JP2001084245A - 文書処理装置および文書処理方法 - Google Patents
文書処理装置および文書処理方法Info
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Abstract
刷各モードでの処理をページ単位で効率的に切り換えて
実行する文書処理装置を提供する。 【解決手段】 文書を構成するページ単位で生成される
ページオブジェクト中に印刷モード・フィールドを設
け、ページ画像データとともに格納する。モード設定用
画面にサムネイル画像を表示し、ページ構成を確認して
適切なモード設定を行なうことができる。各ページの設
定モードに応じたコマンドをプリンタドライバに送りモ
ード設定を行なう構成とした。さらに、ページデータに
含まれるカラーデータの検出処理によるモード自動判定
を可能とするとともに、サムネイル画像に基づく自動判
定処理を実行する構成としたので、処理の高速化が達成
され、適切なページ単位のモード切り替え印刷処理が実
現される。
Description
び文書処理方法に関し、プリンタ、ディジタル複写機等
を用いて電子文書を印刷処理する際に、ユーザの指定に
応じたページ単位の印刷態様の設定、あるいは自動設定
が容易な文書処理装置および文書処理方法に関するもの
である。さらに詳細には、ディスプレイ上においてペー
ジ単位の出力態様(モード)指定を可能とすることによ
り、カラー、モノクロの混在した文書の適切な印刷モー
ド切り替えを可能とした文書処理装置および文書処理方
法に関する。
ことにより、パソコン、ワープロ、ワークステーション
等のDTP機器等で作成したカラー文書をカラープリン
タによってプリントアウトすることが多くなっている。
しかしながら、作成した文書がモノクロ文書とカラー文
書が混在する場合の印刷処理にはいくつかの問題点があ
る。
が複数あり、モノクロのページとカラーのページが混在
した文書を複数のプリンタを用いて印刷する場合、モノ
クロの印刷可能なプリンタと、カラーを印刷可能なプリ
ンタにそれぞれ、文書を分離して印刷することが可能で
ある。しかしながら、この場合、ユーザは個々の文書、
またはページについてのプリント先指定処理を実行しな
ければならず、さらにプリント処理終了後に、それぞれ
の出力先の文書をページ順に揃えなければならない。
混在した文書をカラープリンタのみを用いて全ページ印
刷することも可能ではあるが、一般に、カラー印刷機能
を持ったディジタル複写機等のカラー印刷装置は、印刷
速度が遅く、大量のモノクロページに少量のカラーペー
ジが混在している場合は、無駄に印刷時間を長引かせる
ことになる。さらに、カラー印刷装置によっては、黒の
印字をシアン、マゼンタ、イエローの三色の合成によっ
て行っているものがあり、このようなカラー印刷装置に
あっては、モノクロページの印刷結果が鮮明なモノクロ
パターンとならない等の問題がある。
在している文書をモノクロのみ印刷可能なプリンタへ印
刷する場合、カラーページを無視してモノクロページの
み出力させる処理を実行したり、カラーページの印刷デ
ータをモノクロの印刷データとしてプリンタに出力させ
て、カラーページのモノクロ印字分を破棄することが可
能であるが、これは無駄なプリント出力を発生させるこ
とになる。
ーバープログラム(文献中では印刷制御装置と呼ばれて
いる)がホストコンピュータから送られてきた印刷デー
タを分析し、カラーのページはカラープリンタ、モノク
ロのページはモノクロプリンタへと切り替える構成が開
示されている。
プリンタに送られた印刷データについて、処理が可能か
否かをプリンタ側で識別し、プリンタが処理不可能な場
合は他のプリンタにデータを転送する構成が開示されて
いる。
特開平10−254656号に記載の構成はネットワー
クに接続された複数のプリンタから印刷データに最適な
プリンタを、逐次選択してプリント先を決定する構成で
あり、いずれにせよ、上述したカラーページの印刷とモ
ノクロページの印刷をプリンタによって分業する点では
変わりない。この振り分けによって印字効率や品質を最
適化するのが目的である。
TP機器から転送される文書の内容を逐次チェックし
て、カラー印刷モードとモノクロ印刷モードを白動的に
切りかえる構成は、印刷の都度、文書の内容をチェック
する処理が必要となり、この処理に時間がかかるという
欠点がある。従って、大量のモノクロ、カラー混在文書
の印刷処理を実行するには適当ではない。
モードとモノクロ印刷モードを備え、モノクロ印刷モー
ドでは処理速度を速めることを可能としたり、課金がカ
ラー印刷とモノクロ印刷で変更し、モノクロ印刷モード
ではカラー印刷モードより安く設定されているものがあ
る。さらに、近年のワープロ、スプレッドシートで作成
した文書は、ユーザの意図と関わりなく初期状態がカラ
ー表現となっており、ユーザがモノクロ文書として作成
した文書であるにも関わらず、ユーザの意図に反してカ
ラー文書として認識され、カラーで印刷されてしまうこ
ともある。
レッドシート、ワークステーション等で作成した文書を
プリンタに転送し、これを印字毎にページ解析を実行し
てプリンタ側でどのモードで印刷するかを決定して処理
モードを切り換える構成はプリンタ側の負荷が過大にな
り好ましくない。しかし、一方、カラーのぺ一ジとモノ
クロのぺ一ジが混在するような文書の場合、ユーザがカ
ラーのぺ一ジとモノクロのぺ一ジを別の文書にわけて、
別々に印刷することになると、ユーザの手間はかなり大
きくなってしまい、実用的でなくなる。
および文書処理方法は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものである。本出願人は、先に特許出願した特開平10
−124489号において、ページを単位として文書を
処理するシステムを使って文書管理を実行する画像処理
システムを提案した。この特許出願において開示された
画像処理装置は、文書を構成するページの縮小イメージ
(サムネイル画像)をディスプレイ表示し、文書管理を
行なうシステムである。
記載された構成をさらに発展させて文書を構成するペー
ジの印刷処理のモード切り替えをページ毎に効率よく実
行可能としたものであり、プリンタ側での負荷を小さく
するとともに、最適なモード、すなわちカラー印刷モー
ド、またはモノクロ印刷モードでの印刷処理をページ単
位で効率的に適宜切り換えて実行する構成を提供するも
のである。
処理方法は、ユーザ側でのモード設定を各ページを確認
しながら設定可能とし、ユーザの指定したモード情報を
プリンタドライバに転送することにより、プリンタ側の
モード切り替えを実行して、プリンタ側での印字毎の判
定処理を簡素化することを可能とした構成を提供するも
のである。
処理方法は、ページ毎のカラー印刷モード、モノクロ印
刷モード指定処理を自動判定することを可能とし、さら
に、この自動判定処理において、ページの縮小画像であ
るサムネイルを使用することにより判定処理の高速化を
可能とした文書処理装置および文書処理方法を提供する
ものである。
達成するためになされたものであり、その第1の側面
は、印刷処理対象となる文書の処理を行なう文書処理装
置において、文書を構成するページの各々に対応づけた
ページ単位の印刷モード情報を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶されたページ単位の印刷モード情報に
基づいて印刷モード制御コマンドを発行してページ単位
での印刷モード設定を行なうプリンタ制御手段と、を有
することを特徴とする文書処理装置にある。
