JPH11232155A - 文書管理システム及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

文書管理システム及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JPH11232155A
JPH11232155A JP10035075A JP3507598A JPH11232155A JP H11232155 A JPH11232155 A JP H11232155A JP 10035075 A JP10035075 A JP 10035075A JP 3507598 A JP3507598 A JP 3507598A JP H11232155 A JPH11232155 A JP H11232155A
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document data
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JP10035075A
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Tadashi Naganuma
正 長沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースに管理されている文書データ
を、出力環境に適した文書データに効率よく変換して出
力することができる文書管理システム及びその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供できる。 【解決手段】 複数種類のデータタイプのデータが混在
して構成される文書データを管理する画像処理システム
において、データタイプと該データタイプを有する文書
データに用いるアプリケーションとを対応づけて管理す
る管理テーブルを記憶する。選択された文書データのデ
ータタイプを処理単位毎に判定し、判定された各データ
タイプに対応するアプリケーションを管理テーブルより
獲得する。そして、獲得されたアプリケーションを起動
して、文書データに適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータタイ
プのデータが混在して構成される文書データを管理する
データベースより、所望の文書データを選択して出力す
る場合に、その出力環境に応じて該文書データに処理を
施す文書管理システム及びその制御方法、コンピュータ
可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙等の記録媒体に印刷された文
字、図形、自然画等の画像情報からなる原稿を電子化し
て管理するには、大型コンピュータ、大容量外部記憶装
置、スキャナ、専用のデータベース等を用いた大がかり
なシステムを用いて実現していた。この種のシステムに
おいては、スキャナで原稿上の画像情報を読み取り、そ
の読み取った画像情報を画像データ(文書データ)に変
換して管理する。そして、その管理された文書データに
対する扱いにはある程度の知識と熟練を要していた。し
かし、近年、高性能なパーソナルコンピュータ、グラフ
ィックユーザインタフェース(GUI)の普及、データ
ベース処理技術、画像処理技術の向上などによって、汎
用のパーソナルコンピュータ、スキャナで十分高速に処
理できるシステムが実現されている。更に、管理されて
いる文書データは、その内容を確認できる程度に縮小表
示した画像を一覧表示することができ、各文書データの
内容を容易に判別できるような構成となっている。
【0003】このように、今日ではあたかもオフィスの
各自の机の上で書類の内容を確認したり、ファイリング
したりするような感覚で、コンピュータに管理されてい
る文書データを高速に処理できる文書管理システムが実
現されている。
【0004】また、ネットワーク処理技術の進歩によ
り、ネットワーク上に文書データを蓄積するデータベー
スを配置し、そのデータベースに蓄積された文書データ
を複数のユーザが利用できる文書管理システムも実現さ
れてきている。
【0005】また、スキャナにADF(Auto Document
Feeder:自動原稿給紙装置)を装着すれば、大量の頁数
からなる原稿を連続して原稿の読み込めるので、効率よ
く大量の原稿も管理することができる。
【0006】また、文書管理システムで管理されている
文書データに対して、編集作業を行ったり、印刷出力を
実行させるために、それぞれの処理に対応した機能アイ
コンを文書管理システムを管理するためのユーザインタ
フェース上に登録している。そして、この機能アイコン
は文書データを縮小表示した画像のー覧が表示される同
一画面上に配置されるため、縮小表示された画像を機能
アイコン上に移動して重ねる操作を行うことで、その機
能アイコンに指定された処理を文書データに与えること
ができる。
【0007】機能アイコンの例としては、文書データの
複写を行うコピーアイコン、文書データを読み込んで編
集を行うエディタを起動する編集アイコン、文書データ
を文書管理システムに接続されているプリンタに出力す
るプリンタアイコン、スキャナにセットされた原稿の読
み込みを指示するスキャナアイコン等がある。
【0008】また、この文書管理システムで管理してい
る文書データから任意の画像データを抽出して、例え
ば、Windows(登録商標)等の他のシステムで活
用したい場合には、その文書データをWindowsで
使用できるデータ形式に変換して出力する必要がある。
例えば、文書データに含まれる自然画・図形部分はペイ
ント系編集アプリケーションで扱えるようなビットマッ
プ形式(以下、BMPとも称する)の画像データに変換
し、文書データに含まれる文字列部分はワードプロセッ
サで扱えるようなテキスト形式に変換する必要がある。
これらの処理は、exportと呼ばれる画像データを
所望のデータ形式に変換して所望の出力先に出力する処
理(出力変換処理)を用いて実現され、ユーザがそのデ
ータの内容に応じて、出力変換処理の処理内容を適宜し
て決定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文書管理システム以外のシステムに対し、文書管理
システムに登録されている様々な文書データ中のデータ
を流用して新規に文書データを作成する場合には、文書
管理システムで管理されている文書データ中のデータを
データタイプ毎に抽出する必要がある。そして、例え
