JPH1125103A - 文書管理装置及びシステム及び方法 - Google Patents

文書管理装置及びシステム及び方法

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JPH1125103A
JPH1125103A JP17451197A JP17451197A JPH1125103A JP H1125103 A JPH1125103 A JP H1125103A JP 17451197 A JP17451197 A JP 17451197A JP 17451197 A JP17451197 A JP 17451197A JP H1125103 A JPH1125103 A JP H1125103A
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JP17451197A
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Tadashi Naganuma
正 長沼
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マウスのボタン操作によって文書単位、頁単位
といった操作指定を行うことを可能とし、直感的で効率
の良い文書編集操作を実現する。 【解決手段】管理対象の文書を示すサムネイルを表示
し、所望のサムネイルをマウスによって指示し、ドラッ
グする。このとき、マウスの左右ボタンを実質的に同時
に押下した場合には、対象頁の抜き取り処理が実行され
る(ステップS101〜S105、S107〜S11
1)。また、マウスの左ボタンが押下されていれば指示
された文書の移動処理が実行される(ステップS101
〜S105、S112〜S115)。すなわち、マウス
のボタン操作に基づき、指示されたサムネイルに対応す
る文書の文書全体を操作対象とするか、指定頁を操作対
象とするかが判定され、判定された操作対象に対して指
定された処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、図形、画像
等の文書情報を、コンピュータ上のユーザインタラクテ
ィブなインターフェースを用いて対話的に管理する文書
管理装置及びシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙等の記録媒体上に印刷された文
字、図形、画像情報を管理するには、大型コンピュー
タ、大容量外部記憶装置、スキャナ、専用のデータベー
スなどを用いた大がかりなシステムが必要とされてい
た。この種のシステムにおいては、例えばスキャナを用
いて紙の情報(画像)を読み取り、これを画像データに
変換し、データベースシステムで管理を行なう。そし
て、このようなシステムの扱いには、ある程度の知識と
熟練を要していた。
【0003】しかし、近年、高性能なパーソナルコンピ
ュータ、グラフィックユーザーインターフェース(GU
I)の普及、データベース処理技術、画像処理技術の向
上などによって、汎用のパソコン、スキャナで十分高速
に処理できるシステムが実現されている。更に、操作性
の点では、例えば読み込んだ文書データの一覧は、各文
書の内容を確認できる縮小表示(サムネイル画像)の一
覧を表示することで容易に内容を判別できるといったよ
うな操作性を実現する事で誰にでも扱いやすいシステム
になってきている。
【0004】そして、今日では、文書データに対する操
作(例えば、複数頁の文書データからなる文書ファイル
より、所望の頁を確認したり、抜き出したり、マージし
たりする操作)を、あたかも各自の机の上で書類の内容
を確認したりファイリングしたりするような感覚で、高
速に処理できる文書管理システムが実現されている。
【0005】また、ネットワーク処理技術の進歩によ
り、ネットワーク上に文書データを蓄積する文書管理デ
ータベースを構成し、複数のユーザーによる文書管理シ
ステムを運用していくことも実現されてきている。この
様なシステムを利用すれば、任意の文書を複数アクセス
可能となり、複数のユーザーによる文書データの参照
や、編集が容易に行えるようになる。
【0006】また、大量の枚数の頁からなる文書をスキ
ャナで読み込ませて各頁の文書・画像データを文書登録
する場合、スキャナにADF(Auto Document Feeder:
自動文書給紙装置)を装着すれば、連続して文書の読み
込みを行い、画像データへの変換を行って文書登録を行
う処理も実現することができ、効率よく文書登録を行う
システムを実現することができる。
【0007】また、このように文書管理システムにおい
ては、登録された文書に対して編集作業を行なったり印
刷出力を実行したい場合の、それぞれの処理に対応した
機能アイコンが文書管理システムに登録されている。例
えば編集機能アイコン、印刷アイコン等であり、これら
はサムネイル一覧と同じ画面上に配置される。このた
め、GUIにおいて、サムネイル形式で表される文書を
その機能アイコンに重ねる操作を行うことで、それぞれ
の機能アイコンの指定された処理を重ねた文書に与える
ことができる。すなわち、処理を机の上で行うが如く親
しみやすい手段で実現できる様になっている。
【0008】例えば、文書をアイコンに重ねるだけで文
書の複写を行うコピーアイコン、文書をアイコンに重ね
るだけでその文書の文書データを読み込んで編集を行う
エディタを起動する編集アイコン、文書をアイコンに重
ねるだけでその文書の画像データを当該文書管理システ
ムに接続されているプリンタに出力するプリンタアイコ
ン、スキャナアイコンを選択するだけでスキャナの読み
込み処理を開始するスキャナアイコン等が実現されてお
り、それぞれ指定したアプリケーションの起動等を行う
様になっている。
【0009】また、通常オフィスにおいて机上で行うよ
うな作業の中には、例えば広げたバインダから任意の1
頁を選択したり、更に別のバインダの最後もしくは先頭
の頁にそれを追加したりするものが挙げられる。このよ
うな細かな操作を、サムネイル表示された複数頁を有す
る文書に対してGUIを用いて施す場合には、一般には
次の操作手順がとられる。まず選択対象が頁単位か文書
単位かを選択するモード選択を行う。それから対象の選
択を行い、そして例えばコピーなどの任意の機能を選択
することにより当該選択された対象に所望の処理が施さ
れる。また、選択した文書または頁を別の文書に追加す
る場合は、それを先頭に追加するか末尾に追加するかを
ドラッグの方向で判断する仕組みになっている。例え
ば、ある文書をドラッグして任意の別の文書に重ねて合
成を行う場合は、ドラッグした元文書がドラッグ先の文
書の先頭に追加されるため、末尾に追加したい場合はそ
の逆の操作を行うことで実現される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た文書管理システムにおいて、サムネイル表示された複
数頁を有する文書に対して頁単位の操作、文書単位の操
作を施し、意図する文書を作成するためにはユーザに次
のような操作を強いている。すなわち、ユーザーがまず
編集しようとする対象の形態を認識し、そして頁単位の
操作を行いたい場合には頁単位操作のモードに、文書単
位の操作を行いたい場合には文書単位の操作のモードに
操作モードを切り替える必要がある。また、選択した文
書または頁を別の文書に追加・合成する場合、追加元と
追加先の前後関係はシステムによって固定されている。
例えば、追加元が必ず追加先の先頭頁より前に追加され
る。このため、ユーザはその追加位置を意識して頁もし
くは文書を追加しようとする場合は、この点(追加位
置)を頭に入れて操作する必要があった。
【0011】上記従来技術でも述べたように、GUI環
境を備えた文書管理システムにおいては、登録された文
書はサムネイル形式で表示されており、マウスなどを用
いたユーザーインターフェースでの操作はキーボード等
を用いた選択操作に比べ、格段に親しみやすく操作しや
すい環境が提供される。しかしながら、選択した文書に
対して更に細かな操作を加えようとした場合には、その
操作性が著しく阻害される。例えば単なるマウスによる
サムネイルの選択では、文書を選択したのか、その文書
の中の1頁のみを選択したのかが文書管理システムは判
定できない。このため、文書選択モードか頁選択モード
かを選択するというコマンド選択手段をユーザーが実行
する必要が生じる。このように、マウスで選択するとい
う操作は直感的で親しみやすいものであるのに、モード
選択手段を起動するという余り直感的でない操作を併用
しなくては操作を実現できないという問題があった。ま
た、このようなモード選択をキーボード操作で行うよう
にすると、マウス操作だけでは操作を完了できないこと
になり、効率的な操作を行えないという問題もあった。
【0012】このような問題を回避するには、モードを
