該
バインダ内に束ねられた文書を構成するページの印刷処
理を実行する電子文書管理方法において、印刷処理対象
として選択したバインダのバインダ属性データ中の綴じ
代位置データと、該バインダに含まれる文書の文書オブ
ジェクトまたは該文書オブジェクトにリンクするページ
データから検出される用紙属性に基づいて、該綴じ代位
置データを基準とした用紙方向を設定する用紙方向指定
パラメータを生成するステップと、前記用紙方向指定パ
ラメータを印刷処理コマンドに併せて前記プリンタドラ
イバに送信するステップとを有することを特徴とする。
【0040】さらに、本発明の電子文書管理方法は、記
憶装置に記憶したバインダ・オブジェクトを選択し、該
バインダ内に束ねられた文書を構成するページの印刷処
理を実行する電子文書管理方法において、印刷処理対象
として選択したバインダのバインダ属性データ中の綴じ
代位置データを取得するステップと、前記取得したバイ
ンダ属性データ中の綴じ代位置データに基づいて、該綴
じ代位置データと同様の位置に綴じ代を形成する処理パ
ラメータを生成するステップと、前記処理パラメータを
綴じ処理コマンドに併せて前記プリンタドライバに送信
するステップと、を有することを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子文書管理装置
および電子文書管理方法について、図面を参照しなが
ら、詳細に説明する。
【0042】
【実施例】[電子文書管理装置全体構成]図1は、この
実施例の電子文書管理装置100を文書編集作成手段1
01とともに示した図である。電子文書管理装置100
は、例えばパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ
等のドキュメント作成可能な機器によって構成される。
【0043】文書編集作成手段101は例えばパーソナ
ルコンピュータによって使用可能なソフトウェアによっ
て実現される。電子文書管理装置100は、後述するペ
ージ構造を有する文書ファイルを扱い、この文書ファイ
ルのアイコンを、例えばデスクトップの画面上に配列し
て表示させ、その中から選択した文書ファイルに対し
て、文書編集作成手段(編集プログラム)101を呼び
だす。また、それに加えて、アイコンを通じての文書フ
ァイルの操作が可能である。
【0044】図1において、電子文書管理装置100
は、文書編集作成手段101に加えて、記憶装置10
2、記憶入出力部103、イメージ読み出し部104、
属性読み出し部105、ページ書き込み部106、属性
書き込み部107、入力装置108、入力処理部10
9、表示情報作成部111、イメージ縮小部112、表
示装置120を含んで構成されている。点線枠で示した
イメージ読み出し部104、属性読み出し部105、ペ
ージ書き込み部106、属性書き込み部107を含む領
域はオブジェクト管理部200である。
【0045】ユーザのマウスやキーボードからの入力は
入力処理部109で解釈されて、システム上のオブジェ
クトを操作するコマンドになる。そのコマンドを受けと
ってオブジェクト管理部200は、記憶装置102中の
文書オブジェクトを操作する。状態が変化したオブジェ
クトから表示情報作成部111により表示情報が表示装
置120に転送され、新しい表示状態をユーザに提示す
る。記憶装置102中のオブジェクトは、記憶入出力部
103によって、適宜記憶装置102に保管され、再度
の実行に備えられる。
【0046】電子文書管理装置100が利用する文書に
関するのデータは記憶装置102上にあり、文書デー
タ、文書データの属性値、さらに詳細には、文書、バイ
ンダ、ページそれぞれのオブジェクトデータの属性デー
タ等が記憶されている。これらの詳細については後述す
る。
【0047】イメージ読み出し部104、属性読み出し
部105は、文書をページ、属性、文書データといった
オブジェクトとして解釈して文書編集作成手段101等
に提供する。このオブジェクトは電子文書管理装置10
0、文書編集作成手段101から同様に利用でき、この
ことにより操作の共通化がなされている。つまり、電子
文書管理装置100のデータは、デスクトップ(=電子
文書管理装置100)からも、エディタ(=文書編集作
成手段101)からも同一のモデルとして扱われ、文書
編集作成手段101を通じてオブジェクトに対して設定
した属性は、文書編集作成手段101において共通の属
性として処理される。
【0048】図1において、表示装置120、入力装置
108も電子文書管理装置100および文書編集作成手
段101に共通に利用される。一般には、入力装置10
8はキーボード、マウスであり、表示装置120はCR
T、液晶表示装置等によって構成される。
【0049】電子文書管理装置100の内部には、さら
に、ページ書き込み部106、属性書き込み部107を
有する。これらは、それぞれイメージ読み出し部10
4、属性読み出し部105によって読み出されたイメー
ジ、属性情報に対して文書編集作成手段101を介し
て、変更、追加等の書き込みを実行するものである。
【0050】電子文書管理装置100の内部には、さら
に、イメージ縮小部112、表示情報作成部111、入
力処理部109がある。一覧すべきすべての文書ファイ
ルについて、イメージ読み出し部104、属性読み出し
部105から得た属性情報とページイメージから、アイ
コンが並んでいる画像を作成するのが表示情報作成部1
11である。イメージ縮小部112は、イメージ読み出
し部104から提供されるページイメージを縮小してア
イコンのための小さなビットマップ、いわゆるサムネイ
ル画像を生成して表示情報作成部111に提供する。
【0051】入力処理部109はユーザからの入力を処
理して、必要に応じて、イメージ読み出し部104、属
性読み出し部105から得たデータを更新する。イメー
ジ読み出し部104、属性読み出し部105から得たデ
ータの更新は結果として表示情報作成部111の作成す
る画像の更新につながるので、ユーザの入力は即座に表
示に影響することになる。
【0052】このシステムにおける表示情報作成部11
1は、ページの内容情報とともに属性情報も併せて表示
情報として提供することが可能である。入力処理イベン
トのうち、文書編集作成手段101の起動を促すイベン
ト(アイコン上でのマウスのダブルクリックなど)が発
生した場合は、入力処理部109は特定したアイコンに
応じたファイルを文書編集作成手段101に渡す。
【0053】図2に文書指定時の表示、すなわち電子文
書管理装置100において、例えば記憶装置102に格
納された複数の文書中から編集対象とする文書を選択し
た際の表示装置120に表示される画面の例を示す。通
常、画面は大きく2つの部分に別れ、左側のフォルダ部
でユーザがあるフォルダを選択すると、右側のワークス
ペース部にフォルダ内に含まれる文書ファイルが表示さ
れる。図2はフォルダ部を省略し、ワークスペースのみ
を抽出して示してある。
【0054】図2に示すように個々の文書ファイルはメ
タペーパファイルのアイコンとして表示され、これらの
アイコンを通して各文書ファイルに対してアクセスが可
能な構成となっている。アイコンの図柄としては個々の
文書が表示する画像を縮小した画像、すなわちサムネイ
ルが用いられている。ここでは、文書ファイルに含まれ
るページめくりや文書の合成、分解などの操作が可能に
なっている。選択したメタペーパファイルとしてのアイ
コンに対しクリック指定する処理等を通じて編集プログ
ラムを呼びだすことが可能である。さらに、アイコンを
通じての文書ファイルの操作、例えばドラッグ&ドロッ
プによる文書の合成、バインダに対する文書追加等の処
理が可能である。これらの処理については、後段で詳細
に説明する。
【0055】図2に示す例では、左上に1つの文書ファ
イルが示され、下部に写真ファイル、右上に複数の文書
の合成により生成されるバインダが示されている。各フ
ァイル上部に示される2/3等の記号は、サムネイル
(縮小画像)で示される現ページと総ページ数を、「現
ページ/総ページ数」の態様で示している。図2から理
解されるように、複数文書を束ねることの可能なバイン
ダは、他の文書ファイルとは異なるバインダ特有のアイ
コン表示がなされ、その上部、すなわちバインダの表面
に文書がのっている形で、バインダ内の一文書の所定ペ
ージ(カレントページ)がサムネイル表示される構成と
なっている。
【0056】文書ファイルの上部に示されるクリップア
イコンは、その文書が複数ページから構成されているこ
とを示しており、左右の三角マークは、それぞれのマー
クをクリックすることでページめくりが可能な構成とな
っている。なお、このページめくりのマーク構成は本特
許出願と同一出願人による特許出願平成8年第2757
08号(特開平10−124489号)に記載されてい
る。
【0057】本発明の電子文書管理装置および電子文書
管理方法における特有の構成であるバインダの左には、
所定幅の綴代が表示され、その上部には三角マークが表
示され、それぞれのマークをクリックすることでページ
めくりが可能な構成となっている。
【0058】なお、図2に示す表示態様は一例であり、
図2では、サムネイルの画像に、総ページ数、現ページ
番号を示す数字、ページめくりのためのコントロール領
域(クリップ、三角マーク)が設けられているが、さら
に、サムネイルの画像の下部、または周囲にサムネイル
表示されたページまたは文書に関する他の属性を示した
り、バインダに束ねられた文書数、サムネイル表示され
た文書名等の情報を表示することも可能である。これら
表示情報は、図1の表示情報作成部111において作成