前記ページ単位の印刷モード情報は、カラー印刷処理を
指定するカラー印刷モード情報と、モノクロ印刷処理を
指定するモノクロ印刷モード情報とを含み、前記プリン
タ制御手段は、前記印刷制御コマンドに応じて、カラー
印刷モードまたはモノクロ印刷モードでの印刷処理モー
ドに設定する制御を実行する構成であることを特徴とす
る。
単位での印刷モード自動判定処理手段を有し、該印刷モ
ード自動判定処理手段は、ページ構成データ中のカラー
データの検出処理を実行して印刷モードを判定する構成
を有することを特徴とする。
前記印刷モード自動判定処理手段は、ページを縮小した
縮小画像データに基づいて、該縮小画像データ中にカラ
ーデータが含まれるか否かの検出処理を実行して印刷モ
ードを判定する構成であることを特徴とする。
前記記憶手段は、文書を構成するページ各々について、
ページ構成データおよび該ページデータに関する属性値
を含むページオブジェクトを記憶し、前記ページ単位の
印刷モード情報は、前記ページオブジェクト中に保持さ
れる構成であることを特徴とする。
単位の印刷モード情報と、印刷処理ページとを対応づけ
たリスト形式のモード設定情報を有することを特徴とす
る。
単位の印刷モード設定画面を表示する表示手段を有し、
前記ページ単位の印刷モード情報は、前記表示手段に表
示された印刷モード設定画面において、ページを選択す
るとともに、該選択ページに印刷モードを指定する処理
を実行することによって設定可能な構成であることを特
徴とする。
刷モード設定画面において、ページ構成データを縮小し
た画像データであるページ毎の縮小画像を表示する構成
を有することを特徴とする。
単位の印刷モード情報を汎用印刷モード情報として記憶
保持し、任意の印刷文書に対して前記汎用印刷モード情
報の適用を可能として、印刷文書のページ毎のモード設
定を実行する構成としたことを特徴とする。
前記汎用印刷モード情報は、表紙、または表紙と最終ペ
ージのみをカラー印刷モードとした印刷モード情報であ
ることを特徴とする。
対象となる文書の処理を行なう文書処理方法において、
印刷対象ページに対応してページ単位に設定された印刷
モード情報に基づいて印刷モード制御コマンドを発行し
てページ単位での印刷モード設定を行なう印刷モード設
定ステップと、前記印刷対象ページに関する印刷処理を
前記印刷モード設定ステップにおいて設定された印刷モ
ードで実行する印刷処理ステップと、を有することを特
徴とする文書処理方法にある。
前記ページ単位の印刷モード情報は、カラー印刷処理を
指定するカラー印刷モード情報と、モノクロ印刷処理を
指定するモノクロ印刷モード情報とを含み、前記印刷モ
ード設定ステップは、前記印刷制御コマンドに応じて、
カラー印刷モードまたはモノクロ印刷モードでの印刷処
理モードに設定する制御を実行することを特徴とする。
前記印刷モード設定ステップは、前記制御コマンドをプ
リンタドライバに発行するステップと、前記制御コマン
ドを受領したプリンタドライバが印刷モードの設定を変
更するステップとを含むことを特徴とする。
単位での印刷モード自動判定処理ステップを有し、該印
刷モード自動判定処理ステップは、ページ構成データ中
のカラーデータの検出処理を実行して印刷モードを判定
するステップであり、前記印刷モード設定ステップは、
前記印刷モード自動判定処理ステップにおいて得られた
判定結果を各ページの印刷モードとして設定することを
特徴とする。
前記印刷モード自動判定処理ステップは、ページを縮小
した縮小画像データに基づいて、該縮小画像データ中に
カラーデータが含まれるか否かの検出処理を実行して印
刷モードを判定することを特徴とする。
ジの印刷モードを記憶手段に格納する印刷モード格納処
理ステップを含むことを特徴とする。
前記印刷モード格納処理ステップは、文書を構成するペ
ージ各々についてのページ構成データおよび該ページデ
ータに関する属性値を含むページオブジェクト中に、対
応ページの印刷モード情報を格納するステップであるこ
とを特徴とする。
前記印刷モード格納処理ステップは、ページ単位の印刷
モード情報と、印刷処理ページとを対応づけたリスト形
式のモード設定情報として各ページの印刷モード情報を
格納するステップであることを特徴とする。
び文書処理方法について、図面を参照しながら、詳細に
説明する。
例の文書処理装置100を文書管理編集手段101とと
もに示した図である。文書処理装置100は、例えばパ
ーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等のドキュメ
ント作成可能な機器によって構成される。
ルコンピュータによって使用可能なソフトウェアによっ
て実現される。文書処理装置100は、後述するページ
構造を有する文書ファイルを扱い、この文書ファイルの
アイコンを、例えばデスクトップの画面上に配列して表
示させ、その中から選択した文書ファイルに対して、文
書編集作成手段(編集プログラム)101を呼びだす。
また、それに加えて、アイコンを通じての文書ファイル
の操作が可能である。
て処理された文書は、LAN等のネットワーク等の通信
手段、あるいは文書処理装置100にローカル接続され
たプリンタによって印刷することができる。プリンタは
図1中のプリンタドライバ500によって制御される。
プリンタドライバ500、仮想プリンタ401について
は後段で詳細に説明する。
書管理編集手段101に加えて、記憶入出力部103、
イメージ読み出し部104、属性読み出し部105、ペ
ージ書き込み部106、入力装置108、入力処理部1
09、表示情報作成部111、イメージ縮小部112、
表示装置120、記憶装置200、仮想プリンタ40
1、印刷処理モード指定GUI402、属性、モード指
定部403、モード自動設定部404、プリンタドライ
バ500、を含んで構成されている。なお、点線枠で囲
んだ部分は、文書印刷に関する処理を実行する印刷処理
制御部400としてまとめて示したものである。
ルのデータは記憶装置200上にあり、通常の文書ファ
イルと同様、ファイルシステム上の1ファイルとして存
在している。
ータの属性値、さらにプリントモード情報、プリンタ設
定情報が記憶されている。これらの詳細については後述
する。
部105は、文書ファイルをページ、属性、文書といっ
たオブジェクトとして解釈して文書管理編集手段101
等に提供するものである。このオブジェクトは文書処理
装置100、文書管理編集手段101、仮想プリンタ4
01からも同様に利用でき、このことにより操作の共通
化がなされている。つまり、文書処理装置100のデー
タは、デスクトップ(=文書処理装置100)からも、
エディタ(=文書管理編集手段101)からも、仮想プ
リンタ401からも同一のモデルとして扱われ、文書管
理編集手段101、あるいは仮想プリンタ401を通じ
てオブジェクトに対して設定した属性、モードは、文書
管理編集手段101、仮想プリンタ401それぞれにお
いて共通の属性、モードとして処理される。
108も文書処理装置100および文書管理編集手段1
01に共通に利用される。一般には、入力装置108は
キーボード、マウスであり、表示装置120はCRT、
液晶表示装置等によって構成される。
ページ書き込み部106、属性、モード指定部403を
有する。これらは、それぞれイメージ読み出し部10
4、属性モード読み出し部105によって読み出された
イメージ、属性情報、モード情報に対して文書管理編集
手段101を介して、変更、追加等の書き込みを実行す
るものである。
編集手段101において編集された文書等の印刷を実行
