JP3612387B2 - 情報処理装置及びそのための制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子情報を管理する情報処理装置及びそのための制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータの急激な普及に伴い、人々の扱う電子情報の量も急激に増加した。これらの電子情報を効率よく管理するため、個々の電子情報に属性情報を付加することが行われている。例えばデータベースの分野においては、管理すべき個々のデータ(電子情報)に、キーワードなどの検索キーを属性情報として付加し、この検索キーを用いてデータの検索を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、上記のような電子情報に対する属性情報の付加は、利用者の手入力により行われていた。このため、大量の電子情報に対して、その各々に属性情報を付加することは、利用者にとって非常に大きな負担となっていた。また、ある電子情報に対して既に付加されている属性情報と同じ属性情報を他の電子情報に付加したい場合、利用者は再度同じ付加作業を繰り返すか、或いは、何らかの方法で既存の属性情報を呼び出し、しかる後これをコピーして、さらに他の電子情報の属性情報として設定するという繁雑な操作を行わねばならなかった。
【0004】
本発明の目的は、大量の電子情報に対して属性情報を付加する際の利用者の負担を軽減し、かつ、簡便な操作で既存の属性情報を電子情報に付加することのできる情報処理装置及びそのための制御方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、オブジェクトをその属性情報と共に保存、及び、管理する情報処理装置において、ユーザによる第1及び第2のオブジェクト選択を受け付ける選択手段と、ユーザによる操作に応じて、前記第1のオブジェクトの属性情報をコピーする属性情報コピーコマンド、及び、当該コピーされた属性情報を前記第2のオブジェクトに対して付加する属性情報付加コマンドを出力するコマンド出力手段と、前記属性情報コピーコマンドの出力に応じて、前記第1のオブジェクトに付加された属性情報を保存手段にコピーするコピー手段と
前記属性情報付加コマンドの出力に応じて、前記第2のオブジェクトに対して前記保存手段にコピーされた属性情報を付加する付加手段とを備え、前記付加手段は、前記保存手段にコピーされた属性情報を、前記第2のオブジェクトに既に付加されている属性情報に追加する。
また、上記情報処理装置は、前記オブジェクト又はこれを表すアイコンなどを表示する表示手段を備え、前記コマンド出力手段は、前記表示手段上に表示される、属性情報をコピーするべきオブジェクト又はこれを表すアイコンなどから属性情報を付加するべきオブジェクト又はこれを表すアイコンなどへのドラッグ&ドロップに応じて、前記属性情報コピーコマンド及び属性情報付加コマンドを出力することが好ましい。
また、上記何れかの構成よりなる情報処理装置において、複数の前記オブジェクトから所望のオブジェクトを検索する検索手段を備え、該検索手段は前記属性情報をオブジェクトの検索のための検索キーとして用いるものであっても良い
また、本発明の制御方法は、オブジェクトをその属性情報とともに保存、及び、管理する情報処理装置により実行される制御方法であって、ユーザによる第1及び第2のオブジェクトの選択を受け付けるステップと、ユーザによる操作に応じて、前記第1のオブジェクトの属性情報をコピーするコマンド、及び、当該コピーされた属性情報を前記第2のオブジェクトに対して付加するコマンドを出力するステップと、前記属性情報コピーコマンドの出力に応じて、前記第1のオブジェクトに付加された属性情報を所定の保存手段にコピーするステップと、前記属性情報付加コマンドの出力に応じて、前記第2のオブジェクトに対して前記保存手段にコピーされた属性情報を付加するステップとを備え、前記付加するステップにおいて前記保存手段にコピーされた属性情報を、前記第2のオブジェクトに既に付加されている属性情報に追加する。