される。
【0059】[バインダ・オブジェクト]本発明の電子
文書管理装置および電子文書管理方法において管理され
るバインダ、または文書ファイルは、図3に示すような
データによって構成され、記憶装置102に格納され
る。図3はバインダ・オブジェクトの属性データと文書
オブジェクトの属性データを示している。本発明の電子
文書管理装置および電子文書管理方法においては、バイ
ンダ、文書個々について各々個別にオブジェクトとして
管理され、個々の属性データとして図3に示す属性デー
タを有する。さらに、図3には示されないが文書を構成
するページデータについても各ページがページ・オブジ
ェクトとして管理され、ページデータおよびその属性値
がページオブジェクトを指定することで抽出可能であ
り、抽出データに基づいてページ内容を例えば表示装置
に表示することができる。
【0060】図3の構成について説明する。図3の左上
がバインダ・オブジェクトの属性に関するデータ構成で
あり、下部の2つのデータ構成は、バインダ・オブジェ
クト中に束ねられた文書オブジェクトの属性データ構成
を示す。図3には属性データのみを示しているが、図3
の右下に示す文書オブジェクトのページリンクによって
リンク(関連づけ)するページ・オブジェクトには、ペ
ージデータ、例えばページを構成するビットマップデー
タが保持されており、各ページのデータ内容はバインダ
・オブジェクトまたは文書オブジェクトからたどること
ができる。
【0061】図3に示す2つの文書オブジェクトはバイ
ンダのサブ文書としてバインダ・オブジェクトとリンク
(関連づけ)がなされている。バインダに束ねられた個
々の文書は、それぞれ区別された文書として、すなわち
元の単一文書としての属性を保持した固有のオブジェク
トを構成している。
【0062】図3のオブジェクト構成について説明す
る。まず、左上のバインダ・オブジェクトについて順次
説明する。
【0063】カレントページ:現在ディスプレイに表示
されている(または表示された)ページの識別子、例え
ばページ番号である。総ページ:バインダ内の文書を構
成する総ページ数である。カレント文書:現在ディスプ
レイに表示されている(または表示された)文書の識別
子である。総文書数:バインダ内の文書を構成する文書
数である。バインダ色:バインダの表示色である。バイ
ンダサイズ:バインダのサイズである。綴じ代位置:バ
インダの綴じ代位置を示す、例えば左端または上端等で
ある。サブ文書リンク:バインダを構成、すなわち束ね
られた文書の識別値(例えば、記憶装置におけるデータ
アドレス)である。
【0064】次に、図3下に示す文書属性データの構成
を説明する。文書名:その文書を示す識別名称である。
カレントページ:現在ディスプレイに表示されている
(または表示された)ページの識別子、例えばページ番
号である。総ページ:文書を構成する総ページ数であ
る。ページリンク:文書を構成するページの識別値(例
えば、記憶装置におけるページオブジェクトのデータア
ドレス)である。
【0065】バインダサイズは、例えばA3、B4等の
バインダサイズである。バインダに束ねる文書がA4で
あったり、B5であるとき、バインダを特定の大きさと
して、例えばその属性データとして、バインダ大きさ:
A3を図2のバインダ・サムネイルの下部に表示するよ
うにすれば、バインダに重ねられて表示される文書の大
きさが、バインダの大きさとの比較から推察できる。バ
インダの色については、他の文書と容易に判別可能な色
を用いることがバインダであることの判別容易化のため
には望ましい。
【0066】次に、各オブジェクトのリンク態様につい
て説明する。図3で説明したように本発明の電子文書管
理装置および電子文書管理方法において処理されるオブ
ジェクトには、バインダ・オブジェクト、文書オブジェ
クト、ページ・オブジェクトがある。これら3種類のオ
ブジェクトのリンクについて図4を用いて説明する。
【0067】図4は、オブジェクトのリンク態様につい
て、(a)合成前の個々の文書の構成、(b)文書の合
成の結果、(c)バインダに2つの文書を追加した状
態、これら3種類のリンク態様を示した概念図である。
【0068】(a)合成前の個々の文書の構成は、図3
の下部に示す文書オブジェクトが個別に存在する状態、
すなわち、文書1と文書2が別々に何の関係も持たずに
記憶装置に記憶されている状態である。これは、従来の
電子文書管理装置において一般的に存在する構成であ
る。
【0069】(b)文書の合成の結果は、文書1に文書
2を合成して、新規な1つの文書(文書1)を生成した
場合である。この場合、元の文書2は存在しなくなり、
元の文書2のページ1,2は新規文書である文書1のペ
ージ3,4として記憶される。従って、合成後は、元の
文書2の第1ページ、第2ページは、新規合成文書の第
3ページの指定または第4ページの指定によってのみ取
り出すことが可能となる。この構成は、従来の文書合成
方法と同様のものである。
【0070】(c)バインダに2つの文書を追加した状
態は、本発明の電子文書管理装置および電子文書管理方
法における特有の文書管理構成である。図から理解され
るように、文書1、文書2のオブジェクトは、バインダ
として合成された後も、そのまま存在し、文書1、文書
2にリンクする形でバインダ・オブジェクトが存在す
る。それぞれの文書1,文書2は、バインダにおいて合
成された文書として存在するとともに、元の合成前の文
書オブジェクトの構成をなくすことなく合成前と全く同
じ状態で保持している。すなわち、この(c)の構成に
よれば、(b)の構成とは異なり、バインダから文書1
または文書2を指定して取り出すこと等の処理が可能と
なる。バインダに対する処理について、以下、各態様毎
にその詳細を説明する。
【0071】[バインダへの文書追加処理]次に、本発
明の電子文書管理装置および電子文書管理方法における
バインダを利用した文書のバインダへの追加処理の処理
フローを図5を用いて説明する。
【0072】ステップS501は、バインダの現文書、
これは例えば図2の表示態様においてバインダ・サムネ
イル上に表示されている文書を現文書とし、この現文書
を示す識別子Dを識別する処理である。
【0073】次にステップS502において、設定が
「現文書の後に追加する」の設定であるかが判定され
る。本発明の電子文書管理装置および電子文書管理方法
においては、文書のバインダへの追加処理方法として2
つの態様による処理が選択可能であり、新規文書をバイ
ンダに追加する場合、すでにバインダに束ねられている
現文書Dの前に新規文書を追加する構成とするか、また
は後に追加する構成とするかのいずれかの設定をするこ
とができる。これらの設定に応じて、図3のバインダ・
オブジェクトのリンク文書フィールドに書き込む文書識
別子データ構成を変更する。
【0074】図3のバインダ・オブジェクトのリンク文
書フィールドは、バインダ内に複数の文書が束ねられて
いる場合、それぞれの文書識別子、例えば各文書オブジ
ェクトのアドレスデータを順序づけて保持しており、上
記設定に従って、新規追加文書の文書オブジェクトのア
ドレスデータの書き込み処理態様を変更する。なお、こ
れらの属性データ処理は、図1のオブジェクト管理部2
00、具体的には、属性書き込み部107が実行する。
【0075】ステップS502の判定がYesの場合、
ステップS503において、新規文書が現文書Dの後ろ
の位置に挿入される。また、ステップS502の判定が
Noの場合、ステップS504において、新規文書が現
文書Dの前の位置に挿入される。
【0076】ステップS503、504のいずれかにお
いて、バインダに対する新規文書の追加処理、具体的に
は、図3のバインダ・オブジェクトの文書リンクフィー
ルドに新たな追加文書の識別子が書き込まれると、次
に、ステップS505において、その他の更新処理が行
われる。例えば、バインダの総ページ数の更新処理とし
て、現在の総ページ数+追加文書のページ数の演算によ
り求められ、結果が図3のバインダ・オブジェクトの総
ページ数フィールドに書き込まれる。さらに、総文書数
等、バインダに対する文書追加によって生じるバインダ
・オブジェクトの属性データの更新が実行される。
【0077】さらに、表示装置のワークスペースにおい
てバインダの表示が行なわれる場合は、ステップS50
6において、バインダの再表示がなされる。この処理
は、具体的には、更新バインダ・オブジェクトに基づい
て、記憶装置102から、オブジェクト管理部200、
具体的には、属性読み出し部105が更新バインダ・オ
ブジェクトの属性データを読み出す。さらに、イメージ
読み出し部104が、バインダ上に表示するページデー
タを、バインダ・オブジェクト→文書オブジェクト→ペ
ージ・オブジェクトとたどることによって獲得し、ペー
ジイメージを読み出す。
【0078】さらに、読み出したイメージをイメージ縮
小部112が縮小してサムネイルを生成する。次に、表
示情報作成部111が、表示の設定がなされた属性値、
例えば「3/5」のような「現ページ数/総ページ数」
等の属性データをサムネイルとともに表示装置120に
表示する。このような処理によって更新バインダは表示
装置に表示され、図2に示すような表示がなされる。
【0079】上述のように、バインダ・オブジェクトの
属性データは新規文書をバインダに追加した場合等にオ
ブジェクト管理部200によって更新処理がなされるこ
とになるが、さらに、ユーザ自身がバインダ・オブジェ
クトの属性を設定することも可能である。
【0080】図6に表示装置120にバインダ・オブジ