するための構成として、仮想プリンタ401、プリンタ
ドライバ500を有する。仮想プリンタ401は直接に
プリンタドライバ500の機能を呼び出して接続された
プリンタによって所定の文書データを印刷する代わり
に、プリンタドライバ500の機能設定を記憶装置20
0中の「プリンタ設定情報」に記憶することを可能とす
るものであり、選択した文書をプリンタ設定情報に従っ
て印刷する。この際に、複数の文書を選択することも可
能である。
想プリンタ401の印刷処理モード指定GUI402を
通じて、各印刷対象文書に対するページ単位での印刷モ
ードの指定が可能である。なお、ここでのモード情報
は、印刷対象となるページ毎に設定される印刷モード情
報であり、そのページの印刷処理をカラー印刷モードで
実行すべきかモノクロ印刷モードで実行すべきかを設定
する印刷モード情報である。
刷モードの設定は自動実行することも可能であり、この
自動モード設定処理はモード自動設定部404が実行す
る。モード情報、モード設定処理については、後段で詳
細に説明する。
イメージ縮小部112、表示情報作成部111、入力処
理部109がある。一覧すべきすべての文書ファイルに
ついて、イメージ読み出し部104、属性読み出し部1
05から得た属性情報とページイメージから、アイコン
が並んでいる画像を作成するのが表示情報作成部111
である。イメージ縮小部112は、イメージ読み出し部
104から提供されるページイメージを縮小してアイコ
ンのための小さなビットマップ、いわゆるサムネイル画
像を生成して表示情報作成部111に提供する。
理して、必要に応じて、イメージ読み出し部104、属
性読み出し部105から得たデータを更新する。イメー
ジ読み出し部104、属性読み出し部105から得たデ
ータ更新は結果として表示情報作成部111の作成する
画像の更新につながるので、ユーザの入力は即座に表示
に影響することになる。
1は、ページの内容情報とともに属性情報、あるいはペ
ージに設定されたモード情報、例えばカラー印刷の設定
がなされているか、モノクロ印刷の設定がなされている
か等の情報も併せて表示情報として提供することが可能
である。入力処理イベントのうち、文書管理編集手段1
01の起動を促すイベント(アイコン上でのマウスのダ
ブルクリックなど)が発生した場合は、入力処理部10
9は特定したアイコンに応じたファイルを文書管理編集
手段101に渡す。
理装置100において、例えば記憶装置に格納された複
数の文書中から印刷する文書を選択した際の表示装置1
20に表示される画面の例を示す。画面は大きく2つの
部分に別れ、左側のフォルダ部でユーザがあるフォルダ
を選択すると、右側のワークスペース部にフォルダ内に
含まれる文書ファイルが表示される。
イコン表示され、これらのアイコンを通して各文書ファ
イルに対してアクセスが可能な構成となっている。アイ
コンの図柄としては個々の文書が表示する画像を縮小し
た画像、すなわちサムネイルが用いられている。ここで
は、文書ファイルに含まれるページめくりや文書の合
成、分解などの操作が可能になっており、そのため、サ
ムネイルの画像の脇に総ページ数、現ページ番号を示す
数字や、ページめくりのためのコントロール領域が設け
られている。さらに、図には示されていないが、サムネ
イルの画像の下部、または周囲にサムネイル表示された
ページの属性、設定モード(カラー印刷指定、あるいは
モノクロ印刷指定)等の情報を表示することも可能であ
る。これら表示情報は、図1の表示情報作成部111に
おいて作成される。
に示すようなデータ(ページオブジェクト)によって構
成される。図3の構成について説明する。まず、サムネ
イル画像フィールド301を有する。サムネイル画像は
上述したように元のページを縮小したビットマップ画像
データであり、例えば図2に示す文書の表示用アイコン
として使用される。さらに、ページ毎の印刷モード指定
の際にも使用される。印刷モードの指定については、図
6他を用いて後段で詳細に説明する。なお、サムネイ
ル、すなわちサムネイルを構成するビットマップデータ
は、このシステム外にファイルを持ち出す際、サイズを
少しでも小さくしたいという場合等にページオブジェク
ト構成データ中から削除してもよい。図1に示すイメー
ジ縮小部112は、必要に応じてサムネイル画像を元の
ページデータに基づいて任意のタイミングで生成する。
例えば図2に示す画面において文書が指定された場合、
該当ページのサムネイルが記憶手段中に保持されたペー
ジオブジェクトに保持されていない場合等にサムネイル
を生成して画面に表示する。生成されたサムネイルはペ
ージオブジェクト構成データとして記憶される。
タの種類が記録される。画像データには、大きく分けて
ビットマップ画像データと構造グラフィックデータがあ
る。構造グラフィックデータにはテキストや線図形など
があり、これらの種類を記録したフィールドが、画像タ
イプフィールド302である。画像データフィールド3
03は画像データを保持するフィールドである。画像デ
ータは通常、画像のタイプごとに適当な圧縮手段を施さ
れて保持される。
の特徴である印刷モード・フィールド304が設定され
ている。この印刷モード・フィールド304には、その
ページを印刷する指定モードが記録される。これは、さ
らに後段で詳細に説明するが、そのページをモノクロ印
刷モード、カラー印刷モードのいずれで印刷するかをペ
ージ単位で記録したフィールドである。さらに、図3に
示すその他の属性フィールド305にはページ中のデー
タを定義する各種の属性が記録される。
データ形式は、このような複合的なデータを用いて表現
された構造であり、印刷をするすべてのアプリケーショ
ンに対応できる。また、スキャナやファックスからの入
力画像データもこの図3に示すページオブジェクトデー
タ形式に変換される。なお、オブジェクトデータ中のサ
ムネイル画像(縮小ビットマップ画像)データについて
は、必要に応じて生成すればよく、常にすべて画像デー
タの入力時に記憶手段に記憶することは必須ではない。
画像を選択することで文書を選択でき、選択した上でメ
ニューからコマンドを呼び出すか、ツールバー上に並ぶ
ボタンをクリックすることで、選択した文書に対する編
集処理、印刷処理指定等の処理が可能である。こうして
呼び出される機能はシステムに追加可能であり、それら
をプラグインという。
理装置100中から、本発明の主題である印刷処理に関
する制御を実行する印刷処理制御構成要素、すなわち図
1における印刷処理制御部400を中心とする構成部を
抽出して示したブロック図を示す。図4において、文書
の選択やそれに対する操作、文書の変換、プラグインの
呼び出し、といったさまざまな文書編集、印刷処理指示
に関する機能を実行する構成要素に相当する部分は、文
書管理編集手段101として示してある。また図1の記
憶装置200に記憶された各データについては、図4に
おいては、説明を分かりやすくするために文書データフ
ァイル201、プリンタ設定情報202、およびモード
設定情報203として分割して示してある。
中のページ毎の印刷モードの設定は、文書処理装置10
0におけるプラグインのひとつである仮想プリンタ40
1を呼び出して実行される。仮想プリンタ401は文書
管理編集手段101から呼び出すことができる。
直接プリンタドライバ500の機能を呼び出して印刷す
る代わりに、プリンタドライバ500の機能設定をプリ
ンタ設定情報402として記憶しておき、その設定に従
って、選択文書を印刷させるためのものである。
ブジェクトをいくつでも保持でき、かつ、仮想プリンタ
401はひとつのプリンタドライバに対していくつでも