ば、文書データ中の文字列部分とテキストデータ、自然
画・図形部分をビットマップデータとして抽出する場合
には、次のような間題点があった。
【0010】即ち、文書データが複数頁から構成され、
文字列からなる頁、自然画・図形からなる頁が混在して
構成される場合には、一括して文書データの変換出力処
理を実行することができず、頁単位でユーザが各頁の文
書データのデータタイプを把握しながら、適切な変換出
力処理の処理内容を決定しなければならなかった。
【0011】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、データベースに管理されている文書データを、
出力環境に適した文書データに効率よく変換して出力す
ることができる文書管理システム及びその制御方法、コ
ンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による文書管理システムは以下の構成を備え
る。即ち、複数種類のデータタイプのデータが混在して
構成される文書データを管理する文書管理システムであ
って、データタイプと該データタイプを有する文書デー
タに用いるアプリケーションとを対応づけて管理する管
理テーブルを記憶する記憶手段と、選択された文書デー
タのデータタイプを処理単位毎に判定する判定手段と、
前記判定手段で判定された各データタイプに対応するア
プリケーションを前記管理テーブルより獲得する獲得手
段と、前記獲得手段で獲得されたアプリケーションを起
動して、前記文書データに適用する適用手段とを備え
る。
【0013】また、好ましくは、所望のデータタイプと
所望のアプリケーションを対応づけて前記管理テーブル
に設定する設定手段を更に備える。
【0014】また、好ましくは、前記適用手段の実行を
指示する指示手段を更に備える。
【0015】また、好ましくは、前記判定手段は、少な
くとも前記処理単位毎に前記文書データのデータタイプ
が文字であるか否かを判定する。
【0016】また、好ましくは、前記管理テーブルは、
前記アプリケーションの格納先を示す情報を有する。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
文書管理システムの制御方法は以下の構成を備える。即
ち、複数種類のデータタイプのデータが混在して構成さ
れる文書データを管理する画像処理方法であって、デー
タタイプと該データタイプを有する文書データに用いる
アプリケーションとを対応づけて管理する管理テーブル
を記憶する記憶工程と、選択された文書データのデータ
タイプを処理単位毎に判定する判定工程と、前記判定工
程で判定された各データタイプに対応するアプリケーシ
ョンを前記管理テーブルより獲得する獲得工程と、前記
獲得工程で獲得されたアプリケーションを起動して、前
記文書データに適用する適用工程とを備える。
【0018】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
複数種類のデータタイプのデータが混在して構成される
文書データを管理する文書管理システムの制御のプログ
ラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであっ
て、データタイプと該データタイプを有する文書データ
に用いるアプリケーションとを対応づけて管理する管理
テーブルを記憶する記憶工程のプログラムコードと、選
択された文書データのデータタイプを処理単位毎に判定
する判定工程のプログラムコードと、前記判定工程で判
定された各データタイプに対応するアプリケーションを
前記管理テーブルより獲得する獲得工程のプログラムコ
ードと、前記獲得工程で獲得されたアプリケーションを
起動して、前記文書データに適用する適用工程のプログ
ラムコードとを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施形態のドキュメント管
理システム(Document ManagementSystem:以下、DM
Sと略する)の概略構成を示す図である。
【0021】図1において、DMSは、ネットワークシ
ステム上に構成され、11はDMSの各種構成要素を相
互に接続するネットワークである。
【0022】DMSは、基本的には、DMSサーバ12
とDMSクライアント13で構成され、以下、その機能
について順に説明して行く。
【0023】DMSサーバ12は、本DMS全体の管理
を行うコンピュータである。DMSサーバ12は、公知
の技術で実現されるネットワーク処理の役割の他に主
に、データの蓄積、各装置間の文書データの送受信管
理、セキュリティ管理、複数ユーザ間の排他制御処理、
文書データを蓄積するデータベース管理等を行う。尚、
DMSサーバ12の詳細構成については、図2を用いて
後述する。
【0024】DMSクライアント13は、ユーザが実際
に文書データの入力、参照、出力等の作業を行うパーソ
ナルコンピュータである。図1では、概念図のため省略
しているが、実際の稼働システムでは、このDMSクラ
イアント13が複数台ネットワーク11に接続される。
尚、DMSクライアント13の詳細構成については、図
3を用いて後述する。
【0025】14はスキャナであり、記録媒体に印刷ま
たは記載された文字、図形、自然画等の画像情報を読み
取り、画像データ(文書データ)に変換して出力する装
置である。スキャナ14はネットワーク11に接続さ
れ、複数台のDMSクライアント13によって公知の技
術を用いて共有される。即ち、複数台のDMSクライア
ント13は、それぞれネットワーク11を経由してスキ
ャナ14の動作を制御することができる。
【0026】15はプリンタであり、スキャナ14と同
様に複数台のDMSクライアント13によって公知の技
術を用いて共有される。即ち、複数台のDMSクライア
ント13はそれぞれネットワーク11を経由してプリン
タ15の制御を行うことができる。尚、プリンタ15
は、本実施形態においてはDMSサーバ12に蓄積され
た文書データを印刷出力する役割を果たす。
【0027】16はモデムであり、他のネットワークシ
ステムとの電子メールの送受信、FAXの送受信の処理
を行う。このモデム16も上記スキャナ14やプリンタ
15と同様に公知の技術を用いて複数台のDMSクライ
アント13に共有され、それぞれネットワーク11を経
由して制御される。
【0028】17はCDーROMドライブであり、上記
スキャナ14やプリンタ15と同様に公知の技術を用い
てDMSサーバ12及び複数台のDMSクライアント1
3が共有し、それぞれネットワーク11を経由して制御
