JPH10240724A - 文書管理装置及びシステム及び方法 - Google Patents

文書管理装置及びシステム及び方法

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JPH10240724A
JPH10240724A JP9046632A JP4663297A JPH10240724A JP H10240724 A JPH10240724 A JP H10240724A JP 9046632 A JP9046632 A JP 9046632A JP 4663297 A JP4663297 A JP 4663297A JP H10240724 A JPH10240724 A JP H10240724A
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Tadashi Naganuma
正 長沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一文書として管理されている文書データの頁単
位の操作を容易に行うことが可能な文書管理装置及びシ
ステム及び方法を提供する。 【解決手段】複数頁からなる画像データを1つの文書と
して管理するドキュメント管理システム(DMS)は、
前記複数頁からなる文書の各頁単位毎に頁情報を記憶す
るメモリを有する。そして、文書の所望の頁を指定した
後に所望の頁操作として例えば一頁抜き取り処理を指定
すると、指定された頁の頁情報が抽出され、抽出された
頁情報に基づいて新規文書が作成される(S81〜S8
8)。一方、抽出した頁情報は当該文書から削除し、こ
の削除にともなう頁情報等の更新を行う(S89〜S9
2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、図面、等の
文書情報を、コンピュータ上のユーザインタラクティブ
なインターフェイスを用いて対話的に管理する文書管理
装置及びシステム及びそれらの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙に印刷された文字、図形、画像
情報を管理するには、大型コンピュータ、大容量外部記
憶装置、スキャナ、専用のデータベース等を用いた大が
かりなシステムで処理を実現していた。この種のシステ
ムにおいては、スキャナで紙の情報を読み取り、画像デ
ータに変換し、得られた画像データをデータベースシス
テムで管理を行う。そしてその扱いにはある程度の知識
と熟練を要していた。
【0003】しかし、近年、高性能なパーソナルコンピ
ュータ、グラフィックユーザインターフェイス(GU
I)の普及、データベース処理技術、画像処理技術の向
上などによって、汎用のパーソナルコンピュータ、スキ
ャナで十分高速に処理できる文書管理システムが実現さ
れている。さらに、操作性の点では、例えば読み込んだ
文書データの一覧は、各文書の内容を確認できる縮小表
示の一覧を表示することで容易に内容を判別できるとい
ったような操作性を実現することで誰にでも扱い易いシ
ステムになってきている。
【0004】以上のように、オフィスの各自の机の上で
あたかも机の上で書類の内容を確認したり、ファイリン
グしたりするような感覚で高速に処理できる文書管理シ
ステムが実現されている。
【0005】また、ネットワーク処理技術の進歩によ
り、ネットワーク上に文書データを蓄積する文書管理デ
ータベースを実現して、複数のユーザによる文書管理シ
ステムを実現、運用していくことも実現されてきてい
る。このようなシステムを利用すれば、任意の文書を複
数ユーザがアクセス可能となり、複数ユーザによる文書
データの参照や、編集が容易に行えるようになってい
る。
【0006】また、登録されている文書の一覧のために
縮小表示されたされた頁(以下「サムネイル」と呼ぶこ
とにする)は、任意の複数頁をあたかも机の上で紙を束
ねてバインダに綴じるのと同じ感覚の操作環境を提供す
る。例えば、GUIを用いて頁の選択操作を行い、バイ
ンド機能を実行することによって一つのバインダとして
のバインドする(綴じる)ことができる。更に、そのバ
インダの参照も同様にGUIを用いて行う環境が実現さ
れている。この環境において、例えば次の頁をめくる、
前の頁に戻す等の操作により、バインダの各頁を参照す
ることが可能となっている。また、バインダに綴じた頁
を再度頁単位の状態に戻す処理も、GUIを用いて同様
に実現されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、机の上
で行うような通常の作業、例えば、バインダに綴じられ
たある任意の1頁をコピーするとか、バインダから任意
の1頁だけを抜き取るとか、バインダの任意の1頁を境
に2つのバインダに分けるというような作業を、GUI
を用いて上述のような文書管理システムで実現しようと
した場合には次のような問題点があった。
【0008】すなわち、文書データに対する操作を頁単
位で行う場合には、一度バインダを頁単位に分解し、操
作を行った後に再度バインド機能でこれらの頁をバイン
ドする必要が有る。このため、操作を行った前と後では
頁の順番が狂ったりし、操作が返って難しくなるという
問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、一文書として管理されている文書データの頁
単位の操作を容易に行うことが可能な文書管理装置及び
