JP2002333964A - 分散印刷方法 - Google Patents

分散印刷方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ジョブを分割して同一形式のプリンタデ
ータに対応した複数台のプリンタで分散印刷を行う場合
に、任意の部数や分割パターンに対して印刷ジョブから
プリンタデータへの展開処理を削減して高速印刷化を図
る。 【解決手段】 PC1の分散印刷管理ドライバ8は、印
刷ジョブのうち1部数分のみをページ単位で分割しプリ
ンタドライバ13を介してプリンタコマンドデータに変
換して記憶装置14に記憶した後、各プリンタに割り当
てたページのプリンタコマンドデータを読み出して編集
しプリンタ3A〜3Cごとの分散ジョブを作成し、各プ
リンタに送り印刷を実行する。本発明によれば、任意の
部数や分割パターンに拘らず分割する前に一括変換する
ので、プリンタごとに分割後、データ変換していた従来
に比べてデータ展開処理が削減され高速印刷が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散印刷方法に係
り、特に、印刷ジョブを分割して同一形式のプリンタデ
ータに対応した複数台のプリンタで分散して印刷を行う
印刷方式に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスにおけるドキュメントの出力に
は、その印刷速度や画質からレーザプリンタが一般的に
用いられており、近年では、ドキュメントのカラー化に
伴ってカラーレーザプリンタでの出力も増加している。
【0003】特に、その場ですぐに印刷したりするオン
デマンドプリンティング等では、短時間に大量にカラー
印刷を行う必要があるため、カラー印刷の速度向上を図
ることが求められている。印刷速度を向上させるために
は、感光体の感度向上を始め、各種性能の大幅な向上が
必要となり、プリンタ自体が非常に高価になってしまう
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に対し
て、例えば、特開平5−73232号公報や、特開平1
0−187393号公報等では、印刷情報のかたまりで
ある印刷ジョブを、複数のプリンタに対して、例えばペ
ージ単位で割り当てるとか、あるいはカラーページは同
じプリンタに割り当てるとかの分割パターンで分割し、
複数のプリンタで平行して出力させることにより高速印
刷を可能にする方法が提案されている。
【0005】一般にオフィスでは、複数台のプリンタを
導入する場合、機種を統一することが多く、また、仕上
がりの統一等を考慮すれば、上記のような分散印刷を行
う場合には、同一機種のプリンタを複数台使用すること
が多くなると考えられる。
【0006】その場合には、例えばページ単位ごとのヘ
ッダやフッタを設定したプリンタデータの形式が複数の
プリンタで同一となるため、複数部数を印刷する場合に
は、印刷ジョブからプリンタデータへの展開処理の多く
の部分が省略可能となるが、上記公報に示される例で
は、このような点は考慮されておらず、印刷ジョブを複
数のプリンタごとに分割した後、各プリンタごとに書式
設定等のデータ展開を行なっていた。
【0007】また、磁気ディスク装置等の大容量記憶装
置を内蔵している高級機を除いて、一般のプリンタでは
内蔵されている記憶容量が少ない。そのため、多くの場
合、1部数分の全プリンタデータを記憶させておくこと
ができないので、ページ並べ替えの手間を省略するため
に、部数単位での分散印刷を行う場合には、プリンタ内
でのビットマップ展開を含めて、印刷ジョブのプリンタ
データへの展開を印刷部数分繰り返す必要があった。
【0008】本発明の課題は、印刷ジョブを分割して同
一形式のプリンタデータに対応した複数台のプリンタで
分散して印刷を行う場合に、任意の分割パターンに対し
て、印刷ジョブからプリンタデータへの展開処理を削減
して印刷の高速化を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、印刷ジョブを複数のプリンタごとに分割
する前に、前記印刷ジョブを一括してプリンタデータに
変換するデータ展開を行なうことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、印刷ジョブを複数のプリ
ンタごとに割り当てる分割を行なう前に、先に一括して
データ展開を行なうことにより、従来のように、プリン
タごとに分割した後、それぞれプリンタごとにデータ展