切り替えること無しに、処理の対象、処理の種類を文書
管理システムが認識できる仕組みが必要となる。上記従
来の文書管理システムにおいては、例えば、合成機能
は、先頭に追加、末尾に追加などのように機能を細分化
して、ユーザーがこれらの機能を使い分けるといった方
法しか無く、いずれにしても直感的で効率的な操作を実
現するのは困難であるという問題があった。
【0013】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、マウスのボタン操作によって文書単位、頁単
位といった操作指定を可能とし、直感的で効率の良い文
書編集操作ができる文書管理装置及びシステム及び方法
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の文書管理装置は以下の構成を備えている。すなわ
ち、管理対象の文書を示すアイコンを表示する表示手段
と、前記表示手段で表示されたアイコンをポインティン
グデバイスで指示する指示手段と、該ポインティングデ
バイスのボタン操作に基づき、前記指示手段で指示され
たアイコンに対応する文書の文書全体を操作対象とする
か、一部分を操作対象とするかを判定する判定手段と、
前記判定手段で判定された操作対象に対して、指定され
た処理を実行する実行手段とを備える。
【0015】また、上記の目的を達成する本発明の他の
文書管理装置は以下の構成を備える。すなわち、管理対
象の文書を示すアイコンを表示する表示手段と、前記表
示手段で表示されたアイコンをポインティングデバイス
で指示する指示手段と、前記指示手段で指示されたアイ
コンをドラッグ操作によって別のアイコン上へ移動する
移動手段と、前記指示されたアイコンに対応する文書と
前記別のアイコンに対応する文書とを合成する合成手段
と、前記指示手段と前記移動手段を実行する間の少なく
とも一期間に特定のキー操作がなされたか否かを判定す
る判定手段と、前記判定手段による判定の結果に基づい
て、前記合成手段における文書の合成位置を決定する決
定手段とを備える。
【0016】また、本発明によれば、上記構成に準じた
文書管理システム、文書管理方法が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な一実施形態を詳細に且つ具体的に説明する。
【0018】<第1の実施形態>図1は本実施形態によ
るドキュメント管理システム(Document Management Sy
stem;以下、DMS)の概略構成を示すブロック図であ
る。図に示すようにDMSシステムはネットワークシス
テム上に構築され、11は各装置がネットワークで接続
されていることを示している。本実施形態のDMSはD
MSサーバ12とDMSクライアント13で基本的に構
成される。
【0019】12はDMSサーバであり、本DMSシス
テム全体の管理を行うコンピュータである。DMSサー
バ12は公知の技術で実現されるネットワーク処理の役
割の他に、主に文書データの蓄積、各装置間の文書デー
タの送受信管理、セキュリティ管理、複数ユーザー間の
排他制御処理、文書データを蓄積するデータベースの管
理等を行う。なお、DMSサーバ12の詳細構成は図2
により後述する。
【0020】13はDMSクライアントであり、ユーザ
ーが実際に文書データの入力、参照、出力等の作業を行
うパーソナルコンピュータである。図1では概念図のた
め省略してあるが、実際の稼働システムではこのDMS
クライアント13が複数台ネットワーク11に接続され
る。なお、DMSクライアント13の詳細は図3により
後述する。
【0021】14はスキャナで、紙に印刷または記載さ
れた文字、図形、画像等のデータを読み取り、画像デー
タに変換して出力する装置である。スキャナ14はネッ
トワークに接続され、複数台のDMSクライアント13
によって公知の技術を用いて共有される。すなわち、本
システムにおいては、複数台のDMSクライアント13
はそれぞれネットワークを経由してスキャナ14の動作
を制御することができる。
【0022】15はプリンタであり、スキャナ14と同
様に複数のDMSクライアント13によって公知の技術
を用いて共有される。すなわち、複数のDMSクライア
ント13はそれぞれネットワークを経由してプリンタ1
5の制御を行うことができる。なお、プリンタ15は本
実施形態においては主にDMSサーバ12に蓄積された
文書データを印刷出力する役割を成す。
【0023】16はモデムで、他のネットワークシステ
ムとの電子メールの送受信、FAXの送受信等の処理を
行う。これも上記スキャナ14やプリンタ15と同様に
公知の技術を用いて複数のDMSクライアントに共有さ
れ、それぞれネットワークを経由して制御される。
【0024】17はCD−ROMドライブで、同様に公
知の技術を用いてDMSサーバ12及び複数のDMSク
ライアント13が共有し、それぞれネットワークを経由
して制御を行うことができる。本実施形態においては主
にサーバー、クライアントそれぞれのDMS制御プログ
ラムのインストールに用いられる。もちろん、DMSサ
ーバ12やDMSクライアント13によって記憶、保持
される文書データ等が、CD−ROMからCD−ROM
ドライブ17を介して供給されても良い。
【0025】なお、上記したように本実施形態では、ス
キャナ14、プリンタ15、モデム16、CD−ROM
ドライブ17等の各周辺機器はネットワークに接続され
ているが、DMSクライアント13に直接接続する形態
をとっても構わない。
【0026】以上の構成を有する本実施形態のDMSで
は、紙面上に印刷された文字、図形、画像等のデータを
スキャナ14によって画像データとして読みとり、ネッ
トワーク上の記憶装置に格納する。ここで、DMSクラ
イアントは、格納されたデータを参照する機能と、格納
されたデータを検索する機能と、格納されている画像デ
ータ形式の文書情報に対してペイント機能等でイメージ
合成する事によって注釈(以下アノテーション)を加え
る機能とを有する。また、付加された注釈は、文書デー
タとは別形式(後述の図6のアノテーションデータ)で
格納され、検索などに用いられる。
【0027】図2は図1のDMSサーバ12の構成を更
に詳細に説明するブロック図である。図において、22
はCPU(中央処理装置)であって、主に外部記憶装置
28に格納されている制御プログラム281〜284に
従ってDMSシステムの、後述するフローチャートに示
すような処理を含む各種の処理を実行する。なお、これ
らの制御プログラムは、実行に際してRAM24にロー
ドされ、CPU22によって実行される。
【0028】23はROM(リードオンリーメモリ)で
あり、表示・印刷に用いる文字フォント、入力装置であ
るキーボード25よりキーが押下された事によって出力
される電気信号に対応した文字コードを出力するための
文字コード表や、あらかじめ設定されている値などを記
憶している。また、後述するフローチャートに示される
制御プログラムをROM23に格納するようにしても良
い。24はRAM(ランダムアクセスメモリ)であっ
て、各処理中に必要となるワークエリアを有する。RA
M24において、241は基本I/Oプログラムの領域
であり、ROM23に格納される基本判断プログラムが
動作する時に必要とされるワーク領域である。CPU2
2はまず、基本I/Oプログラムを起動し、次に文書管
理システムが動作するOSを起動する。
【0029】242はOSが動作する為のワーク領域で
ある。243はDMSプログラムが動作する為の領域
で、HDD28のDMSprog282に格納されてい
るプログラムは、この領域にロードされて、CPU22
により実行される。244はDMSプログラムが動作す
るために必要とされるHDD28のDMSdata28
5に格納されているリソースなどの固定データ等をこの
領域にロードする。245はその他の処理で使用される
ワーク領域である。
【0030】25は入力装置としてのキーボードであ
る。26は入力装置としての、ポインティングデバイス
であり、本実施形態の場合マウスを使用している。27
は表示装置であり、CPU22の制御により各種表示を
行う。DMSシステムの管理者はその表示で操作の経
過、結果を判断できる。
【0031】28は外部記憶装置であり、ネットワーク
を管理する基本プログラムProg281やDMSを管
理するプログラムであるDMSProg282や、スキ
ャナ14を制御するスキャンプログラムScanPro
g283や、選択した文書の実体である画像データに含
まれている文字データの認識判定に用いる文字認識プロ
グラムOCRProg284や、文書データを蓄積、管
理する領域、及びリソースなどの固定データの領域であ
るDMSdata285等を格納する。
【0032】29はフロッピーディスクドライブ(FD
D)であり、フロッピーディスク2Aへの文書データの
格納、フロッピーディスク2Aよりの文書データの読出
