JP2004054793A - 画像編集方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像編集方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】アルバム化された画像に所定のコメントを貼り付ける場合に、当該コメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集装置等を提供する。
【解決手段】画像に関する複数のプロパティ情報の中から、アルバム編集画面のレイアウトページ上に表示させる所望のプロパティ情報を選択させた後、前記選択されたプロパティ情報の表示位置を、前記画像の周辺に設けられた所定の領域から選択させるプロパティレイアウトウィンドウ801を表示し、プロパティレイアウトウィンドウ801上で選択されたプロパティ情報のオブジェクトの表示位置をアルバム編集画面に反映させる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像編集方法等に関し、より詳細には、画像をアルバム化する場合に、その画像に対するコメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集方法、当該方法をコンピュータにより実現するためのコンピュータプログラムおよび当該コンピュータプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラで撮影した写真等を編集し、整理をするためのアプリケーションソフトとして、画像編集ソフトが知られている。
【0003】
このソフトは、デジタルカメラで撮影した写真や、既にパソコンに取り込まれている画像ファイルを取り込んで管理し、画像の補正、検索、印刷等を簡単に行うことができるものである。
【0004】
また、この画像編集ソフトは、お気に入りの画像を集めてアルバム化する機能を備えている。このアルバム編集機能によれば、お気に入りの画像を集めて整理することができ、あたかも実際のアルバムをめくるように閲覧することができる。さらには、アルバムの各レイアウトページに画像を貼り付けたり、はがしたりするのがとても簡単であり、さらには、画像が貼り付けられたレイアウトページをそのまま印刷することもできるため、非常に便利な機能である。
【0005】
このアルバム編集機能では、アルバム内のレイアウトページに画像を貼り付けることができるほか、さらに、画像にコメントを付けることもできる。コメントを付けることによってアルバム内で画像が整理されるので、アルバム内での画像の管理が容易となる。コメントの作成は、画像が貼り付けられたレイアウトページ内にテキストボックスを作成し、このテキストボックスに所望のコメントを入力することによって行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いちいちテキストボックスにコメントを入れるのはとても面倒である。特に、アルバムに貼り付けられるすべての画像には、共通した項目のコメントがつけられることが多い。例えば、広告用に商品を撮影した場合には、その商品の説明や価格がそのとき撮影したすべての写真に付される。そのような場合に、すべての画像について個別にテキストボックスを作成してコメントを入れるのは非常に面倒である。
【0007】
また、テキストボックスは、レイアウトページ内の任意の位置に自由に配置できる反面、画像のテキストボックスとの相対的な位置を設定することが難しい。そのため、アルバムに貼り付けられている複数の画像に対してコメント位置を一様に設定することはきわめて困難である。
【0008】
特に、画像のファイル名や作成日等のプロパティ情報をコメントとして入れたい場合もあるが、そのような場合でも、画像ごとにプロパティ情報のどの項目をどこに入れるか決めた上で、テキストボックスを作成し、プロパティ情報と同じ内容を入力しなければならず、非常に面倒であった。
【0009】
そのようなことから、画像のプロパティ情報については自動的に貼り付けることができるものも知られているが、画像の真下等の固定位置に表示するため、アルバムの見栄えを良くするようなものではなかった。
【0010】
したがって、本発明の目的は、アルバム化された画像に所定のコメントを貼り付ける場合に、当該コメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集方法、当該方法をコンピュータにより実現するためのコンピュータプログラムおよび当該コンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のかかる目的は、表示手段およびデータ入力手段によって構成されたグラフィカルユーザインターフェースを介して画像の編集を行う方法であって、一または二以上の画像ファイルにかかる画像を、前記表示手段の画面上に表示されたレイアウトページ内にレイアウトさせる第1のレイアウト画面を表示するステップ、前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップ、前記選択された画像に関する複数のプロパティ情報の中から、第1のレイアウト画面に表示する所望のプロパティ情報を選択させるステップ、前記選択されたプロパティ情報のオブジェクトの前記画像に対する相対的な表示位置を、当該画像表示領域およびその周辺の区画領域から選択させる第2のレイアウト画面を表示するステップ、および前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面上に反映させるステップからなることを特徴とする画像編集方法によって達成される。
【0012】
本発明によれば、アルバム化された画像に所定のコメントを貼り付ける場合に、プロパティ情報を利用して、当該コメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集方法を提供することができる。
【0013】
本発明の好ましい実施形態においては、前記複数のプロパティ情報をデータベースに記録し、前記データ入力手段からの入力データに応じて、前記プロパティ情報の項目および/または内容の記録を変更する。
【0014】
本発明の好ましい実施形態によれば、プロパティ情報を登録したデータベースを用いて、プロパティ情報の内容を自由に設定することができるようにし、またフリーキーワードという形で、プロパティ情報の項目を自由に設定することができるようにしたので、アルバム内の画像に貼り付けるコメントを作成する上で、プロパティ情報の利用価値が一層高まる。