尚、ここで「オブジェクト」とは、上記情報処理装置により保存、管理されるべき主体となる電子情報、例えば、テキストや画像データ、又はこれらをまとめたフォルダなどを意味する。また、「属性情報」とは、これら主体としての「オブジェクト」に付加される副次的情報、例えば、検索キー(キーワード、色、形状など)、データの作成者、作成日付、サイズ、コメント、アイコンなどである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を用いて本発明の情報処理装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の情報処理装置(以下システムという)の構成を示す概略斜視図である。本システムは、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(以下、GUIという)を採用した画像データのデータ管理システムを構成する。このシステムでは、オブジェクトとしての画像データに属性情報として検索キーを付加し、この付加された検索キーを用いて画像データの検索を行えるようになっている。尚、検索キーとしては、画像の特徴を表すキーワードや色、図形等が用いられる。
システムは、中央演算処理装置(以下、CPUという)を備え、システム全体を制御する制御装置1(コンピュータ)を中心として構成される。ディスプレイ2は、画像あるいは文字などを表示すると共に、操作のための各種画面の表示等を行う。キーボード3及びマウス4は、各種入力、指示操作等を行う。フロッピーディスクドライブ5bは、データを記憶及び保管する媒体であるフロッピーディスク5aへのデータの書き込み及び読み出しを行う。ハードディスク装置6は、入力される画像データとその属性情報を記憶及び保管する。プリンタ7は、図面等を出力する。スキャナ8は、シート状の原稿から画像データを読み取る。CD−ROMドライブ9bは、大量の画像データが所定のフォーマット形式で格納されたCD−ROM9aから画像データを読み込む。スキャナ8及びCD−ROMドライブ9bにより読み取られた画像データは、ハードディスク装置6に入力される。スピーカ10は、音声出力を行い、マイクロフォン11は、音声入力を行う。これらの装置は、それぞれ接続ケーブルを介して制御装置1と接続されている。また、図に示す矢印は、本システムにおけるデータの流れを示す。なお、これらの装置は、制御装置1に内蔵され一体に形成されても良い。
【0007】
図2は、制御装置1を中心としたブロック図である。制御装置1は、例えばインテル社製の品番i80486DX等のCPU201を中心として構成され、CPU201に接続されるデータバス220を介して、本発明にかかる属性情報コピー処理などのプログラムを記憶するROM203、処理に必要な属性情報のデータ等を一時的に記憶するRAM204、画像あるいは文字等の表示をディスプレイ2に行う表示制御回路205、キーボードからの入力を転送制御するキーボード制御回路206、マウス4からの入力を転送制御するマウス制御回路207、フロッピーディスクドライブ5bを制御するフロッピーディスクドライブ制御回路208、ハードディスク装置6を制御するハードディスク制御回路209、プリンタ7への出力を制御するプリンタ制御回路210、スキャナ8を制御するスキャナ制御回路211、CD−ROMドライブ9bを制御するCD−ROMドライブ制御回路212、スピーカへの音声出力を制御するスピーカ制御部213、及び、マイクロフォン11を制御するマイクロフォン制御回路214がそれぞれ接続される。また、CPU201には、本システムを動作させるのに必要な基準クロックを発生するためのクロック202が接続され、さらにデータバス220を介して各種拡張ボードを接続するための拡張スロット215が接続される。なお、拡張スロット215にSCSIボードを接続し、このSCSIボードを介してフロッピーディスクドライブ5b、ハードディスク装置6、スキャナ8、CD−ROMドライブ9b等を接続しても良い。