しなどに使用される。本実施形態におけるFDD29の
主な目的は、文書管理システムの制御プログラムのイン
ストールである。
【0033】2Aはフロッピーディスクであって、文書
データの格納などに用いられる。上記のように、当該文
書管理システムの制御プログラムはフロッピーディスク
に格納して供給されるため、フロッピーディスク2Aは
主に制御プログラムの配布に用いられる。インストール
処理によってHDD28のDMSprog282,DM
Sdata285などにフロッピーディスク2Aの制御
プログラム等がインストールされる。配布フロッピーの
内容の詳細は図16にて詳細に説明する。なお、29,
2AはCD−ROMドライブとDMS制御プログラムが
格納されたCD−ROMであっても良いことは明らかで
ある。
【0034】図3は図1に示す実施形態のDMSクライ
アント13を更に詳細に説明するブロック図である。図
において、32はCPU(中央処理装置)であって、主
に外部記憶装置37に格納されているDMS制御プログ
ラム371に従って、後述するフローチャートに示すよ
うなDMS処理を含む、各種の処理を実行する。
【0035】33はROM(リードオンリーメモリ)で
あり、表示・印刷に用いる文字フォント、入力装置であ
るキーボード34よりキーが押下された事によって出力
される電気信号に対応した文字コードを出力するための
文字コード表や、あらかじめ設定されている値などを記
憶している。なお、後述するフローチャートで示される
制御を実現するための制御プログラムをROM33に格
納するようにしても良い。
【0036】35はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であって、各処理中に必要となるワークエリアを有す
る。RAM35において、351は基本I/Oプログラ
ムの領域であり、ROM33に格納される基本判断プロ
グラムが動作する時に必要とされるワーク領域である。
CPU32はまず、基本I/Oプログラムを起動し、次
に文書管理システムが動作するOSを起動する。352
はOSが動作する為のワーク領域である。353はDM
Sプログラムが動作する為の領域で、HDD37のDM
Sprog371に格納されているプログラムはこの領
域にロードされてCPU32によって実行される。
【0037】354はDMSプログラムが動作するため
に必要とされるHDD37のDMSdata372に格
納されているリソース情報などの固定データ等をこの領
域にロードする。
【0038】355はマウスボタンフラグであり、任意
の文書を指定してドラッグを行なう場合におけるマウス
のボタンの押下状態を格納する。マウスボタンが何も押
されていない場合は0hが格納され、左ボタンだけの場
合は1hが格納され、右のみの場合は2h、左右ボタン
共の場合は3hが格納される。また、356はシフトキ
ーフラグであり、任意の文書または頁のドラッグを行っ
ている最中におけるキーボード34のShiftキーの
押下状態を格納する。押下されていない場合は0hが、
押下されている場合は1hが格納される。なお、シフト
キーフラグは第2の実施形態で用いるフラグであり、第
1の実施形態では省略されても良い。357はその他の
処理で使用されるワーク領域である。
【0039】34は入力装置としてのキーボードであ
る。36は入力装置とシテのポインティングデバイスで
あり、本実施形態の場合のマウスを使用している。38
は表示装置であり、CPU32の制御によって各種表示
を行う。DMSクライアントで作業するユーザーはこの
表示装置38に表示されるDMSのユーザーインターフ
ェースの様子で操作の経過、結果を判断できる。
【0040】37は外部記憶装置であり、DMSクライ
アントやDMSサーバなどとのデータの通信等を行なう
プログラムであるDMSProg371や、マウスカー
ソルの形状データ等のリソース固定データや、DMSク
ライアントローカルで管理する文書データを蓄積する領
域であるDMSdata372等を格納する。
【0041】39はフロッピーディスクドライブ(FD
D)であり、フロッピーディスク3Aへの文書データ等
の格納や、フロッピーディスク3Aよりのデータの読出
しなどに使用される。本実施形態によるFDD39の主
な目的は文書管理システムの制御プログラムのインスト
ールである。3Aはフロッピーディスクである。文書デ
ータの格納などに用いられるが、本文書管理システムは
フロッピーディスクに格納して供給するため主に制御プ
ログラムの配布にも用いられる。インストールによって
HDD37に、DMSprog371,DMSdata
372がインストールされる。配布フロッピーの内容の
詳細は図16にて詳細に説明する。
【0042】なお、39,3AはCD−ROMドライブ
DMS制御プログラムが格納されたCD−ROMであっ
ても良いことは明らかである。
【0043】図4は図2に示す外部記憶装置28の領域
DMSdata285に格納されている文書データの内
容を更に詳細に表わす図である。文書データは主に以下
に説明するようなデータで構成されている。
【0044】41はDB管理情報であり、文書データを
管理するデータベース自体の管理情報である。DB管理
情報41は、データベースの作成期日、データベース名
称、セキュリティ、などのデータを含む。42はフォル
ダ情報であり、データベースに蓄積されている文書デー
タを階層的に管理するためのデータであり、その階層の
構成、名称などが格納されている。このフォルダ情報4
2はユーザーインターフェース画面を表わす後述の図7
の階層表示領域71にてユーザーが認識することができ
る。
【0045】43は文書情報であり、文書データの管理
情報であるところの、文書名、イメージデータかテキス
トデータであるかの識別子である文書タイプ、文書検索
の際に使用するカテゴリの登録、文書の著者、文書のバ
ージョン、文書の作成日、頁数、文書の排他制御を記録
する領域、等の情報が格納されている。詳細は図5を参
照して後述する。44は頁情報で、サムネイルデータの
実体と共に、読み込んだ文書データ紙のサイズ、向き、
添削情報データ等の情報を含む。この情報はユーザーイ
ンターフェース画面を表わす図7の一覧表示領域72に
てユーザーが認識する事ができる。なお、頁情報44の
詳細は図6を参照して後述する。
【0046】45はユーザ情報であり、このDMSシス
テムに登録されているユーザに関する情報である。ユー
ザー情報45は、各ユーザーのログイン名、パスワード
等のセキュリティに関する情報を含む。46はカテゴリ
情報であり、当該DMSシステムに登録された、文書デ
ータを分類するためのキーワード等を含む。更に、47
は文書実体であり、文書の実体を表わす画像データを含
む。文書実体47は、頁単位で、文書の頁順に格納され
ている。それぞれの文書データの格納先は図6の文書格
納先ポインタ6Cに格納されているので、そこから参照
することが可能である。
【0047】図5は図4の文書情報43の内容を更に詳
細に表した図である。文書情報43は登録された文書デ
ータの管理情報を含むものであり、主に図5の文書デー
タ50で1文書を構成、管理する。従って、登録された
文書データの数分だけの文書データ50が文書情報43
に含まれることになる。図5ではDMSdata285
に格納されている文書の内、“Catalogue”という名前
の4頁からなる文書を示している。前後に続くのは別の
登録された文書である。
【0048】文書データ50において、51はフォルダ
識別子であり、当該文書が属するフォルダの識別子を示
す。これはDMS内部でプログラムが識別するために自
動的に割り振られる領域である。ユーザーがこの値を変
更することはできない。52は文書識別子であり、当該
文書の識別子を示す。これはDMS内部でプログラムが
識別するために自動的に割り振られる領域である。ユー
ザーがこの値を変更することはできない。
【0049】53は文書名である。図5の文書データ5
0では“Catalogue”という文書名が格納されている。
54は文書タイプであり、当該文書がイメージデータか
テキストデータかの識別子を格納している。本実施形態
では“I”が格納されており、イメージデータであるこ
とを示している。なお、テキストデータの場合は“T”
が格納される。
【0050】55,56は文書検索において使用するた
めに文書データに付与されるカテゴリである。文書デー
タに付与されれるカテゴリは、当該DMSに登録された
カテゴリ(カテゴリ情報46)のいずれかとなる。図5
に示された文書データ50では、“製品情報”、“改良
点”というカテゴリに分類されている。
【0051】57はこの文書の著者を示し、本実施形態
では“naga”というユーザーが作成したものであること
を示している。また、58はバージョン、59はこの文
書の作成日を格納している。5Aはこの文書が排他制御
されているかどうかを示す。本例では、文書ロック5A