【0015】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップにおいて、二以上の画像が選択された場合に、前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面に反映させるステップにおいて、当該プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を、前記二以上の画像のうちから選ばれたすべて画像に対して反映させる。
【0016】
本発明の好ましい実施形態によれば、アルバム内に複数の画像が貼り付けられている場合であっても、簡単な画面操作により、所望の画像に対して、同一カテゴリのコメントを同じ位置に配置することができる。
【0017】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記第2のレイアウト画面を表示するステップにおいて、当該第2のレイアウト画面に、前記選択されたプロパティ情報のアイコンと、複数の区画に分割され、かつそのいずれかの区画が前記画像の表示位置に設定され、前記プロパティ情報のアイコンを前記いずれかの区画に配置させることによって、前記画像に対する前記プロパティ情報のオブジェクトの相対的な表示位置を選択させるレイアウト領域を表示する。
【0018】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、複数に分割されたレイアウト領域内の複数の区画に、プロパティ情報のアイコンを配置させるので、細かな配置を気にすることなく、簡単な操作で、適切な位置にコメントを貼り付けることができる。特に、複数の画像に対して適用する場合には、各画像に対して同じようにコメントが貼り付けられるので、見栄えのよいアルバムを作成することができる。
【0019】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記画像の表示位置が、前記複数の区画の中央である。
【0020】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、画像を中心として分割されたレイアウト領域内の複数の区画に、プロパティ情報のアイコンを配置させるので、簡単な操作で、アルバム内の画像にコメントを貼り付けることができる。
【0021】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記複数の区画のうち、中央列の区画が他の区画と視覚的に区別されるように表示する。
【0022】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、中央列の区画が視覚的に区別されるので、中央列以外へコメントを貼り付けないように注意を促すことができ、これによりレイアウト枠からはみ出るようなコメントが貼り付けられることを防止することができる。
【0023】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記レイアウト領域内の区画が9分割されている。
【0024】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、レイアウト領域の区画が9分割されているので、画像を中心とした八方の適切な位置に、簡単かつきれいに配置させることができる。
【0025】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記画像とともにレイアウト表示するために選択されたプロパティ情報が複数ある場合に、前記選択された複数のプロパティ情報のアイコンを別々のオブジェクトとして個別に配置する。
【0026】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、コメントのレイアウトの自由度を高めることができる。
【0027】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、1つの区画に前記プロパティ情報のオブジェクトが複数個配置された場合に、当該オブジェクトが配列された順番に合わせて、一方向から順番に配置する。
【0028】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、一区画内に複数のオブジェクトを配置する場合であっても、区画内の位置関係を気にすることなく、簡単に配置することができる。
【0029】
本発明のさらに好ましい実施形態においては、前記画像とともにレイアウト表示するために選択されたプロパティ情報が複数ある場合に、前記選択された複数のプロパティ情報のアイコンを1つのオブジェクトとして一括して配置する。
【0030】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、個々のコメントの位置関係を気にすることなく、コメントを簡単にレイアウトすることができる。
【0031】
本発明の前記目的はまた、表示手段およびデータ入力手段によって構成されたグラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータに、一または二以上の画像ファイルにかかる画像を、前記表示手段の画面上に表示されたレイアウトページ内にレイアウトさせる第1のレイアウト画面を表示するステップ、前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップ、前記選択された画像に関する複数のプロパティ情報の中から、第1のレイアウト画面に表示する所望のプロパティ情報を選択させるステップ、前記選択されたプロパティ情報のオブジェクトの前記画像に対する相対的な表示位置を、当該画像表示領域およびその周辺の区画領域から選択させる第2のレイアウト画面を表示するステップ、および前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面上に反映させるステップを実行させることを特徴とするコンピュータプログラムによって達成される。
【0032】
本発明によれば、アルバム化された画像に所定のコメントを貼り付ける場合に、プロパティ情報を利用して、当該コメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集方法を、コンピュータにて実現するためのコンピュータプログラムを提供することができる。
【0033】