上記システムにおいて、データを保管する媒体としてフロッピーディスク5a及びハードディスク装置6を使用するが、光磁気ディスク等の他の記憶媒体を用いても良い。また、画像データの入力装置として、スキャナ8及びCD−ROMドライブ9bを使用するが、スチルビデオカメラやディジタルカメラ等の他の入力装置を用いても良い。また、出力装置としてはプリンタ7を用いるが、これはディジタル複写機等の他の出力装置を用いても良い。また、本システムでは、上記の属性情報コピー処理などのプログラムをROM203に記憶する。しかし、本プログラムの一部又は全部をフロッピーディスク5aやハードディスク装置6等のデータ記憶媒体に保管しておき、必要に応じてデータ記憶媒体よりプログラム及びデータをRAM204に読み込ませ、これを実行させても良い。また、本システムでは、外部入力装置からハードディスク装置6に入力され、記憶された画像データを管理するようにしているが、これをCD−ROM9aに記憶されている画像データを直接管理するようにしても良い。この場合、CD−ROM9aに記憶されている画像データを示すインデックスデータに対して属性情報を付加してハードディスク装置6に記憶する(なお、インデックスデータと、属性情報のセットをレコードと呼ぶ)。検索時には、まずこのレコードが検索結果として抽出され、その後レコードのインデックスデータに基づいてCD−ROM9aからオブジェクト本体を読み出す。
本システムにおいては、画像データを管理対象(オブジェクト)としているが、これは静止画像データ、動画像データ、文字データ、音声データ、あるいは、これらデータの組み合わせであるマルチメディアデータであってもよい。更に、これらのデータをまとめるフォルダをオブジェクトとしても良いし、ネットワークが組まれている場合には、各コンピュータ自体をオブジェクトとして取り扱っても良い。
【0008】
以下、制御装置1の備えるCPU201の実行する制御処理の内容について説明する。CPU201は、ROM203に記憶されている制御プログラムに基づいて、検索キーを用いた検索処理の他、ある画像データに対してコマンドを出力することにより、この画像データに付加されているすべての検索キー(属性情報)をRAM204にコピーする処理、さらに、このRAM204上の検索キーを別の画像データに付加する処理を行う。以下、検索処理について簡単に説明した後に、属性情報のコピー処理について説明する。
図3は、ディスプレイ2に表示される初期設定画面を示す。初期設定画面は、3つのウィンドウ22,24,26から構成される。ウィンドウ22内には、ハードディスク装置6に記憶されている画像データのうち、属性情報として検索キーが既に付加されている画像データのアイコンを一覧表示する。一覧表示される各画像データには、検索キーとして、画像の特徴を表すキーワード、色、図形などのデータが付加されている。利用者が1以上の検索キーを選択した後に、検索開始を指示した場合には、ハードディスク装置6に記憶する画像データの中から、選択した検索キーのうちの少なくとも1つを属性情報として有する画像データを検索し、該当する画像データのみをウィンドウ22内に一覧表示する。ウインドウ26には、ハードディスク装置6に書き込まれた画像データの内、まだ属性情報として検索キーの付加されていない画像データのアイコンが一覧表示される。また、ウィンドウ24内には、実行する処理の内容を選択、指示するためのメニュー画面を表示する。
図4は、CPU201の実行するプログラムのメインルーチンを示すフローチャートである。システムの電源が投入され、プログラムが起動すると、まず、各処理で必要な変数等の初期化、及び、ディスプレイ2上への初期設定画面(図3を参照)の表示を行う(ステップS1)。利用者によるメニュー選択、若しくは、ドラッグ&ドロップといったアクションに応じてイベントが発生している場合には、そのイベントに応じる処理を行う(ステップS2)。図3に示す設定画面中、ウィンドウ24内に示すメニュー画面の中から「属性情報コピー」のメニュー25が選択された場合、すなわち、属性情報コピーのコマンドが出力された場合、ウィンドウ22内において選択されている画像データに付加されている属性情報のデータを、一時的にRAM204に格納する属性情報コピー処理を実行した後に(ステップS3)、ステップS7へと進む。設定画面中、「属性情報付加」のメニュー28が選択された場合、すなわち、属性情報付加コマンドが出力された場合、ウィンドウ26内において選択されている画像データに、RAM204に格納されている属性情報のデータを付加する属性情報付加処理を実行した後に(ステップS4)、ステップS7へと進む。その他のメニューが選択された場合には、その他のメニューに対応する処理を実行した後に(ステップS5)、ステップS7へと進む。