システム及び方法を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、文書データの
頁単位の操作をGUIを用いることによって、あたかも
机の上でバインダを操作して、頁のコピー、抜き取り等
の操作を行うのと同じ感覚で効率よく文書データの操作
を行うことを可能とする文書管理装置及びシステム及び
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の文書管理装置は以下の構成を備える。すな
わち、複数頁からなる画像データを1つの文書として管
理する文書管理装置であって、前記複数頁からなる文書
を、各頁単位の頁情報として記憶する記憶手段と、前記
文書の所望の頁を指定する頁指定手段と、前記頁指定手
段で指定された頁の頁情報を抽出し、所定の頁処理を実
行し、該頁処理に基づいて前記複数頁からなる画像デー
タの各頁情報を更新する更新手段とを備える。
【0012】また、上記の目的を達成するための本発明
の文書管理システムは、複数頁からなる画像データを1
つの文書として管理する文書管理システムであって、前
記複数頁からなる文書を、各頁単位の頁情報としてネッ
トワーク上の記憶装置に記憶する記憶手段と、前記ネッ
トワーク上のクライアント側装置より、前記文書の所望
の頁を指定する頁指定手段と、前記頁指定手段で指定さ
れた頁の頁情報を抽出し、所定の頁処理を実行し、該頁
処理に基づいて前記複数頁からなる画像データの各頁情
報を更新する更新手段とを備える。
【0013】また、上記の目的を達成する本発明の文書
管理方法は、複数頁からなる画像データを1つの文書と
して管理する文書管理方法であって、前記複数頁からな
る文書を、各頁単位の頁情報として記憶媒体に記憶する
記憶工程と、前記文書の所望の頁を指定する頁指定工程
と、前記頁指定工程で指定された頁の頁情報を抽出し、
所定の頁処理を実行し、該頁処理に基づいて前記複数頁
からなる画像データの各頁情報を更新する更新工程とを
備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な一実施形態を詳細に且つ具体的に説明する。
【0015】<第1の実施形態>図1は本実施形態によ
るドキュメント管理システム(Document Management Sy
stem;以下、DMS)の概略構成を示すブロック図であ
る。図に示すように、本DMSはネットワークシステム
上に構築され、11は各装置がネットワークで接続され
ていることを示している。なお、本システムは、基本的
にはDMSサーバ12とDMSクライアント13で構成
される。
【0016】12はDMSサーバであり、本DMS全体
の管理を行うコンピュータである。DMSサーバ12
は、公知の技術で実現されるネットワーク処理の役割の
他に、主に文書データの蓄積、各装置間の文書データの
送受信管理、セキュリティ管理、複数ユーザ間の排他制
御処理、文書データを蓄積するデータベースの管理等を
行う。なお、DMSサーバ12の詳細構成は図2により
後述する。
【0017】13はDMSクライアントであり、ユーザ
が実際に文書データの入力、参照、出力等の作業を行う
パーソナルコンピュータである。図1では概念図のため
省略してあるが、実際の稼働システムではこのDMSク
ライアント13が複数台ネットワーク11に接続され
る。なお、DMSクライアント13の詳細は図3により
後述する。
【0018】14はスキャナで、紙に印刷された文字、
図形、画像等のデータを読み取り、画像データに変換し
て出力する装置である。スキャナ14はネットワークに
接続され、複数のDMSクライアント13によって公知
の技術を用いて共有される。すなわち、複数のDMSク
ライアント13は、それぞれネットワークを経由してス
キャナ14の動作を制御することができる。15はプリ
ンタであり、スキャナ14と同様に複数のDMSクライ
アント13によって、公知の技術を用いて共有される。
すなわち、複数のDMSクライアント13はそれぞれネ
ットワークを経由してプリンタ15の制御を行うことが
できる。なお、プリンタ15は、本実施形態においては
主にDMSサーバ12に蓄積された文書データを印刷出
力する役割を成す。16はモデムで、他のネットワーク
システムとの電子メールの送受信、FAXの送受信の処
理を行う。これも上記スキャナ14やプリンタ15と同
様に公知の技術を用いて複数のDMSクライアント13
に共有され、それぞれネットワークを経由して制御され
る。
【0019】尚、本実施形態では、スキャナ14、プリ
ンタ15、モデム16はネットワークに接続されている
が、DMSクライアント13に直接接続する形式の装置
でも構わない。
【0020】以上の構成において、本実施形態のDMS
は、紙面上に印刷された文字、図形、画像等のデータを
スキャナ14によって画像データとして読み取り、ネッ
トワーク上の記憶装置に格納する。ここで、DMSクラ
イアントは、格納されたデータを参照する機能と、格納
されたデータを検索する機能と、格納されている画像デ
ータ形式の文書情報に、ペイント機能等でイメージ合成
することによって注釈(以下アノテーション)を加える
機能を有する。また、付加された注釈は、文書データと
は別形式(後述の図6のアノテーションデータ)で格納
され、検索等に用いられる。
【0021】図2は図1のDMSサーバ12の構成をさ
らに詳細に説明するブロック図である。図において、2