を行うことができる。本実施形態においては、主にDM
Sサーバ12、DMSクライアント13それぞれの制御
プログラムのインストールに用いられる。
【0029】尚、本発明では、スキャナ14、プリンタ
15、モデム16、CDーROMドライブ17はネット
ワーク11に接続されているが、DMSクライアント1
3に直接接続する構成でも構わない。
【0030】以上の構成において、本実施形態のDMS
は、記録媒体上に印刷された文字、図形等の画像情報を
スキャナ14によって文書データとして読み取り、ネッ
トワーク11上の記憶装置に格納する。ここで、DMS
クライアント13は、DMSサーバ12に格納された文
書データに対し、文書データを参照する機能と、文書デ
ータを検索する機能と、文書データに注釈(アノテーシ
ョン)を付加する機能を有する。また、付加された注釈
は、文書データとは別形式(後述する図6に示すアノテ
ーションデータ)としてDMSサーバ12に格納され、
検索等に用いられる。
【0031】次に、DMSサーバ12の詳細な構成につ
いて、図2を用いて説明する。
【0032】図2は本発明の実施形態のDMSサーバの
詳細な構成を示す図である。
【0033】図2において、22はCPUであり、主に
外部記憶装置(HDD)28に格納されている制御プロ
グラム281〜284に従って後述するフローチャート
に示すような処理を含む各種処理を実行する。
【0034】23はROM(リードオンリーメモリ)で
あり、表示・印刷に用いる文字フォント、入力装置であ
るキーボード25よりキーが押下されたことによって出
力される電気信号に対応した文字コードを出力するため
の文字コード表や、あらかじめ設定されている値等を記
憶している。また、後述するフローチャートに示される
制御プログラムをROM23に格納するような構成にし
ても良い。
【0035】24はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であり、各処理中に必要となるワークエリアを有する。
241はROM23に格納される基本I/Oプログラム
が動作する時に必要とされるワーク領域である。CPU
22は、まず、基本I/Oプログラムを起動し、次にD
MSが動作するOSを起動する。242はOSが動作す
るためのワーク領域である。243はDMSプログラム
が動作するためのワーク領域であり、HDD28のDM
Sprog282に格納されているDMSプログラムを
この領域にロードして動作する。244はDMSプログ
ラムが動作するために必要とされるHDD28のDMS
data285に格納されているリソースなどの固定デ
ータ等をこの領域にロードする。245はその他の処理
で使用されるワーク領域である。
【0036】25は入力装置としてのキーボードであ
る。26は入力装置としてのポインティングデバイスで
あり、本実施形態の場合、マウスを使用している。27
は表示装置であり、DMSの管理者はその表示で操作の
経過、結果を判断することができる。
【0037】28はハードディスク等の大容量記憶装置
で構成される外部記憶装置(HDD)であり、ネットワ
ーク11を管理する基本プログラムProg281やD
MSを管理するDMSプログラムDMSProg28
2、スキャナ14を制御するスキャンプログラムSca
nProg283、選択した文書データの実体に含まれ
ているデータタイプを判定するOCRプログラムOCR
Prog284、文書データを蓄積、管理する領域及び
リソースなどの固定データを記憶するDMSdata2
85を格納する。
【0038】29はフロッピーディスクドライブ(FD
D)であり、フロッピーディスク2Aに対する文書デー
タの格納あるいはフロッピーディスク2Aからのデータ
の読み出し等に使用される。主な使用目的は、DMSの
制御プログラムのインストールである。
【0039】フロッピーディスク2Aには、文書データ
の格納等に用いられるが、本DMSはフロッピーディス
ク2Aに配布用の制御プログラムを格納して用いる。ま
た、この制御プログラムからのインストールによって、
HDD28のDMSprog282、DMSdata2
85等がインストールされる。また、このフロッピーデ
ィスク2Aの内容の詳細については、図11を用いて後
述する。
【0040】尚、FDD29、フロッピーディスク2A
の代わりに、CD−ROMドライブとCD−ROMを用
いた構成にしも良い。
【0041】次に、DMSクライアント13の詳細な構
成について、図3を用いて説明する。
【0042】図3は本発明の実施形態のDMSクライア
ント13の詳細な構成を示す図である。
【0043】図3において、32はCPUであり、主に
外部記憶装置(HDD)37に格納されているDMS制
御プログラム371に従って後述するフローチャートに
示すような処理を含む各種処理を実行する。
【0044】33はROM(リードオンリーメモリ)で
あり、表示・印刷に用いる文字フォント、入力装置であ
るキーボード34よりキーが押下されたことによって出
力される電気信号に対応した文字コードを出力するため
の文字コード表や、あらかじめ設定されている値等を記
憶している。また、後述するフローチャートで示される
制御プログラムをROM33に格納するような構成にし
ても良い。
【0045】35はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であり、各処理中に必要となるワークエリアを有する。
351はROM33に格納される基本I/Oプログラム
が動作する時に必要とされるワーク領域である。CPU
32は、まず、基本I/Oプログラムを起動し、次にD
MSが動作するOSを起動する。352はOSが動作す
るためのワーク領域である。353はDMSプログラム
が動作するためのワーク領域であり、HDD37のDM
Sprog371に格納されているDMSプログラムを
この領域にロードして動作する。354はDMSプログ
ラムが動作するために必要とされるHDD37のDMS
data372に格納されているリソースなどの固定デ
ータ等をこの領域にロードする。355は本実施形態で
使用する領域であり、任意の文書データを選択した場合
のその文書データの全頁数を格納する。尚、この領域3
55に格納される文書データの全頁数は、後述する文書
データに関する情報より得られる。356は後述する本
実施形態で使用する領域であり、現在処理対象となって
いる文書データの頁数を格納する。357はその他の処
理で使用されるワーク領域である。
【0046】34は入力装置としてのキーボードであ