生成できるので、個々の複雑な設定、例えばページ毎の
印刷モードの指定等の処理を仮想プリンタ401の呼び
出しによって行なうことが可能となる。
ードの指定を実行する場合は、例えば、印刷処理モード
指定GUI402を起動して属性、モード指定部403
によって、印刷モードを設定して行なう。これは、具体
的には表示装置120上に印刷ダイアログを表示し、印
刷用紙サイズ等の印刷態様を設定し、さらに、本発明の
特徴であるページ毎の印刷モード、すなわち、カラー印
刷モードで印刷するか、モノクロ印刷モードで印刷する
かのモード設定を行なう。
る文書中のページデータがカラーデータを含むか否かの
検出処理を実行してカラーデータを含む場合にはカラー
印刷モード、カラーデータを含まない場合には、モノク
ロ印刷モードとする設定を、選択された文書の印刷対象
各ページについて実行する。このモード自動設定処理に
ついては、後段で詳細に説明する。
場合、あるいは印刷モードの変更を行なう場合に、表示
装置120上に表示される印刷ダイアログ画面の例を図
5に示す。
は、プリンタドライバ名、印刷用紙態様が示され、これ
らの各フィールドに所望の設定態様を書き込むか、ある
いはすでに設定済みの設定データを選択することで印刷
処理設定を行なう。さらに本発明の文書処理装置におけ
る印刷ダイアログにおいては、図5の下部に示されるよ
うに「高度な設定」ボタンが表示され、このボタンのク
リックにより、図6に示すページ毎のモード設定画面が
表示される。
指定GUI402を起動することによって表示される。
このモード設定画面においては、図6に示すように印刷
指定した文書中に含まれるページ毎のサムネイル(縮小
画像ビットマップ)が表示される。
ジオブジェクトデータのサムネイル画像フィールドから
取り出される。なお、この時点でページオブジェクトに
サムネイルが存在しなかった場合には、この表示要求が
あった時点でイメージ縮小部112が画像データに基づ
いて縮小画像を生成してモード設定画面に表示するよう
にしてもよい。一旦生成され表示されたサムネイルは図
3のページオブジェクト構成データとして保存される。
6に示すモード設定画面において、各ページを示すサム
ネイルを選択して、かつ個々のページがカラーで印刷さ
れるべきか、モノクロで印刷されるべきかを指定する。
図6に示すモード設定画面の例においては、1ページか
ら4ページのサムネイル、および5ページ、6ページの
サムネイルの途中までが表示されている。表示ページ
は、スクロールバーの移動によって順次切り換えること
が可能であり、各ページをクリック等により選択し、各
ページの印刷モードを順次設定することができる。
モードでの印刷、2ページがモノクロ(BW)モードで
印刷、3ページがモノクロ(BW)モードで印刷、4ペ
ージがカラー印刷モードでの印刷の指定がなされてい
る。
ジ中のデータ構成を把握できる。例えば写真、画像、線
図等がページ中に含まれるか否か、テキストデータのみ
で構成されているか等の判断が可能であり、また、カラ
ーデータが含まれているか、モノクロデータのみである
か等の判断ができ、ページにふさわしい印刷モードを効
率よく選択して設定することができる。
複数のぺ一ジを一度にディスプレイに表示する構成であ
るが、1ぺ一ジごとにディスプレイに表示していく構成
としてもよく、設定を変更したいぺ一ジのみ選択して設
定を変更することとし、ぺ一ジ内容の表示を、拡大縮小
可能として、より細かい部分までモノクロかカラーかを
ユーザが自分の目で確認してモード指定を実行するよう
に構成してもよい。
のサムネイルが表示された領域の右側には、各種の設定
を行なうボタンが表示される。ユーザは、例えば1ペー
ジのモード指定を行なう場合は、1ページのサムネイル
をクリックし1ページの選択を行なう。さらに、右側の
「選択をカラーに」、または「選択をモノクロに」ノボ
タンのいずれかをクリックすることにより、選択ページ
の印刷モードを指定することができる。
択されたページデータの印刷モードをページ構成データ
がカラーであるか、モノクロであるかを自動的に判定し
て、各ページの印刷モードを設定していく処理を実行す
るものである。「すべてを選択」は、ページデータのす
べてを一括して選択処理させるためのボタンである。ま
た、「自動判定」は、ページ選択処理を省いて、印刷処
理対象として選択された文書の全ページの各々につい
て、データがカラーであるか、モノクロであるかを判定
してモードを自動的に設定していく処理を実行するため
のボタンである。なお、モードの自動判定処理について
は、後段で詳細に説明する。
されたモード設定情報は、図3で説明したページフオブ
ジェクト中の印刷モード・フィールド304に書き込ま
れ、保持される。従って、新たに再度、同じページにつ
いての印刷を行なう場合は記憶された設定モードに従う
ことになり、印刷処理時に逐次設定を行なう必要はな
い。ただし、印刷モードの設定を変更する場合は、図
5、6で示した印刷ダイアログ、モード設定画面を表示
し、印刷モードの新たな指定を行なうことができる。新
たなモード指定を行なった場合は、その最新指定データ
が図3のページフオブジェクト中の印刷モード・フィー
ルドに書き込まれる。
印刷モードに基づくモード設定コマンドが印刷ページデ
ータに先んじてプリンタドライバ500(図1,4参
照)に送付され、プリンタドライバ500は設定コマン
ドに従ってモード設定の変更を実行する。すなわち、ペ
ージに設定された印刷処理モードがカラーである場合
は、カラー印刷処理モードに設定を切り換え、モノクロ
印刷処理モードが設定されている場合は、モノクロ印刷
処理モードに設定を切り換える。
ンドの転送後にプリンタドライバに送られ、その後、プ
リンタに転送される。すなわち、各ページ毎にモードに
応じたコマンドと、ページ印刷データが繰り返しプリン
タドライバに送られ、プリンタドライバはモード設定コ
マンドに応じた設定を行なって、その設定モードで、そ
のページに対する印刷を行なうことになる。従って、プ
リンタ側では各ページの構成、すなわちカラーページで
あるか、モノクロページであるかの判定処理を行なう必
要がなく、高速でのプリント処理が可能となり、また、
ユーザの設定モード情報に従って間違いなくモード切り
替えが実行されるので、モノクロページをカラー印刷処
理してしまうといった誤まった印刷処理をなくすことが
できる。なお、この設定コマンドによる印刷処理モード
切り替え処理については、図9において、さらに詳細に
説明する。
ては、文書を構成するページ単位で生成されるページオ
ブジェクト中に印刷モードの書き込みフィールドを設
け、ページ画像データとともに格納する構成としたの
で、ページ単位での印刷モードの設定が容易に実行でき
る。
ードをページオブジェクト中に書き込んで、再度、同じ
ページを印刷処理する際、その書き込み済みの印刷モー
ドを再利用できる構成について説明したが、ページ毎の
印刷モード設定を、再度使用する必要がない場合もあ
る。本発明の文書処理装置では、一度の印刷機会にのみ
指定モードをテンポラリに利用する構成、すなわちペー
ジオブジェクトのデータフィールドに指定モードを保存
しない処理構成も提供する。
なう場合には、モード指定時に生成される「モード設定
情報」を用いる。モード設定情報は、ページオブジェク
トとリンクするデータとして構成され、例えば図7に示
すデータ構造を持つ。モード設定情報は、図7に示すよ
うに、印刷指定ページとそのページがカラーで印刷すべ
きかモノクロで印刷すべきかを示すモード情報とを組に
して配列して記述して構成されるデータである。印刷処