2はCPU(中央処理装置)であって、主に外部記憶装
置28に格納されている制御プログラム281、282
に従ってDMSシステムの、後述のフローチャートに示
す様な処理を含む各種の処理を実行する。23はROM
(リードオンリメモリ)であり、表示・印刷に用いる文
字フォント、入力装置であるキーボード25よりキーが
押下されたことによって出力される電気信号に対応した
文字コードを出力するための文字コード表や、あらかじ
め設定されている値などを記憶している。また、後述す
るフローチャートに示される制御プログラムをROM2
3に格納するようにしてもよい。24はRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)であって、各処理中に必要となるワ
ークエリアを有する。
【0022】25は入力装置としてのキーボードであ
る。26は入力装置としてのポインティングデバイスで
あり、本実施形態の場合マウスを使用している。27は
表示装置であり、DMSシステムの管理者はその表示に
よって操作の経過、結果を判断する。28は外部記憶装
置であり、ネットワークを管理する基本プログラムPr
og281やDMSを管理するプログラムであるDMS
Prog282や、文書データを蓄積、管理する領域で
あるDMSdata283等を格納する。
【0023】図3は図1に示す実施形態の装置DMSク
ライアント13の構成をさらに詳細に説明するブロック
図である。
【0024】図において、32はCPU(中央処理装
置)であって、主に外部記憶装置37に格納されている
DMS制御プログラム371に従って、後述するフロー
チャートに示すようなDMS処理を含む、各種の処理を
実行する。
【0025】ROM(リードオンリメモリ)33は表示
・印刷に用いる文字フォント、キーボード34からキー
を押下されたことによって出力される電気信号に対応し
た文字コードを出力するための文字コード表や、あらか
じめ設定されている値などを記憶している。なお、後述
するフローチャートで示される制御を実現するための制
御プログラムをROM33に格納するようにしてもよ
い。
【0026】35はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であって、各処理中に必要となるワークエリアを有す
る。34は入力装置としてのキーボードである。36は
入力装置としてのポインティングデバイスであり、本実
施形態の場合マウスを使用している。38は表示装置で
ある。DMSクライアントで作業するユーザはこの表示
装置38に表示されるDMSのユーザインターフェイス
で操作の経過、結果を判断する。37は外部記憶装置で
あり、DMSクライアントやDMSサーバなどとのデー
タの通信等を行うプログラムであるDMSProg37
1や、DMSクライアントローカルで管理する文書デー
タを蓄積する領域であるDMSdata372等を格納
する。なお、DMSクライアントのDMSProg37
1は主にGUI部分と、それに伴って発生するサーバへ
の文書検索要求、文書登録要求を担当し、DMSサーバ
側のDMSProg282は主に文書管理、検索等の実
際の処理を行う。
【0027】図4は図2に示す外部記憶装置28の領域
DMSdata283に格納されている文書データの内
容をさらに詳細に表す図である。文書データは主に以下
に説明するようなデータで構成されている。
【0028】41は文書データを管理するデータベース
自体の管理情報であり、データベースの作成記述、デー
タベース名称、セキュリティ、などのデータが格納され
ている。42はデータベースに蓄積されている文書デー
タを階層的に管理するデータの領域であり、その階層の
構成、名称などが格納されている。この情報はユーザイ
ンターフェイス画面を表す後述の図7の階層表示領域7
1にてユーザが認識することができる。43は文書デー
タの管理情報が格納されている領域で詳細は図5を参照
して後述する。
【0029】44は頁情報で、文書データの実体と共に
文書データとして読み込んだ紙のサイズ、向き、添削情
報データ等の格納領域に使用される。この情報はユーザ
インターフェイス画面を表す図7の一覧表示領域72に
てユーザが認識することができる。なお、頁情報44の
詳細は図6を参照して後述する。45はこのDMSシス
テムに登録されているユーザ情報を格納した領域であ
る。ユーザ情報45は、各ユーザのログイン名、パスワ
ード等のセキュリティに関する情報を格納している。4
6はDMSに登録された文書データを分類するためのキ
ーワード等を格納する領域である。47は文書実体であ
り、文書データの実体が格納される。
【0030】図5は図4の文書情報43の内容をさらに
詳細に表した図である。文書情報43は、登録された文
書データの管理情報を含むものであり、主に図5の文書
データ50で1文書を構成する。従って、登録された文
書データの数分だけの文書データ50が文書情報43に
含まれることになる。図5では、格納されている文書の
内、“report2”という文書名を有する5頁の文書を示
している。前後に続くのは別の登録されている文書であ
る。
【0031】文書データ50において、51は文書名で
ある。文書名は51は例えばアスキーコードで格納さ
れ、主にGUIに表示するために使用される。本実施形
態では“report2”という文書名を格納している。52
は文書タイプを表し、イメージデータかテキストデータ