ェクトの属性データ設定画面を表示した例を示す。この
設定画面を用いて、例えばバインダ・ファイル名、バイ
ンダの表示色、バインダのサイズ等を変更することが可
能であり、例えば装置中に複数のバインダを設定する場
合等において、各バインダの色、サイズ等を変えて様々
なタイプのバインダを用意することができる。
【0081】図6に示すバインダの属性データ設定画面
は、新規バインダを生成する場合にも表示画面に呼び出
して、任意の大きさ、バインダ色等を設定して新たなバ
インダを生成することができる。この新規バインダ生成
時点では、新規作成バインダには文書は含まれないの
で、図3のバインダ・オブジェクトの文書リンクフィー
ルドにはリンクする文書アドレスは設定されない。
【0082】なお、本発明の電子文書管理装置および電
子文書管理方法では、先に説明したように各バインダと
各文書は図3または4に示すようなリンクするデータと
して関係づけられているのみであるので、ある1つのバ
インダAに束ねられたある1つの文書、例えば文書P
は、他のバインダBに同時に束ねられた構成、すなわち
バインダAもバインダBも同一文書Pをバインダ内文書
として有する構成が可能である。文書PはバインダAも
バインダB各々のサブ文書として、バインダAもバイン
ダBの属性データのサブ文書フィールドに登録される、
【0083】[バインダ内の文書整理]本発明の電子文
書管理装置および電子文書管理方法では、バインダ内に
束ねられた文書の追加のみではなく、バインダ内の文書
の削除またはバインダ内の文書の順序の入れ替え処理が
可能である。図7にバインダ内の文書整理処理を実行す
る際、表示装置120に表示される画面の例を示す。
【0084】図7に示すように、バインダ内の文書一覧
が示されるとともに、バインダ内に束ねられた文書の整
理処理として使用可能な操作ボタン「上に移動」〜「追
加」が表示される。バインダ内の文書一覧には、文書名
と各文書のページ数が表示される。
【0085】「上に移動」は、バインダ内の文書一覧か
ら文書を選択して、「上に移動」をクリックすることに
よって、選択文書がバインダ内で上に移動して順序が入
れ替わる処理を行なう。「下に移動」は選択文書をした
方向に移動する処理を実行する。「削除」は選択文書を
削除する処理である。「追加」は、例えば他の文書一欄
表示において選択した文書をバインダに追加する処理を
実行する。これらの追加、削除、順序入れ替え処理は、
具体的には、図1における入力装置108からの入力値
を属性書き込み部107が受領して書き換え対象のバイ
ンダ・オブジェクトの属性データ(図3参照)の書き換
えを行なう処理として実行される。すなわち、例えばバ
インダに対する文書の追加処理においては、図3のバイ
ンダ・オブジェクトの文書リンクフィールドに追加文書
の識別子が書き込まれるとともに、バインダ・オブジェ
クトについて、その他必要な更新処理が行なわれる。例
えば、バインダの総ページ数、総文書数等、バインダに
対する文書追加によって生じるバインダ・オブジェクト
の属性データの更新が実行される。
【0086】[マウス操作によるバインダ文書整理]さ
らに、バインダ内への文書の追加処理等、各種処理は、
本発明の電子文書管理装置および電子文書管理方法にお
いて、図2に示すアイコン表示を用いて、アイコンをド
ラッグ、ドロップすることによっても実行可能である。
図8にアイコンの移動によって処理される一例を示す。
図9にアイコンのドラッグその他の指示による処理フロ
ーを示す。
【0087】図8は、バインダのアイコンに対して、文
書アイコンをドラッグしてバインダに文書が追加される
処理例を説明するものである。図8Aにおいて、新規バ
インダが表示される。バインダには文書が表示されてお
らず、このバインダには束ねられた文書は存在しないこ
とを示している。図8Bは、バインダ−1に文書Aをド
ラッグする処理である。文書Aを選択して、バインダ−
1の表示位置までドラッグして移動する。図8Cはドラ
ッグした文書Aをバインダ−1の位置でドロップする処
理である。この処理によって文書Aはバインダ−1に束
ねられた文書として構成される。
【0088】これらのバインダに対する新規文書の追加
処理は、図5で説明した処理と同様の処理であり、図3
のバインダ・オブジェクトの文書リンクフィールドに追
加文書の識別子が書き込まれるとともに、バインダ・オ
ブジェクトについて、その他必要な更新処理が行なわれ
る。例えば、バインダの総ページ数、総文書数等、バイ
ンダに対する文書追加によって生じるバインダ・オブジ
ェクトの属性データの更新が実行される。これら一連の
処理は、図7で説明した処理と同様、図1における入力
装置108からの入力値を属性書き込み部107が受領
して書き換え対象のバインダ・オブジェクトの属性デー
タ(図3参照)の書き換えを行なう処理として実現され
る。
【0089】図9にマウス操作によるバインダ内文書の
変更処理フローを示す。図9は、マウスによるアイコン
操作、例えば図2に示される文書アイコン、バインダ・
アイコンをマウスによってドラッグ、ドロップ処理する
代表的処理をフローとして示したものである。なお、図
9の処理フローは、本発明の電子文書管理装置および電
子文書管理方法で実現される処理の一部として、バイン
ダ内のページめくり要求処理と、文書追加要求処理を中
心として示したフローであり、本発明の電子文書管理装
置および電子文書管理方法では、さらに様々な処理がア
イコン操作によって実現される。
【0090】図9のフローについて説明する。図9のフ
ローは、例えば図2の表示態様においてマウス操作を行
なった結果実行される処理である。
【0091】図9のステップ900は、イベント入力を
識別する処理であり、イベントとしてはマウスボタンの
アップ(UP)、ダウン(DOWN)、ダブルクリック
の3種類がある。
【0092】ステップ900のイベント入力が、ダブル
クリックであり、マウス位置にアイコンIがある場合
は、文書編集要求であると解釈される(S900→S9
13〜S915)。
【0093】ステップ900のイベントがボタンダウン
であり、マウス位置にアイコンIがある場合は、アイコ
ンIのドラッグ開始であると解釈される(S900→S
910〜S912)。
【0094】ステップ900のイベントがボタンアップ
であるときは、「ページめくり要求」であるか、「文書
追加要求」のいずれかである。この場合、マウスがドラ
ッグ中であり、マウス位置にアイコンIがあり、ドラッ
グ中のアイコンがマウス位置のアイコンIと同じであれ
ば、アイコンIを選択し、マウス位置にページめくりマ
ークがあれば、ページめくり要求と解釈する(S900
〜S907)。この場合のページめくりマークは、図2
におけるバインタの綴じ代位置の三角(△または▽)で
ある。
【0095】またステップS904において、ドラッグ
中のアイコンがマウス位置のアイコンIでないならば、
さらにドラッグ中のアイコンがあるかを確認して、文書
追加要求と解釈する(S900〜S904→S908〜
S909)。
【0096】これら図9に示す処理は、具体的には、図
1における入力装置108、この場合はマウスからの入
力値を、入力処理部109を介して属性書き込み部10
7が受領して書き換え対象のバインダ・オブジェクトの
属性データ(図3参照)の書き換えを行なう処理によっ
て実現される。
【0097】なお、文書追加処理において、例えば、バ
インダに表示された文書のページ(カレントページ)が
1ページ目ではなく途中のページである場合において、
その文書の前に新規追加文書を例えばドラッグ&ドロッ
プで追加した場合、新規追加文書に覆い隠されて後続文
書となった元のバインダ中の文書は、その文書オブジェ
クトの属性データ中のカレントページ(図3参照)がそ
のまま保存されるので、例えば新規追加文書を削除し
て、文書を追加する前の状態に復帰させる処理を行なっ
た場合、新規文書追加前に開いていたページ(カレント
ページ)を、そのまま表示することができる。この構成
は、図3に示すようにそれぞれの文書オブジェクトの属
性データが、バインダ・オブジェクトの属性データとリ
ンクするのみで、文書オブジェクト自体が書換えられる
ことなく保存されるという構成に基づくものである。
【0098】[バインダ内文書のページ送り]次に、図
10に、本発明の電子文書管理装置および電子文書管理
方法においてページ送り処理を行なった場合のバインダ
表示の更新処理フローを示す。すなわち、図2のバイン
ダ表示において、ページめくりマーク、すなわちバイン
タの綴じ代位置の三角(△または▽)マークをクリック
した場合の処理であり、図9のステップ907に続く処
理である。
【0099】ステップS1001では、バインダのカレ
ント文書をD、カレント文書Dのカレント文書をPとす
る処理を行なう。これは図2のバインダ表示態様におい
て、現在表示されているページについて、文書Dであ
り、ページPであるとするものである。
【0100】次にステップS1002において、ページ
Pが文書Dの総ページ数に等しいか否かの判定がなされ
る。ステップS1002の判定がYes、すなわちペー
ジPは文書Dのページ数に等しいと判定された場合は、
ステップS1003において、文書Dが、バインダ中で
最後の文書であるかが判定される。最後の文書であれ
ば、現在の表示ページ、すなわち文書DのページPは、
バインダにおける最終ページであるのでページめくりは
実行されず、処理は終了する。
【0101】ステップS1003において、文書Dが、
バインダ中で最後の文書でないと判定されると、ステッ
プS1004において、Dの次の文書をカレント文書D