理時には、この図7に示すモード設定情報がプリンタド
ライバに対する設定情報として使用される。
たい場合は、ページオブジェクトのデータフィールドに
保存するモード指定を実行し、保存したくない場合は、
図7のモード設定情報を利用して印刷するという選択が
可能である。
中への保存、非保存の選択は、図6に示すモード設定画
面において、「設定をファイルに保存する」の項目をチ
ェックするか、しないかによって選択することができ
る。
ァイルに保存する」の項目をチェックした場合は、モー
ド設定画面において設定した各ページの印刷モードが図
3のページオブジェクトの印刷モード・フィールドに書
き込まれ、その印刷モードが有効になって、その後の印
刷処理が行なわれる。「設定をファイルに保存する」の
項目をチェックしない場合は、その時点で設定したモー
ド情報は、テンポラリなものとして扱われることにな
り、モード設定情報として図7に示すリストが生成さ
れ、このリストに応じた印刷が実行されるが、このリス
トに記録されたデータは、図3のページオブジェクトに
は設定されない。
れるモード設定のためのコマンドは、テンポラリのモー
ド設定情報がある場合には、そのモード設定情報に従っ
て、各ページデータに対応するモード設定コマンドが送
られる。テンポラリのモード設定情報が無い場合は、図
3のページオブジェクトの印刷モードフィールド304
に書き込まれた印刷モードに基づく設定コマンドがプリ
ンタドライバに送付される。なお、これらの具体的な印
刷時の処理モードの設定については図8以下の処理フロ
ーを用いて、後段で詳細に説明する。
しもテンポラリに保持する構成、すなわち印刷処理後に
破棄してしまう構成とする必要はなく、例えば、印刷処
理後において、モード設定情報を印刷アプリケーション
が保持する構成としてもよい。また、文書処理装置自体
が保持する構成としてもよい。このようにモード設定情
報を記憶して保持する構成とすれば、別の文書を印刷文
書として指定した場合であっても、記憶されたモード設
定情報を利用することで、同じカラー指定で印刷すると
いった利用が可能になる。
汎用性のある印刷モード情報として利用できる。複数の
異なるモード設定情報を保持する場合は、それぞれに識
別子を付与して記憶し、識別子によって呼び出す構成と
すれば、様々な文書の印刷時に、それら複数のパターン
から任意のモードパターンを選択して使用することがで
きる。API(Application Progra
mming Interface)を使ってこのような
アプリケーションを組み立てることが可能である。
情報が図3で示したページ・オブジェクトの印刷モード
中に記録されて保持されている場合は、図2で示したワ
ークスペース上に文書のサムネイルを表示する際、現在
の設定モードを示す識別子をサムネイルの下部、あるい
は周囲に表示するように構成してもよい。このように構
成すれば、ユーザは、図6に示すページ毎の設定モード
表示画面を開くことなく、文書を指定するのみで、現時
点ですでに設定済みのモードを確認することができる。
これら表示情報は図1の表示情報作成部111の設定を
変更することによって変更可能である。
明の文書処理装置における印刷処理のモード指定方法、
およびモード指定に従った印刷処理方法について説明す
る。図8に本発明の文書処理装置および文書処理方法に
おける印刷処理フローを示す。図8は、文書処理装置に
おけるプラグインとしての仮想プリンタを呼び出して、
図5の印刷ダイアログ画面において「高度な設定」ボタ
ンが表示された以降の処理を示している。
ステップ801では、「高度な設定」ボタンがクリック
されたか否かが判定される。「高度な設定」ボタンがク
リックされていない場合は、ステップ810において、
印刷ダイアログ画面のクローズ処理に進む。
おける「高度な設定」ボタンがクリックされた場合は、
ステップ802に進み、プリンタドライバに能力問い合
わせを実行する。これは、カラー印刷モードと、モノク
ロ印刷モードとのページ単位の切り替え印刷処理が実行
可能か否かを確認する処理である。
イバに対するカラー/モノクロ印刷モード指定能力の有
無を問い合わせるステップは、予め、プリンタドライバ
の名称と能力のリストを保持しておき、それとの照合で
判断するステップとして実行することも可能である。な
お、この場合、リストは何らかの方法で更新しなくては
ならないが、マルチベンダー環境でプリンタドライバと
の応答を定義するよりも容易に実行可能である。
ド切り替え処理が可能であると判定されると、ステップ
805において、モード指定GUIが起動され、例えば
図6に示す画面が表示装置に表示される。
にモード切り替え処理が不可能であると判定されると、
ステップ804、ステップ810と進み、印刷ダイアロ
グ画面のクローズ処理に進む。
Iが起動され、例えば図6に示す画面が表示装置に表示
されると、ステップ806において、さらに図6のモー
ド設定画面における項目「設定をファイルに保存」(図
6参照)がチェックされたか否かを判定し、チェックさ
れない場合には、ステップ808に進み、モード設定情
報(図7参照)を生成する。この場合、設定情報のペー
ジオブジェクトに対する保存は実行されない。
定をファイルに保存」がチェックされた場合は、ステッ
プ807において設定情報のページオブジェクトに対す
る保存処理が実行される。
すモード指定画面を用いたページ毎のモード指定が終了
すると、さらに、ステップ810において、印刷ダイア
ログ画面においてキャンセル(図5参照)がなされたか
否かが判定され、キャンセルされた場合には、印刷処理
は実行されない。
ず、OK(図5参照)がクリックされた場合は、ステッ
プ811において、プリンタ設定情報として記憶された
モード設定情報の有無が判定される。モード設定情報
は、先に説明したようにテンポラリに保持される印刷モ
ード情報であり、ステップ806で設定保存のチェック
がなされなか場合にステップ808において生成される
設定情報である。
ありと判定された場合は、モード設定情報に従って各ペ
ージの指定モードによる印刷を実行する。ステップ81
1において、モード設定情報なしと判定された場合は、
ステップ812に進み、プリンタドライバが、ページ毎
のモード切り替え印刷処理機能を有するか否かが判定さ
れ、機能がある場合は、設定されている印刷モード、す
なわち図3で説明したページオブジェクト中の印刷モー
ド・フィールドに設定された印刷モード情報に従って印
刷を実行する。ステップ812において、プリンタドラ
イバが、ページ毎のモード切り替え印刷処理機能を有し
ないと判定された場合は、ページ毎のモード切り替え処
理は実行されず、プリンタドライバの有する機能に従っ
て印刷が実行される。
クトの印刷モードに基づいて印刷がなされる場合は、ペ
ージ毎にそれぞれ設定されたモードで印刷がなされ、カ
ラー印刷モードの設定されたページはカラーモードで印
刷処理が実行され、モノクロ印刷モードが設定されたペ
ージについてはモノクロ印刷モードでの印刷が実行さる
ことになる。これらのモード切り替えはプリンタドライ
バ500に対するモード設定コマンドの発行に基づいて
実行される。
り替えコマンドおよび印刷データの送信処理フローを示
す。これは、ページ毎に設定された印刷モード情報(図
3に示すページオブジェクト中の印刷モードフィールド
304に記録)、または図7に示すリスト形式のモード
設定情報に従って印刷処理がなされる場合に実行される
仮想プリンタからプリンタドライバに対して実行される
処理である。図9に示す処理は、ページ単位で繰り返し