かの識別子を格納している。本実施形態では“I”が格
納され、イメージデータであることを示している。5
3,54は文書検索において使用するために文書データ
に付与されるカテゴリである。文書データに付与される
カテゴリは、当該DMSに登録されたカテゴリとなる。
本例では“製品情報”、“改良点”というカテゴリに分
類されている。カテゴリ53、54は検索のために使用
されるものである。例えば、DMSのGUIは、図7の
領域72を一覧表示にすることができるが、このときに
カテゴリ53、54にデータが有れば、カテゴリの項目
を基準にソートをかけたりすることができる。また、こ
の領域の文字列を検索対象とすることもできる。
【0032】55はこの文書の著者を示し、本実施形態
では“naga”というユーザが作成したものであるこ
とを示している。また、56はバージョン、57はこの
文書の作成日を格納している。58はこの文書が排他制
御されているかどうかを示す。本例では、文書ロック5
8はOFFとなっており、この文書は誰にも占有されて
いないことを示している。59はこの文書が有する頁数
を格納する。本例では5頁で構成される文書であること
を示している。また、501はフォルダ識別子であり、
システムが自動的に割り振る番号である。502は文書
識別子であり、DMS内部で管理する番号である。文書
識別子502としては、本実施形態では作成順に数値で
番号が割り振られる。文書検索等を高速化できるからで
ある。503はキーワード領域であり、検索に用いられ
る。キーワード領域503は、文書の内容を表す画像デ
ータにOCR処理を実施して抽出された文字列のうち、
文書中に出現する回数の多い単語を自動的に検出し、そ
の単語を格納する領域である。これによって自動的に文
書の特徴を表すキーワードを文書に登録できるので、ユ
ーザがキーワードを付ける必要が無くなる。
【0033】また、フォルダ識別子501は当該文書が
属するフォルダの識別子を示し、文書識別子502は当
該文書の識別子を示す。
【0034】図6は文書情報43を表示する際に必要な
情報を頁単位で格納する頁情報のデータ構成を示す図で
ある。従って、各文書データが有する頁数分だけ、この
形式で頁情報が格納されることになる。図6では、5頁
で構成される文書の一部が示されている。従って、図6
において、60は2頁目の一部であり、61は3頁目の
データ、62は4頁目の一部となる。
【0035】各頁のデータには以下のようなデータが含
まれる。頁番号63はその頁が属する文書の中での頁番
号を示す。本例では第3頁目の頁情報であることを意味
している。また、頁番号69は4頁目であることを示し
ている。また、紙サイズ64,向き65は、それぞれ紙
のサイズ、紙の方向を示す。本例ではそれぞれ「A
4」、「縦方向」を示している。アノテーション色デー
タ66は、この頁に加えられたアノテーションデータで
使用されている色を示す。また、アノテーションデータ
67(アノテーションデータの実体)と1対1で対応し
ている。67は画像、図形の形式で加えられたアノテー
ションデータの実体であり、アノテーション色データ6
6に対応した順番で格納されている。サムネイルデータ
68は画像の縮小一覧表示に用いるためのデータの実体
である。また、604は文書格納先ポインタであり、当
該頁に対応する文書データの格納先(文書実体47の一
つ)を指示する。
【0036】以上のようなデータを用いて実際の表示が
行われる。以下、本実施形態のDMSクライアント13
による文書データの操作について詳細に説明する。
【0037】図7は本実施形態のDMSクライアント1
3におけるDMSシステムのユーザインターフェイスの
一例を示す図である。
【0038】図7において、71はDMSサーバ12の
DMSdata283に登録されている文書情報43の
一覧を階層構造で表す領域である。72は上記の階層構
造のある一つの階層に登録されている文書データを一覧
表示する領域である。本実施形態では各文書データを縮
小表示形式(以下サムネイル形式)で表示している。7
3は文書データの一つでこれは実際の文書の画像データ
を公知の技術を用いて縮小して表示したものである。
【0039】74は複数頁を有する文書のサムネイルの
一表示形態である。75は表示している文書の全頁数
と、現在参照中の頁を表示している。本実施形態の場
合、report2という文書は5頁あり、その内、現在3頁
目を参照していることを示している。なお、この表示7
5における全頁数は、当該文書データ50の頁数59よ
り得られるものである。また現在参照中の頁番号は、現
在一番上に表示されているサムネイルに対応する頁情報
61の頁番号63より得られたものである。更に、表示
74においては、現在選択されていることを示すため
に、文書枠表示などを太線で表示し、文書名を反転表示
している。
【0040】76はDMSクライアントで作業を行う際
に機能を選択して起動するためのツールボタンを有する
ツールバーである。例えば、スキャナからの文書データ
の読み込み、印刷、文書データの削除、検索等の機能を
これらのボタンを選択、起動することで実行する。選
択、起動の処理は公知の技術で実現されるものであるの
で、詳細は省略する。
【0041】ツールバー76において、77〜7Cはサ
ムネイル形式で表示されている文書に対して実行するツ
ールボタンである。77は文書の複製処理を起動するツ
ールボタンであり、文書全体の複製を同じディレクトリ