とする。さらに、ステップS1005において、更新さ
れたカレント文書Dの1ぺーじをカレントページとする
処理を実行し、ステップS1007において、バインダ
のカレントページをバインダのカレントページ+1とす
る処理を実行し、ステップS1008で更新データの表
示を実行する。この一連のS1001〜S1008の処
理により、バインダ中の複数文書中、連続する文書の最
終ページから、次の文書の最初のページに表示が切り換
えられ、同一バインダ内の異なる文書間でのページ送り
が実行される。
【0102】また、ステップS1002の、ページPが
文書Dの総ページ数に等しいか否かの判定において、判
定がNo、すなわちページPは文書Dのページ数に等し
くないと判定された場合は、ステップS1006に進
み、文書DのカレントページをDのカレントページ+1
として、ステップS1007に進み、バインダのカレン
トページをバインダのカレントページ+1とする処理を
実行し、ステップS1008で更新データの表示を実行
する。この一連のS1001〜S1002→S1006
〜S1008の処理により、バインダ中の同一文書の中
でページ送りが実行される。
【0103】[バインダ内文書の束送り]次に、図11
に、本発明の電子文書管理装置および電子文書管理方法
においてバインダ内の文書の文書単位のページ送り、す
なわち、1つの文書を束としてまとめてページ送りを行
なう束送り処理をおこなった場合のバインダ表示の更新
処理フローを示す。
【0104】図2のバインダの表示は、バインダにおけ
る束送り用のアイコンが表示されていない例であるが、
この表示態様において、例えばページ送りのアイコンを
キーボード中のコントロールキーを押下しながらクリッ
クすることにより束送り処理を実行するように構成す
る。すなわち、図2の例では1つのアイコンの使用によ
り2種類の動作を可能とし、ページ送り、束送りの動作
を実行することができる構成としたものである。
【0105】束送りを可能とするアイコンを別表示とし
たバインダ例を図12に示す。図12(a)に示す例に
おいては、各文書のページ送りは、文書上部のクリップ
左右にある三角マークをクリックして行われ、文書の束
としてのページ送りは、文書右側のタグをクリックして
行われる。この図に示されたバインダには4つのタグが
示され、4つの文書が束ねられていることを示してい
る。この図に示されたバインダの上部の1/4は、「現
表示文書(カレント文書)/総文書数」であり、1/7
は「現表示ページ(カレントページ)/現文書の総ペー
ジ」である。
【0106】また、図12(b)に示す例では、文書上
部のクリップの左右に大小の三角マークが並んで表示さ
れ、小さい三角マークをクリックすることにより、同一
文書内でのページ送りが実行され、大きい三角マークを
クリックすることにより、文書の束としてのページ送り
がなされる。
【0107】この図12に示す態様に限らず、様々な態
様での文書の束送り実行を実現するアイコンを表示する
ことは可能である。
【0108】図11に戻ってバインダ内の文書束送りの
処理について説明する。まず、ステップS1101にお
いて、バインダのカレント文書(例えば現在表示されて
いる文書)をDとし、文書DのカレントページをPとす
る。
【0109】さらに、ステップS1102において、カ
レント文書Dの総ページ−P+1をページめくり数Sと
する。
【0110】次にステップS1103において、カレン
ト文書Dがバインダ内における最後の文書であるか否か
が判定される。最後の文書であれば(Yes)、バイン
ダ内に次の文書は存在しないので、文書束送りとしての
ページめくりは実行されない。
【0111】ステップS1103において、カレント文
書Dがバインダ内における最後の文書でないと判定され
ると、ステップS1104において、カレント文書Dを
バインダ内の次の文書とする更新処理を実行する。さら
に、ステップS1105において、Dのカレントぺーじ
を1とする処理を実行する。
【0112】次にステップS1106において、バイン
ダのカレントページを現在のバインダ内カレントページ
にページめくり数Sを加算した値を新たなバインダのカ
レントページとして更新する。
【0113】次に、ステップS1107において、更新
データに基づいてバインダの表示、例えば図2、または
図12のバインダ表示形態を用いてバインダ表示を実行
する。
【0114】ステップS1101〜ステップS1106
の一連の処理により、バインダ内に次の文書がある場
合、カレント文書の残りページがまとめてページめくり
され、バインダ内でカレント文書に後続する次の文書の
1ページが表示されることになり、文書束の束送りが実
現される。
【0115】この図11に示す処理も、図5、図7、図
10で説明した処理と同様、図1における入力装置10
8からの入力値を属性書き込み部107が受領して書き
換え対象のバインダ・オブジェクトの属性データ(図3
参照)の書き換えを行なう処理として実現される。表示
装置120における表示処理は、更新されたバインダ・
オブジェクトの属性データ等に基づいて行われる。
【0116】[バインダの表示処理]次に、図13を用
いて、本発明の電子文書管理装置および電子文書管理方
法における文書ファイル・オブジェクト、バインダ・オ
ブジェクトの表示処理フローについて説明する。本発明
の電子文書管理装置および電子文書管理方法において
は、図1に示す表示装置に、図2に示すように、文書を
構成するページのサムネイル(縮小画像)とバインダの
アイコン、複数ページからなることを示すクリップ、文
書のページ数、バインダのページ数、サムネイルとして
表示しているカレントページ等の各種の属性等が表示さ
れる。
【0117】これらの表示処理は、記憶装置102に記
憶された文書オブジェクトの属性データ、またはバイン
ダ・オブジェクトの属性データ等に基づいて、属性読み
出し部105が表示対象となるオブジェクトの属性を読
み出し、イメージ読み出し部104が表示すべきページ
のページデータを属性データに関連付けられたページオ
ブジェクトから読み出し、さらにイメージ縮小部112
が、イメージ読み出し部104が読み出したページデー
タの縮小処理を実行してサムネイル画像を生成する。
【0118】さらに、表示属性作成部111がサムネイ
ル画像に併せて、各属性データから表示態様を設定に併
せて表示装置に出力することによって行われる。なお、
例えばバインダの色、文書名を表示するかしないか等、
各種の表示態様は、表示情報作成部の設定を変更する処
理によって変更することができる。
【0119】図13のフローについて説明する。図13
のフローは、表示情報作成部111が行なう処理を簡潔
にまとめたものである。まず、ステップS1301にお
いて、表示対象がバインダであるか否かを判定する。表
示対象がバインダである場合は、ステップS1302に
進み、バインダの綴じ代を表示する。さらに、ステップ
S1303において、バインダ中の文書を構成するペー
ジ数が1より大、すなわち2以上であるかが判定され
る。2以上である場合は、ステップS1304に進み、
ページ送りコントロールを表示する。ページ送りコント
ロールは、図2のバインダ表示態様では、綴じ代の上下
に表示された三角マークである。図12の例では、
(a)におけるクリップおよび三角マークがページ送り
コントロールである。次にステップS1305におい
て、カレントページのサムネイルを表示し、さらに、ス
テップS1306において、総ページ数とカレントペー
ジ数を表示して、バインダの表示処理が終了する。
【0120】なお、この表示処理は、表示情報作成部に
おいて、予め設定された表示すべき属性データに基づい
て実行されるものであり、先にも説明したように、例え
ばバインダ名、あるいは文書名を表示するように設定し
ておくことにより、バインダ名をバインダ・オブジェク
トの属性データから読み出し、また文書名を文書オブジ
ェクト属性データから読み出して、これを表示する処理
を実行することが可能である。
【0121】ステップS1303において、バインダ中
の文書を構成するページ数が1以下であると判定される
と、ステップS1304のページ送りコントロールの表
示ステップがスキップされ、ステップS1305のカレ
ントページのサムネイルの表示処理のみが実行される。
なお、バインダ中に文書が全く含まれない場合は、バイ
ンダ・オブジェォクトの属性データ(図3参照)中のリ
ンク文書フィールドには、リンク文書が記録されず、ペ
ージ・オブジェクトを抽出することができないので、サ
ムネイル画像は生成されない。
【0122】ステップS1301において、表示対象が
バインダではないと判定されると、ステップS1307
において、文書を構成するページ数が1より大、すなわ
ち2以上であるかが判定される。2以上である場合は、
ステップS1308に進み、ページ送りコントロールと
クリップを表示(図2参照)する。なお、これらのペー
ジ送りコントロールは、図2に示すクリップと三角マー
クの組には限らず、これとは異なる態様で表示してもよ
い。
【0123】次にステップS1309において、カレン
トページのサムネイルを表示し、さらに、ステップS1
306において、総ページ数とカレントページ数を表示
して、文書の表示処理が終了する。
【0124】[綴じ代位置とプリンタ出力制御]上述の
実施例においては、バインダの表示において、例えば図
2に示すように綴じ代をバインダの左側に表示するもの
のみを説明したが、綴じ代位置を可変とし、さらに表示
した綴じ代位置を反映した印刷における印刷用紙方向制
御および綴じ処理制御構成を持つ電子文書管理装置およ