実行される処理である。
刷の印刷モードが「カラー」であるかが判定される。こ
れは、図3のページオブジェクトの印刷モードに書き込
まれたモード情報、あるいは、先に説明したように、図
7のモード設定情報に従って判定される。
場合は、ステップ902において、プリンタドライバに
カラー印刷モード設定コマンドが発行され、一方印刷モ
ードに「カラー」ではなく、「モノクロ」が設定されて
いる場合は、ステップ903において、プリンタドライ
バにモノクロ印刷モード設定コマンドが発行される。
て、プリンタドライバに対して印刷データであるページ
データが送信される。これにより、プリンタドライバは
それぞれのモード設定がなされてから、そのモードで印
刷処理をすべきデータ受信をすることができる。この図
9に示す処理は、指定された印刷対象のページが終了す
るまで、繰り返し実行される。すなわちモード設定コマ
ンド発行、ページ印刷データ送信の2つの処理を1ペー
ジについての処理単位として、印刷ページ数分繰り返し
実行される。
たきた構成は、ユーザによって各ページのモードを設定
して印刷をユーザ設定モードに従って印刷処理を実行す
る構成であった。本発明の文書処理装置は、さらに各ペ
ージの構成データに基づいて自動的に印刷モードの判定
処理を行なう構成を有する。モードの自動判定処理は、
モード自動設定部404(図1,4参照)が行なう。
動判定処理について説明する。この図10に示す自動判
定処理は、図6に示すモード指定画面において、「選択
を自動判定」、あるいは「自動判定」ボタンをクリック
することによって、図4のモード自動設定部404が判
定対象となる各ページ毎に実行する処理である。なお、
この処理に含まれる各判定処理は、図3に示すページオ
ブジェクト中の画像データ、またはサムネイル画像に基
づいて実行される。以下、図10の処理フローについて
説明する。
であるページのサムネイル画像データが存在するか否か
の判定が実行される。サムネイル画像データが存在しな
い場合は、ステップ1002において、画像タイプの判
定がなされる。画像タイプがビットマップである場合
は、ステップ1004において、まず、パレットデータ
についてそのデータがモノクロか否かが判定され、No
の判定がなされれば、カラーページであると判定され
る。ステップ1004において、パレットデータについ
てモノクロであると判定された場合には、さらに画像デ
ータについてそのデータがモノクロか否かが判定され、
Noの判定がなされれば、カラーページであると判定さ
れ、モノクロであると判定された場合には、そのページ
はモノクロであると判定する。なお、ここでは、パレッ
トと画像データを、2つのステップで別々に判定する態
様で示してあるが、1ステップですべてのデータを判定
する構成でもよい。
イプがビットマップでない、例えばテキストや線図形な
ど構造グラフィックデータである場合には、ステップ1
003においてページに含まれるすべての図形データが
モノクロであるか否かが判定され、その結果に応じてカ
ラーページ、またはモノクロであると判定される。カラ
ーの図形データが1つでも見つかった時点で判定処理は
終了する。
のサムネイルが存在すると判定されると、ステップ10
06に進み、サムネイル画像についてのデータ判定が実
行される。サムネイル画像中にカラーデータが含まれる
場合は、カラーであると判定され、含まれない場合は、
モノクロであると判定される。この場合も、カラーデー
タが検出された時点で、そのページはカラー構成である
との判定がなされ、その時点で判定処理は終了する。
処理は、サムネイルを構成するビットマップデータが元
のページデータを構成するデータ量よりもはるかに小さ
いので、元のオリジナル・ページに基づく判定処理に比
較して処理時間を大幅に削減することが可能となり、印
刷モードの判定処理を高速化することができる。
ページについて実行されると、その結果は、図3のペー
ジオブジェクトの印刷モード・フィールドに書き込まれ
る。ただし、判定データをファイルに保存しないとの処
理を実行した場合は、図7に示すテンポラリに使用する
モード設定情報が生成されるのみの処理となり、図3の
ページオブジェクトの印刷モード・フィールドには、判
定されたデータの書き込みは行われない。
モード自動判定処理では、サムネイル画像データが存在
する場合は、すべてサムネイルに基づいてカラーかモノ
クロかを判定する構成としたが、ページ内の極めて微少
な色が重要となる場合は、処理時間と引き換えに判別法
を切り替える設定が可能である。すなわち、図10のス
テップ1001のサムネイルの有無判定ステップに加
え、サムネイルでの判定処理を行なうか否かを選択する
ステップを付加し、サムネイルがある場合であっても、
ページ全体の判定処理を選択可能とした構成としてもよ
い。この構成とすれば、サムネイル上に現れないかすか
な色を問題とする場合に、念入りな判定が可能となる。
に示すモード指定画面において、「選択を自動判定」、
あるいは「自動判定」ボタンをクリックすることによっ
て、各ページ毎に実行される処理として説明したが、図
3に示すページオブジェクトに印刷モードが書き込まれ
ていない場合において、サムネイル、すなわちページの
縮小イメージをディスプレイなどに表示する際に、自動
的にサムネイルを構成するビットマップデータを調べて
判定結果を文書に保存しておくように構成することも可
能である。サムネイルデータはデータ量が少ないので、
画像判定に必要な処理時間、処理負荷とも少なく、例え
ばページデータの編集動作に併せてこの判定処理を並列
処理で行なったとしてもパフォーマンス上の問題は、ほ
とんど発生しない。
て、さらに、グレイを白黒と判定するかカラーと判定す
るかをユーザ側でシステム上に設定できるようにする構
成としてもよい。例えば、階調表現をカラーで実施した
ほうがよいプリンタを使用している場合、中間階調をも
ったデータはカラーと判別したほうがよい場合があるの
で、文書処理装置に接続され、使用するプリンタに応じ
て、グレイを白黒と判定するかカラーと判定するかを指
定できるようにするオプションを構成しておくのが好ま
しい。
ージ単位の印刷モードの設定をユーザの設定によっての
みならず、ページデータに含まれるカラーデータの検出
処理による自動判定を可能とした。特に、サムネイル画
像を用いた自動判定処理を実行する構成においては、処
理の高速化が達成され、印刷処理の効率化が実現され
る。
理]上述した例は、各ページのモードがカラーか、ある
いはモノクロかを予め指定、あるいは自動判定した後
に、ページ対応のモード設定印刷処理を開始する構成に
ついて説明したが、さらに、モード判定を印刷処理時に
自動的に実行する構成とすることも可能である。
る構成について説明する。例えば、図11に示すよう
に、印刷ダイアログ画面に「印刷時にモード判定自動実
行」ボタン1101を設け、この設定ボタンをクリック
することで、ユーザによるページ毎のモード設定処理を
省略して印刷対象ページのモード自動判定処理を実行さ
せる。
を自動判別する処理を実行するフローを示す。
イバに対する能力問い合わせを実行する。これは、カラ
ー印刷モードと、モノクロ印刷モードとのページ単位の
切り替え印刷処理が実行可能か否かを確認する処理であ
る。
ライバに対するカラー/モノクロ印刷モード指定能力の
有無を問い合わせるステップは、予め、プリンタドライ
バの名称と能力のリストを保持しておき、それとの照合
で判断するステップとして実行することも可能である。
リストは何らかの方法で更新しなくてはならないが、マ
ルチベンダー環境でプリンタドライバとの応答を定義す