る。36は入力装置としてのポインティングデバイスで
あり、本実施形態の場合、マウスを使用している。38
は表示装置であり、DMSクライアント13で作業する
ユーザはこの表示装置38に表示されるユーザインタフ
ェースによって操作の経過、結果を判断する。
【0047】37はハードディスク等の大容量記憶装置
で構成される外部記憶装置(HDD)であり、DMSク
ライアント13やDMSサーバ12とのデータの通信等
を行うDMSプログラムであるDMSProg371、
DMSクライアント13で管理する文書データを蓄積す
る領域であるDMSdata372等を格納する。
【0048】39はフロッピーディスクドライブ(FD
D)であり、フロッピーディスク3Aヘの文書データの
格納あるいはフロッピーディスク3Aからのデータの読
み出し等に使用される。主な使用目的は、DMSの制御
プログラムのインストールである。
【0049】フロッピーディスク3Aには、文書データ
の格納等に用いられるが、本DMSはフロッピーディス
ク3Aに配布用の制御プログラムを格納して用いる。ま
た、この制御プログラムからのインストールによって、
HDD37のDMSprog371、DMSdata3
72等がインストールされる。また、このフロッピーデ
ィスク3Aの内容の詳細については、図11を用いて後
述する。
【0050】尚、FDD39、フロッピーディスク3A
の代わりに、CD−ROMドライブとCD−ROMを用
いた構成にしても良い。
【0051】次に、図2の外部記憶装置28のDMSd
ata285に格納されている文書データの内容の詳細
について、図4を用いて説明する。
【0052】図4は本発明の実施形態のDMSdata
の内容の詳細を示す図である。
【0053】図4において、41は文書データを管理す
るデータベース自体を管理するための情報を格納する領
域であり、データベースの作成期日、データベース名
称、セキュリティ等のDB管理情報が格納されている。
42はデータベースに蓄積されている文書データを階層
的に管理するための情報を格納する領域であり、その階
層の構成、名称等のフォルダ情報が格納されている。こ
のフォルダ情報42は、後述する図7のユーザインタフ
ェース内の領域71にて表示され、ユーザが認識するこ
とができる。
【0054】43は文書データを管理するための情報を
格納する領域であり、文書名、イメージデータかテキス
トデータであるかの識別子であるデータタイプ、文書デ
ータ検索の際に使用するカテゴリの登録、文書データの
著者、文書データの作成に用いたアプリケーションのバ
ージョン、文書データの作成日、頁数、文書データの排
他制御を指示する情報等の文書情報が格納されている。
この文書情報43の詳細については、図5を用いて後述
する。
【0055】44は文書データの書式に関する情報を格
納する領域であり、文書データに対する縮小表示画像
(サムネイルデータ)の実体と共に、文書データのサイ
ズ、向き、添削情報データ等の頁情報が格納されてい
る。この頁情報44は、後述する図7のユーザインタフ
ェース内の領域72にて表示され、ユーザが認識するこ
とができる。また、この頁情報44の詳細については、
図6を用いて後述する。
【0056】45はDMSに登録されているユーザを管
理するための情報を格納する領域であり、各ユーザのロ
グイン名、パスワード等のユーザ情報が格納されてい
る。
【0057】46はDMSに登録された文書データを分
類するためのキーワード等のカテゴリ情報を格納する領
域である。47は文書データの実体を格納する領域であ
り、頁単位で、文書データ順にかつ頁順に各文書データ
が格納されている。各文書データの格納先は、後述する
図6の文書格納先ポインタ6Cに格納されているポイン
タを参照することで判定する。
【0058】次に、図4の文書情報43の詳細につい
て、図5を用いて説明する。
【0059】図5は本発明の実施形態の文書情報の詳細
を示す図である。
【0060】文書情報43は登録された文書データの管
理情報を含むものであり、主に図5の文書データ50で
1頁分の文書データを構成する。従って、登録された文
書データの複数頁分の文書データが文書情報43に含ま
れることになる。
【0061】図5では、文書名が”report2”と
いう4頁からなる文書データ50を示している。前後に
続くデータは別に登録されている文書データである。
【0062】文書データ50において、51はフォルダ
識別子であり、当該文書データが属するフォルダの識別
子を格納している。これは、DMS内部でDMSプログ
ラムが識別するために自動的に割り振られる。また、ユ
ーザはこのフォルダ識別子51を変更することはできな
い。52は文書識別子であり、当該文書データの識別子
を格納している。これは、DMS内部でDMSプログラ
ムが識別するために自動的に割り振られる。また、ユー
ザはこの文書識別子52を変更することはできない。
【0063】53は当該文書データの文書名を格納して
いる。本実施形態では”report2”という文書名
を格納している。54は当該文書データがイメージデー
タかテキストデータかを示す識別子を格納している。本
実形態では識別子として”I”が格納され、これはイメ
ージデータであることを示している。55、56は当該
文書データの検索において使用される文書データに付加
されたカテゴリを格納している。文書データに付加され
たカテゴリは、当該DMSに登録されたカテゴリとな
る。尚、本実施形態では、”製品情報”、”改良点”と
いうカテゴリが文書データに付加されている。
【0064】57は当該文書データの著者名を格納して
いる。本実施形態では”naga”というユーザが作成
したものであることを示している。58は当該文書デー
タを作成したアプリケーションのバージョンを格納して
いる。59は当該文書データの作成日を格納している。
【0065】5Aは当該文書データが排他制御されてい
るか否かを示す情報を格納している。本実施形態で
は、”OFF”となっており、この文書データは誰にも
占有されていないことを示している。5Bは当該文書デ
ータが有する頁数を格納している。本実施形態では、5
頁で構成される文書データであることを示している。5
Cはキーワードであり、当該文書データの内容を表す画
像データにOCR処理を実施して抽出した文字列の内、
出現回数の多い単語を自動的に検出した単語を格納して
いる。この単語が文書データの特徴を表すキーワードと
なり、文書データの検索に利用される。5Dは当該文書
データを管理する権利を有するユーザ名を格納してい