本発明の前記目的はまた、表示手段およびデータ入力手段によって構成されたグラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータに、一または二以上の画像ファイルにかかる画像を、前記表示手段の画面上に表示されたレイアウトページ内にレイアウトさせる第1のレイアウト画面を表示するステップ、前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップ、前記選択された画像に関する複数のプロパティ情報の中から、第1のレイアウト画面に表示する所望のプロパティ情報を選択させるステップ、前記選択されたプロパティ情報のオブジェクトの前記画像に対する相対的な表示位置を、当該画像表示領域およびその周辺の区画領域から選択させる第2のレイアウト画面を表示するステップ、および前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面上に反映させるステップを実行させるためのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体によって達成される。
【0034】
本発明によれば、アルバム化された画像に所定のコメントを貼り付ける場合に、プロパティ情報を利用して、当該コメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集方法を、コンピュータにて実現するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0036】
図1は、本発明の好ましい実施形態にかかる画像編集方法が適用される、画像編集装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0037】
図1に示されるように、この画像編集装置100は、コンピュータの基本的な構成を備えており、CPU101と、メモリ102と、ハードディスクドライブ103と、フレキシブルディスク、CD−ROMやCD−R/RW等の各種記録媒体の再生のみ、あるいは再生と記録の両方が可能なリムーバブルディスクドライブ104と、ネットワークアダプタ105と、入出力インターフェース106を有し、これらがバス107を介して接続されている。
【0038】
この画像編集装置100はまた、入出力インターフェース106を介してディスプレイ108等の表示手段や、キーボード109、マウス110等の入力手段に接続された構成を有する。また、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等のインターフェースを介してデジタルカメラ111等にも接続される。さらには、ネットワークアダプタ105を介してLANやインターネットといった通信ネットワークにも接続される。
【0039】
図2は、画像編集装置100のソフトウェア構成を示す図である。
【0040】
図2に示されるように、この装置は、デバイスドライバ201と、オペレーティングシステム(OS)202と、アプリケーションソフト203を備えている。アプリケーションソフト203として、画像編集ソフト204を備え、このソフトウェアにより、画像ファイルの編集や管理を行う機能が実現される。その他にも、画像編集ソフト204を利用する上で必要な管理用データベース205や多数の画像ファイル206等を備えている。
【0041】
画像編集装置の各機能は、上述のソフトウェアが装置内部のハードディスクドライブ103にインストールされ、ハードウェアの起動時またはソフトウェアの実行時にハードディスクドライブ103からメモリ102に読み込まれ、CPU101がこれを順次処理することによって実現される。
【0042】
これらソフトウェアは、例えばCD−ROM等の記録媒体に記録された状態で供給される。リムーバブルディスクドライブ104にその記録媒体をセットして、インストール作業を行うことにより、ソフトウェアがハードディスクドライブ103に保存され、インストールされる。また、通信ネットワーク経由でダウンロードされてもよい。この場合、ソフトウェアがネットワークアダプタ105を介してダウンロードされ、インストールされる。
【0043】
図3は、画像編集ソフト204のディレクトリ構成(データ構造)を示す概略図である。
【0044】
図3に示されるように、このソフトは、アプリケーションフォルダ301内に格納された実行ファイル302と、管理データベースフォルダ303内に格納された管理データベースファイル304と、データフォルダ305内に格納されたピクチャフォルダ306、アルバムフォルダ307およびテンポラリアルバムフォルダ308によって構成されている。実行ファイル302は画像編集および管理を行うためのプログラムファイルであり、管理データベースファイル304は画像データのプロパティ情報および後述する拡張プロパティ情報を管理するためのデータベースファイルである。
【0045】
ピクチャフォルダ306は、デジタルカメラ等から取り込んだ画像ファイル309a〜309d・・・が格納されるフォルダである。画像ファイルがこのフォルダ内に格納されることによって、画像編集ソフトで取り扱うことが可能な画像として認識される。画像ファイルは、JPEG、TIFF、GIF等、オペレーティングシステム上で取り扱うことができるファイル形式であれば、アプリケーション上で取り扱うことが可能である。
【0046】
アルバムフォルダ307は、アルバムの作成に必要な各種ファイルが格納される。これらは、アルバムごとに、そのアルバム名がファイル名として付けられた個別のフォルダに格納される。ここでは「アルバム1」、「アルバム2」・・・というアルバム名が付けられたサブフォルダ310および311・・・が設けられている。
【0047】
ここで、例えば「アルバム1」のサブフォルダ310内には、アルバムの作成に必要なファイルとして、3つの画像ファイル312a〜312cと、これらのレイアウトに関する情報が記録されたレイアウトデータファイル313が格納されていることが示されている。画像ファイル312a〜312cはピクチャフォルダ306内にある画像ファイル309a〜309cのコピーである。
【0048】
テンポラリアルバムフォルダ308は、アルバム名がまだ付けられていない新規なアルバムが格納されるフォルダである。すなわち、アルバムの要素となるピクチャフォルダ内の画像ファイル309a〜309d・・・等は、テンポラリアルバムフォルダ内に一時的に格納されてアルバム編集が行われ、アルバムの保存処理が実行されたとき、そのフォルダごとアルバムフォルダ307内にコピーされ、フォルダ名はそのときに付けられたアルバム名に変更される。
【0049】
図4は、管理データベースファイル304のレコードテーブルを示す図である。
【0050】
図4に示されるように、この管理データベースファイル304にはプロパティ情報401等が記録されている。このプロパティ情報には、画像ファイルがオペレーティングシステム上で本来持っている基本プロパティ情報402のほか、管理上便利な情報がユーザによって登録された拡張プロパティ情報403も含まれる。
【0051】