マウス4の操作により、ウィンドウ22に表示する画像データのアイコンからウィンドウ26に表示する画像データのアイコンへのドラッグ&ドロップが行われた場合には、ドラッグ&ドロップ処理を実行する(ステップS6)。なお、このドラッグ&ドロップ処理については後に詳しく説明する。何のイベントも発生していない場合には、直ちにその他の処理(ステップS7)へと進む。ステップS7におけるその他の処理が終了した場合には、ステップS2へと戻る。なお、ステップS5及びステップS7において実行する処理の内容は、従来のデータベース管理システムで実行する検索処理等と同じであり、また、本発明のデータベース管理システムに直接関係しないため、ここでの説明は省略する。
【0009】
図5は、属性情報コピー処理(図4、ステップS3)のフローチャートである。キーボード3又はマウス4の操作によりウィンドウ22内に一覧表示された画像データの内の1つ(例えばアイコンG6)が選択されている場合(ステップS31でYES)、選択中の画像データに付加されているすべての属性情報のデータ、本システムでは検索キーのデータを一括して抽出してRAM204に格納する(ステップS32)。この後、メインルーチンへとリターンする。また、ウィンドウ22内の画像データが選択されていない場合には(ステップS31でNO)、直ちにメインルーチンへとリターンする。
【0010】
図6は、属性情報付加処理(図4、ステップS4)のフローチャートである。キーボード3又はマウス4の操作によりウィンドウ26に一覧表示された属性情報の付加されていない画像データ(例えば画像データH3)が選択されている場合(ステップS41でYES)、バッファとして用いられるRAM204に、属性情報のデータ、本システムでは検索キーのデータが記憶されているか否かを調べる。ここで、RAM204に検索キーのデータが記憶されている場合には(ステップS42でYES)、選択されている画像データに、RAM204に書き込まれている検索キーのデータを属性情報のデータとして付加する(ステップS43)。選択されている画像データがない場合(ステップS41でNO)、直ちにメインルーチンへリターンする。ステップS43における処理の終了後、又は、RAM204に属性情報のデータが書き込まれていない場合(ステップS42でNO)、手入力により、一件ずつ検索キーを追加又は削除する従来より実行されている属性情報入力処理を実行する(ステップS44)。この後に、メインルーチンへとリターンする。
なお、属性情報のコピー先として既に検索キーの付加されている画像データを選択した場合に、RAM204に記憶する検索キーを既存の検索キーに追加しても良いし、検索キーを全てRAM204上の検索キーに更新しても良い。
【0011】
図7は、ハードディスク装置6のデータ構造の概略を示す図である。図示するように、ハードディスク装置6内には、登録された各画像データH1,H2,…のデータを格納する画像データの格納領域60と、これらの各画像データに属性情報として付加された検索キーのデータ、例えば、キーワードh1,h2,…のデータを格納する領域61とが設けられる。例えば、図3に示す設定画面において、画像データG6を選択して「属性情報のコピー」のメニュー25の選択を行い、更に、画像データH3を選択して「属性情報付加処理」のメニュー28の選択を行った場合を考える。この場合、画像データG6に属性情報として付加されている検索キーのデータ、例えば、キーワードg6−1,g6−2,…のデータが、バッファとして使用されるRAM204に一時的に記憶された後、ハードディスク装置6内の画像データH3に対応する属性情報の格納領域61に書き込まれる。
【0012】
また、上に説明するように、「属性情報コピー」のメニュー25の選択、及び、「属性情報付加処理」のメニュー28の選択を、ディスプレイ2上に表示されるメニュー画面をキーボード3又はマウス4により操作して行う以外に、ディスプレイ2上に表示される画像データのアイコンをマウス4によりドラッグ&ドロップすることにより実行しても良い。
