JPH05298323A - カード型データ処理装置 - Google Patents

カード型データ処理装置

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Publication number
JPH05298323A
JPH05298323A JP9832392A JP9832392A JPH05298323A JP H05298323 A JPH05298323 A JP H05298323A JP 9832392 A JP9832392 A JP 9832392A JP 9832392 A JP9832392 A JP 9832392A JP H05298323 A JPH05298323 A JP H05298323A
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JP
Japan
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mouse
component
storage unit
operates
pressed
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Withdrawn
Application number
JP9832392A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Honda
文雄 本田
Hitoshi Matsumoto
均 松本
Hitomi Baba
ひとみ 馬場
Takahiro Kii
隆弘 紀伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9832392A priority Critical patent/JPH05298323A/ja
Publication of JPH05298323A publication Critical patent/JPH05298323A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単なマウス操作によって、部品の選択,部
品の移動もしくはサイズ変更,部品の前後関係の変更を
行い得るようにすること。 【構成】 表示処理部は、カード格納部の部品を表示装
置に表示する。マウスの所定ボタンが押下されると、最
前方部品選択手段がマウス・カーソルで指示された点を
含む部品のうちの最前方の部品を選択する。マウス移動
判断手段はマウスが移動したか否かを判断する。マウス
が移動したと判断された場合には、ボタン同時押下検出
手段がマウスの所定ボタンと他の所定ボタンの両方が押
下されているか否かを調べる。両方とも押下されている
場合には、部品リスト表示処理手段がマウス・カーソル
で指示された点を含む部品のリストを表示装置に表示す
る。両方のボタンが押下された場合、重なっている部品
の前後関係変更処理を行う前後関係変更処理手段を起動
することも出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコンやワークステ
ーション上で、ノード情報(カード)と,それらの間の
リンクとによってデータの構造を示すようなカード型デ
ータ処理装置の改良に関する。具体的には、ノードの部
分はカード型であっても良いし、ノートのページと言っ
た概念で表現されても良い。データ間の構造自体に意味
があるようなシステムであれば適用できる。
【0002】
【従来の技術】図6はカード型データ処理装置の構成を
示す図である。同図において、1はカード格納部、2は
部品格納部、3は前後関係格納部、4はカード表示部、
CRTはディスプレイをそれぞれ示している。カード型
データ処理装置の場合、各種データをカード毎に管理
し、カードを表示することにより、利用者に情報を提供
している。各種データはカード内において、部品として
部品間の前後関係とともに管理されている。前後関係と
は、各部品の表示に際して、重ね合わせる順序である。
【0003】図7は従来のカード型データ処理装置にお
けるポイント・デバイス押下処理の流れを示す図であ
る。マウスの左ボタンが押下された(ステップS1)。
ステップS2では、マウス・カーソルで指示された点を
含む部品の内の最前方の部品を選択する。ステップS3
では、マウスの位置情報を取得する。
【0004】ステップS4では、マウスの移動量がダン
ピング・ファクタより小か否かを調べる。Yesの場合
はステップS3に戻り、Noの場合はステップS5に進
む。ステップS4は必ずしも必要ではないが、通常は挿
入されている。なお、移動量がダンピング・ファクタよ
り小なる状態の下で、左ボタンの押下を止めると、部品
の選択だけが行われる。
【0005】ステップS5では、選択された部品に対す
る移動またはサイズ変更処理を行う。例えば、マウス・
カーソルで部品の内側をポイントし、左ボタンを押下し