に作成、登録する。78は文書の結合処理を起動するツ
ールボタンであり、選択した文書、頁を一つの文書に結
合して、登録する。79は文書の分割処理を起動するツ
ールボタンであり、選択した文書を頁単位に全分割す
る。7Aは後述の第3の実施形態で説明する文書の分割
処理機能を実行するためのツールボタンである。7Bは
本第1の実施形態で説明する1頁抜き取り処理の機能を
実行するためのツールボタンである。更に、7Cは後述
の第2の実施形態で説明する1頁複製処理の機能を実行
するためのツールボタンである。
【0042】図8は第1の実施形態による「一頁抜き取
り処理」の制御手順を説明するフローチャートである。
以下、図8のフローチャートを参照して一頁抜き取り処
理の機能を説明するが、特に図7の表示74の如く複数
頁を有するサムネイルにおいて、3頁目に対して実施す
る場合の処理を説明する。この「一頁抜き取り処理」の
機能は、複数頁を有する文書の中から現在参照している
頁を削除するものである。また、このフローチャートで
説明する処理は、複数頁の内の所望の頁を選択した時点
から開始されるものであり、以下では3頁目を選択した
ものとする。
【0043】まずステップS81ではこのDMSシステ
ム全体及び各装置の初期化処理を行う。この処理は各変
数の初期設定などであり、公知の技術で実現できるた
め、詳細な説明は省略する。
【0044】次に、ステップS82では図7の一頁抜き
取りの機能を実行するツールボタン7Bが選択されたか
否かを判定する。まだ選択されていないと判断した場合
は前処理に処理を戻す。一方、ツールボタン7Bが選択
されたと判断した場合は次のステップS83に処理を移
動する。
【0045】次のステップS83では図9に示すように
確認ダイアログ91を表示してユーザに、一頁抜き取り
処理の機能を本当に実行しても良いかの確認を行う。図
9は、一頁抜き取り処理の実行確認を促す確認ダイアロ
グの表示形態の一例を示す図である。ステップS84に
おいて、ユーザがこの確認ダイアログ91の「はい」ボ
タン92を選択した場合は次のステップに処理を移動す
る。一方、ユーザが「いいえ」ボタン93を選択した場
合は処理を実行せずステップS93の再表示処理へ移動
して処理を終了する。
【0046】ステップS85では選択されたサムネイル
74の“report2”という文書情報の格納位置を取得す
る。これは前述の図5で示すような形式でDMSdat
a283に格納されているので、公知の技術を用いて容
易に取得することが可能である。よって詳細は省略す
る。
【0047】ステップS86では同様に“report2”の
3頁目の頁情報の格納位置を取得する。本実施形態で
は、図6で前述したようにの頁情報が格納されており、
周知の手法によって、“report2”の3頁目の頁情報の
格納位置が獲得される。
【0048】ステップS87では一頁抜き取りによって
抜き取る頁を新規文書としてDMSdata283に格
納するために新規に文書情報43等の文書情報を作成す
る。この場合の文書情報は、1頁の文書であるので、頁
数59は“1”となる。また、新規の文書名を文書名5
1に格納される等、新規な文書情報を拘置するために必
要な処理が行われる。なお、本実施形態では“report20
003”という文書名を付けている。
【0049】続いてステップS88において、上記の新
規文書に対応する頁情報を、抜き取り元の頁情報から複
写し、それに伴う情報も修正する。例えば、当該新規文
書の頁数は1であるから、頁番号62は“1”に修正さ
れる。そして、ステップS89において、抜き取り元の
頁情報をクリアする。本実施形態では第3頁目に該当す
るデータをステップS86で取得した頁情報位置データ
を元にヌル(“”)クリアする(領域は残しておき、領
域内のデータを消去する)。次に、ステップS90では
抜き取り処理の対象となっている文書の文書情報50を
修正する。例えば、本例では頁数が1つ減るので、頁数
59の値が1減ぜられ、4頁となる。
【0050】次に、ステップS91では抜き取られた頁
の次の頁が存在するかどうかを判定する。本例の場合は
3頁目であり、4頁目、5頁目が残るため、ステップS
92に処理を移動して頁情報を修正する。すなわち、ス
テップS92では、頁番号61の値を1減ずる等の処理
を行う。そして、次の頁の頁情報が無くなった時点でス
テップS93へ進む。
【0051】以上の処理で、文書データの変更処理は終
了し、ステップS93に処理を移動して再表示を行う。
これは変更されたDMSdata283を元に再表示す
るもので、公知の技術を用いて実現されるのでここでは
省略する。
【0052】図10は、図7の状態から頁抜き取り処理
が実行された後の再表示後の表示状態を示す図である。
以上説明した処理によって、図10に示すように“repo
rt2”という文書から3頁目が抜き取られ、その抜き取
られた文書が101のように新規に“report20003”と
いように表示される。抜き取られた文書“report2”は
102のインジケータが示すように4頁になり、参照頁
は抜き取り前の4頁が3頁として表示され、あたかも
“report2”というバインダから“report20003”を抜き
取ったようにユーザは認識することが可能になり、操作
性が向上する。
【0053】尚、文書“report20003”はこの後、ユー
ザが文書の削除を行うことによって最終的にDMSda
ta283から削除される。