び電子文書管理方法について、以下説明する。
【0125】図14は、この実施例の電子文書管理装置
100を文書編集作成手段101とともに示した図であ
る。電子文書管理装置100は、例えばパーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサ等のドキュメント作成可能
な機器によって構成される。
【0126】文書編集作成手段101は例えばパーソナ
ルコンピュータによって使用可能なソフトウェアによっ
て実現される。電子文書管理装置100は、後述するペ
ージ構造を有する文書ファイルを扱い、この文書ファイ
ルのアイコンを、例えばデスクトップの画面上に配列し
て表示させ、その中から選択した文書ファイルに対し
て、文書編集作成手段(編集プログラム)101を呼び
だす。また、それに加えて、アイコンを通じての文書フ
ァイルの操作が可能である。さらに、文書編集作成手段
101は、接続されたプリンタ600による印刷処理を
実行するために記憶装置102に記憶した印刷ダイアロ
グを呼び出して、印刷態様の設定をすることができる。
【0127】図14において、電子文書管理装置100
において処理された文書は、LAN等のネットワーク等
の通信手段、あるいは電子文書管理装置100にローカ
ル接続されたプリンタ600によって印刷することがで
きる。プリンタ600は図14中のプリンタドライバ5
00によって制御される。
【0128】図14において、電子文書管理装置100
は、図1と同様の構成であり、文書編集作成手段101
に加えて、記憶装置102、記憶入出力部103、イメ
ージ読み出し部104、属性読み出し部105、ページ
書き込み部106、属性書き込み部107、入力装置1
08、入力処理部109、表示情報作成部111、イメ
ージ縮小部112、表示装置120を含んで構成されて
いる。点線枠で示したイメージ読み出し部104、属性
読み出し部105、ページ書き込み部106、属性書き
込み部107は、オブジェクト管理部200である。電
子文書管理装置100のこれら構成は、図1と同様であ
り、説明を省略する。
【0129】本実施例の電子文書管理装置および電子文
書管理方法においては、バインダ・オブジェクトの属性
データに設けた綴じ位置を設定するフィールドに設定し
たデータに基づいて印刷処理における綴じ処理を制御す
る構成としたことを特徴とする。
【0130】先に説明した図3のバインダ・オブジェク
トの属性データ中には、バインダの綴じ代位置フィール
ドが設けられており、これは、表示装置120において
バインダを表示する場合に読み取られて設定データの通
りに表示される。図15にこの例を示す。図15(a)
は綴じ代1501の位置を左として設定した例であり、
図15(b)は綴じ代1502の位置を上として設定し
た例である。
【0131】バインダ・オブジェクトの属性データ中の
設定値を属性読み出し部105が読み取りこれに基づい
て表示情報作成部111が表示データを生成すること
で、図15に示すような各表示が実行される。本実施例
では、この属性データをさらに印刷処理時の印刷用紙方
向あるいは、綴じ処理機能を持つプリンタを接続した場
合における綴じ代設定処理に反映させたものである。
【0132】バインダの属性データとして設定される綴
じ代位置は、ユーザが属性データの設定を行なうことに
よって自由に設定できる。これは図14における属性読
み出し部105が読み出したバインダ・オブジェクトの
属性データを入力装置108、入力処理部109、属性
書き込み部107を介して属性書き込み処理を行なって
達成される。
【0133】バインダ属性データの書き込みダイアログ
の例を図16に示す。図16には、バインダの名称、、
バインダの色、サイズ、綴じ代位置等のフィールドがあ
り、それぞれ設定が可能な構成を持つ。綴じ位置を左、
または上と設定することにより、図3のバインダ・エオ
ブジェクトの属性データの綴じ代位置の設定値が書換え
られて、図15に示すような表示処理がなされる。
【0134】さらに、本実施例では、この設定した綴じ
代位置を印刷処理時の印刷用紙方向、あるいは綴じ代位
置として反映させる処理を実行するものである。印刷出
力における綴じ代位置を印刷処理時の綴じ代位置として
反映させる印刷処理フローを図17に、印刷出力におけ
る印刷方向をバインダ綴じ代位置を基準として制御する
印刷処理フローを図19に示す。
【0135】まず、図17を用いて綴じ代位置を制御す
る処理フローについて説明する。なお、この図17に示
す処理は、印刷処理対象となっているバインダをまず選
択し、その選択されたバインダについて行われる処理で
ある。従って、選択されたバインダのバインダ・オブジ
ェクトは特定されており、その綴じ代位置等の属性デー
タは、すでに識別されている。
【0136】まず、印刷処理を開始する際に、ステップ
1701において、プリンタドライバ500に能力問い
合わせが実行される。これは、印刷処理を実行するプリ
ンタ600が製本機能、すなわち綴じ処理を実行可能な
プリンタであるかを確認する処理である。
【0137】なお、このステップ1701のプリンタド
ライバに対する能力の有無を問い合わせるステップは、
予め、プリンタドライバの名称と能力のリストを保持し
ておき、それとの照合で判断するステップとして実行す
ることも可能である。
【0138】ステップ1702でプリンタドライバに製
本処理が可能であると判定されると、ステップ1703
において、製本機能ボタンの有効化処理が行なわれる。
これは、図18に示す印刷ダイアログ画面において、最
下段に表示される「製本機能を利用する」のチェックを
可能とする処理である。プリンタに製本機能が無い場
合、プリンタによる綴じ処理はできないので、ステップ
1703の、製本機能ボタンの有効化処理が行われず、
図18の印刷ダイアログが表示されても、「製本機能を
利用する」にチェックをすることができない。
【0139】ステップ1704では、図18の印刷ダイ
アログが表示されて、ステップ1705において「製本
機能を利用する」のチェックの有無が判定され、チェッ
クがある場合は、ステップ1706において「製本実
行」の記憶、すなわち、プリンタドライバに送信するコ
マンド中に製本実行処理を含ませる処理を行なう。チェ
ックがない場合は、ステップ1706における「製本実
行」の記憶処理をスキップして、ステップ1707のの
印刷ダイアログのクローズ処理に進む。
【0140】ステップ1707において、図18の印刷
ダイアログのクローズ処理で「OK」、「キャンセル」
のいずれのボタンがクリックされたかを判定し、「キャ
ンセル」の場合は、印刷処理は実行されず処理終了とす
る。
【0141】「OK」がクリックされたときは、ステッ
プ1708に進みプリンタドライバに送信するコマンド
として製本実行コマンドが設定されているかを判定し、
設定されていない場合は、製本処理を行なわない通常印
刷処理と判断し、ステップ1710に進み、プリンタド
ライバに印刷データを送信する。
【0142】ステップ1708において、プリンタドラ
イバに送信するコマンドに製本実行コマンドが設定され
ている場合は、ステップ1709に進み、プリンタドラ
イバに製本位置を指示する。これは印刷対象として選択
されたバインダのバインダ・オブジェクト属性データの
綴じ代位置フィールドに設定されたデータを読み出し
て、これに対応する製本位置データをプリンタドライバ
に製本位置データとして、すなわち綴じ位置を示すパラ
メータとして製本実行コマンドとともに送信するもので
ある。さらに、ステップ1710において、プリンタド
ライバに対して印刷データが送信され、バインダに設定
された綴じ代位置と同じ位置に綴じ代を有する印刷処理
が実行される。
【0143】次に、バインダに設定した綴じ代位置を印
刷処理時の印刷用紙方向の基準位置として反映させる印
刷処理フローを図19に示す。
【0144】図19の処理フローについて説明する。な
お、この図19に示す処理は、印刷処理対象となってい
るバインダをまず選択し、その選択されたバインダにつ
いて行われる処理である。従って、選択されたバインダ
のバインダ・オブジェクトは特定されており、その綴じ
代位置等の属性データ等はすでに識別され、印刷対象の
文書も特定されている。
【0145】まず、印刷処理を開始する際に、ステップ
1901において、プリンタドライバ500に能力問い
合わせが実行される。これは、印刷処理を実行するプリ
ンタ600が用紙方向設定可能なプリンタであるかを確
認する処理、すなわち用紙方向指定パラメータによる用
紙方向制御が可能なプリンタであるか否かを確認する処
理である。
【0146】なお、このステップ1901のプリンタド
ライバに対する能力の有無を問い合わせるステップは、
予め、プリンタドライバの名称と能力のリストを保持し
ておき、それとの照合で判断するステップとして実行す
ることも可能である。
【0147】ステップ1902でプリンタドライバに用
紙方向設定が可能であると判定されると、ステップ19
03において、用紙方向設定機能ボタンの有効化処理が
行なわれる。これは、図20に示す印刷ダイアログ画面
において、最下段に表示される「用紙方向設定機能を利
用する」のチェックを可能とする処理である。プリンタ
に用紙方向設定機能が無い場合、プリンタによる用紙方
向設定処理はできないので、ステップ1903の、用紙
方向設定機能ボタンの有効化処理が行われず、図20の
印刷ダイアログが表示されても、「用紙方向設定機能を
利用する」にチェックをすることができない。
【0148】ステップ1904では、図20の印刷ダイ