ながらマウスを移動すると、部品は移動する。また、マ
ウス・カーソルで部品の辺や頂点をポンイトし、左ボタ
ンを押下しながらマウスを移動すると、部品のサイズが
変更される。
【0006】カード型データを作成または編集する際に
は、部品の属性変更を行う。部品の属性とは、表示位置
やサイズ,その他の情報を意味している。この編集作業
において、一つの部品の選択,部品の移動,サイズ変更
などがポイント・デバイスによる指示で可能となってい
る。ポイント・デバイスとは、例えばマウスである。
【0007】従来の技術では、部品の前後関係の変更
は、選択した部品に対して、メニュー操作により実現し
ていた。部品の前後関係の変更の際に表示されるメニュ
ーは、例えば 一番上にして欲しい。 一番奥にして欲しい。 一個手前にして欲しい。 と言うものである。例えば、上記メニューの中の“一番
奥にして欲しい”という文を選択すると、選択された部
品が一番奥に配置される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】部品の一つを選択する
際には、部品の一部をポイント・デバイスで指示するこ
とが必要であるが、部品は前後関係を持ち、重ね合わさ
って表示されているので、隠れている部品を選択するた
めには、前方の部品を移動させる必要があった。また、
従来の技術では、部品の前後関係の変更を行う際には、
メニューを表示させる必要があり、ポイント・デバイス
操作だけでは前後関係を変更することが出来なかった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、簡
単なポイント・デバイスの操作によって、部品の選択,
部品の移動またはサイズ変更,部品の前後関係の変更を
行い得るようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1(a) は本発明の請求
項1のカード型データ処理装置を示す図である。請求項
1のカード型データ処理装置は、表示装置と、マウス
と、部品の表示位置やサイズなどの属性を管理する部品
格納部,部品の前後関係を管理する前後関係格納部を含
むカード格納部と、カード格納部に格納されている部品
の属性および前後関係にしたがって、部品を表示装置に
表示する表示処理部と、マウス上の所定ボタンが押下さ
れた時に動作し、マウス・カーソルで指示された点を含
む部品の内の最前方の部品を選択部品とする最前方部品
選択手段と、最前方部品選択手段によって最前方の部品
が選択された後に動作し、マウスが移動したか否かを調
べるマウス移動判断手段と、マウス移動判断手段によっ
てマウスが移動したと判断されたときに動作し、マウス
上の所定ボタンと他の所定ボタンの両方が同時に押下さ
れているか否かを調べるボタン同時押下検出手段と、ボ
タン同時押下検出手段によってマウス上の所定ボタンと
他の所定ボタンの両方が同時に押下されていることが検
出されたときに動作し、カード格納部の内容を参照し
て、マウス・カーソルで指示された点を含む部品のリス
トを表示装置に表示するための処理を行う部品リスト表
示処理手段とを具備することを特徴とするものである。
図1(b) は本発明の請求項2のカード型データ処理装置
を示す図である。請求項2のカード型データ処理装置
は、表示装置と、マウスと、部品の表示位置やサイズな
どの属性を管理する部品格納部,部品の前後関係を管理
する前後関係格納部を含むカード格納部と、カード格納
部に格納されている部品の属性および前後関係にしたが
って、部品を表示装置に表示する表示処理部と、マウス
上の所定ボタンが押下された時に動作し、マウス・カー
ソルで指示された点を含む部品の内の最前方の部品を選
択部品とする最前方部品選択手段と、最前方部品選択手
段によって最前方の部品が選択された後に動作し、マウ
スが移動したか否かを調べるマウス移動判断手段と、マ
ウス移動判断手段によってマウスが移動したと判断され
たときに動作し、マウス上の所定ボタンと他の所定ボタ
ンの両方が同時に押下されているか否かを調べるボタン
同時押下検出手段と、ボタン同時押下検出手段によって
マウス上の所定ボタンと他の所定ボタンの両方が同時に
押下されていることが検出されたときに動作し、部品の
前後関係変更のための処理を行う前後関係変更処理手段
とを具備することを特徴とするものである。図2(a) は
本発明の請求項3のカード型データ処理装置を示す図で
ある。請求項3のカード型データ処理装置は、表示装置
と、マウスと、部品の表示位置やサイズなどの属性を管
理する部品格納部,部品の前後関係を管理する前後関係
格納部を含むカード格納部と、カード格納部に格納され
ている部品の属性および前後関係にしたがって、部品を
表示装置に表示する表示処理部と、マウス上の所定ボタ
ンが押下された時に動作し、マウス・カーソルで指示さ
れた点を含む部品の内の最前方の部品を選択部品とする
最前方部品選択手段と、マウス上の所定ボタンが押下さ
れている時間を計測する時間計測手段と、最前方部品選