図8は、ドラッグ&ドロップにより属性情報のコピーを実行する場合の具体例を示す図である。(a)は、マウス4を操作してマウスカーソルをディスプレイ2上に表示される第1画像データのアイコンに合わし、マウスボタンを押すことで、当該データを選択した状態を示す。(b)は、選択した第1画像データのアイコンを、ドラッグ(マウスボタンを押した状態を保持したままマウス操作することにより、選択したアイコンを移動させる)している状態を示す。(c)に示すように、第1画像データのアイコンが第2画像データのアイコンの上に重ねられた場合、当該第2画像データが選択される。この位置でマウスボタンを放すことにより、第1画像データのアイコンを第2画像データのアイコン上にドロップする。
CPU201は、図4に示すメインルーチンの中で、ドラッグ&ドロップによるイベントの発生に応じて(ステップS2)、図9に示すドラッグ&ドロップ処理(ステップS6)を実行する。ドラッグ&ドロップ動作(イベントの発生)は、アイコンをドラッグ後にドロップしたタイミングで検出される。ドラッグ&ドロップ動作が検出され、ドラッグ&ドロップ処理ルーチンがコールされた場合、属性情報コピー処理(ステップS61)を実行した後、直ちに属性情報付加処理を実行する(ステップS62)。すなわち、ドラッグ&ドロップにより属性情報コピーコマンドと属性情報付加コマンドとが同時に出力され、これにより、第1画像データの属性情報のRAM204への書き込みと、RAM204に書き込まれた属性情報の第2画像データへの付加が連続して行われる。なお、ステップS61で実行する属性情報コピー処理は、図5に示すステップS3の処理と同じであり、ステップS62で実行する属性情報付加処理は、図6に示すステップS4の処理と同じである。このため、ここでの重複した説明は省く。なお、第1画像データのアイコンを第2画像データのアイコン上にドロップした際に、属性情報のコピーを行うか否かを選択できるようにしても良い。また、ディスプレイ2上でドラッグ&ドロップする対象はアイコンに限られず、画像データを示す文字、或いは、画像データそのものの一部又はこれを縮小したもの等でも良い。
本システムは、属性情報をコピーする場合、選択された画像データの属性情報のすべてをRAM204に記憶するようにしているが、その一部を選択して記憶するようにすることも考えられる。
【0013】
本システムの変形例として、属性情報としてコメントの付加された文書ファイルをオブジェクトとする場合について考える。この場合、当該文書ファイルを示すアイコンを選択し、コピー先の文書ファイルのアイコンへとドラッグ&ドロップすることで、ファイルをドロップした文書ファイルに同一内容のコメントを付加することができる。これにより、各ファイルに同じ内容のコメントを繰り返し入力する手間を省くことができる。なお、コピー先のファイルは画像データファイル、及び、その他の種類のファイルであっても良い。
また、本システムの別の変形例として、システムがサーバとして、サーバ・クライアント方式のネットワーク上にある場合について考える。このシステムでは、ディスプレイ2上に表示されるクライアントのアイコンをオブジェクトとして選択し、コピー先のクライアントのアイコンへとドラッグ&ドロップを行うことで、属性情報として、アクセス可能なユーザIDや、クライアントがアクセス可能なファイルの種類などをコピーする。これにより、新規に接続したクライアントについて多数の設定項目を繰り返し入力するのではなく、他のクライアントに設定されている内容を元にその一部を修正するだけで良くなり、サーバの利用者の手間を削減することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置及びそのための制御方法では、オブジェクトを選択し、この選択されたオブジェクトに対して、属性情報をコピーするコマンドを出力することにより、選択されたオブジェクトに付加されている属性情報が保存手段にコピーされる。また、属性情報を付加するべきオブジェクトを選択し、この選択されたオブジェクトに対して、属性情報を付加するコマンドを出力することにより、保存手段上の属性情報を選択されたオブジェクトに付加するようにする。このとき、保存手段上の属性情報を、既存の属性情報に追加して付加する。上記の構成の情報処理装置及びそのための制御方法によれば、あるオブジェクトに対して、他のオブジェクトに付加されている属性情報同じ属性情報を付加する際、オブジェクトを選択してコマンドを出力するという簡便な操作によりこれを実現することができる。これは、大量のデータ(オブジェクト)を管理するデータベース管理システムにおいて、これらのデータそれぞれに検索キーとして属性情報を付加するような場合に、特に有効である