る。本実施形態では”naga”というユーザがその権
利を有することを示している。
【0066】次に、図4の頁情報44の詳細について、
図6を用いて説明する。
【0067】図6は本発明の実施形態の頁情報の詳細を
示す図である。
【0068】尚、この頁情報44は、文書情報43を表
示する際に必要な頁単位で格納する情報である。従っ
て、各文書データが有する頁数分だけこの形式で格納さ
れることになる。
【0069】図6では、5頁で構成される文書データに
対する頁情報の一部を示しており、60は2頁目の頁情
報の一部、61は3頁目の頁情報、62は4頁目の頁情
報の一部となっている。。
【0070】63は頁番号であり、その頁が属する文書
データ中の頁番号を示している。本実施形態では、第3
頁目の頁情報であることを意味している。また、頁番号
6Dは4頁目であることを示している。
【0071】64はフォルダ番号であり、これはDMS
内部でDMSプログラムが識別するために自動的に割り
振られる。また、ユーザはこのフォルダ番号64を変更
することはできない。65は文書番号であり、これも同
様にDMS内部でDMSプログラムが自動的に割り振ら
れる。また、ユーザはこの文書番号65を変更すること
はできない。
【0072】66は当該頁の紙サイズを格納している。
67は当該頁の向きを格納している。本実施形態では、
紙サイズが「A4」、向きが「縦方向(H)」であるこ
とをを意味している。68は頁タイプであり、図4の文
書実体47に格納されている当該頁の実体の使用色数を
格納している。ここでいう使用色とは、白黒、グレイス
ケール、カラー等の分類を表す値である。
【0073】69はアノテーション色データであり、当
該頁に付加されたアノテーションデータで使用されてい
る色を格納している。また、このアノテーション色デー
タ69は、アノテーションデータ6A(アノテーション
データの実体)と1対1で対応している。
【0074】6Aは自然画、図形等の形式で当該頁に付
加されたアノテーションデータの実体であり、アノテー
ション色データ69に対応した順番で格納されている。
6Bはサムネイルデータであり、当該頁の縮小表示に用
いるデータの実体を格納している。6Cは文書格納先ポ
インタであり、図4の文書実体47に格納されている当
該頁が存在する位置を格納している。
【0075】以上説明してきた文書情報43、頁情報4
4を用いて実際の表示が行われる。次に、本実施形態の
DMSクライアント13による文書データの操作の詳細
にについて、以下に説明して行く。
【0076】図7は本発明の実施形態のDMSクライア
ントにおけるDMSのユーザインタフェースの一例を示
す図である。
【0077】71はDMSサーバ12のDMSdata
285に登録されている文書情報43の一覧を階層構造
で表示する領域である。72は上記の階層構造のある階
層に登録されている文書データを一覧表示する領域であ
る。本実施形態では各文書データを縮小表示形式(サム
ネイル形式ともいう)で表示している。
【0078】73は文書データの一つであり、これは実
際の文書データを公知の技術を用いて縮小表示したもの
である。74は複数頁を有する文書データの縮小表示の
一表示形態であり、各頁を多少ずらし重ねて表示してい
る。75は表示している文書データの全頁数と、現在参
照中の頁を表示したものである。この場合、全頁数が5
で、report2という文書名の文書データの3頁目
が表示されている。尚、この表示75における全頁数
は、当該文書データ50の頁数5Bより得られるもので
ある。また、表示中の頁番号は、現在一番上に表示され
ている頁に対する頁情報61の頁番号63より得られる
ものである。更に、表示74においては、現在選択され
ていることを示すために、縮小表示された文書の枠を太
線で表示し、文書名を反転表示している。
【0079】76はDMSクライアント13で作業を行
う際に機能を選択して起動するためのツールボタンを有
するツールバーである。例えば、スキャナからの文書デ
ータの読み込み、印刷、文書データの削除、検索等の機
能のボタンが用意されている。ツールバー76におい
て、77は図1に示すスキャナ14から画像情報を読み
込んで登録する処理を起動するツールボタンである。ま
た、78は選択されている文書データを出力環境に適応
したデータに変換して出力する処理を起動するexpo
rtボタンボタンであり、その詳細については図10を
用いて後述する。例えば、図7では、”report
2”という文書名の文書データ74が選択されているの
で、この文書データ74に対し処理が実行される。
【0080】79はラウンチャー群であり、まず登録さ
れているアプリケーションを起動するものである。例え
ば、ラウンチャー791では、画像編集ソフトが登録さ
れており、選択した文書データをBMPデータの形式に
変換して取り込む。ラウンチャー792は、テキストエ
ディタが登録されており、選択した文書データをテキス
トデータとして取り込む。
【0081】次に、図7のexportボタン78の設
定画面の詳細について、図8を用いて説明する。
【0082】図8は本発明の実施形態のexportボ
タンの設定画面を示す図である。
【0083】尚、図8に示す設定画面は、図7のユーザ
インタフェースから周知の手法を用いて起動する。
【0084】図8において、81は文書データのデータ
タイプを指定するプルダウンメニューである。本実施形
態では、BMP(ビットマップ)タイプ、text(テ
キスト)タイプの文書データを選択できるようになって
いる。82はプルダウンメニュー81で指定したデータ
タイプの文書データが出力された場合に、どのアプリケ
ーションを起動するかを指定する領域である。82Aは
アプリケーションのプログラムが存在するパス名を格納
する領域である。82Bは登録したアプリケーションの
アイコンを表示する領域である。
【0085】83は上記の設定をキャンセルするクリア
ボタンである。このボタンを押下すると領域82の設定
内容がクリアされる。84は領域82に登録するアプリ
ケーションをサーチする機能(ファイルマネージャ)を
起動するボタンである。85は領域81と領域82の設
定内容の参照を指示するボタンであり、ボタン85を選
択すると過去に設定された領域81と領域82の設定内
容が表示される。86を過去に設定された領域81と領
域82の設定内容の切替表示を指示するボタンであり、
ボタン86を選択する毎に過去に設定された領域81と
領域82の設定内容が切り替わって表示される。
【0086】87は設定画面の設定内容を確定するボタ