択手段によって最前方の部品が選択された後に動作し、
マウスが移動したか否かを調べるマウス移動判断手段
と、マウス移動判断手段によってマウスが静止している
と判断されたときに動作し、時間計測手段の計測値が規
定値を超過しているか否かを判断する時間超過検出手段
と、時間超過検出手段によって計測値が規定値を超過し
ていると判断されたときに動作し、マウス・カーソルで
指定された点を含む部品の集合における現在の選択部品
の一つ後方の部品を選択部品とする後方部品選択手段と
を具備することを特徴とするものである。図2(b) は本
発明の請求項4のカード型データ処理装置を示す図であ
る。請求項4のカード型データ処理装置は、表示装置
と、マウスと、部品の表示位置やサイズなどの属性を管
理する部品格納部,部品の前後関係を管理する前後関係
格納部を含むカード格納部と、カード格納部に格納され
ている部品の属性および前後関係にしたがって、部品を
表示装置に表示する表示処理部と、マウス上の所定ボタ
ンが押下された時に動作し、マウス操作モードを移動/
サイズ変更または前後関係変更に設定するマウス操作モ
ード初期設定手段と、マウス上の所定ボタンが押下され
た時に動作し、マウス・カーソルで指示された点を含む
部品の内の最前方の部品を選択部品とする最前方部品選
択手段と、マウス上の所定ボタンが押下されている時間
を計測する時間計測手段と、最前方部品選択手段によっ
て最前方の部品が選択された後に動作し、マウスが移動
したか否かを調べるマウス移動判断手段と、マウス移動
判断手段によってマウスが静止していると判断されたと
きに動作し、時間計測手段の計測値が規定値を超過して
いるか否かを判断する時間超過検出手段と、時間超過検
出手段によって計測値が規定値を超過していると判断さ
れたときに動作し、現在のマウス操作モードが移動/サ
イズ変更の場合はマウス操作モードを前後関係変更に切
り替え、現在のマウス操作モードが前後関係変更の場合
はマウス操作モードを移動/サイズ変更に切り替えるマ
ウス操作モード切替手段とを具備することを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】請求項1のカード型データ処理装置の作用につ
いて説明する。カード格納部は、部品格納部と前後関係
格納部とを有している。部品格納部には、部品名,部品
のサイズ,部品の表示位置などの属性が格納されてい
る。前後関係格納部には、部品の前後関係(部品の重ね
合わせの順序)を示す情報が格納されている。表示処理
部は、部品の属性及び前後関係に従って、カード格納部
の部品を表示装置に表示する。最前方部品選択手段は、
マウス上の所定ボタン(例えば、左ボタン)が押下され
たとき、マウス・カーソルで指定された点を含む部品の
内の最前方の部品を選択部品とする。マウス移動判断手
段は、マウスが移動したか否かを判断する。マウスが移
動したと判断されたときには、ボタン同時押下検出手段
が動作する。ボタン同時押下検出手段は、マウス上の所
定ボタン(例えば、左ボタン)と他の所定ボタン(例え
ば、右ボタン)が同時に押下されているか否を調べる。
これらのボタンが両方とも押下されているときには、部
品リスト表示処理手段が動作する。部品リスト表示処理
手段は、表示装置に表示されているカードに対応するカ
ード格納部の内容を参照し、マウス・カーソルで指示さ
れた点を含む部品のリストを表示装置に表示する。操作
者は、画面上の部品リストを見て部品の選択を行い、移
動/サイズ変更や前後関係変更のための操作を行う。
【0011】請求項2のカード型データ処理装置の作用
について説明する。請求項2のカード型データ処理装置
は、部品リスト表示処理手段の代わりに前後関係変更処
理手段が設けられている点で、請求項1のカード型デー
タ処理装置と相違する。前後関係変更処理手段は、マウ
ス上の所定ボタンと他の所定ボタン(例えば、左ボタン
と右ボタン)が同時に押下された場合に動作を開始す
る。この状態の下で操作者が前後関係変更のためのマウ
ス操作を行うと、部品のの前後関係が変更される。
【0012】請求項3のカード型データ処理装置の作用
について説明する。請求項3のカード型データ処理装置
は、表示装置,マウス,カード格納部,表示処理部,最
前方部品選択手段,時間計測手段,マウス移動判断手
段,時間超過検出手段,後方部品選択手段などを有して
いる。時間計測手段は、マウスの所定ボタン(例えば、
左ボタン)の押下時間を計測するものである。時間超過
検出手段は、マウス移動判断手段によってマウスが移動
していないと判断されたときに動作し、時間計測手段の
計測値が規定値を超過しているか否かを調べる。超過し
ている場合には、後方部品選択手段が動作する。後方部
品選択手段は、マウス・カーソルで指示された点を含む
部品の集合における現在の選択部品の一つ後方の部品を
選択部品とする。請求項4のカード型データ処理装置の
作用について説明する。請求項4のカード型データ処理
装置は、マウス操作モード初期設定手段が新たに設けら