アログが表示されて、ステップ1905において「用紙
方向設定機能を利用する」のチェックの有無が判定さ
れ、チェックがある場合は、ステップ1906において
「用紙方向設定実行」の記憶、すなわち、プリンタドラ
イバに送信するコマンド中に用紙方向設定実行処理パラ
メータを含ませる処理を行なう。チェックがない場合
は、ステップ1906における「用紙方向設定実行」の
記憶処理をスキップして、ステップ1907のの印刷ダ
イアログのクローズ処理に進む。
【0149】ステップ1907において、図20の印刷
ダイアログのクローズ処理で「OK」、「キャンセル」
のいずれのボタンがクリックされたかを判定し、「キャ
ンセル」の場合は、印刷処理は実行されず処理終了とす
る。
【0150】「OK」がクリックされたときは、ステッ
プ1908に進みプリンタドライバに送信するコマンド
として用紙方向設定パラメータを含む印刷処理実行コマ
ンドが設定されているかを判定し、設定されていない場
合は、用紙方向設定処理を行なわない通常印刷処理と判
断し、ステップ1910に進み、プリンタドライバに印
刷データを送信する。
【0151】ステップ1908において、プリンタドラ
イバに送信するコマンドに用紙方向設定実行コマンドが
設定されている場合は、ステップ1909に進み、プリ
ンタドライバに用紙方向を指示する。これは印刷対象と
して選択されたバインダのバインダ・オブジェクト属性
データの綴じ代位置フィールドに設定されたデータを読
み出して、これに対応する用紙方向データをプリンタド
ライバに用紙方向データとして出力する。すなわち用紙
方向を示す用紙方向指定パラメータを印刷実行コマンド
とともに送信するものである。
【0152】さらに、ステップ1910において、プリ
ンタドライバに対して印刷データが送信され、バインダ
に設定された綴じ代位置によって判別される用紙方向と
同じ用紙方向を有する印刷処理が実行される。
【0153】図21に具体例を示す。バインダが縦長A
4バインダとして表示され、左側に綴じ代が設定された
バインダ、例えば図21に示すバインダ(A4であると
する)であった場合、そのバインダを指定して、そのバ
インダに含まれる文書2101,2102,2103が
印刷処理されるとする。
【0154】バインダの表示では、1つの文書の1ペー
ジのみのサムネイルが表示されるので、実際は図に示す
点線の文書2102,2103は表示されないが、説明
のために図で示した。図21に示すように、3つの文書
がバインダに含まれ、このバインダを指定した印刷処理
を実行することにより、バインダに含まれる文書はバイ
ンダの綴じ代方向によって、その印刷方向が設定され、
3つの各文書は、バインダ上において表示される方向で
印刷される。
【0155】これらの制御は、用紙方向指定パラメータ
の生成によって行われ、用紙方向指定パラメータは、図
3に示すバインダ・オブジェクト属性データの綴じ代位
置と、サブ文書リンクからリンクする文書データ、ペー
ジデータの属性データ等から検出される用紙方向に基づ
いて生成される。
【0156】より、具体的には、プリンタドライバに対
する印刷指示コマンド中に印刷用紙の印刷用紙方向指定
パラメータを含ませて印刷用紙方向を設定した印刷処理
を実行するものである。この際、ユーザが印刷処理対象
として選択したバインダのバインダ属性データ中の綴じ
代位置データと、そのバインダに含まれる文書の文書オ
ブジェクトまたはその文書オブジェクトにリンクするペ
ージデータから検出される用紙属性に基づいて、綴じ代
位置データを基準とした用紙方向を設定する用紙方向指
定パラメータを生成して、用紙方向指定パラメータを印
刷処理コマンドに併せてプリンタドライバに送信するこ
とで、表示手段に表示されるバインダの綴じ代位置に対
する各文書の表示態様と同様の用紙方向態様での印刷出
力をするものである。
【0157】この用紙方向設定実行コマンドの発行によ
り、図21(b)に示すように、バインダの綴じ代を基
準とした用紙方向が設定されて各文書の印刷出力210
4,2105,2106が実行される。
【0158】[その他の実施例]上述の実施例において
は、バインダの生成は、図6のバインダの属性設定画面
によって実行できると説明したが、図2に示すような文
書表示画面等において、文書のサムネイルどうしを重ね
あわせると自動的にバインダが作成されるように構成し
てもよい。
【0159】この電子文書管理装置および電子文書管理
方法の構成は、重ねあわせた複数の文書オブジェクトの
属性データに基づいて、それらの文書のアドレスをサブ
文書リンクフィールドに書き込んだ新たなバインダ・オ
ブジェクトの属性データ(図3参照)を生成する処理に
よって実現される。その他の属性として、例えばバイン
ダ色等の値は予めデフォルト値として設定された値を使
用する。
【0160】ただし、バインダの生成ではなく、従来の
システムと同様のぺージ単位で束ねた新たな文書ファイ
ルを作成したい場合は、例えばシフトキーなどを押した
まま文書を重ねる等、ユーザによる指示態様をバインダ
生成とは区別してその処理を認識するように構成するこ
とで、文書合成処理、バインダ生成処理の2つの処理を
区別して実行するように構成することができる。
【0161】また、バインダから文書を取り出す文書ド
ラッグ処理により、バインダ中の文書を分解し、バイン
ダ内の文書が0となった時点で、バインダが消滅するよ
うに構成してもよい。このような構成とすることで、バ
インダの生成メニューや、空のバインダの削除処理が必
要なくなる。
【0162】さらに、上述の実施例においては、バイン
ダの大きさは、属性データとして設定されており、図6
に示すバインダの属性設定が面においてのみ設定変更が
可能な構成であったが、バインダに含まれる内部文書の
最大サイズにバインダの大きさを合わせるようにバイン
ダサイズを動的に変化させる構成としてもよい。バイン
ダに文書が追加されるごとに、追加される文書に含まれ
るページの大きさを、各文書の属性データ、またはリン
クするページオブジェクト属性データから取り出して、
現在のバインダサイズをバインダの属性データから取り
出して、両者を比較し、大きいほうを新たなバインダの
サイズとしてバインダ・オブジェクトの新たな属性デー
タとする処理を行なうことにより、常にバインダはバイ
ンダ中の文書の最大ページと同じ大きさに設定されるこ
とになる。
【0163】このような構成とし、例えばバインダサイ
ズをバインダ・オブジェクト属性データから読み出して
バインダ・サムネイルの近傍に表示するように設定する
構成とすれば、そのバインダ内の文書を印刷する場合の
印刷用紙のサイズ選択に際して、表示されたサイズを印
刷用紙として選択することで、印刷結果が用紙からはみ
でる等の印刷ミスが発生することがなく、適切な印刷用
紙サイズを容易に選択できる。
【0164】さらに、バインダに表示されるページの態
様については様々な態様とした構成が可能である。例え
ば、バインダのサイズが固定である場合、バインダサイ
ズより大きなページを含む文書がバインダに追加された
場合、そのページのサムネイル表示において、ページの
端部に折り返し表示をする構成として、ページがバイン
ダより大であることを示す構成としてもよい。
【0165】さらに、バインダサムネイルの大きさから
はみ出てしまうページについて、ページが折り返されて
いる表示において、折り返されている部分を選択すると
ページ全体を表示する構成としてもよい。これは、ペー
ジの選択処理と同一の処理として識別することにより実
現される。
【0166】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0167】
【発明の効果】上述したように、本発明の電子文書管理
装置および電子文書管理方法によれば、バインダという
文書を束ねた概念を持つ構成により、従来の合成文書と
は異なる束ねた文書を独立に処理することのできる電子
文書管理装置および電子文書管理方法が実現される。
【0168】さらに、本発明の電子文書管理装置および
電子文書管理方法によれば、バインダ・オブジェクトと
文書オブジェクトをリンクによって関連付け、文書オブ
ジェクトをバインダに束ねた後も独立に存続させる構成
としたので、バインダ中の文書を文書単位で取り出した
り、削除したり、または新たにバインダへ追加する等の
文書単位での処理が可能となる。
【0169】さらに、本発明の電子文書管理装置および
電子文書管理方法によれば、バインダの文書のぺージ単
位でのページ送り処理のみならず、文書単位でまとめた
束としてのページ送りが可能な構成が実現される。
【0170】さらに、本発明の電子文書管理装置および
電子文書管理方法によれば、バインダの綴じ代位置を指
定可能とするとともに、指定した綴じ代位置を印刷時の
用紙方向の制御または綴じ代生成機能を有するプリンタ
における綴じ代生成位置として反映させた印刷処理を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子文書管理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の電子文書管理装置において、文書、バ
インダの表示を表示装置において行なった画面の例を示
す図である。
【図3】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ・
オブジェクトの属性データ構成を示す図である。
【図4】本発明の電子文書管理装置のバインダと、文書
とのリンク態様についての構成を説明する図である。
【図5】本発明の電子文書管理装置におけるバインダに