るよりも容易に実行可能である。
ード切り替え処理が可能でないと判定されると、ステッ
プ1203、ステップ1206に進み、印刷ダイアログ
画面のクローズ処理に進む。
バにモード切り替え処理が可能であると判定されると、
ステップ1204において、モード自動判定処理が実行
される。この判定処理は、図10に示す処理フローと同
様の処理を実行するものであり、サムネイル画像が存在
する場合は、サムネイルを利用したページのカラーまた
はモノクロ判定がなされるので高速の判定処理が可能と
なる。その処理結果として得られたモードが印刷モード
として設定される。
1204で自動判定された各ページと各ページのモード
情報とを対応づけたモード設定情報が生成される。
行がキャンセルされた場合には、印刷は実行されず、キ
ャンセルの無い場合は、ステップ1207に進み、モー
ド設定情報の有無が判定される。モード設定情報がある
場合は、そのモード設定情報に従って各ページの印刷処
理が実行される。なお、ここで使用されるモード設定情
報は、ステップ1204,1205において自動判定処
理が行なわれ生成されたモード設定情報である。
報がないと判定された場合は、プリンタ機能に基づく印
刷処理が実行されることになる。この場合の処理は、プ
リンタトドライバにページ毎のカラー、モノクロ印刷モ
ード切り替え能力がなく、モード設定情報が生成されな
かった場合の処理である。
モードを自動判別する処理を実行するモードを設けるこ
とで、モード設定画面を開くことなく、印刷ダイアログ
において処理を指示することが可能となり、ユーザの負
担が軽減される。また、サムネイル画像を用いて自動判
定が実行されるので、印刷処理時に自動判定処理を行な
った場合でも印刷処理速度を大きく低下させることな
く、効率的な最適モードでの印刷処理が可能となる。
処理装置および文書処理方法におけるその他の実施態様
について説明する。
しての仮想プリンタを文書管理編集手段から呼び出し
て、プリンタドライバに対する情報設定を、例えば図6
のサムネイル表示を用いたモード設定画面において行な
う構成を説明したが、その他に、例えば印刷アプリケー
ションを構成するAPI(Application P
rogramming Interface)を用い
て、プログラムから何ぺ一ジ目はどちらのモードと指定
するという構成も可能である。たとえば、文書は表紙が
例外なくカラー、あとはモノクロで印刷する、といった
アプリケーションを容易してモードの切り替えを実行す
る構成としてもよい。
なうための印刷ダイアログ表示画面を示す。図13の印
刷ダイアログにおいて、モード設定ボタンをクリックす
ることにより、特定のAPI(Application
ProgrammingInterface)によっ
て定義された、例えば図14に示すモード設定画面が表
示される。
カラー」、「表紙、最終ページのみカラー」、さらに、
カラー印刷モードでの印刷ページを入力する指定フィー
ルドが構成されており、これらのいずれかを選択、また
は入力することにより、各ページのモードが設定され、
ページオブジェクトのモードが更新されるような印刷ア
プリケーションを使用することにより、モード設定の容
易な構成が実現される。
次指定する方式とせず、予め規定の汎用印刷モードを設
定して保持する構成としてもよい。たとえば、ドラフト
モードなら全ページモノクロ、ノーマルモードなら表紙
のみカラー、ファインモードは自動的にカラー/モノク
ロ設定のようにいくつかの汎用印刷モードを予め用意し
て記憶手段に保持し、必要に応じて印刷文書と対応づけ
を行なって各モードを任意の印刷文書に適用するように
構成してもよい。
面を設け、印刷文書指定の後に、図15の画面を表示さ
せて、ドラフトモード、ノーマルモード、ファインモー
ドいずれかのモードを選択することによって、指定印刷
文書に対して各印刷モードが設定される構成とすること
ができる。さらに多くのモード名と設定の組を複数保持
する構成とし、複数の設定をファイル内に記憶できれ
ば、いっそう簡単な印刷設定の切り替えが可能で、カラ
ー/モノクロ指定をスタイルシートでの設定のように扱
うことが可能となる。
理装置の機能として説明したが、例えば、ワープロや表
計算などアプリケーション自体にこの機能を持たせる構
成としてもよい。このような文書作成アプリケーション
自体にこの機能を持たせる構成とし田場合いは、ハード
ウエアの機能に応じた拡張性という点で劣るが、各アプ
リケーションに特化した構成とすることができるので使
い勝手の点ではよいものが構成される。例えば、モノク
ロ印刷モードのページには最初からカラーのオブジェク
トは作れないといった逆の設定をすることも可能とな
る。
て、上述の印刷モードの設定機能を付加させる構成とし
てもよい。この構成とすることにより、プリンタドライ
バに印刷だけでなく、印刷対象となるファイルそのもの
の処理をさせなくてはならないため、非常にプリンタド
ライバが複雑になるが、どのアプリケーションからでも
共通して利用できるという利点がある。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
および文書処理方法によれば、文書を構成するページ単
位で生成されるページオブジェクト中に印刷モードの書
き込みフィールドを設け、ページ画像データとともに格
納する構成としたので、ページ単位での印刷モードの設
定が容易に実行できる。またモード設定用の画面にサム
ネイル画像を表示するように構成したのでユーザは、各
ページ構成を確認しながら適切なモード設定を行なうこ
とができる。
処理方法によれば、各ページ毎に設定された印刷モード
に応じたモード設定コマンドを、ページ印刷データとと
もにプリンタドライバに送り、プリンタドライバのモー
ド設定を行なう構成として、各ページに対する印刷を行
なう構成としたので、プリンタ側でカラーページである
か、モノクロページであるかの判定処理を逐次実行する
必要がなくなり、高速でのプリント処理が可能となり、
また、ユーザの設定モード情報に従って間違いなくモー
ド切り替えが実行されるので、ユーザの意図に合致した
印刷処理が可能となる。
処理方法によれば、ページ単位の印刷モードの設定をユ
ーザの設定のみならず、ページデータに含まれるカラー
データの検出処理による自動判定を可能とし、また、サ
ムネイル画像を用いた自動判定処理を実行する構成とし
たので、処理の高速化が達成され、印刷処理の効率化が
実現される。
処理方法によれば、一旦、各ページに設定した印刷モー
ドをページオブジェクトに保存する構成としたことによ
り、設定モード情報をいつでも再利用可能であり、印刷
処理時に逐次判定する必要がない。また、一時的にモー
ドを設定し使用したい場合には、リスト形式のモード設
定情報を生成して、このリストに従った印刷処理を可能
としたので、一時的なモード設定処理を行なう場合にも
ユーザの好みを反映した印刷処理を実行することができ
る。
処理方法において、印刷実行時の自動判定処理を可能と
した構成によれば、印刷モード設定画面を開くことな
く、印刷ダイアログにおいて処理を指示することが可能
となり、ユーザの負担が軽減される。また、サムネイル
画像を用いて自動判定が実行されるので、印刷処理時に
自動判定処理を行なった場合でも印刷処理速度を大きく
低下させることなく、効率的な最適モードでの印刷処理
が可能となる。
である。
時における表示画面の例を示す図である。
クトの構成を示す図である。
ド指定機能を中心とする構成を示すブロック図である。
表示画面の例(その1)を示す図である。
表示画面の例(その1)を示す図である。