れている点,後方部品選択手段の代わりにマウス操作モ
ード切替手段が設けられている点で、請求項3のカード
型データ処理装置と相違する。マウス操作モード初期設
定手段は、マウス上の所定ボタン(例えば、左ボタン)
が押下されると動作し、マウス操作モードを例えば移動
/サイズ変更に設定する。操作者がマウスを動かさずに
左ボタンを押下し続けると、時間超過検出手段によって
時間計測手段の計測値が規定値を超過したことが検出さ
れ、マウス操作モード切替手段が動作する。マウス操作
モード切替手段は、現在のマウス操作モードが移動/サ
イズ変更の場合はマウス操作モードを前後関係変更に切
り替え、現在のマウス操作モードが前後関係変更の場合
はマウス操作モードを移動/サイズ変更に切り替える。
マウス操作モードの切替が行われた時には、時間計測手
段の計測値は初期値に戻される。
【0013】
【実施例】図3は左右ボタン押下検出部を導入したポイ
ント・デバイス押下処理の流れを示す図である。本発明
を実施するための装置のハードウェア構成は通常のパソ
コンやワークステーションと同じであり、下記の処理は
プログラムによって実現することが出来る。マウスが押
下された。(ステップS1)。ステップS2では、最前
方の部品を選択する。
【0014】ステップS3では、マウスの位置情報を取
得する。ステップS4では、移動量(マウスの)がダン
ピング・ファクタより小か否かを調べる。Yesの場合
にはステップS3に戻り、Noの場合にはステップS5
に進む。ステップS5では、左右ボタンが押下されてい
るか否かを調べる。Yesの場合はステップS6に進
み、Noの場合はステップS7に進む。
【0015】ステップS6では、そのポイントに重なっ
ている部品のメニューを表示する。例えば、マウス・カ
ーソルによって指示された点に3個の部品A,B,Cが
重なっており、一番上が部品A(例えば三角形),次は
部品B(例えば四角形),一番下が部品C(例えば円
形)の場合には、 部品A 部品B 部品C と言うような部品のメニューが表示される。操作者が部
品のメニューを見て所望の部品を選択すると、選択され
たことが判るように、選択された部品は点線などで囲ま
れる。他の部品の下に隠されていても、この点線は見え
るようになっている。更に、選択された部品について
は、辺や中点などに小さい四角形を描画し、サイズ変更
と判断するポイントを表示する場合もある。
【0016】部品を選択した後の操作としては、メニュ
ー操作により、部品の情報をダイアローグ・ボックスを
用いて編集したり,カット,コピーなどの編集作業を行
う。また、部品の前後関係の変更も可能である。
【0017】マウス・カーソルで指示された点に重なっ
ている部品のメニューを表示する代わりに、前後関係変
更を行うことも可能である。前後関係変更の操作につい
て説明する。画面上での上を前後関係の後方(奥)、画
面上での下を前後関係の前方(手前)に対応付ける。そ
して、左右ボタンを押したままマウスを奥に移動させる
と、選択された部品の前後関係が後方に移動し、左右ボ
タンを押したままマウスを手前に引くと、選択された部
品の前後関係が前方に移動する。画面上での右を前後関
係の後方(奥)、画面上での左を前後関係の前方(手
前)に対応付けることも出来る。
【0018】ステップS7では、移動もしくはサイズ変
更処理を行う。移動もしくはサイズ変更の操作は、例え
ば、 ポイントが矩形領域の頂点の場合は、任意方向のサ
イズ変更。それ以外の場合は、移動。 ポイントが矩形領域の辺の中点の場合は、辺に垂直
方向のサイズ変更。頂点の場合は、任意の方向のサイズ
変更。それ以外は、移動。 ポイントが矩形領域の辺の場合は、辺に垂直方向の
サイズ変更。頂点の場合は、任意の方向のサイズ変更。
それ以外の場合は、移動。 などの方式がある。
【0019】サイズ変更や移動はドラッグ操作で行う。
すなわち、部品の領域内でマウスの左ボタンを押す。そ
の時点でサイズ変更または移動の何れかの操作であるか
を判断し、左ボタンを押しながら移動させると、マウス
の移動に従って選択時に示された点線のサイズまたは位
置が変化する。
【0020】ユーザは、所望のサイズまたは位置になっ
た時点でマウスの左ボタンを放すと、そのサイズまたは
位置に決定する。なお、サイズ変更または移動のいずれ
の操作であるかを判断するには、最初に押された位置に
依存する。部品領域の頂点や辺の中点の場合はサイズ変
更と判断し、それ以外のいわば内側の場合は移動と判断
する。更に、辺や周囲の場合にもサイズ変更とすること
もある。
【0021】図4は時間を導入したポイント・デバイス
押下処理の流れ(選択)を示す図である。マウスが押下
された(ステップS1)。ステップS2では、マウスの
左ボタンの押下時間を計測するため、時間計測機構を起
動する。ステップS3では、最前方の部品を選択する。
【0022】ステップS4では、マウスの位置情報を取
得する。ステップS5では、移動量がダンピング・ファ
クタより小か否かを調べる。Yesの場合はステップS