対する文書追加処理の処理フローを示す図である。
【図6】本発明の電子文書管理装置におけるバインダの
属性設定画面の例(その1)を示す図である。
【図7】本発明の電子文書管理装置におけるバインダの
編集処理画面の例を示す図である。
【図8】本発明の電子文書管理装置におけるバインダの
表示画面上でのドラッグ、ドロップ処理による文書追加
を説明する図である。
【図9】本発明の電子文書管理装置における表示画面上
でのドラッグ、ドロップ処理態様と決定される処理を説
明するフローチャートを示す図である。
【図10】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
のページめくり処理を説明するフローチャートを示す図
である。
【図11】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
の束送り処理を説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図12】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
の束送りの指示用アイコンの態様の例を示す図である。
【図13】本発明の電子文書管理装置における文書また
はバインダオブジェクトの表示処理を説明するフローチ
ャートを示す図である。
【図14】本発明の電子文書管理装置における印刷処理
実行可能な構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
の綴じ代の表示態様の例を説明する図である。
【図16】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
の属性設定画面の例(その2)を示す図である。
【図17】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
を指定した綴じ代設定印刷処理を説明するフローチャー
トを示す図である。
【図18】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
を指定した綴じ代設定印刷処理における印刷ダイアログ
の表示画面例を示す図である。
【図19】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
を指定した用紙方向設定印刷処理を説明するフローチャ
ートを示す図である。
【図20】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
を指定した用紙方向設定印刷処理における印刷ダイアロ
グの表示画面例を示す図である。
【図21】本発明の電子文書管理装置におけるバインダ
を指定した用紙方向設定印刷処理における印刷例を示す
図である。
【符号の説明】
100 電子文書管理装置 101 文書編集作成手段 102 記憶装置 103 記憶入出力部 104 イメージ読み出し部 105 属性読み出し部 106 ページ書き込み部 108 入力装置 109 入力処理部 111 表示情報作成部 112 イメージ縮小部 120 表示装置 200 オブジェクト管理部 500 プリンタドライバ 600 プリンタ 1501,1502 バインダ綴じ代 2101〜2103 バインダ内文書 2104〜2106 バインダ内文書印刷出力用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 SA03 SA14 5B082 EA00 EA07 GC03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子文書の管理を行なう電子文書管理装置
    において、 管理対象となる文書の各々について、各文書の文書属性
    データを含む文書識別データを文書オブジェクトとして
    記憶するともに、1以上の文書を束ねた文書の束として
    の概念を有するバインダの各々について、各バインダの
    バインダ属性データを含むバインダ識別データをバイン
    ダ・オブジェクトとして記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶したバインダ・オブジェクトまたは
    文書オブジェクトを個別に読み出し可能なオブジェクト
    管理手段と、 前記オブジェクト管理手段によって読み出されたバイン
    ダ・オブジェクトまたは文書オブジェクトについて、異
    なる表示態様の表示情報を生成する表示情報作成手段
    と、 前記表示情報作成手段において作成された表示情報を表
    示する表示手段と、 を有することを特徴とする電子文書管理装置。
  2. 【請求項2】前記バインダ属性データには、サブ文書リ
    ンクフィールドを有し、 前記サブ文書リンクフィールドには、当該バインダに束
    ねられた文書に対応する文書オブジェクトにリンクする
    リンクデータが設定された構成であることを特徴とする
    請求項1に記載の電子文書管理装置。
  3. 【請求項3】前記文書オブジェクトは、バインダ内に束
    ねられた文書であるか、バインダ内に束ねられていない
    文書であるかに関わらず同様の文書属性データを有する
    文書オブジェクトとして前記記憶装置に記憶される構成
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電
    子文書管理装置。
  4. 【請求項4】前記文書オブジェクトの文書属性データ中
    には、当該文書に含まれるページデータを有するページ
    ・オブジェクトにリンクするページリンク・データフィ
    ールドを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれ
    かに記載の電子文書管理装置。
  5. 【請求項5】前記表示情報作成手段は、バインダに束ね
    られた文書に含まれるページの縮小画像を含む表示情報
    を作成する構成を有することを特徴とする請求項1乃至
    4いずれかに記載の電子文書管理装置。
  6. 【請求項6】前記表示情報作成手段は、前記バインダ属
    性データに基づいて、バインダ表示情報を作成する構成
    であることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載
    の電子文書管理装置。
  7. 【請求項7】前記バインダ属性データには、バインダに
    含まれる文書数、およびバインダに束ねられた文書の総
    ページ数を示すデータを含むことを特徴とする請求項1
    乃至6いずれかに記載の電子文書管理装置。
  8. 【請求項8】前記バインダ属性データには、表示手段に
    おいて表示すべきページ識別子としてのカレントページ
    データ、および該カレントページを含む文書を示す文書
    識別子としてのカレント文書データを含むことを特徴と
    する請求項1乃至7いずれかに記載の電子文書管理装
    置。
  9. 【請求項9】前記バインダ属性データには、バインダの
    表示態様を示す表示態様データを含むことを特徴とする
    請求項1乃至8いずれかに記載の電子文書管理装置。
  10. 【請求項10】前記表示態様データには、バインダの表
    示態様としての綴じ代位置を示す綴じ代位置データを含
    むことを特徴とする請求項9に記載の電子文書管理装
    置。
  11. 【請求項11】前記電子文書管理装置は、 前記表示手段に表示された表示オブジェクトに対する処
    理を入力する入力手段を有し、 前記入力手段は、前記表示手段に表示されたバインダ表
    示オブジェクトに示された縮小ページのページ送り指示
    入力が可能な構成を有し、 前記オブジェクト管理手段は、前記入力手段からのペー
    ジ送り指示に基づいて、表示バインダに対応するバイン
    ダ属性データ中のカレントページデータ、およびカレン
    ト文書データの更新処理を実行する構成であることを特
    徴とする請求項1乃至10いずれかに記載の電子文書管
    理装置。
  12. 【請求項12】前記入力手段によるページ送り指示は、
    前記表示情報作成手段によって作成され、表示手段に表
    示されるページ送りコントロール識別マークを選択して
    実行される処理によって行われる構成であることを特徴
    とする請求項11に記載の電子文書管理装置。
  13. 【請求項13】前記電子文書管理装置は、 前記表示手段に表示された表示オブジェクトに対する処
    理を入力する入力手段を有し、 前記入力手段は、前記表示手段に表示されたバインダ表
    示オブジェクトに示された縮小ページの文書単位での束
    送り指示入力が可能な構成を有し、 前記オブジェクト管理手段は、前記入力手段からの文書
    単位での束送り指示に基づいて、表示バインダに対応す
    るバインダ属性データ中のカレントページデータ、およ
    びカレント文書データの更新処理を実行する構成である
    ことを特徴とする請求項1乃至12いずれかに記載の電
    子文書管理装置。
  14. 【請求項14】前記入力手段による文書単位での束送り
    指示入力は、前記表示情報作成手段によって作成され、
    表示手段に表示される文書単位での束送りコントロール
    識別マークを選択して実行される処理によって行われる
    構成であることを特徴とする請求項13に記載の電子文
    書管理装置。