はOFFとなっており、この文書は誰にも占有されてい
ないことを示している。5Bはこの文書データ50が有
する頁数を格納する。本実施形態では4頁で構成される
文書であることを示している。
【0052】5Cはキーワードであり、文書の内容を表
わす画像データにOCR処理を実施して抽出した文字列
の内、文書中に出現回数の多い単語を自動的に検出し、
その単語を格納しておく領域である。これによって文書
の特徴を表わすキーワードとなり、文書検索に利用する
ことができる。5Dは文書の所有者で、文書を管理する
権利を有するユーザーの名前が格納されている。本例で
は“naga”というユーザーがその権利を有することを示
している。
【0053】図6は文書情報43を表示する際に必要な
情報を頁単位で格納する頁情報のデータ構成を示す図で
ある。従って各文書データが有する頁数分だけ図6に示
した形式の頁情報が格納されることになる。図6では4
頁で構成される文書の一部が示されている。図6におい
て、頁情報60は1頁目の頁情報の一部であり、頁情報
61は2頁目の頁情報、頁情報62は3頁目の頁情報の
一部を示すものである。
【0054】頁情報において、頁番号63はその頁が属
する文書の中での頁番号を示している。頁情報61にお
ける頁番号63では、第2頁目の頁情報であることが示
されている。また、頁番号6Dは3頁目であることを示
している。
【0055】64はフォルダ番号で、これはDMS内部
でプログラムが識別するために自動的に割り振られる領
域である。ユーザーがこの値を変更することはできな
い。65は文書番号である。これも同様にDMS内部で
プログラムが自動的に割り振る番号である。ユーザはこ
の値を変更することはできない。紙サイズ66、向き6
7は、画像の紙のサイズ、方向を格納している。本例で
は、紙サイズが「A4」、方向が「縦方向」であること
を意味している。
【0056】68は頁タイプであり、文書実体47に格
納されている、当該頁の実体を表わす画像データの使用
色数を格納する。本例では白黒、グレイスケール、カラ
ーなどの分類を表わす値が格納される。アノテーション
色データ69は、この頁に加えられたアノテーションデ
ータで使用されている色を示す。また、アノテーション
データ6A(アノテーションデータの実体)と1対1で
対応している。6Aは画像、図形の形式で加えられたア
ノテーションデータの実体であり、アノテーション色デ
ータ69に対応した順番で格納されている。
【0057】サムネイルデータ6Bは画像の縮小一覧表
示に用いるためのデータの実体である。6Cは文書格納
先ポインタで、図4の文書実体47に格納されているそ
の該当するデータのある場所を示している。
【0058】以上のようなデータを用いて実際の表示が
行われる。以下、本実施形態のDMSクライアント13
による文書データの操作について詳細に説明する。
【0059】図7は本実施形態のDMSクライアント1
3におけるDMSシステムのユーザーインターフェース
の一例を示す図である。
【0060】71はDMSサーバ12のDMSdata
285に登録されている文書情報43の一覧を階層構造
で表す領域である。72は上記の階層構造のある一つの
階層(本例では、Documents)に登録されている文書デ
ータを一覧表示する領域である。本実施形態では各文書
データを縮小表示形式(以下サムネイル形式)で表示し
ている。
【0061】73,77は文書データの一つでこれは実
際の文書の画像データを公知の技術を用いて縮小して表
示したものである。74は複数頁を有する文書のサムネ
イルの一表示形態である。複数頁を有する文書のサムネ
イル74には、表示している文書の全頁数と、現在参照
中の頁を表示するステータスバー75が付随している。
例えば、Catalogueという文書の全頁数は4頁であり、
その内、現在1頁目を参照していることを示している。
なお、このステータスバー75における全頁数は、当該
文書に対応する文書データ50の頁数5Bより得られる
ものである。また、現在参照中の頁番号は、現在一番上
に表示されているサムネイルに対応する頁情報61の頁
番号63より得られるものである。更にサムネイル74
においては、現在選択されている事を示すために、文書
枠表示などが太線で表示され、文書名が反転表示されて
いる。
【0062】76はDMSクライアントで作業を行う際
に機能を選択して起動するためのツールボタンを有する
ツールバーである。例えば、スキャナからの文書データ
の読み込み、印刷、文書データの削除、検索等の機能
は、これらのボタンを選択することで起動され、実行さ
れる。なお、選択、起動の処理は公知の技術で実現され
るものであるので、詳細は省略する。
【0063】ツールバー76において、761はスキャ
ナ14から文書データを読み込んで登録するための処理
を起動するツールボタンである。762は1頁抜き取り
モードで頁抜き取りを実行する場合のツールボタンであ
る。78はラウンチャーであり、登録されているアプリ
ケーションを起動して、選択された文書データをそのア
プリケーションに出力するものである。例えば782で
はペイントブラシが登録されており、選択された文書デ
ータをビットマップデータの形式に変換してDMSが出
力し、そのデータをペイントブラシが取り込み編集でき
る状態にするものである。ボタン781は、メモ帳アプ
リケーションが登録されており、選択した文書データを
OCRを用いてテキスト部分を抽出してDMSが出力
し、そのテキストデータをメモ帳アプリケーションが取
り込み編集できる状態にするものである。
【0064】図8は、一頁抜き取り操作の操作手順と表
示状態を示す図である。また、図9はと文書移動操作の
操作手順と表示状態を示す図である。図8の(a)〜
(d)と、図9の(a)〜(d)においては、図7に示
すサムネイル74に対してマウスのみを使って1頁抜き
取りの操作を行う場合の各処理段階と、文書移動の操作
の各処理段階が対比して示されている。なお、図8、図
9に示された各状態については、図11のフローチャー
トを用いて後述する。
【0065】図10は図7のサムネイル74に格納され
ている頁の内容を図示したものである。左より91,9
2,93,94の順に格納されており、図8の1頁抜き
取りでは、92で示された、2頁目の「page2」を抜き
取る場合が説明されている。
【0066】図11は、マウスの右ボタンを押下した場
合に表示されるポップアップメニューを示す図である。
図11に示すようなポップアップメニュー95は、マウ
スの右ボタンの押下で表示される。ポップアップメニュ
ー95のメニューの中からコマンドを選択して機能を実
行させることが可能であり、このようなポップアップメ
ニューは既に公知の技術を用いて実施されているもので
ある。
【0067】図12は本実施形態による1頁抜き取りと
文書移動の処理手順を説明するフローチャートである。
以下、図12のフローチャートを参照して、図7に示す
サムネイル74に対して図8、図9で示すような「1頁
抜き取り」や「文書移動」、図11で示すような「ポッ
プアップメニュー表示」の処理手順を説明する。なお、
ここでは特に図7の表示74の如く複数頁を有するサム
ネイル形式で表された文書に対して1頁抜き取り操作を
実施する場合の処理を説明する。
【0068】また、以下で説明する「1頁抜き取り」は
DMSに登録・格納された複数頁を有する文書から任意
の1頁を抜き取り、新規の1頁文書として登録するもの
である。また、「文書移動」はDMSに登録・格納され
た複数ページを有する文書の全体についてその表示位置
を移動するものである。そして、以下の制御によれば、
頁単位の操作(1頁抜き取り)と文書単位の操作(文書
移動)を、マウスのみを用いた操作で識別、実行する。
なお、以下の処理はDMSを起動した時点であるものと
する。
【0069】まず、ステップS101ではこのDMSシ
ステム全体及び各装置の初期化処理を行う。この処理は
各変数の初期設定等であり、公知の技術で実現できるた
め、詳細な説明は省略する。
【0070】次に、ステップS102ではユーザーが図
7に示すDMSのGUI画面で一覧表示画面72の中か
ら任意の文書をポイントする操作を行う。本実施形態で
は“Catalogue”という名称のサムネイル74を指定す
る操作を行う。指定操作はマウス36を用いて表示74
上にマウスカーソルを移動することで実行される。その
詳細な様子を図8及び図9の(a)に示す。
【0071】ステップS102は図8及び図9の(a)
に該当しており、マウスで“Catalogue”という文書の
サムネイル74が指定された状態を表している。これ
は、マウスカーソル83を移動させ、サムネイル81に
重なるようにする。そのようにすると、DMSプログラ
ム371はマウスカーソルがサムネイル上に重なったこ
とを認識し、DMSデータ372からマウスカーソルの
形状をロードして、マウスカーソル84の様に手を開い