7に進み、Noの場合はステップS6に進む。ステップ
S6では、移動またはサイズ変更処理を行う。ステップ
S7では、規定時間が過ぎたか否かを調べる。Yesの
場合はステップS8に進み、Noの場合はステップS4
に戻る。規定時間は1秒ないし数秒程度である。
【0023】ステップS8では、一つ後方の部品を選択
し、時間計測機構の計測値を初期値に戻す。次にステッ
プS4に戻る。選択された部品は点線で囲むなどの表示
を行う。更に、頂点や辺の中点などに小さな四角形を描
画し、サイズ変更と判断するポイントを表示する場合も
ある。選択した後の操作として、前後関係の変更をメニ
ューから行う。現在は、全く重なった部品の内、手前の
部品Aを選択し、メニューから「奥に」を選択し、これ
によって部品Bを手前にすることが出来るが、図4に従
って部品Bを選択し、メニューから「手前に」を選択す
ることによって、前後関係を変更することも出来る。
【0024】図4のステップS7では規定時間が過ぎた
かと言う判定処理を行っているが、時間の計測方式とし
ては、 ポイント・デバイスのボタンが押下された時刻を計
測し、その時点からの経過時間によって、規定時間を超
過したか否かを判定する。 「マウスの位置情報の取得」の回数をカウントす
る。などの方式がある。
【0025】図5は時間を導入したポイント・デバイス
押下処理の流れ(前後関係)を示す図である。マウスが
押下された(ステップS1)。ステップS2では、マウ
ス操作のモードをmove/resize(移動/サイ
ズ変更)に設定する。ステップS3では、時刻の計測を
開始する。ステップS4では、最前方の部品を選択す
る。ステップS5では、マウスの位置情報を取得する。
【0026】ステップS6では、移動量がダンピング・
ファクタより小か否かを調べる。Yesの場合はステッ
プS8に進み、Noの場合はステップS7に進む。ステ
ップS7では、マウス操作モードに従って、移動/サイ
ズ変更処理または前後関係変更処理を行う。ステップS
8では、規定時間が過ぎたか否かを調べる。Yesの場
合はステップS9に進み、Noの場合はステップS5に
戻る。
【0027】ステップS9では、マウス操作モードが移
動/サイズ変更処理なら前後関係変更処理(forwa
rd/backward)に設定し、前後関係変更処理
なら移動/サイズ変更処理に設定する。次にステップS
5に戻る。なお、現在のマウス操作モードを操作者に知
らせる方法としては、メニューを使用する方法もあり、
マウス・カーソルのパターンを変更する方法もある。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡単なポイント・デバイスの操作により、隠
れている部品の選択および部品の前後関係の変更を行う
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図(続き)である。
【図3】本発明における左右ボタン押下検出部を導入し
たポイント・デバイス押下処理の流れを示す図である。
【図4】本発明における時間を導入したポイント・デバ
イス押下処理の流れ(選択)を示す図である。
【図5】本発明における時間を導入したポイント・デバ
イス押下処理の流れ(前後関係)を示す図である。
【図6】カード型データ処理装置の構成を示す図であ
る。
【図7】従来のポイント・デバイス押下処理の流れを示
す図である。
【符号の説明】
1 カード格納部 2 部品格納部 3 前後関係格納部 4 カード表示部
フロントページの続き (72)発明者 紀伊 隆弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、 マウスと、 部品の表示位置やサイズなどの属性を管理する部品格納
    部,部品の前後関係を管理する前後関係格納部を含むカ
    ード格納部と、 カード格納部に格納されている部品の属性および前後関
    係にしたがって、部品を表示装置に表示する表示処理部
    と、 マウス上の所定ボタンが押下された時に動作し、マウス
    ・カーソルで指示された点を含む部品の内の最前方の部
    品を選択部品とする最前方部品選択手段と、 最前方部品選択手段によって最前方の部品が選択された
    後に動作し、マウスが移動したか否かを調べるマウス移
    動判断手段と、 マウス移動判断手段によってマウスが移動したと判断さ
    れたときに動作し、マウス上の所定ボタンと他の所定ボ
    タンの両方が同時に押下されているか否かを調べるボタ
    ン同時押下検出手段と、 ボタン同時押下検出手段によってマウス上の所定ボタン
    と他の所定ボタンの両方が同時に押下されていることが
    検出されたときに動作し、カード格納部の内容を参照し
    て、マウス・カーソルで指示された点を含む部品のリス
    トを表示装置に表示するための処理を行う部品リスト表