  15. 【請求項15】前記表示情報作成手段によって作成さ
    れ、前記表示手段に表示される文書単位での束送りコン
    トロール識別マークは、縮小画像によって示されるペー
    ジ画像から外部に突出するタグによって構成され、 前記入力手段による文書単位での束送り指示入力は、前
    記タグを選択して実行される処理によって行われる構成
    であることを特徴とする請求項14に記載の電子文書管
    理装置。
  16. 【請求項16】前記表示情報作成手段によって作成さ
    れ、前記表示手段に表示される文書単位での束送りコン
    トロール識別マークは、バインダ表示オブジェクト自体
    またはその近傍に表示される前方および後方の2つの方
    向への文書単位での束送りの指示可能な2つのコントロ
    ール識別マークによって構成され、 前記入力手段による文書単位での束送り指示入力は、前
    記2つのコントロール識別マークのいずれかを選択して
    実行される処理によって行われる構成であることを特徴
    とする請求項15に記載の電子文書管理装置。
  17. 【請求項17】前記2つのコントロール識別マークは、
    バインダの綴じ代表示位置に表示される構成であること
    を特徴とする請求項16に記載の電子文書管理装置。
  18. 【請求項18】前記電子文書管理装置は、 前記表示手段に表示された表示オブジェクトに対する処
    理を入力する入力手段を有し、 前記入力手段は、前記表示手段に表示されたバインダ表
    示オブジェクトに文書表示オブジェクトの追加処理また
    は削除処理少なくともいずれか一方の指示入力が可能な
    構成を有し、 前記オブジェクト管理手段は、前記入力手段からの追加
    処理または削除処理いずれかの指示入力に基づいて、表
    示バインダに対応するバインダ属性データ中のサブ文書
    リンクフィールドのリンクデータの更新処理を実行する
    構成であることを特徴とする請求項1乃至17いずれか
    に記載の電子文書管理装置。
  19. 【請求項19】前記入力手段は、マウスであり、 バインダに対する追加処理指示は、追加処理対象となる
    文書表示オブジェクトをバインダ表示オブジェクト上に
    ドラッグおよびドロップする処理によって実行され、 バインダからの削除処理指示は、削除処理対象となる文
    書表示オブジェクトをバインダ表示オブジェクトからバ
    インダ表示オブジェクトの外部領域にドラッグおよびド
    ロップする処理によって実行されるものであることを特
    徴とする請求項18に記載の電子文書管理装置。
  20. 【請求項20】前記電子文書管理装置は、さらに、 記憶装置に記憶したバインダ・オブジェクトを選択し、
    該バインダ内に束ねられた文書を構成するページの印刷
    処理を指示可能な構成を有し、 前記電子文書管理装置は、プリンタドライバに対する印
    刷指示コマンド中に印刷用紙の印刷用紙方向指定パラメ
    ータを含ませて印刷用紙方向を設定した印刷処理を実行
    する場合において、 印刷処理対象として選択したバインダのバインダ属性デ
    ータ中の綴じ代位置データと、該バインダに含まれる文
    書の文書オブジェクトまたは該文書オブジェクトにリン
    クするページデータから検出される用紙属性に基づい
    て、該綴じ代位置データを基準とした用紙方向を設定す
    る用紙方向指定パラメータを生成し、該用紙方向指定パ
    ラメータを印刷処理コマンドに併せて前記プリンタドラ
    イバに送信し、前記表示手段に表示されるバインダの綴
    じ代位置に対する各文書の表示態様と同様の用紙方向態
    様での印刷出力を得ることを可能としたことを特徴とす
    る請求項1乃至19いずれかに記載の電子文書管理装
    置。
  21. 【請求項21】前記電子文書管理装置は、さらに、 記憶装置に記憶したバインダ・オブジェクトを選択し、
    該バインダ内に束ねられた文書を構成するページの印刷
    処理を指示可能な構成を有し、 前記電子文書管理装置は、プリンタドライバに対する印
    刷指示コマンド中に印刷用紙の綴じ処理コマンドを含ま
    せて印刷処理と併せて綴じ処理を実行する場合におい
    て、 印刷処理対象として選択したバインダのバインダ属性デ
    ータ中の綴じ代位置データに基づいて、該綴じ代位置デ
    ータと同様の位置に綴じ代を形成する処理パラメータを
    前記綴じ処理コマンドに併せて前記プリンタドライバに
    送信し、前記表示手段に表示されるバインダの綴じ代位
    置と同様の態様での印刷出力を得ることを可能としたこ
    とを特徴とする請求項1乃至20いずれかに記載の電子
    文書管理装置。
  22. 【請求項22】電子文書の管理を行なう電子文書管理方
    法において、 管理対象となる文書の各々について、各文書の文書属性
    データを含む文書識別データを文書オブジェクトとして
    記憶するともに、1以上の文書を束ねた文書の束として
    の概念を有するバインダの各々について、各バインダの
    バインダ属性データを含むバインダ識別データをバイン
    ダ・オブジェクトとして記憶手段に記憶する記憶処理ス
    テップと、 前記記憶処理ステップにおいて記憶手段に記憶したバイ
    ンダ・オブジェクトまたは文書オブジェクトを個別に読
    み出すオブジェクト読み出しステップと、 前記オブジェクト読み出しステップにおいて読み出され
    たバインダ・オブジェクトまたは文書オブジェクトにつ
    いて異なる表示態様の表示情報を生成する表示情報作成
    ステップと、 前記表示情報作成ステップにおいて作成された表示情報
    を表示オブジェクトとして表示手段に表示する表示ステ
    ップと、 を有することを特徴とする電子文書管理方法。
  23. 【請求項23】前記電子文書管理方法において、 前記表示手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに
    対する処理として、バインダ表示オブジェクトに示され
    た縮小ページのページ送り指示を入力するページ送り指
    示ステップと、 前記ページ送り指示に基づいて、前記表示手段に表示さ
    れたバインダに対応するバインダ属性データ中のカレン
    トページデータ、およびカレント文書データの更新処理
    を実行することを特徴とする請求項22に記載の電子文
    書管理方法。
  24. 【請求項24】前記電子文書管理方法において、 表示手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに対す
    る処理として、バインダ表示オブジェクトに示された縮
    小ページの文書単位での束送り指示を入力する束送り指
    示ステップと、 前記束送り指示に基づいて、前記表示手段に表示された
    バインダに対応するバインダ属性データ中のカレントペ
    ージデータ、およびカレント文書データの更新処理を実
    行することを特徴とする請求項22または23に記載の
    電子文書管理方法。
  25. 【請求項25】前記電子文書管理方法において、 表示手段に表示されたバインダ表示オブジェクトに文書
    表示オブジェクトの追加処理または削除処理の少なくと
    もいずれか一方の指示入力を行なう追加または削除処理
    指示ステップと、 前記追加または削除処理指示に基づいて、前記表示手段
    に表示されたバインダに対応するバインダ属性データ中
    のサブ文書リンクフィールドのリンクデータの更新処理
    を実行することを特徴とする請求項22乃至24いずれ
    かに記載の電子文書管理方法。
  26. 【請求項26】記憶装置に記憶したバインダ・オブジェ
    クトを選択し、該バインダ内に束ねられた文書を構成す
    るページの印刷処理を実行する電子文書管理方法におい
    て、 印刷処理対象として選択したバインダのバインダ属性デ
    ータ中の綴じ代位置データと、該バインダに含まれる文
    書の文書オブジェクトまたは該文書オブジェクトにリン
    クするページデータから検出される用紙属性に基づい
    て、該綴じ代位置データを基準とした用紙方向を設定す
    る用紙方向指定パラメータを生成するステップと、 前記用紙方向指定パラメータを印刷処理コマンドに併せ
    て前記プリンタドライバに送信するステップと、 を有することを特徴とする請求項22乃至25いずれか
    に記載の電子文書管理方法。
  27. 【請求項27】記憶装置に記憶したバインダ・オブジェ
    クトを選択し、該バインダ内に束ねられた文書を構成す
    るページの印刷処理を実行する電子文書管理方法におい
    て、 印刷処理対象として選択したバインダのバインダ属性デ
    ータ中の綴じ代位置データを取得するステップと、 前記取得したバインダ属性データ中の綴じ代位置データ
    に基づいて、該綴じ代位置データと同様の位置に綴じ代
    を形成する処理パラメータを生成するステップと、 前記処理パラメータを綴じ処理コマンドに併せて前記プ
    リンタドライバに送信するステップと、 を有することを特徴とする請求項22乃至26いずれか
    に記載の電子文書管理方法。
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