ンであり、このボタン87を選択すると表示されている
設定内容が確定され設定画面は閉じられる。88は設定
画面の設定(表示)内容を確定せずに、この設定画面を
閉じるボタンである。
【0087】次に、図8に示した設定画面によって設定
された設定内容を有するexportボタン77を管理
するデータ構造について、図9を用いて説明する。
【0088】図9は本発明の実施形態のexportボ
タンを管理するデータ構造を示す図である。
【0089】尚、図9に示すデータは、図3のDMSd
ata372に格納される。
【0090】図9において、91Aは図8の領域82A
に表示される内容(データタイプ)を格納する領域であ
り、91Bは図8の領域81に表示される内容(アプリ
ケーション名)を格納する領域である。これらが対とな
って管理される。
【0091】図9では、データタイプがBMPとtex
tが設定されている場合を例として示しており、領域9
2Aには、データタイプとしてBMPが格納され、これ
に対応するアプリケーション名がその格納されている場
所を示すパス名を含んだ形式で領域92Bに格納されて
いる。ここでは、画像編集ソフトのアプリケーション名
(MSPAINT.EXE)を含むパス名が格納がされ
ている。また、領域93Aには、データタイプとしてテ
キストが格納され、これに対応するアプリケーション名
がその格納されている場所を示すパス名を含んだ形式で
領域93Bに格納されている。ここでは、テキストエデ
ィタのアプリケーション名(WRITE.EXE)を含
むパス名が格納されている。
【0092】次に、本実施形態で実行される処理につい
て、図10を用いて説明する。
【0093】図10は本発明の実施形態で実行される処
理を示すフローチャートである。
【0094】尚、図10では、文字列と、自然画・図形
が混在した文書データをexportボタン77を用い
て出力する場合を例に挙げ、特に、図7の表示74のご
とく縮小表示された複数頁の文書データに対して、ex
portボタン77を適用した場合を例に挙げて説明す
る。また、図10で説明する処理は、縮小表示された文
書名だけで表示される文書データに対してもexpor
tボタン77を適用することができる。
【0095】このexportボタン77を選択するこ
とによって実行されるexport機能は、DMSで管
理された文書データを外部のシステムでも使用できるよ
うな形式に文書データを変換して出力する。
【0096】まず、ステップS101で、このDMS全
体及び各装置の初期化処理を行う。この処理は各変数等
の初期設定であり、公知の技術で実現できるため、その
詳細について省略する。次に、ステップS102で、ユ
ーザが図7に示すユーザインタフェース上の領域72か
ら任意の文書データを選択する操作を行う。本実施形態
では、表示74の縮小表示された文書データを選択した
場合を例に上げる。文書データの選択は、マウス36を
用いて表示74上でクリックするなどして実行する。
【0097】ステップS103で、ユーザがマウス36
を用いて図7のexportボタン77を選択してex
port機能を起動する。ステップS104で、exp
ort機能が正常に起動されたか否かを判定する。正常
に起動されていない場合(ステップS104でNO)、
ステップS102に戻る。一方、正常に起動された場合
(ステップS104でYES)、ステップS105に進
む。
【0098】次に、ステップS105で、選択された文
書データの文書情報の格納位置を取得する。この文書情
報の格納位置は、上述したDMSdata285を参照
することによって行う。ステップS106で、選択され
た文書データが有する頁数を獲得する。この頁数は、図
5に示した頁数5Bを参照することで獲得する。そし
て、獲得した頁数を、図3に示した全頁数Apage3
51に格納する。
【0099】ステップS107で、選択した文書データ
の処理対象となる頁の文書データを獲得する。これは、
現在の処理対象となる頁数を格納した図3に示したPa
ge352を参照し、参照された画像データを図4に示
した文書実体47から獲得する。そして、獲得した画像
データを図3に示したWork353に格納する。次
に、ステップS108で、獲得した画像データのデータ
タイプの判定を行う。こでは、特に、その画像データが
文字列であるか、それ以外の自然画・図形あるかの判定
を行う。本実施形態では、この判定にOCR環境で通常
用いられている公知の技術を用いる。また、この判定で
は、文字列、自然画・画像の他に表等の他のデータも判
定可能である。
【0100】次に、ステップS109で、画像データが
文字列であるか否かを判定する。文字列である場合(ス
テップS109でYES)、ステップS1010に進
む。一方、文字列でない場合(ステップS109でN
O)、ステップS1014に進む。尚、本実施形態で
は、画像データのデータタイプとして、文字列とそれ以
外の自然画・図形に大別する構成であるが、より細かい
データタイプの判定を行い、判定された種別毎に処理を
行うような構成にしても良い。
【0101】ステップS1010で、公知のOCR技術
を用いて文字列を抽出する文字列抽出処理を行う。この
場合、Work353に処理対象とする頁の画像データ
が格納されているので、その画像データに対して文字列
抽出処理を実行する。次に、ステップS1011で、抽
出された文字列を処理するためのアプリケーションが既
に起動されているか否かを判定する。既に起動されてい
る場合(ステップS1011でYES)、ステップS1
013に進む。一方、まだ、起動されていない場合(ス
テップS1011でNO)、ステップS1012に進
む。
【0102】ステップS1012で、文字列を処理する
ために登録されたアプリケーションを検索し起動する。
この検索は、図9に示したデータタイプに対応するアプ
リケーションを参照することで行う。ここでは、データ
タイプがテキストなので、対応するアプリケーションと
して93BのC:¥WIN95¥WRITE.EXEが
検索される。そして、検索されたアプリケーションを起
動する。
【0103】ステップS1013で、起動されたアプリ
ケーションに抽出した文字列を読み込ませる。この処理
によって、DMSの外部のシステムにおいて、DMSに
登録された文書データ内に含まれる文字列が活用可能な
状態となる。
【0104】一方、ステップS109で処理対象の画像
データが文字列以外の自然画・図形であると判断された
場合は、ステップS1014で、画像データのフォーマ
ットを変換する処理を行う。本実施形態では、自然画・