た形に変更して、ユーザに文書を指定したことを明示す
る様になっている。尚、この段階では、一頁抜き取りと
文書移動の両者の操作に相違は無い。
【0072】そして、ステップS103ではユーザーが
マウスを用いて抜き取りたい頁を表示させる操作を行
う。本実施形態では、85に示すように“Catalogue”
の文書の2頁目を表示させて、これから2頁目に対して
操作を施すことを図示している。文書移動の場合はこの
操作は必要としない。また、頁の選択は、ステータスバ
ー75の右矢印ボタン及び左矢印ボタンを用いて行う。
このとき、頁が更新される毎に、サムネイルの表示内容
を指定頁のサムネイル画像に変更する。
【0073】そして、ステップS104では、表示させ
た頁に対して、マウスのボタンを押下してその頁を選択
する操作を行う。ここでは、マウスカーソル84がサム
ネイル画像上にある状態で、マウスボタンを押下するこ
とで行われる。
【0074】本実施形態では、表示されている1頁のみ
を選択して抜き取りを行いたい場合はマウスの左右のボ
タンを同時に押下し、文書全体を移動するために選択し
たい場合は左ボタンのみを押下するものとする。また、
公知の技術であるポップアップメニューを表示したい場
合は、右ボタンのみを押下するものとする。
【0075】以上のように、本実施形態では、マウスの
左ボタンのみが押下された場合、右ボタンのみが押下さ
れた場合、左右の両ボタンが押下された場合の3通りを
扱い、それぞれの押下状態に応じてマウスボタンフラグ
355に1〜3をセットする。
【0076】図13は本実施形態によるマウスボタンフ
ラグの設定手順を説明するフローチャートである。ステ
ップS201において、左右のマウスボタンのいずれか
が押下されたことを検出すると、ステップS202へ進
み、所定時間の遅延を行う。そして、ステップS203
において、当該マウスにおけるマウスボタンの押下状態
(左ボタンのみ、右ボタンのみ、左右両ボタンのいずれ
か)を検出する。ここで、所定時間の遅延を行うのは、
人間がマウスの左右両ボタンを同時に押そうとしても、
多少の時間差が発生するからである。
【0077】ステップS203におけるマウスボタンの
押下状態の検出結果に従って処理はステップS204〜
S206のいずれかに分岐し、左ボタンのみの押下であ
れば1hが、右ボタンのみの押下であれば2hが、両ボ
タンの押下であれば3hがマウスボタンフラグ355に
セットされる。
【0078】そしてステップS207において、マウス
ボタンの押下状態が解除されたか否かを判断し、解除さ
れればステップS208に進み、マウスボタンフラグに
0を設定する。そして、処理をステップS201に戻
す。
【0079】再び図11に戻り、ステップS105で
は、マウスのボタンの押下状態を示すマウスボタンフラ
グ355の値に従って処理の分岐を行う。上述のよう
に、左ボタンのみが押下されている場合は1hが格納さ
れ、右ボタンのみが押下されている場合は2hが格納さ
れ、左右ボタンが同時に押下されている場合は3hが格
納されている。
【0080】ステップS105において、マウスボタン
フラグに3が格納されている場合は、左右ボタン同時に
押下されていることを表すので、1頁抜き取りの処理で
あると判断し、処理をステップS107ヘ移動する。ま
た、マウスボタンフラグ355に1が格納されている場
合は、左ボタンのみ押下されていることを表すので、公
知の技術で実現される文書移動の処理であると判断し、
処理をステップS112ヘ移動する。また、マウスボタ
ンフラグ355が格納されている場合は、右ボタンのみ
が押下されていることを表すので、公知の技術で実現さ
れるポップアップメニュー表示の処理であると判断し、
処理をステップS116へ移動する。
【0081】ステップS107へ処理が進むと、1頁抜
き取りのため、対象頁を選択する。本実施形態では、図
8の(b)で示すように第2頁目が選択されており、図
9で示す“Page2”を選択する処理を行う。すなわち、
図8の(b)のサムネイル85上にマウスカーソル84
が存在する状態で、マウスの左右ボタンを同時にクリッ
クすると、図に示すように、表示されている頁(サムネ
イル85)のみを太枠で表示し、ユーザーに頁のみを選
択していることを明示する。85では2頁目の頁を表示
させて2頁のみを選択している様子を表している。マウ
スカーソルは87の様に手を握って掴んでいる形態に変
更し、この頁を選択して掴んでいる事を示している。
【0082】次に、ステップS108において選択した
頁を文書から抜き取るために頁をサムネイル85の表示
領域に重ならない位置へ移動するべくドラッグ処理を行
う。すなわち、図8(c)の89の位置に選択頁が移動
するように(マウスの左右ボタンを押下したままの状態
で)カーソル87を移動する。左右両ボタンを押下した
ままの選択した状態でマウスカーソルをサムネイル以外
に移動させると、89の様に選択した頁の枠表示を行
う。なお、マウスカーソルはドラッグ中は、87の様に
手を握って掴んでいる形状のままである。また、このと
き、マウスカーソルがサムネイル85の表示と重ならな
くなった時点で、抜き取られる頁の次の頁を表示する。
つまり、本実施形態の場合は、図8の(c)において示
すように、図9で示す“Page3”のサムネイル画像88
を表示する。すなわち、4頁中の3頁目のサムネイル画
像が表示されることになる。但し、まだ抜き取り処理が
完了した訳ではないので、88に示すように抜き取り中
を示す頁はそのままの表示で2/4を示している。
【0083】次にドラッグを終了させて抜き取り処理を
完了させるが、マウスのボタンを離す事によって処理の
終了とする。従って、ステップS109においてマウス
ボタンが離されたか否かを判断し、処理の終了を判断す
る。これはRAM35のマウスボタンフラグ355の値
で判断される。マウスボタンフラグ355に0が格納さ
れている場合はボタンを離したと判断し、処理を次のス
テップS110に移動する。それ以外の値の場合は処理
をステップS108に戻し、ドラッグ処理を継続する。
但し、マウスカーソルが88に重なっている状態でマウ
スボタンを離した場合及び72の領域外で離した場合は
抜き取り処理は行われずに表示を元の状態に戻す。
【0084】次に、ステップS110においては、抜き
取る頁を新規に1文書として文書管理システムに登録す
る処理を行う。すなわち、2頁目に該当する文書管理デ
ータを図5の文書データ50及び図6の頁情報61から
引用し、新規にDMSdata285に文書として登録
する処理を行う。図5には、抜き取り元となる文書“Ca
talogue”の情報が示されているが、この内容を一部引
用して新規に文書情報を作成・登録する。主な引用内容
は、まず、文書名53は抜き取り元の2頁目を抜き取っ
たので、“Catalogue0002”とする。また、作成日59
は抜き取りを実施した日に、頁数5Bは1頁として登録
する等である。文書識別子52等のその他の項目につい
ては、文書登録時にDMS制御プログラムが登録を行
う。
【0085】また、図6に示す頁情報は、61の部分が
文書“Catalogue”の2頁目に相当するので、同様にこ
の内容を一部引用して新規に頁情報を作成・登録する。
主な引用点としては、頁番号63は1頁にする等であ
る。その他、文書番号65等の登録は、文書登録時に文
書管理システムが行う。
【0086】次にステップS111では、頁の抜き取り
元である文書“Catalogue”の文書管理データの変更を
行う。主な変更は頁数が減少したことに伴うものであ
る。まず図5に示す文書情報では、頁数5Bの値を3頁
に変更する。そして、図6に示す頁情報では、61に相
当する部分の頁が抜き取られるので、その部分を使用不
可にする。処理を高速に行うため、このタイミングでは
60と62の間はデータを移動して詰めるような処理は
行わない。文書データの配置の最適化はDMSシステム
が適宜、公知の技術を用いて実施するものとする。
【0087】そして、文書管理データの登録が完了した
時点で、ステップS117に処理を移動して公知の技術
を用いて再表示処理を行う。すなわち、図8の(d)に
示されるように、頁が抜き取られた文書“Catalogue”
74’を表示すると共に、抜き取られた元の次の頁に対
応するサムネイル画像88を表示し、頁数表示は図の様
に2/3となる。8Dは抜き取った文書のサムネイル画
像であり、1頁の文書“Catalogue0002”として登録さ
れている。
【0088】これで抜き取り処理はほぼ終了する。ステ
ップS118はこのDMSシステム全体及び各装置で使
用した各変数、メモリ空間の解放などの終了処理であ
り、公知の技術で実現できるため、詳細な説明は省略す
る。
【0089】次に、ステップS112〜ステップS11
5によって行われる文書移動処理を説明する。
【0090】図9(a)のサムネイル画像81上にマウ
スカーソル84を移動した状態で、マウスの左ボタンだ