【0054】<第2の実施形態>第2の実施形態では、
文書操作の機能の一つである一頁複写の機能を説明す
る。図11は第2の実施形態による「一頁複写」の処理
手順を説明するフローチャートである。以下、図11を
参照し、図7の表示74で示される複数頁を有するサム
ネイルの3頁目に対して一頁複写を実施する場合を例に
あげて説明する。なお、一頁複写の機能は、現在参照し
ている頁のみを複数頁を有する文書から複写するもので
ある。
【0055】以下のステップS111〜116に関して
は図8のフローチャートの各ステップS81〜86に対
応するため詳細は省略する。すなわち、ステップS11
1は初期処理であり、ステップS112は1頁複写ツー
ルボタン7Cが選択されか否かを判断する判断処理であ
る。ステップS113は図9と同様の機能実行確認処理
ダイアログの表示処理を行い、ステップS114はユー
ザの「一頁複写」実行確認操作と判断処理を行う。ステ
ップS115は該当文書情報位置の取得を行う。本例で
は“report2”の文書の文書情報の格納位置が取得され
る。ステップS116は該当文書の選択頁の頁情報位置
の取得であり、本例では3頁目の頁情報の格納位置が取
得される。
【0056】ステップS117は一頁複写によって複写
する頁を新規文書としてDMSdata283に格納す
るために新規に文書情報43等の文書情報を作成する。
この場合、1頁の文書であるので、頁数59には“1”
が格納され、新規に登録する文書名を文書名51に格納
する等の処理を行う。本実施形態では“report20003”
という文書名を付けている。
【0057】そして、ステップ118において、当該頁
に対応する頁情報を複写元から複写し、それに伴う情報
の修正を行う。例えば頁番号は“1”になる。第1の実
施形態の「一頁抜き取り」ではステップS89に示すよ
うに頁情報のクリアを行ったが、本実施形態では複写で
あるので、クリア処理は行わない。
【0058】以上の処理で、文書データの変更処理は終
了し、ステップS119に処理を移動して再表示を行
う。これは変更されたDMSdata283を元に再表
示するもので、公知の技術を用いて実現されるのでここ
では省略する。そして、 ステップS119において、
更新された文書情報、頁情報を用いて再表示処理が行な
われる。
【0059】図12は図7に示した状態から頁複写処理
を実行した後の表示状態を示す図である。以上の処理で
図12に示すように“report2”という文書から3頁目
が複写され、その複写された文書が121のように新規
に“report20003”というように表示される。複写され
た文書“report2”は122のインジケータが示すよう
に、参照頁は複写前の状態と変化せず、あたかも“repo
rt2”というバインダから3頁目を複写したようにユー
ザは認識することが可能になるのである。
【0060】<第3の実施形態>図13は第3の実施形
態による「文書分割」処理の制御手順を説明するフロー
チャートである。以下、図13を参照し、図7の74に
示されるような複数頁を有するサムネイルの3頁目以降
を別の文書として分割する処理を例にあげて説明する。
すなわち、「文書分割」の機能は現在選択している頁を
境に文書を2つに分割する機能である。上述のように、
本例では5頁の文書の3頁を指定して「分割処理」を実
行し、1頁目〜2頁目の文書、3頁目〜5頁目の文書の
2つに分割する場合を以下に説明する。
【0061】ステップS131〜S137に関しては図
8のフローチャートの各ステップS81〜86に対応す
るため詳細は省略する。すなわち、ステップS131は
初期処理であり、ステップS132は文書分割ツールボ
タン7Aが選択されたか否かを判断する処理である。ま
た、ステップS133は図9と同様の機能実行確認処理
ダイアログの表示処理である。なお、図14に分割処理
のダイアログボックス表示例を示す。ステップS134
はユーザの「文書分割」の実行確認操作とその判断処理
である。また、ステップS135は該当文書の文書情報
位置の取得処理であり、本例では“report2”の文書の
文書情報の格納位置が取得される。また、ステップS1
36は該当文書の選択頁の頁情報位置の取得処理であ
り、本実施形態では3頁目の頁情報の格納位置が取得さ
れる。
【0062】ステップS137は選択した頁以降の頁数
を取得する。これはステップS135,S136で該当
情報の位置を取得しているので、図6に示す頁番号63
と図5に示す頁数59の値の取得によって容易に求めら
れる。本実施形態では3頁となる。続いて、ステップS
138では、文書分割によって分割される複数頁を新規
文書としてDMSdata283に格納するために新規
に文書情報43等の文書情報を作成する。文書分割の場
合、文書情報43の作成においては、例えば、分割され
た頁数がステップS137で取得されているので、新規
文書の文書情報における頁数59にその値を格納する。
本例では3頁〜5頁の頁数“3”が格納される。また、
新規に登録する文書名を文書名51に格納する。本例で
は“report20003”という文書名が格納される。
【0063】次いで、ステップS139では分割元の頁
情報から、分割先に移動する頁情報の内容を修正する。
例えば、分割指定した頁の番号を1頁にする必要が有る
ため、図6の頁番号63,69を修正する。本例では3
頁の頁番号を“1”に、4頁の頁番号を“2”に、5頁
の頁番号を“3”に修正する。そして、ステップS14