すなわち、管理データベースファイル304には、プロパティ情報402として、ファイル名、ファイル形式、ファイルサイズ、ファイル作成日といった情報が記録され、また拡張プロパティ情報403として、例えばデジタルカメラで撮影した写真の画像ファイルについて、何を、どこで、いつ、撮影したかといった情報や、その写真の説明等の情報が記録される。そのほかにも、ユーザが自由に設定することができるフリーキーワードの項目404を複数設けてもよく、例えば、工事現場で撮影した写真を分類するために、「所在地(住所)」、「施工責任者」、「施工日」、「完了日」等をキーワードとして登録してもよい。なお、基本プロパティ情報401は本来画像ファイルに含まれているので、必要なときに画像ファイルから取り出しても構わない。
【0052】
画像編集装置101では、インストールされているオペレーティングシステム202の機能によってGUI環境が提供され、さらに画像編集ソフト204の機能により、ディスプレイ上の画面操作によるアルバム編集作業が可能となっている。図3に示した実行ファイル302を実行して、画像編集ソフトを起動すると、画像編集装置101のディスプレイ102には、まず図5の画面が表示される。
【0053】
図5は、画像編集ソフト実行時における基本編集画面を示す図である。
【0054】
図5に示されるように、この基本編集画面には、1つのウィンドウ内に、画像表示領域501と、操作ボタン表示領域502と、選択画像表示領域503と、プロパティ表示領域504が設けられている。
【0055】
画像表示領域501には、画像のサムネイル505が多数表示される。これらのサムネイルは、図3に示したピクチャフォルダ306内にある画像ファイル309a〜309d・・・の画像の縮小版などを簡易的に表示させたものである。操作ボタン表示領域502には、画像の管理やアルバム編集を行うための操作ボタン506が表示される。
【0056】
選択画像表示領域503には、画像表示領域501に表示されているサムネイルのうちから選択されたものが表示される。このように選択され、当該領域にサムネイルとして表示された画像ファイルが、画像管理やアルバム編集の対象とされる。ここでは、画像505a、505b、505cの3つを選択している。
【0057】
プロパティ表示領域504は、画像表示領域501または選択画像表示領域503内で現在選択されているサムネイルにかかる画像ファイルのプロパティ情報401が表示される。サムネイルが選択されている場合には、そのサムネイルに枠が付される等、強調表示される。ここでは、選択画像表示領域503内のサムネイル505aが選択されているので、そのプロパティ情報が表示されている。プロパティ情報は、上述した管理データベースファイル304から取り出される。
【0058】
図5に示したように選択された3つの画像ファイル505a〜505cについてアルバム編集を行いたい場合には、対応する操作ボタン506を操作して、アルバム編集モードを開始させる。
【0059】
図6は、アルバム編集画面(第1のレイアウト画面)を示す図である。
【0060】
図6に示されるように、このアルバム編集画面では、画像表示領域501が下方へ移動し、その代わりにアルバムレイアウト領域601と、アルバム編集用操作ボタン表示領域602が表示される。アルバム編集用操作ボタン表示領域602には、アルバム編集を行うための操作ボタン603が複数設けられている。
【0061】
アルバムレイアウト領域601内には、レイアウトページ604が表示され、その上に画像のサムネイルが貼り付けられる。すなわち、あたかもアルバムの1ページに写真が貼り付けられるかのように表示される。レイアウトページ604の大きさは、実際にアルバム表示を印刷する際の印刷用紙の大きさに対応させている。したがって、レイアウトページの大きさは、印刷設定に応じて変更させることができる。
【0062】
貼り付けられるサムネイルは選択画像表示領域503内のものである。ここでは、選択画像表示領域503内にある3つのサムネイル505a〜505cであり、それらがアルバムレイアウト領域601内において画像605a〜605cとして示されている。
【0063】
貼り付けられた画像605a〜605cにコメントを付けたい場合には、テキストボックスを貼り付けて、そこにコメントを直接入力することもできるが、プロパティ情報を利用することもできる。いずれの操作も、アルバム編集用操作ボタン603を操作して決定する。プロパティ情報をコメントとして貼り付けるため、対応するボタンを選択すると、プロパティ選択ウィンドウが表示される。
【0064】
図7は、プロパティ選択ウィンドウの一例を示す図である。
【0065】
図7に示されるように、プロパティ選択ウィンドウ701には、画像ファイルのプロパティ情報の各項目を選択させるチェックボックス702と、表示する際の色およびフォントを選択させるドロップダウンリスト703、704が表示される。画像の説明に特に適していると考えられるプロパティ情報については、チェックボックス702を、最初からオンに設定しておくことが好ましい。
【0066】
ユーザ操作により、プロパティ情報のいずれかの項目が選択され、「OK」ボタン705がクリックされると、選択されたプロパティ情報をレイアウトするため、プロパティレイアウトモードに移り、第2のレイアウト画面であるプロパティレイアウトウィンドウが表示される。
【0067】
図8は、プロパティレイアウトウィンドウの一例を示す図であって、プロパティ情報のアイコンをレイアウトする前の状態を示している。
【0068】
図8に示されるように、プロパティレイアウトウィンドウ801には、選択されたプロパティ情報のアイコン802(802a〜802c)と、このアイコンが貼り付けられる簡易レイアウト領域803が設けられている。
【0069】
簡易レイアウト領域803は9分割されており、区画803a〜803iのうち、中央の区画803eを画像の位置と定めている。この画像の位置を基準として、どの位置にプロパティ情報を表示させるかということを、プロパティ情報のアイコン802のドラッグアンドドロップにより決定させる。
【0070】
簡易レイアウト領域803内の中央の一列の区画(区画803b、803eおよび803h)は、両側の列(区画803a、803dおよび803gの一列、ならびに区画803c、803fおよび808iの一列)と視覚的に区別されるように色別表示されている。
【0071】