図形を表現するフォーマットとしてBMPが登録されて
いるので、そのフォーマットに画像データを変換する。
次に、ステップS1015で、自然画・図形を処理する
ためのアプリケーションが既に起動されているか否かを
判定する。既に起動されている場合(ステップS101
5でYES)、ステップS1017に進む。一方、ま
だ、起動されていない場合(ステップS1015でN
O)、ステップS1016に進む。
【0105】ステップS1016で、自然画・図形を処
理するために登録されたアプリケーションを検索し起動
する。この検索は、図9に示したデータタイプに対応す
るアプリケーションを参照することで行う。ここでは、
データタイプがBMPの自然画・図形なので、対応する
アプリケーションとして92BのC:¥Program
Files¥Accessories¥MSPAIN
T.EXEが検索される。そして、検索されたアプリケ
ーションを起動する。
【0106】ステップS1017で、起動されたアプリ
ケーションに自然画・図形を読み込ませる。この処理に
よって、DMSの外部のシステムにおいて、DMSに登
録された文書データ内に含まれる自然画・図形が活用可
能な状態となる。
【0107】以上の処理によって、1頁分の文書データ
に対する処理が終了したので、ステップS1018で、
次の頁を処理対象とするために現在の処理対象の頁数が
格納されているPage352の値を1加算する。次
に、ステップS1019で、まだ未処理の頁が残ってい
るか否かを判定する。未処理の頁が残っている場合(ス
テップS1019でYES)、ステップS107に戻
る。一方、未処理の頁が残っていない場合(ステップS
1019でNO)、ステップS1020に進む。尚、こ
こでの判定は、文書データの全頁数を格納したAPag
e351の値と、処理対象の頁数を格納したPage3
52の値を比較することで行う。
【0108】ステップS1020で、この処理を終了す
るために確保された変数領域の開放、DMSプログラム
のヘッダ部分のクリア等のプログラムの終了に必要な処
理を実行する。
【0109】以上説明した処理が正常に終了すると、D
MSの外部のシステムに対し、図7に示した表示74で
縮小表示された文書データをその種別毎に扱うアプリケ
ーションを指定して変換して出力する処理が正常に完了
する。
【0110】また、ステップS108における画像デー
タのデータタイプの判定を、例えば、表、図形、自然画
とより多くの種類のデータタイプを判定することが可能
な場合には、それぞれ表計算アプリケーション、ドロー
系編集アプリケーション、ペイント系編集アプリケーシ
ョンを対応させて実行することも可能である。
【0111】次に、DMSの制御プログラムを格納した
フロッピーディスク2A、3Aの内容について、図11
を用いて説明する。
【0112】図11は本発明の実施形態のDMSの制御
プログラムを格納したフロッピーディスクの内容を示す
図である。
【0113】111はフロッピーディスクのフォーマッ
ト形式、ディレクトリ管理形式、媒体に付けられた名称
などを管理する領域である。112はディレクトリ情報
を管理する領域である。113はDMSサーバ12の制
御プログラムを格納した領域であり、インストールによ
ってHDD28のDMSprog282に格納される。
114はDMSの固定データを格納した領域であり、イ
ンストールによってHDD28のDMSdata285
に格納される。
【0114】115はDMSクライアント13の制御プ
ログラムを格納した領域であり、インストールによって
HDD37のDMSprog371に格納される。11
6はDMSの固定データを格納した領域であり、インス
トールによってHDD37のDMSdata372に格
納される。
【0115】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、DMSに登録された複数頁を有する文書データを、
DMS以外のシステムにおいて使用できるようなデータ
に変換出力する場合、文書データに含まれている様々な
データの形式に応じてアプリケーションを自動的に起動
してデータを変換して出力することができる。そのた
め、ユーザが文書データの内容を認識してデータの種類
別にアプリケーションを選択して起動する必要が無くな
り、非常に効率よくデータを変換して出力することが可
能となる。
【0116】また、本発明によれば、データタイプに応
じて起動するアプリケーションの組み合わせをユーザが
任意に変更することができるので、例えば、ユーザ毎に
使い慣れたアプリケーションを用いてデータを扱うよう
な環境にカスタマイズすることができる。
【0117】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0118】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0119】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0120】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0121】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0122】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータベースに管理されている文書データを、出力環境に
適した文書データに効率よく変換して出力することがで
きる文書管理システム及びその制御方法、コンピュータ
可読メモリを提供できる。
【0124】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のドキュメント管理システム
の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態のDMSサーバの詳細な構成
を示す図である。
【図3】本発明の実施形態のDMSクライアント13の
詳細な構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態のDMSdataの内容の詳
細を示す図である。
【図5】本発明の実施形態の文書情報の詳細を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施形態の頁情報の詳細を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施形態のDMSクライアントにおけ