開を行なうのに比較して、データ展開の処理が1回です
むため、分散印刷処理の高速化が可能となる。
【0011】また、本発明は、印刷ジョブを複数のプリ
ンタごとに分割する前に、該印刷ジョブをページ単位の
プリンタデータに展開して一旦記憶し、該記憶したペー
ジ単位のプリンタデータの中から、前記複数のプリンタ
の各々に割り当てられたページに対応するプリンタデー
タを読み出し、該読み出したプリンタデータを編集して
プリンタごとの分散ジョブを作成し、該分散ジョブを前
記複数のプリンタの各々に送信して印刷することを特徴
とする。
【0012】本発明によれば、印刷部数や分割パターン
などに拘らず、印刷ジョブのプリンタデータへの展開が
1部数分ですむため、分散印刷処理の高速化が可能とな
り、さらに、分散印刷するプリンタデータがひとかたま
りのデータとして処理されるため、他の割り込み印刷を
排除して印刷することが可能となる。また、プリンタデ
ータの形式をビットマップ展開されたラスタ形式データ
とすることにより、従来、プリンタごとに行なっていた
最も時間のかかるビットマップ展開を繰り返す必要がな
くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明方法による
第1の実施形態である分散印刷システムの構成を示して
いる。
【0014】まず、本実施形態の概略を説明する。パー
ソナル・コンピュータ(PC)1と複数のプリンタ3A
〜3Bがネットワーク2によって接続されている。PC
1には印刷ジョブを含むアプリケーション6が入力され
ており、これらのアプリケーションの実行やPC1の各
種動作をオペレーティングシステム7で管理する。
【0015】本実施形態では、オペレーティングシステ
ム7によって分散印刷管理ドライバ8に送られた分割前
の印刷ジョブは、プリンタドライバ13を介してプリン
タ3A〜3Bに対応したプリンタデータに一括して変換
され、これをプリンタコマンドデータとして記憶装置1
4に記憶する。
【0016】そして、分散管理ドライバ8によって、こ
のプリンタコマンドデータを呼び出し、共通のヘッダや
フッタを削除するなどして各プリンタに対応した分散ジ
ョブを編集する。本実施形態ではプリンタコマンドデー
タがプリンタデータに対応する。
【0017】このように、本実施形態によれば、あらか
じめ印刷ジョブをプリンタデータに一括して展開した後
に複数のプリンタに割り当てるため、複数のプリンタに
割り当てた後、個々のプリンタごとに書式設定等の展開
を行なっていた従来方式に比較して、データ展開が1回
で済むので、分散印刷の高速化が図られる。
【0018】PC1の動作をさらに詳述する。PC1で
はオペレーティングシステム7の管理の下でアプリケー
ション6が実行されている。アプリケーション6は、例
えばワードプロセッサや表計算プログラム等であり、ユ
ーザからの印刷命令により、印刷ジョブをオペレーティ
ングシステム7を介して分散印刷管理ドライバ8に送り
出す。
【0019】分散印刷管理ドライバ8は、仮想的に分散
プリンタのプリンタドライバとしてオペレーティングシ
ステム7に登録されており、また、この分散プリンタを
アプリケーション6からはプリンタ3A〜3Cと同様に
印刷プリンタとして選択できるようになっており、本例
では、アプリケーション6からの印刷ジョブは、この分
散プリンタを印刷プリンタとして選択し、分散印刷管理
ドライバ8を介して処理される。
【0020】分散印刷管理ドライバ8は、まず、印刷部
数に拘らず、受け取った印刷ジョブのうち、1部数分の
みをページ単位で分割し、プリンタドライバ13を介し
てプリンタ3A〜3Cに対応したプリンタコマンドデー
タに変換して記憶装置14に記憶する。その後、分散印
刷管理ドライバ8は、プリンタ3A〜3Cの各々に割り
当てられたページのプリンタコマンドデータを読み出し
て、プリンタ毎の分散ジョブを編集する。
【0021】この分散ジョブをプリンタに直接送信する
と、送信速度によってはシステムの他の機能が一時的に
停止する場合がある。そこで、編集した分散ジョブをス
プーラ9A〜9Cにいったん貯留した後、PC1とネッ
トワーク2の間のデータの送受信を制御するネットワー
クインタフェース12を経て、プリンタ3A〜3Cに送
信し、印刷が実行される。
【0022】図1に示したシステム構成において、印刷
部数や分割パターンに拘らず、分散印刷管理ドライバ8
が、印刷ジョブのうち1部数分のみをページ単位のプリ
ンタコマンドデータに展開し、分割パターンに応じて再
構成してプリンタ各々の分散ジョブを作成することによ