これは以下の理由による。すなわち、レイアウトページに貼り付けられている画像は、必ずしもレイアウトページ中央に貼り付けられているとは限らない。たとえば図6に示したように、画像605の位置がレイアウトページのいずれか片側に寄っている場合には、プロパティ情報の文字列がレイアウトページからはみ出てしまうおそれがある。具体的には、レイアウトページの左側に貼り付けられている画像605aや画像605cに対して、画像の左側にプロパティ情報を配置した場合には、レイアウトページからはみ出してしまう。したがって、中央の一列がプロパティ情報を配置するのに適した領域であることを強調するために着色している。なお、色別表示とともに、コメントがはみ出すおそれがある旨をウィンドウ内に明示しておくことが好ましい。
【0072】
選択されたプロパティ情報の項目が1つではなく、複数ある場合には、それぞれを所望の位置に個別に配置することもできるし、すべてを一括して配置することもできる。そのいずれかを選択するには、簡易レイアウト領域803の下方に設けられた「項目を分ける」チェックボックス804をオフにした状態で、プロパティ情報のアイコン802をドラッグアンドドロップする。そうすると、3つのプロパティ情報(ここでは802a〜802c)が1つのオブジェクトとして取り扱われ、一括して配置される。
【0073】
一方、別々に配置するには、チェックボックス804をオンにした状態で、プロパティ情報のアイコン802をドラッグアンドドロップする。このとき、プロパティ情報のアイコンはそれぞれ別々のオブジェクトとして取り扱われる。すなわち、一括してドラッグすることはできず、アイコン802a、802b、802cがそれぞれ別々に配置される。
【0074】
図9は、図8に示したプロパティレイアウトウィンドウにおいて、プロパティ情報のアイコンをレイアウトした後の状態を示している。
【0075】
図9に示されるように、「項目を分ける」チェックボックス804をオンにしたことにより、プロパティ情報のアイコン802a〜802cはそれぞれ独立したオブジェクトとして個別に配置される。ここで、例えば、アイコン802aおよび802bをともに、画像が配置される中央の区画803eよりも上方の区画803bに配置した場合には、その配置した順番で、上から詰めて配置される。このレイアウトは、各アイコン802を再度ドラッグアンドドロップすることにより、変更することが可能である。「OK」ボタン805を押すと最終的なレイアウトが確定する。
【0076】
図10は、上述のプロパティレイアウトモード終了後に表示されるアルバム編集画面の一例を示す図である。
【0077】
図10に示されるように、この画面では、プロパティレイアウトモードで決定したレイアウトで、プロパティ情報のオブジェクト1001a〜1001cが実際に表示される。したがって、図6に示した当初のアルバム編集画面において、画像605aを選択してプロパティ情報の貼り付けを行った場合に、上述のプロパティレイアウトモードを経由して、図10に示すように、画像605aにプロパティ情報のオブジェクト1001a〜1001cのコメントとして付される。
【0078】
これらのプロパティ情報のオブジェクト1001a〜1001cは、管理データベース205に登録されているプロパティ情報とリンクしている。したがって、プロパティ情報のオブジェクト1001の内容を画面上で直接書き換えることはできないが、管理データベース205側のプロパティ情報を変更した場合には、自動的に反映される。なお管理データベース側の内容が変更されてもそれを反映させず、表示内容を固定していても構わない。
【0079】
もし図6に示した当初のアルバム編集画面において、画像605aのみならず、他の画像605bおよび605cも選択して、すべての画像に対してプロパティ情報の貼り付けを行った場合には、上述のプロパティレイアウトモードを経由して決定されたプロパティ情報のレイアウトが、画像605a〜605cのすべてに対して同じように反映される。このように、複数の画像にプロパティ情報のコメントを付ける場合でも、一回のプロパティレイアウトモードを経由して設定するだけで、それぞれの画像について、プロパティ情報の同一の項目が、同じ位置に一括して設定されるので、極めて簡単にコメントを貼り付けることができる。
【0080】
なお、プロパティ情報のアイコン802a〜802cはそれぞれ1つのオブジェクトとして存在しているので、これらをさらにドラッグアンドドロップして、それらの位置を微調整することができる。
【0081】
以上ようにして作成されたアルバムを保存するため、アルバム編集用操作ボタン603を操作して指示すると、図3に示したように、テンポラリアルバムフォルダ308に格納されていた各種のファイルがフォルダごとアルバムフォルダ内にコピーされる。これと同時に、そのフォルダ名が、ユーザによって指定された所望のアルバム名に変更される。
【0082】
図11は、上述したアルバム編集において、ユーザによる編集作業の手順を示すフローチャートである。
【0083】
図11に示されるように、ユーザはまず、図5に示した基本編集画面500の画像表示領域501に画像ファイルをドラッグアンドドロップして、画像ファイルをピクチャフォルダ306内に確保し、必要な画像ファイルを蓄積しておく(S1101)。
【0084】
次いで、画像表示領域501に表示されているサムネイルを選択画像表示領域503へ移すことによって、アルバム化する画像ファイルを選択した後(S1102)、操作ボタン506を操作して、アルバム作成の開始を指示する(S1103)。
【0085】
上記指示によりアルバム編集モードとなり、アルバム編集画面が表示され、その画面内のアルバムレイアウト領域にレイアウトページ604が表示されるので、選択画像表示領域503内に表示されているサムネイルがレイアウトページ上の適当な位置に自動的に貼り付けることによって、その画像がレイアウトページ上に表示される(S1104)。
【0086】
さらに、画像に対してプロパティ情報のコメントを付け加えたい場合には、まずコメントを付けたい画像を選択した後(S1105)、レイアウト操作ボタン603を操作して、プロパティ情報のコメントの貼り付けを指示すると(S1106)、プロパティ選択モードとなる。
【0087】
プロパティ選択モードではプロパティ選択ウィンドウ701が表示されるので、そのウィンドウ内に表示されているプロパティ情報の各項目702を選択すると(S1107)、プロパティレイアウトモードとなる。
【0088】
プロパティレイアウトモードでは簡易アウトウィンドウが表示され、そのウィンドウ内には選択されたプロパティ情報の各項目のアイコンが表示されるので、そのアイコンを簡易レイアウト領域803の9分割された区画のいずれかに貼り付けて、画像に対するプロパティ情報のオブジェクトの相対的な位置を選択すると(S1108)、アルバム編集モードに戻る。
【0089】
アルバム編集モードでは、アルバムレイアウト領域内のレイアウトページ上に、当初の画像とともに、所定のプロパティ情報のオブジェクトが所定のレイアウトで表示されるので、これらの大きさや配置を必要に応じてトリミングし、レイアウトを微調整する(S1109)。こうして完成されたアルバムを保存して、アルバム編集作業が完了する。