けを押下すると、ステップS105からステップS11
2へ処理が進む。ステップS112では、図9(b)に
示す様に、当該文書全体を囲む枠を太枠で表示し、更に
マウスカーソルも87で示される様に手を握った形に変
更して、“Catarogue”文書全体を選択して掴んでいる
ことを明示する。
【0091】そして、ステップS113において、文書
移動の場合は同様にステップS113,S114でドラ
ッグ及び終了の判断を行う。文書移動そのものの詳細に
関しては公知の技術で既に実現されているので、ここで
は省略する。マウスボタンフラグ355の内容が0とな
り、文書移動のためのドラッグを終了したと判断した場
合は、ステップS115に処理を移動する。また、ステ
ップS113によるドラッグ処理中は、図9(c)に示
すようになる。すなわち、移動前の位置に文書データの
サムネイルが表示され、移動先に枠8Bが表示される。
また、文書移動の処理の中止は一旦ドラッグを開始した
場合、開始前の位置で中止することはできないものとす
る。
【0092】以上のように、ステップS114において
マウスボタンを離してドラッグ先の位置が決定される
と、ステップS115において文書の移動に伴う表示位
置情報の変更を行う。表示位置はDMS制御プログラム
がRAM35のDMSデータ354において管理してい
るので、公知の技術を用いて変更を実施する。
【0093】その後上述したステップS117、S11
8を行って文書移動処理を完了する。
【0094】なお、ステップS105でマウスボタンフ
ラグ355が2であった場合は、ステップS116へ進
み、公知の技術で実現されるポップアップメニューの表
示処理を行う。すなわちステップS116では、図11
に示すようなポップアップメニューの表示を行う。ポッ
プアップメニューは、そのメニューの中から、機能を選
択して起動できるもので、操作仕様及び詳細な内部処理
については公知の技術で実現されているので、ここでは
説明を省略する。
【0095】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、図7のサムネイル画像74で表示されている文書
から、任意の1頁を抜き取る操作と、文書全体を移動す
る操作とをマウスの操作だけで実施できることになる。
すなわち、マウスボタンの操作のみで、頁単位の操作か
文書全体の操作かを識別することが可能となり、操作性
が向上する。
【0096】また、本実施形態の場合、頁単位の操作と
して文書の1頁抜き取り処理について説明したが、更に
任意のキーとの組み合わせで頁単位の別の処理を実行す
るようにも出来る。例えば、ステップS104の操作で
ctrlキーを押しながら、マウスの左右ボタンを同時に押
して所望の頁を指定し、ドラッグすることで、「1頁複
写」を実行するように構成することも出来る。
【0097】また、図7のランチャー783に登録され
ているプリントアイコンにマウスの左右ボタンを同時に
押しながらドラッグすれば1頁印刷が可能である。な
お、この場合、ドラッグした頁は抜き取り処理にはなら
ず、ドラッグ元の文書に変化は起こらない。
【0098】また、同様に、図7の領域71に示される
階層構造の表示領域へドラッグした場合は違う階層への
1頁抜き取り処理、または1頁複写処理を実行するよう
に構成することも可能であることは明らかであろう。
【0099】<第2の実施形態>次に第2の実施形態を
説明する。第2の実施形態では、位置指定マージ(マー
ジ先の文書の先頭にマージするか末尾にマージするかを
指定可能なマージ操作)を説明する。
【0100】図14は第2の実施形態である「位置指定
マージ」の機能を説明する図である。図14では、図7
の複数頁を有するサムネイル74に、サムネイル77で
示す文書を先頭または末尾にマージする場合の、各処理
過程における状態が図示されている。
【0101】図14の(a)において、サムネイル74
はマージ先になる文書を表す。また、マージする文書の
サムネイル77がマウスによって選択され、ドラッグ中
である様子を表している。上述したように、マウスカー
ソル87はドラッグ中は握った状態となっている。
【0102】図14の(b)において、112、114
は、先頭マージの場合のドラッグ中にドラッグ先と重な
った場合の表示と、先頭へのマージ結果を表したもので
ある。また、図14の(c)における113、115
は、末尾マージの場合のドラッグ中にドラッグ先と重な
った場合の表示と、末尾マージ結果を表したものであ
る。
【0103】図15は、第2の実施形態による位置指定
マージ処理を説明するフローチャートである。すなわ
ち、以下、図15のフローチャートを参照するととも
に、図14に示す様な「位置指定マージ」の機能を、図
7の複数頁を有する文書のサムネイル74に1頁のサム
ネイル77をマージする場合を例に挙げて説明する。
【0104】なお、この「位置指定マージ」の機能はマ
ウスを用いた操作で、DMSシステムに登録・格納され
た複数頁を有する文書に別の文書を選択または末尾にマ
ージするものであり、以下はDMSシステムを起動した
時点であるものとする。
【0105】まず、ステップS121ではこのDMSシ
ステム全体及び各装置の初期化処理を行う。この処理は
各変数の初期設定等であり、公知の技術で容易に実現で
きるため、詳細な説明は省略する。
【0106】次に、ステップS122ではマージ元の文
書を選択する。例えば、図11の(a)に示すように、
マウスカーソルをサムネイル77上に移動し、重なった
時点で、公知の技術を用いて矢印の形状であったマウス
カーソルを手の形に変更して、この対象を掴む(選択す
る)ことができることを示す。そして、それをユーザー
が確認した後、マウスの左ボタンをクリックして対象を
掴む(選択する)操作を行う。この結果、マウスカーソ
ルは文書を掴んだことを示す手を握った状態に変更され
る(図14のマウスカーソル87)。こうして右側の
“Scan”という1頁文書を選択したことになる。このと
き、文書全体が太枠表示になり、選択されたことを表し
ている。
【0107】そして、ステップS123では、指定した
文書のサムネイルに対してドラッグ操作を実行しマージ
先のサムネイルに重ねる操作を行う。図14の(a)で
は、サムネイル77(Scan)をサムネイル74(Catalo
gue)に重ねる操作が行われている。
【0108】このとき、末尾マージの機能を実行するの
であれば、当該ドラッグ操作に併せてキーボード34の
SHIFTキーを押下する。図3のRAM35にあるシ
フトキーフラグ356は、SHIFTキーが押下されて
いる間のみ、その内容が0から1に変更される。
【0109】次いで、重なった状態を表示する処理には
いるが、その前にステップS124でSHIFTキーの
押下状態をチェックする。これは図3のRAM35のシ
フトキーフラグ356の状態で判断を行う。シフトキー
フラグ356が0であればSHIFTキーは押下されて
いないと判断され、ステップS126からの一連の先頭
マージ処理に移行する。また、シフトキーフラグ356
が1であれば、SHIFTキーが押下されていると判断
し、ステップS125からの末尾マージ処理へ移行す
る。
【0110】まず、末尾マージ処理を説明する。ステッ
プS125では選択した文書を、マージ先の末尾にマー
ジしている最中の表示処理を行う。すなわち、文書が重
なった時点で、マージする文書のサムネイルをマージ先
の文書のサムネイルの下に潜り込ませる様な表示処理を
公知の技術を用いて行う。このドラッグ中の状態を図1
4の(c)に示す。
【0111】次にステップS127ではドラッグ終了判
定を行う。すなわち、マージ先とマージ元の文書のサム
ネイルが重なっている状態で、マウスボタンが離された
かどうかをチェックする。これは、第1の実施形態でも
説明したように図3のマウスボタンフラグ355を参照
して行える。マウスボタンフラグ355の内容が0であ
れば、ドラッグを終了したと判断し、次のステップS1
29へ処理を移行する。それ以外の値であれば、現在も
ドラッグ中であると判断し、ステップS125へ処理を
戻す。
【0112】ステップS129では文書管理データのマ
ージ処理を実施する。まずマージ先の文書管理データの
図5に示す情報の中では、主に頁数5Bの値にマージ元
の頁数を加算して修正を行う。本実施形態では1頁加算
する事になる。更に、図6の頁情報の最終頁の次の部分
に、マージする各頁の頁情報を追加する。更に、頁番号
63、フォルダ番号64、文書番号65、の変更も行
う。
【0113】以上の処理で、文書情報の内容がマージ後
の状態に変更されたので、ステップS131では合成後
の再表示処理を公知の技術を用いて行う。この結果、マ
ージ処理後のサムネイルとして図14の(c)に示すよ
うなサムネイル115の表示が得られる。図からも明ら
かなように、総頁数は「4」から「5」に変更されてい