    示処理手段とを具備することを特徴とするカード型デー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 表示装置と、 マウスと、 部品の表示位置やサイズなどの属性を管理する部品格納
    部,部品の前後関係を管理する前後関係格納部を含むカ
    ード格納部と、 カード格納部に格納されている部品の属性および前後関
    係にしたがって、部品を表示装置に表示する表示処理部
    と、 マウス上の所定ボタンが押下された時に動作し、マウス
    ・カーソルで指示された点を含む部品の内の最前方の部
    品を選択部品とする最前方部品選択手段と、 最前方部品選択手段によって最前方の部品が選択された
    後に動作し、マウスが移動したか否かを調べるマウス移
    動判断手段と、 マウス移動判断手段によってマウスが移動したと判断さ
    れたときに動作し、マウス上の所定ボタンと他の所定ボ
    タンの両方が同時に押下されているか否かを調べるボタ
    ン同時押下検出手段と、 ボタン同時押下検出手段によってマウス上の所定ボタン
    と他の所定ボタンの両方が同時に押下されていることが
    検出されたときに動作し、部品の前後関係変更のための
    処理を行う前後関係変更処理手段とを具備するたことを
    特徴とするカード型データ処理装置。
  3. 【請求項3】 表示装置と、 マウスと、 部品の表示位置やサイズなどの属性を管理する部品格納
    部,部品の前後関係を管理する前後関係格納部を含むカ
    ード格納部と、 カード格納部に格納されている部品の属性および前後関
    係にしたがって、部品を表示装置に表示する表示処理部
    と、 マウス上の所定ボタンが押下された時に動作し、マウス
    ・カーソルで指示された点を含む部品の内の最前方の部
    品を選択部品とする最前方部品選択手段と、 マウス上の所定ボタンが押下されている時間を計測する
    時間計測手段と、 最前方部品選択手段によって最前方の部品が選択された
    後に動作し、マウスが移動したか否かを調べるマウス移
    動判断手段と、 マウス移動判断手段によってマウスが静止していると判
    断されたときに動作し、時間計測手段の計測値が規定値
    を超過しているか否かを判断する時間超過検出手段と、 時間超過検出手段によって計測値が規定値を超過してい
    ると判断されたときに動作し、マウス・カーソルで指定
    された点を含む部品の集合における現在の選択部品の一
    つ後方の部品を選択部品とする後方部品選択手段とを具
    備することを特徴とするカード型データ処理装置。
  4. 【請求項4】 表示装置と、 マウスと、 部品の表示位置やサイズなどの属性を管理する部品格納
    部,部品の前後関係を管理する前後関係格納部を含むカ
    ード格納部と、 カード格納部に格納されている部品の属性および前後関
    係にしたがって、部品を表示装置に表示する表示処理部
    と、 マウス上の所定ボタンが押下された時に動作し、マウス
    操作モードを移動/サイズ変更または前後関係変更に設
    定するマウス操作モード初期設定手段と、 マウス上の所定ボタンが押下された時に動作し、マウス
    ・カーソルで指示された点を含む部品の内の最前方の部
    品を選択部品とする最前方部品選択手段と、 マウス上の所定ボタンが押下されている時間を計測する
    時間計測手段と、 最前方部品選択手段によって最前方の部品が選択された
    後に動作し、マウスが移動したか否かを調べるマウス移
    動判断手段と、 マウス移動判断手段によってマウスが静止していると判
    断されたときに動作し、時間計測手段の計測値が規定値
    を超過しているか否かを判断する時間超過検出手段と、 時間超過検出手段によって計測値が規定値を超過してい
    ると判断されたときに動作し、現在のマウス操作モード
    が移動/サイズ変更の場合はマウス操作モードを前後関
    係変更に切り替え、現在のマウス操作モードが前後関係
    変更の場合はマウス操作モードを移動/サイズ変更に切
    り替えるマウス操作モード切替手段とを具備することを
    特徴とするカード型データ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1125103A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Canon Inc 文書管理装置及びシステム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1125103A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Canon Inc 文書管理装置及びシステム及び方法

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