【0090】
図12は、図11に示したユーザによる編集作業のステップS1101〜S1104と対応して行われる、画像編集装置100の処理手順を示すフローチャートである。
【0091】
図12に示されるように、画像編集装置の画像編集ソフトが起動されると、まず基本編集画面を表示し、ピクチャフォルダ306内にある画像のサムネイルを画像表示領域501内に表示する(S1201)。
【0092】
ユーザ操作により、これらのサムネイルが選択画像表示領域503へドラッグアンドドロップされると、その画像が選択されたことを一時記憶し、当該サムネイルを選択画像表示領域503に表示する(S1202)。
【0093】
アルバム作成が開始されると、まず画像レイアウトモードへ移行し、テンポラリアルバムフォルダ308にレイアウトデータファイルを新規に作成するともに(S1203)、白紙のレイアウトページ604が表示されているアルバム編集画面を表示する(S1204)。
【0094】
ユーザによって選択されたサムネイルが、選択画像表示領域503からアルバムレイアウト表示領域へドラッグアンドドロップされると、その画像ファイルをピクチャフォルダ306からテンポラリアルバムフォルダへコピーし(S1205)、その画像をアルバムレイアウト領域601内のレイアウトページ604上に表示する(S1206)。さらに、その写真の位置や大きさ(縮尺率)等のデータをレイアウトデータファイルに記録する(S1207)。
【0095】
図13は、図11に示したユーザによる編集作業のステップS1105〜S1108と対応して行われる、画像編集装置100の処理手順を示すフローチャートである。すなわち、図12の動作手順の続きを示すものである。
【0096】
図13に示されるように、プロパティ情報を貼り付けたい画像がユーザ操作によって選択されると、画像編集装置100は、その画像を強調表示する(S1301)。そして、プロパティ情報の貼り付けが指示されると、まずプロパティ選択ウィンドウ701を表示する(S1302)。プロパティ選択ウィンドウ上で所望のプロパティ情報が選択されると、プロパティレイアウトウィンドウ801を表示し(S1303)、そのウィンドウ内に選択されたプロパティ情報のアイコン802を表示する(S1304)。
【0097】
プロパティレイアウトウィンドウ内でプロパティ情報のアイコン802が簡易レイアウト領域803所望の位置にドラッグアンドドロップされると、画像編集装置100は、そのドロップされた位置にそのプロパティ情報のアイコンを表示する(S1305)。
【0098】
プロパティレイアウトモードが終了すると、プロパティレイアウトウィンドウを閉じ、再び画像レイアウトモードに戻り、そのプロパティ情報のオブジェクト1001がレイアウトページ604上の所定の位置に貼り付けられたアルバム編集画面を表示する(S1306)。さらに、その選択されたプロパティ情報のオブジェクトの内容、位置等のデータをレイアウトデータファイルに記録する(S1307)。以上の処理を経て、アルバムが完成する。
【0099】
図14は、図13に示したステップS1304〜S1305の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【0100】
図14に示されるように、まずプロパティ選択ウィンドウにおいてプロパティ情報の項目が複数選択されたかどうかが判断され(S1401)、選択されている場合には、図8に示したプロパティレイアウトウィンドウにおいて「項目を分ける」チェックボックス804がオンに設定されたかどうかが判断される(S1402)。
【0101】
このチェックボックス804がオンに設定されている場合には(S1402Y)、複数プロパティ情報をそれぞれ別々のオブジェクトに設定し(S1403)、プロパティレイアウトウィンドウ内で複数あるプロパティ情報のアイコン802のうちの1つが簡易レイアウト領域803内の所望の位置にドラッグアンドドロップされたとき(S1405)、そのプロパティ情報のアイコンのみを移動する。
【0102】
チェックボックス804がオフに設定されている場合には(S1402N)、複数のプロパティ情報を1つのオブジェクトに設定し、プロパティ情報のアイコン802が簡易レイアウト領域803の所望の位置にドラッグアンドドロップされたとき(S1405)、複数あるプロパティ情報のアイコン全体を一括して移動する。
【0103】
プロパティ情報のレイアウトを確定して(S1406)、プロパティレイアウトモードが終了すると、プロパティレイアウトウィンドウを閉じ、再び画像レイアウトモードに戻り、そのプロパティ情報のオブジェクトをアルバムレイアウト表示領域内の所定の位置に表示する。
【0104】
以上のようにプロパティ情報のアイコンを処理することにより、複数のプロパティ情報がある場合でも、簡易かつ柔軟にレイアウトすることができる。
【0105】
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で種々の変更が可能である。
【0106】
例えば、前記実施形態においては、プロパティ情報として、その項目や内容が一義的に設定された基本プロパティ情報のほか、その項目や内容をユーザが自由に設定できる拡張プロパティ情報も含めているが、これに限定されるものではなく、基本プロパティ情報のみであっても構わない。またそのような場合には、プロパティ情報を管理データベース上で管理することなく、画像ファイルから直接取り出しても構わない。
【0107】
ただし、従来のオペレーティングシステム(OS)のファイルシステムのプロパティ情報では、画像の内容を説明したり、管理したりするには不十分であるが、このプロパティ情報を拡張し、プロパティ情報をユーザによって自由に設定できるようにした場合には、画像にコメントをつける際に、その利用価値が一層高まり、コメント作成も非常に楽になる。
【0108】
また、前記実施形態においては、プロパティレイアウトモードにおいて、複数の画像が選択されている場合には、プロパティ情報のレイアウトがすべての画像について一括して反映させるが、かならずしも一括して反映されなくてもよく、例えば、複数の画像が選択された場合に、各画像につき個別にプロパティレイアウトを行わせても構わない。
【0109】
また、選択されたすべての画像にコメントを反映させる場合には、1枚のレイアウトページ内にある複数の画像を対象としてもよく、アルバム内のすべてのレイアウトページに貼り付けられた画像を対象としてもよい。
【0110】