0では分割元の文書の文書情報を修正する。文書分割に
より元の文書の頁数が減るため、図5の頁数59の値を
分割された頁数分だけ減ずる等の処理を行う。本例では
5頁の文書から3頁が分割されるので、頁数59が2に
変更されることになる。
【0064】以上の処理で、文書データの変更処理は終
了し、ステップS141に処理を移動して再表示を行
う。これは変更されたDMSdata283を元に再表
示するもので、公知の技術を用いて実現されるのでここ
では説明を省略する。
【0065】図15は、図7の状態から分割処理が実行
された後の再表示後の表示状態を示す図である。以上の
処理で、図15に示すように“report2”という文書か
ら3頁目以降が分割され、その分割された文書が151
のように新規に“report20003”というように表示され
る。152は文書“report20003”の頁を示すインジケ
ータであり、分割前の3頁を先頭頁として全頁数3頁の
文書の状態を表示している。一方、分割された文書“re
port2”は、インジケータ153が示すように、参照頁
は分割前の頁の前の頁であった2頁目を表示しており、
全頁数は2になったことを示している。
【0066】よって、あたかも“report2”というバイ
ンダから3頁目以降を別のバインダに分割したようにユ
ーザは認識することが可能になるのである。
【0067】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0068】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0069】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0070】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0071】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0073】以上説明したように、上記各実施形態によ
れば、DMSシステムにおいて、頁単位で文書データを
管理し、頁単位での操作の結果を表示機構上に、明示的
に表示することができるシステムが実現されるため、操
作に知識や経験を必要とせず、普段仕事で行っているの
と同じ方法で処理を行うことができ、初心者でも効率よ
く文書管理操作を行うことができる。
【0074】また、DMSシステムにおいて、複数頁を
有する文書を表すバインダ形式で表されたサムネイルで
頁単位での操作を行う場合に、操作対象頁を指定し、各
機能を実行した場合、頁コピー、頁削除などの各処理の
結果生じるオブジェクトが新規に文書として文書管理シ
ステムに登録されるので、ユーザは文書操作を安全に実
行できる。また、その操作結果が表示器上に明示的に表
示されるので、ユーザが処理の結果を容易に認識するこ
とができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
文書として管理されている文書データの頁単位の操作を
容易に行うことが可能となる。
【0076】また、本発明によれば、文書データの頁単
位の操作をGUIを用いることによって、あたかも机の
上でバインダを操作して、頁のコピー、抜き取り等の操
作を行うのと同じ感覚で効率よく文書データの操作を行
うことが可能となる。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるドキュメント管理システムの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のDMSサーバ12の構成をさらに詳細に
説明するブロック図である。
【図3】図1に示す実施形態の装置DMSクライアント
13の構成をさらに詳細に説明するブロック図である。
【図4】図2に示す外部記憶装置28の領域DMSda
ta283に格納されている文書データの内容をさらに
詳細に表す図である。
【図5】図4の文書情報43の内容をさらに詳細に表し
た図である。
【図6】文書情報43を表示する際に必要な情報を頁単
位で格納する頁情報のデータ構成を示す図である。
【図7】本実施形態のDMSクライアント13における
DMSシステムのユーザインターフェイスの一例を示す
図である。
【図8】第1の実施形態による「一頁抜き取り処理」の
制御手順を説明するフローチャートである。
【図9】一頁抜き取り処理の実行確認を促す確認ダイア
ログの表示形態の一例を示す図である。
【図10】図7の状態から頁抜き取り処理が実行された
後の再表示後の表示状態を示す図である。
【図11】第2の実施形態による「一頁複写」の処理手
順を説明するフローチャートである。
【図12】図7に示した状態から頁複写処理を実行した
後の表示状態を示す図である。
【図13】第3の実施形態による「文書分割」処理の制
御手順を説明するフローチャートである。
【図14】第3の実施形態による分割処理のダイアログ
ボックス表示例を示す図である。
【図15】図7の状態から分割処理が実行された後の再
表示後の表示状態を示す図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数頁からなる画像データを1つの文書
    として管理する文書管理装置であって、 前記複数頁からなる文書を、各頁単位の頁情報として記