の例を示す図である。
チャート(その1)を示す図である。
チャート(その2)を示す図である。
動判定処理フローチャートを示す図である。
グ表示画面の例(その2)を示す図である。
動判定処理による印刷処理フローチャートを示す図であ
る。
グ表示画面の例(その3)を示す図である。
定表示画面の例(その2)を示す図である。
定表示画面の例(その3)を示す図である。
Claims (18)
- 【請求項1】印刷処理対象となる文書の処理を行なう文
書処理装置において、 文書を構成するページの各々に対応づけたページ単位の
印刷モード情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたページ単位の印刷モード情報
に基づいて印刷モード制御コマンドを発行してページ単
位での印刷モード設定を行なうプリンタ制御手段と、 を有することを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】前記ページ単位の印刷モード情報は、カラ
ー印刷処理を指定するカラー印刷モード情報と、モノク
ロ印刷処理を指定するモノクロ印刷モード情報とを含
み、 前記プリンタ制御手段は、前記印刷制御コマンドに応じ
て、カラー印刷モードまたはモノクロ印刷モードでの印
刷処理モードに設定する制御を実行する構成であること
を特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 【請求項3】前記文書処理装置は、さらに、 ページ単位での印刷モード自動判定処理手段を有し、 前記印刷モード自動判定処理手段は、ページ構成データ
中のカラーデータの検出処理を実行して印刷モードを判
定する構成を有することを特徴とする請求項1または2
に記載の文書処理装置。 - 【請求項4】前記印刷モード自動判定処理手段は、ペー
ジを縮小した縮小画像データに基づいて、該縮小画像デ
ータ中にカラーデータが含まれるか否かの検出処理を実
行して印刷モードを判定する構成であることを特徴とす
る請求項3に記載の文書処理装置。 - 【請求項5】前記記憶手段は、文書を構成するページ各
々について、ページ構成データおよび該ページデータに
関する属性値を含むページオブジェクトを記憶し、 前記ページ単位の印刷モード情報は、前記ページオブジ
ェクト中に保持される構成であることを特徴とする請求
項1乃至4いずれかに記載の文書処理装置。 - 【請求項6】前記文書処理装置は、さらに、 ページ単位の印刷モード情報と、印刷処理ページとを対
応づけたリスト形式のモード設定情報を有することを特
徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の文書処理装
置。 - 【請求項7】前記文書処理装置は、さらに、 ページ単位の印刷モード設定画面を表示する表示手段を
有し、 前記ページ単位の印刷モード情報は、前記表示手段に表
示された印刷モード設定画面において、ページを選択す
るとともに、該選択ページに印刷モードを指定する処理
を実行することによって設定可能な構成であることを特
徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の文書処理装
置。 - 【請求項8】前記文書処理装置は、 前記印刷モード設定画面において、ページ構成データを
縮小した画像データであるページ毎の縮小画像を表示す
る構成を有することを特徴とする請求項7に記載の文書
処理装置。 - 【請求項9】前記文書処理装置は、 ページ単位の印刷モード情報を汎用印刷モード情報とし
て記憶保持し、 任意の印刷文書に対して前記汎用印刷モード情報の適用
を可能として、印刷文書のページ毎のモード設定を実行
する構成としたことを特徴とする請求項1乃至8いずれ
かに記載の文書処理装置。 - 【請求項10】前記汎用印刷モード情報は、表紙、また
は表紙と最終ページのみをカラー印刷モードとした印刷
モード情報であることを特徴とする請求項9に記載の文
書処理装置。 - 【請求項11】印刷処理対象となる文書の処理を行なう
文書処理方法において、 印刷対象ページに対応してページ単位に設定された印刷
モード情報に基づいて印刷モード制御コマンドを発行し
てページ単位での印刷モード設定を行なう印刷モード設
定ステップと、 前記印刷対象ページに関する印刷処理を前記印刷モード
設定ステップにおいて設定された印刷モードで実行する
印刷処理ステップと、 を有することを特徴とする文書処理方法。 - 【請求項12】前記ページ単位の印刷モード情報は、カ
ラー印刷処理を指定するカラー印刷モード情報と、モノ
クロ印刷処理を指定するモノクロ印刷モード情報とを含
み、 前記印刷モード設定ステップは、前記印刷制御コマンド
に応じて、カラー印刷モードまたはモノクロ印刷モード
での印刷処理モードに設定する制御を実行することを特
徴とする請求項11に記載の文書処理方法。 - 【請求項13】前記印刷モード設定ステップは、前記制
御コマンドをプリンタドライバに発行するステップと、 前記制御コマンドを受領したプリンタドライバが印刷モ
ードの設定を変更するステップと、 を含むことを特徴とする請求項11または12に記載の
文書処理方法。 - 【請求項14】前記文書処理方法は、さらに、 ページ単位での印刷モード自動判定処理ステップを有
し、 該印刷モード自動判定処理ステップは、ページ構成デー
タ中のカラーデータの検出処理を実行して印刷モードを
判定するステップであり、 前記印刷モード設定ステップは、前記印刷モード自動判
定処理ステップにおいて得られた判定結果を各ページの
印刷モードとして設定することを特徴とする請求項11
乃至13いずれかに記載の文書処理方法。 - 【請求項15】前記印刷モード自動判定処理ステップ
は、ページを縮小した縮小画像データに基づいて、該縮
小画像データ中にカラーデータが含まれるか否かの検出
処理を実行して印刷モードを判定することを特徴とする
請求項14に記載の文書処理方法。 - 【請求項16】前記文書処理方法は、さらに、 各ページの印刷モードを記憶手段に格納する印刷モード
格納処理ステップを含むことを特徴とする請求項11乃
至15いずれかに記載の文書処理方法。 - 【請求項17】前記印刷モード格納処理ステップは、 文書を構成するページ各々についてのページ構成データ
および該ページデータに関する属性値を含むページオブ
ジェクト中に、対応ページの印刷モード情報を格納する
ステップであることを特徴とする請求項16に記載の文
書処理方法。 - 【請求項18】前記印刷モード格納処理ステップは、 ページ単位の印刷モード情報と、印刷処理ページとを対
応づけたリスト形式のモード設定情報として各ページの
印刷モード情報を格納するステップであることを特徴と
する請求項16に記載の文書処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25662199A JP2001084245A (ja) | 1999-09-10 | 1999-09-10 | 文書処理装置および文書処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP25662199A JP2001084245A (ja) | 1999-09-10 | 1999-09-10 | 文書処理装置および文書処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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