また、前記実施形態においては、画像表示領域501内のサムネイルをいったん選択画像表示領域503に移した後、それをアルバムレイアウト領域601内のレイアウトページ604上に貼り付けることによってレイアウトしているが、選択画像表示領域503を経由することなく直接レイアウトページ604上へレイアウトさせてもよい。
【0111】
さらに、前記実施形態においては、図8に示した簡易レイアウト領域803内における画像の位置が、簡易レイアウト領域803内の9分割された区画の中央であるが、これに限定されるものではなく、上下左右のいずれかに寄った位置であっても構わない。
【0112】
また、簡易レイアウト領域803は9分割に限らず、何分割であってもよく、その区画がすべて同じ面積になる必要もない。
【0113】
さらにまた、簡易レイアウト領域803の中央列が両側の列と色別されている場合を例に説明したが、視覚的に区別されるようにすればどのような方法であっても構わない。
【0114】
さらに、前記実施形態においては、複数のプロパティ情報の中から前記画像と共にレイアウト表示するために選ばれたプロパティ情報が複数ある場合に、これらを別々のオブジェクトとして前記レイアウト上に個別に配置するか、または1つのオブジェクトとして一括して配置するかを、「項目を分ける」チェックボックス804のオンオフにより決定させているが、これに限定されるものではなく、常に別々のオブジェクトとしてレイアウト上に個別に配置させても構わない。
【0115】
さらにまた、前記実施形態においては、プロパティ情報のアイコンを入れた順に、上から詰めるようにしているが、下から詰めるようにしてもよく、区画内におけるデフォルトのレイアウト位置は自由である。
【0116】
さらにまた、プロパティ情報のオブジェクトについて、そのフォントや色を変更のほか、内容自体を変更できるようにしてもよい。その場合には、画面上で変更されたプロパティ情報の内容が管理データベースにも反映されて、内容が書き換わるようにしてもよく、リンクが切れてオブジェクトの内容が独立して変更されてもよい。
【0117】
また、前記実施形態においては、新規なアルバムを作成する場合にテンポラリアルバムフォルダ308を利用し、アルバムの要素となるピクチャフォルダ内の画像ファイル309a〜309d・・・等を、テンポラリアルバムフォルダ内に一時的に格納してアルバム編集を行っているが、これに限定されるものではなく、アルバムフォルダ307内に新規なアルバムのためのサブフォルダを直接作成しても構わない。
【0118】
さらにまた、前記実施形態においては、画像ファイルが写真の画像である場合を例にして説明しているが、これに限定されるものではなく、例えばパソコンで作成したイラストやアイコン、スキャナで読み込んだ文書や図面、その他すべての画像ファイルが対象となるとはいうまでもない。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、アルバム化された画像に所定のコメントを貼り付ける場合に、当該コメントを簡単かつきれいに配置させることが可能な画像編集方法、当該方法をコンピュータにより実現するためのコンピュータプログラムおよび当該コンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態にかかる画像編集方法が適用される、画像編集装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、画像編集装置100のソフトウェア構成を示す図である。
【図3】図3は、画像編集ソフト204のディレクトリ構成(データ構造)を示す概略図である。
【図4】図4は、管理データベースファイル304のレコードテーブルを示す図である
【図5】図5は、画像編集ソフト実行時における基本編集画面を示す図である。
【図6】図6は、アルバム編集画面を示す図である。
【図7】図7は、プロパティ選択ウィンドウの一例を示す図である。
【図8】図8は、プロパティレイアウトウィンドウの一例を示す図であって、プロパティ情報のアイコンをレイアウトする前の状態を示している。
【図9】図9は、図8に示したプロパティレイアウトウィンドウにおいて、プロパティ情報のアイコンをレイアウトした後の状態を示している。
【図10】図10は、上述のプロパティレイアウトモード終了後に表示されるアルバム編集画面の一例を示す図である。
【図11】図11は、上述したアルバム編集において、ユーザによる編集作業の手順を示すフローチャートである。
【図12】図12は、図11に示したステップS1101〜S1104までのユーザによる編集作業と対応して行われる、画像編集装置100の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図13は、図11に示したステップS1105〜S1108までのユーザによる編集作業と対応して行われる、画像編集装置100の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】図14は、図13に示したステップS1304〜S1305の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU
102 メモリ
103 ハードディスクドライブ
104 リムーバブルディスクドライブ
105 ネットワークアダプタ
106 入出力インターフェース
107 バス
108 ディスプレイ
109 キーボード
110 マウス
111 デジタルカメラ
201 デバイスドライバ
202 オペレーティングシステム(OS)
203 アプリケーションソフト
204 画像編集ソフト
205 管理用データベース
206 画像ファイル
301 アプリケーションフォルダ
302 実行ファイル
303 管理データベースフォルダ
304 管理データベースファイル
305 データフォルダ
306 ピクチャフォルダ
307 アルバムフォルダ
308 テンポラリアルバムフォルダ
309a〜309d・・・ 画像ファイル
310および311 サブフォルダ
312a〜312c 画像ファイル
313 レイアウトデータファイル
401 プロパティ情報
402 基本プロパティ情報
403 拡張プロパティ情報
404 フリーキーワードの項目
501 画像表示領域
502 操作ボタン表示領域
503 選択画像表示領域
504 プロパティ表示領域
505 画像のサムネイル
506 操作ボタン
601 アルバムレイアウト領域
602 アルバム編集用操作ボタン表示領域
603 操作ボタン
604 レイアウトページ
605a〜605c 画像
701 プロパティ選択ウィンドウ
703、704 ドロップダウンリスト
705「OK」ボタン
801 プロパティレイアウトウィンドウ
802(802a〜802c) プロパティ情報のアイコン
803 簡易レイアウト領域
803a〜803i 区画