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の情報処理装置の構成を示す概略斜視図である。
【図2】システムを構成する制御装置を中心としたブロック図である。
【図3】ディスプレイに表示される設定画面の一例を示す図である。
【図4】データベースプログラムのメインルーチンを示す図である。
【図5】属性情報コピー処理ルーチンのフローチャートである。
【図6】属性情報付加処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】検索キーとしてキーワードの付加された各画像データを格納するハードディスク装置のファイル構造の概略を示す図である。
【図8】ドラッグ&ドロップにより属性情報のコピー及び付加を実行する場合の一例を示す図である。
【図9】ドラッグ&ドロップ処理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1…制御装置
2…ディスプレイ
3…キーボード
4…マウス
5a…フロッピーディスク
5b…フロッピーディスクドライブ
6…ハードディスク装置
7…プリンタ
8…スキャナ
9a…CD−ROM
9b…CD−ROMドライブ
10…スピーカ
11…マイクロフォン
201…CPU
202…データバス
203…ROM
204…RAM

Claims (4)

  1. オブジェクトをその属性情報とともに保存、及び、管理する情報処理装置において、
    ユーザによる第1及び第2のオブジェクト選択を受け付ける選択手段と、
    ユーザによる操作に応じて、前記第1のオブジェクトの属性情報をコピーする属性情報コピーコマンド、及び、当該コピーされた属性情報を前記第2のオブジェクトに対して付加する属性情報付加コマンドを出力するコマンド出力手段と、
    前記属性情報コピーコマンドの出力に応じて、前記第1のオブジェクトに付加された属性情報を保存手段にコピーするコピー手段と
    前記属性情報付加コマンドの出力に応じて、前記第2のオブジェクトに対して前記保存手段にコピーされた属性情報を付加する付加手段とを備え
    前記付加手段は、前記保存手段にコピーされた属性情報を、前記第2のオブジェクトに既に付加されている属性情報に追加することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記オブジェクト又はこれを表すアイコンなどを表示する表示手段を備え、前記コマンド出力手段は、前記表示手段上に表示される、属性情報をコピーするべきオブジェクト又はこれを表すアイコンなどから属性情報を付加するべきオブジェクト又はこれを表すアイコンなどへのドラッグ&ドロップに応じて、前記属性情報コピーコマンド及び属性情報付加コマンドを出力する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の前記オブジェクトから所望のオブジェクトを検索する検索手段を備え、
    該検索手段は前記属性情報をオブジェクトの検索のための検索キーとして用いる前記請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. オブジェクトをその属性情報とともに保存、及び、管理する情報処理装置により実行される制御方法であって、
    ユーザによる第1及び第2のオブジェクトの選択を受け付けるステップと
    ユーザによる操作に応じて、前記第1のオブジェクトの属性情報をコピーする属性情報コピーコマンド、及び、当該コピーされた属性情報を前記第2のオブジェクトに対して付加する属性情報付加コマンドを出力するステップと
    前記属性情報コピーコマンドの出力に応じて、前記第1のオブジェクトに付加された属性情報を所定の保存手段にコピーするステップと、
    前記属性情報付加コマンドの出力に応じて、前記第2のオブジェクトに対して前記保存手段にコピーされた属性情報を付加するステップとを備え、
    前記付加するステップにおいて、前記保存手段にコピーされた属性情報を、前記第2のオブジェクトに既に付加されている属性情報に追加することを特徴とする制御方法。
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