るDMSのユーザインタフェースの一例を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施形態のexportボタンの設定
画面を示す図である。
【図9】本発明の実施形態のexportボタンを管理
するデータ構造を示す図である。
【図10】本発明の実施形態で実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の実施形態のDMSの制御プログラム
を格納したフロッピーディスクの内容を示す図である。
【符号の説明】
11 ネットワーク 12 DMSサーバ 13 DMSクライアント 14 スキャナ 15 プリンタ 16 モデム 17 CDーROM

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータタイプのデータが混在して
    構成される文書データを管理する文書管理システムであ
    って、 データタイプと該データタイプを有する文書データに用
    いるアプリケーションとを対応づけて管理する管理テー
    ブルを記憶する記憶手段と、 選択された文書データのデータタイプを処理単位毎に判
    定する判定手段と、 前記判定手段で判定された各データタイプに対応するア
    プリケーションを前記管理テーブルより獲得する獲得手
    段と、 前記獲得手段で獲得されたアプリケーションを起動し
    て、前記文書データに適用する適用手段とを備えること
    を特徴とする文書管理システム。
  2. 【請求項2】 所望のデータタイプと所望のアプリケー
    ションを対応づけて前記管理テーブルに設定する設定手
    段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の文書
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記適用手段の実行を指示する指示手段
    を更に備えることを特徴する請求項1に記載の文書管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、少なくとも前記処理単
    位毎に前記文書データのデータタイプが文字であるか否
    かを判定すること特徴とする請求項1に記載の文書管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記管理テーブルは、前記アプリケーシ
    ョンの格納先を示す情報を有することを特徴とする請求
    項1に記載の文書管理システム。
  6. 【請求項6】 複数のデータタイプのデータが混在して
    構成される文書データを管理する文書管理システムの制
    御方法であって、 データタイプと該データタイプを有
    する文書データに用いるアプリケーションとを対応づけ
    て管理する管理テーブルを記憶する記憶工程と、 選択された文書データのデータタイプを処理単位毎に判
    定する判定工程と、 前記判定工程で判定された各データタイプに対応するア
    プリケーションを前記管理テーブルより獲得する獲得工
    程と、 前記獲得工程で獲得されたアプリケーションを起動し
    て、前記文書データに適用する適用工程とを備えること
    を特徴とする文書管理システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 所望のデータタイプと所望のアプリケー
    ションを対応づけて前記管理テーブルに設定する設定工
    程を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の文書
    管理システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記適用工程の実行を指示する指示工程
    を更に備えることを特徴する請求項6に記載の文書管理
    システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記判定工程は、少なくとも前記処理単
    位毎に前記文書データのデータタイプが文字であるか否
    かを判定すること特徴とする請求項6に記載の文書管理
    システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記管理テーブルは、前記アプリケー
    ションの格納先を示す情報を有することを特徴とする請
    求項6に記載の文書管理システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 複数のデータタイプのデータが混在し
    て構成される文書データを管理する文書管理システムの
    制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読
    メモリであって、 データタイプと該データタイプを有する文書データに用
    いるアプリケーションとを対応づけて管理する管理テー
    ブルを記憶する記憶工程のプログラムコードと、 選択された文書データのデータタイプを処理単位毎に判
    定する判定工程のプログラムコードと、 前記判定工程で判定された各データタイプに対応するア
    プリケーションを前記管理テーブルより獲得する獲得工
    程のプログラムコードと、 前記獲得工程で獲得されたアプリケーションを起動し
    て、前記文書データに適用する適用工程のプログラムコ
    ードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
    リ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764953B1 (ko) 2005-02-03 2007-10-08 캐논 가부시끼가이샤 문서 처리 장치 및 문서 처리 방법
US7383328B2 (en) 2001-02-02 2008-06-03 Panasonic Communications Co., Ltd. Terminal apparatus, network system and communication method including opening of received document file

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