り、分散印刷処理の高速化が可能となる。なお、印刷ジ
ョブをひとかたまりのプリンタデータとして処理するた
め、他の割り込み印刷を排除できるという効果もある。
【0023】以下、図2を参照して本実施形態の分散印
刷管理ドライバについて詳述する。図2は、第1の実施
形態における分散印刷管理ドライバ8の動作手順の一例
の流れ図を示す。なお、図中のS1〜S9はステップ番
号を示している。
【0024】まず、アプリケーション6において印刷命
令が実行された時点で動作が開始され(開始)、オペレ
ーティングシステム7によって分散印刷管理ドライバ8
が起動される(S1)。分散印刷管理ドライバ8は、起
動された直後に、分割パターンや印刷プリンタの指定お
よび、場合によっては印刷パラメータの設定などを行う
(S2)。
【0025】次に、アプリケーション7から入力された
印刷ジョブのうち、1部数分のみをページ単位に分割し
(S3)、プリンタドライバ13を用いてプリンタコマ
ンドデータに変換し、記憶装置14に記憶する(S
4)。
【0026】全ページのプリンタコマンドデータへの展
開が終了し、記憶装置14に記憶したら、指定されたプ
リンタのうちの1つを選択し(S5)、選択プリンタで
印刷指定されているページのプリンタコマンドデータを
記憶装置14から読み出す(S6)。
【0027】その後、読み出した各プリンタコマンドデ
ータのヘッダおよびフッタ部を編集して選択プリンタに
対応した分散ジョブを作成し(S7)、選択プリンタに
対応したスプーラに入力する(S8)。
【0028】未処理の指定プリンタがある場合には(S
9)、S5〜S8を繰り返し、すべての指定プリンタに
対する処理が終了したら、分散印刷管理ドライバ8の動
作を終了する(終了)。
【0029】図3に、第1の実施形態における分散ジョ
ブ編集の一例を示す。図3は、ページ単位で展開されて
記憶されたプリンタコマンドデータのページ1からペー
ジnまでを読み出して編集し、1台のプリンタ3Aの分
散ジョブを作成している例である。ここで編集を行って
いるのは、共通ヘッダおよび共通フッタの重複部分の削
除と、分割パターンの設定に応じた各ページの枚数設定
とである。
【0030】一般に、プリンタコマンドデータには、実
際に印画するための描画データの他に、各種設定を行う
ためのヘッダおよびフッタ部が存在する。ヘッダは、例
えば解像度や用紙サイズ等の印刷ジョブ全体で共通な共
通ヘッダと、用紙方向や印刷枚数等のページごとに異な
る個別ヘッダから構成されており、同様にフッタも、ジ
ョブ終了コマンド等の共通フッタと改ページ等の個別フ
ッタとに分けられる。
【0031】このうち、共通ヘッダは分散ジョブの先頭
に、共通フッタは分散ジョブの最後の部分にのみ必要で
あるため、その他の重複する部分は削除する。また、個
別ヘッダの中にも、前ページの設定を引き継ぐ場合には
省略可能なものがあり、その部分は削除可能である。
【0032】なお、上記実施形態では、印刷ジョブをペ
ージ単位に分割して各ページのプリンタコマンドデータ
に展開しているが、これは、印刷ジョブの1部数分をま
とめてプリンタコマンドデータに展開し、1部数分のプ
リンタコマンドデータをページごとに分割するようにし
てもよい。
【0033】また、ページ単位のプリンタコマンドデー
タを記憶させるときに、共通ヘッダおよび共通フッタを
削除しておき、編集時に別途記憶させておいた共通ヘッ
ダおよび共通フッタと組み合わせるようにしてもよい。
【0034】ところで、プリンタコマンドデータの形式
は、プリンタドライバでビットマップまでの展開を行っ
ているラスタデータ形式のものと、プリンタ固有の描画
コマンド形式のデータに変換し、プリンタ内部で最終的
にビットマップ展開を行う描画コマンド形式のものとに
大別される。
【0035】印刷処理の中でビットマップ展開が最も時
間がかかるため、本実施形態においては、プリンタコマ
ンドデータがラスタデータ形式の場合において特に有効
であり、プリンタ内部でビットマップ展開を繰り返す描
画コマンド形式の場合には若干効果が低減する。
【0036】なお、描画コマンド形式のプリンタドライ
バの場合にも、ラスタデータ形式のモードを持つものも
あり、その場合にはラスタデータ形式を選択することに
より、本実施形態をより有効に機能させることができ
る。また、プリンタドライバが描画コマンド形式のみに
対応している場合にも、以下のような構成にすることに
より、本発明の効果を十分に発揮することが可能とな
る。
【0037】図4に、本発明の第2の実施形態である分