803e 中央の区画
804 チェックボックス
1001a〜1001c プロパティ情報のオブジェクト

Claims (12)

  1. 表示手段およびデータ入力手段によって構成されたグラフィカルユーザインターフェースを介して画像の編集を行う方法であって、
    一または二以上の画像ファイルにかかる画像を、前記表示手段の画面上に表示されたレイアウトページ内にレイアウトさせる第1のレイアウト画面を表示するステップ、
    前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップ、
    前記選択された画像に関する複数のプロパティ情報の中から、第1のレイアウト画面に表示する所望のプロパティ情報を選択させるステップ、
    前記選択されたプロパティ情報のオブジェクトの前記画像に対する相対的な表示位置を、当該画像表示領域およびその周辺の区画領域から選択させる第2のレイアウト画面を表示するステップ、および
    前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面上に反映させるステップ
    からなることを特徴とする画像編集方法。
  2. 前記複数のプロパティ情報をデータベースに記録し、前記データ入力手段からの入力データに応じて、前記プロパティ情報の項目および/または内容の記録を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像編集方法。
  3. 前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップにおいて、二以上の画像が選択された場合に、
    前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面に反映させるステップにおいて、
    当該プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を、
    前記二以上の画像のうちから選ばれたすべて画像に対して反映させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像編集方法。
  4. 前記第2のレイアウト画面を表示するステップにおいて、
    当該第2のレイアウト画面に、
    前記選択されたプロパティ情報のアイコンと、
    複数の区画に分割され、かつそのいずれかの区画が前記画像の表示位置に設定され、前記プロパティ情報のアイコンを前記いずれかの区画に配置させることによって、前記画像に対する前記プロパティ情報のオブジェクトの相対的な表示位置を選択させるレイアウト領域を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像編集方法。
  5. 前記画像の表示位置が、前記複数の区画の中央であることを特徴とする請求項4に記載の画像編集方法。
  6. 前記複数の区画のうち、中央列の区画が他の区画と視覚的に区別されるように表示することを特徴とする請求項5に記載の画像編集方法。
  7. 前記レイアウト領域内の区画が9分割されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像編集方法。
  8. 前記画像とともにレイアウト表示するために選択されたプロパティ情報が複数ある場合に、
    前記選択された複数のプロパティ情報のアイコンを
    別々のオブジェクトとして個別に配置することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像編集方法。
  9. 1つの区画に前記プロパティ情報のオブジェクトが複数個配置された場合に、当該オブジェクトが配列された順番に合わせて、一方向から順番に配置することを特徴とする請求項8に記載の画像編集方法。
  10. 前記画像とともにレイアウト表示するために選択されたプロパティ情報が複数ある場合に、
    前記選択された複数のプロパティ情報のアイコンを
    1つのオブジェクトとして一括して配置することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像編集方法。
  11. 表示手段およびデータ入力手段によって構成されたグラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータに、
    一または二以上の画像ファイルにかかる画像を、前記表示手段の画面上に表示されたレイアウトページ内にレイアウトさせる第1のレイアウト画面を表示するステップ、
    前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップ、
    前記選択された画像に関する複数のプロパティ情報の中から、第1のレイアウト画面に表示する所望のプロパティ情報を選択させるステップ、
    前記選択されたプロパティ情報のオブジェクトの前記画像に対する相対的な表示位置を、当該画像表示領域およびその周辺の区画領域から選択させる第2のレイアウト画面を表示するステップ、および
    前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面上に反映させるステップ
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 表示手段およびデータ入力手段によって構成されたグラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータに、
    一または二以上の画像ファイルにかかる画像を、前記表示手段の画面上に表示されたレイアウトページ内にレイアウトさせる第1のレイアウト画面を表示するステップ、
    前記レイアウトページ内にレイアウトされた画像のうちから少なくとも1つの画像を選択させるステップ、
    前記選択された画像に関する複数のプロパティ情報の中から、第1のレイアウト画面に表示する所望のプロパティ情報を選択させるステップ、
    前記選択されたプロパティ情報のオブジェクトの前記画像に対する相対的な表示位置を、当該画像表示領域およびその周辺の区画領域から選択させる第2のレイアウト画面を表示するステップ、および
    前記第2のレイアウト画面上で選択された前記プロパティ情報のオブジェクトの表示位置を前記第1のレイアウト画面上に反映させるステップ
    を実行させるためのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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