る。これでマージ処理はほぼ終了し、次のステップS1
32では終了処理を行う。このDMSシステム全体及び
各装置ので使用した各変数、メモリ空間の解放などの終
了処理であり、公知の技術で実現できるため、詳細な説
明は省略する。
【0114】一方、ステップS124においてSHIF
Tキーが押下されていなければ、先頭マージであるとし
てステップS126へ進む。ステップS126では選択
した文書を、マージ先の先頭にマージしている最中の表
示処理を行う。すなわち、文書が重なった時点で、マー
ジ元文書のサムネイルをマージ先文書のサムネイルの上
に重なる様な表示処理を公知の技術を用いて行う。図1
4の(b)はこの状態を示す。
【0115】そして、ステップS128ではステップS
127と同様、ドラッグ終了判定を行う。ドラッグが終
了したと判断された場合はステップS130へ進み、現
在もドラッグ中であると判断されればステップS126
へ処理を戻す。
【0116】ステップS130では、文書管理データの
マージ処理を実施する。まずマージ先の文書管理データ
の図5に示す情報の中では、主に頁数5Bにマージ元の
文書の頁数の値を加算して修正を行う。更に、図6の頁
情報の先頭頁の前の部分に、マージする各頁の頁情報を
追加する。更に、各頁の頁番号63、フォルダ番号6
4、文書番号65、の変更も行う。そして、上述したス
テップS131、S132の処理を行って、最終的に図
14の(b)に示すような合成後のサムネイル114が
表示される。
【0117】以上のように、第2の実施形態によれば、
先頭あるいは末尾へのマージ処理が、マウスとSHIF
Tキーだけの操作で実行でき、操作性が向上する。
【0118】なお、上記第2の実施形態では1頁の文書
をマージ元の文書としたが、複数頁の文書をマージ元に
指定できることも明らかである。また、マージ元の文書
を、複数頁からなる文書の所望の1頁とすることも、上
記第1の実施形態を適用することで実現できることは明
らかである。すなわち、マージ先の文書の所望の頁を指
定してから、マウスの左右ボタンを同時に押下してドラ
ッグすることで、当該頁を取出し、これを上述した処理
によってマージ先の文書の先頭或いは末尾にマージす
る。
【0119】以上説明したように上記実施形態によれ
ば、DMS登録された複数頁を有する文書の文書データ
に対して、DMS制御プログラムが対象の状態(頁単位
/文書単位)をマウスのボタン操作のみで認識できる。
このため、ユーザは難しい操作手順を学習すること無
く、誰でも効率よく所望の文書操作、頁操作を実施する
ことが可能になる。
【0120】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0121】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0122】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0123】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0124】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0126】図16は上述した文書管理システムの制御
プログラムを格納したフロッピーディスクのデータ構成
例を説明する図である。本文書管理システムはこの様な
形式で供給され、HDD28やHDD37にインストー
ルされる。なお、記憶媒体としては、CD−ROMであ
っても良い。
【0127】図16において、131は媒体のフォーマ
ット形式、ディレクトリ管理形式、媒体に付けられた名
称などを管理する領域である。132はディレクトリ情
報を管理する領域である。133は文書管理システムの
サーバープログラムを格納した領域で、インストールに
よってHDD28のDMSprog282に格納され
る。134は文書管理システムの固定データを格納した
領域で、インストールによってHDD28のDMSda
ta285に格納される。135は文書管理システムの
クライアントプログラムを格納した領域で、インストー
ルによってHDD37のDMSprog371に格納さ
れる。136は文書管理システムの固定データを格納し
た領域で、インストールによってHDD37のDMSd
ata372に格納される。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ウスのボタン操作によって文書単位、頁単位といった操
作指定が可能となり、直感的で効率の良い文書編集操作
が実現できる。
【0129】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるドキュメント管理システム
(DMS)の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のDMSサーバ12の構成を更に詳細に説
明するブロック図である。
【図3】図1に示す実施形態のDMSクライアント13
を更に詳細に説明するブロック図である。
【図4】図2に示す外部記憶装置28の領域DMSda
ta285に格納されている文書データの内容を更に詳
細に表わす図である。
【図5】図4の文書情報43の内容を更に詳細に表した
図である。
【図6】文書情報43を表示する際に必要な情報を頁単
位で格納する頁情報のデータ構成を示す図である。
【図7】本実施形態のDMSクライアント13における
DMSシステムのユーザーインターフェースの一例を示
す図である。
【図8】一頁抜き取り操作の操作手順と表示状態を示す
図である。
【図9】と文書移動操作の操作手順と表示状態を示す図
である。
【図10】図7のサムネイル74に格納されている頁の
内容を図示したものである。
【図11】マウスの右ボタンを押下した場合に表示され
るポップアップメニューを示す図である。
【図12】本実施形態による1頁抜き取りと文書移動の
処理手順を説明するフローチャートである。
【図13】本実施形態によるマウスボタンフラグの設定
手順を説明するフローチャートである。
【図14】第2の実施形態である「位置指定マージ」の
機能を説明する図である。
【図15】第2の実施形態による位置指定マージ処理を
説明するフローチャートである。
【図16】上述した文書管理システムの制御プログラム
を格納したフロッピーディスクのデータ構成例を説明す
る図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/62 330A

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象の文書を示すアイコンを表示す
    る表示手段と、 前記表示手段で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示手段と、 該ポインティングデバイスのボタン操作に基づき、前記
    指示手段で指示されたアイコンに対応する文書の文書全
    体を操作対象とするか、一部分を操作対象とするかを判
    定する判定手段と、 前記判定手段で判定された操作対象に対して、指定され
    た処理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする
    文書管理装置。
  2. 【請求項2】 前記ポインティングデバイスは少なくと
    も2つの操作ボタンを備え、 前記判定手段は、前記2つの操作ボタンが実質的に同時
    に押下された場合と、いずれか1つが押下された場合と
    で操作対象を判定することを特徴とする請求項1に記載
    の文書管理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、該ポインティングデバ
    イスのボタン操作に基づき、前記指示手段で指示された
    アイコンに対応する文書の文書全体を操作対象とする
    か、指定された1頁を操作対象とするかを判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の文書管理装置。
  4. 【請求項4】 前記実行手段は、操作対象が文書全体で
    あるか、その一部であるかに基づいて処理の種類を変更
    することを特徴とする請求項1に記載の文書管理装置。
  5. 【請求項5】 前記実行手段は、前記指示手段で指示さ
    れたアイコンに対してドラッグ操作が行われた場合にお
    いて、操作対象が文書全体であれば移動処理を実行し、
    操作対象が文書の一部であればその部分を抽出して新た
    な文書データとする抜き取り処理を実行することを特徴
    とする請求項4に記載の文書管理装置。
  6. 【請求項6】 前記実行手段が、指定されたアイコンに
    対応する文書を、ドラッグによって指定された文書へマ