散印刷システムの構成を示す。第2の実施形態では、印
刷ジョブはプリントサーバ16を介して、本例では2台
のプリンタ3A、3Bで印刷される構成になっており、
分散印刷制御はプリントサーバ16内で行われる。ま
た、印刷ジョブのビットマップ展開は各々のプリンタ3
A、3B内部でのみ可能であるものとする。
【0038】図4において、第1の実施形態と同一のも
のは同じ符号で示している。PC1のスプーラ15はプ
リントサーバ16に対応する。また、プリントサーバ1
6は、動作を管理するオペレーティングシステム17、
プリンタコマンドデータを処理して分散ジョブを生成す
る分散印刷管理プログラム18、プリンタコマンドデー
タおよびページ単位のラスタデータを記憶しておく記憶
装置19などを有している。
【0039】プリンタ3A、3Bは、それぞれの動作の
管理およびプリンタコマンドデータの処理を行うプリン
タコントローラ20A、20B、およびプリンタコマン
ドデータやビットマップ展開されたラスタデータを記憶
しておくデータメモリ22A、22B、およびプリンタ
コントローラからのラスタデータを受けて実際に印刷を
行うプリンタエンジン24A、24Bを有している。
【0040】なお、各装置ともネットワークへの接続
は、実際にはネットワークインタフェースを介して行う
ようになっているが、本実施形態では省略して説明を行
っている。また、本実施形態においては、ラスタデータ
がプリンタデータに対応している。
【0041】PC1において、プリンタドライバ13で
プリンタコマンドデータに展開された印刷ジョブは、指
定された分割パターンと共にスプーラ15を介してプリ
ントサーバ16に送られ、記憶装置19に書き込まれ
る。
【0042】分散印刷管理プログラム18は、記憶装置
19からプリンタコマンドデータを1部数分読み出して
ページ単位に分割し、プリンタ3A、3Bに送信する。
プリンタ3A、3Bでは、それぞれページ単位のプリン
タコマンドデータをデータメモリ22A、22Bに一旦
記憶し、プリンタコントローラ20A、20Bでビット
マップ展開してラスタデータを作成し、プリントサーバ
16に送り返す。
【0043】プリントサーバ16では、分散印刷管理プ
ログラム18が、送り返されてきたラスタデータをペー
ジ単位で記憶装置19に書き込む。1部数分の全ページ
のラスタデータが揃ったら、分散印刷管理プログラム1
8は、記憶装置19から読み出した分割パターンにした
がって、ページ単位のラスタデータを記憶装置19から
読み出して、順次プリンタ3A、3Bに送信して印刷を
行う。
【0044】このように、本実施形態では、リアルタイ
ムで分散ジョブの作成を行うようになっている。なお、
分割パターンの印刷順序に合致する場合には、ビットマ
ップ展開したラスタデータをプリントサーバに送り返す
前に、印刷を実行するようにしてもよい。また、ラスタ
データへの展開は1台のプリンタですべて行うように
し、その間、他のプリンタは別の印刷ジョブを印刷する
ようにすることも可能である。さらに、分割パターンの
指定は、プリントサーバ16上で行えるようにしてもよ
い。
【0045】上記第2の実施形態によれば、プリンタド
ライバが描画コマンド形式のみに対応している場合に
も、ビットマップ展開を最小限に押さえることができ、
分散印刷処理の高速化を図ることができる。
【0046】なお、分散印刷における分割パターンとし
ては、部数単位分割やページ単位分割等の他に、部数分
割とページ分割を組み合わせたパターンも必要となる。
例えば、同一機種のプリンタであっても、機差によって
同一ページを印刷した場合に印刷結果が若干異なる。
【0047】そのため、見た目の統一性が重要視される
特定のページのみ同一プリンタで印刷し、他のページは
部数単位分割で分散印刷を行うような場合が考えられ
る。上記実施形態では、このような場合を含めた任意の
分割パターンに対して対応可能である。
【0048】また、第1の実施形態ではPC上で、第2
の実施形態ではプリントサーバ上で分散印刷制御を行う
ようになっているが、本発明はこのような構成に限定さ
れるものではなく、分散印刷制御を行うのはワーク・ス
テーションやクライアント・サーバシステムのクライア
ントでもよく、アプリケーションからの印刷データを印
刷するシステム上であればどこであっても構わない。
【0049】さらに、第1の実施形態では3台のプリン
タの場合、第2の実施形態では2台のプリンタの場合に
ついて記述しているが、本発明はそれ以上のプリンタの
場合にも適用可能なことは明らかである。