    憶する記憶手段と、 前記文書の所望の頁を指定する頁指定手段と、 前記頁指定手段で指定された頁の頁情報を抽出し、所定
    の頁処理を実行し、該頁処理に基づいて前記複数頁から
    なる画像データの各頁情報を更新する更新手段とを備え
    ることを特徴とする文書管理装置。
  2. 【請求項2】 前記文書を示すサムネイルを表示する表
    示手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    文書管理装置。
  3. 【請求項3】 前記頁情報は、対応する頁の画像データ
    に基づくサムネイルデータを含み、 前記表示手段は、前記サムネイルデータを用いてサムネ
    イルの表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の文
    書管理装置。
  4. 【請求項4】 複数種類の文書操作の内の所望の文書操
    作を指定する操作指定手段を更に備え、 前記更新手段において実行される頁処理は、前記操作指
    定手段で指定された文書操作に対応する頁処理であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の文書管理装置。
  5. 【請求項5】 前記更新手段は、 前記指定された文書操作が前記頁指定手段で指定された
    頁の削除である場合に、前記頁指定手段で指定された頁
    の頁情報を抽出し、これを削除する頁削除手段と、 前記頁削除手段で削除された頁に続く頁情報の頁番号を
    更新する頁更新手段とを備えることを特徴とする請求項
    4に記載の文書管理装置。
  6. 【請求項6】 前記更新手段は、前記頁削除手段で削除
    される頁情報を用いて新規文書を生成し、これを保持す
    る保持手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記
    載の文書管理装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段で保持された新規文書の頁
    情報に基づいてサムネイルを表示する表示手段を更に備
    えることを特徴とする請求項6に記載の文書管理装置。
  8. 【請求項8】 前記更新手段は、 前記指定された文書操作が前記頁指定手段で指定された
    頁の複写である場合に、前記頁指定手段で指定された頁
    の頁情報を複写する複写手段と、 前記複写手段で複写された頁情報を用いて新規文書を生
    成する生成手段とを備えることを特徴とする請求項4に
    記載の文書管理装置。
  9. 【請求項9】 前記更新手段は、 前記指定された文書操作が文書の分割である場合に、前
    記頁指定手段で指定された頁以降の各頁情報を用いて新
    規文書を生成する生成手段と、 前記文書を前記頁指定手段で指定された頁よりも手前に
    ある頁の頁情報で構成すべく該文書の情報を変更する変
    更手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の文
    書管理装置。
  10. 【請求項10】 前記生成手段で生成された新規文書の
    頁情報に基づいてサムネイルを表示する表示手段を更に
    備えることを特徴とする8または9に記載の文書管理装
    置。
  11. 【請求項11】 複数頁からなる画像データを1つの文
    書として管理する文書管理システムであって、 前記複数頁からなる文書を、各頁単位の頁情報としてネ
    ットワーク上の記憶装置に記憶する記憶手段と、 前記ネットワーク上のクライアント側装置より、前記文
    書の所望の頁を指定する頁指定手段と、 前記頁指定手段で指定された頁の頁情報を抽出し、所定
    の頁処理を実行し、該頁処理に基づいて前記複数頁から
    なる画像データの各頁情報を更新する更新手段とを備え
    ることを特徴とする文書管理システム。
  12. 【請求項12】 複数頁からなる画像データを1つの文
    書として管理する文書管理方法であって、 前記複数頁からなる文書を、各頁単位の頁情報として記
    憶媒体に記憶する記憶工程と、 前記文書の所望の頁を指定する頁指定工程と、 前記頁指定工程で指定された頁の頁情報を抽出し、所定
    の頁処理を実行し、該頁処理に基づいて前記複数頁から
    なる画像データの各頁情報を更新する更新工程とを備え
    ることを特徴とする文書管理方法。
  13. 【請求項13】 複数頁からなる画像データを1つの文
    書として管理する文書管理装置を制御するための制御プ
    ログラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、
    該制御プログラムがコンピュータを、 前記複数頁からなる文書を、各頁単位の頁情報として記
    憶する記憶手段と、 前記文書の所望の頁を指定する頁指定手段と、 前記頁指定手段で指定された頁の頁情報を抽出し、所定
    の頁処理を実行し、該頁処理に基づいて前記複数頁から
    なる画像データの各頁情報を更新する更新手段として機
    能させることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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