    ージするマージ処理を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の文書管理装置。
  7. 【請求項7】 前記実行手段におけるマージ処理におい
    て、特定のキーの押下が併行して行なわれたか否かに基
    づいて、文書の先頭へマージするか末尾へマージするか
    が決定されることを特徴とする請求項6に記載の文書管
    理装置。
  8. 【請求項8】 管理対象の文書を示すアイコンを表示す
    る表示手段と、 前記表示手段で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示手段と、 前記指示手段で指示されたアイコンをドラッグ操作によ
    って別のアイコン上へ移動する移動手段と、 前記指示されたアイコンに対応する文書と前記別のアイ
    コンに対応する文書とを合成する合成手段と、 前記指示手段と前記移動手段を実行する間の少なくとも
    一期間に特定のキー操作がなされたか否かを判定する判
    定手段と、 前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記合成手
    段における文書の合成位置を決定する決定手段と、 を備えることを特徴とする文書管理装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段における前記キー操作が、
    キーボード上の所定のキーであることを特徴とする文書
    管理装置。
  10. 【請求項10】 管理対象の文書を示すアイコンを表示
    する表示工程と、 前記表示工程で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示工程と、 該ポインティングデバイスのボタン操作に基づき、前記
    指示工程で指示されたアイコンに対応する文書の文書全
    体を操作対象とするか、一部分を操作対象とするかを判
    定する判定工程と、 前記判定工程で判定された操作対象に対して、指定され
    た処理を実行する実行工程とを備えることを特徴とする
    文書管理方法。
  11. 【請求項11】 前記ポインティングデバイスは少なく
    とも2つの操作ボタンを備え、 前記判定工程は、前記2つの操作ボタンが実質的に同時
    に押下された場合と、いずれか1つが押下された場合と
    で操作対象を判定することを特徴とする請求項10に記
    載の文書管理方法。
  12. 【請求項12】 前記判定工程は、該ポインティングデ
    バイスのボタン操作に基づき、前記指示工程で指示され
    たアイコンに対応する文書の文書全体を操作対象とする
    か、指定された1頁を操作対象とするかを判定すること
    を特徴とする請求項10に記載の文書管理方法。
  13. 【請求項13】 前記実行工程は、操作対象が文書全体
    であるか、その一部であるかに基づいて処理の種類を変
    更することを特徴とする請求項10に記載の文書管理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記実行工程は、前記指示工程で指示
    されたアイコンに対してドラッグ操作が行われた場合に
    おいて、操作対象が文書全体であれば移動処理を実行
    し、操作対象が文書の一部であればその部分を抽出して
    新たな文書データとする抜き取り処理を実行することを
    特徴とする請求項13に記載の文書管理方法。
  15. 【請求項15】 前記実行工程が、指定されたアイコン
    に対応する文書を、ドラッグによって指定された文書へ
    マージするマージ処理を含むことを特徴とする請求項1
    0に記載の文書管理方法。
  16. 【請求項16】 前記実行工程におけるマージ処理にお
    いて、特定のキーの押下が併行して行なわれたか否かに
    基づいて、文書の先頭へマージするか末尾へマージする
    かが決定されることを特徴とする請求項15に記載の文
    書管理方法。
  17. 【請求項17】 管理対象の文書を示すアイコンを表示
    する表示工程と、 前記表示工程で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示工程と、 前記指示工程で指示されたアイコンをドラッグ操作によ
    って別のアイコン上へ移動する移動工程と、 前記指示されたアイコンに対応する文書と前記別のアイ
    コンに対応する文書とを合成する合成工程と、 前記指示工程と前記移動工程を実行する間の少なくとも
    一期間に特定のキー操作がなされたか否かを判定する判
    定工程と、 前記判定工程による判定の結果に基づいて、前記合成工
    程における文書の合成位置を決定する決定工程と、 を備えることを特徴とする文書管理方法。
  18. 【請求項18】 前記判定工程における前記キー操作
    が、キーボード上の所定のキーであることを特徴とする
    文書管理方法。
  19. 【請求項19】 サーバ装置とクライアント装置を含む
    文書管理システムであって、前記クライアント装置が、 サーバ装置によって管理された文書を示すアイコンを表
    示する表示手段と、 前記表示手段で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示手段と、 該ポインティングデバイスのボタン操作に基づき、前記
    指示手段で指示されたアイコンに対応する文書の文書全
    体を操作対象とするか、一部分を操作対象とするかを判
    定する判定手段と、 前記判定手段で判定された操作対象に対して、指定され
    た処理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする
    文書管理システム。
  20. 【請求項20】 サーバ装置とクライアント装置を含む
    文書管理システムであって、前記クライアント装置が、 サーバによって管理された文書を示すアイコンを表示す
    る表示手段と、 前記表示手段で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示手段と、 前記指示手段で指示されたアイコンをドラッグ操作によ
    って別のアイコン上へ移動する移動手段と、 前記指示されたアイコンに対応する文書と前記別のアイ
    コンに対応する文書とを合成する合成手段と、 前記指示手段と前記移動手段を実行する間の少なくとも
    一期間に特定のキー操作がなされたか否かを判定する判
    定手段と、 前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記合成手
    段における文書の合成位置を決定する決定手段と、 を備えることを特徴とする文書管理システム。
  21. 【請求項21】 文書管理を行うための制御プログラム
    を格納するコンピュータ可読メモリであって、該制御プ
    ログラムが、 管理対象の文書を示すアイコンを表示する表示工程のコ
    ードと、 前記表示工程で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示工程のコードと、 該ポインティングデバイスのボタン操作に基づき、前記
    指示工程で指示されたアイコンに対応する文書の文書全
    体を操作対象とするか、一部分を操作対象とするかを判
    定する判定工程のコードと、 前記判定工程で判定された操作対象に対して、指定され
    た処理を実行する実行工程のコードとを備えることを特
    徴とするコンピュータ可読メモリ。
  22. 【請求項22】 文書管理を行うための制御プログラム
    を格納するコンピュータ可読メモリであって、該制御プ
    ログラムが、 管理対象の文書を示すアイコンを表示する表示工程のコ
    ードと、 前記表示工程で表示されたアイコンをポインティングデ
    バイスで指示する指示工程のコードと、 前記指示工程で指示されたアイコンをドラッグ操作によ
    って別のアイコン上へ移動する移動工程のコードと、 前記指示されたアイコンに対応する文書と前記別のアイ
    コンに対応する文書とを合成する合成工程のコードと、 前記指示工程と前記移動工程を実行する間の少なくとも
    一期間に特定のキー操作がなされたか否かを判定する判
    定工程のコードと、 前記判定工程による判定の結果に基づいて、前記合成工
    程における文書の合成位置を決定する決定工程のコード
    とを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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