【0050】以上説明したように、これらの実施形態に
よれば、印刷ジョブをページ単位のプリンタデータに展
開して一旦記憶し、その中から割り当てられたページに
対応するプリンタデータを読み出して編集し、プリンタ
各々に対応したプリンタデータをコマンドデータとして
作成して送信することにより、印刷部数や分割パターン
に拘らず、印刷ジョブのプリンタデータへの展開が1部
数分ですむため、分散印刷処理の高速化が可能となる。
【0051】さらに、プリンタデータの形式を、ビット
マップ展開されたラスタ形式データとすることにより、
最も時間のかかるビットマップ展開を繰り返す必要がな
くなる。
【0052】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、印刷ジ
ョブを分割して同一形式のプリンタデータに対応した複
数台のプリンタで分散して印刷を行う場合に、任意の分
割パターンに対して印刷ジョブからプリンタデータへの
展開処理を削減して印刷の高速化を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である分散印刷システ
ムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における分散印刷管理
ドライバの動作手順の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における分散ジョブ作
成の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態である分散印刷システ
ムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナル・コンピュータ 2 ネットワーク 3 プリンタ 8 分散印刷管理ドライバ 13 プリンタドライバ 14、19 記憶装置 16 プリントサーバ 18 分散印刷管理プログラム 20 プリンタコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 松野 順一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH09 HJ06 HL01 HL02 HM07 HN06 HN19 HN20 HQ01 2C087 AB05 AB08 CA05 CB13 2C187 AE11 5B021 AA01 CC05 DD00 EE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブを複数のプリンタごとに分割
    する前に、前記印刷ジョブを一括してプリンタデータに
    変換するデータ展開を行なうことを特徴とする分散印刷
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の分散印刷方法におい
    て、前記データ展開を行なった後、前記プリンタデータ
    を複数のプリンタごとに対応する分散ジョブに編集し、
    その後、前記分散ジョブを前記複数のプリンタごとに送
    信して印刷することを特徴とする分散印刷方法。
  3. 【請求項3】 印刷ジョブを複数のプリンタごとに分割
    する前に、該印刷ジョブをページ単位のプリンタデータ
    に展開して一旦記憶し、該記憶したページ単位のプリン
    タデータの中から、前記複数のプリンタの各々に割り当
    てられたページに対応するプリンタデータを読み出し、
    該読み出したプリンタデータを編集してプリンタごとの
    分散ジョブを作成し、該分散ジョブを前記複数のプリン
    タの各々に送信して印刷することを特徴とする分散印刷
    方法。
  4. 【請求項4】 前記プリンタデータの形式は、ビットマ
    ップ展開されたラスタ形式データであることを特徴とす
    る請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の分散印刷方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちいずれか1項に
    記載の分散印刷方法を採用して、印刷ジョブを複数のプ
    リンタにより分散して印刷することを特徴とする分散印
    刷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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